JPH01229291A - 電子象形ユニットおよび電子象形機 - Google Patents

電子象形ユニットおよび電子象形機

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JPH01229291A
JPH01229291A JP63055573A JP5557388A JPH01229291A JP H01229291 A JPH01229291 A JP H01229291A JP 63055573 A JP63055573 A JP 63055573A JP 5557388 A JP5557388 A JP 5557388A JP H01229291 A JPH01229291 A JP H01229291A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子描画のために用いられる電子象形ユニット
と、これを複数段に組み合わせた電子象形機に関するも
のである。
〔従来の技術〕
各種の情報を図形として合成し、CRTなどのディスプ
レイでグラフィック表示する技術が、近年ますます発展
している。このような電子描画は、通常はコンピュータ
を用いてソフトウェア的になされ、あるいは専用のLS
Iなどを用いてハードウェア上でなされている。
ところで、グラフィック表示したい情報には各種のもの
があり、状況に応じて一部のみをグラフィック表示した
いこともある。例えばA−Fまでの6種の情報があると
きに、ユーザー甲にとってはA、Hの2種の情報の表示
が要望され、ユーザー乙にとってはC,Eの2種の表示
が要望され、ユーザー丙にとってはA、B、Fの3種の
表示が要望されることかある。このような場合には、メ
ーカー側としてはユーザー甲〜丙の全ての要望に応える
ためには、情報A−Fの全てをグラフィック表示できる
装置(例えば描画装置)を提供しなければならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような装置は、汎用的なものであ
ればある程、システムが大型になってしまう。そして、
各種の用途に使われるに当たっては、内蔵の機能のいく
つかが無駄になってしまう。
例えば、前述のユーザー甲にとっては、情報A。
Bの表示のみを利用するのであるから、情報C〜Fの表
示機能は無駄になってしまう。
一方、このユーザー甲が情報A、Bの表示のみが可能な
小型のディスプレイ装置を利用していたときに、例えば
新たに情報Fの表示機能を追加したいと希望したときに
は、この小型の装置ではシステムの拡張も含めて対応す
ることが著しく困難である。
そこで本発明は、各種の用途、要望に対してコンパクト
な構成で対応することができ、しかもシステムの拡張や
変更を簡単に行なうことのできる電子象形機と、これに
適用することが可能な電子象形ユニットを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る電子象形ユニットは、入力データにもとづ
いて第1の図形パターンを描画して第1の象形情報を出
力する描画ユニットと、この描画ユニットからの第1の
象形情報と外部から入力された第2の図形パターンに対
応する第2の象形情報を合流させ、第3の図形パターン
を合成して第3の象形情報を出力する合流ユニットとを
備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子象形機は、上記の電子象形ユニ
ットを複数段に直列接続し、各ユニットによる象形情報
を逐次に合成できるようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の構成によれば、1個の電子象形ユニットが個々
に象形情報の生成(描画)機能と合流機能を肯している
ため、システムの拡張や変更に随時に対応することか可
能である。
〔実施例〕
以下、添付図面の第1図ないし第11図を参照して、本
発明の詳細な説明する。なお、図面の説明において同一
要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
ます、本発明の基本概念を明らかにするために、第1図
を参照する。第1図において、同図(a)は従来の電子
描画の概念を示し、同図(b)は本発明による電子象形
の概念を示している。描画ユニット1は図形データ部1
aと描画部1bを有して構成され、これは象形情報路2
を介してCRTなどの表示装置3に接続されている。こ
こで、図形データ部1aは入力データに対応した各種の
図形パターンをあらかじめ記憶し、あるいは新たに発生
