JPH01234104A - 内径加工用チップ - Google Patents

内径加工用チップ

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JPH01234104A
JPH01234104A JP5905088A JP5905088A JPH01234104A JP H01234104 A JPH01234104 A JP H01234104A JP 5905088 A JP5905088 A JP 5905088A JP 5905088 A JP5905088 A JP 5905088A JP H01234104 A JPH01234104 A JP H01234104A
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JP
Japan
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machining
chip
tip
holding
inner diameter
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JP5905088A
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Hideaki Kataoka
英明 片岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内径加工用工具に関するもので、詳細には、
OA機器用部品、電子部品、小径ベアリング等小型品を
対象とする極小な内径加工に適した加工用工具に関する
〔従来技術〕
従来、内径加工用としては、第6図に示すように、ホル
ダ21の先端部にチップ22を取付自在に固着したスロ
ーアウェイ型、第7図に示すようにホルダ31の先端部
にチップ32をロー付固着したロー付型、さらに第8図
に示すように刃先部44とホルダ一部43とが円柱体よ
り研削され同一材質がら構成された一体型等が用いられ
ていた。
これらのうち、ロー付は型は、切削加工時に取付等の手
間を要し、しかも不経済であることがら、現在はスロー
アウェイ型、一体型がほとんど用いられている。
なお、スローアウェイ型は、−船釣には自動車部品等大
形品に対する大径小径加工用として用いられ、OA機器
用部品、電子部品等の極小径加工用には一体型が用いら
れている。
一体型工具は第8図に示す如く、一般には加工部44と
保持部43とから構成されたチップ45と該チップ45
を固着支持するためのスリーブ46とから成る。チップ
45は通常、円柱体より切削することにより作成される
が、ホルダーの統一性を図るために保持部43の径lは
同一とし、加工部44の形状(径)を変えることにより
所望の内径加工に適用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第8図に示す従来の一体型では、有効突
出し量りが常に一定であり、保持手段46に保持させる
場合も、有効突出し量りが保持手段から突出した状態で
固定される。よって、内径加工の場合、加工深さは最大
りに制限され、それ以上の深さの加工は実質上不可能で
あった。
また、保持部の径!、に対し加工部の径t2が極端に小
さい場合、切削加工時にビビリが生じ易く、しかも保持
部43と加工部44の境界で欠損し易い等の問題がある
しかも、チップ自体の製造時、棒状体より、特に極小径
用として加工部の径I1..の小さいものを研削して製
造する際に、その研削量が多くなるため、研削時間が長
くなる等、最終的にコスト高となる傾向にある。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解決することを主たる目的とする
もので、具体的には、加工物に対する加工長さの制限を
緩和するとともに、内径加工用チップ自体の欠損を防止
し、加工物の違いによっても常に最適な突出し長さでの
加工を可能とし、切削加工の安定性を付与することので
きる内径加工用工具を提供することにある。
さらに他の目的は製造コスト低減可能な内径加工用工具
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、加工部と保持部とから構成される略円柱形状
の内径加工用チップと、該チップを保持する保持手段と
から成る内径加工用工具において、前記チップの前記加
工部の最大径と該保持部の最大径をほぼ同一に設定し、
該チップを前記保持手段に固着した際に設定される有効
突出し量を可変にしたことを特徴とする内径加工用チッ
プ提供するにある。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を示す第1図乃至第5図に基づ
いて説明する。
第1図(=)は本発明の工具において用いられる内径加
工用チップの概略図であり、第1図(b)は第1図(m
)のX−X線断面図である。”第1図(a’)によれば
内径加工用チップ1は、内柱体より研削加工されたもの
で、その両端部には加工部として切刃2.2が設けられ
ている。また、切刃2.2間にはシャンク部3が形成さ
れ、切刃2゜2に対して支持部として共有される。シ゛
ヤンク部3には第1図(ti)に示すように、その上下
面に位置決め用平坦部^、Aがまた、側面部には平坦部
Bが・形成されている。この平坦部Bは切刃2.2に対
して逃げ面として共有される。
第2図は本発明の内径加工用工具の概略斜視図である。
スリーブ4にはその前面に保持用穴5が設けられ、また
スリーブ4上部には保持用穴5まで貫通するビス止め用
穴6が設けられている。内径加工用・チップlは保持用
穴′5に挿入され、ビス止め用穴6を通してビス7によ
り、チップ1の位置決め用平坦部Aで固着される。
また、スリーブ4は、その長手方向に径の大きいチップ
取付部8と、径の小さい刃物台取付部9が形成され、機
械本体側め刃物台(図示せず)への取付の際、チップ取
付部8のみが露出した状態で一着される。
本発明にお□ける大きな特徴は□、第1図(a) (b
