JPH01253865A - 光ディスク記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ディスク記憶装置、すなわち、光ディス
クを複数枚収納棚に収納し、その中から、任意の光ディ
スクを搬送機により記録・再生装置に出し入れする光デ
ィスク記憶装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第６図は例えば実開昭６１−１３６３６７号公報に示さ
れた従来の光ディスク記憶装置の要部を示す側面断面図
であり、第７図はその正面断面図である。

図において、符号（１）は光ディスク（図示せず）を収
容しているカートリッジ、（２）はこのカートリッジ（
１）を複数個収納するために複数個の収納棚（３）を備
えているストッカー、（４）はカートリッジ（１）に収
容された光ディスクに情報を記録し、又は、記録された
情報を再生するための記録争再生装置であり、カートリ
ッジ（１）に対して記録・再生可能な向きが互いに同一
方向になるように上下２台設けられている。（５）はカ
ートリッジ（１）を収納棚（３）から記録・再生装ｆｔ
（４１へ運び、又は、その逆の動作をする搬送機、（６
）は収納棚（３）より取り出したカートリッジ（１）を
裏表反転させる反転装置、（７）は上記各部を収納して
いる筐体である。

なお、説明を簡便にするために図示を省略しているが、
上記の他の搬送機（５）を自動的に駆動させるための制
御装置や制御装置なども備えている。

次に上記従来装置の動作について説明する。

搬送機（５）は、外部信号を受けると（図示せず）、そ
れに応動してストッカー（２）の中の所定の収納棚（３
）に移動し、収納されているカートリッジ（１）を取り
出した後、記録つ再生装置（４）に搬送する。

一方、別の信号に応動して、記録・再生装置（４）から
、カートリッジ（１）を取り出した後、所定の収納棚（
３）に搬送し、その収納棚（３）にカートリッジ（１）
を収納させる。

このようにして、ストッカー（２）に収納されている多
数のカートリッジ（１）の中から、所望のカートリッジ
（１）を選択的に取り出して、記録・再生装置（４）に
装着し、情報の記録や再生を行なう。なお、図示のもの
は、大各量の光ディスクファイル装置を構成している。

このようなカートリッジ（１）中の光ディスクは両面又
は片面のみについて記録・再生が可能であるが、光ディ
スクの記録・再生装！　（４）は、１台では同時に光デ
ィスクの片面しか記録・再生できないのが普通であるた
め、収納棚（３）に収納されているカートリッジ（１）
の記録−再生したい面の方向が記録・再生装置（４）の
記録中再生可能な面の方向に対して異なる場合、あるい
は、収納棚（３）に収納されているカートリッジ（１）
の記録・再生可能な面の方向と記録番再生装置（４）の
記録・再生可能な面の方向とが異なる場合には、カート
リッジ（１）を反転装置（６）によって反転させる。こ
の際、カートリッジ（１）の記録・再生し得る面の方向
を判断するためＫは、収納棚（３）から取り出したカー
トリッジ（１）をいったん記録・再生装置（４）に入れ
て、光ディスク上の管理領域に記録されている情報を再
生することによって、カートリッジ（１）の再生した面
がいかなる状態の面かを判断し、また、記録・再生可能
な面かどうかの判定は、カートリッジ（１）を記録・再
生装置（４）に入れたときに、カートリッジ（１）に設
けられている識別子を用いる方法が普通に行なわれてい
る。

すなわち、その両面が記録Φ再生が可能なカートリッジ
（１）の場合の記録・再生動作は第８図のような流れと
なり、また、その片面のみが記録・再生可能なカートリ
ッジ（１）の場合の記録・再生動作は第９図のような流
れとなる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の光ディスク記憶装置は、以上のように構成されて
いるので、収納棚に入っているカートリッジの記録・再
生をしようとする面の方向と、記録・再生装置における
記録・再生が可能な向きとが一致していない場合や、カ
ートリッジの記録会再生が可能な面の方向と記録・再生
装置における記録中再生可能な向きとが一致していない
場合には、カートリッジを反転させる必要があり、また
、カートリッジの面がどの方向に向いているかの判定、
及び、記録・再生が可能かどうかの判定には、いったん
記録・再生装置にカートリッジを入れてみる必要があっ
た。

