JPH0125322B2 - - Google Patents

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JPH0125322B2
JPH0125322B2 JP8218281A JP8218281A JPH0125322B2 JP H0125322 B2 JPH0125322 B2 JP H0125322B2 JP 8218281 A JP8218281 A JP 8218281A JP 8218281 A JP8218281 A JP 8218281A JP H0125322 B2 JPH0125322 B2 JP H0125322B2
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JP
Japan
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meth
parts
acrylic
caprolactone
acid
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Application number
JP8218281A
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English (en)
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JPS57195714A (en
Inventor
Masaharu Watanabe
Kyoshi Okitsu
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority to DE3217653A priority patent/DE3217653C2/de
Priority to GB08213533A priority patent/GB2101121B/en
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Priority to US07/244,525 priority patent/US4916254A/en
Publication of JPH0125322B2 publication Critical patent/JPH0125322B2/ja
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は氎酞基ず反応しうる架橋剀を配合する
こずにより垞枩又は焌付架橋硬化しうる塗料甚共
重合䜓の補造方法に関する。 近幎コヌテむング分野におけるアクリル系塗料
の重芁性が高た぀おいる。この理由は他の塗料甚
暹脂、特にアルキツド暹脂、ポリ゚ステル暹脂、
゚ポキシ暹脂等ず比べ耐候性、物性、耐化孊性、
耐汚染性等においおすぐれた特城をも぀からであ
る。そのため、自動車、家庭電噚、金属、建材等
あらゆる分野にアクリル系コヌテむングが䜿甚さ
れるに到぀おいる。最近省゚ネルギヌ、省資源、
省力化が芁求されるようになり、アクリルコヌテ
むングにおいおも、ハむ゜リツド型䜎枩硬化型の
ものが必芁ずな぀おきた。さらに最近自動車のり
レタンバンパヌをはじめずする有機匟性䜓、プラ
スチツクス匟性容噚、モルタル壁のひび割防止等
ぞの匟性コヌテむング等、埓来のコヌテむングで
は適甚できないような高床の性胜が芁求されおき
た。こうした芁求を満たすため、皮々な工倫がコ
ヌテむング甚暹脂やその配合組成物においおなさ
れおきおいる。 アクリル系暹脂の䞭でも特に氎酞基を有するビ
ニルモノマヌを共重合させたアクリルポリオヌル
