JPH0126949Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126949Y2 JPH0126949Y2 JP19630482U JP19630482U JPH0126949Y2 JP H0126949 Y2 JPH0126949 Y2 JP H0126949Y2 JP 19630482 U JP19630482 U JP 19630482U JP 19630482 U JP19630482 U JP 19630482U JP H0126949 Y2 JPH0126949 Y2 JP H0126949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening
- hose
- wire
- tightened
- force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 5
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ホース(ゴム製または軟質合成樹
脂製のチユーブ状材をも含む。)を、管材、棒杆
材に接続する際に用いられる締付け具に関するも
のである。
脂製のチユーブ状材をも含む。)を、管材、棒杆
材に接続する際に用いられる締付け具に関するも
のである。
従来よりホースバンドとも呼ばれるこの種締付
け具の一般的技術課題は、主に次の項目があげら
れる。
け具の一般的技術課題は、主に次の項目があげら
れる。
(イ) 取り扱い、使用が簡単であること。
(ロ) ホースの円周方向全面に亘つて一様に高い緊
締力をもつて締付けうること。
締力をもつて締付けうること。
(ハ) ホース自体の永久歪みによる小径変化に追従
して締付け保持しうること。
して締付け保持しうること。
本考案は、上記締付け具における技術的課題に
鑑みて案出されたものであつて、その目的とする
ところは、ホースに対する緊締能力の良化向上を
図るとともに、取扱い・使用を簡単にして長期間
有効に機能しうる締付け具を提供することであ
る。
鑑みて案出されたものであつて、その目的とする
ところは、ホースに対する緊締能力の良化向上を
図るとともに、取扱い・使用を簡単にして長期間
有効に機能しうる締付け具を提供することであ
る。
本考案は、ばね締め形式に基いて高い緊締力
と、内部に保有する弾性力とを以て一様な圧力分
布のもとで強固に締付け保持し得るようになした
締付け具である。以下、本考案をその具体化した
実施例に基いて説明する。
と、内部に保有する弾性力とを以て一様な圧力分
布のもとで強固に締付け保持し得るようになした
締付け具である。以下、本考案をその具体化した
実施例に基いて説明する。
本例締付け具1は緊締ワイヤー2と該ワイヤー
2の両端を連結するための連結金具3とより形成
されている。そして、緊締ワイヤー2はぼね質材
よりなる金属製ワイヤーを適当な振幅をもつ連続
の波状に形成したものであり、その両端には鉤状
のフツク4,4がそれぞれ形成されている。一
方、連結金具3は金属製の板材を、所定の開口幅
をもつて下向き略コの字状に折り曲げ形成したも
のである。また、その両側板3a,3aの下縁寄
りにはそれぞれ小孔5,5が貫通されていて、緊
締ワイヤー2の両フツク4,4がそれぞれ取り外
し可能に掛着される。しかして緊締ワイヤー2は
環状体とされ、さらにこの環状体(緊締ワイヤー
2)はその自由状態において、締付け対象となる
ホースHの外径より適宜小径となるように設定さ
れている。
2の両端を連結するための連結金具3とより形成
されている。そして、緊締ワイヤー2はぼね質材
よりなる金属製ワイヤーを適当な振幅をもつ連続
の波状に形成したものであり、その両端には鉤状
のフツク4,4がそれぞれ形成されている。一
方、連結金具3は金属製の板材を、所定の開口幅
をもつて下向き略コの字状に折り曲げ形成したも
のである。また、その両側板3a,3aの下縁寄
りにはそれぞれ小孔5,5が貫通されていて、緊
締ワイヤー2の両フツク4,4がそれぞれ取り外
し可能に掛着される。しかして緊締ワイヤー2は
環状体とされ、さらにこの環状体(緊締ワイヤー
2)はその自由状態において、締付け対象となる
ホースHの外径より適宜小径となるように設定さ
れている。
さて、連結金具3の両側板3aの下部は、ホー
スHの締付け時において内向きにかしめられるこ
とにより強制変形される。この際に、ホースHに
対して所要の緊締力が得られるように、両側板3
a,3a間には所定の「締付け代」(第1図に示
すW寸法)が設定されている。さらに、両側板3
a,3aのかしめ時において側板3a下部のみが
相互に接触されるように、換言すれば上板3bお
よびその周辺部分の変形が抑制されるように、上
板3bには、側板3a相互がかしめられる方向に
沿つてビード6が形成されている。
スHの締付け時において内向きにかしめられるこ
とにより強制変形される。この際に、ホースHに
対して所要の緊締力が得られるように、両側板3
a,3a間には所定の「締付け代」(第1図に示
すW寸法)が設定されている。さらに、両側板3
a,3aのかしめ時において側板3a下部のみが
相互に接触されるように、換言すれば上板3bお
よびその周辺部分の変形が抑制されるように、上
板3bには、側板3a相互がかしめられる方向に
