JPH01244738A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH01244738A JPH01244738A JP7381688A JP7381688A JPH01244738A JP H01244738 A JPH01244738 A JP H01244738A JP 7381688 A JP7381688 A JP 7381688A JP 7381688 A JP7381688 A JP 7381688A JP H01244738 A JPH01244738 A JP H01244738A
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- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 claims description 6
- 239000008280 blood Substances 0.000 abstract description 3
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば超音波エコー情報から被検体の断層像
または超音波のドツプラ効果を利用した二次元血流像を
得る超音波診断装置に関する。
または超音波のドツプラ効果を利用した二次元血流像を
得る超音波診断装置に関する。
(従来の技術)
超音波診断装置は体外から超音波を送出し、その反射波
によって形成される二次元画像を用いて人体細部の組織
構造を把握するものである。また従来より、血液が画像
内の各点に向かっておよび遠ざかって流れる速度をパル
ス・ドツプラ方式で決定することが可能である。このよ
うなパルス・ドツプラ方式により得られた血流の速度分
布の画像を、組織構造の画像上にIIすることもできる
。この速度分布は灰色の色相で表示していたが、このよ
うな速度分布の表示法では流速画像を組織構造画像から
識別することが困難であった。
によって形成される二次元画像を用いて人体細部の組織
構造を把握するものである。また従来より、血液が画像
内の各点に向かっておよび遠ざかって流れる速度をパル
ス・ドツプラ方式で決定することが可能である。このよ
うなパルス・ドツプラ方式により得られた血流の速度分
布の画像を、組織構造の画像上にIIすることもできる
。この速度分布は灰色の色相で表示していたが、このよ
うな速度分布の表示法では流速画像を組織構造画像から
識別することが困難であった。
この解決法として、一つの方向への血流の速度をいくつ
かの速度範囲に区分して、各々の区分に対して一群の色
の中から任意な色を当て、また逆方向の速度に対しも同
様にして色を当てる方法があった。この速度分布図の作
成方法では、特定の色と所定の流速との組合せが不自然
となってしまう。このため、一方向の流れを赤色という
一つの固定された色相を用いて表示し、他方向の流れを
安定した青色という一つの固定された色相を用いて表示
していた。またこの方法では、血流速度の違いを輝度の
違いに対応して変換し、カラー表示するようにしていた
。すなわちこの表示方法では、血流速度がしきい値より
小さい時には黒と表示し、血流速度がしきい値より僅か
に大きいときには暗い色(赤、青)を表示し、さらに血
流速度が大きくなるに従って輝度を増加し、血流速度が
最大のときに鮮かな色(最高輝度の色)を表示するもの
である。なおこの表示方法では、血流パワーの情報を前
記自流速度の情報と同時に表示していなかった。
かの速度範囲に区分して、各々の区分に対して一群の色
の中から任意な色を当て、また逆方向の速度に対しも同
様にして色を当てる方法があった。この速度分布図の作
成方法では、特定の色と所定の流速との組合せが不自然
となってしまう。このため、一方向の流れを赤色という
一つの固定された色相を用いて表示し、他方向の流れを
安定した青色という一つの固定された色相を用いて表示
していた。またこの方法では、血流速度の違いを輝度の
違いに対応して変換し、カラー表示するようにしていた
。すなわちこの表示方法では、血流速度がしきい値より
小さい時には黒と表示し、血流速度がしきい値より僅か
に大きいときには暗い色(赤、青)を表示し、さらに血
流速度が大きくなるに従って輝度を増加し、血流速度が
最大のときに鮮かな色(最高輝度の色)を表示するもの
である。なおこの表示方法では、血流パワーの情報を前
記自流速度の情報と同時に表示していなかった。
(発明が解決しようとする課題)
以上のように従来の表示法にあっては、次のような問題
点がある。すなわち遅い血流速度にあっては、カラー表