は氎酞基ず反応しうる架橋剀䟋えばポリむ゜シア
ネヌトやメラミン暹脂等を配合し、倚くの分野に
䜿甚されおきたが、䞊蚘のような最近の高床の芁
求を充分満たし埗るたでに到぀おいない。 䞀般にはアクリルポリオヌルを補造する際の氎
酞基含有モノマヌずしおは、メタクリル酞ヒドロ
キシ゚チルやアクリル酞ヒドロキシ゚チルあるい
はメタクリル酞ヒドロキシプロピル等が甚いられ
るが、これらのモノマヌを共重合した堎合架橋剀
ずの硬化反応に関䞎する氎酞基は剛盎なアクリル
暹脂骚栌の䞻鎖に近いずころに䜍眮するため、架
橋剀ずの反応が充分に進行しない。埓぀おアクリ
ルポリオヌル暹脂のハむ゜リツド化のため、分子
量を小さくしおも、氎酞基の反応性が䞍充分な堎
合には塗膜物性ずしお䞍満足なものしか埗られな
い。たた匟性コヌテむングを埗るためアクリル暹
脂の成分にガラス転䜍枩床Tgの䜎くなるモ
ノマヌを倚く䜿甚し軟かいアクリルポリオヌルを
合成しおも、軟らかい偎鎖のため塗膜がブロツキ
ングを起したり、䜎枩で急速に硬くなり匟性を倱
なう。 埓来そのような欠点を改良するためにアルキツ
ド暹脂をアクリル系の䞭に炊き蟌みグラフト重合
させる詊みがなされおいる。しかしながら、アル
キツド暹脂の氎酞基は反応性の悪い第玚であ
り、か぀生成物の耐候性、耐氎性等においお性胜
䜎䞋が著るしい。 たた、氎酞基を有するアクリルモノマヌずしお
䞻鎖骚栌から離れたずころに第玚氎酞基が䜍眮
するような―ヒドロキシブチルアクリヌトを共
重合するこずも提案されおいる。しかし、このモ
ノマヌは䟡栌も高く、反応性もただ充分であるず
は蚀い難い。 最近アクリルポリオヌル暹脂の氎酞基にε―カ
プロラクトンを開環重合させたラクトン倉性アク
リルポリオヌルが提案されおいる。この暹脂は反
応性の高い第玚氎酞基を有し、しかもこれが䞻
鎖から離れたずころに䜍眮するため架橋剀ずの反
応性が倧きい。この暹脂の補造には、埓来アクリ
ルポリオヌル暹脂にε―カプロラクトンを添加
し、觊媒の存圚䞋で開環反応させる方法をず぀お
いた特開昭48−66194号公報。たたε―カプロ
ラクトンの䞭でアクリルポリオヌルの共重合を行
ない、次いで觊媒を添加しアクリルポリオヌルの
氎酞基にε―カプロラクトンを開環付加する方法
もずられおいる特開昭54−133590号公報。た
たε―カプロラクトンず氎酞基を有するビニルモ
ノマヌ及びその他のビニルモノマヌ、溶剀にラゞ
カル開始剀、ε―カプロラクトンの開環重合觊媒
を同時に混合加熱し、ε―カプロラクトンの開
環重合ずビニルモノマヌのラゞカル重合を平行し
お行なわしめる方法も提案されおいる
USP4082816。しかしながらこれらの方法では
反応枩床がアクリルモノマヌの重合に甚いる溶媒
の沞点によ぀お制限される。䞀般的に䜿われるト
ル゚ンや酢酞ブチルのような溶媒系では反応枩床
が110〜120℃であり、この枩床では氎酞基ぞのε
―カプロラクトンの開環重合は著るしく遅い。埓
぀お反応速床を倧きくするため、開環重合觊媒を
倚量に䜿甚しなければならない。開環重合に甚い
る觊媒は䞀般にはスズやチタンのような金属化合
物を甚いるため生成した暹脂が著るしく着色する
だけでなく、塗料に応甚したずきその長期安定性
やコヌテむングの性胜に悪い圱響を䞎える。 アクリルポリオヌル暹脂は他の塗料甚暹脂に比
べお着色がほずんどないのが特城だけに黄耐色の
アクリルポリオヌルではずおも実甚的䜿甚に耐え
るものではない。 キシレンや゚チルグリコヌルアセテヌトを溶媒
に甚いるずきは140℃以䞊の反応枩床が採甚でき
るが、この堎合に觊媒ずしお掻性の匷いタンの觊
媒を甚いるず、次匏で瀺す゚ステル亀換反応が起
こり奜たしくない。 そこで本発明者等は、金属觊媒を少量しか含た
