JPS6059084B2 - スロ−アウエイチツプ - Google Patents

スロ−アウエイチツプ

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JPS6059084B2
JPS6059084B2 JP7941180A JP7941180A JPS6059084B2 JP S6059084 B2 JPS6059084 B2 JP S6059084B2 JP 7941180 A JP7941180 A JP 7941180A JP 7941180 A JP7941180 A JP 7941180A JP S6059084 B2 JPS6059084 B2 JP S6059084B2
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JP
Japan
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tip
chip
throw
cavity
tool holder
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JP7941180A
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JPS578003A (en
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洋 鹿田
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えばバイトホルダに着脱可能に取付け
られるスローアウエイチツプに関する。
一般に、バイトの刃先となるスローアウエイチツプは
再研方式のロー付形チップに比らべ、切れ刃あたりのコ
ストが低く、かつ摩耗したチップを新しいチップに交換
するための手間もあまりかからず、交換後のバイトホル
ダとチップの位置関係も再現性がある等の特長があり、
産業界で広く使用されている。ただ、このスローアウエ
イチツプは、高価なタングステンやコバルトなどを材料
として形成されるので、非常に高価であるという欠点が
ある。 第1図aはかかる従来のスローアウエイチツプ
をバイトホルダとの関係において示した斜視図である。
第1図aに示すように、スローアウエイチツプ1はバイ
トホルダ2のシム3に取付けられた チップ固定用ピン
4と嵌合する取付穴5を有している。このチップ1をバ
イトホルダ2に取付ける場合には、取付穴5にチップ固
定用ピン4を挿入してシム3上にチップ1を配設し、締
付ねじ6を締付ける。そうすると固定用ピン4がチップ
座側壁面7の方向に傾き、チップ1がチップ座側壁面7
に圧接され固定される。このようにしてバイトホルダ2
に取付けられたスローアウエイチツプ1を加工物に接触
させて切削加工するが、通常の切削加工においては、第
1図aまたはをのようにチップ1の切れ刃を形成する逃
げ面1aおよびすくい面lbに、逃げ面摩耗Baおよび
すくい面摩耗8bが生じる。特に、加工物の寸法精度や
位上面のあらさに直接関係する逃げ面摩耗Baの幅VB
は、通常O、5Tfrfn以下と狭く、切れ刃の摩耗は
チップ1の極く限られた部分に比較的微少な量発生する
。 また切削理論的には、例えば第2図に示すように円
筒形加工物9の通常のΞ次元切削では、切削’抵抗Po
は主分力P、、送り分力P2、背分力Paに分解するこ
とができ、その大きさの比は加工物9の材質、チップ1
やバイトホルダ2の形状、切削条件等にもよるが、10
0:35:2曜度と考えてよい。
このことから送り分力P2の作用する方向のチップ・1
の寸法すなわち幅は、主分力P、の作用する方向のチッ
プ1の寸法すなわち厚さほど必要ないことがわかる。し
かしながら従来のチップ1では、バイトホルダ2への固
定機構や互換性等のために、チップ1の厚さよりも幅の
方が大きいのが通常である。例えば、第3図A,bに示
す従来の丸駒形スローアウエイチツプ10においては、
チップ10の直径A1バイトホルダに設けられたチップ
固定用ピンが挿入される取付穴11の直径d1チップ1
0の厚みT1チップ10の幅Eの間の関係は、通常第1
表に示すような値となつている。
上記の丸駒形のチップ10においては、第1表かられか
るようにチップ10の直径Aが取付穴11の直径dの約
25倍となつている。
このように従来のスローアウエイチツプには、摩耗形態
や切削抵抗を考慮した上で、合理的に省資源のために可