示が暗い色となってしまうため見え難くなり、遅い血流
の検出が困難になるという問題があった。またこの血流
速度と血流パワーの両方の血流情報を同時に鮮明にカラ
ー表示することが望まれていた。
点がある。すなわち遅い血流速度にあっては、カラー表
示が暗い色となってしまうため見え難くなり、遅い血流
の検出が困難になるという問題があった。またこの血流
速度と血流パワーの両方の血流情報を同時に鮮明にカラ
ー表示することが望まれていた。
そこで本発明の目的は、遅い血流速度の検出能力を向上
し得、血流の速度情報および血流パワー情報を共に視覚
的に認識し得る超音波診断装置を提供することにある。
し得、血流の速度情報および血流パワー情報を共に視覚
的に認識し得る超音波診断装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決する為に次のような手段を講じ
た。すなわち被検体に向けて送波した超音波の反射成分
に基いて該被検体の断層像を表示すると共に、この断層
像に重ねて血流情報をカラー表示する超音波診断装置に
おいて、血流速度の違いを彩度の違いに対応して変換す
ると共に、血流パワーの違いを輝度の違いに対応して変
換するカラー処理手段を備えるようにしたものである。
た。すなわち被検体に向けて送波した超音波の反射成分
に基いて該被検体の断層像を表示すると共に、この断層
像に重ねて血流情報をカラー表示する超音波診断装置に
おいて、血流速度の違いを彩度の違いに対応して変換す
ると共に、血流パワーの違いを輝度の違いに対応して変
換するカラー処理手段を備えるようにしたものである。
また被検体に向けて送波した超音波の反射成分に基いて
該被検体の断層像を表示すると共に、この断層像に重ね
て血流情報をカラー表示する超音波診断装置において、
血流速度の違いを彩度および輝度の違いに対応して変換
するカラー処理手段を備えるようにしたものである。
該被検体の断層像を表示すると共に、この断層像に重ね
て血流情報をカラー表示する超音波診断装置において、
血流速度の違いを彩度および輝度の違いに対応して変換
するカラー処理手段を備えるようにしたものである。
(作用)
このような手段を講じたことにより次のような作用を呈
する。本発明によれば、カラー処理手段により血流速度
の変化を彩度の変化に対応させ、血流速度の違いを彩度
の違いで表示する。またこのIth流速度の情報と共に
、血流パワーの変化が輝度の変化に対応されているので
、血流パワーの違いが輝度の違いで表示され、血流パワ
ー情報も同時に表示される。したがって、遅い血流速度
の部分も明るい色で鮮明に見易く表示されるので、遅い
血流速度の検出能力が向上し、血流速度と血流パワーの
画情報を共に視覚的に明瞭に認識できる。
する。本発明によれば、カラー処理手段により血流速度
の変化を彩度の変化に対応させ、血流速度の違いを彩度
の違いで表示する。またこのIth流速度の情報と共に
、血流パワーの変化が輝度の変化に対応されているので
、血流パワーの違いが輝度の違いで表示され、血流パワ
ー情報も同時に表示される。したがって、遅い血流速度
の部分も明るい色で鮮明に見易く表示されるので、遅い
血流速度の検出能力が向上し、血流速度と血流パワーの
画情報を共に視覚的に明瞭に認識できる。
また血流の方向とその血流速度の変化に対して輝度と彩
度を変化させ表色範囲を拡張するようにしたので、遅い
血流が鮮かな色(純色の最高階調)で表現することがで
き、速度分布が視覚的に見易くなり、遅い血流も容易に
検出することができる。
度を変化させ表色範囲を拡張するようにしたので、遅い
血流が鮮かな色(純色の最高階調)で表現することがで
き、速度分布が視覚的に見易くなり、遅い血流も容易に
検出することができる。
(実施例)
第1図は本発明に係る超音波診断装置の第1実施例を示
すブロック図である。第1図において、超音波診断装置
は、電子走査型超音波プローブ(以下、「プローブ」と
いう)11、電子走査装置アナログ部12.90″位相
器25.ミキサ24a 、 24b 。
すブロック図である。第1図において、超音波診断装置
は、電子走査型超音波プローブ(以下、「プローブ」と
いう)11、電子走査装置アナログ部12.90″位相
器25.ミキサ24a 、 24b 。
ローパスフィルタ26a 、 26b 、 M T I
(MovingTarget l ndicator
)演算部27、走査変換手段(ディジタル・スキャン・
コンバータ) 34.35、カラー処理手段36、マル
チプレクサ(MPX)37、D/A (ディジタル・ア
ナログ)変換手段38、表示手段39を具備して構成さ
れる。電子走査装置アナログ部12はプリアンプ13.
