JPH01264044A - 電話機等の表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は有線通信システムの宅内端末装置又は移動体通
信システムの端末機器において、国際通信時の選択番号
（ダイヤル番号）に含まれる国コード等を利用して、自
動的に対地の日付、曜日。

時刻等を表示することにより、時差に起因するトラブル
等を防止できるようにしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は表示機能付き電話機、ファクシミリ。

自動車電話機等に関する。

通信衛星、海底光ケーブル等の出現により、国際間通信
はダイヤル自動即時接続の時代を迎え極めて身近なもの
となり、その量は膨大なものとなってきている。

しかし、発呼側で相手先の日付１時刻を知ることは極め
てわずられしく、特に不慣れな発呼者にとっては殆ど不
可能に近い。

このため、真夜中に国際電話の呼び出し音で目を覚まさ
れるといったトラブルも増加している。

起呼時又は起呼前の任意の時点で、対地時刻などを自動
的又は簡単な操作により表示することができれば、時差
に起因するトラブルを防止できるのみならず、国際業務
を円滑に遂行でき通信費用の節減をも期待できる。

〔従来の技術〕

従来の電話機においても、単にその電話機が設置されて
いる場所の時刻１日付、曜日１通話時間。

ダイヤル中の電話番号等をＬＣＤ等の表示器に視覚的に
、又は音声合成等の手段により聴覚的に表示するものは
存在する。

又ファクシミリ装置にあっては殆ど総てが、ＬＣＤによ
る上記電話機と同様の時刻表示機能を持っている。

しかし、電話機、ファクシミリともに対地時刻等を自動
的に表示するものはない。

また時計もしくは、時計機能を有する卓上計算機などで
、世界の代表的な主要部市の現地時刻２日付等を表示で
きる通称世界時計なるものもあるが、電話番号の国コー
ド、地域コードで表示する時刻等を選択出来るようにし
たものはない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来、国際通信をしようとするとき、対地時刻等を知る
ためには、不確かな記憶による時差を現在の発呼地の時
刻に暗算で加算又は減算して求めるのがごく普通で、こ
の場合午前午後や、日付の補正が面倒で間違いが多い。

又稀に世界時計と称するものを利用することもあるが、
この種時計に保持しているのは代表的な主要部市のみで
あり、これとても、マニュアル操作で選択しなければな
らなかった。したがって、国際通信をしようとしたとき
にきめ細かく相手先の現地時刻を正確に把握することは
できなかった。

〔問題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理を示すブロック図である。

図中、１はダイヤル用キーボタン、２はマイクロコンピ
ュータ−１３は国コード又は国コード＋地域コードから
、これに対応する対地がどの標準時に屈するか、又この
対地の国名等を検索するテーブル及びアクセスコードか
らアクセス情報を検索するテーブルを格納した記憶素子
、４は液晶表示器等とその駆動回路からなる視覚的表示
装置、５は２からのデータ、制御信号を受けて音声合成
などの手段により聴覚的に情報を出力する音声出力装置
、６はダイヤルボタン等を除く通常の電話機、又はファ
クシミリの一般的な構成要素、７は表示切り換えスイッ
チである。

本発明は上記のハードウェアと２を用いて必要な処理を
実行するためのソフトウェアから構成する。

〔作用〕

１から入力された番号は、−旦２に内蔵されているバッ
ファーに蓄積される、２の中央処理装置は先ず入力され
た最初の３桁（内線発信時は２桁目から４桁目までの３
桁）を検査し、００ビであると国際通信と判断する。続
く４桁の番号を適宜解釈して３を検索し、発呼地と対地
の時差オフセット値及び国名等のデータを得る。

２は内蔵又は外部時計の現在値を基に先に求めたオフセ
ット値を加え、対地時刻等を求める。

５が接続されていてオンフックの状態でキー人力された
場合は、予め定められている時間が経過するか、停止を
指示するまで予め定められたインターバルで休止時間を
とりながら、繰り返し対地時刻等をアナウンスするよう
に２で制御する。

５が接続されていてオフフッタの状態でキー人力された
場合は、相手が応答するまでの間予め定められたインタ
ーバルで休止時間をとりながら現地時刻等をアナウンス
するように２で制御する。

