JPH01220585A - ビデオ信号処理装置 - Google Patents
ビデオ信号処理装置Info
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- JPH01220585A JPH01220585A JP63045130A JP4513088A JPH01220585A JP H01220585 A JPH01220585 A JP H01220585A JP 63045130 A JP63045130 A JP 63045130A JP 4513088 A JP4513088 A JP 4513088A JP H01220585 A JPH01220585 A JP H01220585A
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- Japan
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- signal
- circuit
- video signal
- noise
- output signal
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
この発明は、テレビジョン受信機やビデオテープレコー
ダ(以下、VTRと称す)、ディスクプレーヤなどのビ
デオ再生機に適用されるもので、ビデオ信号のS/Nの
改善および画像の鮮鋭度の向上を図るように、このビデ
オ信号を加工処理するビデオ信号処理装置に関するもの
である。
ダ(以下、VTRと称す)、ディスクプレーヤなどのビ
デオ再生機に適用されるもので、ビデオ信号のS/Nの
改善および画像の鮮鋭度の向上を図るように、このビデ
オ信号を加工処理するビデオ信号処理装置に関するもの
である。
[従来の技術〕
テレビジョン受信機やVTR、ディスクプレーヤなどの
ビデオ再生機における画質は、ビデオ信号のS/N、解
像度、鮮鋭度の3つのバランスで決まる。
ビデオ再生機における画質は、ビデオ信号のS/N、解
像度、鮮鋭度の3つのバランスで決まる。
第3図は上記3つの画質決定要素のうち、ビデオ信号の
S/Hの改善および鮮鋭度の向上を1指した従来のVT
Rにおけるビデオ信号処理装置の構成を示すブロック図
であり、同図において、(1)は復調回路で、この復調
回路(1)は図示省略した再生ヘッドによりピックアッ
プされた3.4 MHz〜4.4 MHzのFM変調ビ
デオ信号をベースバンドのビデオ信号に復調する。(2
)はディエンファシス回路で、このディエンファシス回
路(2)は記録時にプリエンファシス回路により高周波
成分を強調して記録されたビデオ信号の高周波成分を抑
圧して、ビデオ信号の記録再生系で発生する高域のノイ
ズ成分を低減するもので、上記プリエンファシス回路と
逆特性を有する。
S/Hの改善および鮮鋭度の向上を1指した従来のVT
Rにおけるビデオ信号処理装置の構成を示すブロック図
であり、同図において、(1)は復調回路で、この復調
回路(1)は図示省略した再生ヘッドによりピックアッ
プされた3.4 MHz〜4.4 MHzのFM変調ビ
デオ信号をベースバンドのビデオ信号に復調する。(2
)はディエンファシス回路で、このディエンファシス回
路(2)は記録時にプリエンファシス回路により高周波
成分を強調して記録されたビデオ信号の高周波成分を抑
圧して、ビデオ信号の記録再生系で発生する高域のノイ
ズ成分を低減するもので、上記プリエンファシス回路と
逆特性を有する。
(3)はローパスフィルタ(以下、LPFと称す)で、
ビデオ信号の高周波帯域を遮断する。
ビデオ信号の高周波帯域を遮断する。
(4)は2次微分回路′で、ビデオ信号のトランジェン
ト部分およびノイズ成分を微分する。(5)はアッテネ
ータで、微分された信号レベルを適当レベルに設定する
。(6)は加算回路で、上記LPF(3)の出力信号と
上記アッテネータ(5)の出力信号とを加算する0以上
のLPF(3)、2次微分回路(4)、アッテネータ(
5)、加算回路(6)により2次微分方式画質加工回路
(23)を構成する。
ト部分およびノイズ成分を微分する。(5)はアッテネ
ータで、微分された信号レベルを適当レベルに設定する
。(6)は加算回路で、上記LPF(3)の出力信号と
上記アッテネータ(5)の出力信号とを加算する0以上
のLPF(3)、2次微分回路(4)、アッテネータ(
5)、加算回路(6)により2次微分方式画質加工回路
(23)を構成する。
(7)はへイバスフィルタ(以下、HPFと称す)で、
ビデオ信号に含まれるノイズ成分をピックアップする。
ビデオ信号に含まれるノイズ成分をピックアップする。
(8)はノイズ成分を増幅するノイズアンプ、(9)は
ノイズ成分の振幅を制限するリミッタ、 (10)は極
性反転回路、(11)はアッテネータで、上記リミッタ
(9)により制限されたノイズ成分の振幅を最適値に設
定する。(12)は加算回路で、上記2次微分方式画買
