JPH01238529A - 骨粗鬆症予防治療剤 - Google Patents

骨粗鬆症予防治療剤

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JPH01238529A
JPH01238529A JP63318750A JP31875088A JPH01238529A JP H01238529 A JPH01238529 A JP H01238529A JP 63318750 A JP63318750 A JP 63318750A JP 31875088 A JP31875088 A JP 31875088A JP H01238529 A JPH01238529 A JP H01238529A
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Keiji Kubo
惠司 久保
Masao Tsuda
津田 昌夫
Hiroshi Sato
宏 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、1,2.4−ベンゾチアジアジン誘導体を含
有してなる骨粗髭症予防治療剤に関する。
従来の技術 骨粗髪症は、骨の量的減少がある程度以上になって、そ
のために何らかの症状または危険を起こしている病的状
態あるいは疾患である。その主要症状はを椎の後彎、腰
背骨ならびに椎体、大腿骨頚部、撓骨下端、肋骨、上腕
骨上端等の骨折である。
その原因は内分泌および栄養障害等多様である。
従来、治療薬としてはエストロゲン剤、カルシトニン、
ビタミンDおよびカルシウム剤等が投与されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の治療薬を投与する場合、投与対象
が限定されたり、効果が不確実である場合もあり十分な
効果が得られていない。
問題点を解決するための手段 そこで本発明者らは、骨に直接作用して骨吸収を抑制す
る、より一般的な薬剤の開発を目的として鋭意研究を行
なった結果、下記一般式([)で表わされる1、2.4
−ベンゾチアジアジン誘導体が骨に直接作用してすぐれ
た骨吸収抑制作用を示すことを見出し、本発明を完成し
た。
すなわち本発明は、 一般式(1) %式% [式中、R1およびR2は同一または異なって水素。
ハロゲン原子、置換されていてもよい低級アルキル、置
換されていてもよい水酸基、または低級アシルを示すか
、あるいは隣接するR1とR1とが互いに連結して式+
CHffi)−[式中、mは3〜5の整数を示す]また
は式 −〇−GCH、Io−E式中、nは1〜3の整数
を示す]で表わされる環を形成することを示し R3は
水素、低級アルキルあるいはアラルキルを、R4は水素
またはそれぞれ置換されていてもよいアルキル、アラル
キル、アルケニル、芳香族あるいは複素環基を示す。]
で表わされる化合物またはその塩を含有してなる骨粗黙
症予防治療剤に関する。
前記式(1)中、R1または′R1で示されるハロゲン
の例としてはフッ素、塩素、臭素およびヨウ素があげら
れ、とりわけ塩素が好ましい。
R1またはRtで示される置換されていてもよい低級ア
ルキルにおける低級アルキルとしては炭素数1〜6のも
のが好ましく、たとえばメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル。
5ec−ブチル、 tert−ブチル、ペンチル、イン
ペンチル、ネオペンチル、ヘキシルなどがあげられる。
R1またはR2で示される置換されていてもよい水酸基
としては、水酸基およびこの水酸基に適宜の置換基、特
に水酸基の保護基として用いられるものを有した、たと
えばアルコキシ、アラルキルオキシ、アシルオキシなど
があげられる。該アルコキシとしては、炭素数が1〜6
の低級アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、インプロポキシ、ブトキシ、インブトキシ、 5e
e−ブトキシ。
tert−ブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ、ネ
オペントキシ、ヘキシルオキシなど)が好ましい。
該アラルキルオキシとしては、たとえばフェニル−C1
−、アルキルオキシ(例、ベンジルオキシ、フェネチル
オキシなど)があげられる。該アシルオキシとしては、
炭素数が2〜4のアルカノイルオキシ(例、アセチルオ
キシ、プロピオニルオキシ、n−ブチリルオキシ、 1
so−ブチリルオキシなど)が好ましい。
R’またはR′で示される低級アシルとしては、ホルミ
ルまたは前記R’、 R”について記した炭素数1〜6
のアルキルとカルボニル基の結合したもの(例、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、インブf ’) ル、 
ttレリル、インバレリル、ピバロイル等)カあげられ
る。
R1とR1とが互いに隣接しているときは、R1とRt
とが連結して−(CHt’)−または−0−GCH井−
0−で示される環を形成していてもよ(、かかる環はベ
ンゼン環の炭素原子とともに形成される5〜7員環を含
む。これら環の中ではmが3または4の5〜6員環、お
よびnが1または2の5〜6員環が好ましい。
R3で示される低級アルキルとしては、前記R1および
R1について記した炭素数が1〜6のものが好ましい。
R3で示されるアラルキルとしては、たとえばベンジル
