JPH01260415A - 眼境用レンズ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、サングラスのためのレンズに関するもので
あり、より詳細には、優れた光学的鮮明さを備え、使用
者の視覚の角度範囲全体にわたって実質的に遮られるこ
となく延在する、高品質の一部レンズに関するものであ
る。この発明のレンズは、周囲の光の遮断を最大にし、
さらにレンズの独特の環状面形状によって、目からレン
ズへの距離を最大にし、一方間時に優れた空気力学的特
性を保持している。

快適さを維持しかつ曇りに抗するための十分な換気を可
能にするのに加え、この発明のレンズはまた、使用者の
頭部の前面および側面にぴったりと合うサングラスの構
成を可能にする。この発明のレンズを利用することによ
って、結果的に得られるロー・プロフィールの眼鏡は特
に、正確な光学的分解能および空気力学的効能を必要と
する競技スキーあるいは自転車レースなどの状況に適す
る。この発明の環状面レンズはまた、レンズが使用者の
頭部の前面および側面にぴったりと適合することを必要
とし、また目とレンズとの間に適切なゆとりを必要とす
る、水中使用のためのアイウェアデザインにおいても有
効に使用されるかもしれない。

今世代特有のアイウェアの系統は、一般に球形あるいは
平面のブランクからカットされた個々のレンズが各々の
目に提供される、１対レンズシステムに始まった。周囲
の光を除去し、その他の改良を球形または平面の１対レ
ンズシステムに加えようとする試みについては、ここに
文献として援用される同時係属米国特許出願第６５，３
４５号に説明されている。

タックルズのアメリカ合衆国特許第４，５１５゜４４８
号に開示されるような、一体の、成型された円錐台レン
ズブランクが開発された。回折勾配は、予め定められた
曲率のレンズを成型することによって最小にされたが、
この一体の円錐台レンズはいくつかの理由のため不十分
なもののままである。

特製のアイウェアにおける次の改良は、レンズが円筒の
壁部分を規定するように、成る軸のまわりに曲線を描き
、−貫してほぼ一定の半径を有する一部レンズを利用す
るものであった。このレンズが同時係属出願である米国
特許第６５．３４５号の主題である。

一部の適用におけるこの円筒状レンズシステムの利点に
もかかわらず、優れた光学的および空気力学的特性を備
え、また周囲の光を遮断し、さらに、快適さを最大にす
るために、ロー・プロフィールと、適切な換気と、目と
レンズとの間の十分な空間とを同時に備える、特製レン
ズが依然として必要とされている。

発明の概要 この発明の一局面に従って、眼鏡を形成するようフレー
ムに載置され、使用者の左目および右目の視野の経路に
延在するようにされた、一体湾曲レンズが提供される。

この発明の一部レンズは２つの実質的に垂直な軸の各々
に沿って湾曲し、概して環状面形状を有するレンズを形
成する。したがって、レンズの基底部からレンズの上部
の中程の水平面に沿って切取られたレンズの断面は、第
１半径寸法Ｒ７によって特徴づけられる弧状の断面形状
を示すであろう。同様に、レンズの垂直断面は、第２半
径寸法Ｒ２によって特徴づけられる円弧形状を示すであ
ろう。Ｒ４は約２インチ（５゜０８ｃｍ）から約４イン
チ（１０，１６ｃｍ）の範囲内にあり、かつＲ２≧１．
１０Ｒ＋であるのが望ましい。

このレンズは眼鏡フレームに取り外し可能なように固定
されるようにされ、眼鏡フレームはフレームを使用者の
頭部において支持するための左右の耳柄を含む。あるい
はレンズは耳柄に直接それのみで取付けられてもよい。

さらに、レンズがさらに使用者の鼻の上に置いて支持さ
れ得るように、レンズには上方に盛り上がった下方端縁
が設けられる。

この発明のレンズのさらなる実施例においては、一体レ
ンズは、重用開口部に対してほぼ相称的に位置する中央
領域と、中央領域のいずれかの側に隣接する１対の末端
領域とを含み、レンズの厚さは、末端領域の少なくとも
１つの領域内のいかなる地点におけるよりも中央領域に
おける方が大きい。Ｒ４によって特徴づけられる水平円
弧に沿ってレンズの中点からおよそ４５°の地点におけ
るレンズの厚さは、中点におけるレンズの厚さの約４０
％から約９９％であるのが最適である。