沿つてビード6が形成されている。
次に、本例締付け具1を用いたホースHの締付
け作業例を説明する。
け作業例を説明する。
ホースHをパイプP側へ差込む前に、ホースH
に対し予め締付け具1を仮付けしておく。即ち、
緊締ワイヤー2を適宜拡開させてホースHの口部
に嵌挿し、この下でパイプP側へ差込む。この状
態において、緊締ワイヤー2は、若干低い締付け
力ではあるが、自らの弾性力をもつてホースHを
保持している。
に対し予め締付け具1を仮付けしておく。即ち、
緊締ワイヤー2を適宜拡開させてホースHの口部
に嵌挿し、この下でパイプP側へ差込む。この状
態において、緊締ワイヤー2は、若干低い締付け
力ではあるが、自らの弾性力をもつてホースHを
保持している。
次いで、ペンチ等のかしめ工具により、連結金
具3の両側板3a,3aを、その下部相互が接触
されるまでかしめてやる(第3図参照)。このか
しめ作業により、緊締ワイヤー2は連結金具3に
設定された所定の「締め付け代」分だけ、ホース
Hをさらに引き締めるため、ホースHは強い緊締
力をもつて締付けられる。
具3の両側板3a,3aを、その下部相互が接触
されるまでかしめてやる(第3図参照)。このか
しめ作業により、緊締ワイヤー2は連結金具3に
設定された所定の「締め付け代」分だけ、ホース
Hをさらに引き締めるため、ホースHは強い緊締
力をもつて締付けられる。
ここで、緊締ワイヤー2によるホースHの締付
け状況を考察すると、緊締ワイヤー2はホースH
への嵌込みおよびその後の連結金具3のかしめに
伴う引き締めによる弾性変形によつて、その内部
には強い弾性力が保有される。即ち、ここで得ら
れた弾性力をもつて、ホースHの口部を強力に保
持するのである。また、緊締ワイヤー2はその設
定された振幅により、ホースHに対しての緊締力
が帯状に面分布される。さらには、ホースHの全
周に亘つて緊締力を付与するため、ホースHをほ
ぼ均一に締付けることができるのである。
け状況を考察すると、緊締ワイヤー2はホースH
への嵌込みおよびその後の連結金具3のかしめに
伴う引き締めによる弾性変形によつて、その内部
には強い弾性力が保有される。即ち、ここで得ら
れた弾性力をもつて、ホースHの口部を強力に保
持するのである。また、緊締ワイヤー2はその設
定された振幅により、ホースHに対しての緊締力
が帯状に面分布される。さらには、ホースHの全
周に亘つて緊締力を付与するため、ホースHをほ
ぼ均一に締付けることができるのである。
斯かる状態では、ホースH口部の被緊締部分に
永久歪による小径変化が生じた場合でも、緊締ワ
イヤー2は弾性により該変化によく追従すること
ができるため、その変化分を有効に吸収して長期
間に亘り良好に緊締保持することができる。
永久歪による小径変化が生じた場合でも、緊締ワ
イヤー2は弾性により該変化によく追従すること
ができるため、その変化分を有効に吸収して長期
間に亘り良好に緊締保持することができる。
なお、締付け具1をホースHへ仮付けする作業
は、パイプPへの差込み作業の前後を問わない。
即ち、ホースHをパイプPへ差込んでから行う場
合には、緊締ワイヤー2の一端側のフツク4の係
合を予め外しておき、ホースHへ巻き付けた後に
再度連結金具3へ掛着すればよい。
は、パイプPへの差込み作業の前後を問わない。
即ち、ホースHをパイプPへ差込んでから行う場
合には、緊締ワイヤー2の一端側のフツク4の係
合を予め外しておき、ホースHへ巻き付けた後に
再度連結金具3へ掛着すればよい。
また、連結金具3に対する緊締ワイヤー2の連
結手段としては、本例の他、第4図のように側板
3aから一体に外方へ折り曲げ形成された筒部3
cへ圧入するような形式等が考慮される。
結手段としては、本例の他、第4図のように側板
3aから一体に外方へ折り曲げ形成された筒部3
cへ圧入するような形式等が考慮される。
以上詳述したように、本考案の締付け具はその
自由状態では締付け対象となるホースより適宜小
径となるように形成されたばね材よりなる緊締ワ
イヤーと、このワイヤーの締付け代として設定さ
れた所定の間隔をおいてワイヤーの両端を連結し
かつ締付けの際の上部側の変形を規制するための
ビードが形成されたコの字状の連結金具とからな
り、前記緊締ワイヤーはホースの外周面に密着し
ホースの軸方向に沿つて連続する波形状に折り曲
げられて長さ方向への弾性変形が許容されている
構成である。そして、以下のような効果を発揮す
るものである。
自由状態では締付け対象となるホースより適宜小
径となるように形成されたばね材よりなる緊締ワ
イヤーと、このワイヤーの締付け代として設定さ
れた所定の間隔をおいてワイヤーの両端を連結し
かつ締付けの際の上部側の変形を規制するための
ビードが形成されたコの字状の連結金具とからな
り、前記緊締ワイヤーはホースの外周面に密着し
ホースの軸方向に沿つて連続する波形状に折り曲
げられて長さ方向への弾性変形が許容されている
構成である。そして、以下のような効果を発揮す
るものである。
(1) 連結金具の強制変形によつてもたらされる緊
締ワイヤーの弾性力をもつてホース全周に亘つ
て一様に締付けることができる。
締ワイヤーの弾性力をもつてホース全周に亘つ
て一様に締付けることができる。
(2) ホースの締付けを、一定幅を有するバンド手
段によらず、ワイヤーによつて行なうようにし
たため、単位面積当りのクランプ力を高めるこ
