JPH01235638A - 化粧板及びその製造方法 - Google Patents

化粧板及びその製造方法

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JPH01235638A
JPH01235638A JP6412488A JP6412488A JPH01235638A JP H01235638 A JPH01235638 A JP H01235638A JP 6412488 A JP6412488 A JP 6412488A JP 6412488 A JP6412488 A JP 6412488A JP H01235638 A JPH01235638 A JP H01235638A
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Minoru Masuda
稔 増田
Tsutomu Takemura
竹村 務
Tsukasa Hayakawa
典 早川
Atsunori Murata
篤則 村田
Akira Niwayama
庭山 明
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Toppan Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、被転写基材の素材窓を生かし、なおかつ印刷
柄により、意匠性を高めた化粧(反及びその製造方法に
関するものである。
この化粧板は、家具、建具、住宅部材等に用いられる。
〈従来の技術〉 ラワン合板等の木質基材表面にインキ層を設けて、この
素材である木質基板(例としてラワン合板)とは異なる
天然木(例えばナラ)に類似した化粧板を製造する技術
は良く知られている。この場合、インキ層は、三層から
成り、この三層は、木質基材の表面側から、順に、下地
印刷層、調子印刷層、導管印刷層から成る。下地印刷層
は、通常全面へ夕であり、目的とする天然木の素地とな
る色調を有する。調子印刷層は、下地印刷層より濃色で
、木目の濃淡を印刷したもので、その濃度が淡い部分又
は、全く印刷しない部分は下地印刷層が透視できること
になる。
導管印刷層は、導管のみを濃色のインキで印刷したもの
である。これらの印刷層を形成する方法には、木質基材
上に直接印刷する方法の外、離型性シート上にこれらの
印刷層を印刷した後、接着剤等を利用してこれらの印刷
層を木質基材に転写する方法があるが、上記3つの印刷
層は、いずれも同様である。
ところで、天然木には、特有のテリ感や深みがあり、木
肌感もあるので、天然木に近い化粧板を(7るためには
、このテリ感・深み・木肌感を再現しなければならない
。この為、上記下地中に11屓を全面印刷する代わりに
、部分的に抜けをつくって印トリし、この抜は部分から
木質基材を透視することができるようにする方法がある
。抜は部分から透視される基材はラワン合板の木質基材
であるから、テリ感・深み・木肌感はそのまま生かすこ
とが出来る。
〈発明が解決しようとする課題〉 このように、下地印刷層に抜は部分を設けて木質基材を
透視できるようにすると、透視される部分は、ラワン合
板等の安価な木材であるから、高級感のある意匠を持っ
た化粧板を得ることができない。
従って本発明は、安価な木質基材を利用して、テリ感・
深み・木肌感を有し、なおかつ、パール効果を利用して
木質基材の持つテリ感・深みを(mうことで、高級感あ
る化粧材の製造方法と、こうして得られた化粧板を提供
することを目的とする。
〈課題を解決するする為の手段〉 この目的を達成するため、本発明は、まず、木質基材の
表面に、接着剤を介して部分的な扱けのあるパール効果
を有する抑揚層(a)、部分的に抜けのある下地印刷層
(b)、調子印刷層(c)導管印刷層(d)をこの順に
形成して成る化粧板を提供する。
また、この化粧板を製造する方法として、本発明は、離
型性シート上に、上記(a)〜(d)を逆1頃りこ(つ
まり(d)から順次(c)、(b)、(a)を)形成し
て成る転写層を有する転写シートを、接着剤層を介して
木質基材上に重ねて接着し、しかる後、離型性シートを
剥離除去する方法を提供する。
〈作 用〉 本発明に係る(a)〜(d)の4つの印刷層はいずれも
抜は部分を有するものである。従ってこの4つの印刷層
が重なっている部分といない部分で異なるが、FC) 
調子印刷層と(d)導管印刷層は、従来の化粧1反と同
様である。
そこで、(a)パール印刷層と(bl下地印刷層の双方
が存在しない部分では、木質基材が透視でき、木質基材