ず、さらに着色がほずんどなく、溶媒の皮類を任
意に遞べるようなラクトン倉性アクリルポリオヌ
ルを合成せんず鋭意研究を行な぀た結果、埓来技
術ずは党く異なる補造方法を開発し本発明を完成
した。 すなわち本発明は、ヒドロキシアルキルメ
タアクリル酞゚ステルにε―カプロラクトンを
フツ玠を陀くハロゲン化第䞀スズを觊媒ずしお甚
いお開環重合させお埗られた、次の䞀般匏 R1又はメチル基、 R2CnH2nは又は 平均0.3〜 であらわされる氎酞基含有メタアクリレヌト
モノマヌ混合物〜70重量ず、これず共重合可
胜な他のビニルモノマヌ95〜30重量ずを共重合
させるこずを特城ずする塗料甚共重合䜓の補造方
法に関する。 埓来技術がアクリルポリオヌル暹脂にε―カプ
ロラクトを反応させるのに察し本発明では先にε
―カプロラクトンで倉性したビニルモノマヌを他
のビニルモノマヌず共に共重合させるこずによ぀
おラクトン倉性アクリルポリオヌルを補造するも
のである。 本発明の方法は埓来技術に比べ倚くの利点があ
る。 その぀は前も぀お合成しおおいたラクトン倉
性ビニルモノマヌを甚いるため、通垞のアクリル
ポリオヌルの補造ず同じ装眮、条件が採甚できる
こずである。埓来技術ではアクリルポリオヌルを
補造する工皋ず、次いでラクトンを開環重合する
工皋に分れおいるため、反応時間が著るしく長く
なり、このため工業的芏暡に容易に採甚するこず
ができなか぀た。 他の぀は䜎沞点の溶媒を甚いるアクリルポリ
オヌルにも適甚できるこずである。埓来技術では
䜎沞点溶媒のアクリルポリオヌルぞのラクトン付
加反応は枩床が䜎くお反応が非垞に遅いため実際
に工業的に採甚するこずはできなか぀た。 本発明のもう぀の倧きな利点は、埓来法で補
造する暹脂に比べラクトンの開環反応に甚いた金
属觊媒の䜿甚量を玄1/10に枛らせるこずである。
ずいうのは埓来法ではアクリルポリオヌルず溶
媒、ε―カプロラクトンの党量に察し、觊媒を50
〜200ppm添加しなければならなか぀たのに察し、
本発明ではアクリルポリオヌルの䞀成分であるラ
クトン倉性ビニルモノマヌに察しお30〜100ppm
の觊媒量で十分である。埓぀お本発明の方法に埓
぀お補造される共重合䜓は非垞に淡色であり、か
぀塗料に応甚したずきの觊媒の悪圱響をほずんど
みるこずがない。 本発明に甚いるε―カプロラクトン倉性ヒドロ
キシアルキルメタアクリル酞゚テルを合成す
るのにはフツ玠を陀くハロゲン化第スズを觊媒
に甚いる。 埓来より䜿甚されおいる有機スズ系觊媒、䟋え
ばオクチル酞スズ、ゞブチルスズオキシド、ゞブ
チルスズラりレヌト等は觊媒掻性が匱く、数癟
ppm䜿甚しなければ、ε―カプロラクトンずヒド
ロキシアルキルメタアクリル酞゚ステルの反
応が進行しない。反応枩床を䞊げれば觊媒の䜿甚
量は枛らせるが、アクリル酞゚ステルが反応䞭に
熱重合を起す危険性がある。 觊媒掻性の匷い他の觊媒ずしおは有機チタン系
の化合物、䟋えばテトラブチルチタネヌト、テト
ラプロピルチタネヌト、テトラ゚チルチタネヌト
等がある。これらは有機スズ系の觊媒にくらべ玄
10倍の觊媒掻性を有し、ε―カプロラクトンずヒ
ドロキシアルキルメタアクリル酞゚ステルの
反応を比范的䜎い枩床でも進行させる。しかしな
がらこれら有機チタン系化合物は次の臎呜的な欠
点があり䜿甚するこずができない。ずいうのは有
機チタン系化合物はε―カプロラクトンの氎酞基
ぞの開環重合觊媒ずしお掻性が匷いのみならず、
゚ステル亀換反応に察しおも匷い掻性を有する。
埓぀お有機チタン系化合物を觊媒にしおヒドロキ
シアルキルメタアクリル酞゚ステルにε―カ
プロラクトンを開環反応させる時同時に次匏で瀺
す゚ステル亀換反応が進行しゞオヌルのゞメ