この発明のさらなる目的、特徴および利点は、添付図面
および前掲の特許請求の範囲とともに考慮される、以下
の好ましい実施例の詳細な説明から明らかとなるであろ
う。

好ましい実施例の詳細な説明 第１図および第２図を参照すると、この発明の一局面に
従って、眼鏡１０を形成するようにフレーム２０に載置
され、使用者の左目および右目の視野の経路に延在する
ようにされた、一体湾曲レンズ１１が提供される。

この発明の一部レンズ１１は、２つのほぼ垂直な軸の各
々に沿って湾曲し、一般に環状面形状のレンズを形成す
る。環状面形状は、上述のスタイルおよび空気力学的利
点を得、また使用者のまつげがその内側表面に接触する
ことのないようレンズ内に十分な余裕を提供する。その
ような接触は、スキーまたは自転車レースのような激し
い活動の間、あるいは使用中曇らせないことが困難なロ
ー・プロフィールの水中ゴーグルに使用する際、重大な
欠点となり得る。

第３図に示されたように、このレンズ１１の曲率は、レ
ンズが側面から側面へと使用者の顔面にぴったりと適合
することを可能にし、したがって太陽および他の強い光
源からの光の遮断を最大にし、一方快適さ、空気力学的
安定性および好ましい美的特性を同時に提供する。この
発明のレンズの一体的局面は、多数のフレーム支持機構
の必要性を除去し、使用者の遮られることのない視野を
向上させる。

レンズの水平の長さしに沿った、すなわち第１の耳柄か
ら第２の耳柄に至る円弧が、第３図および第１４図にＲ
５として示された半径によって規定される第１図のよう
な正両立面図を参照することによって、この発明のレン
ズがうまく説明されるかもしれない。レンズの垂直の拡
がり沿った円弧は半径Ｒ２として示される。図解の目的
のために、より大きな曲率、すなわち実際より短いＲ２
半径を有するものとしてレンズを示す第１５図を参照さ
れたい。この発明の利点を得るためには半径Ｒ３の半径
Ｒ２に対する関係が重要であり、それについては以下に
おいて詳述されるであろう。

レンズ１１は、レンズ１１の眼鏡フレーム２０への載置
により実質的に変更されていない「成型されたままの」
状態の曲率半径Ｒ７を有しているのが最適である。レン
ズの光学的特性は、成型されたままの状態からの偏向に
よって不利な影響を受けることが測定されてきた。たと
えば、湾曲したガラス板部分を提供するために、平らな
シートストックまたは平らな成型されたブランクから切
り取られたレンズを曲げることは本来、レンズの円弧の
長さに沿った半径に微妙な変化を引き起こす。レンズの
光回折特性の変化が結果として生じ、それは歪を誘導す
る。さらに、レンズを曲げることによってまた破壊応力
を生じ得、あるいは他の圧縮や伸張が、レンズの光学的
変質を損ない得る傷を誘発する。

したがって、レンズは所望の形状に予め成型されるのが
好ましい。多様な半径によってこの発明の利点が増加す
るかもしれないが、レンズは、半径Ｒ４が約２．００イ
ンチ（５，０８ｃｍ）から約４．００インチ（１０，１
６ｃｍ）の範囲内、および約２．７５インチ（６，９８
５ｃ　ｍ）から３．５０インチ（８，８９ｃ　ｍ）の範
囲内で成型されることが好ましい。

半径Ｒ２は常に半径Ｒ１より大きいであろう。

好ましくは、Ｒ２は少なくとも１０％Ｒ４を越えるであ
ろうし、より好ましくは、Ｒ２は少なくとも約１５％Ｒ
４を越えるであろう。たとえば、Ｒ２は一般にＲ１の約
１１０％から約４００％の範囲内にあり、さらに好まし
くは、Ｒ２はＲ８の約１５０％−３００％内にある。

前記の半径の寸法は、第４図の半径５７のように、レン
ズの内部の凹表面を規定する円弧への成る軸からの距離
を現わす。この発明のレンズは十分な厚みみを存してい
るので、正確にはたった１つの半径を有するものとして
は規定されない。その代わりに、このレンズは円弧全体
の長さに沿って外側凸表面５４によって規定される円弧
が、レンズの内側凹表面５６によって規定される円弧の
半径５７と異なる半径５５を持つようになる厚みあるい
は奥行き寸法を有する。したがって、レンズが一貫して
、はぼ均一な厚みを有し、かつ軸が一致する実施例にお
いては、外側凸表面の半径は本質的に、内側凹表面の半
径と前述の実施例のレンズの奥行きすなわち厚みとの合
計に等しい。