、フェネチル等のフェニル−CI−4アルキルが好まし
い。
R4で示される置換されていてもよいアルキルにおける
アルキルとしては炭素数1−10の直鎖状9分枝状、環
状いずれでもよく、その例としては、R1およびRtに
ついて記したC0−8アルキルに加えて、たとえばヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロベンチル、シクロヘキシル等が挙げ
られる。
R4で示される置換されていてもよいアラルキルにおけ
るアラルキルとしては、R3で示されるアラルキルと同
様のものが挙げられる。
R′で示される置換されていてもよい芳香族基における
芳香族基としては、たとえばフェニル。
ナフチル、アントリルおよびフエナントリル等のC11
−14アリールが挙げられる。
R4で示される置換されていてもよい複素環における複
素環としては、たとえば1個の硫黄原子。
窒素原子または酸素原子を含む5〜7員慢素環。
2〜4個の窒素原子を含む5〜6員複素環、1〜2個の
窒素原子および1個の硫黄原子または酸素原子を含む5
〜6員慢素環が挙げられ、これらの複素環は2個以下の
窒素原子を含む6員環、ベンゼン環または1個の硫黄原
子を含む5員環と縮合していてもよい。
上記の複素環の具体例としては、たとえば、2−ピリジ
ル、3−ピリジル、4−ピリジル、ピリミジル、ピラジ
ニル、ピリダジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、チア
ゾリル、インチアゾリル、オキサシリル、インキサゾリ
ル、ピリド[2,3−d]ピリミジル、ベンゾピラニル
、1.8−ナフチリジル、1.5−ナフチリジル、1,
6−ナフチリジル、■、7−ナフチリジル、2,7−ナ
フチリジル、2,6−ナフチリジル、キノリル、チェノ
[2,3−b]ピリジル、テトラゾリル、チアジアゾリ
ル、オキサジアゾリル。
トリアジニル、トリアゾリル、チエニル、ピロリル。
ピロリニル、フリル、ピロリジニル、ベンゾチエニル、
インドリル、イミダゾリジニル、ピペリジル、ピペリジ
ノ、ピペラジニル、モルホリニル、モルホリノなどが挙
げられる。
R4で示される置換されていてもよいアルケニルにおけ
るアルケニルとしては炭素数2〜6のものが好ましく、
例としてはアリル(allyl)、ビニル。
クロチル、2−ペンテン−1−イル、3−ペンテン−1
−イル、2−ヘキセン−1−イル、3−ヘキセン−1−
イル、2−シクロへキモニル。2−シクロペンテニル、
2−メチル−2−プロペン−1−イル、3−メチル−2
−ブテン−1−イル等が挙げられる。
上記R1またはR”で示される置換されていてもよいア
ルキルにおける置換基としては、たとえばハロゲン(例
、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、水酸基、炭素数1
〜6のアルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、インプロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキ
シルオキシ等)などが挙げられ、置換基の数は1〜3個
が好ましい。
R+およびR’について置換された低級アルキルの具体
例としては、たとえばトリフルオロメチル。
トリフルオロエチル、ジフルオロメチル、トリクロロメ
チル、ヒドロキシメチル、■−ヒドロキシエチル、2−
ヒドロキシエチル、メトキシメチル、エトキシメチル、
■−メトキシエチル、2−メトキシエチル、2−エトキ
シメチル、2.2−ジメトキシエチル、2,2−ジェト
キシエチルなどがあげられる。
R4で示される置換されていてもよいアルキルにおける
置換基としては、たとえばハロゲン(例、フッ素、塩素
、臭素、3つ素等)、水酸基、炭素数1〜6のアルコキ
シ、炭素数1〜6のアルキルまたは炭素数1〜10のア
シルで置換されていてもよいアミノ(例、ジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、アセチルアミ
ノ、プロピオニルアミノ、ベンゾイルアミ7等)、炭素
数1〜6のアルキルで置換されていてもよいカルバモイ
ル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル
、ジプロピルカルバモイル等)、炭素数1〜6のアルコ
キシカルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、プロポキシカルボニル等)、前記した複素環
などが挙げられる。R4について置換されたアルキルの
具体例としては、たとえばトリフルオロメチル、トリフ
ルオロエチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、
2−ヒドロキシエチル。
2−メトキシエチル、2−エトキシメチル、2,2−シ
メトキシエチル、2,2−ジェトキシエチル。
2−ピリジルメチル、3−ピリジルメチル、4−ピリジ
ルメチル、2−(2−チエニル)エチル、3−(3−フ
リル)プロピル、2−モルホリノエチル、3−ピロリル
ブチル、2−ピペリジノエチル、2−(N。
N−ジメチルアミノ)エチル、2−(N−メチルーN−
エチルアミノ)エチル、2−(N、N−ジイソプロピル
アミン)エチル、5−(N、N−ジメチルアミン)ペン
チル、N、N−ジエチルカルバモイルメチル、N、N−
