JPH01228035A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH01228035A
JPH01228035A JP63054369A JP5436988A JPH01228035A JP H01228035 A JPH01228035 A JP H01228035A JP 63054369 A JP63054369 A JP 63054369A JP 5436988 A JP5436988 A JP 5436988A JP H01228035 A JPH01228035 A JP H01228035A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術      (第3〜7図)発明が解決しよ
うとする問題点 問題点を解決するための手段 作用 実施例 本願発明の一実施例(第1.2図) 発明の効果 〔概 要〕 階層化されたメモリ系を有するデータ処理装置に関し、 外部キャッシュへのアクセス競合を回避し、しかも、階
層化された各メモリ内容の一貫性問題を解決しながらシ
ステム性能の向上を図ることを目的とし、 階層化された複数のメモリで一つの系を構成し、最下層
のメモリの内容を逐次最上層のメモリへと転送し、最上
層のメモリの内容を各種処理の結果で書き換え、書き換
えられた内容を最下層のメモリに反映させるメモリ系と
、他系からのデータ入力を検知する検知手段と、前記他
系からのデータの入力があったとき、最下層のメモリを
除く各メモリの内容に該データ入力を反映させて、最下
層のメモリと各メモリの内容の一致をとる一致手段と、
を備えて構成している。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、階層化されたメモリ系を有するデータ処理装
置に関し、特に、外部キャッシュへのアクセス競合を回
避するとともに、内部キヤ・7シユ、外部キャッシュお
よび主記憶を含むメモリ系の一貫性問題の解決を意図し
たデータ処理装置に関する。
近時、半導体技術の向上によるLSIの高集積化に伴っ
て、マイクロプロセッサ等の比較的に小型のデータ処理
装置にも高度な各種制御技術が採用されるに至り、−段
と高速化、高性能化が進みつつある。各種制御技術のな
かでもバッファリングは、主記憶のアクセス時間の制約
を受けないといった特長から、高速化を目ざすデータ処
理装置に広く使用されており、近年ではマイクロプロセ
ッサにも内j武されるようになってきた。
バッファリングは、マイクロプロセッサ等のデータ処理
装置(以下、CP Uという)内部にキャッシュと呼ば
れるメモリを設け、このキャッシュ内に、主記憶から取
り出した命令もしくはデータを一時的に記憶し、それ以
後のその命令もしくはデータへのアクセスを高速化して
命令実行速度の向上に大きく寄与している。
とごろで、上記キャッシュの容量が大きい程、必要とす
る命令もしくはデータがキャッシュに存在する割合が高
まり、いわゆるキャッシュヒント率が改善されるが、キ
ャッシュ容量は、当該CP()の集積度からおのずと限
界がある。因に、一般的なマイクロプロセッサの内部の
キャッシュ容量は9にハイドにとどまっている。
そこで、CPUと主記憶の間に大容量の別のキャッシュ
を設けるといった、キャッシュの階層化が行われている
。以下、CP口内部のキャッシュを内部キャッシュとい
い、CPtJ外部のキャッシュを外部キャッシュという
〔従来の技術〕
第3図は、主記憶、外部キャッシュ、内部キャッシュの
順に階層化されたデータ処理装置のメモリ系を示す図で
ある。同図において、主記憶の内容は比較的大きなブロ
ック単位で外部キャッシュに取り込まれ、さらに、所定
のブロック単位で外部キャッシュから内部キャッシュへ
と取り込まれる。CPUは、内部キャッシュの内容を逐
次フェッチして実行し、実行結果に従って必要に応じて
内部キャッシュの内容を更新する。そして、更新された
内部キャッシュの内容に従って、外部キャッシュおよび
主記憶の内容を同時に更新するいわゆるストアスルーを
行ったり、あるいは、内部キャッシュにキヤノンユミス
(必要とする内容が内部キャッシュに存在しない)が発
生した時点で、外部キャッシュを更新し、また、外部キ
ャッシュにキャッシュミスが発生した時点で、主記憶を
更新するいわゆるスト7パソクを行ったりして、メモリ
系の内容の一貫性を保証している。
ところで、主記憶へのアクセスは、上述の内・外部キャ
ッシュを介して行われる場合のほかに、例えば、第4図
に示すようにD M A C(Direct Memo