加工回路(23)の出力信号と極性の反転したノイズ成
分信号とを加算する。以−EのHPF(7)、ノイズア
ンプ(8)、リミッタ(9)、極性反転回路(10)、
アッテネータ(11)、加算回路(12)によりノイズ
キャンセラ回路(24)を構成する。
ノイズ成分の振幅を制限するリミッタ、 (10)は極
性反転回路、(11)はアッテネータで、上記リミッタ
(9)により制限されたノイズ成分の振幅を最適値に設
定する。(12)は加算回路で、上記2次微分方式画買
加工回路(23)の出力信号と極性の反転したノイズ成
分信号とを加算する。以−EのHPF(7)、ノイズア
ンプ(8)、リミッタ(9)、極性反転回路(10)、
アッテネータ(11)、加算回路(12)によりノイズ
キャンセラ回路(24)を構成する。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
3.4 MHz 〜4.4 MHzにFM変調し、かつ
プリエンファシス回路を通して高周波成分が強調されて
記録媒体に記録されたビデオ信号を、再生ヘットにより
ピックアップして復調回路(1)に入力することによっ
て、このFM変調ビデオ信号をベースバンドのビデオ信
号に復調する。ついで、この復調ビデオ信号を上記プリ
エンファシス回路と逆特性のディエンファシス回路(2
)に入力することによって、高周波成分を抑圧して高域
のノイズ成分を低減する。しかし、このようなエンファ
シス処理のみの場合には、第4図(a)で示すように、
多くのノイズ成分(n)が残留している。とくに、VT
Rの磁気テープの品質が悪いと、かなりのノイズ成分(
n)が残留している。
プリエンファシス回路を通して高周波成分が強調されて
記録媒体に記録されたビデオ信号を、再生ヘットにより
ピックアップして復調回路(1)に入力することによっ
て、このFM変調ビデオ信号をベースバンドのビデオ信
号に復調する。ついで、この復調ビデオ信号を上記プリ
エンファシス回路と逆特性のディエンファシス回路(2
)に入力することによって、高周波成分を抑圧して高域
のノイズ成分を低減する。しかし、このようなエンファ
シス処理のみの場合には、第4図(a)で示すように、
多くのノイズ成分(n)が残留している。とくに、VT
Rの磁気テープの品質が悪いと、かなりのノイズ成分(
n)が残留している。
つぎに、多くのノイズ成分(n)を含む第4図(a)で
示すようなビデオ信号を2次微分方式画質加工回路(2
3)に加えると、まずビデオ信号がL P F (3)
を通過して、第4図(b)で示すように高域成分および
ノイズ成分が除去される。一方。
示すようなビデオ信号を2次微分方式画質加工回路(2
3)に加えると、まずビデオ信号がL P F (3)
を通過して、第4図(b)で示すように高域成分および
ノイズ成分が除去される。一方。
2次微分回路(0を通過したビデオ信号のレベルの急変
しているトランジェント部分(1)が2同機分されると
ともに、ノイズ成分も微分され、この微分信号が7ツテ
ネータ(5)を通過することにより適当に設定されて、
第4r1!1(0)に示すような波形信号となる。
しているトランジェント部分(1)が2同機分されると
ともに、ノイズ成分も微分され、この微分信号が7ツテ
ネータ(5)を通過することにより適当に設定されて、
第4r1!1(0)に示すような波形信号となる。
つづいて、上記L P F (3)から出力される第4
図(b)で示す信号と、上記アッテネータ(5)から出
力される第4図(C)に示す信号とが加算回路(8)で
加算されて、第4図(d)で示すような信号となる。こ
の第4図(d)で示す信号は、ノイズ成分(n)を含む
ものの、第4図(a)で示す元のビデオ信号の自レベル
から黒レベルに急変する立上りトランジェント部分およ
び黒レベルから自レベルに急変する立下リトランジェン
ト部分のそれぞれに適度なピーク(pi)、(p2)が
加えられており、画質の鮮鋭度の増したビデオ信号とな
る。
図(b)で示す信号と、上記アッテネータ(5)から出
力される第4図(C)に示す信号とが加算回路(8)で
加算されて、第4図(d)で示すような信号となる。こ
の第4図(d)で示す信号は、ノイズ成分(n)を含む
ものの、第4図(a)で示す元のビデオ信号の自レベル
から黒レベルに急変する立上りトランジェント部分およ
び黒レベルから自レベルに急変する立下リトランジェン
ト部分のそれぞれに適度なピーク(pi)、(p2)が
加えられており、画質の鮮鋭度の増したビデオ信号とな
る。
つぎに、鮮鋭度の増した第4図(d)で示すビデオ信号
はノイズキャンセラ回路(24)に入力される。このノ
イズキャンセラ回路(20に入力されたビデオ信号は、
まずHPF(?)、ノイズアンプ(8)を通過して第4
図(e)で示すように、ノイズ成分(n)およびビデオ
信号の高周波成分が増幅される。
はノイズキャンセラ回路(24)に入力される。このノ
イズキャンセラ回路(20に入力されたビデオ信号は、
まずHPF(?)、ノイズアンプ(8)を通過して第4