この発明の別の局面に従って、以下の修正を伴う、実質
的には上述のような一部レンズが提供される。第４図に
図示される、この実施例の水平断面図を参照すると、半
径５５を有する外側凸表面５４と、半径５７を有する内
側凹表面５６との間に規定されるレンズ５２が開示され
る。前述の詳細な実施例との主要な相違点は、末端部５
８および５９の各々におけるレンズ５２の厚みが、２つ
の末端部５８および５９の中間のあらゆる点におけるレ
ンズの平均的な厚みより小さいことである。

さらに、２つの端部５８および５９の中間の少なくとも
１点においてｎ１定されたレンズ５２の厚みは、それら
端部の各々における厚みより大きい。

この発明は、レンズの厚みと、レンズの水平円弧の長さ
に沿った角度位置との間の関係を示す第４図を参照する
ことによって最もよく理解され得る。レンズの円弧の長
さしは、約５．５０インチ（１４，０ｃｍ）からフイン
チ（１７，８ｃｍ）の範囲内にあることが望ましいが、
かなり変化し得るので、基準点は中心線５０および４５
°線５１において任意に選択されるであろう。したがっ
て、中心線５０から基準線５１までの距離が３６０°の
１／８であるので、３インチ（７，６ｃ　ｍ）の半径に
対する基準円弧の長さは、好ましい最少の円弧の長さよ
り少ない約４．フインチ（１１゜９ｃｍ）であり、レン
ズ上の点はこのようにして規定されるであろう。

この発明のテーバ状のレンズの実施例に従って、基準線
５１におけるレンズの厚みは中心線５０における厚みの
約４０％から約９９％であることが望ましい。したがっ
て、たとえば中心線において約０．０６０インチ（０，
１５２ｃｍ）の厚みを有するレンズは、基準線５１にお
いてほぼ０．０２４インチ（０，０６１ｃｍ）から約０
．０５９インチ（０，１５０ｃｍ）の範囲内の厚みを有
し、束端部付近では約０．０２０インチ（０，０５０８
ｃｍ）から約０．０５５インチ（０，１４０ｃｍ）の範
囲内の厚みを有するのが好ましいであろう。中点におけ
るレンズの厚みは、約０．０５０インチ（０，１２７ｃ
ｍ）から約０．０９０インチ（０，２２８６ｃｍ）の範
囲内であることが好ましい。

レンズの厚みは、中心線５０のあたりを中心とする最も
広い領域から各末端部５８および５９付近のより狭い領
域に至るまで、実質的に均一の割合で漸減する。この態
様で、前述のような光学的歪が最小にされる。テーバの
均一な割合とは、レンズ５２の外表面５４を規定する円
弧、およびレンズ５２の内表面５６を規定する円弧の収
斂の結果テーバ形状が得られることを意味シ１、各円弧
は各々実質的に一定の半径５５および５７を有すること
によって特徴づけられる。レンズ表面が実質的に一定の
半径曲線に一致することによって重要な光学的利点が得
られる。

前述のことは、たとえば半径５５を半径５７と等しくシ
、また中点を互いに変位させるといった、様々な方法で
達成されてもよい。また、収斂の幾何学が結果として生
じる限り、半径５５は半径５７より大きくても小さくて
もよい。

レンズの製造においては、当然末端部５８および５９が
形成された後、表面５４および５６を規定する円弧の延
長が収斂する。この実施例に従って作られ、たとえば中
心線の厚みが約０．　０６０インチ（０，１５２ｃ　ｍ
）である環状面レンズにおいて、末端部５８および５９
のいずれかにおける厚みは、一般に約０．０４０インチ
（０，１０１ｃｍ）から０．０５５インチ（０，１４０
ｃｍ）の範囲内にあるであろう。

最後に、レンズ５２の末端部５８および５９に近い部分
は主に周囲の光を遮る働きをし、おそらく使用者の視界
の線の外側にあるので、曲率半径がこの領域において一
定であることはそれほど重大ではない。したがって、レ
ンズには、第、４図における基準線５１と末端部５９と
の間の成る点までのみ均一な割合のテーバ形状が提供さ
れていてもよい。この点の付近から末端部５９まで、レ
ンズ５２には比較的一定の厚み、または異なる割合のテ
ーバ形状が提供されていてもよい。おそらく製造上の見
地からはあまり好ましくないが、この実施例はこの発明
からさらに利点を得ることが可能であろう。

前述の説明はレンズの輪郭に関するものであるが、それ
とは別にその形態が以下に検討されよう。

この発明から利点を得るであろう多くの形状が他にも考
えられ得るが、このレンズの一実施例の形状は第１図お
よび第２図を参照することによって最もよく理解される
かもしれない。