ジメチルカルバモイルエチル、N、N−ジメチルカルバ
モイルペンチル、エトキシカルボニルメチル、インプロ
ポキシカルボニルエチル。
tert−ブトキシカルボニルプロビルなどが挙げられ
る。
R4で示される置換されていてもよいアラルキル、芳香
族基、複素環における置換基としては、たとえばハロゲ
ン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)。
炭素数1−6のアルコキシ、炭素数1−6のアルキル、
ハロゲン化Cl−8アルキル(例、トリフルオロメチル
、ジフルオロメチル、2,2.2−)リフルオロエチル
、 2.2.2−トリクロロエチル等)、炭素数1−6
のアルキルまたは炭素数1−10のアシルで置換されて
いてもよいアミノ(例、メチルアミノ、ジメチルアミノ
、ジエチルアミノ、ジブチルアミノ、アセチルアミノ、
プロピオニルアミノ、′ベンゾイルアミノ等)、C,、
アルコキシで置換されていてもよいホスホリルまたはホ
スホリル−C+−sアルキル(例、ジェトキシホスホリ
ル、ジェトキシホスホリルメチル等)、前記したものと
同様の芳香族基(ただしハロゲン置換されていてもよい
。)などが挙げられる。
R4について、置換されたアラルキルの具体例としては
、たとえば4−クロロベンジル、3−(2−フルオロフ
ェニル)プロピル、3−メトキシベンジル、3.4−ジ
メトキシフェネチル、4−エチルベンジル、3.4−ジ
メチルフェネチル、3−トリフルオロメチルベンジル、
4−(3−トリフルオロフェニル)ブチル、4−アセチ
ルアミノベンジル。
2−プロピオニルアミノフェネチル等が挙げられる。
R“について、置換された芳香族基の具体例としては、
たとえば4−クロロフェニル、2,4−ジフルオロフェ
ニル、6−メドキシー2−ナフチル、3゜4−ジェトキ
シフェニル、3.4−ジメチルフェニル、3−トリフル
オロフェニル、4−シクロへキシルフェニル、4−アセ
チルアミノフェニル、2−ベンゾイルアミノフェニル、
4−ジェトキシホスホリルフェニル、4−ジェトキシホ
スホリルメチルフェニル等があげられる。
R4について、置換された複素環の具体例としては、た
とえば5−クロロ−2−ピリジル、3−メトキシ−2−
ピリジル、5−メチル−2−ベンゾチアゾリル、5−メ
チル−4−フェニル−2−チアゾリル、3−フェニル−
5−インオキサシリル。
4−(4−クロロフェニル)−5−メチル−2−オキサ
シリル、4−ブチル−1−ピペラジニル、3−フェニル
−1,2,4−チアジアゾール−5−イル。
5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル、
5−アセチルアミノ−2−ピリミジル、3−メチル−2
−チエニル、4.5−ジメチル−2−フラニル、4−メ
チル−2−モルホリニル等が挙げられる。
R4で示される置換されていてもよいアルケニルにおけ
る置換基としては、R4で示される置換されていてもよ
いアルキルにおける置換基と同じものが挙げられる。
R4について、置換されたアルケニルの具(11として
は2.2−ジフルオロビニル、4−エトキシクロチル、
1−シクロへキセニルメチル、3−シクロへキシル−2
−ブテン−1−イル、4−(2−ピリジル)−2−ブテ
ン−1−イル、4−(N、N−ジエチルアミノ)クロチ
ル、3−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサシリ
ル)−2−プロペン−1−イル、4−(N、N−ジメチ
ルカルバモイル)クロチル等が挙げられる。
上記化合物(I)のうちR4がメチル、エチルまたはベ
ンジルである時、R’、R−よびR3のうち少なくとも
1つは置換されている化合物は新規化合物である。
上記化合物(1)はたとえば次の様にして製造できる。
すなわち A法 一般式 R3 [式中、R’、R”、R”およびR4は前記と同意義を
有する]で表わされる化合物を適当な溶媒中、あるいは
溶媒なしで加熱することにより得ることができる。かか
る溶媒としては、たとえばメタノール、エタノール、プ
ロパツール、2−プロパツール。
ブタノール、2−メトキシエタノールなどのアルコール
類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタ
ンなどのエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素類、酢酸エチル。
アセトニトリル、ピリジン、N、N−ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、クロロホルム。
ジクロルメタン、l、2−ジクロルエタン、l、1゜2
.2−テトラクロルエタンあるいはこれらの混合溶媒な
どがあげられる。本反応においては適宜の塩基、たとえ
ば炭酸カリウム、トリエチルアミン、N−メチルモルホ
リン、N、N−ジメチルアミノピリジン、N、N−ジメ
チルアニリン、ピリジンなどの存在下に行うこともでき
る。塩基の使用量は化合物(n)1モルに対し0.1〜
lOモル程度が好ましい。反応温度はいずれの場合も約
lO°C〜約200℃、好ましくは約り0℃〜約150
°Cであり、反応時間は、通常約0.5〜100時間、
好ましくは約2〜20時間である。
旦広 本法ではA法において、化合物(II)のうちR4が水
素である化合物(II−1)を用いて得られた化合物(
ビ) R’ [式中、R1,R4およびR3は前記と同意義を有する