バルサ149発振器15゜デイレイライン16.加算器
17検波器18を具備して構成される。
(MovingTarget l ndicator
)演算部27、走査変換手段(ディジタル・スキャン・
コンバータ) 34.35、カラー処理手段36、マル
チプレクサ(MPX)37、D/A (ディジタル・ア
ナログ)変換手段38、表示手段39を具備して構成さ
れる。電子走査装置アナログ部12はプリアンプ13.
バルサ149発振器15゜デイレイライン16.加算器
17検波器18を具備して構成される。
加算器17から出力された信号のうち、一方の信号は検
波器18を介して走査変換手段34に送出される。また
他方の信号はうイン19以降に送出され、ライン19を
介してこの信号はミキサ24a 、 24bに入力され
る。このミキサ24a 、 24bには90°位相器2
5により発振器15からの基準信号toが90’の位相
差を生じる如く入力される。そしてミキサ24a 、
24bによりライン19からの信号と基準信号fOとが
それぞれミキシングされ、ローパスフィルタ26a 、
26b I、−ドプラ偏移信号fd、2fO+fdが
入力される。さらにローパスフィルタ26a。
波器18を介して走査変換手段34に送出される。また
他方の信号はうイン19以降に送出され、ライン19を
介してこの信号はミキサ24a 、 24bに入力され
る。このミキサ24a 、 24bには90°位相器2
5により発振器15からの基準信号toが90’の位相
差を生じる如く入力される。そしてミキサ24a 、
24bによりライン19からの信号と基準信号fOとが
それぞれミキシングされ、ローパスフィルタ26a 、
26b I、−ドプラ偏移信号fd、2fO+fdが
入力される。さらにローパスフィルタ26a。
26bにより高周波数成分であるドプラ偏移信号。
2fO+f+jが除去され、ドプラ偏移信号fdのみが
出力される。このドプラ偏移信号は血流情報の演算を行
なうための位相検波出力信号となるものである。さらに
ローパスフィルタ26a 、 26bから出力された位
相検波出力信号はMTI演算部27に入力される。この
MTI演鋒部27はA/D変換器28a 、 28b
、 M T Iフィルタ29a 、 29b 、自己相
関器30、平均速度演算部31、分散8II算部32、
パワー演算部33を具備して構成される。このMTIは
移動目標指示装置の略称であり、ドプラ効果を利用して
移動目標のみを検知するものである。自己相関器30は
周波数分析法の一種類であり、二次元の多点の周波数分
析をリアルタイムで行なう必要性から用いられている。
出力される。このドプラ偏移信号は血流情報の演算を行
なうための位相検波出力信号となるものである。さらに
ローパスフィルタ26a 、 26bから出力された位
相検波出力信号はMTI演算部27に入力される。この
MTI演鋒部27はA/D変換器28a 、 28b
、 M T Iフィルタ29a 、 29b 、自己相
関器30、平均速度演算部31、分散8II算部32、
パワー演算部33を具備して構成される。このMTIは
移動目標指示装置の略称であり、ドプラ効果を利用して
移動目標のみを検知するものである。自己相関器30は
周波数分析法の一種類であり、二次元の多点の周波数分
析をリアルタイムで行なう必要性から用いられている。
また平均速度演算部31、分散演算部32、パワー演算
