JPH01259584A - 磁気抵抗効果素子 - Google Patents
磁気抵抗効果素子Info
- Publication number
- JPH01259584A JPH01259584A JP63087857A JP8785788A JPH01259584A JP H01259584 A JPH01259584 A JP H01259584A JP 63087857 A JP63087857 A JP 63087857A JP 8785788 A JP8785788 A JP 8785788A JP H01259584 A JPH01259584 A JP H01259584A
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- JP
- Japan
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- magnetoresistive element
- thin film
- substrate
- magnetic field
- conductive thin
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- Pending
Links
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Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、主にモータのような回転体の回転速度を検
出する場合に、磁気検出用センサとして使用される磁気
抵抗素子に関する。
出する場合に、磁気検出用センサとして使用される磁気
抵抗素子に関する。
(ロ)従来の技術
第3図は磁気抵抗素子の動作を示す説明図であり、磁気
抵抗効果を有する薄膜1に信号磁界Os igが直交方
向に作用した場合、薄膜!中の磁化Xtの方向が角度θ
だけ変化し、これに伴って端子2゜3開の電気抵抗が一
般的に2〜5%低下する。従って、磁気抵抗素子に印加
される磁界Hs igに対する端子2.3間の抵抗変化
は、第4図に示すようにヒステリシス特性を有する。こ
のヒステリシス特性はバイアス磁界Hbiasを印加す
ることにより抑制することができるので、従来の磁気抵
抗素子においては、第5図に示すように基板4の上に強
磁性体からなる磁気抵抗効果エレメント5を形成して端
子6,7.8を設けると共に、基板4の裏面にバイアス
用永久磁石9を貼り付けている。
抵抗効果を有する薄膜1に信号磁界Os igが直交方
向に作用した場合、薄膜!中の磁化Xtの方向が角度θ
だけ変化し、これに伴って端子2゜3開の電気抵抗が一
般的に2〜5%低下する。従って、磁気抵抗素子に印加
される磁界Hs igに対する端子2.3間の抵抗変化
は、第4図に示すようにヒステリシス特性を有する。こ
のヒステリシス特性はバイアス磁界Hbiasを印加す
ることにより抑制することができるので、従来の磁気抵
抗素子においては、第5図に示すように基板4の上に強
磁性体からなる磁気抵抗効果エレメント5を形成して端
子6,7.8を設けると共に、基板4の裏面にバイアス
用永久磁石9を貼り付けている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しカルながら、従来のこのような磁気抵抗素子において
は、磁気抵抗効果エレメント5に対して一定方向にバイ
アス磁界をかけなければならないため、バイアス用永久
磁石9を基板5に精度よく貼り付ける必要がある。とこ
ろで、素子間のバイアス磁界強度は、基板4へのバイア
ス用永久磁石9の取付は精度ばかりでなく、バイアス用
永久磁石9の磁力によってもバラつくため、−様な特性
を有する磁気抵抗素子を量産することか難しいという問
題点があった。
は、磁気抵抗効果エレメント5に対して一定方向にバイ
アス磁界をかけなければならないため、バイアス用永久
磁石9を基板5に精度よく貼り付ける必要がある。とこ
ろで、素子間のバイアス磁界強度は、基板4へのバイア
ス用永久磁石9の取付は精度ばかりでなく、バイアス用
永久磁石9の磁力によってもバラつくため、−様な特性
を有する磁気抵抗素子を量産することか難しいという問
題点があった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
電流によ、って発生する磁界を用いてバイアスを印加し
バイアス磁界強度を任意に設定することが可能な磁気抵
抗効果素子を提供するものである。
電流によ、って発生する磁界を用いてバイアスを印加し
バイアス磁界強度を任意に設定することが可能な磁気抵
抗効果素子を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段
この発明は、基板と、基板表面に形成された強磁性体金
属薄膜からなる磁気抵抗効果エレメントと、基板裏面に
形成され所定パターンを有する導体薄膜とからなり、導
体薄膜に通電することによって磁気抵抗効果エレメント
に対する磁気バイアス用の磁界を形成することを特徴と
する磁気抵抗効果素子である。
属薄膜からなる磁気抵抗効果エレメントと、基板裏面に
形成され所定パターンを有する導体薄膜とからなり、導
体薄膜に通電することによって磁気抵抗効果エレメント
に対する磁気バイアス用の磁界を形成することを特徴と
する磁気抵抗効果素子である。
基板にはセラミックが主に使用され、強磁性体金属薄膜
にはNi−Pa、N1−Go等が用いられる。また導体
薄膜は磁気抵抗効果エメレントの電流通電方向に対して
直角もしくは45°に交わる角度に形成されることが好
ましい。
にはNi−Pa、N1−Go等が用いられる。また導体
薄膜は磁気抵抗効果エメレントの電流通電方向に対して
直角もしくは45°に交わる角度に形成されることが好
ましい。
(ホ)作用
導体薄膜イこ電流を通電するとそれによって磁界が発生
し、磁気抵抗効果エレメントに対して磁気バイアスが印
加される。従って、磁気バイアスの程度は、導体薄膜へ
の通11電流の大きさを制御することにより任意に調整
することができるので、磁気抵抗効果素子の製造に際し
て、基板に対する磁気抵抗効果エレメント及び導体薄膜
の位置関係について高い精度が要求されろことがない。
し、磁気抵抗効果エレメントに対して磁気バイアスが印
加される。従って、磁気バイアスの程度は、導体薄膜へ
の通11電流の大きさを制御することにより任意に調整
することができるので、磁気抵抗効果素子の製造に際し
て、基板に対する磁気抵抗効果エレメント及び導体薄膜
の位置関係について高い精度が要求されろことがない。
(へ)実施例
以下、図面に示す実施例に基づいて、この発明を詳述す
る。これによってこの発明が限定されるしのではない。
る。これによってこの発明が限定されるしのではない。
第1図はこの発明の一実施例を示す上面図、第2図は第
1図の底面図である。これらの図において2は厚さ0.