第１の目の板ガラス部分１１ａおよび第２の目の板ガラ
ス部分１１ｂは各々、使用者の左目および右目の直前に
位置し、一体のブリッジ部分１３にともに結合される。

さらに、目の板ガラス部分１１ａの末端部分１１８′は
、たとえば第３図に関連して上に検討されたように、レ
ンズ１１の円弧経路に沿って延び、対応する目の視野の
角度範囲全体に沿って延びるのが好ましい。同様に、目
の板ガラス部分１１ｂの末端部分１１ｂ′は、使用者の
他方の目の視野の角度範囲はぼ全体にわたって延びる。

この態様で、周囲方向から目に接近する光の実質的な量
が、使用者の目に達する前にレンズを通過するであろう
。

周囲の光を遮る目的は、レンズの円弧の長さが約５．５
０　（１４，００ｃｍ）から約７インチ（１７，７８ｃ
ｍ）の範囲内であれば、上記の範囲内の半径を有するレ
ンズにおいて最もよく達成される。レンズの円弧の長さ
は、第１図および第３図に図示されたように、第１の末
端部１１ｃから第２の末端部１１ｄに至るレンズ表面に
沿った長さである。

この発明のレンズの別な局面は、それが効果的に周囲の
光を遮るだけでなく、快適でかつ曇りに抗するのに十分
な換気を許容することである。第１５図を参照すると、
最上縁１１１ｆおよび最下縁１１１ｅは円筒の表面にあ
ることがわかる。このように、環状面レンズは、実質的
に円筒形状の一部レンズに結びついた利点を生じること
ができる。上方枠２０は使用者の額の形に密接に合うレ
ンズ１１を支えるために設けられてよい。これは、たと
えば、自転車乗りの場合に、レンズと使用者の額の間に
下向きの角度で向けられる風を塞ぐ。

さらに、吸収性材料の帯８０が、汗が使用者の目に入る
のを防ぐために、枠２０と額の間に配置されてもよい。

たとえば、第７図および第９図参照のこと。選択的に、
枠はレンズの側縁および／または底縁だけを縁取るか（
図示されず）、または完全にレンズを取り囲むように設
けられてもよい。

第２１図参照。最終的に、耳柄は第２２図のように、全
く縁なしでレンズに直接取付けられてもよい。

同時に、縁１１１ｆおよび１１１ｅ（第１５図）の間に
引かれた架空の割線は、レンズの垂直軸と平行であり、
使用者の顔の後退するプロフィールから離れて上から下
へ距離が徐々に増し、それは円錐台状の湾曲によってほ
ぼ規定される。したがって、換気用ギャップは目の板ガ
ラス部分１１ａおよび１１ｂのそれぞれの下縁１１ｅお
よび１１ｆ　（第１図）と使用者の顔との間に生じる。

これは従来の円錐台状レンズに対して目覚ましい利点で
ある。ここで述べられるような寸法のレンズに対して、
換気用ギャップは、円錐台状システムにおいて対応のギ
ャップがあるなら、それよりほぼ３／１６インチ（０，
４８ｃ　ｍ）から５／１６インチ（０，７９ｃｍ）大き
いであろう。この発明のレンズは、換気における利点を
生じることに加えて、さらに、まつげが触れないように
、目とレンズの間隔を十分にとっているので円筒形レン
ズに対して有利である。

換気用ギャップの寸法も、便宜上、目の板ガラス部分１
１ｂ（第１図）に図示されるように、レンズの高さｄ２
に部分的に依存するであろう。目の板ガラス部分１１ａ
と１１ｂの高さは本質的に同じで、一方に関連する議論
は双方に採用されることが企図されることが理解される
であろう。レンズ１１の上部１１ｆから底縁１１ｅで計
測される、この発明のレンズ１１の高さｄ２は、様々な
機能的および美学的考慮を最適にするために変えられて
もよいが、典型的に約１．７５インチ（４゜４ｃｍ）な
いし３インチ（７，６ｃ　ｍ）の範囲内であり、好まし
くは約２インチ（５，１ｃｍ）と２．７５インチ（７、
Ｑｃｍ）の間である。前に述べたように、２つの目の板
ガラス部分１１ａおよび１１ｂは、連結ブリッジ部分１
３によって一体のレンズとなっている。レンズの上部１
１ｆからブリッジ部分１３の下縁までの距離ｄ、も変化
してよいが、約０．７５インチ（１，９ｃｍ）ないし１
．５インチ（３，８ｃ　ｍ）の範囲内であることが好ま
しい。