させる機能を有し、描画部1bはこの図形データ部1a
の出力にもとづいて描画を行ない、象形情報を例えばラ
スク情報として出力する機能を有している。従って、各
種のセンサあるいはキーボード、マウス(いずれも図示
せず)などから入カデータが与えられると、所定の図形
パターンに対応する象形情報が表示装置3に与えられ、
上記の所定の図形パターンのグラフィック表示かなされ
る。
これに対して本発明では、第1図(b)に示すように、
象形情報路2に合流ユニット4が設けられている。そし
て、象形情報路2はメイン情報路2Mとサブ情報路2S
からなり、これらは合流ユニット4て合流されている。
メイン情報路2Mの一端には外部から象形情報が入力さ
れ、描画ユニット1には入力データが与えられる。そし
て、合流された象形情報は表示装置3に入力されて表示
されるようになっている。このように、本発明において
は象形情報の流れは2本であるので、複流式と呼ぶこと
かできる。これに対し、従来のものでは象形情報の流れ
は1本だけであり、いわば単流式になっている。
次に、本発明に係る電子象形の実施例を、第2図ないし
第4図により説明する。
第2図は第1実施例のブロック図である。図示の通り、
電子象形ユニット10は描画ユニット1と合流ユニット
4を含んで構成される。ここで、描画ユニット1は図形
データ部1aと描画部1bを有し、入力データから第1
の図形パターンを描画し、第1の象形情報を例えばラス
ク情報として出力するようになっている。合流ユニット
4はこの第1の象形情報と、外部から入力された第2の
象形情報を合流し、これらによる図形パターンを合成し
て第3の図形パターンとし、これを第3の象形情報とし
て外部に出力する。
入力データはセンサあるいはキーボード(共に図示せず
)からディジタル信号として入力されるが、図形データ
部1aはこの入力データにもとづき第1の図形パターン
を生成する。従って、描画部1bからの第1の象形情報
は一般的にはラスク情報となるものであって、同期信号
や輝度信号などを含んでいる。また、後の合流のために
、図形の奥行量を示す合流制御信号や、各ピクセル位置
に図形があるか否かを示す領域フラグなどを含んでいる
。なお、外部からの第2の象形情報および−7= 外部に出力される第3の象形情報についても、上記の同
期信号、輝度信号、合流制御信号や領域フラグなどを含
んでいる。
ここで、第1、第2および第3の象形情報について、そ
れぞれラスク情報P、P2およびQと仮定すると、合流
ユニット4が有すべき合流機能は主として次の4種にな
る。すなわち、Q=P1+P2 Q−P。
Q=P2 Q=0(無信号) である。まず、Q=P1+P2ときには、両方の図形が
合成される。このとき、双方の図形が同一領域で重なり
合うときには、その領域で優先度の高い図形のみが表示
される。なお、この制御は前述の合流制御信号などによ
りなされる。Q=P1あるいはQ−P2のときには、い
ずれか一方のみが表示され、他方のラスク情報は無視さ
れる。そして、Q=0のときには、両方のラスク情報が
無視されることになる。
第3図は第2実施例のブロック図である。そして、これ
が第1実施例と異なる点は、タイミング制御部6が設け
られていることである。このタイミング制御部6は第1
の象形情報(ラスク情報)に含まれる同期信号を取り出
し、これにより描画ユニット1の処理タイミング(位相
)を制御するものである。これにより、合流ユニット4
に入力される第1および第2の象形情報(ラスク情報)
のタイミングが同期させられ、合流が適切になされるこ
とになる。
第4図は第3実施例のブロック図である。そして、これ
か第2実施例と異なる点は、タイミング制御部6には第
2の象形情報からの上位同期信号が与えられるだけでな
く、コモン信号線7からの基本同期信号も与えられてい
ることである。上位同期信号が活性状態のきには、描画
ユニット1は入力データにもとづき第1の象形情報を出
力し、これか合流ユニット4で第2の象形情報と合流さ
れる。これに対し、上位同期信号が不活性状態のときに
は描画ユニット1は基本同期信号に従って動作し、かつ
図中の点線矢印の制御により合流ユニット4は情報の合
流を行なわない。すなわち、合流ユニット4は第1の象
形情報を無視して動作するので、第3の象形情報(ラス
ク情報)はQ=P2 となる。これによって、各ユニットを動的にオン、オフ
制御することが可能になる。
次に、第5図を参照して、本発明に係る電子象形機の一
実施例を説明する。
図示の通りこの装置は、n個の電子象形ユニット10□
〜10oを直列接続して構成される。そして、各電子象
形ユニッ)10.(但し、i−1゜2、・・・n)は描
