JPH0125072Y2 - - Google Patents

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JPH0125072Y2
JPH0125072Y2 JP1982048656U JP4865682U JPH0125072Y2 JP H0125072 Y2 JPH0125072 Y2 JP H0125072Y2 JP 1982048656 U JP1982048656 U JP 1982048656U JP 4865682 U JP4865682 U JP 4865682U JP H0125072 Y2 JPH0125072 Y2 JP H0125072Y2
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JP
Japan
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surface portion
recess
traveling vehicle
rising
cover body
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JP1982048656U
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JPS58150544U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、走行車体に固定のカバー体の上面部
と、上端側が前記上面部に連なる立上り面部との
交差するコーナー部に、平面視矩形の工具収納用
凹部が形成され、この凹部の上面開口部が蓋体に
て開閉自在に閉止されてある走行車輛の工具箱に
関する。
この種走行車輛の工具箱は、別体の工具箱を車
体に積むことが行ないにくい狭いスペースしかな
い例えばトラクターなどに設けられていたもので
ある。
又、該工具箱では、工具などの出し入れが行な
いやすいように、上部を開口部とし、この開口部
を蓋体にて開閉自在に閉止していた。しかし、雨
水などがこの開口部周面と蓋体周面との当接箇所
から侵入し、凹部内に収納された工具に付いてこ
れを錆びさせるような欠点が有つた。
このため、この当接箇所にパツキングを介在さ
せることが行なわれていたが、繰返される開閉に
てパツキングの損傷が生じやすく、長期にわたつ
て良好な防水性を確保することはできなかつた。
本考案は、この様な欠点を解消することを目的
とする。
この目的を達成するために、本考案の走行車輛
の工具箱は、前記凹部17の上面開口部18の上
向き周面部20を、その凹部17の矩形の長辺方
向において水平面に対し一定方向に傾斜せしめて
前記立上り面14aと上面部14bとの夫々に連
ねると共に、その凹部17の底面を前記傾斜させ
た上向き周面部20と略平行となし、かつ、その
凹部17の底面の傾斜最下部側に水抜穴25を形
成し、さらに、前記凹部17の上面開口部18を
閉止する蓋体19を、前記カバー体8の上面部1
4bの延長線に沿う上面と前記立上り面部14a
の延長線に沿つた側面を有する形状に形成してあ
ることを特徴とする。
この様に構成されているが故に、蓋体19の周
面部21と前記開口部18の上向き周面部20と
の当接面部に至る雨水などは、この当接面部が水
平面に対し一定方向に傾斜せしめられていること
により、その傾斜下方に流れて行き、かつ、この
傾斜最下部側のこれよりも外側のカバー体部分
が、この最下部よりも低く形成されているので、
この雨水は凹部に入いらず外側に流し出されて行
く。
つまり、両周面部の相互当接面部においては、
雨水が自然に凹部の外側に流れ出されるようにな
つているために、凹部内に雨水が大量に侵入する
ことはなくなつた。そして、前記凹部の上向き周
面部では、その傾斜方向を凹部の矩形の長辺方向
に設定してあるから、傾斜する周面部の長さを、
傾斜方向に対して直交する短辺方向の辺の長さに
比べて、より長く設定でき、従つて、短辺方向の
辺に沿つて残る雨水の量が少なくて済み、雨水の
凹部内への流れ込みや、残留雨水による腐食発生
を避けるなどの点で有利である。
又、凹部17の底面を傾斜させて、その傾斜最
下部側に水抜穴25を形成してあるから、仮に、
凹部17に侵入した雨水は、傾斜底面に沿つて水
抜穴25から外部に排出されることから、凹部1
7内に雨水が溜まることがなく、雨水による工具
の錆付きを防止し得る。
更に、凹部の上面開口部18を排水の為に傾斜
面に形成するものであり乍ら蓋体19の上面はカ
バー体8の上面14bと同レベルの水平面に形成
してあるから、蓋体19の上面を凹部17の上面
開口部18の傾斜面と略平行に形成する場合に比
して凹部17の内部空間を広くでき、カバー体形
状を変化させることなく多くの工具を収納できる
利点がある。
次に本考案の実施例を説明する。
本実施例はトラクターを例にして説明する。
1は走行車体であつて、前輪2,2′とエンジ
ン3、後輪4,4′と、走行ミツシヨンケース5
と伝動ケース6等より構成され、これらは、前側
カバー体7と後側カバー体8とにより覆わしめら
れている。
前記前側カバー体7はエンジン収納部9と、計
器盤10と、前輪フエンダー部11,11′より
なつている。前記後側カバー体8は、伝動ケース
覆い部12と、左右ステツプ部13,13′、左
右後輪フエンダー部14,14′、座席フレーム
部15とが有せしめられている。
前記左側後輪フエンダー部14は、後輪4,
4′の上部を覆う上面部14bと後輪4,4′の前
部を覆う立上り面部14aとを備えており、第3
図に示されるように工具箱16が一体的に設けら
れている。
該工具箱16は、前記後側カバー体8の上面部
14bと立上り面部14aとの交差箇所であるコ