コと式 %式%() [式中、R”はそれぞれ置換されていてもよいアルキル
、アラルキルまたはアルケニルを示し、Xは脱離基を示
す]て表わされる化合物([[)とを反応させることに
より得ることができる。R4/で示される置換されてい
てもよいアルキル、アラルキルおよびアルケニルは前記
R4で示されるそれらと同様のものがあげられる。また
Xで示される脱離基としては、たとえばハロゲン、好ま
しくは塩素、臭素またはヨウ素やエステル化することに
より活性化されたヒドロキシル基、たとえば有機スルホ
ン酸の残基であるアリールスルホニルオキシ基(例、p
−トルエンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオ
キシ基)、炭素数1−4のアルキルスルホニルオキシ基
(例、メタンスルホニルオキシ基)や、有機リン酸の残
基であるジフェニルフオスフォリルオキシ基、シベンジ
ルフオスフオリルオキシ基、炭素数1−4のジアルキル
フオスフオリルオキシ基(例、ジメチルフオスフオリル
オキシ基)などが挙げられる。本反応は有機溶媒中、塩
基の存在下に反応させることにより行なわれる。
溶媒としては用いる塩基の種類によっても異なるが、た
とえばメタノール、エタノールなどのアルコール類、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジ
エチルエーテルなどのエーテル類、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシドなどを適宜用いるこ
とができる。塩基としてはたとえば炭酸カリウム、炭酸
ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド、
水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミド
などが用いられる。本反応ではまず化合物(■′)と塩
基とを溶媒中で反応させてアニオンを形成させ、ついで
化合物(I[[)を反応させるのが好ましい。反応温度
は通常約−1O°C〜約100°C1好ましくは約O′
C〜約40℃、反応時間は通常約0.5〜10時間、好
ましくは約1〜5時間である。
」 本法ではA法において、化合物(n)のうちR3が水素
である化合物(II−2)を用いであるいはB法におい
て、化合物(ド)のうちR3が水素である化合物(1’
−1)を用いて得られた下式化合物(ド′) [式中、R’、R’およびR4は前記と同意義を有する
1で表わされる化合物と 式 %式%() 1式中、R”は低級アルキルまたはアラルキルを示し、
Xは前記と同意義を有する。]で表わされる化合物(I
V)とを反応させることにより得ることができる。R3
/で示される低級アルキルおよびアラルキルは前記R3
で示されるそれらと同様のものが挙げられる。本反応は
B法における化合物(1′)と化合物([II)との反
応とまったく同様の条件下で行うことができる。
このようにして得られる1、2.4−ベンゾチアジアジ
ン誘導体(1)は公知の分離精製手段たとえば濃縮、減
圧濃縮、溶媒抽出、晶出、再結晶、転溶、クロマトグラ
フィーなどにより単離精製することができる。
本発明の原料化合物(II)はたとえばつぎのD法に示
すような方法で製造することができる。
(以下余白) 以涛 (■)            (■)(IX) ↑ R3R3 帽)            (■) [式中、R1−R4およびXは前記と同意義を有する] 本誌ではまず(V)をアリル(allyl)化して(■
)とし、ついでイソシアナート類(■)と反応させてウ
レイド誘導体(IX)とし、(X)と反応させた後、酸
化して([1)を製造する。(V)と(Vl)の反応は
適宜の溶媒中で行なわれる。該溶媒としては例えばベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタンなどの
エーテル類、メタノール、エタノール、プロパツールな
どのアルコールIn、酢酸エチル、アセトニトリル、ピ
リジン、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
フオキシド、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−
ジクロロメタン、1.1,2.2−テトラクロロエタン
あるいは水、及びこれらの混合溶媒があげられる。
塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
カリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ金属塩、ピリ
ジン、トリエチルアミン、N、N−ジメチルアニリンな
どのアミン類などがあげられる。
本反応は通常約−10〜150°C1好ましくは約0〜
50℃で行われる。
(■)とインシアナート類(■)との反応は適宜の溶媒
中で行なわれる。
該溶媒としてはたとえばベンゼン、トルエン、キシレン
などの芳香族炭化水素、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタンなどのエーテル類、メタノール、
エタノール、フロパノールなどのアルコール類、酢酸エ
チル、アセトニトリル、ピリジン、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、ジ
クロルメタン、1,2−ジクロルメタン、1,1,2.
