JPH01266488A - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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Publication number
JPH01266488A
JPH01266488A JP9378388A JP9378388A JPH01266488A JP H01266488 A JPH01266488 A JP H01266488A JP 9378388 A JP9378388 A JP 9378388A JP 9378388 A JP9378388 A JP 9378388A JP H01266488 A JPH01266488 A JP H01266488A
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JP
Japan
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tube
core
side plate
thickness
spring constant
Prior art date
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Application number
JP9378388A
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Inventor
Seiichi Kato
精一 加藤
Toshio Nagara
敏夫 長良
Sumio Susa
澄男 須佐
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01266488A publication Critical patent/JPH01266488A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/053Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
    • F28D1/0535Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、チューブとコルゲートフィンとを交互に積層
し、チューブ内を流れる流体とチューブ間を流れる流体
とを熱交換させる積層型熱交換器に関する。
[従来の技術] 従来、この種の熱交換器のコア部の組付方法として、特
公昭62−45478号公報に示す技術が知られている
この技術は、チューブとコルゲートフィンとを交互に積
層したコア部の両側面に、コア部側に所定量円弧状に膨
ませたサイドプレートを配置し、このサイドプレートの
両端をコアプレー1・によって圧接挟持させる(自己保
持機能)、これにより、サイドプレート自身の弾性力に
よってコア部がその積層方向の寸法が減少する方向に押
圧される。
そして、サイドプレートおよびコアプレートによって支
持されたコア部を炉内にてろう付け、または半田付けし
、熱交換器のコア部を設けるものである。
[発明が解決しようとする課題] デユープ内に流体の圧力が加わった場合(内圧負荷時)
、流体の圧力によってコア部の積層方向の寸法が増大す
る。
このため、チューブおよびコルゲートフィンの薄肉化が
進むと、内圧負荷時にコア部がその積層方向に増大する
量が大きくなる。そして、この内圧負荷時と、デユープ
内に流体の圧力が加わらない内圧無負荷とが繰り返され
ると、チューブやコルゲートフィンの一部に繰り返し応
力が加わり、破損等が発生する可能性を備えていた。つ
まり、デユープおよびコルゲートフィンを薄肉化すると
、コア部の耐久性が劣化する問題点を備えていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、チューブおよびコルゲートフィンの薄肉化を行って
も、内圧負荷時のデユープやコルゲートフィンの変形を
防ぎ、コア部の耐久性の劣化を防ぐ積層型熱交換器の提
供にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、偏平なチューブと
蛇行して曲折されたコルゲートフィンとを交互に積層し
たコア部と、該コア部の積層方向の両側面に当接し、中
間部が前記コア部側に所定量円弧状に膨らんだサイドプ
レートと、前記コア部の各チューブの両端側に装着され
、対抗する前記サイドプレートの端部を挟むコアプレー
トとを具備する積層型熱交換器において、前記チューブ
の板厚が90〜130μm、前記デユープの幅方向の長
さ寸法が14〜16mm、前記チューブの厚みが1.4
〜2.0mm、前記コルゲートフィンの板厚が30〜4