部33においては、それぞれ所定の演算実行により血流
速1分散およびパワーが算出される。MTI演算部27
の出力は走査変換手段35を介してカラー処理手段36
に取込まれ、このカラー処理手段36によりカラー処理
が施される。このカラー処理手段36は血流速度の違い
を彩度の違いに対応して変換するものであり、また血流
パワーの違いを輝度の違いに対応して変換するものとな
っている。なお分散、パワーも適宜にカラー処理される
が、この処理は従来装置と同様である。そしてこのカラ
ー処理手段36により処理された出力および前記走査変
換手段34の変換出力は、MPX37およびD/A変換
器38を介して表示手段39に送出されるものとなって
いる。
部33においては、それぞれ所定の演算実行により血流
速1分散およびパワーが算出される。MTI演算部27
の出力は走査変換手段35を介してカラー処理手段36
に取込まれ、このカラー処理手段36によりカラー処理
が施される。このカラー処理手段36は血流速度の違い
を彩度の違いに対応して変換するものであり、また血流
パワーの違いを輝度の違いに対応して変換するものとな
っている。なお分散、パワーも適宜にカラー処理される
が、この処理は従来装置と同様である。そしてこのカラ
ー処理手段36により処理された出力および前記走査変
換手段34の変換出力は、MPX37およびD/A変換
器38を介して表示手段39に送出されるものとなって
いる。
次にカラー処理手段36a 、 MPX37. D/A
変換手段38の詳細について第2図を参照して説明する
。同図に示すようにカラー処理手段36aはR0M40
a 〜42aを具備し、各R0M40a 〜42aに前
記走査変換手段35の変換出力が取込まれるようになっ
ている。このROM 40a〜42aは、血流の方向お
よび血流速Vの情報と、血流パワーPの情報と、を前記
走査変換手段35から入力し、表示手段39に表示すべ
く赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の輝度を表わす
ディジタル信号に変換するものである。すなわちこのR
OM 40a〜42aの配憶情報によって表示手段39
に種々のカラー表示がなされる。ROfv140a〜4
2aの記憶情報は次のように決定されている。
変換手段38の詳細について第2図を参照して説明する
。同図に示すようにカラー処理手段36aはR0M40
a 〜42aを具備し、各R0M40a 〜42aに前
記走査変換手段35の変換出力が取込まれるようになっ
ている。このROM 40a〜42aは、血流の方向お
よび血流速Vの情報と、血流パワーPの情報と、を前記
走査変換手段35から入力し、表示手段39に表示すべ
く赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の輝度を表わす
ディジタル信号に変換するものである。すなわちこのR
OM 40a〜42aの配憶情報によって表示手段39
に種々のカラー表示がなされる。ROfv140a〜4
2aの記憶情報は次のように決定されている。
射3図(a)(b)はマンセルの)−ISf表色系を示
す図であり、第3図(C)は血流速度■および血流パワ
ーPを前記H8I表色系に対応して表示する図である。
す図であり、第3図(C)は血流速度■および血流パワ
ーPを前記H8I表色系に対応して表示する図である。