一方表示装置には、先ず相手先現地時刻等のデータを表
示し、７のスイッチが操作されると発呼地時刻等を表示
するように、２はデータの出力など必要とする処理を行
う。

７が装着されていない場合は、２は先ず対地時刻等を表
示し、予め定められているインターバルで、発呼地時刻
等の表示と交互に切り換えるか同時に並行表示する。

以上の視覚的表示についても、オンフックの状態でキー
人力された場合ｉ、予め定められている時間が経過する
か、停止を指示するまで上記の表示を行うように２は制
御する。

又オフフッタ状態でキー人力された場合は、終話するか
オンフックするまでの間、上記の表示を継続するよう２
により制御される。

更に必要があれば終話後通話時間、対地時刻。

発呼地時刻等を聴覚的に表示（アナウンス）するよう２
により制御される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、オフフック状態で国際番号をダイヤル
すれば接続する前に自動的に対地時刻等を知ることがで
きる、対地時刻等が発呼者の意図する時間外であった場
合は接続する前に呼を放棄することもできる。

又オンフック状態で国際番号をダイヤルするとダイヤル
番号を通信網に送出することなく簡単に正確な対地時刻
等を知ることができる。

このことにより時差に起因する国際間通信のトラブルを
防止出来るほか、国際間業務の円滑な遂行を可能とし通
信費を節減することになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示すブロック図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、表示機能を有する電話機等の有線通信宅内端末装置
   、又は自動車電話機等の移動体通信端末装置（以下電話
   機等と言う）に於いて、時計機能を内蔵したマイクロコ
   ンピューターを用い、ダイヤルボタンから入力されるか
   、予め記憶装置に保持されている選択信号（ダイヤル番
   号）中の国コード、又は国コード＋地域コードをキーと
   して、半導体記憶素子等からなるテーブルを検索して求
   めたデータを処理し、対地の日付、曜日、時刻（以下対
   地時刻等と言う）、又は国名、国名＋地域名（以下国名
   等と言う）を表示装置を介する視覚的手段、又は音声出
   力装置を介する聴覚的手段の何れか一方、又は双方の手
   段により表示（アナウンス）することを特徴とする電話
   機等の表示装置。 ２、選択信号の最初の３〜４桁（アクセスコード）をキ
   ーとしＮＴＴ、ＮＣＣの社名等遠距離通話時の経路や自
   動車電話、国際電話等の通話の種別（以下アクセス情報
   と言う）を表示する事を特徴とする請求項１記載の電話
   機等の表示装置。 ３、アクセス情報、通話経過時間（以下通話時間と言う
   ）を同時に付加的に表示、又は切り換え表示することを
   特徴とする請求項１記載の電話機等の表示装置。 ４、国際電話番号をダイヤルすると自動的に対地時刻等
   を表示（アナウンス）し、オフフック状態であれば表示
   （アナウンス）完了後直ちに、又は並行して通信網に対
   して選択信号を送出するよう制御する請求項１記載の電
   話機等の表示装置。 ５、国際電話番号をダイヤルすると自動的に対地時刻等
   を表示（アナウンス）し、オフフック状態であっても予
   め定められた時間待った後、通信網に対して選択信号を
   送出するよう制御する請求項１記載の電話機等の表示装
   置。 ６、国際電話番号をダイヤルすると自動的に対地時刻等
   を表示（アナウンス）し、オフフック状態であっても発
   呼者がスイッチ等を操作して指示するまで通信網に対す
   る選択信号の送出を保留し保留状態のまま予め定められ
   た時間経過すると、オンフック状態とし待機状態に復帰
   するよう制御する請求項１記載の電話機等の表示装置。 ７、対地時刻等と発呼地時刻等を予め定められている時
   間間隔で、交互に表示するようにした請求項１記載の電
   話機等の表示装置。 ８、対地時刻等と発呼地時刻等を視覚的に並行表示する
   ようにした請求項１記載の電話機等の表示装置。 ９、終話時に自動的に通話時間と対地時刻等を聴覚的に
   表示（アナウンス）する請求項１記載の電話機等の表示
   装置。 １０、アクセス情報（例えばＮＴＴ、ＤＤＩ国際、自動
   車等）又は対地国名等又は通話時間を継続的、断続的又
   は周期的に視覚的に表示する請求項１記載の電話機等の
   表示装置。１１、オンフック状態で国際番号をダイヤル
   すると、予め定められている時間を視覚的に表示を継続
   、又はこの間予め定められているインターバルで聴覚的
   に国名等と、対地時刻等を繰り返し表示（アナウンス）
   する請求項１記載の電話機等の表示装置。