5μ讃、前記コルゲートフィンの山の高さが7〜9II
I11の範囲に設け、前記サイドプレートのばね定数を
10〜16kg/mmに設定したことを技術的手段とす
る。
[作用] 上記構成よりなる本発明は、チューブの板厚が90〜1
30 Hta、チューブの幅方向の長さが14〜16I
III111チユーブの厚みが1.4〜2.0mm、コ
ルゲートフィンの板厚が30〜45μm、コルゲートフ
ィンの山の高さが7〜9開の範囲内で、ばね定数が6k
g/l1lI11より小さいサイドプレートを用いてコ
ア部を組み付けると、サイドプレートがコア部をその積
層方向の寸法が減少する方向へ押圧する押圧力が不足し
、ろう付は時や半田付は時に未接合部分が生じる可能性
がある。また、ばね定数が16kg/amより大きいサ
イドプレートを用いてコア部を組み付けると、サイドプ
レートがコア部をその積層方向の寸法が減少する方向へ
押圧する押圧力が大きすぎ、例えばデユープの平面部に
中凹みが生じるなど、チューブやコルゲートフィンに変
形箇所が生じる可能性がある。
一方、チューブの板厚が90〜130 Bta、チュー
ブの幅方向の長さが14〜16mm、チューブの厚みが
1゜4〜2.0+am+、コルゲートフィンの板厚が3
0〜45μ園、コルゲートフィンの山の高さが7〜9I
l1mの範囲内のコア部を用いた積層型熱交換器は、サ
イドプレートのばね定数が10ko/mmより小さい場
合、チューブ内に流体の圧力が加わる内圧負荷時と、チ
ューブ内に流体の圧力が加わらない内圧無負荷時とが繰
り返されると、チューブやコルゲートフィンがダメージ
を受け、耐久性が劣化してしまう可能性がある。
[発明の効果] 本発明によれば、チューブやコルゲートフィンの薄肉化
(デユープの板厚が90〜130μm、チューブの幅方
向の長さが14〜16mm、チューブの厚みが1.4〜
2.0開、コルゲートフィンの板厚が30〜451、コ
ルゲートフィンの山の高さが7〜9mmの範囲)にとも
ない、サイドプレートのばね定数を適正な範囲(10〜
16ka/1I11)に設定することにより、コア部の
接合時に、未接合部分の発生を防ぐとともにチューブや
コルゲートフィンの変形を防ぎ、且つ、内圧負荷と内圧
無負荷とが繰り返されても耐久性が劣化しない。
[実施例] 次に、本発明の積層型熱交換器を自動車用ラジェータに
適用した実施例に基づき説明する。
第2図は自動車用ラジェータ1を示し、第3図はろう付
けされたコア部2を示す。このコア部2は、チューブ3
とコルゲートフィン4とを交互に積層してなり、デユー
プ3内を流れる自動車用エンジン冷却水と、チューブ3
間を流れる空気とを熱交換させるものである。
チューブ3は、銅、または黄銅などの銅系の合金の条材
を偏平な長円形に形成し、表面にろう材を塗布したもの
で、第1図に示すように、チューブ3の板厚へが90〜
130μm、チューブ3の幅方向の長さ寸法Bが14〜
16mm、チューブ3の厚みCが1.4〜2.0 m1
11、デユープ3の長手方向の長さDが250〜450
順の範囲に設けられる。
コルゲートフィン4は、銅、または黄銅などの銅系の合
金の帯状の条材を波状に幾重にも折り曲げたものである
。折り曲げられる一辺の中間には、高率よく空気と熱交
換されるように、多数の切り込みが形成されている。こ
のコルゲートフィン4は、第1図に示すように、コルゲ
ートフィン4の板厚Eが30〜45μm、コルゲートフ
ィン4の山の高さFが7〜91111、コルゲートフィ
ン4の有効切長く折り曲げられたフィンの一辺の切り込
みの長さ)Gが4〜7+1111、コルゲートフィン4
の山の数(図示しない)が70〜200の範囲に設けら
れる。
なお、コア部2の積層方向(第3図の上下方向)の長さ
Hは、290〜aoo i+mの範囲である。
コア部2は、偏平チューブ3とコルゲートフィン4との
積層後、コア部2の積層方向の両側面に当接するサイド
プレート5と、コア部2の各チューブ3の両端に装着さ
れ、対抗するサイドプレート5の端部を挟むコアプレー
ト6とによって保持されるとともに、炉内でろう付けさ
れる。
サイドプレート5は、表面にろう材が塗布されたばね定
数■が10〜16ka/uの金属製で、例えば鉄製より
なる。このサイドプレート5は、コルゲートフィン4と
当接する面とは反対側に、調性を増すべく補強フランジ
7を形成する断面略コ字形を呈する。また、サイドプレ
ー1−5は、第4図に示すように、自由状態では、中間
部が両端より所定量(例えばll1lll)537部2
側へ円弧状に膨らんでいる。
また、サイドプレート5のフランジ7の両端は、第5図
に示すように、一番低い所でもサイドプレート5の板厚
の2倍以上の高さLのリブ8とされる。つまり、サイド
プレート5は、周囲がすべてフランジ7とリブ8とによ
って囲まれる。