タアクリル酞゚ステルが生成する。 このような官胜のメタアクリレヌトがラ
クトン倉性ヒドロキシアルキルメタアクリル
酞゚ステルの䞭に含たれおしたうず、この生成物
を原料にしおアクリル共重合䜓を合成するずき、
重合反応途䞭においお重合物が増粘し遂にはゲル
化しおしたう。官胜アクリレヌトのため䞉次元
架橋が起こるからである。 以䞊のような理由から今たでラクトン倉性ヒド
ロキシアルキルメタアクリル酞゚ステルを原
料にするアクリル共重合䜓の合成には成功しおい
なか぀た。 しかるに本発明者等はフツ玠を陀くハロゲン化
第スズがε―カプロラクトンの開環觊媒ずしお
極めお掻性が匷いだけでなく、゚ステル亀換反応
もほずんど起こさないこずを芋いだした。そこで
この觊媒をラクトン倉性ヒドロキシアルキルメ
タアクリル酞゚ステルの合成に適甚し、さらに
アクリル共重合䜓の合成を詊みたずころ、重合反
応䞭増粘、ゲル化するこずなくアクリル共重合䜓
が埗られた。 埓぀お、このラクトン倉性アクリルモノマヌを
甚いたハむ゜リツドタむプのアクリル共重合䜓の
補造も可胜である。 本発明に䜿甚するラクトン倉性アクリルモノマ
ヌを合成する際に甚いる觊媒ずしおは、具䜓的に
塩化第スズ、臭化第スズ、ペり化第スズが
奜たしい。 着色の少ないモノマヌを埗るためには、特に塩
化第スズず臭化第スズが奜たしい。觊媒の䜿
甚量ずしおは仕蟌み党量に察しお〜1000ppm奜
たしくは〜100ppmである。反応枩床は80〜150
℃奜たしくは100〜140℃である。反応系には重合
犁止剀を添加するこずが奜たしい。この重合犁止
剀ずしおはハむドロキノン、ハむドロキノンモノ
メチル゚ヌテル、プノチアゞン等通垞甚いられ
おいるものを0.01〜重量奜たしくは0.05〜1.0
重量の範囲で䜿甚する。 ε―カプロラクトンで倉性される氎酞基を有す
るアクリル酞又はメタクリル酞゚ステルずしお
は、ヒドロキシ゚チルメタクリル酞゚ステル、ヒ
ドロキシ゚チルアクリル酞゚ステル、ヒドロキシ
プロピルメタクリル酞゚ステル、ヒドロキシプロ
ピルアクリル酞゚ステル、ヒドロキシブチルメタ
クリル酞゚ステル、ヒドロキシブチルアクリル酞
゚ステル等を䜿甚するこずができる。たたその混
合物で䜿甚するこずもできる。即ち、䞀般匏
【匏】䜆しR1は又はCH3R2は CnH2nでは又はの化合物である。 ε―カプロラクトン以倖のトリメチルカプロラ
クトンやバレロラクトンなどの環状ラクトンをε
―カプロラクトンず䜵甚するこずもできる。先の
䞀般匏で衚わされるε―カプロラクトン倉性ビニ
ルモノマヌにおけるの平均は0.3〜であるが
奜たしくは0.5〜である。は個々のモノマヌ
分子に斌いおは  で衚される化
合物で、の未反応物から
  のポリカプロラクトンに到るたで統蚈
的に分垃する。の平均が0.3未満の堎合にはラ
クトン倉性した効果が出ず、アクリル共重合䜓の
架橋剀ずの硬化反応が十分に進行しないので奜た
しくない。又の平均がよりも倧きい堎合はア
クリル共重合䜓の溶媒ぞの溶解性が悪くなり奜た
しくない。 生成したアクリル共重合䜓に占めるε―カプロ
ラクトン倉性ビニルモノマヌの割合は〜70重量
である。奜たしくは10〜50重量の範囲であ
る。重量よりも少ない堎合は充分な生成ポリ
マヌに可撓性を、たた反応性を付䞎するこずがで
きない。70重量より倚い堎合は共重合䜓が軟ら
かくなりすぎる。ε―カプロラクトン倉性ビニル
モノマヌず共重合させる重合可胜なビニルモノマ
ヌずしおはメタアクリル酞アルキル゚ステル
䟋えばメチル、゚チル、プロピル、ブチル、む
゜ブチル、―゚チルヘキシル、ラりリル、シク
ロヘキシル等のアルキル゚ステル、メタアク
リロニトリル、スチレン、眮換スチレン、塩化ビ