能な限りチップの容積を積極的に減少させたものは見ら
れなかつた。この発明は上記のような事情に基づいてな
されたもので、摩耗発生湯所、その程度、切削抵抗の大
きさと作用する方向を考慮した上で、強度や切削性能を
落すことなく、安価でかつ従来のチップとの互換性のあ
るスローアウエイチツプを提供す.ることを目的とする
以下、この発明の一実施例について、第4図および第5
図を参照して説明する。
第4図はこの実施例のスローアウエイチツプをバイトホ
ルダとの関係において示した分解斜視図.であり、第5
図はこの実施例のスローアウエイチツプの平面図である
第4図および第5図において、12はタングステンやコ
バルトなどの材料により形成された三角形のスローアウ
エイチツプである。
このスローア・ウェイチップ12は、その外周部の形状
と相似あるいは類似した形状で、かつ対応する各辺から
の距離が等しい三角形状の空洞部13を有した筒形のも
のである。14は上記スローアウエイチツプ12の空洞
部13に挿入される挿入体で、輪部は上記空洞部13の
形状と相似あるいは類似した形状をしている。
この挿入体14は、バイトホルダ2のシム3に取付けら
れたチップ固定用ピン4が挿入される取付穴15を有し
ている。なお、チップ12のバイトホルダ2への固定を
確実かつ容易たらしめたり、チップ12の切削性、加工
性の向上のために、チップ12の空洞部13、挿入体1
牡取付穴15、チップ固定用ピン4などは必要lな箇所
に面取りがされている。このような構成のスローアウエ
イチツプ12をバイトホルダ2に取付ける場合は、まず
チップ12の空洞部13に挿入体14を嵌合して両者を
一体にし、挿入体14の取付穴15にチップ固定用ピン
4を挿入させる。
このような状態において、締付ねじ6を締付けると固定
用ピン4がチップ座側壁面7の方向に傾き、挿入体14
とこの挿入体14が嵌合しているチップ12がチップ座
側壁面7に圧接され固定される。上記のようにこの実施
例によれば、チップの摩耗形態や切削抵抗P。
を考慮した上で、外周部の形状と相似あるいは類似した
形状で、かつ対応する各辺からの距離が等しい空洞部1
3を有する筒形のチップ12を形成するようにしたので
、空洞部13の大きさが従来の取付穴5よりはるかに大
きくなり、強度や切削性能を落すことなく、従来より少
ない材料でチップ12を製作できる。したがつて、高価
なタングステンやコバルトなどの使用量が少なくなり、
従来より安価になる。また、輪部がスローアウエイチツ
プ12の空洞部13の形状と相似あるいは類似した形状
で、かつチップ固定用ピン4が挿入される取付穴15を
有する挿入体14を形成し、上記空洞部13に挿入体1
4を嵌合して両者をバイトホルダ2に固定できるように
したので、次のような効果が得られる。
(a)挿入体14を使用することにより、従来のバイト
ホルダ2に取付けることができ、従来のチップとの互換
性がある。
(b)挿入体14は切削作用には直接関与せす摩耗しな
いため、安価な材料を使用できると共に、繰り返し使用
できる。
次にこの発明の他の実施例について、第6図A,bを参
照して説明する。
第6図aおよびbは丸駒形のスローアウエイチツプの平
面図および側面図である。
この実施例の丸駒形スローアウエイチツプ16は、外形
と同心状の空洞部17を有した筒形をしており、チップ
16の直径をA1空洞部17の直.径をDとしたとき、
直径DをA/Dが2以下(A/Dく2)となるように規
定したものである。
このようなチップの寸法の一例を第2表に示す。なお、
第2表において、Tはチップの厚み、Eはチップの幅で
ある。
この実施例でA/Dを2.0以下と規定したことは、丸
駒チップ16の外径が従来と同一径とした場合、空洞部
17の径を従来の取付穴11の径よ!りも約20%以上
大きくしたことを意味する。
これはチップ16の摩耗状態や切削抵抗P。の大きさと
向きを考慮した上で、省資源のためにチップの容積を積
極的に減少させるための形状である。上記のような丸駒
形のスローアウエイチツプ16などをバイトホルダに固
定する場合は、前記実施例のように、チップ16の空洞
部17に嵌合する挿入体を用いて固定することもできる
が、第7図に示すようにバイトホルダ18のシム19に
チップ16を押えるためのフランジ20およびチッ.プ
フレーカ21を有する挿入体22を空洞部17に嵌合し
、この挿入体22およびシム19にねじ23を螺挿して
固定してもよい。また、第8図に示すように挿入体を使
用せずに、バイトホルダ24にねじ25により固定され