コアプレート6は、各偏平チューブ3の各端部を挿通す
る挿通穴9を備え、偏平チューブ3とコルゲートフィン
4とを積層した後、コアプレート6の挿通穴9に各偏平
チューブ3の端部が圧入され、ろう付は後偏平チューブ
3とコアプレート6との問が液密に保たれる。そして、
このコアプレート6は、コア部2のろう付は後、第7図
に示すように、タンク10をそれぞれ固定するもので、
−方のタンク10へ冷却水を供給し、そのタンク10よ
り冷却水を偏平チューブ3内へ流し、他方のタンク10
で偏平チューブ3を通過した冷却水を集合させて取り出
すようになっている。
また、コアプレート6の両端には、第1図および第7図
に示すように、コア部2側へ突出した突起11が形成さ
れている。この突起11は、対抗するサイドプレート5
の端部を挟み、サイドプレート5の内側への膨らみによ
ってコア部2をその積層方向の寸法が減少する方向に押
圧するとともに、サイドプレート5の固定を行うもので
ある。
次にコア部2の組み付けを工程厘に説明する。
コア部2の組み付けは、図示しない組み付は機械によっ
て行われる。まず始めに、一方のサイドプレート5を、
その膨らみ方向が次に組み付けられるコルゲートフィン
4側へ向くように配設される。続いて、コルゲートフィ
ン4とチューブ3とを交互に所定数積層し、最後にコル
ゲートフィン4が端となった状態でコルゲートフィン4
とチューブ3との積層を終了する0次に、他方のサイド
プレート5を、その膨らみ方向がコルゲートフィン4側
へ向くように配置する。これにより、コア部2およびサ
イドプレート5の組付を終了する。
この時の状態を第6図に示すとともに、この時のコア部
2に掛かる荷重と、コア部2の積層方向の位置との関係
を第8図の点(イ)に示す。
続いて、上記のごとく組み付けられたコア部2およびサ
イドプレート5の両端を、コアプレート6によって固定
する。この固定は、まずコア部2およびサイドプレート
5を、その積層方向の幅が所定量となるように図示しな
い治具によって押圧する。続いて、コアプレート6をコ
ア部2の各チューブ3の両端に装着する。この時、コア
プレート6の各挿通穴9内に各チューブ3の端部を圧入
する。そして、コアプレート6の両端の突起11により
、サイドプレート5の対抗する端部を挟む。
これにより、コア部2は、両側のサイドプレート5によ
って、コア部2の積層方向の寸法を縮められる荷重を受
ける。この結果、コア部2は、治具を用いることなく、
サイドプレート5とコアプレート6とにより自己保持さ
れる。この時の状態を第7図に示すとともに、この時の
コア部2に掛がる荷重と、コア部2の積層方向の位置と
の関係を第8図の点(ロ)に示す。
第8図の(イ)と(ロ)を結ぶ線は、チューブ3のばね
定数に1、コルゲートフィン4のばね定数に2.および
チューブ3とコルゲートフィン4との積層段数nによっ
て決められるコア組み特性Kを示す。なお、チューブ3
のばね定数に1は、チューブ3の板厚A、チューブ3の
幅方向の長さ寸法B、チューブ3の厚みC、チューブ3
の長手方向の長さDによって決定される。同様にコルゲ
ートフィン4のばね定数に2は、コルゲートフィン4の
板厚E、コルゲートフィン4の山の高さF、コルゲート
フィン4の有効切長G、コルゲートフィン4の山の数に
よって決められる。チューブ3とコルゲートフィン4と
の積層段数nは、コア部2の積層方向の長さH内におけ
るチューブ3の数によって決められる。そして、コア組
み特性には、K = 1/((n+1 )/に2+(n
/に1))の式によって与えられる。
一方サイドプレート5は、コア部2側へ膨らむことによ
り、膨らまない場合の積層方向の位置(第8図の点(ハ
)に示す位置)より初期反りが与えられた点(ニ)に示
す位置に向けてコア部2を押圧する。
つまり、上記の工程で組み付けられたコア部2は、第8
図の点(ニ)を通るサイドプレート5のばね定数(ばね
特性)■と、コア組み特性にとの交点(ロ)の状態で組
付が完了する。
上記の工程で組み付けられたコア部2は、固定用の治具
を用いることなくサイドプレート5およびコアプレート
6で自己保持された状態で、ベルトコンベア等により炉
内へ搬送される。そして、炉内で、チューブ3およびサ
イドプレート5の表面に塗布されたろう材の融点温度以
上で加熱され、ろう材を溶かし、チューブ3、コルゲー
トフィン4、サイドプレート5、コアプレート6のろう
付けを行う、そして、チューブ3およびサイドプレート
5のろう材が溶け、デユープ3の母材とコルゲートフィ
ン4とが接触し、コア部2の積層方向の寸法、および荷
重は、ばね定数Iに沿って変位する。そして、点(ホ)
の位置でコア焼きが完了する。この時の状態を第3図に
示す。
サイドプレート5は、あらかじめ円弧状に形成され、コ
ア部2の組付時にコア部2の押圧力によって直線状に押