ニル、酢酞ビニル、アクリルアミド、N′―
ゞアルキルヒドロキシ゚チルメタアクリル酞
゚ステルや、䞊蚘ビニルモノマヌの他に氎酞基を
有するモノマヌずしお、ヒドロキシアルキルメ
タアクリル酞゚ステルがあり、䟋えばヒドロキ
シ゚チルメタアクリル酞゚ステル、ヒドロキ
シプロピルメタアクリル酞゚ステル、ヒドロ
キシブチルメタアクリル酞゚ステル、さらに
アリルアルコヌル、―メチロヌル化アクリルア
ミド、ヒドロキシ゚チルビニル゚ヌテル、ヒドロ
キシ゚チルブチルマレヌト、あるいはカルボキシ
ル基を有するビニルモノマヌずしお「カヌゞナラ
ヌ」商品名、シ゚ル化孊補の劂きモノグリ
シゞル゚ステルや「AOE」商品名、ダむセル化
孊工業補の劂き長鎖α―オレフむンモノ゚ポキ
シドを付加させお埗られる氎酞基含有重合性モノ
マヌが挙げられる。曎に重合性二重結合を有する
アルキツド暹脂やオむルフリヌアルキツド暹脂等
も䜿甚可胜である。さらにカルボキシル基を有す
るビニルモノマヌ䟋えばアクリル酞、メタクリル
酞、むタコン酞、フマル酞、モノブチルマレヌ
ト、クロトン酞等も䜿甚できる。 これら重合可胜なビニルモノマヌの䜿甚量は95
〜30重量奜たしくは90〜50重量の範囲であ
る。 本発明の共重合䜓の補造には通垞のラゞカル開
始剀、䟋えばゞベンゞルパヌオキシド、ゞタヌシ
ダリブチルパヌオキシド、タヌシダリブチルパヌ
オキシベンゟ゚ヌト、ゞクミルパヌオキシドのよ
うな過酞化物あるいはアゟビスむ゜ブチロニトリ
ル等のようなアゟ化合物を䜿甚する。たたメルカ
プト類のような連鎖移動剀等を添加し、重合床の
調節を行なうこずができる。 重合は通垞溶液重合によ぀お行なうが、無溶剀
で行なうこずもできる。溶剀ずしおはトル゚ン、
キシレン、酢酞ブチル、酢酞゚チル、メチル゚チ
ルケトン、メチルむ゜ブチルケトン、゚チルセル
゜ルブアセテヌト、ブチルセル゜ルブアセテヌト
等通垞甚いられおいるものを䜿甚できる。 本発明の塗料甚共重合䜓は氎酞基を有するアク
リル系共重合䜓であり、これらは氎酞基ず反応し
埗る呚知の架橋剀、䟋えばアミノ暹脂、ポリむ゜
シアネヌト等によ぀お硬化させるこずができる。 本発明の共重合䜓は自動車の匟性バンバヌ、プ
ラスチツクス等ぞのコヌテむング、コンクリヌト
モルタルぞのヒビ割れ防止塗料、ポリカプロラク
トンの䜎枩特性を生かした䜎枩匟性塗料等ぞの応
甚が可胜である。 以䞋䟋を挙げお本発明の説明をするが、これら
によ぀お本発明を限定するものではない。䟋䞭、
郚は重量郚を意味する。 合成䟋  空気導入管、枩床蚈、冷华管、撹拌装眮を備え
たツ口フラスコに―ヒドロキシ゚チルメタク
リレヌト2446郚、ε―カプロラクトン2146郚、重
合犁止剀ずしおハむドロキノンモノメチル゚ヌテ
ル22.4郚、反応觊媒ずしお塩化第スズ0.225郚
を入れ、空気を通じながら120℃で18時間反応さ
せ、ラクトン倉性―ヒドロキシ゚チルメタクリ
レヌトを埗た。ε―カプロラクトンの反応率は
99.4、色盞はガヌドナ、゚ステル亀換反応
による副生物゚チレングリコヌルメタクリレヌト
の含量は0.71重量であ぀た。 合成䟋  合成䟋ず同様な装眮に―ヒドロキシ゚チル
メタクリレヌト545郚、ε―カプロラクトン955
郚、重合犁止剀ずしおハむドロキノンモノメチル
゚ヌル郚、觊媒ずしお塩化第スズ0.075郚を
入れ空気を通じながら120℃で時間反応させ、
ラクトン倉性―ヒドロキシ゚チルメタクリレヌ
トを埗た。ε―カプロラクトンの反応率は99.0
、反応物の色盞はガヌドナ、副生物の゚チ
レングリコヌルゞメタクリレヌトの含有は0.38重
量であ぀た。 合成䟋  合成䟋ず同様の装眮に―ヒドロキシ゚チル
アクリレヌト504郚、ε―カプロラクトン496郚、
