JPH01251572A - １ピース一体型圧接コネクタの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は１ピース一体型圧接コネクタの製造方法に関す
る。

（従来の技術） 近年、広い分野に亘り急速に電子化が進み、これに伴い
各種の電気部品の超小型、軽量、薄形化が図られ、小型
化された各部品はプリンｔ４ＨｆｆＥに形成されたパタ
ーンに高密度に、実装可能な所謂表面実装タイプとされ
ている。そして、各基板間は９通コネクタを介して接続
される。このコネクタは一般に、基（反側に固定された
プラグコネクタと、予め電線を接続しであるリセブタコ
ネクタで対を成し、何回でも着脱可能な構造とした、所
謂２ピース型のコネクタが使用されている。

一方、基板上の部品の信転性が向上し、製品組み込みの
着脱の必要性がなくなって来ると、特に前記表面実装タ
イプの高密度基板では、電線を直接基板上のパターンに
半田付けする等の永久接続型の結線方法も採用されてい
る。

しかしながら、２ピース構造のコネクタでは、形状が大
きくなり、高密度表面実装基板に求められる薄形（低背
形）の７求に合わない。また、永久接続の半田付けでは
結線作業により長い時間を要する事と接合部の信幀性が
作業者の熟練度に依存する等の、作業性と品質面の問題
がある。

（発明が解決しようとする課題） そこで本発明は、コネクタとコンタクトとり−ド緑の接
続に際して、半田付は作業を排除し、且つ接続作業に要
する時間を少なくするためにコネクタのコンタクト部に
圧接スロットを形成し、当該圧接スロット内にリード線
の芯線を圧入して、これら両者を電気的及び機械的に接
続するようにした圧接形のコネクタ（以下単にコネクタ
という）とし、しかも低背形とするためにｌピース−体
形としたものである。

従来の圧接コネクタは２ピース形であるためにどうして
も形状が大きくなり、特に、その構造上薄形（低背形）
とすることが困難である。それは、従来の圧接コネクタ
は、コンタクトとバジングとを各別に形成した後、コン
タクト部 に組み込む構造になっていることによる。

また、細径電線に使用する圧接コネクタを実現する上で
電線の芯線の直径に見合った幅の狭い圧接スロットを有
するコンタクトを形成することが大きな問題である。従
来のコンタクトの製造方法としては、圧接部の接触反力
に抗するに十分な厚さの金属板（プレート）に、比較的
幅の広い圧接スロットを形成した後、その圧接スロット
の周辺を鍛圧形成して圧接スロットの幅を狭める方法や
、板厚の小さなプレートに幅の狭いスロットを折り曲げ
線に対して対称に２ケ所形成した後、プレートを折り返
して２枚重ねとして強度を補う方法や、圧接スロットの
内側の縁を別々に形成した後、曲げ加工によって両縁を
寄せて圧接スロットを形成する方法等があるが、いずれ
も構造が複雑であり、製造工程数が多くなりコスト高と
なる。

更に、細線に使用するコンタクトはその板厚が薄く、且
つ圧接スロットの幅を極めて狭くすることが必要であり
、この結果、コンタクトの強度が不足すること、及びコ
ンタクトを小型化するに伴いインサート成形が困難とな
ること等の理由により、細径な電線（２８番〜３２番程
度）に使用可能な圧接コネクタの製造は極めて困難であ
り、未だ実用化されていない。このため表面実装が可能
で、且つ超小型、薄形（低背）の圧接型コネクタが要望
されている。

本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、表面実装が
可能で、しかも、超小型、且つ超薄形化することが可能
な１ピース一体型圧接コネクタの製造方法を提供するこ
とを目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明によれば、導電性及び
ばね性を有する金属薄板に、接続端子と、電線が圧入接
続されるスロットとが形成される接続部とを存するコン
タクトを前記接続端子を介して櫛状に多数連設形成した
後、所定数のコンタクトが連設される長さに切断、或い
は区分けされ、各コンタクトを樹脂部材により、各接続
端子を当該ハウジングの一側に並べて突出させてインサ
ート成形してハウジングに固定し、次いで各接続・端子
の連設部分を切断して各コンタクトを電気的に切り離し
て１ピース一体型圧接コネクタを製造することを特徴と
するものである。

各コンタクトは略Ｕ字状をなし、両端面の各先端が夫々
外方に略直角に折曲されてその一方端が接続端子、他方
端がハウジングへの固定部とされ、上面から両端面に亘
り電線の芯線が圧入接続されるスロットが形成されて接
続部とされ、隣合う各コンタクトは各接続端子の先端を
介して櫛状に連設される。