し拡げられているため、サイドプレート5にはコア部2
をその積層方向の寸法を減少する方向に押圧する弾性力
が蓄えられている。
したがって、このように、ろう付けによりコア部2の積
層方向の寸法が小さくなっても、その寸法の縮小はサイ
ドプレート5に蓄えられた弾性力によって吸収され、常
時コア部2がサイドプレート5およびコアプレート6に
よって自己保持される。
一方、サイドプレート5の押圧力によって、コア部2に
過大な荷重が加わると、チューブ3の平面部が中凹みし
たり、コルゲートフィン4が座屈しなりする。このため
、コア部2へ加える荷重には、上限(第8図の一点鎖線
(へ))がある。
また逆に、サイドプレート5の押圧力が弱いと、コア部
2に掛かる荷重が小さくなり、チューブ3とコルゲート
フィン4とのろう付けに、未接着箇所が生じてしまう。
このため、コア部2へ加える荷重にも下限(第8図の一
点鎖線(ト))がある。
上記により、サイドプレート5の適正なばね定数Iは、
コア組み特性にと一点鎖線(へ)との交点(チ)と点(
ニ)とを結ぶ直線(す)と、コア組み特性にと一点鎖線
(ト)との交点(ヌ)と点(ニ)とを結ぶ直線(ル)と
の間となる。
以上の考えに基づき、チューブ3の板厚へが90〜13
0μm、チューブ3の幅方向の長さ寸法Bが14〜16
IIIIll、チューブ3の厚みCが1.4〜2.On
、チューブ3の長手方向の、長さDが250〜450 
mm、コルゲート・フィン4の板厚Eが30〜45μm
、コルゲートフィン4の山の高さFが7〜9關、コルゲ
ートフィン4の有効切長Gが4〜711m、コルゲート
フィン4の山の数が70〜200、コア部2の積層方向
の長さHが290〜800 n+n+の範囲のコア部2
 (以下、本発明の範囲が含まれるコア部2)について
、サイドプレート5の適正なばね定数Iを求めると、6
〜16ko/uとなる。
一方、コア部2のろう付は後、タンク10が取り付けら
れたラジェータ1に、冷却水を供給すると、第9図のα
に示すように、冷却水の供給圧によりコア部2がその積
層方向の寸法が増大するように働く、このコア部2へ流
体の圧力が加わる内圧負荷と、コア部2へ流体の圧力が
加わらない内圧無負荷ととが繰り返されると、コア部2
の積層方向。
の伸縮が行われ、コア部2のチューブ3およびコルゲー
トフィン4にダメージが与えられる。ここで、サイドプ
レート5のばね定数を適正な値とすることにより、内圧
付加時に、コア部2がその積層方向の寸法が増大する量
が減少し、チューブ3およびコルゲートフィン4の受け
るダメージを小さく押さえることができる。
そこで、本発明の範囲が含まれるコア部2は、内圧付加
(コア部2の供給圧を1 、8ka/cm”とする)と
、内圧無付加(コア部2の供給圧をOkg/co+2と
する)とを繰り返し、繰り返し回数が0.7万回以十、
を保証するサイドプレート5のばね定数Iを求めると、
ばね定数Iは10ka/l−以上とされる。
以上、実施例に説明するように、コア組み時と車両搭載
時の両方を満足するサイドプレート5の適正なばね定数
Iは、コア部2のろう付は時に適正なサイドプレート5
のばね定数I(6〜16ka/−m)と、コア部2の耐
久性能を満足させるサイドプレート5のばね定数I (
10kg/al1以上)との両方を満足させる10〜1
6kg/ms+とされる。
上記実施例に示すように、本発明の範囲が含まれるコア
部2は、デユープ3やコルゲートフィン4を薄肉化して
も、サイドプレート5のばね定数Iを10〜16kl;
l/Ill!lとすることにより、コア部のろう付は時
に、未接合部分の発生を防ぐとともにチューブ3やコル
ゲートフィン4の変形を防ぐことができる。また、内圧
負荷と内圧無負荷とが繰り返されてもコア部2は十分な
耐久性を備え、コア部2の破損等が防がれる。
一方、サイドプレート5の両端は、一番低い所でもサイ
ドプレート5の板厚の2倍以上の高さLのリブ8とされ
る。これは、従来であれば、第10図に示すように、端
部に集中して荷重が掛からないよう端部に向かってフラ
ンジ7の高さを狭くし、端部を板厚βのみとする(第1
0図参照)のが一般であるが、本発明のように、デユー
プ3やコルゲートフィン4が薄肉化されてサイドプレー
ト5のばね定数Iが強化され、内圧負荷と内圧無負荷と
が繰り返されると、板厚βに応力が集中して破損する可
能性がある。このため、本実施例に示すように、サイド
プレート5の両端に、一番低い所でもサイドプレート5
の板厚の2倍以上、の高さLのリブ8を設けることによ
り、内圧負荷と内圧無負荷とが繰り返されても、サイド
プレート5の端部が破損するのを防がれる。
(変形例) サイドプレート5のばね定数Iを設定する際、第11図
に示すように、フランジ7の高さMを調節したり、第1