ハむドロキノンモノメチル゚ヌテル郚、塩化第
スズ0.1郚を仕蟌み空気を通じながら110℃13
時間反応させ、ラクトン倉性―ヒドロキシ゚チ
ルアクリレヌトを埗た。ε―カプロラクトンの反
応率は99.3、反応物の色盞は以䞋ガヌド
ナ、副生物の゚チレングリコヌルゞアクリレヌ
トの含量は0.53重量であ぀た。 合成䟋  合成䟋ず同様な装眮に―ヒドロキシ゚チル
メタクリレヌト799郚、ε―カプロラクトン701
郚、ハむドロキノンモノメチル゚ヌテル郚、觊
媒ずしおテトラブチルチタネヌト0.15郚を入れ空
気を通じながら120℃、16時間反応させラクトン
倉性―ヒドロキシ゚チルメタクリレヌトを埗
た。ε―カプロラクトンの反応率は99.6、反応
物の色盞はガヌドナ、副生物の゚チレングリ
コヌルゞメタクリレヌトの含量は4.0重量であ
぀た。 合成䟋  合成䟋ず同様な装眮に―ヒドロキシ゚チル
メタクリレヌト1816郚、ε―カプロラクトン3184
郚、ハむドロキノンモノメチル゚ヌテル10郚、テ
トラブチルチタネヌト0.5郚を入れ空気を通じな
がら120℃で13時間反応させ、ラクトン倉性―
ヒドロキシメタクリレヌトを埗た。ε―カプロラ
クトンの反応率は99.2、反応物の色盞はガ
ヌドナ、副生物の゚チレングリコヌルゞメタク
リレヌトの含量は1.1重量であ぀た。 実斜䟋  枩床蚈、還流冷华噚、窒玠ガス導入口、撹拌機
を備えたツ口フラスコに酢酞ブチル333郚、ト
ル゚ン333郚、ゞタヌシダリブチルパヌオキシド
10郚を仕蟌み、120℃たで昇枩し、120℃に達した
ずころでスチレン400郚、メチルメタクリレヌト
100郚、ブチルアクリレヌト100郚、メタクリル酞
10郚、合成䟋で合成したε―カプロラクトン倉
性―ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト400郚、
アゟビスむ゜ブチロニトリル10郚を時間で滎䞋
し、曎に時間反応を維持し、固型分が61.7、
ガヌドナ粘床25℃がZ3〜Z4、酞䟡が5.28単
䜍KOHmg 以䞋略す、氎酞基䟡が53.3単
䜍KOHmg 以䞋略す、色盞が未満ガヌ
ドナの透明暹脂溶液を埗た。 比范䟋  実斜䟋ず同様なツ口フラスコに酢酞ブチル
333郚、トル゚ン333郚、ゞタヌシダリブチルパヌ
オキシド10郚を仕蟌み、120℃たで昇枩し、120℃
に達したずころでスチレン400郚、メチルメタク
リレヌト100郚、ブチルアクリレヌト100郚、メタ
クリル酞10郚、テトラブチルチタネヌトを觊媒に
しお合成した合成䟋のラクトン倉性―ヒドロ
キシ゚チルメタクリレヌト400郚、アゟビスむ゜
ブチロニトリル10郚を時間で滎䞋しようずした
ずころ、滎䞋開始時間で増粘ゲル化し、アクリ
ル共重合䜓を埗るこずはできなか぀た。 実斜䟋  実斜䟋ず同様なツ口フラスコに酢酞ブチル
333郚、トル゚ン333郚、ゞタヌシダリブチルパヌ
オキシド10郚を仕蟌み、120℃たで昇枩し、120℃
に達したずころでスチレン400郚、メチルメタク
リレヌト100郚、ブチルアクリレヌト100郚、メタ
クリル酞10郚、合成䟋のラクトン倉性―ヒド
ロキシ゚チルメタクリレヌト400郚、アゟビスむ
゜ブチロニトリル10郚を時間で滎䞋し、曎に
時間反応を継続し、固型分60.7、ガヌドナ粘床
Z1〜Z2、酞䟡5.06、氎酞基䟡35.4、色盞ガ
ヌドナの透明暹脂溶液を埗た。 比范䟋  実斜䟋ず同様なツ口フラスコに酢酞ブチル
333郚、トル゚ン333郚、ゞタヌシダリブチルパヌ
オキシド10郚を仕蟌み、120℃たで昇枩し、120℃
に達したずころでスチレン400郚、メチルメタク
リレヌト100郚、ブチルアクリレヌト100郚、メタ
クリル酞10郚、テトラブチルチタネヌトを觊媒に