とができ、よつてホースに対する食込み力を高
くすることができる。
段によらず、ワイヤーによつて行なうようにし
たため、単位面積当りのクランプ力を高めるこ
とができ、よつてホースに対する食込み力を高
くすることができる。
(3) ホースは経時的に劣化し、徐々に小径化して
ゆくため、従来のホース締付け具では緊締力も
徐々に低下してゆくことになつていたが、本考
案の締付け具では緊締ワイヤーの弾性変形によ
り、この変化分を吸収してホースの劣化によく
追従することができるため、長期間良好な緊締
状態が保持される。
ゆくため、従来のホース締付け具では緊締力も
徐々に低下してゆくことになつていたが、本考
案の締付け具では緊締ワイヤーの弾性変形によ
り、この変化分を吸収してホースの劣化によく
追従することができるため、長期間良好な緊締
状態が保持される。
(4) 緊締ワイヤーはその自由状態では締付け対象
となるホースより適宜小径に形成されているた
め、ホースに仮嵌めしたときに自らの弾性力に
よつて締付け予定位置に確実に保持される。こ
のため、本締め作業時において、作業者が締付
け具自体を手で持つていなければならない、と
いつた煩しさがなく、単に連結金具を締付ける
だけで作業が完了することから、円滑な作業を
期待することができる。
となるホースより適宜小径に形成されているた
め、ホースに仮嵌めしたときに自らの弾性力に
よつて締付け予定位置に確実に保持される。こ
のため、本締め作業時において、作業者が締付
け具自体を手で持つていなければならない、と
いつた煩しさがなく、単に連結金具を締付ける
だけで作業が完了することから、円滑な作業を
期待することができる。
(5) 連結金具にはビードを設けてあるため、予め
設定された締付け代が確実に保持される。した
がつて、確実な緊締が可能となる。
設定された締付け代が確実に保持される。した
がつて、確実な緊締が可能となる。
(6) ホースの締付け状態では、僅かに連結金具が
若干突出するのみであり、ホースの締付け部分
の周辺に広いスペースを要せず、例えば自動車
のエンジンルーム内といつた、各種の装置類が
複雑に密集する場所では、特に有効となる。
若干突出するのみであり、ホースの締付け部分
の周辺に広いスペースを要せず、例えば自動車
のエンジンルーム内といつた、各種の装置類が
複雑に密集する場所では、特に有効となる。
第1図は本例締付け具を示す斜視図、第2図は
ホースの締付け状態を示す斜視図、第3図は第2
図のA−A線断面図、第4図は締付け具の別例を
示す斜視図である。 1……締付け具、2……緊締ワイヤー、3……
連結金具。
ホースの締付け状態を示す斜視図、第3図は第2
図のA−A線断面図、第4図は締付け具の別例を
示す斜視図である。 1……締付け具、2……緊締ワイヤー、3……
連結金具。
Claims (1)
- その自由状態では締付け対象となるホースより
適宜小径となるように形成されたばね材よりなる
緊締ワイヤーと、このワイヤーの締付け代として
設定された所定の間隔をおいてワイヤーの両端を
連結しかつ締付けの際の上部側の変形を規制する
ためのビードが形成されたコの字状の連結金具と
からなり、前記緊締ワイヤーはホースの外周面に
密着しホースの軸方向に沿つて連続する波形状に
折り曲げられて長さ方向への弾性変形が許容され
ていることを特徴とするホースの締付け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19630482U JPS59100183U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ホ−スの締付け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19630482U JPS59100183U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ホ−スの締付け具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59100183U JPS59100183U (ja) | 1984-07-06 |
JPH0126949Y2 true JPH0126949Y2 (ja) | 1989-08-11 |
Family
ID=30421237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19630482U Granted JPS59100183U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ホ−スの締付け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59100183U (ja) |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP19630482U patent/JPS59100183U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59100183U (ja) | 1984-07-06 |
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