また、各コンタクトは上面及び両端面の各両側の周縁と
、接続端子の基端部及び固定部とを介してハウジングに
固定され、更に、各コンタクトの各接続端子の先端はハ
ウジングの底面と同一面に設定される。

（作用） 所定数のコンタクトを櫛状に連設して形成したものを樹
脂部材によりインサート成形してハウジングと一体に形
成する。そして、各コンタクトをハウジングに固定した
後、これらの各コンタクトの接続端子を連設する連設部
分を切断して各コンタクトを電気的に切り離す。

各コンタクトは上面及び両端面の各両側の周縁部と、接
続端子の基端部及び固定部とを介して接続部を縁取るよ
うにハウジングに固定される。これによりコンタクトは
補強されて支持され、薄板化及び小型化が可能となる。

また、各コンタクトの各接Ｖｔ端子の先端はハウジング
の底面と同一面に設定され、当該ハウジングをプリント
基板上に載置固定した状態において各コンタクトの接続
端子がプリント基板上に形成されたパターンに半田付は
固定される。

（実施例） 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。

第１図乃至第３図において、金属板１はコンタンクトを
多数を連設して形成するための帯状の薄板で、導電性及
びばね性を有する例えば、リン青銅の薄板である。この
金属板ｌの一例ｌａはキャリヤ、他側１ｂはコンタクト
形成部とされ、キャリヤ１ａの略中夫には長手方向に沿
って一列に一定の間隔（中心間距離）ｄで位置決め用の
孔１ｃが正確に穿設されている。これらの各孔ＩＣはコ
ンタクト２の加工時に金属板１を一定の間隔ｄで正確に
搬送するためのものである。コンタクト２はコンタクト
形成部１ｂに、キャリヤｌａの一例に長手方向に沿って
略櫛状をなして前記所定の間隔（中心間距離）ｄで平行
に多数連設して一体に形成されている。

コンタクト２は接続端子部２ａ、電線を接続するための
接続部２ｂ及びインサート成形によりハウジングに固定
するための固定部２Ｃが連設して形成されている。接続
部２ｂは上方に略凸状に所定の高さに折曲して形成され
、前端面２ｄは接続端子部２ａに略垂直に立設され、固
定部２Ｃは後端面２ｆの下端を外方に略直角に折曲され
て形成されている。そして、前端面２ｄ、上面２ｅ及び
後端面２ｆにはその中央に長手方向に沿ってスリット３
が形成され、更に、両端面２ｄ、２ｆには当該スリット
３に連通して圧接スロット４が下端の折曲部近傍所定位
置まで、所定の深さに形成されており、連通部分はテー
パ状をなして電線の圧入を容易とされている。この圧接
スロット４は前・端面２ｄのコンタクトスロット４ａ、
後端面２ｆのストレインリリーフスロット４ｂとの２つ
のスロットにより形成されている。尚、以下便宜上コン
タクトスロット４ａ、ストレインリリーフスロソ）４ｂ
の各スロットは単にスロット４ａ、４ｂという。

スリット３は接続すべき電線の被覆の外径よりも僅かに
幅広く設定されており、圧接スロット４は当該電線の芯
線（撚り線）の外径よりも狭い所定の幅に設定されて当
該芯線が開口端面に圧接可能とされている。更に、この
圧接スロット４の前端面２ｄのスロット４ａは後端面２
ｆのスロット４ｂよりも僅かに狭く設定されており、前
記芯線の接続部分の先端側を後端側よりも強く圧入させ
て確実な電気的接触を得ると同時に、機械的強度（引っ
張り力）を強くするようにしである。このコンタンクト
２の接続端子部２ａはキャリヤ１ａに連設する先端を接
続端子とされ、前端面２ｄとの連設部近傍（以下基端部
という）２ａ゛をインサート成形によりハウジングに固
定される。

また、接続端子部２ａの中央部は第２図に示すように上
方に向かって傾斜する略クランク状をなしており、前端
面２ｄの下端を接続端子部２ａの先端よりも所定の高さ
ｈだけ上方に位置するように折曲されている。かかる形
状のコンタクト・２は金属板ｌをキャリヤ１ａの各位置
決め孔１ｃにより正確に位置決めされ、打ち抜き、折曲
等の各加工工程を経て形成される。このようにして金属
板１に多数のコンタクト２を櫛状に一体的に連設形成す
る。