2=テトラクロルエタン;酢酸、水あるいはこれらの混
合溶媒があげられる。本反応は通常約−10°C〜15
0°C1好ましくは約20’C〜100°Cで約0.5
〜20時間反応させて行なわれる。
ついで得られた(IX)と化合物(X)とを反応させて
(XI)を製造する。本反応工程はB法における化合物
(ド)と化合物(III)との反応とまったく同様にし
て行うことができる。
さらに(XI)を酸化して化合物(II)を製造する。
本酸化反応は常法に従い、酸化剤、例えばm−クロロ過
安息香酸、過酸化水素、過エステル(perester
s)、メタ過ヨウ素酸ナトリウム等を用いて行なわれる
。この酸化は反応条件下で不活性である有機溶媒、例え
ばハロゲン化された炭化水素(例、塩化メチレン、クロ
ロホルム、ジクロロエタン等)、または炭化水素(例、
ベンゼン、トルエン等)、アルコール類(メタノール、
エタノール、プロパツール等)中にて有利に行なわれる
。酸化剤として過酸化水素を用いる場合、また酸化を酢
酸、水性酢酸中にて行なうことができる。酸化剤はやや
過剰に用いることが好ましい。本反応は室温またはこれ
以下、好ましくは約−50°c−to’cの温度で通常
約0.5〜10時間かけて行なわれる。
ウレイド誘導体(IX)は、また次の方法で得ることも
できる。
(以下余白) E法 (XII)           (XII[)本性で
は、まず安息香酸誘導体(:ll)を通常のクルチウス
転位反応によりイソシアナート類(XIII)とする。
本反応は、任意の公知の方法に従えばよく、例えば新実
験化学講座、第14巻、「有機化合物の合成と反応[1
]J (1978年)等に記載の方法あるいはそれに準
じた方法により行なわれる。例えば塩化オキサリルまた
は塩化チオニル等により(XII)を酸塩化物とし、つ
いでナトリウムアジドとの反応で酸アジドとする。酸ア
ジドをベンゼン、トルエンまたはジフェニルエーテル等
の溶媒中で加熱することによりインシアナート類(Xn
l)が得られる。ついで(XIII)をアミン類(XI
V)と反応させウレイド誘導体(IX)を製造する。
本反応工程はD法における化合物(■)と化合物(■)
とを反応させる場合の反応条件とまった(同様にして行
うことができる。
以下に化合物(1)の薬理効果を示す試験結果を示す。
[骨吸収抑制作用] 骨吸収作用の測定はロイスの方法[ジャーナル・オブ・
クリニカル・インベスティゲーション(J、 Cl1n
、 Invest、)44. 103−116(196
5)]によった。すなわち、妊娠19日目のSprag
ue−Dawley系ラット1匹に”Ca(カルシウム
の同位元素、CaCL溶液)を、50μCi皮下注射し
、翌日開腹し、無菌的に胎児ラットを取り出し、解剖顕
微鏡下で胎児ラットの左右の前腕骨(撓骨1尺骨)を躯
幹より切り離しさらに可能な限り結合織、軟骨を除いて
骨培養サンプルとした。骨を一片ずつ0.6dのBGJ
bメディウム(Fitton −Jacksonmod
ification+ [GIBCOLaborato
ries(米国)]に牛血清アルブミン、2mg/dを
含む)中で37°Cで24時間前培養した後、後述する
実施例で得られた化合物をIOμg/dとなるように加
えた上記メディウムでさらに2日間培養をつづけた後、
メディウム中の”c aの放射活性と骨中の4SCaの
放射活性を測定し、次式に従って、骨からメディウム中
へ放出した4SCaの比率(%)を求めた。
骨中の45Caのカウント 同腹の胎児から得た骨を化合物を加えないで同様に2日
間培養したものを対照群とした。各群5個の骨から得ら
れた値の平均値主標準偏差を求め、この値の対照群の値
に対する比率(%)を求めその結果を第1表に示した。
第  1  表 2     75.6 5     80.7 11      B8.5 14     70.7 21     54.9 22     71.4 23     55.7 27     59.4 31     63J 33     63.3 34     61.0 35     65.2 41     50.3 45     85.9 46     74.0 47     68.1 48     75.6 49     70.5 50     64.6 51     75.4 52     75.2 53     87.7 54     77.0 55      g3.3 また、化合物(1)の毒性については、たとえば実施例
No、 3.No、 4.No、 11またはNo、 
12で合成した化合物を300 mg/ kg・体重の
割合でマウスに経口投与しても、死亡例は認められなか
った。
上記した様に、本発明における化合物(1)はすぐれた
骨吸収抑制作用を有し、かつ毒性が低い。
したがって、本発明の化合物(1)は、哺乳動物(例、
マウス、ラット、ウサギ、犬、ネコ、牛、豚、ヒト等)
の骨粗髭症の予防および治療に用いることができる。
本発明の化合物(1)を、哺乳動物の骨粗髭症の予防ま
たは治療剤として用いるには、たとえば化合物(1)を
薬理学的に許容され得る担体、たとえば賦形剤(例、乳
糖、澱粉、ショ糖等)、崩壊剤(例、澱粉、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム等)。
滑沢剤(例、ステアリン酸マグネシウム、タルク等)結
合剤(例、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、マクロゴール等)等と適宜
混合し、カプセル剤1錠剤、顆粒剤、散剤などの剤型に
して経口的に投与することができる。
また非経口的に投与する場合には、化合物(1)を通常
液剤に用いられる添加剤、例えばpH調整用の緩衝剤(
リン酸緩衝剤、ホウ酸緩衝剤、クエン酸緩衝剤、酒石酸
緩衝剤、酢酸緩衝剤等)、等張化剤(ソルビトール、グ
