JPH0124661Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124661Y2 JPH0124661Y2 JP12618083U JP12618083U JPH0124661Y2 JP H0124661 Y2 JPH0124661 Y2 JP H0124661Y2 JP 12618083 U JP12618083 U JP 12618083U JP 12618083 U JP12618083 U JP 12618083U JP H0124661 Y2 JPH0124661 Y2 JP H0124661Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- output
- processing unit
- central processing
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Microcomputers (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は中央処理ユニツト(CPU)の入出力
ポート回路に関し、殊に、入出力ポート(I/O
ポート)の入力モード時におけるプル・アツプ抵
抗を出力モード時における数値出力のデジタル−
アナログ変換のための重み付け抵抗として流用す
るように改良した回路に関する。
ポート回路に関し、殊に、入出力ポート(I/O
ポート)の入力モード時におけるプル・アツプ抵
抗を出力モード時における数値出力のデジタル−
アナログ変換のための重み付け抵抗として流用す
るように改良した回路に関する。
I/Oポート群に対して入力モード時に入力さ
れたデータに対し、出力モード時にその数値デー
タに対応したアナログ出力を必要とする場合があ
る。例えば電話機の制御回路系において、回路接
続時のダイアル数値入力に応じ、その各ダイアル
数値に対応したダイアル・トーンを発生させる場
合等である。一方、通常の所謂プツシユ・フオン
型の電話機等において、必要な諸々の機能を営む
のに昨今ではマイクロ・コンピユータを用いるこ
とが珍しくなくなつている。特にコードレス電話
機等においてその傾向は特に強い。このような電
話機においては、上述の機能は、用いている中央
処理ユニツトに使用者が操作したダイアル数値入
力が入力された時に、その各数値に応じて当該中
央処理ユニツトが対応する周波数及び強度のダイ
アル・トーン信号を出力することで達成される。
このダイアル・トーン信号は周知のように、国際
規格として複数の周波数の組合せで構成され、こ
の方式はまた、Dual Tone Multi−Frequency
方式と呼称される。が、ともかくも、このような
所定の方式に従つて中央処理ユニツトから出力さ
れるダイアル・トーン情報は、当該中央処理ユニ
ツトの出力ポートにおいては未だデジタル数値で
あるから、これをアナログ値に変換するのに当然
にデジタル−アナログ(D/A)変換器を必要と
する。
れたデータに対し、出力モード時にその数値デー
タに対応したアナログ出力を必要とする場合があ
る。例えば電話機の制御回路系において、回路接
続時のダイアル数値入力に応じ、その各ダイアル
数値に対応したダイアル・トーンを発生させる場
合等である。一方、通常の所謂プツシユ・フオン
型の電話機等において、必要な諸々の機能を営む
のに昨今ではマイクロ・コンピユータを用いるこ
とが珍しくなくなつている。特にコードレス電話
機等においてその傾向は特に強い。このような電
話機においては、上述の機能は、用いている中央
処理ユニツトに使用者が操作したダイアル数値入
力が入力された時に、その各数値に応じて当該中
央処理ユニツトが対応する周波数及び強度のダイ
アル・トーン信号を出力することで達成される。
このダイアル・トーン信号は周知のように、国際
規格として複数の周波数の組合せで構成され、こ
の方式はまた、Dual Tone Multi−Frequency
方式と呼称される。が、ともかくも、このような
所定の方式に従つて中央処理ユニツトから出力さ
れるダイアル・トーン情報は、当該中央処理ユニ
ツトの出力ポートにおいては未だデジタル数値で
あるから、これをアナログ値に変換するのに当然
にデジタル−アナログ(D/A)変換器を必要と
する。
然して、従来にあつては、こうした場合にも、
データの入力系とダイアル・トーン情報の出力系
とは全く別個、個別に考えられていて、一般には
入力ポートと出力ポートとは異なる端子配列を取
つており、且つ夫々の系に専用の付帯回路を要す
る結果に終つていた。
データの入力系とダイアル・トーン情報の出力系
とは全く別個、個別に考えられていて、一般には
入力ポートと出力ポートとは異なる端子配列を取
つており、且つ夫々の系に専用の付帯回路を要す
る結果に終つていた。
本考案は、このような入出力回路系において、
別途専用のポート群を経由したデジタル−アナロ
グ変換器を要することなく、入出力ポート周りに
関する合理的な構成をもつてデータ入力とアナロ
グ変換出力が可能な回路を提供せんとして成され
