JPH0125788Y2 - - Google Patents

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JPH0125788Y2
JPH0125788Y2 JP10929082U JP10929082U JPH0125788Y2 JP H0125788 Y2 JPH0125788 Y2 JP H0125788Y2 JP 10929082 U JP10929082 U JP 10929082U JP 10929082 U JP10929082 U JP 10929082U JP H0125788 Y2 JPH0125788 Y2 JP H0125788Y2
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JP
Japan
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output shaft
input shaft
coil spring
brake
rotation
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JP10929082U
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JPS5913730U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 出力軸が入力軸より速い速度で回転しようとす
るときに、制動が自動的にかかり、出力軸の回転
を入力軸の回転に常に追従させるようにするカツ
プリング装置は、特公昭53−16464号公報中に示
され、この公報に示すものにおいては、出力軸が
入力軸より速い速度で回転しようとするときにね
じ送りにより作用状態に移行するブレーキが設け
られる。
本案は、カツプリング用コイルばねが比較的廉
価なものであると共に信頼性の高いものとして入
手し得る点に注目し、上記従来のものと同等の性
能をもつものを、加工および組立が特に容易なも
のとして提供することを意図するもので、本案を
図について説明すれば次の如くである。
図において、1は入力軸、2は出力軸、3はケ
ーシングである。ケーシング3上には入力軸およ
び出力軸に同軸の円筒面4が設けられる。円筒面
4はコイルばね5と共働してブレーキ6を構成す
る。コイルばね5は入力軸側の要素7と出力軸側
の要素8との間に介在させられる。9,10は上
記要素7,8に対するコイルばねの係合端であ
る。
ブレーキ6は、出力軸2が入力軸1より速く回
転しようとするときに作用して出力軸2に制動を
加え、それによつて、出力軸2の回転を入力軸1
の回転に追従させるもので、上記要素7,8間に
は、ブレーキ6のオン・オフが行われ得るように
する手段としての回転伝達部11が設けられる。
回転伝達部11は引掛け駆動形式のもので、引掛
け駆動に当つては要素7上の作用面12が要素8
上の作用面13に係合する。回転伝達部11にお
ける作用面12,13が係合している状態をオン
の状態、作用面12,13が係合していない状態
をオフの状態と呼ぶこととすれば、回転伝達部1
1のオンの状態はブレーキ6のオフの状態に対応
し、回転伝達部11のオフの状態はブレーキ6の
オンの状態に対応する。
回転伝達部11が引掛け駆動形式のものとされ
ていることは、ブレーキ6がコイルばね5を使用
して構成されていることに関係をもつ。具体的に
言えば、コイルばね6が変形させられてそれが円
筒面4に摩擦係合する状態に移行するためには
(ブレーキ6がオンの状態に移行させられるため
には)、要素7,8間に符号φを付して示す可成
り大きい相対的回動が起ることが必要であり、引
掛け駆動形式のものとされた回転伝達部11はそ
のような相対的回動を許容するのである。角φは
コイルばね5の巻数の増大(ブレーキ6の能力増
大)に伴つて大きくなる。
コイルばね5は、出力軸2が入力軸1より速く
回転しようとするときに変形を受けて円筒面4に
摩擦係合する方向に巻かれている。なお、入力軸
1の回転方向は常に一定で、この方向は矢印とプ
ラス符号により示される。また、15はケーシン
グ3と出力軸2との間に介在された一方クラツチ
で、このものは出力軸2のマイナス方向への回転
を禁止する。
第1図および第2図に示すものにおいては、コ
イルばね5に共働してブレーキ6を構成する円筒
面4がケーシング3上の円筒部14の外周面とし
て設けられているが、この円筒面4としては、第
3図に示す如く、ケーシング3の内周面を利用す
ることができ、その場合、ブレーキ6はコイルば
ね5がその径を増大させられることによりオンの
状態に移行する。
出力軸の回転速度が入力軸の回転速度より大き
くなろうとするときにそれを阻止する制動力が加
わるようにされている点に関しては、本案による
ものとさきに指摘した特公昭53−16464号公報記
載のものとの間に差異はない。すなわち、本案に
よるものの利点は、必要とする制動力をもつブレ
ーキ6が、市場より入手されるコイルばね5を使
用しつつ簡単に構成され得る構造上の点にあるの
であつて、コイルばね5に関係をもつ各部も単純
な形状のものとされるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案によるカツプリング装置の1例を
示す縦断側面図、第2図は第1図の−線方向
にとられた横断面図、第3図は本案によるカツプ
リング装置の他の1例を示す縦断側面図、第4図
は第3図の−線方向にとられた横断面図であ
る。 1……入力軸、2……出力軸、3……ケーシン
グ、4……円筒面、5……コイルばね、6……ブ
レーキ、7……入力軸側要素、8……出力軸側要
素、9,10……コイルばねの係合端、11……
引掛け駆動による回転伝達部、12,13……作
用面、14……円筒部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引掛け駆動によつて入力軸1の回転を出力軸2
    に伝える回転伝達部11を伝動係上に設けると共
    に、一端9と他端10とが、それぞれ、入力軸側
    要素7と出力軸側要素8とに係合するコイルばね
    5と入力軸1および出力軸2に同軸に設けられた
    ケーシング3上の円筒面4とによりブレーキ6を
    構成し、ブレーキ6におけるコイルばね5の巻き
    方向を、出力軸2が入力軸1より速い速度で回転
    しようとするときに、コイルばね5がケーシング
    3上の上記円筒面4に摩擦係合する変形を上記回
    転伝達部11が入力軸側要素7と出力軸側要素8
    との間に許容する相対的回動により受ける方向に
    選定したことを特徴とするカツプリング装置。
JP10929082U 1982-07-19 1982-07-19 カツプリング装置 Granted JPS5913730U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10929082U JPS5913730U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 カツプリング装置

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JP10929082U JPS5913730U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 カツプリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5913730U JPS5913730U (ja) 1984-01-27
JPH0125788Y2 true JPH0125788Y2 (ja) 1989-08-02

Family

ID=30254646

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JP10929082U Granted JPS5913730U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 カツプリング装置

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JPS5913730U (ja) 1984-01-27

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