リセリン、ポリエチレングリコール、フロピレンゲリコ
ール、グルコース、塩化ナトリウム等)、防腐殺菌剤(
バラオキシ安息香酸エステル類、ベンジルアルコール、
パラクロルメタキシノール、クロルクレゾール、フェネ
チルアルコール、ソルビン酸またはその塩、チメロサー
ル、クロロブタ/−ル、パラベン類等)、キレート剤(
エデト酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、縮合リン酸
ナトリウム等)、粘稠剤(カルボキシメチルセルロース
、ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、メチルセルロース、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸ナトリウム)などを、通常
使用される添加量で配合し、注射剤として、または化合
物(1)をたとえば中鎖もしくは高級脂肪酸のトリグリ
セライド、ポリエチレングリコールなどを、通常使用さ
れる添加量で配合し、成型することにより平削としても
よい。
投与量は、経口的に投与する場合は、成人1人につき通
常1日あたり約10mg〜1g、好ましくは約10mg
〜100mgであり、非経口的に投与する場合は成人1
人につき通常1日あたり約0.1mg−100mgs好
ましくは約0.1mg−10mgである。
実施例 つぎに参考例および実施例をあげて本発明をさらに具体
的に説明する。なお、融点はすべて熱板法で測定し未補
正である。
参考例1 2−アミノチオフェノール(200g)、 6 NNa
OH(267m2)及びMeOH(200m)の混合物
に水冷下アリルプロミド(194g)を1時間かけて滴
下した。さらに1.5時間撹拌後、水を加えてエーテル
で抽出した。エーテル層を水洗、乾燥(MgSO,)後
、溶媒を留去、残留物を減圧蒸留に付し2−アリルチオ
アニリン(256,8g。
97.1%)を得た。bp  108−114℃/4m
mHg、NMR(δ Ppm in CD CIs) 
: 3.34(2H,d。
J= 7)、 4.33(2H,br s)、 4.8
−5.1(2H,m)、 5.6−6、1(18゜a+
)、 6.5−6.8(211,m)、 7.09(i
ll、 double t、  j = 7.5and
  2)、7.33(LH,double  d、  
 J=7.5  and  2)参考例2〜9 同様にして第2表の化合物を得た。
(以 下 余 白) 参考例10 2−アリルチオ−5−トリフルオロメチルアニリン(1
,7g)、フェニルイソシアナート(1,1g)。
トルエン(7d)の混合物を2時間かきまぜた。減圧下
に溶媒を留去し、残留する結晶をろ取した。
イソプロピルエーテルから再結晶し、N−(2−アリル
チオ−5−トリフルオロメチルフェニル)−N’−フェ
ニルウレアを無色結晶として得た。
収量2.1g(81,0%)。mp135 136°C
0元素分析値C,7H,,F、N、O5として計算値:
C,57,95; H,4,29; N、7.95実測
値:C,58,07; H,4,39; N、7.88
参考例11〜29 参考例10と同様にして第3表の化合物を得た。
(以 下 余 白) 参考例30 2−アリルチオ−6−ニチルアニリン(6,0g)の酢
酸(20,d)溶液にシアン酸カリウム(3,0g)の
水(10dり溶液を60℃で滴下した。同温度で30分
かきまぜた後、水を加え析出した結晶をろ取した。酢酸
エチル−へ牛サンから再結晶しN−(2−アリルチオ−
6−ニチルフエニル)ウレアを無色結晶として得た。収
1t5.8g(79,0%)。
融点 163−164℃。
元素分析値C、、H、、N 、OSとして計算値:C,
6G、99; H,6,82; N、11.85実測値
:C,61,07; H,6,83; N、11.91
参考例31−37 参考例30と同様にして第4表の化合物を得た。
(以 下 余 白) 参考例38 N−(2−アリルチオフェニル)ウレア(3,12g)
のDMF(15d)溶液に油性水素化ナトリウム(0,
6g)を加え、水冷下15分間、ついで室温で15分間
かきまぜた。再び水冷し、ヨウ化メチル(0,9331
!12)を加え1.5時間かきまぜた。反応混合物を水
に注ぎ酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は水洗、乾
燥(MgSO,)後、溶媒を留去し、残留物をカラムク
ロマトグラフィー[シリカゲル(100g)、酢酸エチ
ルで溶出]で精製した。N−(2−アリルチオフェニル
)−N−メチルウレアを油状物として得た。収量2.8
4g(85,3%)。NMR(δppm  in CD
Cl5): 3.17(3■、 s)、 3.56(2
H,d、 J = 6.5Hz)、 4.38(2H,
br s)、 5.03−5.40(a+。
28)、 5.66−6、20(a+、 LH)、 7
.17−7、47(a、 4■)I R(neat):
 3476.3320.3200.1660 am ’
元素分析値C、、H、、N、OSとして計算値:C,5
9,43; H,6,35; N、12.60実測値:
C,59,22; H,6,42; N、12.45参
考例39 参考例38と同様にしてN−(2−アリルチオフェニル
)−N−ベンジルウレアを得た。収率69.4%。酢酸
エチル−ヘキサンから再結晶。
無色板状晶。mp、111−112℃。
元素分析値C、、H、、N 、OSとして計算値:C,
68,43; H,6,08; N、9.39実測値:
C,68,73; H,6,13; N、9.45参考
例4O N−(2−アリルチオ−5−トリフルオロメチルフェニ
ル)−N’−tert−ブチルウレア(0,6g)のク
ロロホルム(15m)溶液に水冷下m−クロロ過安息香
酸(含量80%、0.39g)のクロロホルム(63!