ry Access Controler)を介して直
接行われる場合がある。この場合、DMACによゲでM
き込みが行われた主記憶の内容が、既に上述の内・外部
キャッシュにバッファリングされていたときは、内・外
部キャッシュと主記憶の内容が一致しなくなるといった
いわゆる一貫性問題が発生ずる。
このため、第5図に示すように、DMACから主記憶に
書き込みが発生したとき、書き込みデータのアドレスを
モニターして、当該アドレスのテ゛−タが外部キャッシ
ュに存在する場合、外部キャッシュの内容を無効化する
いねるインバリデーションが行われるが、このインバリ
デーションは外部キャッシュのみに対して行われるのが
一般的であり、したがって、内部キャッシュと主記憶と
の一貫性問題は依然として解決されない。
また、第6図に示すように複数のCPUで、一つの主記
憶を共有するいわゆるマルチプロセッサシステムにあっ
ても、インバリデーションが内部キャッシュまで遡行し
て行われないため、同様に一貫性問題が発生する。
このような理由により、従来からマルチプロセッサシス
テム等で、多層化したメモリ系を使用する場合、第7図
に示すように、外部キャッシュと主記憶を含めた記憶部
を複数のCPUで共有化することが一般的な方法として
行われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような外部キャッシュを共有化した
ものにあっては、外部キャッシュへのアクセスが複数の
CPU間で競合し、システムの性能が上がらないといっ
た問題点があった。特に、CPtJO数が増した場合で
は、アクセス競合が頻繁に起こり、上記問題点の影響は
大きい。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
外部キャッシュの共有化をやめて外部キャッシュへのア
クセス競合を回避し、しかも、階層化された各メモリ内
容の一貫性問題を解決しながらシステム性能の向上を図
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、上記目的を達成するために、階層化された
複数のメモリで一つの系を構成し、最下層のメモリの内
容を逐次最上層のメモリへと転送し、最上層のメモリの
内容を各種処理の結果で書き換え、書き換えられた内容
を最下層のメモリに反映させるメモリ系と、他系からの
データ入力を検知する検知手段と、前記他系からのデー
タの入力があったとき、最下層のメモリを除く各メモリ
の内容に該データ入力を反映させて、最下層のメモリと
各メモリの内容の一致をとる一致手段と、を備えて構成
している。
〔作 用〕
本発明では、階層化された最下層のメモリ (主記憶)
のみが他の系と共有化され、また、他の系から最下層の
メモリへのデータ入力があった場合、階層化された各メ
モリの内容が更新される。
したがって、主記憶の上層側に位置する外部キャッシュ
が共有化されないので、アクセス競合が回避されてシス
テム性能の向上が図られ、しかも、最下層メモリの内容
が書き換えられたときは、各メモリの内容も更新される
ので、一貫性問題の解決が図られる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1.2図は、本発明に係るデータ処理装置の一実施例
を示す図であり、二つのCPUで主記憶を共有するマル
チプロセッサシステムに適用した例である。
まず、第1図に示す本実施例の基本的な構成図に従って
説明する。
本実施例では、第1のCPUIに内蔵された第1の内部
キャッシュ2と、CPUIの外部に設けられ、第1のチ
ップバス3を介して第1の内部キャッシュ2に接続され
た第1の外部キャッシュ4と、システムバス5を介して
第1の外部キャッシュ4に接続された主記憶6と、から
なる第1のメモリ系7を備え、また、第1のメモリ系7
の主記憶6は第2のメモリ系8と共有されており、第2
のメモリ系8は、上記主記憶6と、システムバス5を介
して主記憶6に接続された第2の外部キャッシュ9と、
第2のCPUl0に内蔵された第1の内部キャッシュ1
1と、を備えている。なお、第1の内部キャッシュ11
および第2の外部キャッシュ9間は、第2のチップバス
12で接続されている。
すなわち、上記主記憶6、第1の外部キャッシュ4、第
1の内部キャッシュ2は階層化されており、これらの複
数のメモリで一つの系(第1のメモリ系7)を構成して
いる。また、第1の内部キャッシュ2は最上層のメモリ
として機能し、主記憶6は最下層のメモリとして機能す