の持つ本来のテリ感、深みがそのまま生かされる。
(alパール印刷層が抑揚層で印刷されて存在し、(b
)下地印刷層が存在しない場合、基材のテリ感の少ない
所をより強調することが出来、高級な意匠性を得られる
(b)下地印刷層が存在する部分は、この色が透視でき
て、天然木らしい模様となる。
各印刷層の印刷面積、形状等は、目的とする天然木の種
類によって決定されるが、上述の結果、意匠的に高級感
を持った化粧板が得られる。
〈実施例の説明〉 以下、図面を参照して、本発明を説明する。図面は、本
発明の実施例を示し、第1図は、転写シートの断面説明
図、第2図は、得られた化粧板の断面説明図である。
第1図において、転写シートはヘースとなる離型性シー
トit>と、木質基材(3)に転写される転写層(2)
の2つの層に大別される。転写N(2)は、パール印刷
層f8)、下地印刷N(b)、調子印刷層(c)導管印
刷層(d)とからなるが、この外、離型性シート(1)
と転写層(2)の剥離強度を調整すると共に、化粧板製
造後(離型性シート除去後)の表面保護のために、離型
性シート(1)と導管印刷層(d)の間に保護層を設け
ることもできる。
上記転写シートは、木質基材(3)の上に、接着剤(4
)を介して積層される。接着剤(4)は、木質基材(3
)上に塗布しても良いし、転写シートの転写層(2)の
表面に塗布してもよい。
また、転写層(2)の表面には、この接着剤(4)との
接着力を強化する為、あるいは、接着剤(4)の溶剤が
各印刷N(a)〜(d)に浸透し、画像を変形させるの
を防止する為、接着補助層(f)(図示しない)を予め
設けておく事もできる。
この接着補助剤(「)はパールインキ層(a)の上に設
けられる。木質基材(3)としては、任意のものが使用
できるが、ラワ゛ン合板等の安価なものを使用すること
が望ましい。接着剤(4)を木質基材(3)表面に・r
布する場合で、接着剤(4)がごの木質基材(3)に浸
み込み易い場合は、この木質基材(3)表面にシーラー
処理等の前処理を施しておくことが出来る。
離型シート(1)としては、転写層(2)と容易に剥離
できるものを使用する。例えばポリエステル、ボリプI
−1とレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリアミドイ
ミド、ポリカーボヌート、ポリ塩化ビニル、セルロース
アセテート、ナイロン、ビニロン等の合成樹脂シートや
事項20〜80 g / +ri程度の紙にポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリエステル、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等を塗布又は、接着して離型層としたシー
ト等が使用できる。
また、ウレタン、アミノアルキッド、シリコン、ポリア
ミド等を塗布した紙でも良い。
表面保護層(e)は化粧板製造後のその表面保護を目的
として離型性シート(1)に接する位置に、設けられる
導管印刷層(d)と調子印刷層(c)は、従来と同様に
印刷して良いが、他の印刷層(al・(b)と同しく、
塩化ビニル−i>酸ビニル共重合体をバインダーとする
インキで印刷するのが望ましい。
下池印刷層(b)は、部分的に印刷しない部分(抜け)
を有するように印刷する外は、従来と同様に印刷する。
パールインキ層(alはチタンコートした雲母で印刷す
るのが望ましいが、この他銅・亜鉛でも良い。
印刷は抜けのある抑揚版で、すなわち目的とする天然木
を原稿にして作成した濃淡のある版に抜けを作ったもの
で印刷される。抜けは、木質基材(3)の木目方向に部
分的に形成されることが望ましいが、下地印刷層(b)
の抜けと一致する必要はない。
接着補助層([)は、転写層(2)と接着剤(4)との
接着力の向上のためや接着剤(4)中のン容剤が、転写
層(2)の各印刷層(a)〜(d)を変形させるのを防
ぐために、必要に応して設けられる。
接着剤層(4)は、接着又は硬化に常温により10゛C
以上高い温度を要しないものが使用できる。例えば、不
飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等
の硬化型接着剤、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂、アクリル−酢酸ビニル共重合樹脂等が使
用できる。同化又は硬化時に体積変化が小さく、比較的
短時間で溶剤等の揮発成分が散逸し、しかも揮発成分が