たシム26上にチップ16を配設し、チツプブレーカ2
7がねじ28により取付けられた押え金具29を、セレ
ーシヨン30の位置を任意に選んで最適のチツプブレー
カ幅を決定し、ねじ31により押え金具29をバイトホ
ルダ24に取付け、チップ16を固定してもよい。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば次のような変形が可能である。
(a)第9図a−dに示すようにチップ32a〜32d
の形状は、菱形、平行四辺形、船形、楕円形などでもよ
い。また、これらのチップ32a〜32dの空洞部33
a〜33dに嵌合する挿入体34a〜34dには、図の
ようにチップ固定用ピンに嵌合する取付穴がなくてもよ
い。(b)空洞部から外形までの距離すなわちチップの
幅は、その表面にチツプブレーカを設けることが可能な
幅であればよく、通常の場合ではチップの厚み以下でよ
い。その理由は、第1図A,bに示すようにすくい面摩
耗8bの生ずる部分が、通常チップの主切れ刃稜線から
数?程度内側に入つた部分であり、これはチツプブレー
カの寸法よりも小さいためである。また、第2図で説明
した切削抵抗P。の各分力の大きさと作用の方向とから
も、送り分力P2の作用するチップの幅方向の厚みは、
主分力P1の作用する方向のチップの厚みよりも小さく
てもよいことがわかる。(C)チップ固定用ピン自体を
、チップの空洞部と相似あるいは類似の形状とし、挿入
体を兼ねさせてもよい。
(d)前記実施例では旋削用のスローアウエイチツプを
例にとつて説明してきたが、ミーリング用、ポーリング
用、ドリリング用などあらゆる種類、形状の切削工具に
用いるスローアウエイチツプについても、この発明によ
るスローアウエイチツプおよび挿入体を適用できる。そ
の他、この発明の要旨を変更しない範囲で、種々変形可
能なことは勿論である。
以上説明したようにこの発明によれば、摩耗発生湯所、
その程度、切削抵抗の大きさと作用する方向を考慮した
上で、内形が外形と相似あるいは類似した形状の筒形に
形成したので、強度や切削性能を落すことなく、−安価
でかつ従来のチップとの互換性のあるスローアウエイチ
ツプを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来のスローアウエイチツプをバイトホルダ
との関係において示すと共にチップの摩a耗状況を示す
斜視図、第1図bはチップの摩耗状況を示す部分断面図
、第2図は円筒形の加工物の外周を3次元切削する場合
の切削抵抗の向きと大きさを示す斜視図、第3図A,b
は従来の丸駒チップを示す平面図、側面図、第4図はこ
の発明の一実施例におけるスローアウエイチツプをバイ
トホルダとの関係において示した分解斜視図、第5図は
この発明の一実施例におけるスローアウエイチツプと挿
入体の平面図、第6図A,bはこの発明の他の実施例に
おける丸駒チップの平面図、側面図、第7図および第8
図は、この発明の実施例におけるチップのバイトホルダ
への取付け例を示す断面図、第9図a−dはこの発明に
おけるスローアウエイチツプおよび挿入体の変形例を示
す平面図である。 2・・・・・・バイトホルダ、4・・・・・・チップ固
定用ピン、12・・・・・三角形のスローアウエイチツ
プ、13・・・・・・空洞部、14・・・・・・挿入体
、15・・・・・・取付穴、16・・・・・・丸駒形の
スローアウエイチツプ、17・・・・・・空洞部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 切削工具のチップ取付部に着脱可能に取付けられる
    スローアウェイチップにおいて、チップの輪郭形状と相
    似あるいは類似の輪郭形状の空洞を前記チップの中央部
    に設け、この空洞の輪郭形状と相似あるいは類似の輪郭
    形状を有し且つ前記チップ材質と異なる材質の挿入体を
    前記空洞に挿入して切削工具のチップ取付部に着脱可能
    に取付けるようにしたことを特徴とするスローアウェイ
    チップ。
JP7941180A 1980-06-12 1980-06-12 スロ−アウエイチツプ Expired JPS6059084B2 (ja)

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JPS578003A JPS578003A (en) 1982-01-16
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