同図において、I(1度)はO≦I≦1とし、S(彩度
)はO≦S≦1とし、H(色相)は0≦H≦360°
とする。
)はO≦S≦1とし、H(色相)は0≦H≦360°
とする。
今、前記H,S、Iは下記の式に示す如く、血流速度■
および血流パワーPに対応して変化するようにする。な
お血流速度Vは−1/2≦V≦1/2とし、血流パワー
Pは0≦P≦1とする。
および血流パワーPに対応して変化するようにする。な
お血流速度Vは−1/2≦V≦1/2とし、血流パワー
Pは0≦P≦1とする。
ここで血流速度VがO≦V≦ 1/2の範囲にあるとき
には、 H=A S−2X (C−1)xV−+1 1=2 xDxV+ExP とする。
には、 H=A S−2X (C−1)xV−+1 1=2 xDxV+ExP とする。
また血流速度Vが−1/2≦V≦0の範囲にある時には
、 H=B S=2 X (1−C) xv+1 1=−2XDXV+EXP とする。
、 H=B S=2 X (1−C) xv+1 1=−2XDXV+EXP とする。
なお定数A、Bは0〜360の任意な定数であり、定数
C,D、EはO〜1の任意の定数である。例えば定数を
C−0,5,D=0.E−0,5と指定すると、血流パ
ワーPが小から大となるに従って輝度Iが増加する。ま
た定数A = 120°、B=360°と指定すると、
観測者に向かって流れる血流速度Vは鮮かな赤色からく
すんだ赤色へと変化し、また観測者から遠ざかる血流速
度Vは鮮かな青色からくすんだ青色へと変化する。
C,D、EはO〜1の任意の定数である。例えば定数を
C−0,5,D=0.E−0,5と指定すると、血流パ
ワーPが小から大となるに従って輝度Iが増加する。ま
た定数A = 120°、B=360°と指定すると、
観測者に向かって流れる血流速度Vは鮮かな赤色からく
すんだ赤色へと変化し、また観測者から遠ざかる血流速
度Vは鮮かな青色からくすんだ青色へと変化する。
第4図はジググラフを示す図である。このジググラフは
前記血流速度■と血流パワーPに対応したH、S、Tを
R,G、8の各信号に変換するグラフである。このジグ
グラフに基いてROM 40a〜42a内に変換テーブ
ルを形成する。なお血流パワーPが0あるいは所定のし
きい値以下の場合には次のように決定する。
前記血流速度■と血流パワーPに対応したH、S、Tを
R,G、8の各信号に変換するグラフである。このジグ
グラフに基いてROM 40a〜42a内に変換テーブ
ルを形成する。なお血流パワーPが0あるいは所定のし
きい値以下の場合には次のように決定する。
R=G=B=O・・・(4)
MPX37はスイッチ43.44.45を具備し、この
スイッチ43.44.45の切替動作により走査変換手
段34の出力(Bモード像情報)と、各ROM 40a
〜42aの出力との合成処理が行われる。D/A変換手
段38はD/A変換器4B、 47.48を有し、D/
A変換器46.47.48によって前記スイッチ43.
44゜45の選択出力はアナログ信号に変換され、これ
らの信号は表示手段39に送出されるものとなっている
。
スイッチ43.44.45の切替動作により走査変換手
段34の出力(Bモード像情報)と、各ROM 40a
〜42aの出力との合成処理が行われる。D/A変換手
段38はD/A変換器4B、 47.48を有し、D/
A変換器46.47.48によって前記スイッチ43.