)よ□り理解される・ように、加工部最大径I11とシ
ャンク部最大径!!′とがほぼ同一径から成ることにあ
る。          □ 即ち、このような構成にすることによって第2図におい
て、スリーブ4より突出されたチップ1の有効′突出し
量りが可変可能゛となる・、それにより、加工物に対す
る加工長さを可変とすることができるとともに、常に切
削条件として最適な突出長さを自由に選択できるという
長所を有する。
即ち、切削加工時のビビリ、欠損を有効に防止すること
ができる。また、内径加工用チップ1は加工部の最大径
l、とシャンク部の最大径12とが同一径であることに
起因して、第1図に示したようにチップ1の両端部に切
刃2を設けることができ、シャンク部3をスリーブ4へ
の取付用として共用することができる。それにより、経
済的効果が得られるとともに、チップ自体の製造におい
て円柱体からの研削時の研削量(取装置)を最小限に抑
えることができ、コストの低減化を図ることができる。
次に本発明において用いられるスリーブ4について述べ
る。
第3図はスリーブ4の中心断面図である。第3図によれ
ば、スリーブ4の前面のチップ保持用穴5よりスリーブ
4の後端にかけて、貫通孔lOが形成されている。貫通
孔10の後端側には管用ネジ部11が設けられている。
この管用ネジ部11には、切削液供給a(図示せず)が
接続され、貫通孔lo内に切削液が供給される。さらに
、この切削液は保持用穴5においてチップ1との間隙を
通じて最終的に切刃部に供給される。
これにより、極小径切削加工時における切削液の供給を
確実にし、切屑の排出促進と切刃の摩耗を抑え、工具と
しての長寿命化を図ることができる。
前述したような本発明の内径加工用工具は小型品を対象
とする極小内径加工用として、特に有効であるが、大型
品に対しても適用し得ることはもちろんの事である。
また、特に極小径加工の際、チップ1としておよそ3I
II11以下の径のものを採用する場合は、チップlの
保持に際し、スリーブの代わりにコレットチャックを用
いることが望ましい。それに伴い用いるチップ1におい
て位置決め用平坦部Aを形成する必要はない、さらに、
このようにチップ1が極細である場合、チップ1の逃げ
面を構成する平坦面Bはその取代が大きいとチップの支
持部の断面積が小さくなりチップ1自体の剛性が不充分
となるため、なるべく取代を小さくする必要がある。
しかしながら、取代が小さい場合は、切削時に加工面と
シャンク部3との隙間がほとんどなくなるため、切屑が
その隙間にはいり込み、加工物面を傷付ける等の支障を
きたす恐れがある。
よって、第4図に示すように、チップ1の側面に月切の
すくい面に対してほぼ直角な平坦部B”と、該平坦部B
゛と、陵線を同じくし、該平坦部B゛と鋭角な角度θに
傾斜した平坦部Cを設けることによって、加工面をシャ
ンク部3の保持用穴5との隙間を確保する。それにより
、切屑の排出をスムーズ化し、前述した問題を解決する
ことができる。
この時第4図において角度θはほぼ20度以下に設定す
ることが望ましい。
さらに、本発明によれば第5図に示すようにスリーブ4
のチップ取付孔5内側に長手方向の一部に切込み12を
形成しておくと、本発明において使用される両端に切刃
を持ったチップのスリーブ4への取付に際し、チップの
刃先をその切込みに沿って挿入すると、他端の刃先の欠
損を防止することができる。
しかも、この切込み12の形成により、先に述べた切削
液の供給に際し、取付用穴5の供給液の通過を容易なら
しめるという副次的効果をも有するものである。
〔発明の効果〕
以上、詳述した通り、本発明の内径加工用工具は棒状体
から研削される内径加工用チップにおける加工部と保持
部の最大径をほぼ同一に設定することにより保持手段へ
の保持に際し、チップの有効突出し量を可変にできるこ
とから、常に最適な切削条件を選択することができ、切
削時のビビリ等を防止することができる。しかも上記構
成によれば、チップの両端部に加工部を形成することが
でき、経済的に有効である。しかも、チップの製造時、
円柱体の研削量を小さくできることから、製品のコスト
低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明における内径加工用チップの概略
図、第1図(b)は第1図(a)のX−X線断面図、第
2図は本発明の内径加工用工具の概略斜視図、第3図は
本発明において用いられるスリーブの中心断面図、第4
図は内径加工用チップの他の実施例を示す保持部の断面
部、第5図は他の実施例を示すスリーブの正面図、第6
図乃至第8図は従来技術を示す図であり、第6図はスロ
ーアウェイ型、第7図はロー付型、第8図は一体型をそ
れぞれ示す。 l・・・内径加工用チップ 2.2・・・切刃 3・・・シャンク部 4・・・スリーブ 5・・・保持用穴 特許出願人 (663)京セラ株式会社代 理 人(8
89B)弁理士 田原 勝彦第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工部と保持部とから構成される略円柱形状の内
    径加工用チップと、該チップを保持する保持手段とから
    成る内径加工用工具において、前記チップの前記加工部
    の最大径と該保持部の最大径をほぼ同一に設定し、該チ
    ップを前記保持手段に固着した際に設定される有効突出
    し量を可変にしたことを特徴とする内径加工用工具。
  2. (2)前記内径加工用チップの長手方向に、該チップの
    すくい面にほぼ直角な逃げ面を形成した特許請求の範囲
    第1項記載の内径加工工具。
  3. (3)内径加工用チップの両端に加工部を有する特許請
    求の範囲第1項記載の内径加工用工具。
  4. (4)前記逃げ面が、前記チップのすくい面に垂直な平
    坦部と、該平坦部と陵線を同じくし、且つ該平面部と鋭
    角に傾斜した傾斜面から構成される特許請求の範囲第2
    項記載の内径加工用工具。
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