るとともに、主記憶6は他の系としての第2のメモリ系
8と共有関係にある。
主記憶6の内容は、システムバス5を介して所定のブロ
ック単位で第1の外部キヤ・7シユ4に転送され、また
、第1の外部キャッシュ4の内容は、第1のチップバス
3を介して上記ブロック単位よりも小さなブロック単位
で第1の内部キャッシュ2に転送される。そして、第1
の内部キャッシュ2の内容はCPLllによりフェッチ
され、各種処理を施された後、例えば内容の更新が行わ
れる。
更新された第1の内部キャッシュ2の内容は、前述のス
トアスルーやストアパック、あるいはこれらと類似の方
法によって第1の外部キャッシュ4および主記憶6に反
映され、第1の外部キャッシュ4および主記憶6の該当
する内容が書き換えられて第1の内部キャッシュ2、第
1の外部キャッシュ4、主記憶6の内容の一貫性が保た
れるようになっている。
ところで、第2のメモリ系8の第2の外部キャッシュ9
から上記iff 6へデータの3き込みが発生した場合
、この書き込まれた領域が既に第1の外部キャッシュ4
や第1の内部キャッシュ2にバッファリングされていた
とすると、この場合、一貫性が保たれない。
そごで本実施例では、第1の外部キャッシュ4に検知手
段とし′Cの機能を持たせるとともに、第1の外部キヤ
・7ンユ4および第1の内部キヤ・ッシュ2の双方に−
n丁4段としての機能を持たせている。
すなわち、第1の外部キャッシュ4はシステムハス5を
モニタし、このシステムハス5を介して他の系から主記
憶6への書き込みが行われた場合は、これを検知して第
1の外部キャッシュ4の該当する内容をインバリデーシ
ョンし、さらにインバリデーションを行ったことを第1
の内部キヤ。
シュ2に通知する。第1の内部キャッシュ2はこの通知
に従って内容を点検し、該当する内容が存在する場合に
はその内容をインバリデーションする。その後、CPU
Iによって第1の内部キャッシュ2に対するフェッチが
行われると、当然のことながら、キャッジユングミス(
ミスヒツト)が発生し、該当する内容が主記憶6から順
次第1の外部キャッシュ4および第1の内部キャッシュ
2へと転送され、その結果、第1の内部キャッシュ2、
第1の外部キャッシュ4、主記憶6の内容が一致する。
このように、他の系から主記憶6へのデータの書き込み
が発生した場合には、階層化された最下層のメモリ (
主記憶6)を除く、第1の外部キャッシュ4、第1の内
部キャッシュ2の内容に上記データを反映させることが
でき、最下層のメモリと各メモリの内容との一致をとっ
て一貫性を保証することができる。したがって、第1の
外部キャッシュ4は、その系の専用とすることができる
ので、この第1の外部キャッシュ4へのアクセス競合を
回避することができ、システム性能の向上を図ることが
できる。
第2図は本実施例の具体的な構成を示す図であり、主記
憶を除く一つのメモリ系を具体的に示す図である。
第2図において、20はデータプロセッサ等のCP U
、21は外部キャッシュ部であり、これらCPtJ20
および外部キャッシュ部21の間は、チップハス22で
接続されている。なお、チップハス22は後述のシステ
ムハス23と同様に、各種制御信号を伝達するコントロ
ールハス、アドレス信号を伝達するアドレスバス、デー
タを伝達するデータバスを有している。
CI)U3Oは、命令制御ユニット20a、実行ユニッ
ト20 b、内部キャッシュ20c、内部キャッシュ制
御ユニット20 dおよびチップバス制御ユニット20
cを含んで構成され、各構成部の間は、図中点線で示す
コントロール線および大実線で示すアドレス/データ線
で接続されている。
命令制御ユニソl−203は、図示しない命令キューお
よび命令デコーダを含み、内部キャッシュ20Cから命
令コードをフェッチして命令キューに入れ、命令コード
を命令デコーダに供給してデコードし、デコード結果を
実行ユニット20bに通知する。なお、命令制御ユニッ
ト20aは、命令の流れを制御する。
実行ユニット20bは図示しない論理演算ユニットやレ
ジスタ群を含み、命令制御ユニット20aからの通知に
従って、データ転送、論理演算、算術演算などを実行す
る。なお、これらの実行は、レジスタ群に格納されたオ
ペランドや内部キャッシュ20cからアクセスされたオ
ペランドに対して行われる。
内部キャッシュ20cは、例えば、ストアスルー方式で
、ブロックサイズが16バイト、2ウエイセツトアソシ
エイテイブ型、入れ替えアルゴリズムはL RU (L
east Recently Used)で、キャッシ