ーナー部に凹入形成された工具収納用凹部17
と、この凹部17の上部開口部18を開閉自在に
閉止する蓋体19とにより構成されている。
前記開口部18の周辺には上向き周面部20が
形成され、この周面部20の前側部分は前記フエ
ンダー部14の立上り面部14aの上端に位置し
ている。そして、この周面部20は前側程下方に
下がる傾斜面に形成されている。前記蓋体19は
前記上面部14bの延長線に沿つた上面と立上り
面部14aの延長線に沿つた側面とを有し、か
つ、下面側にフランジ状の周面部21が一体に形
成されて前記上向き周面部20に載置接当されて
いる。そして、この周面部21の後側は、枢支軸
22にて上下揺動自在に前記フエンダー部14に
枢支されてある。又、この周面部21の前端に
は、下方に向つて弾性係止片23が突設され、前
記フエンダー部14に形成された係合孔24に閉
止姿勢で前記弾性係止片23が係入されるように
なつている。25は前記上向き周面部20と略平
行に構成された傾斜底面の傾斜最下部側に形成せ
られた水抜穴である。
第5図に示されるように上向き周面部20の内
縁全体に立ち上りリブ26が一体的に形成されて
いても良い。
本考案は、上記トラクターに限らず、田植機
や、コンバインあるいは、運搬車などの工具箱に
適用することができ、又、その形成箇所は上記フ
エンダー部に限らず、上面部と上端側がそれに連
なる下がりの立上り面部とを備えたカバー部分で
あれば良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る走行車輛の工具箱の実施例
を示し、第1図はトラクターの全体側面図、第2
図はカバー体の分解斜視図、第3図は工具箱を示
す縦断側面図、第4図は第3図−線断面図、
第5図は別実施例を示す縦断側面図である。 1……走行車体、8……カバー体、14a……
立上り面部、14b……上面部、17……凹部、
18……開口部、19……蓋体、20……上向き
周面部、21……蓋体の周面部、25……水抜
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車体1に固定のカバー体8の上面部14b
    と、上端側が前記上面部14bに連なる立上り面
    部14aとの交差するコーナー部に、平面視矩形
    の工具収納用凹部17が形成され、この凹部17
    の上面開口部18が蓋体19にて開閉自在に閉止
    されてある走行車輛の工具箱において、前記凹部
    17の上面開口部18の上向き周面部20を、そ
    の凹部17の矩形の長辺方向において水平面に対
    し一定方向に傾斜せしめて前記立上り面14aと
    上面部14bとの夫々に連ねると共に、その凹部
    17の底面を前記傾斜させた上向き周面部20と
    略平行となし、かつ、その凹部17の底面の傾斜
    最下部側に水抜穴25を形成し、さらに、前記凹
    部17の上面開口部18を閉止する蓋体19を、
    前記カバー体8の上面部14bの延長線に沿う上
    面と前記立上り面部14aの延長線に沿つた側面
    を有する形状に形成してある走行車輛の工具箱。
JP4865682U 1982-04-02 1982-04-02 走行車輌の工具箱 Granted JPS58150544U (ja)

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JP4865682U JPS58150544U (ja) 1982-04-02 1982-04-02 走行車輌の工具箱

Applications Claiming Priority (1)

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JP4865682U JPS58150544U (ja) 1982-04-02 1982-04-02 走行車輌の工具箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58150544U JPS58150544U (ja) 1983-10-08
JPH0125072Y2 true JPH0125072Y2 (ja) 1989-07-27

Family

ID=30059564

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4865682U Granted JPS58150544U (ja) 1982-04-02 1982-04-02 走行車輌の工具箱

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018034678A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 株式会社クボタ 作業車

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625639B2 (ja) * 1973-04-05 1981-06-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625639U (ja) * 1979-07-03 1981-03-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625639B2 (ja) * 1973-04-05 1981-06-13

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JPS58150544U (ja) 1983-10-08

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