2図に示すように、フランジ7の厚みNを調節したり、
第13図に示すようにフランジ7を内側あるいは外側へ
折り曲げたり、さらに、第14図に示すように、コルゲ
ートフィンに当接する面の中央に、コルゲートフィンと
当接する面とは反対側に突設する補強リブ12を設ける
などして対処することができる。
チューブ3を偏平な長円形に形成した例を示したが、2
枚の皿状のプレートを接合してチューブ3を設けても良
い、また、この場合、デユープ3の端部にタンク部を形
成させても良い、さらに、2枚の皿状のプレートを接合
してチューブ3を設ける場合、チューブ3の熱交換部を
U字形に形成し、熱交換部の両端のタンク部が隣接する
ように設けても良い。
自動車用ラジェータ1に本発明を適用した例を示したが
、オイルクーラー、温水式ヒーターコア、インタークー
ラー、自動車用以外も含む冷凍サイクルの冷媒凝縮器、
冷媒蒸発器など他の積層型熱交換器に適用することがで
きる。
チューブとコルゲートフィンとを、ろう付けにより接合
した例を示したが、半田など他の接合法により接合して
も良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はチューブおよびコルゲートフィンの各寸法を示
すためのコア部の部分断面図、第2図は内圧無負荷時の
自動車用ラジェータの正面図、第3図はろう付けされた
コア部の正面図、第4図は自由状態を示すサイドプレー
トの側面図、第5図はサイドプレートの斜視図、第6図
はチューブ、コルゲートフィンおよびサイドプレートを
積層した状態を示すコア部の正面図、第7図はチューブ
、コルゲートフィン、サイドプレートおよびコアプレー
トを組み付けたろう付は前のコア部の正面図、第8図は
コア部形成時のコア部積層方向の寸法とコア部の積層方
向にかかる荷重との関係を示すグラフ、第9図は内圧負
荷時の自動車用ラジェータの正面図、第10図は従来の
サイドプレートの斜視図、第11図ないし第14図はサ
イドプレートの断面図である。 図中 1・・・自動車用ラジェータ(積層型熱交換器)2・・
・コア部      3・・・チューブ4・・・コルゲ
ートフィン 5・・・サイドプレート6・・・コアプレ
ート A・・・チューブの板厚 B・・・チューブの幅方向の長さ寸法 C・・・チューブの厚み D・・・チューブの長手方向の長さ E・・・コルゲートフィンの板厚 F・・・コルゲートフィンの山の高さ G・・・コルゲートフィンの有効切長 H・・・コア部の積層方向の長さ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)偏平なチューブと蛇行して曲折されたコルゲートフ
    ィンとを交互に積層したコア部と、該コア部の積層方向
    の両側面に当接し、中間部が前記コア部側に所定量円弧
    状に膨らんだサイドプレートと、前記コア部の各チュー
    ブの両端側に装着され、対抗する前記サイドプレートの
    端部を挟むコアプレートとを具備する積層型熱交換器に
    おいて、前記チューブの板厚が90〜130μm、 前記チューブの幅方向の長さ寸法が14〜16mm、前
    記チューブの厚みが1.4〜2.0mm、前記コルゲー
    トフィンの板厚が30〜45μm、前記コルゲートフィ
    ンの山の高さが7〜9mmの範囲に設け、 前記サイドプレートのばね定数を10〜16kg/mm
    に設定したことを特徴とする積層型熱交換器。
JP9378388A 1988-04-15 1988-04-15 積層型熱交換器 Pending JPH01266488A (ja)

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JP9378388A JPH01266488A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 積層型熱交換器

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JP9378388A JPH01266488A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 積層型熱交換器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014181845A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Denso Corp 熱交換器
WO2015122545A1 (ja) * 2014-02-14 2015-08-20 株式会社ティラド 熱交換器

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