ュ容量IKバイトが用いられる。また、IKバイトのキ
ャッシュ容量は、図示しないキャッシュRAMとTAG
RAMの容量からなり、キャッシュRAMは、主記憶か
ら転送されてきたデータをブロック単位で格納し、TA
GRAMは、キャッシュRAMに格納されているブロッ
クのアドレスを記憶している。
内部キャッシュ制御ユニット20dは、命令制御ユニッ
ト20 aからの命令コード要求や、実行ユニット20
bからのオペランドアクセス要求を受けると、内部キャ
ッシュ20cのTAGRAMを検索し、アクセス対象が
キャッシュRAMに存在するかくキャッシュヒント)、
否か(キャッシュミスヒツト)を調べる0例えば、キャ
ッシュRAMからデータを読みだすキャッシュリードの
場合にキャッシュヒントすると、キャッシュRAMから
アクセス対象が読み出され、要求元(命令制御ユニット
20aあるいは実行ユニット20b)に送られる。
また、キャッシュミスすると、後述の外部キャッシュ部
21からアクセス対象を含むブロックを読み込み、いわ
ゆるムーブインを行う、このムーブインは、ブロック単
位(すわなち、本実施例では16バイト)で行われ、具
体的には、内部キャッシュ制御ユニット20 dからの
ムーブイン要求の制御信号と内部キャッシュ20cから
のムーブイン要求のブロックアドレスとがチップバス制
御ユニット20eに送出されると、これに応答して外部
キャッシュ部21からデータがムーブインされ、ムーブ
インされたデータは、チップバス制御ユニット20eか
らアドレス/データ線を介して内部キャッシュ20Cに
取り込まれ、データはキャッシュRAMに、データのブ
ロックアドレスは、TAGRAMにそれぞれ格納される
なお、内部キャッシュ20cは、2ウエイセツトアソシ
エイテイプ型であるから、ムーブインされたデータを2
ウエイの何れのセントに格納するかを決定しなければな
らない。この決定は、内部キャッシュ20cに設けられ
た図示しないLRU制御回路が受けもち、最近アクセス
されていない方のウェイが選択されるようになっている
。そして、選択されたウェイに新たなデータが格納され
ると、それまで格納されていたデータは消去される。
一方、キャッシュRAMにデータを書き込むキャッシュ
ライトの場合には、キャツシュヒツトすると、実行ユニ
ット20bからの書き込みデータをキャッシュRAMの
対応する部分に書き込む、なお、本実施例ではストアス
ル一方式を用いているから、上記書き込みデータはチッ
プバス制御ユニット20eを介してチップバス22上に
書き出され、後述の外部キャッシュ部21や主記憶のデ
ータ内容の更新に使用される。
チップバス制御ユニット20eは、内部キャッシュ制御
ユニット20dからのムーブイン要求などのり−ド/ラ
イト要求信号および内部キャッシュ20Cからのアドレ
ス信号などに従って、チップバス22のアクセスを司る
また、チップバス制御ユニット20eは、自分以外の何
者かがチップバス22に対してデータの書き込みを行っ
た場合、これを検出してその旨を内部キャッシュ制御ユ
ニット20dおよび内部キャッシュ20cに通知する。
内部キャッシュ制御ユニット20dおよび内部キャッシ
ュ20cでは、この通知に基づいてTAGRAMを検索
し、該当するデータが存在する場合、そのデータを含む
ブロックをインバリデーシランする。なお、詳細には後
述するが、外部キャッシュ部21に格納されたデータが
、主記憶データ変更の反映を受けてインバリデーション
された場合、外部キャッシュ部21からチップバス22
に疑似的にデータが書き出されるようになっている。し
たがって、チップバス22に書き出されたアドレスを検
出することで、外部キャッシュ部21のインバリデーシ
ョンに合わせて内部キャッシュ2Oc内のデータをもイ
ンバリデーションすることができる。
外部キャッシュ部21は、デツプバス制御ユニット20
a、外部キャッシュ制御ユニソBlb、外部キャッシュ
21Cおよびシステムハス制御ユニット21dを含んで
構成され、各構成部の間は、図中点線で示すコントロー
ル線および太線で示すアドレス/データ線で接続されて
いる。
チップバス制御ユニット21aは、外部キャッシュ制御
ユニット21bからの制御信号を受けてチップバス22
のアクセスを司り、外部キャッシュ21C内のデータを
チップバス22上にSき出したり、また、CPU20の
チップバス制御ユニット20eによってチップバス22
上に書き出されたデータを取り込んで外部キャッシュ2
1cに転送する。
外部キャッシュ制御ユニット21bは、チップバス制御
ユニット21aおよびシステムバス制御ユニット21d