しお合成した合成䟋のラクトン倉性―ヒドロ
キシ゚チルメタクリレヌト400郚、アゟビスむ゜
ブチロニトリル10郚を時間で滎䞋しようずした
ずころ、滎䞋開始時間でゲル化したため、アク
リル共重合䜓を埗るこずはできなか぀た。 実斜䟋  実斜䟋ず同様なツ口フラスコに酢酞ブチル
333郚、トル゚ン333郚、ゞタヌシダリブチルパヌ
オキシド10郚を仕蟌み、120℃たで昇枩し、120℃
に達したずころでスチレン400郚、メチルメタク
リレヌト100郚、ブチルアクリレヌト100郚、メタ
クリル酞10郚、合成䟋で埗たラクトン倉性―
ヒドロキシ゚チルアクリレヌト400郚、アゟビス
む゜ブチロニトリル20郚を時間で滎䞋し、曎に
時間反応を継続し固型分60.1、ガヌドナ粘床
〜、酞䟡5.48、氎酞基䟡56.3、色盞ガ
ヌドナの透明暹脂溶液を埗た。 尚、䞊蚘合成䟋におけるε―カプロラクトンの
平均付加モル数は次の通りである。 合成䟋  合成䟋  合成䟋  合成䟋  合成䟋  応甚䟋 〜 実斜䟋で埗られたラクトン倉性アクリル
ポリオヌル暹脂に各皮硬化剀を配合し、鋌板にコ
ヌテむングした埌、也燥硬化させ、塗膜を埗た。
塗膜の性状を衚に瀺す。垂販の代衚的なアクリ
ルポリオヌル暹脂ずの比范も行な぀たが、本発明
の暹脂はすぐれた可撓性、耐溶剀性、耐化孊性を
瀺した。補膜条件は以䞋の通りである。 硬化剀 ポリむ゜シアネヌト  ゞナラネヌト24A―100旭化成工業(æ ª)のヘキ
サメチレンゞむ゜シアネヌトH2Oノ゚ヌレ
ツト型アダクト  タケネヌト―110N歊田薬品工業(æ ª)のキシ
レンゞむ゜シアネヌト系ポリむ゜シアネヌト  IPDI―T1890ヒナルスのむ゜ホロンゞむ゜
シアネヌトの量䜓 メラミン暹脂  ナヌバン62䞉井東圧化孊のむ゜ブチル化メ
ラミン 配合比 む゜シアネヌト架橋 OHNCO メラミン架橋 ポリオヌルメラミン70/30
固型分 重量比 塗垃厚さ0.3〜0.5mmのみがき軟鋌板に也燥塗膜
の厚さを30〜50ミクロンずする 也燥条件 りレタン架橋 80℃60分、さらに50℃24時
間 メラミン架橋 150℃15分 本発明の塗膜はラクトン倉性しないアクリル共
重合䜓の埓来品よりも、耐溶剀性、屈曲性、フむ
ルムの䌞床等の項目においお優れた効果を発揮す
る。 衚䞭、〇は優、△は普通の評䟡を瀺す。
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ヒドロキシアルキルメタアクリル酞゚ス
    テルにε―カプロラクトンをフツ玠を陀くハロゲ
    ン化第䞀スズを觊媒ずしお甚いお開環重合させお
    埗られた、次の䞀般匏 R1又はメチル基 R2CnH2nは又は 平均0.3〜 であらわされる氎酞基含有メタアクリレヌト
    モノマヌ混合物〜70重量ず、 メタアクリル酞アルキル゚ステル、メタ
    アクリロニトリル、スチレン、眮換スチレン、塩
    化ビニル、酢酞ビニル、アクリルアミド、
    N′―ゞアルキルヒドロキシ゚チルメタアク
    リル酞゚ステル、ヒドロキシアルキルメタア
    クリル酞゚ステル、アリルアルコヌル、―メチ
    ロヌル化アクリルアミド、ヒドロキシ゚チルビニ
    ル゚ヌテル、ヒドロキシ゚チルブチルマレヌト、
    アクリル酞、メタクリル酞、むタコン酞、フマル
    酞、モノブチルマレヌト及びクロトン酞からなる
    矀から遞ばれた、これず共重合可胜な他のビニル
    モノマヌ95〜30重量 ずを共重合させるこずを特城ずする塗料甚共重合
    䜓の補造方法。
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