たものである。
別途専用のポート群を経由したデジタル−アナロ
グ変換器を要することなく、入出力ポート周りに
関する合理的な構成をもつてデータ入力とアナロ
グ変換出力が可能な回路を提供せんとして成され
たものである。
添附の図面は本考案の一実施例を示している。
入力データはこの場合、8ビツトを想定してお
り、従つて、その入出力ポートI/Oも8ビツト
である。勿論、一般的にはnビツトと考えて良
い。
入力データはこの場合、8ビツトを想定してお
り、従つて、その入出力ポートI/Oも8ビツト
である。勿論、一般的にはnビツトと考えて良
い。
この入出力ポートI/Oは入出力の各モード信
号によつてデータ読込みをしたりデータ出力をす
る。この実施例では先掲のダイアル・データを対
象に考えており、従つて、読込むべき情報はダイ
アルに相当する各スイツチSW1〜SW8の投入
状態の如何であり、出力すべき数値データはダイ
アル・トーン情報である。
号によつてデータ読込みをしたりデータ出力をす
る。この実施例では先掲のダイアル・データを対
象に考えており、従つて、読込むべき情報はダイ
アルに相当する各スイツチSW1〜SW8の投入
状態の如何であり、出力すべき数値データはダイ
アル・トーン情報である。
以下、本回路の動作を追つて説明すると、当該
スイツチの状態読込み時には、中央処理ユニツト
1の特定の出力ポート、例えば出力ポート01を
低レベル“L”にする。すると、一種のアナロ
グ・スイツチとして挿入されているトランジスタ
2がオンになり、後述する後続の演算増幅器3へ
の出力線路を等価的に閉ざす。
スイツチの状態読込み時には、中央処理ユニツト
1の特定の出力ポート、例えば出力ポート01を
低レベル“L”にする。すると、一種のアナロ
グ・スイツチとして挿入されているトランジスタ
2がオンになり、後述する後続の演算増幅器3へ
の出力線路を等価的に閉ざす。
従つて、入出力ポートの#0〜#7の各々に一
端を接続した各抵抗R1〜R8の他端は電源VCC
に接続されるようになり、従つて、この入力モー
ド時においてはこの各抵抗R1〜R8は当該入出
力ポートI/Oに関する通常のプル・アツプ抵抗
として機能する。そのため、各スイツチの状態は
当該入力モードにある入出力ポートI/Oを介し
て中央処理ユニツト1に入力することができる。
端を接続した各抵抗R1〜R8の他端は電源VCC
に接続されるようになり、従つて、この入力モー
ド時においてはこの各抵抗R1〜R8は当該入出
力ポートI/Oに関する通常のプル・アツプ抵抗
として機能する。そのため、各スイツチの状態は
当該入力モードにある入出力ポートI/Oを介し
て中央処理ユニツト1に入力することができる。
一方、数値データ出力モードにおいては、別途
に設けられている既述の出力ポート01が低レベ
ル“L”から高レベル“H”に遷移し、従つてト
ランジスタ2はオフ状態となる。そのため、入出
力ポートの各々#0〜#7に一端を接続している
各抵抗の他端は、今度は電源に対してはアイソレ
ート状態となり、一種のワイアード・オアの形態
で結線されて演算増幅器3の信号入力に接続され
たのと等価になる。
に設けられている既述の出力ポート01が低レベ
ル“L”から高レベル“H”に遷移し、従つてト
ランジスタ2はオフ状態となる。そのため、入出
力ポートの各々#0〜#7に一端を接続している
各抵抗の他端は、今度は電源に対してはアイソレ
ート状態となり、一種のワイアード・オアの形態
で結線されて演算増幅器3の信号入力に接続され
たのと等価になる。
このような状態においては、各入出力ポート
I/Oに接続した各抵抗R1〜R8は、その相対
的な値を適当に定めることにより、今度はデジタ
ル−アナログ変換における重み付け抵抗として機
能することができる。即ち、仮に最下位ビツトを
#7のポートとしたら、このポートに接続される
抵抗値に対し、次のビツトのポート#6に接続さ
れる抵抗R7の値を二倍、更に次のビツト・ポー
ト#5に接続される抵抗R5の値は四倍、…、と
いうように定めていけば、出力ポート群#7〜
#0に現れる数値出力はそれに応じた変換アナロ
グ値として演算増幅器3に入力され、当該演算増
幅器出力には適宜増幅された所定のアナログ情報
としてのダイアル・トーン信号が得られることに
なる。
I/Oに接続した各抵抗R1〜R8は、その相対
的な値を適当に定めることにより、今度はデジタ
ル−アナログ変換における重み付け抵抗として機
能することができる。即ち、仮に最下位ビツトを
#7のポートとしたら、このポートに接続される
抵抗値に対し、次のビツトのポート#6に接続さ
れる抵抗R7の値を二倍、更に次のビツト・ポー
ト#5に接続される抵抗R5の値は四倍、…、と
いうように定めていけば、出力ポート群#7〜
#0に現れる数値出力はそれに応じた変換アナロ
グ値として演算増幅器3に入力され、当該演算増
幅器出力には適宜増幅された所定のアナログ情報
としてのダイアル・トーン信号が得られることに
なる。
なお、複数個の各々抵抗値の異なる重み付け抵
抗群を利用したデジタル−アナログ変換回路自体
は周知であるから、逆に言えば、上記実施例にお
けるトランジスタ2のような電子スイツチがあつ