上述のようにして多数のコンタクト２を形成した金属板
ｌから第１図に実線で示すように所定数のコンタクト２
を含む長さにキャリヤ１ａを切断し、或いは所定数のコ
ンタクト２に続く、１個以上のコンタクト２をキャリア
１ａから切除して歯抜は状（以下区分けという）にして
、当該キャリア１ａを連続状のまま所定数のコンタクト
２を間歇的に送り出し、第２図に２点鎖線で示すような
インサート成形用の型５に嵌め込む。この型５は例えば
、基部６と、上部７．８との３つの部分から成り、基部
６の上面にキャリヤ１ａを載置した状態においてコンタ
クト２の下端は当該基部６の上面から前記高さｈだけ離
隔している。型５に各コンタクト２を嵌め込んだ後、樹
脂部材を射出して第４図に示すようにインサート成形に
より一体成形する。

各コンタクト２は接′ＩｒｔＥ端子部２ａの基端部２ａ
’と固定部２ｃとを第５図及び第８図に示すようにハウ
ジング１０の前壁１０ａと後壁１０ｂに固定される。ま
た、隣合うコンタクト２の各接続端子部２ａの、各基端
部２ａ’　から接続部２ｂの前端面２ｄ、上面２ｅ、後
端面２ｆ及び固定部２Ｃに至る両側の周縁は第６図及び
第８図に示すようにこれら両者を画成するハウジングＩ
Ｏの隔壁１０ｃにより固定され、最もり（側のコンタク
ト２の接続端子部２ａの基端部２ａ’　から前端面２ｄ
、上面２ｅ、後端面２ｆ及び固定部２Ｃに至る外側の周
縁部は側壁１０ｄにより固定される。これにより各コン
タクト２はスリット３、スロット４が形成された接続部
２ｂをその全周に亘り縁取りされて枠組みしたようにハ
ウジング１０に固定され、この結果、当該接続部２ｂが
ハウジングＩＯにより補強され、薄板でも十分な強度を
保持することができる。

ハウジング１０は第５図、第６図及び第８図に示すよう
に接続部２ｂのスリット３の上下方向が空いており、更
に、接続部２ｂの前端面２ｄと前壁１０ａとの間、後端
面２「と後壁１０ｂとの間にも間隙が設けられている。

これにより当該ハウジング１０の上方からコンタクト２
のスリット３を介してスロット４内に電線を圧入可能と
される。

このハウジング１０の底面１０６には第４図に点線で示
すように一例の側壁１０ｄから他側の側壁１０ｄ°まで
貫通する溝１０ｒが形成されており、洗浄時における洗
浄液が良好に排出し得るようになっている。更に、当該
底面］、　Ｏｅにはその両側に位置決め係止用の突起１
０’ｇ、ｌｏｇが一体に形成されている。

ハウジング１（＋の後壁ＩＱｂの上面には第７図及び第
８図に示すように各コンタクト２のスリット３、スロッ
ト４と対向する位置に電線挿入用のガイド溝］１が形成
され、当該ガイド溝１１の上部は７字状の溝をなし、圧
入スロット４ｂの上部近傍と対向する箇所！１ａは電線
の外径よりも僅かに幅狭に設定され、下部は拡がって電
線を収納可能とされており、その下端面１１ｂはスロッ
ト４ｂの下端よりも僅かに下方に位置し、且つ電線３０
（第８図）の被覆３１の外径と同径の半円状の曲面に形
成されている。ガイド溝１１の前記幅狭の箇所１１ａの
両側には圧入した電線の抜けを防止するための係止部１
１ｃ、ＩＩｃが形成されており、第１０図に示すように
スロット４ｂ内に電線３０の芯線３２を圧入した状態に
おいて、ガイド溝！＋の下端面１１ｂと、各係止部１１
ｃ、ＺＣとにより当該電１，１３０の被覆３１を逸脱不
能に固定するようになっている。

上述したように所定数のコンタクト２をインサート成形
によりハウジング１０に一体に成形した後、第１図に１
点鎖線Ｃ−〇で示すキャリヤＩａと各コンタクト２の各
接ＶＥｆａ子部２ａとの連設部の当該キャリヤ１ａ近傍
位置において切断し７、当該キャリヤ１ａから各コンタ
クト２の各接続端子部２ａを切り離す。この結果、各コ
ンタクト２は電気的に切り離されて互いに独立する。尚
、以下キャリヤ１ａから切り離した各接続端子部２ａの
先端を接続端子２ａと称することとする。このようにし
て第４図に示すような超小型、且つ薄形の１ピース一体
型圧接コネクタ２０を形成する。

