JPH0126628Y2 - - Google Patents

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JPH0126628Y2
JPH0126628Y2 JP4120182U JP4120182U JPH0126628Y2 JP H0126628 Y2 JPH0126628 Y2 JP H0126628Y2 JP 4120182 U JP4120182 U JP 4120182U JP 4120182 U JP4120182 U JP 4120182U JP H0126628 Y2 JPH0126628 Y2 JP H0126628Y2
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JP
Japan
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protrusion
groove
thick
container
container body
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JP4120182U
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JPS58143307U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は卵や総菜などをパツクするのに用いら
れる真空成形容器に関するものである。
[背景技術] 従来この種の容器は第1図に示すように、凹所
1′を有する上蓋2′と凹所3′を有する容器本体
4′を1枚の合成樹脂シートで真空成形し、中央
で折曲してホチキスで止めていた。しかしこの構
造は開くときにホチキスのステープルを取り外し
難く、無理に開こうとすると内容物を破損するお
それがあつた。
その対策として第2図に示すように、上蓋2′
と容器本体4′にそれぞれ係合用凸部6′と係合用
凹部7′を設けて、ホチキスなしで両部分2′およ
び4′を係着するものがあつた。しかしこの構造
は係合用凹凸部に膨出部分Aを必要としていたの
で、成形の際に一旦冷却してから成形品の弾性変
形を利用して型抜きをする必要がある上に、型抜
き装置を必要とし、係合用凹凸を設けないものに
比べ著しくコスト高になるという欠点があつた。
型抜き装置とは細径で型抜き時の摩擦の大きい突
起部の金型を出入自在に形成しておき、冷却後型
抜き前にこの金型の突起部を没入させる装置であ
り、突起部の周面に凹凸部分や膨出部分がある場
合に必要となるものである。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、係合用凹凸部分に
膨出部分を不要とし、それによつて成形時に冷却
を要せず自然落下により高速成形ができるような
真空成形容器の構造を提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案による容器は、厚肉の周壁を有
し椀状の奥部が薄肉となつた長円形の凹溝部と、
該凹溝部の短径よりも直径が大きく且つ薄肉の円
筒部の先端に厚肉のテーパ部を有する突起部との
嵌合により、容器本体と上蓋とを互いに係着自在
とした点に特徴を有するものであり、突起部と凹
溝部に膨出部分を形成せずに係着を可能としたも
のである。
以下本考案を第3図乃至第9図に示した卵容器
の実施例に基づいて詳述する。容器本体4に設け
られた下凹所3と上蓋2に設けられた上凹所1に
より卵Eの収納部が形成されており、容器本体4
と上蓋2とを連結する枢支部5は帯状部8とその
上下縁に形成された上下折曲部8aと8bにより
構成されている。係合用凹凸部は、容器本体4の
凸段部11の上に形成された凹溝部7と、上蓋2
の凸出部9の上に形成された突起部6とで構成さ
れている。このように枢支部および容器全体に厚
みを持たせることによつて、第1図に矢印で示し
たような捩れ力から内容物を保護すると共に、容
器本体と上蓋との間に指を入れることができるよ
うな隙間fを設けて開閉を容易にしているのであ
る。なお14および15は容器の中央部に形成さ
れた嵌合用凹凸である。
係合用凹凸部についてさらに詳述すると、凹溝
部7は開口部の形状が長円形で、厚肉の周壁13
を有し、且つ椀状の奥部12が薄肉に形成された
ものであり、また突起部6は凹溝部7の短径lよ
りも直径dが大きく、且つ薄肉の円筒部10の先
端に厚肉のテーパ部が形成されたものである。こ
の構成の特徴は第7図aに示すように、突起部6
にも凹溝部7にも、通常の凹凸係合に見られる膨
出部分が全く存在しない点にあり、それによつて
成形時に自然落下による型抜きを可能とし、従来
のように一旦冷却してから弾性変形による型抜き
を行なう必要をなくしたものである。
使用の際には、第7図bに示すように、突起部
6を凹溝部7に圧入すると、円筒部10の先端の
テーパ部が一旦は弾性変形して凹溝内に嵌入さ
れ、図示の位置にくると、凹溝部7の薄肉の奥部
12が厚肉のテーパ部に押されて弾性変形するの
で、突起部6は根元部より先端部のほうが凹溝部
7の幅方向に膨出したことになり、凹溝内に係止
されるのである。
本考案による係合用凹凸部は、上述のように厚
肉の円錐形先端部を有する円筒状突起部6を厚肉
の長円形開口部を有する凹溝部7に嵌合させた点
に特徴があり、長円形の開口部が弾性変形するこ
とによつて突起部6の円錐形先端部の嵌入が可能
となるものである。すなわち突起部6と凹溝部7
の厚肉部分がいずれも円形であれば、弾性変形に
よる嵌入が困難となり、また第10図に示すよう
に、凹溝部7を円形にして突起部6の周面に弾性
変形の「逃げ」のための凹凸を設けることによつ
ても、嵌入は可能となるが、この場合には突起部
6の内周面と金型との摩擦が増加するので、前述
の型抜き装置が欠かせないという問題を有する。
本考案は凹溝部7の開口部の形状を長円とするこ
とによつて、これらの諸点を解決し得たものであ
る。
[考案の効果] 以上のように本考案真空成形容器は、厚肉の周
壁を有し椀状の奥部が薄肉となつた長円形の凹溝
部と、凹溝部の短径よりも直径が大きく且つ薄肉
の円筒部の先端に厚肉のテーパ部を有する突起部
との嵌合によつて、容器本体と上蓋とを係着する
という独特の構成を有するものであるから、ホチ
キスなどを要せずに係着できるにもかかわらず係
合用凹凸部には膨出部分がなく、成形時には自然
落下によつて型抜きができ、型抜き装置を必要と
しない上に、従来のように型抜き時に一旦冷却す
る必要がないので高速成形ができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は他の従来例
の断面図、第3図は本考案の実施例の斜視図、第
4図は第3図のX−X断面図、第5図および第6
図は同上の側面図、第7図aは同上の要部断面
図、bはその係合状態を示す断面図、第8図は同
上の要部上面図、第9図は同上の要部斜視図、第
10図は本考案の作用を説明するための断面図で
ある。 2は上蓋、4は容器本体、6は突起部、7は凹
溝部、10は薄肉の円筒部、12は薄肉の奥部、
13は厚肉の周壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚肉の周壁を有し椀状の奥部が薄肉となつた長
    円形の凹溝部と、該凹溝部の短径よりも直径が大
    きく且つ薄肉の円筒部の先端に厚肉のテーパ部を
    有する突起部との嵌合により、容器本体と上蓋と
    を互いに係着自在として成る真空成形容器。
JP4120182U 1982-03-24 1982-03-24 容器 Granted JPS58143307U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4120182U JPS58143307U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4120182U JPS58143307U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58143307U JPS58143307U (ja) 1983-09-27
JPH0126628Y2 true JPH0126628Y2 (ja) 1989-08-09

Family

ID=30052387

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JP4120182U Granted JPS58143307U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 容器

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JP (1) JPS58143307U (ja)

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JPS58143307U (ja) 1983-09-27

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