44゜45の選択出力はアナログ信号に変換され、これ
らの信号は表示手段39に送出されるものとなっている
。
このように構成された超音波診断4iflは次のように
作用する。まず、電子走査装置アナログ部12により被
検体Bモード像を得るためにスキャンされ、このスキャ
ンにより得られたBモード情報が走査変換手段34によ
り表示系の走査に変換され、これがMPX37.D/A
変換手段38を介して表示手段39に送出され濃淡表示
される。
作用する。まず、電子走査装置アナログ部12により被
検体Bモード像を得るためにスキャンされ、このスキャ
ンにより得られたBモード情報が走査変換手段34によ
り表示系の走査に変換され、これがMPX37.D/A
変換手段38を介して表示手段39に送出され濃淡表示
される。
一方、Bモード像情報収集と同時に収集されたドプラデ
ータは、ミキサ24a 、 24bおよびローパスフィ
ルタ26a 、 26bを介してMTI演算部27に取
込まれる。そしてこのデータはMTI演算部27内の平
均速度演i部319分散演算部32.パワー演算部33
により所定の演算が処理され、その演算結果が走査変換
手段35を介してカラー処理手段36により、異なる血
流速度Vが異なる彩度(マンセンのH8I表示系のS)
、異なる血流パワーPが異なる輝度(マンセルのH8I
表示系の1)のカラー情報に変換される。そしてこのカ
ラー情報がMPX37.D/A変換手段38を介して表
示手段39に送出され、Bモード像に重畳表示される。
ータは、ミキサ24a 、 24bおよびローパスフィ
ルタ26a 、 26bを介してMTI演算部27に取
込まれる。そしてこのデータはMTI演算部27内の平
均速度演i部319分散演算部32.パワー演算部33
により所定の演算が処理され、その演算結果が走査変換
手段35を介してカラー処理手段36により、異なる血
流速度Vが異なる彩度(マンセンのH8I表示系のS)
、異なる血流パワーPが異なる輝度(マンセルのH8I
表示系の1)のカラー情報に変換される。そしてこのカ
ラー情報がMPX37.D/A変換手段38を介して表
示手段39に送出され、Bモード像に重畳表示される。
このように本実施例によれば、カラー処理手段36aに
より血流速度■の変化を彩度Sの変化に対応させ、血流
速度Vの違いを彩度Sの違いで表示する。またこのlf
[l流速度■の情報と共に、血流パワーPの変化が輝度
Iの変化に対応されているので、血流パワーPの違いが
輝度■の違いで表示され、血流パワーPの情報も同時に
表示される。したがって、遅い血流速度も速い血流速度
も同じ輝度Iで表示され、遅い血流速度Pの部分も明る
い色で鮮明に見易く表示されるので、遅い血流速度の所
でも明確に速度を把握することができ、遅い血流速度P
の検出能力が向上する。また輝度Iの変化に対応して血
流パワーPの変化を表示しているので、血流速度Vと血
流パワーPの画情報を共に視覚的に明瞭に認識でき、診
断能力を向上することができる。
より血流速度■の変化を彩度Sの変化に対応させ、血流
速度Vの違いを彩度Sの違いで表示する。またこのlf
[l流速度■の情報と共に、血流パワーPの変化が輝度
Iの変化に対応されているので、血流パワーPの違いが
輝度■の違いで表示され、血流パワーPの情報も同時に
表示される。したがって、遅い血流速度も速い血流速度
も同じ輝度Iで表示され、遅い血流速度Pの部分も明る
い色で鮮明に見易く表示されるので、遅い血流速度の所
でも明確に速度を把握することができ、遅い血流速度P
の検出能力が向上する。また輝度Iの変化に対応して血
流パワーPの変化を表示しているので、血流速度Vと血
流パワーPの画情報を共に視覚的に明瞭に認識でき、診
断能力を向上することができる。
次に本発明の第2実施例について説明する。第5図はカ
ラー処理手段36b 、 MPX37. D/A変換器
38の詳細を示す図である。本実施例はカラー処理手段
36bが前記第1実施例に対し変更されており、その他
の部分については、第1実施例と同一の回路構成となっ
ている。同図に示すようにカラー処理手段36bはR0
M40b 、 41b 、 42bを具備し、各RQM
40b 、 41b 、 42bに前記走査変換手段3
5の変換出力が取込まれ、血流速度の違いを彩度および
輝度の遠いに変換するものである。このR0M40b
、 41b 、 42bは、血流の方向および血流速度
■の情報を前記走査変換手段35から入力し、表示手段
39に表示すべく赤色(R)、緑色(G)、青色(B)
の輝度を表わすディジタル信号に変換するものである。
ラー処理手段36b 、 MPX37. D/A変換器
38の詳細を示す図である。本実施例はカラー処理手段
36bが前記第1実施例に対し変更されており、その他
の部分については、第1実施例と同一の回路構成となっ
ている。同図に示すようにカラー処理手段36bはR0
M40b 、 41b 、 42bを具備し、各RQM