以下に１ピース一体型圧接コネクタ２０のコンタクト２
への電線の接続及び当該コネクタ２０のプリント基板へ
の表面実装について説明する。

１ピース一体型圧接コネクタ２０を接続すべきプリント
基板は例えば、第１２図に示すように基板４ｏの略中夫
にＩＣ１その他のパーツ類（図示せず）を実装するため
の取付孔４０ａ及び半田付パターン４１が各所に配置さ
れ、更に、これらの各接続部４１から夫々当該基板の両
端に向かってリード部４２が形成され、これらのり−ド
４２の先端には接続端子４３が所定の間隔ｄ　（中心距
乱）で並んで形成されている。これらの接続端子４３は
、ｌピース一体型圧接コネクタ２０の各接続端子２ａと
接続するための接続端子とされている。

そして、これらの接ｖｔ端子４３とプリント基板４０の
両端との間に２点鎖線で示す各位置４４．４４が夫々１
ピース一体型圧接コネクタ２０の載置位置とされ、当ｊ
ｆｆ　ｌピース一体型圧接コネクタのハウジング１０の
底面ｆｏｅに突設された係止用の突起１０ｇ、ｌｏｇと
対応する位置に位置決め用の小孔４０ｃ、４０ｃが穿設
されている。

このようなプリント基板に１ピース一体型圧接コネクタ
２０を半田付固定するために、プリント基板４０の各接
続端子４３上に、スクリーン印刷装置、或いは、微量塗
布装置（デイスペンサー）等によってクリーム状の半田
（以下ソルダークリームという）を塗り付けた後、１ピ
ース一体型圧接コネクタ２０のハウジング１０の底面］
、　ＯＱに接着剤を塗布してプリント基板４０　（第１
２図）の２線鎖線で示す位置４４に載置し、且つ各突起
１０ｇ、１０ｇを各孔４０ｃ、４０ｃ内に嵌合させて位
置決めして接着固定する。この固定した状態において当
該１ピース一体型圧接コネクタ２０の各接続端子２ａは
当該プリント基板４０の各接続端子４３上に塗り付けら
れたソルダークリームに押しつけられる。

即ち、前述したようにコンタクト２の接続端子２ａの先
端の底面とハウジング１０の底面１０ｅとは同一面に形
成されている一方、プリント基板４０上に形成された接
続端子４３上のソルダークリームは、当該プリント基板
４０の表面４０ｂよりも僅かに高くなっている。従って
、ハウジング１０をプリント基板４０上に載置した状態
において接続端子２ａの先端は、接続端子４３上のソル
ダークリームに押し付けられる。また、当該プリント基
板４０の中央部の領域４７にはＩＣ等のパーツが同様に
載置される。このようにしてプリント基板４０に前記パ
ーツと共に１ピース一体型圧接コネクタ２０を表面実装
した後、プリント基板４０をリフロー半田付装置に導入
昇温し、ソルダークリームを溶融させて各接続端子２ａ
と４３とを接続する。

さて、この様にプリント基板に半田付固定されたｌピー
ス一体型コネクタに電線を接続する方法について以下に
説明する。

第９図乃至第１１図に示すようにコンタクト２のスリッ
ト３の上方に接続すべき電＆９１３０を配置し、且つ当
該電線３０の先端３０ａをハウジング１０の前壁１０ａ
の内面に合致させてスリット３内に挿入する。次いで、
２点鎖線で示す治具５０により電線３０を押圧してコン
タクト２のスリット３から前、後端面の各スロノｈ　４
　ａ、４ｂ内に圧入する。このとき、これらの各スロッ
ト４ａ、４ｂの各開口端面により当該電線２０の被覆３
１が切断され、芯線３２のみがこれらの各スロット４ａ
、４ｂ内に圧入されてこれらのスロット４ａ。

４ｂの各端面に圧接する。

これにより、当８亥芯線３２はコンタクト２に電気的及
び機械的に強固に接続される。また、芯線３２はスロッ
ト４ｂよりもスロット４ａ内により強固に圧入され、こ
れにより当該芯線の引っ張り力による逸脱が防止される
。また、当該電線３０の本線側はガイドａ１１の下部内
において第７図乃至第１１図に示すようにその下端面１
１ｂと各係止部１１ｃ、］　］、Ｃにより係止されて当
該ガイド１Ｊ１１からの逸脱が防止される。これにより
電線３０はその芯線３２をコンタクト２に接続され、且
つ被覆３１と共にハウジング１０に固定される。