このため、カートリッジの反転時間や、カートリッジの
面の方向等の判定のために記録・再生装置へカートリッ
ジを出し入れする時間は、記録・再生全体時間をその時
間分だけ長くすることになり、また、記録・再生装置へ
の出し入れや反転させるなど、カートリッジを動かす動
作が煩雑になり、これら時間の無駄や煩雑さを排除した
いという課題を従来装置は有していた。

この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、カートリッジの面の方向等の判定のためのカ
ートリッジの配録φ再生装置への出し入れや、カー）　
ＩＪツジの反転操作が不要となる光ディスク記憶装置を
得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る光ディスク記憶装償は、複数台の記録・
再生装置を記録φ再生が可能な向きを互いに相反する方
向になるように配置すると共に、カートリッジ内の光デ
ィスクの面の方向を判断する手段を記録・再生装置の外
に設けているものである。

〔作　用〕

この発明における光ディスク記憶装置は、記録・再生装
置の外に設けられた判断手段によってカートリッジの面
の方向を判断し、記録・再生可能な向きが相反するよう
に配置されている複数台の記録・再生装置のうち、上記
判断によって判った記録・再生を行ないたいカートリッ
ジの面の方向に対応する方向に記録−再生可能な向きを
有する記録・再生装置へ、上記カートリッジをそのまま
の状態で挿入して記録・再生を行なう。

〔実施例〕

以下、この発明をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。

第１図はこの実施例の光ディスク記憶装置の正面断面図
を示すもので、第２図は第１図の側面断面図、第３図は
第１図のストッカーの部分斜視図。

第４図はこの実施例に適用される光ディスクを収納のカ
ートリッジを示す図で、Ａはその平面図、ＢはＡの正面
図、ＣはＢのＩＶＣ−ｆｆＣ線による断面図である。

なお、各図において、符号（１）　ｆ３）　（７）は従
来装置において同一符号で示したものと同−又は同等の
ものである。

第１図〜第３図において、符号（Ｉｌａ）は収納棚（３
）に納められている各光ディスク収納のカートリッジの
例えば上面側が記録・再生可能な向きに置かれている記
録・再生装置、（１１ｂ）は同じ（各光ディスク収納の
カートリッジの例えば下面側が記録・再生可能な向きに
置かれている記録・再生装置、（１２）はストッカー（
１３）の各収納棚（３）において、カートリッジ（１）
の面方向を検知する検出装置例えばスイッチであって、
カートリッジ（１）に対応して所定の位置は設けられて
いる。

（１４）は従来装置と同様に上下移動はするが反転装置
を有しない搬送機である。

また、第４図Ａ−Ｃにおいて、符号（１５）は開閉用シ
ャッター、（１６）はカートリッジ（１）の端面に形成
されている開閉用シャッター（１５）用の案内溝であり
、カートリッジ（１）は、図に示すように、一方の面を
Ａ面と、また、他方の面をＢ面としている。

また、第５図に示すものは、この実施例における記録あ
るいは再生の動作の大まかな流れを示す流れ図である。

なお、説明を簡便にするために図示を省略しているが、
第１図及び第２図には、上記構成の他に搬送機（１４）
などを自動的に駆動させる制御装置及び駆動装置なども
備えている。

次に、上記実施例のスイッチ（１２）及び記録・再生装
置（ｌｌａ）（ｌｌｂ）Ｋついて詳説する。

まず、スイッチ（１２）によるカートリッジ（１）の面
の方向の検出方法について述べる。

第４図は、光ディスクを収納のカートリッジ（１）の外
形図を示すものである。

図において、カートリッジ（１）には、内部に納められ
ている光ディスクを保膿し、かつ、記録・再生時には、
図示されていない光ヘッドに対して光ディスクを露出す
るために、開閉自在な開閉用シャッター（１５）が設け
られている。

