JPH01252401A - ゴミ箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は台所や調理場等の屋内或いは屋外で用いられる
ゴミ箱に関し、さらに詳しくは生ゴミ等から発生する臭
気の脱臭および殺菌能力を有するゴミ箱に関係している
。

（従来の技術） たとえば、一般家庭や飲食店等で生ゴミ入れとして使用
されているゴミ箱は、容体と蓋とからなる構成のもので
ある。

（発明が解決しようとする問題点） 前記した従来のゴミ箱では、入れ物としての働きしかな
いので、蓋を開けた時、或いは夏場等の＾温時に、腐敗
した生ゴミの臭気で不快になることはよく体験すること
である。

そして、このような臭気に対して従来のゴミ箱は、臭気
対策が全くなされていない。

そのため、一般家庭や飲食店等では、生ゴミを台所或い
は調理場から屋外に可及的速やかに運び出しているもの
の、臭気の発生源を室内から室外に移しているだけで、
根本的な解決にならない問題がある。

又、環境問題に強い関心が持たれている社会状況では、
屋外のゴミ箱から洩れる臭気が問題視されている。

又、臭気中の菌（たとえば、球菌、放線菌、ウィルス等
）の殺菌について全く考慮されていない。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、臭気中の悪臭成分および菌をｌｌ
ｑ臭そして殺菌できるゴミ箱を提供しようとするもであ
る。

（問題点を解決するための手段） 斯る目的を達成するために、本発明のゴミ箱においては
、蓋を有する箱体に、箱体内上部の吸気口と連通状の空
気流通路を区画形成し、この空気流通路に吸気口側から
オゾン発生要素、脱臭および殺菌用触媒、ファンの順に
配設してなる脱臭および殺菌装置を備えたものである。

又、前記の空気流通路は箱体における容体側に区画形成
したり、蓋側に区画形成したりしても良く、又、同流通
路の排気口を容体或いは蓋に外に向けて開口状に設けた
り、箱体内上部に開口状に設けるも良い。

（作用） 箱体内のゴミから発生する臭気が箱体内上部の吸気口か
ら空気流通路を経て脱臭および殺菌装置側に吸引されて
、同装置で臭気中の悪臭成分を脱臭され且つ菌を殺菌さ
れる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。

第１図および第２図に例示しているゴミ箱（Ａ）は、箱
体（１）を容体（２）と、この容体の開口（３）に開閉
自在に被蓋した蓋（４）とで構成している。

そして、箱体（１）には容体（２）内下部の吸気口（５
）から容体（２）下部の外に向けて開口状の排気口（６
）に通じる空気流通路（７）を区画形成し、空気流通路
（７）に脱臭および殺菌装置（８）を備えている。

空気流通路（７）の位置は平面四角形状の容体（２）に
おけるコーナ一部分に区画形成する。

脱臭および殺菌装置（８）は、吸気口（５）側から排気
口（６）側に順番に、オゾン発生要素（９）、脱臭およ
び殺菌用触媒（１０）、ファン（１１）を配設している
。

オゾン発生要素（９）はトランス（図示せず）から高電
圧を印加されてオゾンを発生し、オゾンの発生ａは悪臭
成分を酸化せしめ且つ臭気中の菌を殺菌せしめるのに必
要な量よりも若干多めに調整している。

触媒（１０）としては、アルミナ、シリカ−アルミナ、
ジルコニア、チタン、ケイソウ土、シリカーチタニア、
シリカ−ジルコニア、チタニア−ジルコニア等の担体に
Ｈｎ、　！’ａ、　Ｆ＊、　Ｃｏ、　Ｚｎ、　ＮＬ、　
Ｐｔ、−Ｐｄ、Ｒｈ等の酸化物または金属を担持したも
のが用いられ、形状としてはベレット状９球状、ハニカ
ム状などが採用される。この触媒（１０）は吸気口（５
）側から流通してくる悪臭成分とオゾンを反応させて脱
臭ならしめると共にオゾンによる殺菌作用を促し、そし
て未反応オゾンを分解する。分解レベルは空気中に含ま
れるオゾンがゼロ或いは１０−６％程度以下になるよう
にするのが良く、不快感がなくて爽やかな感じをともな
い、屋内および屋外いずれにも好ましい。