40b 、 41b 、 42bに前記走査変換手段3
5の変換出力が取込まれ、血流速度の違いを彩度および
輝度の遠いに変換するものである。このR0M40b
、 41b 、 42bは、血流の方向および血流速度
■の情報を前記走査変換手段35から入力し、表示手段
39に表示すべく赤色(R)、緑色(G)、青色(B)
の輝度を表わすディジタル信号に変換するものである。
すなわちこのROM40b〜42bの記憶情報によって
表示手段39に種々のカラー表示がなされる。ROM
40b〜42bの記憶情報は次のように決定されている
。
表示手段39に種々のカラー表示がなされる。ROM
40b〜42bの記憶情報は次のように決定されている
。
第6図(a)(b)はマンセルの881表色系を示す図
であり、第6図(C)は血流速度Vを前記881表色系
に対応して表示する図である。今、第6図(C)中の太
線に示す如く血流速度Vに対応して色が変化するものと
する。そしてR,B。
であり、第6図(C)は血流速度Vを前記881表色系
に対応して表示する図である。今、第6図(C)中の太
線に示す如く血流速度Vに対応して色が変化するものと
する。そしてR,B。
Gを下記の式に示す如く血流速度に対応して変化させる
。なお血流速度Vを一1/2≦V≦1/2とする。
。なお血流速度Vを一1/2≦V≦1/2とする。
ここで血流速度■が0≦V≦ 1/2の範囲であるとき
には、 R=1 G−2(△−0,3) XVlo、7B=2 (A
−0,3) xVlo、7 とする。
には、 R=1 G−2(△−0,3) XVlo、7B=2 (A
−0,3) xVlo、7 とする。
また血流速度Vが一1/2≦V≦Oの範囲である時には
、 R=2 (C−0,1) XVlo、9G=2 (
C−0,1) xVlo、9[3=1 とす
る。
、 R=2 (C−0,1) XVlo、9G=2 (
C−0,1) xVlo、9[3=1 とす
る。
ここでA、Cは赤系、前爪の最高到達輝度であり、例え
ばΔ=o、e 、 c=o、eに指定する。図中αは彩
度100%の最高輝度表示色を示す。そして血流速度■
の変化とともに、彩度Sおよび輝度Iが変化するものと
なっている。これに基いてROM 40b〜42b内に
変換テーブルが形成される。
ばΔ=o、e 、 c=o、eに指定する。図中αは彩
度100%の最高輝度表示色を示す。そして血流速度■
の変化とともに、彩度Sおよび輝度Iが変化するものと
なっている。これに基いてROM 40b〜42b内に
変換テーブルが形成される。
さらに表示手段39に観測者に向かって流れる血流速度
V 1.i ATかな赤色から白っぽい赤色へと変化す
る如く表示され、観測者から遠ざかる血流速度Vは鮮か
な青色から白っぽい青色へと変化する如く表示される。
V 1.i ATかな赤色から白っぽい赤色へと変化す
る如く表示され、観測者から遠ざかる血流速度Vは鮮か
な青色から白っぽい青色へと変化する如く表示される。
このように本実施例によれば、血流の方向とその血流速
度の変化に対して輝度と彩度を変化させ表色範囲を拡張
するようにしたので、遅い血流が鮮かな色(純色の最高
階調)で表現することができ、速度分布が視覚的に見易
くなり、遅い血流も容易に検出することができる。
度の変化に対して輝度と彩度を変化させ表色範囲を拡張
するようにしたので、遅い血流が鮮かな色(純色の最高
階調)で表現することができ、速度分布が視覚的に見易
くなり、遅い血流も容易に検出することができる。
なお本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能で
あるのは勿論である。
、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能で
あるのは勿論である。
[発明の効果]
本発明によれば、血流速度の違いを彩度の違いに対応し
て変換すると共に、血流パワーの違いを輝度の違いに対
応して変換するカラー処理手段を備えたので、遅い血流
速度の検出能力を向上することができ、血流の速度情報
および血流パワー情報を共に視覚的に認識できる。また
血流の方向とその血流速度の変化に対して輝度と彩度を
変化させ表色範囲を拡張するようにしたので、遅い血流
が鮮かな色(!!!色の最高階調)で表現することがで
き、速度分布が視覚的に見易くなり、遅い血流も容易に
検出し得る超音波診断装置を提供できる。
て変換すると共に、血流パワーの違いを輝度の違いに対
応して変換するカラー処理手段を備えたので、遅い血流
速度の検出能力を向上することができ、血流の速度情報
および血流パワー情報を共に視覚的に認識できる。また
血流の方向とその血流速度の変化に対して輝度と彩度を
変化させ表色範囲を拡張するようにしたので、遅い血流
が鮮かな色(!!!色の最高階調)で表現することがで
き、速度分布が視覚的に見易くなり、遅い血流も容易に
検出し得る超音波診断装置を提供できる。
第1図は本発明に係る超音波診′rS装置の第1実施例