第２図を参照すると、この発明のレンズは、第３図に図
示されるような実質的に一定の厚みのレンズか、または
第４図に図示されるようにテーバ状の厚みのレンズであ
ってもよいが、レンズの上縁または板ガラス１１に沿っ
て延びこれを制限する上方フレーム２０が設けられても
よい。枠２０は、各自の板ガラス部分１１ａと１１ｂの
すぐ上に形成された切込みのある領域２１および２２の
間の領域に沿ってレンズ１１の上縁を制限するのが好ま
しい。この枠は、比較的しっかりした成型されたプラス
チック材料からなるので有利であり、“それは透明かま
たは様々な色のいずれかに染められていてもよい。

上方フレーム２０はレンズ１１の上縁に除去可能に取付
けられるように示されている。この目的のために、スロ
ット２３がフレーム２０の底から上向きにそこに形成さ
れ、湾曲はレンズの上縁をしっかり、しかし着脱可能に
受けられるように、レンズの湾曲に大体合うようになっ
ている。スロット２３の湾曲は、くい違いを生じガラス
板部分をしっかり挾むためにレンズの成型されたＲ７湾
曲とわずかに異なってもよく、それがそのとき枠と弾性
をもって協働し、板ガラス部分をほんのわずかに変型し
摩擦を大きくする。第１３図を参照。

第１図および第２図に示すように、レンズの上縁はわず
かに上向きの凸面を有するように示されていることを留
意すること。

板ガラス部分１１とそれぞれの端部で一体になり、切り
込みのある領域２１および２２上に延びる１つあるいは
それ以上の中子６０のような締手段が、板ガラス部分を
適所に保持するのを助けるために、スロット２３の両側
におけるフレームの第８図に示される６１のような対応
の浅い凹部内に嵌まる。

上方枠は２４および２５において拡大された端部端子を
有し、それらの部分は切り込まれた領域２１および２２
に延びる。さらに、端子２４および２５は、使用者の耳
の後方に延びるようにされた２本の柄または腕２６およ
び２７に着脱可能に付けられている。第６図および第７
図参照。取付けは、たとえば、第６ａ図に図示されるよ
うに、上方枠２０と一体のトラニオン２８あるいは舌片
２８ａおよび柄と一体であるフランジ７０のベアリング
または開口６９によってなされてもよい。

これらの要素は、成型され弾性のあるプラスチック構造
で、しっかりと相互に嵌まり合うように設計され、使用
者の安全のために、衝撃のときには強制的な「離脱」を
許容するようにされていてもよい。柄２６および２７は
２９で使用者の耳に引掛けられるが、これも成型された
プラスチック材料からなっていてもよい。

板ガラス部分の上方へ曲げられた下縁３１を制限する（
第１図参照）鼻当て３０が、第６図ないし第１０図から
第１２図に示されているように設けられていてもよい。

これは鼻当てには板ガラス部分の縁３１に沿って位置決
めされるように横に離れて置かれた端子３２および３３
が設けられている。鼻当ては、板ガラス部分の縁３１と
整合する関係で、互いに向かって漸減する上方に延びる
部分３０ａを有する。上方画部分３０ｂは部分３０ａと
相互に接続する。鼻当ては、板ガラス部分１１の上方に
曲げられた下縁３１と着脱可能に嵌まるように、逆さま
Ｖまたは鼻当ての波形長さに沿って延びるようにそこに
形成されたスロットを有する。

第１９図および第２０図は、互いに向かって漸減するフ
ランジ３０ａを有する断面チャネル形状の鼻当て３０を
示す。フランジは第１９図に示すように板ガラス部分を
受入れるように間隔を置かれており、これらの要素の着
脱可能なグリップまたは保持を提供する。

鼻当て３０は、材料が湿ったときに増す滑り摩擦係数を
有する比較的軟らかいエラストマ材料を含んでいること
が好ましい。このような材料は親水性であることが好ま
しく、使用者が汗をかくかスキーの間に湿気と遭遇する
ときに、使用者の上部鼻の領域上の適所に鼻当てを保持
する傾向がある。また、好ましい材料は快適さのために
軟らかい。このような材料の１つに、シェル・オイル・
カンパニーの製品であるクロトン・ジー（ＫＲＯＴＯＮ
　　Ｇ）がある。