6IIMのセラミック製基板、12は抵抗加熱、電子ビ
ームまたはスパッタリング法によって形成された厚さ0
.05〜0.1μmf)N i −F e膜である。1
2aは磁気抵抗効果エレメント、+2b、+2dはそれ
ぞれ給電端子、12cは信号出力端子である。基板11
の裏面には第2図に示すように磁気抵抗効果エレメント
12の形成方向に対して約45°の方向に導体パターン
13が形成されている。導体パターン!3はメツキまた
は印刷法によって形成された厚さ100μm17)cu
薄膜である。なお、基板11の2つの角はスルーホール
14.15が形成され、端子!2bと端子13a、端子
12dと端子13bがそれぞれ電気的に接続されている
。
1図の底面図である。これらの図において2は厚さ0.
6IIMのセラミック製基板、12は抵抗加熱、電子ビ
ームまたはスパッタリング法によって形成された厚さ0
.05〜0.1μmf)N i −F e膜である。1
2aは磁気抵抗効果エレメント、+2b、+2dはそれ
ぞれ給電端子、12cは信号出力端子である。基板11
の裏面には第2図に示すように磁気抵抗効果エレメント
12の形成方向に対して約45°の方向に導体パターン
13が形成されている。導体パターン!3はメツキまた
は印刷法によって形成された厚さ100μm17)cu
薄膜である。なお、基板11の2つの角はスルーホール
14.15が形成され、端子!2bと端子13a、端子
12dと端子13bがそれぞれ電気的に接続されている
。
このような構成において、端子12bと端子12dに電
圧が印加されると、磁気抵抗効果エレメント部12aに
電流か流れると共に、裏面の導体パターン!3にも電流
が流れる。導体パターン13の抵抗は磁気抵抗効果エレ
メント部12aの抵抗に比べ約1/10に設定されてい
るため、導体パターン13に大電流が流れる。導体パタ
ーン13に流れる電流によって磁界が発生し、その磁界
が磁気抵抗効果エレメント部12aに磁気バイアスを与
える。従って、このように構成した磁気抵抗効果素子を
磁気センサとして使用すると、そのヒステリシス特性を
充分に抑制することが可能となる。
圧が印加されると、磁気抵抗効果エレメント部12aに
電流か流れると共に、裏面の導体パターン!3にも電流
が流れる。導体パターン13の抵抗は磁気抵抗効果エレ
メント部12aの抵抗に比べ約1/10に設定されてい
るため、導体パターン13に大電流が流れる。導体パタ
ーン13に流れる電流によって磁界が発生し、その磁界
が磁気抵抗効果エレメント部12aに磁気バイアスを与
える。従って、このように構成した磁気抵抗効果素子を
磁気センサとして使用すると、そのヒステリシス特性を
充分に抑制することが可能となる。
(ト)発明の効果
この発明によれば、磁気抵抗効果エレメントを形成した
基板裏面に導体膜を製膜し、その導体に電流を通電する
ことによって磁気抵抗効果エレメントに磁気バイアスを
与えることが可能となる。
基板裏面に導体膜を製膜し、その導体に電流を通電する
ことによって磁気抵抗効果エレメントに磁気バイアスを
与えることが可能となる。
従って、製作上の高い位置精度が不要となり、磁気抵抗
効果素子の製作が簡易化され、量産性が向上する。
効果素子の製作が簡易化され、量産性が向上する。
第1図はこの発明の一実施例を示す上面図、第2図は第
1図の底面図、第3図は磁気抵抗素子の動作原理を示す
説明図、第4図は第3図に示す磁気抵抗素子の磁界と抵
抗変化との関係を示すグラフ、第5図は従来例を示す斜
視図である。 1!・・・・・・基板、12・・・・・・強磁性体金属
薄膜、12a・・・・・・磁気抵抗効果エレメント、1
2b、12d・・・・・・給電端子、12c・・・・・
・信号出力端子、 13・・・・・−導体パターン、 13a、13b・・・・・・給電端子、14.15・・
・・・・スルーホール。 51 Σ 42 工
1図の底面図、第3図は磁気抵抗素子の動作原理を示す
説明図、第4図は第3図に示す磁気抵抗素子の磁界と抵
抗変化との関係を示すグラフ、第5図は従来例を示す斜
視図である。 1!・・・・・・基板、12・・・・・・強磁性体金属
薄膜、12a・・・・・・磁気抵抗効果エレメント、1
2b、12d・・・・・・給電端子、12c・・・・・
・信号出力端子、 13・・・・・−導体パターン、 13a、13b・・・・・・給電端子、14.15・・
・・・・スルーホール。 51 Σ 42 工
Claims (1)
- 1、基板と、基板表面に形成された強磁性体金属薄膜か
らなる磁気抵抗効果エレメントと、基板裏面に形成され
所定パターンを有する導体薄膜とからなり、導体薄膜に
通電することによって磁気抵抗効果エレメントに対する
磁気バイアス用の磁界を形成することを特徴とする磁気
抵抗効果素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63087857A JPH01259584A (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 磁気抵抗効果素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63087857A JPH01259584A (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 磁気抵抗効果素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01259584A true JPH01259584A (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=13926555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63087857A Pending JPH01259584A (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 磁気抵抗効果素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01259584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110780088A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-11 | 中北大学 | 多桥路隧道磁阻双轴加速度计 |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP63087857A patent/JPH01259584A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110780088A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-11 | 中北大学 | 多桥路隧道磁阻双轴加速度计 |
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