画ユニット11と合流ユニット41とタイミング制御部
6□を有しており、描画ユニット1.にはセンサ(図示
せず)等から入力データD  、D、が与えられるよう
になっている。
また、図中のPllは第1の象形情報(ラスク情報)を
示し、P 、およびP3、はそれぞれ第2および第3の
象形情報(ラスク情報)を示している。最終段の合流ユ
ニット4 から出力される第3のラスタ情報P3nは表
示装置3に与えられ、ここでディスプレイされるように
なっている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
まず、第1段目の電子象形ユニット10□に入力データ
D  、D  が与えられると、図形データ部]a1は
これに対応する図形データをメモリ(図示せず)から読
み出し、あるいは新たに発生し、これは描画部1b1に
与えられ、ここで描画されて第1のラスク情報P11が
合流ユニット41に出力される。一方、この合流ユニッ
ト41には第2のラスク情報P21は与えられておらず
、従って第3のラスク情報P3□は P3□=P1□           ・・・(1)と
なる。なお、第2のラスク情報P2□として初期データ
(背景としての一定色のイメージデータ)を与えるよう
にしてもよい。
この第3のラスク情報P3□は次段の電子象形ユニット
10 への第2のラスク情報P22として、1段目の合
流ユニット41から2段目の合流ユニッ)・42に入力
される。一方、この電子象形二ニット102の描画ユニ
ット12には入力データD  、D  が与えられてお
り、これに対応した第1のラスク情報P12が描画ユニ
ット12から合流ユニット42に与えられる。従って、
合流ユニット42で出力される第3のラスク情報P3□
はP32−P22+P12=P13+P12   ・・
・(2)となり、これが3段目の電子象形ユニット1o
3に第2のラスク情報P23として与えられる。
そして、この3段目の電子象形ユニット1o3から出力
される第3のラスク情報P33は、上記(1)、  (
2)式より P33−P23+P13 ″P11+P12+P13 となり、最終段の電子陣形ユニット10 から出力され
る第3のラスク情報P3nは P3n−P11+P12+・・・+P、、    −(
3)となる。従って、各段の電子象形ユニット1o1〜
10 の全ての描画ユニット11〜1oによる図形パタ
ーンが合成されたパターンが得られることになり、これ
が表示装置3で表示される。
上記の動作において、象形情報は各ユニットで順次に処
理されていくため、その処理のタイミングは徐々にずれ
ていく。この位相差に対する同期制御は、タイミング制
御部62〜6oからのタイミングパルスφ2〜φ。によ
ってなされる。
次に、上記の実施例を自動車に適用した具体例を説明す
る。
第6図はその構成を示すブロック図である。エンジン回
転数センサ11は自動車のエンジンの回転数を検出する
もので、タイヤ回転数センサ12は例えば前輪の回転数
を検出して、車速に応じた信号を出力する。水温センサ
13はエンジンの冷却水の温度を検出するもので、操舵
角センサ14は例えば前輪の操舵角を検出して、ステア
リングに応じた信号を出力する。また、シフトセンサ1
5はシフト(ギヤ)の状態を検知するもので、例えば中
立にュートラル)、駐車(パーキング)、後進(バック
)、前進(フォワード)としてのロウ、セカンド、サー
ド、トップなどに対応した信号を出力する。
これらの出力信号は図示しないA/D変換部などを介し
て、車載のコントローラに与えられる。
コントローラは直列接続した電子象形ユニット10.1
02と、CPU8および表示装置3からなる電子象形機
を有しており、これらはハードウェアで実現されている
。ここで、1段目の図形データ部1 a lはエンジン
回転数センサー1、タイヤ回転数センサ]2および水温
センサー3からのデータを入力し、第1の図形パターン
を発生させる。そして、この第1の図形パターンは第1
のラスタ情報P11として、合流ユニット41に与えら
れる。
この第1の図形パターンは第7図に記号B、  Eで示
すようなパターンであり、エンジン回転数センサー1の
出力レベルに応じて同図(a)、(b)のパターンの頂
点b  、b  およびe  、e  が左右に移動し
、タイヤ回転数センサー2の出力レベルに応じて同図(
b)のパターンの頂点e 1+e3が上下に移動する。
また、そのパターンの色合いB1は、水温センサー3の
出力が低温を示す−15= ときは青色系統に、高温を示すときは赤色系統に、例え
ば256階調で変化する。
2段目の図形データ部1 a 2はシフトセンサ15の