第１０図ないし第１２図は、鼻当て３０に接続され、使
用者の鼻の両側で曲がりぴったり合うようにされている
エラストマのパッド７０が提供されているのが示されて
いる。■形状のエラストマのコネクタ７１はパッドを強
化するためにそれに接続され、パッドの湾曲に対してし
なやかに抗する。コネクタ７１は３０ｂにおいて鼻当て
の湾曲と平行であり、それらは、曇りに抗するために、
板ガラス部分１１のブリッジ部分１３の後ろ側に空気を
通すために、その間に換気スロット７３を規定する。

鼻当て３０と付属のパッド７０は比較的下方に除去され
てもよく、使用者の要求に合うように、異なる寸法、形
、色を有する選択された代替物と取替えられてもよい。

上方枠は板ガラス部分から簡単に上方へ取り除くことが
でき、異なる寸法または色の枠と取替えられてもよい。

代わりに、板ガラス部分自体は、異なる、太陽を防ぐ日
除けまたは組成、色などを有する代替物で取替えられて
もよい。したがって、棚または展示において提供されて
いる多数の異なる構成要素から、組立てられたサングラ
スが使用者の要求のあらゆる点において、構成要素に関
し本当に最もよく合い適切であるようにサングラスを組
立ててもよい。

レンズの湾曲のために、腕の上方枠へのヒンジ接続部の
取付は近くで下方へ延びる切込みまたは切込領域２１お
よび２２も、横方向に開いている。

このような上方の切込みは、板ガラス部分の後表面上、
および（板ガラス部分の上方から後ろに突き出す）上方
枠の下に溜まる湿気を排出することがわかる。この排出
は、使用者（たとえばスキーヤ）の前方への動きの間に
板ガラス部分の前方の切込みへ横方向に向かう空気の呼
吸反応によるものと信じられている。また、板ガラスの
後側部における空気の乱れは、切込みの存在によって減
じられる。したがって、使用者の目は、スキーやウィン
ドサーフィンなどの間も、空気の乱れや湿気からさらに
保護される。

枠２０はまた、発泡パッド片８１の舌片８１ａを受ける
ために、枠の後方側面に張られた第２のスロット８０が
設けられていてもよい（第９図参照）。当て物８１は、
快適さのために使用者の額と係合するようにされており
、それによってサングラスは使用者の鼻の上に可撓性あ
るエストラーマパッド７０によって、およびパッド８０
と使用者の額との係合によって、使用者の顔に向かって
サングラスを強制的に付けている間、サングラスは湾曲
可能に保持されている。

第１７図は、レンズシート１１とは違った態様で構成さ
れた修正されたレンズシート１７１の鼻部分１７０を示
す。それは逆Ｖ形状の下縁および上方に向く肩部１７２
を有し、それは第１０図に見られるように、■形状の鼻
当て３０の下方枠３０の下方端部３２および３３の下方
への変位を妨げるように作用する。レンズシートは２対
の縁を有し、各肩部１７２は各対の縁１７４と１７５間
に延びる。鼻当て３０は上方に押されて適所にあるので
、その脚部３０ａは最終的に互いに外側へパチンと離れ
、各脚部の最下端が肩部１７２と競合する。各脚部は３
０ｄにおけるように、レンズシートの縁の範囲を受ける
ためＩミ溝が掘られている。鼻当てを取り除（ためには
、脚部を互いに押して偏らせ、脚部下方端部が肩部１７
２を飛び越し、鼻当てはそれから下方へ取り除かれる。