この開閉用シャッター（１５）はカートリッジ（１）の
端面（１ａ）に設けられている案内１％（１６）に沿っ
て、左右に摺動して開閉するように構成されており、そ
のため、案内溝（１６）の部分は、第４図Ｃに示すよう
に、内側に引っ込んだ構造となっている。この案内溝（
１６）は、カートリッジ（１）の端面（１ａ）全体にわ
たって形成されているものではなく、同じ端面（１ａ）
の端部に案内＠　（１６）の形成されていない平坦部（
１７）が存在している。

従って、上記スイッチ（１２）の収納棚（３）における
設置位置は、上記カートリッジ（１）の平坦部（１７）
に対応する位置とさｎる。

いま、カートリッジ（１）の表裏各面について、第４図
に示すように、Ａ面囚、Ｂ面（Ｂ）と呼称をっけ、カー
トリッジ（１）がＡ面を上にして収納棚（３）に納めら
れる場きには、案内ｍ　（１６）がスイッチ（１２）は
案内溝（１６）のために当接せず、従って、スイッチ（
１２）は作動せず、またＢ面を上にして納められる場合
には、平坦部（１７）がスイッチ（１２）に対応するた
めに、スイッチ（１２）は平坦部（１７）Ｋよって押圧
されて作動する。

このように、スイッチ（１２）のＯＮ、ＯＦＦにより、
収納棚（３）中のカートリッジ（１）の上面にはＡ面が
あるか、否かが容易に検知できる。

また、Ａ面、Ｂ面の設定を逆にしても、あるいは、スイ
ッチ（１２）の位置を反対側に設けても、作＠は上記と
同様であり、容易に検知し得る。

次に、収納棚（３）Ｋ納められているカートリッジ（１
）の面の方向と記録・再生装置（１１ａ）及び（１１ｂ
）との関係について述べる。

収納棚（３）からカートリッジ（１）をその面の方向す
なわち表裏を変えることなく、記録・再生装置（１１Ｂ
）に入れた場合には、記録・再生装置（ｌｌａ）はカー
トリッジ（１）の上面例えばＡ面を記録書再生すること
ができ、また、記録ｅ再生装置（１１ｂ）は、カートリ
ッジ（１）の下面例えばＢ面を記録・再生することがで
きるように、配設されており、従って、両装置の記録・
再生可能な向きは、相反するように配設されている。

次に、上記で述べたようなカートリッジ（１）の面方向
の検出装置と記録・再生装置とを備えたこの発明の一実
施例の光ディスク記憶装置の動作について説明する。

なお、大略動作の流れは第５図に示す通りである。

まず、外部ρ・ら記録又は再往開始の信号を受けると（
図示せず）、記録・再生したいカートリッジ（１１の入
った収納棚（３）のスイッチ（１２）により、取り出す
べきカートリッジ（１）の面方向を検出すると共に、搬
込ｍ（１４）により、収納棚（３）から上記所定のカー
トリッジ（１）を取り出す。

この場合、取り出されたカートリッジ（１）はスイッチ
（１２）によりカートリッジ（１）の記録・再生を行な
いたい面が検出されているので、この面に記録Φ再生す
ることが可能な記録・再生装置を選択し、その選択され
た記録・再生装置に、上記取り出されたカートリッジ（
１）を搬送して挿入する。

例えば、両面使用可能な光ディスクの入ったカートリッ
ジ（１）で、Ａ面が上側になっている場合のＢ面に記録
ｅ再生する場合には、記録・再生装置（ｌｌｂ）の方へ
カートリッジ（１）を挿入することになる。

また、例えば、片面のみ使用可能な光ディスクを使用す
る場合には、使可能な面をＡ面と定義して用いれば１面
方向の判定、記録・再生は上記両面使用可能な光ディス
クを用いた場合と同様に扱うことができる。