に対してリード/ライト要求のための制御(8号を送出
するとともに、システムバス制御ユニ、ト21dから通
知された後述のアドレスモニター信号を受け、外部キャ
ッシュ21c内に該当するデータが存在するか否かを調
べる。
外部キャッシュ21cは、図示しないキャッシュRA 
MおよびT A G RA Mを含んで構成され、例え
ば、ストアスル一方式で、ブロックサイズ32バイト、
4ウエイセソトアソシエイテイブ型のLRUが用いられ
る。なお、キヤ・7シユRAMおよび′Y″AGRAM
の容量からなるキャッシュ容量は、256にハイドの大
容量のものを有している。外部キャッシュ21cは、シ
ステムハス制御ユニット21dを介して主記憶からムー
ブインされたデータを、キャッシュRAMに格納すると
ともに、該データのブロックアドレスを’T” A C
RA Mに登録する。
また、チップハス制御ユニット21aを介してチップバ
ス22から取り込まれたデータを対応するキャッシュR
AMに書き込み内容を更新する。
さらに、前記システムバス上で書き込みが行われた旨を
CPU20に通知することが行われる。具体的には、例
えば、チップバス制御ユニット21aによってチップバ
ス22のマスク権を獲得し、チップバス22上であたか
も書き込み動作が行われたようにチップバス22のコン
トロールバスを操作スる。
これにより、CPU20のチップバス制御ユニット20
eは、自己以外の何者かがチップバス22に書き込み動
作を行ったとして、内部キャッシュ20cをインバリデ
ーションすることができる。なお、外部キャッシュ21
c内のデータ内容の変更に伴って、内部キャッシュ20
cにインバリデーションを通知する方法は、チップバス
22上に疑似的な書き込み動作を起こす上述の方法の他
に、例えば、専用の信号線を介してインバリデーション
の通知を行ってもよいし、あるいは、インバリデーショ
ン専用のチップバスアクセスがあってもよい。
システムバス制御ユニット21dは外部キャッシュ21
C以外の図示しないユニットが、主記憶に対するSき込
みを行わないか、システムバス23のアドレスバスをモ
ニターしており、アドレスモニターの結果が、外部キャ
ッシュ2ICのT A G RA Mでキャッシュヒン
トした場合、外部キャッシュ21C内の当該ブロックを
インバリデーションする。
このような構成によれば、例えば、システムバス23に
接続された図示しない主記憶に、自系以外の他の系から
Vき込みが行われた場合、システムバス制?111ユニ
ソBidによるアドレスモニターによって外部キャッシ
ュ2ICの内容が検索され、該当するブロックアドレス
が存在するとき、当該ブロックはインバリデーションさ
れる。さらに、このインバリデーションはCPU20に
も通知され、外部キャッシュ21Cの内容が検索されて
該当するブロックアドレスが存在すると、当該ブロック
もインバリデーションされる。すなわち、主記憶の内容
が変化すると、これに件って、外部キャッシュ21Cお
よび内部キャッシュ20Cの内容が共にインバリデーシ
ョンされ、その後、命令制御ユニソト20aからのフェ
ッチによって内部キャッシュ20Cにキャッシュミスが
発生すると、主記憶から外部キャッシュ21cおよび内
部キャッシュ20cへと順次ムーブインされる。その結
果、ムーブイン完了の時点で階層化された主記憶、外部
キャッシュ21cおよび内部キャッシュ20cの内容の
一致が図られ、一貫性が保証される。したがって、外部
キャッシュ21cを系の専用とすることができ、アクセ
ス競合を回避してシステムの高性能化を図ることができ
る。
なお、上述した外部キャッシュ21からCPU20への
インバリデーション通知の例は、外部キャッシュ21c
と内部キャッシュ20cのブロックサイズが等しいもの
として扱ったが、実際には外部キャッシュ21cと内部
キャッシュ20cのブロックサイズは異なっているので
、以下に、その場合の対処例を述べる。
I   キ ・シェ    ル ハード的あるいはソフト的な設定により外部キャッシュ
21がCPU20内の内部キャッシュ20cのブロック
サイズを認識しているようにする方法である。そして、
この方法では、内部キャッシュ2゜Cのブロックサイズ
に合わせてインバリデーション通知を複数回行う0例え
ば、内部キャッシュ20Cのブロックサイズが4バイト
、外部キャッシュ21cのブロックサイズが16バイト
と仮定すると、外部キャンシュ21からCPU20への
インバリデーション通知は4回(16バイト74バイト
−4回)繰り返して行われる。この場合の4回のインバ