を示すブロック図、第2図は同装置の主要部の詳細を示
す図、第3図<a)(b)はマンセル表色系の説明図、
第3図(C)は血流速度および血流パワーをH3I表色
系に対応して表示した図、第4図はH8I−RGBの変
換式−覧を示す説明図、第5図は第2実施例における主
要部の詳細を示す図、第6図(a)(b)はマンセル表
色系の説明図、第6図(C)は血流速度をH81表色系
に対応して表示した図である。 11・・・超音波プローブ、27・・・MTI演算部、
34゜35・・・走査変換手段、36a 、 36b・
・・カラー処理手段。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 第5図 ! (b) 第 6図
を示すブロック図、第2図は同装置の主要部の詳細を示
す図、第3図<a)(b)はマンセル表色系の説明図、
第3図(C)は血流速度および血流パワーをH3I表色
系に対応して表示した図、第4図はH8I−RGBの変
換式−覧を示す説明図、第5図は第2実施例における主
要部の詳細を示す図、第6図(a)(b)はマンセル表
色系の説明図、第6図(C)は血流速度をH81表色系
に対応して表示した図である。 11・・・超音波プローブ、27・・・MTI演算部、
34゜35・・・走査変換手段、36a 、 36b・
・・カラー処理手段。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 第5図 ! (b) 第 6図
Claims (2)
- (1)被検体に向けて送波した超音波の反射成分に基い
て該被検体の断層像を表示すると共に、この断層像に重
ねて血流情報をカラー表示する超音波診断装置において
、血流速度の違いを彩度の違いに対応して変換すると共
に、血流パワーの違いを輝度の違いに対応して変換する
カラー処理手段を具備したことを特徴とする超音波診断
装置。 - (2)被検体に向けて送波した超音波の反射成分に基い
て該被検体の断層像を表示すると共に、この断層像に重
ねて血流情報をカラー表示する超音波診断装置において
、血流速度の違いを彩度および輝度の違いに対応して変
換するカラー処理手段を具備したことを特徴とする超音
波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7381688A JPH01244738A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7381688A JPH01244738A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01244738A true JPH01244738A (ja) | 1989-09-29 |
Family
ID=13529061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7381688A Pending JPH01244738A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01244738A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4889247A (en) * | 1988-09-16 | 1989-12-26 | Continental Pet Technologies, Inc. | Plastic container, preform for and method of making same |
US5858300A (en) * | 1994-02-23 | 1999-01-12 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Self-sustaining container |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP7381688A patent/JPH01244738A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4889247A (en) * | 1988-09-16 | 1989-12-26 | Continental Pet Technologies, Inc. | Plastic container, preform for and method of making same |
US5858300A (en) * | 1994-02-23 | 1999-01-12 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Self-sustaining container |
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