出力にもとづき、シフトパターン(第8図)を発生させ
ると共に、操舵角センサ14の出力にもとづいてこのシ
フトパターンを回転させる。そして、このパターンは第
1のラスタ情報P12として合流ユニット42に与えら
れる。CPU8はエンジン回転数センサ11およびタイ
ヤ回転数センサ12の出力にもとづき、第7図(a)、
(b)の表示の切り換えを、後述するような手法で制御
する。
第7図は第6図の表示装置(ディスプレイ)3で表示さ
れる図形の一例であり、同図(a)は始動(アイドリン
グおよび低速走行)時を示し、同図(b)は通常の走行
時を示している。同図(a)において表示図形パターン
Aは2段目の電子象形ユニット102でラスタ情報P1
2として生成され、これはシフトの状態とステアリング
の状態を示している。すなわち、第8図(a)のような
上向き矢印のシフトパターンはシフトが前進(フォワー
ド)になっていることを示し、同図(b)のような下向
き矢印シフトパターンのときはシフトが後進(バック)
になっていることを示し、同図(C)のような長方形ブ
ロックのときはシフトが中立にュートラル)になってい
ることを示し、同図(d)のような両向き矢印(但し、
矢は小さい)になっているときはシフトが駐車(パーキ
ング)であることを示す。そして、この表示図形パター
ンAの輪郭の内側は所定の色づけがされているが、この
色合いを変えることにより、例えば前進のロウ、セカン
ド、サードおよびトップを区別してもよい。
また、第7図(a)において、表示図形パターンBは1
段目の電子象形ユニット1o1でラスタ情報P12とし
て生成され、これはエンジン回転数と冷却水の水温を示
している。すなわち、頂点b  、b  、b  、b
4で形成される輪郭のうち、頂点b 、b4は固定であ
り、頂点b  、b  は左右方向(図中の矢印方向)
に変位する。また、表示図形パターンBの内部の色合い
31は水温センサ13からのデータに応じて変化する。
具体的には、アクセルを踏むことによりエンジン回転数
センサ11からの出力が大きくなると表示図形パターン
Bは右方向に広がり、エンジン回転数センサ11からの
出力が小さくなると表示図形パターンBは左方向に縮む
。また、エンジンが冷えているときは色合い31は青味
かがっており、エンジンが熱くなると色合い31は徐々
に赤味を帯びてく る 。
ここで、第7図(a)において表示されない固定の判定
用固定パターンDと、表示図形パターンBに応じて形状
の変わる判定用可変パターンCをCPU8において設定
する。判定用固定パターンDの頂点d1〜d4は固定で
あり、頂点d2゜d3の間が傾斜した辺をなしている。
判定用可変パターンCの頂点c1〜c4のうち、頂点C
3゜C4は固定であり、頂点c4は表示図形パターンB
の頂点b3と一致している。一方、頂点c1゜C2の座
標は可変であり、頂点c1は表示図形パターンBの頂点
b2と一致し、しかも頂点C1゜Cは表示図形パターン
Bの可変頂点す、b、。
と共に左右に動く。このように判定用可変パターンCお
よび判定用固定パターンDをCPU8で設定すると、頂
点b2 (cl)が判定用固定パターンDの頂点cl 
 、dsを結ぶ辺を越えて上側に来ま たときには、判定用可変パターンCは判定用固定パター
ンDからはみ出ずことになる。
そこで、判定用可変パターンCが判定用固定パターンD
の内側に収まっているときの状態値を“0”とし、外側
にはみ出したときの状態値を“1”とすると、状態値=
“0”のときは始動時であり、状態値=“1”のときは
走行時であるとすることができる。走行時の表示パター
ンは第7図(b)に示す通りであり、状態値が“0“か
ら“]”に変ったときに、CPU8から1段目の電子象
形ユニット101への制御により、同図(a)のパター
ンから同図(b)のパターンに表示か変る。
第7図(b)において、表示図形パターンEは= 19
 = 1段目の電子象形ユニット10、でラスタ情報P ′と
して生成され、これはエンジン回転数、車速および冷却
水温を示している。すなわち、表示図形パターンEの頂
点e  、e  はエンジン回転数センサ11の出力に
応じて左右に動き、高速回転時には右側に大きく広がっ
たパターンとなる。
表示図形パターンEの頂点e  、e  はタイヤ回転
数センサ12の出力に応じて上下に動き、高速走行時に
は」二側に大きく広がったパターンとなる。
なお、色合い31は同図(a)と同様に変色する。
ここで、図中の判定用固定パターンFは同図(a)と同
図(b)のパターンの切り換え判定に用いられるもので
、CPU8に設定されている。そして、表示図形パター
ンEの頂点e1〜e3のいずれかがこの判定用固定パタ