リデーションのアドレスは、外部キャンシュ21cの1
ブロツクに相当する内部キャッシュ20cの4ブロツク
分のアドレスとなる。これにより、外部キャッシュ21
cの1ブロツクのインバリデーションに対応して内部キ
ャッシュ20cの4ブロツクのインバリデーションが行
われる。
11−塵PU卸漕は4口とti尤汰 上記(1)とは逆に、CPU20が外部キャッシュ21
cのブロックサイズを認識しているようにする方法であ
る。CPU20でのアドレスモニターは、アドレスモニ
ターのブロックサイズを考慮して、モニターされたアド
レスが含まれる外部キャッシュ21cのブロックサイズ
に相当する部分のインバリデーションが行われる。なお
、ブロックサイズが外部キャッシュ21からCPU20
に適宜知らされる方法も、この(1?)ρ方法に含まれ
る。
このように本実施例では、外部キャッシュ21がシステ
ムバス23をアドレスモニターシ、主記憶への書き込み
がシステムバス23を介して行われると、外部キャッシ
ュ21c内のブロックを検索して、該当する場合、当該
ブロックをインバリデーションするとともに、CPU2
0ヘインバリデ一シツン通知を行い、CPU20はこの
通知を受けて内部キャッシュ20c内のブロックを検索
して、該当する場合、当該ブロックをインバリデージシ
ンする。
したがって、その後のムーブインにより、主記憶、外部
キャッシュ21cおよび内部キャッシュ20Cの内容の
一致が図られるので、階層化された各メモリ、すなわち
、主記憶、外部キャッシュ21Cおよび内部キャッシュ
20cの一貫性を保証できる。
さらに、外部キャッシュ21cを他の系と共有しなくて
もよいので、この外部キャッシュ21cへのアクセス競
合を回避することができ、マルチプロセッサシステムに
おけるシステム性能の向上を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、階層化された最下層のメモリ(主記憶
)のみを他の系と共有化することができ、また、他の系
から最下層のメモリへのデータ入力があった場合、階層
化された各メモリの内容を更新することができる。
したがって、主記憶の上層側に位置する外部キャッシュ
が他の系と共有化されないので、アクセス競合を回避す
ることができ、システム性能の向上を図ることができる
また、最下層メモリの内容が書き換えられたときは、各
メモリの内容も更新されるので、一貫性問題の解決をも
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明に係るデータ処理装置の一実施例を
示す図であり、 第1図はその基本的な構成を示す図、 第2図はその具体的な構成を示す図である。 第3〜7図は従来のデータ処理装置を示す図であり、 第3図はその階層化されたメモリ系を示す図、第4図は
その他系からの書き込みがあった場合の一貫性問題を説
明するための図、 第5図はその階層化されたキャッシュにおける一貫性問
題を説明するための図、 第6図はそのマルチプロセッサシステムにおける一貫性
問題を説明するための図、 第7図はその外部キャッシュを他系と共有したメモリ系
を示す図である。 2・・・・・・第1の内部キャッシュ(最上層のメモリ
、一致手段)、 4・・・・・・第1の外部キャッシュ(検知手段、−致
手段)、 6・・・・・・主記憶(最下層のメモリ)、7・・・・
・・第1のメモリ系(一つの系)、8・・・・・・第2
のメモリ系(他の系)、20・・・・・・cpu (最
上層のメモリ、一致手段)、21・・・・・・外部キャ
ッシュ部(検知手段、一致手段)。 h糸        奸 ◆        讐 zeキv7シ/、lJどg−iしたシC巳りME示7D
第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 階層化された複数のメモリで一つの系を構成し、最下層
    のメモリの内容を逐次最上層のメモリへと転送し、 最上層のメモリの内容を各種処理の結果で書き換え、 書き換えられた内容を最下層のメモリに反映させるメモ
    リ系と、 他系からのデータ入力を検知する検知手段と、前記他系
    からのデータの入力があったとき、最下層のメモリを除
    く各メモリの内容に該データ入力を反映させて、最下層
    のメモリと各メモリの内容の一致をとる一致手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
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