12)溶液を滴下した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液、水の順に洗浄後乾燥した。溶媒を留去し残留
物はカラムクロマトグラフィー[シリカゲル(30g)
、酢酸エチル−へ牛サン(1:2)溶出]で精製し、イ
ソプロピルエーテル−へ牛サンカラ再結晶して2−(ア
リルスルフィニル−5−トリフルオロメチルフェニル)
 −N ’ −tert −ブチルウレアの無色針状晶
を得た。収fft0.59g(94,0%)。mp、1
13 114℃。
元素分析値C、、H、、F 、N 、O、Sとして計算
値:C,51,7t; H,5,50; N、8.04
実測値:C,51,75; H,5,55; N、1.
98参考例41〜68 参考例40と同様にして第5表の化合物を得た。
(以 下 余 白) 参考例75 2−アリルチオ安息香酸(9,2g)のTHF(50d
り溶液に、塩化オキサリル(7,2g)を加え、さらに
D M F (l drop)を加えて室温で2時間か
きまぜた。溶媒を留去し残留物をアセトン(15d)に
溶かし、ナトリウムアジド(4,6g)の水(15d)
溶液に13〜15°Cで滴下した。1時間かきまぜた後
、ベンゼン(20dX3)で抽出した。
ベンゼン抽出層は水洗、乾燥(MgSO,)後、65℃
で1時間かきまぜた。溶媒を留去し、残留物を減圧蒸留
に付し2−アリルチオフェニルイソシアナートを無色油
状物(7,2g、80%)として得た。
bp98°C/ 0 、7 mmHg N M R(δppm in CDC13) + 3.
88(2H,d、J=7.5fiz)、 4.85〜5
.15(2H,m)、 5.6〜6.1(IH,m)、
 6.9〜7.5(4H,m) I R(neat) : 2270.2220.158
0.1500.920.755(cIll−’)参考例
76 2−アリルチオフェニルイソシアナート(0,96g)
およびジエチルp−アミノベンジルホスホネート(1,
2g)をトルエン(5m)に溶かし30分間還流下に加
熱した。反応混合物を水冷し、ヘキサンを加え析出結晶
をろ取した。酢酸エチルから再結晶し、ジエチル 4−
[3−(2−アリルチオフェニル)ウレイド]ベンジル
ホスホネート(2゜Og、91%)を無色プリズム晶と
して得た。
mpH7118°C 元素分析値C,,H!、N、O,PSとして計算値: 
C,5g、05; H,6,26,N、6.45実測値
: C,57,94,H,6,23; N、6.61参
考例77 参考例74と同様にしてジエチル 4−[3−(2−ア
リルチオフェニル)ウレイド]フェニルホスホネートを
得た。収率83%。mp133−134°C(酢酸エチ
ル−ヘキサン) 元素分析値C2゜H,、N、O,PSとして計算値: 
C,57,13,H,5,99; N、6.66実測値
: C,57,25; H,5,96; N、6.52
実施例I A法:  N−(2−アリルスルフィニル−3−クロロ
フェニル)−N′−メチルウレア(1,93g)、4−
ジメチルアミノピリジン(0,86g)、クロロホルム
(20d)の混合物を13.5時間加熱還流した。反応
混合物を濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー[
担体ニジリカゲル 100g、酢酸エチル−ヘキサン(
1:2)溶出]で精製し、8−クロロ−2−メチル−1
,2,4−ベンゾチアジアジン−3(4H)−オンの結
晶を得た。酢酸エチル−ヘキサンから再結晶。無色針状
晶。mp、165−166°C0収量1.03g(収率
67゜8%)。
元素分析値C,H,CIN、O8として計算値:C,4
4,76; H,3,29; N、13.05実測値:
C,44,75; H,3,21,N、13.19実施
例2 B法 6−トリフルオロメチル−1,2,4−ベンゾチ
アジアジン−3(4H)−オン(1,17g)のN。
N−ジメチルホルムアミド(DMFX6t12)溶液に
水冷下、油性水素化ナトリウム(60%、0.2g)を
加、tlo分間かきまぜた。ついで2−ブロモエチルベ
ンゼン(0,92g)を加え、室温で5.5時間かきま
ぜ、反応液を水に注いで酢酸エチルで抽出した。酢酸エ
チル層を、水洗、乾燥(MgS O、)後溶媒を留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢
酸エチル−ヘキサン(1:2)溶出コで精製し2−フェ
ネチル−6−トリフルオロメチル−1,2,4−ベンゾ
チアジアジン−3(4H) −:t ンノ結晶ヲ得た。
イソプロピルエーテル−ヘキサンから再結晶した。無色
板状晶。mp。
152−153℃。収量838mg(49,6%)。
元素分析値C,,H,3F3N、OSとシテ計算値:C