ーンF中に入ったとき、CPU8から電子象形ユニット
10□および電子象形ユニット102への制御により表
示は同図(b)から同図(a)に切り換わる。
第9図は第7図(a)に示す始動時パターンを、3枚の
仮想平面で説明している。同図において、表示図形パタ
ーンAの斜きθは操舵角センサ14で検出された操舵角
を示し、色合い31は水温センサ13で検出された冷却
水温を示し、表示図形パターンBの底辺の長さgBはエ
ンジン回転数センサ11で検出されたエンジン回転数を
示す。また、第10図は第7図(b)に示す走行時パタ
ーンを、2枚の仮想平面で説明している。同図において
、表示図形パターンEの底辺の長さ” Elはエンジン
回転数センサ11の検出値に対応し、側辺の長さΩ62
はタイヤ回転数センサ12の検出値に対応し、色合い3
1は水温センサ]3の検出値を示している。
第11図は自動車を駐車している状態から、通常の走行
状態に至るまで運転したときの、表示パターンの変化を
示している。
まず、キーを差し込んでエンジンを始動すると、第6図
の装置においてCPU8からの第2のラスタ情報P2□
(背景のイメージデータ)と描画ユニット11からの第
1のラスタ情報P11が合流ユニット41で合流され、
さらにこの合流ユニット4 からの第3のラスタ情報P
 3t (=P 21 + P u)が第2のラスタ情
報P2゜として2段目の電子象形ユニット10 に与え
られて描画ユニット12による第1のラスタ情報P12
と合流され、第3のラスタ情報P3゜として表示装置3
に与えられることにより、第11図(a)のパターンが
現れる。このとき、パターン中の色合い31は水温セン
サー3から図形データ部1a1への出力により青色とな
っており、エンジンが冷えていることがわかる。また、
2段目の電子象形ユニット102による第1のラスタ情
報P12に対応した表示図形パターンAにより、シフト
がパーキング状態になっており、ハンドルが左に切られ
ていることがわかる。
なお、この間のアイドル状態ではエンジン回転数はアク
セルの踏み込み量に応じて変化し、従って、1段目の電
子象形ユニット10、による表示図形パターンBの右側
輪郭はリアルタイムに変位する。
アイドル状態を続けるとエンジンは徐々に暖まり、1段
目の電子象形ユニット101の働きによって色合い31
が赤味を帯びてくる。そこで、シフトレハーをパーキン
グからニュートラルに切り換えながらハンドルを右に切
ると、2段目の電子象形ユニット102の働きにより、
表示は第7図(b)のようになる。次に、シフトをバッ
クに切り換えて自動車を駐車場から出すことになるが、
操舵方向は2段目の電子象形ユニット10゜による表示
図形パターンAによって認識できるので、窓から顔を出
して前輪の向きを視認する必要はない。また、シフトが
ニュートラルからバックに変ったことは、同じく2段目
の電子象形ユニット102による表示図形パターンAに
よって第11図(C)のように確認できる。
次に、一定量だけ自動車をバックさせた後で、シフトを
バックからフォワードに切り換え、ハンドルを左に切る
。このときにも、エンジンは徐々に暖まっているので、
1段目の電子象形ユニット101の働きにより色合い3
1は更に赤味かかってくる。自動車を駐車場から出した
後は、道路」二での走行入り、第7図(a)の判定用可
変パターンCが判定用固定パターンDからはみ出するよ
うになると、CPU8からの制御により表示画面は同図
(a)から(b)に切り換わる。すなわち、第6図の上
位同期信号φ2Uか活性状態から不活性状態となり、コ
モン信号線7からの基本同期信号φ がタイミング制御
部62から点線のように出C 力されるので、2段目の合流ユニット42は前段からの
第2のラスタ情報P22を無視し、表示は第11図(e
)の如くなり、2段目の電子象形ユニット102による
表示図形パターンAは表示されなくなる。また、CPU
8から第1の象形ユニット10 に図示しない信号線を
介して制御信号が与えられることにより、表示図形パタ
ーンEは車速に応じて上下に輪郭を変化させるようにな
る。
すなわち、1段目の描画ユニット11からのラスタ情報
は、第7図(a)に示すパターンAに対応したPllか
ら、同図(b)に示すパターンに対応したP ′に変る
その後、シフトをセカンドからサードへと切り換えるに
従い、そのときのエンジン回転数と車速か第11図(f
)〜(h)のように示されることになる。目的地に到着
して自動車が減速し、第7図(b)の表示図形パターン
Eが判定用固定パターンFの中に入るようになると、C
PU8の制御で表示は再び第7図(a)に戻る。すなわ