散逸した状態で接着ツノを有するものが望ましい。
接着剤(4)の塗布は、ロールコータ、リバースコータ
、フローコーター、カータンコータ、エアナイフコータ
ー、グラビアコーター、スプレーコーター等の方法で、
木質基(オ(3)又は転写シートに塗布できる。
〈実施例〉 坪”160 g / orの表面の平滑な紙に、エクス
トルーダー法によりポリプロピレン樹脂75%、ポリエ
チレン樹脂25%から成る混合樹脂を厚さ20μに塗布
して副型性シートとした。
次いで表面保護層としてウレタン系(3(脂を厚さ3μ
になるように塗布した後、塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合樹脂とアクリル樹脂を混合した透明なインキで、順次
、導管印刷層(d)、調子印刷層(c)。
抜けのある下地印刷層(b)、パールインキ層(a)を
印刷した。なお、これらの印刷層(a)〜((11は、
いず飢もナラの木目柄を原稿として作成した版により、
印刷したものである。
一方、厚さ4 m / mのフラン合板の表面に、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体系の接着剤を100g/ n
? (wet)  ロールコータ−で塗布し、揮発成分
を散逸させた後、接着力を有するうちに、上記転写シー
トのパールインキ層(a)の面を重ね、加圧して積層し
た。
接着剤が乾燥硬化した後、%I型性シートのみを剥離除
去した。
得られた化粧板は、木質基材の持つ本物のテリ感、深み
木肌感を有していて、なおかつパールインキ層の効果に
より、基材の持つテリ感の弱い所をIrMって、テリ感
を強調し、よりナラの天然木に酷似したものであった。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明によれば、任意の木y 73材を
素材として、柄的には、目的とするものと同じで、しか
もテリ惑を強調することで天然木に酷似した化粧板を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を示し、第1図は、転写シート
の断面説明図、第2図は、転写によって得られた化粧板
の断面説明図である。 (1)・・・離型性シート(2)・・・転写層(3)・
・・木質基材      (4)・・・接着剤(a)・
・・パールインキ    (b)・・・下地印III 
層(c)・・・調子印刷層     (dl・・・導管
印刷層(el・・・保護層 特   許   出   願   人 凸版印11株式会社 代表者 鈴木和夫 第1図 \ 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木質基材の表面に、接着剤層を介して、(a)部
    分的な抜けがあり、パール効果を有する抑揚層、(b)
    部分的に抜けのある下地印刷層、(c)調子印刷層、(
    d)導管印刷層をこの順に形成して成る化粧板。
  2. (2)離型性を有する基体シート(1)上に、(d)導
    管印刷層、(c)調子印刷層、(b)部分的に抜けのあ
    る下地印刷層、(a)部分的に抜けがあり、パール効果
    を有する抑揚印刷層をこの順に形成して成る転写層を有
    する転写シートを、接着剤を介して木質基材に重ねて接
    着し、しかる後離型性を有する基体シートを剥離除去す
    ることを特徴とする化粧板の製造方法。
JP63064124A 1988-03-17 1988-03-17 化粧板及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0818420B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537349U (ja) * 1976-07-01 1978-01-23
JPS54160485A (en) * 1978-06-09 1979-12-19 Toppan Printing Co Ltd Natural woody decorative paper and its manufacture
JPS56558U (ja) * 1979-06-15 1981-01-06
JPS57125043A (en) * 1981-01-26 1982-08-04 Dainippon Printing Co Ltd Grain decorative wood

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