この発明は成る好ましい実施例によって説明されたが、
当業者にとって明らかである他の実施例もこの発明の範
囲内である。したがって、この発明の範囲は前述の請求
の範囲によってのみ限定されることが企図される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、平らに置かれた状態の、この発明の一部板ガ
ラス部分の正両立面図である。 第２図は、この発明を組入れるサングラスの正両立面図
である。 第３図は、第１図の実施例を示す、レンズの垂直軸に対
して直角の、第２図の線３−３における断面である。 第４図は、この発明のレンズの別の実施例１．こよる、
第３図に同様の断面図である。 第５図は、成型されたままの状態の、この発明のレンズ
の側面図である。 第６図は、第２図の線６−６における、組立てられたサ
ングラスの側面図である。 第６ａ図は、上部フレームから外された、耳柄の内側面
図である。 第７図は、フレーム、当て物および柄の蝶番構造を示す
、部分平面図である。 第８図は、一体板ガラス部分および上部フレームの中子
インターフィツトを示す、拡大部分断面図である。 第９図は、板ガラス部分および当て物双方のためのフレ
ームスロットを示す、第２図の線９−９において切り取
られた拡大断面である。 第１０図は、使用者の鼻の両側面に係合するエラストマ
製のパッドが接着された鼻当て台の斜視図である。 第１１図は、第１０図の線１１−１１における平面図で
ある。 第１２図は、第１１図の線１２−１２における正面図で
ある。 第１３図は、板ガラス部分および上部フレームのインタ
ーフィツト間の不整合を示す線図である。 第１４図は、図解の目的のために半径Ｒ４より小さい半
径Ｒ２を有する、この発明のレンズの平面図である。 第１５図は、図解の目的のために縮小された半径Ｒ２を
有する、第１４図の線１６−１６における断面である。 第１６図は、第１５図と同様の、しかしながら目の位置
における使用者の顔面への適合を示し、かつ図解の目的
のために縮小されたＲ２を有する、概略図である。 第１７図は、修正されたレンズシートの部分正面図であ
る。 第１８図は、第１７図のレンズシートへの鼻当て台の適
合を示す拡大正面図である。 第１９図は、第１８図の線２０−２０において切り取ら
れた拡大断面である。 第２０図は、第１９図と同様の、しかしながら鼻当て台
を取り外すための、レンズシート端縁からの溝尽き鼻当
て台の内側への牽引を示す図である。 第２１図は、第１４図および第１５図と同様の、しかし
ながらフレーム全体がレンズシートに装着された、レン
ズシートの正面図である。 第２２図は、第１４図および第１５図と同様の、しかし
ながら耳柄が直接レンズシートに接続された、レンズシ
ートの正面図である。 図において、１０は眼鏡、１１はレンズ、１３は連結ブ
リッジ、２０はフレーム・、２１および２２は切込みの
ある領域、２３はスロット、２４および２５は端部端子
、２６および２７は腕または柄、３０は鼻当て、５０は
中央線、５１は基準線、５４は外側凸表面、５６は内側
凹表面、５８および５９は末端部、６０は中子である。