ファン（１１）はモータ付きファンで、その吸気作用に
より臭気を吸気口（５）から吸引し、そして、脱臭およ
び殺菌された清浄空気を排気口（６）より排出する。

又、オゾン発生要素（９）、ファン（１１）の運転は、
常時運転するようにするか、或いは自動タイマーセット
により、始動後に一定時間運転するようにするか、又は
臭気′ａ度を感知するセンサーで、臭気が規定濃度以上
になったときに自動運転するようにするいずれでも良い
。

第３図および第４図に例示しているゴミ箱（Ａ）の構成
は、前記第１図および第２図に例示したゴミ箱（Ａ）と
基本的に同構成であるため、共通している構成の説明を
省略して、相違点について説明する。

蓋（４）を中空状に成形して、このＭ（４）に空気流通
路（７）を、箱体（１）内の収容部（ａ）に面した蓋下
面部の吸気口（５）と蓋側面部の外に向けて開口状の排
気口（６）との間に亘り区画形成している。そして、こ
の蓋（４）側の空気流通路（７）に脱臭および殺菌装置
（８）を備えている。

第５図に例示しているゴミ箱（Ａ＞は、前記第３図およ
び第４図に示した実施例のものにおける排気口（６）を
、蓋側面部から収容部（ａ）に而する蓋下面部に移設し
た構成のもので、他の同構成の説明は省略する。

前記、各実施例において、箱体〈１）の形態は図面に示
す適宜容ａの平面四角形状に限定されず、他の例えば平
面三角形状、平面六角形状等の角形、或いは平面丸形状
でも良い。又、箱体（１）の材質は持ち運びに便利なよ
うにプラスチック等の軽量部材が好ましい。

又、容体（２）とＭ（４）は図面に例示した着脱自在な
構成以外に、たとえばヒンジで連結されて、Ｍ（４）が
起伏動じて開閉するようにしても良い。

これにより、収容部（ａ）内の生ゴミから発生する臭気
中の悪臭成分および菌は脱臭そして殺菌され、箱体（１
）内は無臭・無菌に保たれる。

又、第１図および第２図に示す実施例の構成のゴミ箱（
Ａ）では、排気口（６）が容体（２）の下部に在るから
、屋内はもとより、屋外で用いても雨水の浸入の心配が
なく、屋内・屋外に共用できる。

又、第３図および第４図に示す実施例の構成のゴミ箱（
Ａ）では、空気流通路（７）、脱臭および殺菌装置（８
）を蓋（４）側に備えていることにより、容体（２）に
おける収容部（ａ）容量を従前通りにすることができる
、又、排気口（６）直前に雨返し部（１２）を設けるこ
とにより、屋内・屋外に共用できる。

第５図に示す実施例の構成のゴミ箱（Ａ）では、空気流
通路（７）、脱臭および殺菌装置（８）をＭ（４）側に
備えると共に排気口（６）を収容部（ａ）側に開口せし
めているので、屋内・屋外いずれにも共用できる。

（発明の効果） したがって、本発明によれば次の利点がある。

■　ゴミ、特に時間の経過とともに腐敗して臭いがひど
くなる生ゴミから発生する臭気中の悪臭成分および菌を
脱臭・殺菌できて、箱体内を無臭・無菌に保つことがで
きる。

■　不快な臭気が根本的に脱臭されているので、台所等
の屋内、そして屋外でも臭気のない快適な環境に改善す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のゴミ箱の一実施例を示す縦断面図、第
２図は開蓋した状態の同平面図。第３図は他の実施例の
ゴミ箱を示す縦断面図、第４図は一部切欠して示す同平
面図。第５図はその他の実施例のゴミ箱を示す縦断面図
である。 図中、（Ａ）はゴミ箱 （１）は箱体 （４）は蓋 （５）は吸気口 （７）は空気流通路 （８）は脱臭および殺菌装置 （９）はオゾン発生要素 （１０）は触媒 （１１）はファン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蓋を有する箱体に、箱体内上部の吸気口と連通状の空気
   流通路を区画形成し、この空気流通路に吸気口側からオ
   ゾン発生要素、脱臭および殺菌用触媒、ファンの順に配
   設してなる脱臭および殺菌装置を備えたゴミ箱。