て、この電子スイツチが、入力モード時には電源
VCCに接続させていた抵抗群R1〜R8を、出力
モード時には当該電源との接続を断ち、代わり
に、それら抵抗群がデジタル−アナログ変換回路
中の重み付け抵抗群となる接続ノード(図示実施
例の場合には演算増幅器3の正相入力)にその接
続を切換えるようになつていれば、それで本案は
満たされる。もちろん、これら抵抗群R1〜R8
が既述のように入力モード時においてプル・アツ
プ抵抗として機能する時には、それらに重み付け
が施されていても、回路動作に支障ないことは明
らかである。
抗群を利用したデジタル−アナログ変換回路自体
は周知であるから、逆に言えば、上記実施例にお
けるトランジスタ2のような電子スイツチがあつ
て、この電子スイツチが、入力モード時には電源
VCCに接続させていた抵抗群R1〜R8を、出力
モード時には当該電源との接続を断ち、代わり
に、それら抵抗群がデジタル−アナログ変換回路
中の重み付け抵抗群となる接続ノード(図示実施
例の場合には演算増幅器3の正相入力)にその接
続を切換えるようになつていれば、それで本案は
満たされる。もちろん、これら抵抗群R1〜R8
が既述のように入力モード時においてプル・アツ
プ抵抗として機能する時には、それらに重み付け
が施されていても、回路動作に支障ないことは明
らかである。
結局、本考案によれば、データ入力時に必要な
プル・アツプ抵抗と、出力デジタル値のアナログ
値変換のために必要な重み付け抵抗とを兼用させ
るため、従来のようにこれら両機能の抵抗群を別
途に設ける必要がなくなり、回路は大幅に簡素化
すると共に大きく低廉化する効果が得られる。
プル・アツプ抵抗と、出力デジタル値のアナログ
値変換のために必要な重み付け抵抗とを兼用させ
るため、従来のようにこれら両機能の抵抗群を別
途に設ける必要がなくなり、回路は大幅に簡素化
すると共に大きく低廉化する効果が得られる。
図面は本考案の一実施例の概略構成図である。
図中、1は中央処理ユニツト、2はアナログ・
スイツチ乃至トランジスタ、3は演算増幅器、
I/Oは入出力ポート、R1〜R8は抵抗、であ
る。
スイツチ乃至トランジスタ、3は演算増幅器、
I/Oは入出力ポート、R1〜R8は抵抗、であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 中央処理ユニツトの複数の入出力ポートの各々
に対し、それぞれ一端を接続すると共に、個々に
所定の重み付けのなされた抵抗群と; 該抵抗群の上記一端に対向する他端を、入力モ
ード時には電源に接続する一方で、出力モード時
には該電源との接続を断ち、それら抵抗群がデジ
タル−アナログ変換回路中の重み付け抵抗群とな
る接続ノードの方に該接続を切換える電子スイツ
チと; を有して成る中央処理ユニツトの入出力ポート回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12618083U JPS6034653U (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 中央処理ユニットの入出力ポ−ト回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12618083U JPS6034653U (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 中央処理ユニットの入出力ポ−ト回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034653U JPS6034653U (ja) | 1985-03-09 |
JPH0124661Y2 true JPH0124661Y2 (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=30287009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12618083U Granted JPS6034653U (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 中央処理ユニットの入出力ポ−ト回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034653U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0627736U (ja) * | 1992-09-14 | 1994-04-12 | 株式会社北海道ゴム工業所 | バーコンベヤ |
-
1983
- 1983-08-16 JP JP12618083U patent/JPS6034653U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6034653U (ja) | 1985-03-09 |
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