このようにして、各コンタクト２に電線３０を順次接続
する。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、導電性及びばね性
を有する金属薄板に、接続端子と、電線が圧入接続され
るスロットとが形成される接続部とを有するコンタクト
を前記接続端子を介して櫛状に多数連設形成した後、所
定数のコンタクトが連設される長さに切断、或いは区分
けされ、各コンタクトを樹脂部材により、各接続端子を
当３Ｓ　／Ｓウジングの片側に並べて突出させてインサ
ート成形してハウジングに固定し、次いで各接続端子の
連設部分を切断して各コンタクトを電気的に切り離すよ
うにしたので、前記コンタクトを小さくしてもインサー
ト成形が可能となり、極めて小型に、且つ細線用の１ピ
ース一体型の圧接コネクタを製造することが可能となる
。

また、コンタクトは接続部の両側の周縁及び接続端子の
基端部及び固定部とを介してハウジングに固定されるこ
とにより当該ハウジングにｉ、ｄＩ！固に支持されるこ
とが可能となり、この結果、コンタクトを、薄板部材で
、且つ圧接スロットを極めて狭（形成することが可能と
なり、超小型、薄形化を図ることができ、細線用のｌピ
ース一体型圧接コネクタを製造することができる等の優
れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１ピース一体型圧接コネクタの製造方
法に適用するコンタクトの一実施例を示す一部切欠上面
図、第２図は第１図の矢線■−■に沿う断面図、第３図
は第１図のコンタクトの背面図、第４図は第１図のコン
タクトにより形成した１ピース一体型圧接コネクタの一
部切欠上面図、第５図は第４図の矢線Ｖ−Ｖに沿う断面
図、第６図は第４図の矢線Ｖｌ−ＶＴに沿う断面図、第
７図は第４図の背面図、第８図は第４図の一部切欠斜視
図、第９図乃至第１１図は第４図の１ピース一体型圧接
コネクタに電線を接続する場合の説明図、第１２図はプ
リント基板の一例を示す平面図、第１３図は第１２図の
プリント基板に第４図の１ピース一体型圧接コネクタを
表面実装した状態を示す一部上面図、第１４図は第１３
図の側面図である。 １・・・金属板、１ａ・・・キャリヤ、２・・・コンタ
クト、２ａ・・・接続端子、２ｂ・・・接続部、２Ｃ・
・・固定部、３・・・スリット５４・・・スロット、５
・・・型、１０・・・ハウジング、１１・・・ガイド溝
、３０・・・電線、３１・・・被覆、３２・・・芯線、
４０・・・プリント基板、４１・・・接続部、４２・・
・リード、４３・・・接続端子、５０・・・電線押し込
み用治具。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）導電性及びばね性を有する金属薄板に、接続端子
   と、電線が圧入接続されるスロットとが形成される接続
   部とを有するコンタクトを前記接続端子を介して櫛状に
   多数連設形成した後、所定数のコンタクトが連設される
   長さに切断、或いは区分けされ、各コンタクトを樹脂部
   材により、各接続端子を当該ハウジングの片側に並べて
   突出させてインサート成形してハウジングに固定し、次
   いで各接続端子の連設部分を切断して各コンタクトを電
   気的に切り離すようにしたことを特徴とする１ピース一
   体型圧接コネクタの製造方法。
2. （２）各コンタクトは略Ｕ字状をなし、両端面の各先端
   が夫々外方に略直角に折曲されてその一方端が接続端子
   、他方端がハウジングへの固定部とされ、上面から両端
   面に亘り電線の芯線が圧入接続されるスロットが形成さ
   れて接続部とされ、隣合う各コンタクトは各接続端子の
   先端を介して櫛状に連設形成されることを特徴とする請
   求項１記載の１ピース一体型圧接コネクタの製造方法。
3. （３）各コンタクトは上面及び両端面の各両側の周縁部
   と、接続端子の基端部及び固定部とを介してハウジング
   に固定されることを特徴とする請求項１又は２記載の１
   ピース一体型圧接コネクタの製造方法。
4. （４）各コンタクトの各接続端子の先端はハウジングの
   底面と同一面に設定されることを特徴とする請求項１、
   ２又は３記載の１ピース一体型圧接コネクタの製造方法
   。