このようにして、記録・再生装置での記録あるいは再生
が終わると、搬送機（１４）によりカートリッジ（１）
は収納棚（３）へ収納され、記録会再生動作は終了する
。

以上の動作を、この発明の動作の流れを示す第５図と従
来装置の流れを示す第８図及び第９図とにより比較する
と、従来性なわれることのあった面方向の判定に伴うカ
ートリッジの記録・再生装置への再出し入れ及びカート
リッジの面反転の前後４動作といった時間を多く必要と
する動作がなくなるので、記録・再生動作に要する時間
が大ぎく短縮できると共に、カートリッジ反転のための
複雑な機構がなくなり、従って、機構も若干簡素になっ
て、機械的な信頼性も向上する。

なお、上記実施例では、記録・再生装置（１１ａ）及び
（ｌｌｂ）はストッカー（工３）の下部に設けたが、こ
わに限らず、ストッカー（１３）の上方でも、また、横
に設けても構わない。

また、実施例では、記録・再生装置（１１ａ）をび（１
１ｂ）を２台設けたものを示したが、記録・再生可能な
向きがすべて同じ方向にならなければ、これを３台以上
設けても良い。

更に、上記実施例では、カー）　ＩＪツジ（１１及び配
録・再生装置（ｌｌａ）及び（ｌｌｂ）の記録・再生面
は水平方向になるように構成しているが、カートリッジ
（１）と記録・再生装置（１１ａ）及び（ｌｌｂ）の記
録・再生面が面平行に構成されていさえすれば、水平方
向に限定されなくても良い。

更に又、カートリッジ（１）の面の方向の検出装置は、
収納棚に設けられているが、これに限らず、搬送機（１
４）などに設けても良い。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、複数の記録φ再生装
置の記録・再生可能な向きを相反するように構成し、か
つ、記録・再生装置以外でカートリッジの面の方向を検
知する検出装置を設けているので、カートリッジの反転
や不必要な出し入れがなくなり、従って、動作速度が速
くなると共に安価で信頼性の高い光ディスク記憶装置が
得られる効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図をまこの発明の一実施例の正面断面図、第２図は
第１図の側面断面図、第３図は第１図のストッカーの部
分斜視図、第４図Ａは第１図の実施例に適用される光デ
ィスクを収納のカートリッジの平面図、第４図Ｂは第４
図Ａの正面図、第４図Ｃは第４図ＢのＩＶＣ−ＩＶｃ線
による断面図、第５図は第１図に示す光ディスク記憶装
置による記録・再生動作の流れ図、第６図は従来の光デ
ィスク記憶装置の側面断面図、第７図は第６図の正面断
面図、第８図は第６図に示す従来装貧によるカートリッ
ジへの記録−再生が両面において可能な場合の記録・再
生動作の流れ図、第９図は記録・再生が片面の場合の第
８図と同様の記録・再生動作の流れ図である。 （１）・−光ディスクを収納しているカートリッジ（カ
ートリッジ）、　（３）　−−収納棚、（１１ａ　）（
１１ｂ）・・記録・再生装Ｂ、（１２）・・検出装＃（
スイッチ）、（１３）・−ストッカー、（１４）・・搬
送機。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報がその両面あるいは片面に記録・再生できる光ディ
   スクを複数枚それぞれ出し込れ自在に保持する複数個の
   収納棚と、上記光ディスクの一方の面に情報を記録し又
   は光ディスクの一方の面に記録されている情報を読みと
   る複数台の記録・再生装置と、上記複数個の収納棚から
   任意の光ディスクを取り出して上記複数台のうち任意の
   記録・再生装置へ運びあるいは上記記録・再生装置にセ
   ットされた光ディスクを取り出して上記複数個の収納棚
   の所定の位置に運ぶ搬送機とを備えている光ディスク記
   憶装置において、記録・再生装置以外の部分において上
   記光ディスクの両面の内いずれの面であるかを検出する
   検出装置を備えており、記録・再生装置は、その記録・
   再生面が収納棚の光ディスク載置面と平行でかつ記録・
   再生装置の光ディスク記録・再生可能な向きが互いに相
   反するようにして複数台配置されていることを特徴とす
   る光ディスク記憶装置。