ち、第6図の上位同期信号φ2.は活性状態に戻り、2
段目の合流ユニット42は1段目からの第2のラスタ情
報P と自段の第1のラスタ情報P1゜の合流を再開す
ることになる。同時にCPU8の制御により、1段目の
描画ユニット11からのラスタ情報はP ′からPll
に変る。
本発明の電子象形機は上記実施例に限定されず、種々の
変形が可能である。
例えば、車速データは表示図形パターンBの右方向の広
がりと対応させてもよく、表示図形パターンAのパター
ンも種々変更できる。また、第7図(a)、(b)のパ
ターンの切り換えに関しても、例えばタイヤ回転数セン
サ12の出力だけで行なうようにしてもよく、マニュア
ル切り換え用のスイッチを付加してもよい。さらに、こ
のような切り換え自体を行なわないようにしてもよい。
具体的には、表示を第7図(a)のようなもののみとし
、表示図形パターンAの上方向の広がりを車速データに
対応させてもよい。さらにまた、ウィンカ−の表示や燃
料残量表示を組み合せてもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、1個の電子象形ユニット
が個々に象形情報の生成機能と合流機能を有しているた
め、システムの拡張や変更に随時に対応することが可能
であり、従って各種の用途に適用できる。またこれを例
えば自動車に適用すれば、状況の大局的把握を容易に行
なうことかできるので、自動車の安全性の向上などに寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概念を従来例と対比して説明する
図、第2図ないし第4図は本発明に係る電子象形ユニッ
トの第1ないし第3実施例の構成を示すブロック図、第
5図は実施例に係る電子象形機の構成を示すブロック図
、第6図はそれを自動車に適用した具体例のブロック図
、第7図は第6図における相関表示のパターンの平面図
、第8図は第7図に示す表示図形パターンAの説明図、
第9図は始動時のパターンを仮想平面で説明する図、第
10図は走行時のパターンを仮想平面で説明する図、第
11図は表示パターンの変化の説明図である。 1.11〜]n・・・描画ユニット、la、la1〜l
a−・・図形データ部、lb、lb1〜1bn口 ・・・描画部、3・・・表示装置、4,4□〜4□・・
・合流ユニット、6.61〜6o・・・タイミング制御
部、7・・・コモン信号線、11・・・エンジン回転数
センサ、12・・・タイヤ回転数センサ、13・・・水
温センサ、14・・・操舵角センサ、15・・・シフト
センサ。 特許出願人   中  野     旭代理人弁理士 
  長谷用  芳  樹相関表示パターン 表示図形パターン 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力データにもとづいて第1の図形パターンを描画
    して第1の象形情報を出力する描画ユニットと、 この描画ユニットからの第1の象形情報と外部から入力
    された第2の図形パターンに対応する第2の象形情報を
    合流させ、第3の図形パターンを合成して第3の象形情
    報を出力する合流ユニットと を備えることを特徴とする電子象形ユニット。 2、前記描画ユニットの描画動作のタイミングを前記第
    2の象形情報にもとづいて制御するためのタイミング制
    御部が設けられている請求項1記載の電子象形ユニット
    。 3、前記合流ユニットの合流動作オン、オフを切り換え
    制御する合流制御部が設けられている請求項1記載の電
    子象形ユニット。 4、電子象形ユニットを複数段に直列接続して構成され
    、 前記電子象形ユニットは、入力データにもとづいて第1
    の図形パターンを描画して第1の象形情報を出力する描
    画ユニットと、この描画ユニットからの第1の象形情報
    と外部から入力された第2の図形パターンに対応する第
    2の象形情報を合流させ第3の図形パターンを合成して
    第3の象形情報を出力する合流ユニットとを有し、 各段の前記電子象形ユニットは、直前段の前記電子象形
    ユニットから出力される前記第3の象形情報を前記第2
    の象形情報として入力し、自己の前記第3の象形情報を
    直後段の前記電子象形ユニットの前記第2の象形情報と
    して出力する ことを特徴とする電子象形機。 5、最終段の前記電子象形ユニットから出力される前記
    第3の象形情報が、ディスプレイ手段に与えらている請
    求項4記載の電子象形機。
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