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. （１）眼鏡用のレンズであって、前記レンズはレンズ受
   け部および１対の耳柄を有する眼鏡枠によって、使用者
   が装着するのに適合し、前記レンズは、バイク、スキー
   などのような活動的なスポーツに参加するのに適してお
   り、前記レンズが、上縁および下縁を有する一体レンズ
   を含み、前記下縁が使用者の鼻の上に前記レンズを載置
   するためにそこに形成された鼻当て開口部分を有し、そ
   れにより、眼鏡枠と協働して前記レンズを使用者の頭の
   上に載置し、前記レンズの前記上縁は上から入射する光
   線を妨げるため前記使用者の目の位置より上の上記レン
   ズの表面域を最大にする、一般的に上向きな弓状の形を
   有し、 前記鼻当て開口部分は上端を有し、鼻当ての上端と板ガ
   ラス部分の上縁の離れた距離がｄ＿１として規定され、
   板ガラス部分の上縁と下縁との離れた距離がｄ＿２と規
   定され、ｄ＿１は約３／４インチ（１．９ｃｍ）から１
   −１／２インチ（３．８ｃｍ）の範囲であり、かつｄ＿
   ２は１−３／４インチ（４．４ｃｍ）から２−３／４イ
   ンチ（７．０ｃｍ）の間であり、前記寸法は、活動的な
   スポーツに参加している間、使用者の顔のまわりに十分
   な換気を与える一方で、最適な光線の遮断を与えるレン
   ズであって、 前記レンズは、第１耳柄から第２耳柄の水平方向に第１
   円弧断面形状を有し、そこにおいて前記レンズの円弧の
   長さ（Ｌ）は約５−１／２インチ（１４．０ｃｍ）から
   約７インチ（１７．８ｃｍ）の範囲である、指定された
   半径ｒ＿１を有し、前記レンズは、垂直方向に第２円弧
   断面形状を有し、Ｒ＿２と指定された半径を有し、かつ
   Ｒ＿１＜Ｒ＿２であり、かつ、Ｒ＿１は約２インチ（５
   ．１ｃｍ）から４インチ（１０．２ｃｍ）の範囲である
   前記フレームの前記レンズ受け部分に前記レンズを載置
   するための手段を含む、眼鏡用レンズ。
2. （２）ｄ＿２対Ｌの比率は約０．３０から３．５０の範
   囲内である、請求項１に記載のレンズ。
3. （３）Ｒ＿１は約２．７５インチ（７．０ｃｍ）から３
   ．５インチ（８．９ｃｍ）の範囲内である請求項１に記
   載のレンズ。
4. （４）Ｒ＿２≧１．１０Ｒ＿１である請求項１に記載の
   レンズ。
5. （５）前記水平円弧の長さＬが、前記鼻当て部分に関連
   して、実質的に相対称に配置される中央領域、および前
   記中央領域のどちらかの側に隣接した１対の末端領域を
   含み、前記中央領域の少なくとも一点における前記レン
   ズの厚みが、前記末端領域内の少なくとも１つのいずれ
   の点における厚みより大きい、請求項１に記載のレンズ
   。
6. （６）前記中央領域が前記円弧の長さＬに沿った中点に
   関連して相対称に配置され、かつ前記中点における前記
   レンズの厚みが約０．０５インチ（０．１３ｃｍ）から
   ０．０９インチ（０．２３ｃｍ）の間である、請求項５
   に記載のレンズ。
7. （７）前記円弧の長さＬに沿う前記中点からおよそ４５
   °の点における前記レンズの厚みが、前記中点における
   前記レンズの厚みの約４０％から９９％である、請求項
   ６に記載のレンズ。
8. （８）前記レンズの前記円弧の長さに沿う前記中央から
   約４５°の点における前記レンズの厚さが、前記中点に
   おける前記レンズの厚さの約７５％から９８％である、
   請求項６に記載のレンズ。
9. （９）前記中点における前記レンズの厚さが、約０．０
   ６インチ（０．１５ｃｍ）から約０．０７０インチ（０
   ．１８ｃｍ）の間であり、かつ、前記末端領域のそれぞ
   れにおける前記レンズの厚さが約０．０４０インチ（０
   ．１０ｃｍ）から約０．０５０インチ（０．１３ｃｍ）
   の間である、請求項５に記載のレンズ。
10. （１０）バイク、スキーなどの活動的なスポーツ参加に
    適する眼鏡用のレンズであって、前記レンズが、 上縁および下縁を有する単一ガラス一体レンズを含み、
    前記下縁は使用者の鼻の上に前記レンズを載置するため
    にそこに形成された鼻当て開口部分を有し、 前記鼻当て開口は上端を有し、鼻当ての上端とレンズの
    下縁との離れた距離がｄ＿１と規定され、かつレンズの
    上縁および下縁の離れた距離がｄ＿２と規定され、ｄ＿
    １は約３／４インチ（１．９ｃｍ）から１−１／２イン
    チ（３．８ｃｍ）の範囲内であり、ｄ＿２はは約１−３
    ／４インチ（４．４ｃｍ）から２−３／４インチ（７．
    ０ｃｍ）の範囲内であり、前記寸法は、活動的なスポー
    ツに参加している間、使用者の顔のまわりに十分な換気
    を与える一方で最適な光線の遮断を与え、 前記レンズは、円弧水平断面計上を有し、前記レンズの
    円弧の長さ（Ｌ）が約５−１／２インチ（１４．０ｃｍ
    ）から７インチ（１７．８ｃｍ）の範囲内であり、かつ
    前記弓弧の半径がＲ＿１と規定され、 前記レンズはＲ＿１が約３インチ（７．６ｃｍ）から４
    インチ（１０．２ｃｍ）の範囲内で、Ｒ＿２として規定
    される半径を有する円弧垂直断面形状を有する、眼鏡用
    のレンズ。
11. （１１）バイク、スキーなどの活動的なスポーツ参加に
    適する眼鏡用のレンズであって、前記レンズは、 上縁および下縁を有する単一板ガラス一体レンズを含み
    、前記下縁が使用者の鼻の上に前記レンズを載置するた
    めにそこに形成された鼻当て開口部分を有し、 前記レンズは半径Ｒ＿１の水平平面に沿って円弧断面形
    状を有し、 前記レンズは半径Ｒ＿２の垂直平面に沿って円弧断面形
    状を有し、Ｒ＿１は約２インチ（５．１ｃｍ）から４イ
    ンチ（１０．２ｃｍ）の範囲にあり、かつ、Ｒ＿２≧１
    ．１０Ｒ＿１である、眼鏡用のレンズ。
12. （１２）前記水平平面に沿った前記レンズの円弧断面形
    状は中央領域、１対の隣接している末端領域を含み、前
    記末端領域における前記レンズの厚さは前記中央領域に
    おける前記レンズの平均的厚さより小さい、請求項１１
    に記載のレンズ。
13. （１３）前記中央領域の中点における前記レンズの厚さ
    は、実質的に均等に、前記末端領域における減少された
    厚さに漸減していく、請求項１２に記載のレンズ。