,56,80; H,3,87; N、8.28実測値
:C,56,72; H,3,87,N、8.26実施
例3〜41 実施例1,2と同様にして第6表の化合物を得た。
実施例58 錠剤 1錠中の組成 (1)化合物A(実施例1で得られた化合物)50mg
(2)コーンスターチ             30
  mg(3)乳糖                
113.4mg(4)ヒドロキシプロピルセルロース 
     6  mg(5)水           
     (0,03a11)上記の組成のうち、(1
)、(2)、(3)及び(4)を混合し、それに水を加
え練合を行った後、40°C216時間真空乾燥し、乳
鉢で粉砕し、16メツシユの篩を通して顆粒とした。こ
の顆粒に(6)を加え混合し、ロータリー弐打錠機(菊
水製作所製)で1錠あたり200mgの錠剤を製造した
実施例59 (1)化合物B(実施例23で得られた化合物)  5
0  B(2)コーンスターチ           
  30  mg(3)乳糖            
    113.4mg(4)ヒドロキシセルロース 
         6  mg(5)水       
         (0,03d)(6)ステアリン酸
マグネシウム        0.6mg(7)セルロ
ースアセテートフタレート    to  sag(8
)アセトン               (o、2d
)計  210  sag 上記の組成のうち、(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)及び(6)を用い実施例42と同様にして錠剤を
製造した。この錠剤に(7)のア七トン溶液をバーコー
ター(フロイント社製)でフィルムコートし、1錠あた
り210mgの腸溶錠を製造した。
実施例60 カプセル中の組成 (1)化合物C(実施例20で得られた化合物)  3
0  mg(2)コーンスターチ          
  40  Ilg(3)乳糖           
      74−g(4)ヒドロキシプロピルセルロ
ース      6  mg(5)水        
         (0,02m)計150 mg 上記の組成のうち、(1)、(2)、(3)及び(4)
を混合し、それに水を加え練合を行った後、40℃、1
6時間真空乾燥し乳鉢で粉砕し、16メツシユの篩を通
して顆粒とした。この顆粒をカプセル充填機(イタリア
、ザナシー社製)でゼラチン3号カプセルに充填し、カ
プセル剤を製造した。
実施例61 (1)化合物D(実施例11で得られた化合物)5mg
(2)サリチル酸ナトリウム         50 
 mg(3)塩化ナトリウム            
180  mg(4)メタ重亜硫酸ナトリウム    
    20  mg(5)メチル−パラベン    
       36  mg(6)プロピル−パラベン
          4  mg(7)注射用蒸留水 
            (2,OJ!12)計295
 B 上記の組成のうち、(2)、(3)、(4)、(5)及
び(6)を撹拌しながら80℃で上記の約半分の蒸留水
に溶解する。得られた溶液を40℃まで冷却し、化合物
(D)をその溶液中に溶解する。次にその溶液に注射用
蒸留水を加えて最終の容量に調整し、滅菌フィルター(
デラポア、ミリポアフィルター社製)を用いて滅菌ろ過
して、注射剤を調製した。
発明の効果 本発明の化合物(1)は、すぐれた骨吸収抑制作用を有
するので、哺乳動物の骨粗髪症予防治療剤として有用で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1およびR^2は同一または異なって水素
    、ハロゲン原子、置換されていてもよい低級アルキル、
    置換されていてもよい水酸基、または低級アシルを示す
    か、あるいは隣接するR^1とR^2とが互いに連結し
    て式▲数式、化学式、表等があります▼[式中、mは3
    〜5の整数を示す]または式▲数式、化学式、表等があ
    ります▼[式中、nは1〜3の整数を示す]で表わされ
    る環を形成することを示し、R^3は水素、低級アルキ
    ルあるいはアラルキルを、R^4は水素またはそれぞれ
    置換されていてもよいアルキル、アラルキル、アルケニ
    ル、芳香族あるいは複素環基を示す。]で表わされる化
    合物またはその塩を含有してなる骨粗鬆症予防治療剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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