図(e)で示すように、ノイズ成分(n)およびビデオ
信号の高周波成分が増幅される。
ついで、リミッタ(9)により設定されたリミッティン
グレベル(Ll) 、(L2)でノイズ成分(n)の振
幅が制限されて、第4図(f)で示すような信号となる
。この第4図(Dで示す信号の極性を極性反転回路(1
0)で反転し、かつアッテネータ(11)により適当な
レベルに減衰させたのち、加算回路(!2)に入力し、
この加算回路(12)において、第4図(d)で示す信
号と加算することにより、第4図(g)で示すような信
号を出力する。この第4図(g)で示す信号は、立上り
トランジェント部分および立下リトランジェント部分に
2次微分方式によりピーク(pi)、(p2)をもった
ビデオ信号からノイズ成分(n)を取り除いた鮮鋭度の
あるビデオ信号である。
グレベル(Ll) 、(L2)でノイズ成分(n)の振
幅が制限されて、第4図(f)で示すような信号となる
。この第4図(Dで示す信号の極性を極性反転回路(1
0)で反転し、かつアッテネータ(11)により適当な
レベルに減衰させたのち、加算回路(!2)に入力し、
この加算回路(12)において、第4図(d)で示す信
号と加算することにより、第4図(g)で示すような信
号を出力する。この第4図(g)で示す信号は、立上り
トランジェント部分および立下リトランジェント部分に
2次微分方式によりピーク(pi)、(p2)をもった
ビデオ信号からノイズ成分(n)を取り除いた鮮鋭度の
あるビデオ信号である。
[発明が解決しようとする課題]
S/Hの改善お上び鮮鋭度の向上を1指した従来のビデ
オ信号処理装置は、以上のように構成されているので、
2次微分方式画質加工回路(23)でノイズ成分(n)
が強調されるばかりでなく、2次微分によりトランジェ
ント部分のピーク(pi) 。
オ信号処理装置は、以上のように構成されているので、
2次微分方式画質加工回路(23)でノイズ成分(n)
が強調されるばかりでなく、2次微分によりトランジェ
ント部分のピーク(pi) 。
(p2)を高くしようとすると、そのピークの時間幅が
大きくなる。また、このようなピークを発生させると、
そのピークの後に第4図(c) 、 (d) 、 (g
)で示すようにリンギング(交)が発生して振動減衰を
繰り返すという問題がある。したがって、最終的にS/
Nがあまり改善できないばかりでなく、オーバーシュー
トやリンギング現象の発生によって画像の鮮鋭度も十分
に向上することができない欠点があった。
大きくなる。また、このようなピークを発生させると、
そのピークの後に第4図(c) 、 (d) 、 (g
)で示すようにリンギング(交)が発生して振動減衰を
繰り返すという問題がある。したがって、最終的にS/
Nがあまり改善できないばかりでなく、オーバーシュー
トやリンギング現象の発生によって画像の鮮鋭度も十分
に向上することができない欠点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、S/Nを大きく改善でき、しかもトランジェ
ント部分のピークを大きく、かつ小幅にして画像の鮮鋭
度を著しく向上することができるビデオ信号処理装置を
提供することを目的とする。
たもので、S/Nを大きく改善でき、しかもトランジェ
ント部分のピークを大きく、かつ小幅にして画像の鮮鋭
度を著しく向上することができるビデオ信号処理装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明にかかるビデオ信号処理装置は、復調回路、デ
ィエンファシス回路の次段に、LPFと減算回路、リミ
ッタと減算回路およびリミッタ側の減算回路の出力信号
とLPFの出力信号を加算する加算回路からなるノイズ
キャンセラ回路を設け、このノイズキャンセラ回路の次
段に、直列ニ接続された2つの遅延回路と2つの加算回
路と1つの減算回路からなり、かつビデオ信号のトラン
ジェント部分にピークをもたせる信号加工処理回路を設
けたことを特徴とする。
ィエンファシス回路の次段に、LPFと減算回路、リミ
ッタと減算回路およびリミッタ側の減算回路の出力信号
とLPFの出力信号を加算する加算回路からなるノイズ
キャンセラ回路を設け、このノイズキャンセラ回路の次
段に、直列ニ接続された2つの遅延回路と2つの加算回
路と1つの減算回路からなり、かつビデオ信号のトラン
ジェント部分にピークをもたせる信号加工処理回路を設
けたことを特徴とする。
[作用]
この発明によれば、復調回路によってベースバンドに復
調され、かつディエンファシス回路によって高域のノイ
ズ成分が低減されたビデオ信号を上記ノイズキャンセラ
回路に入力することにより、このビデオ信号に含まれる
ノイズ成分の大部分を除去する。ついで、ノイズ成分の
大部分が除去されたビデオ信号を上記の信号加工処理回
路に゛;゛ 入力することにより、このビデオ信号
の立上りトランジェント部分および立下リトランジェン
ト部分に、細くて深いピークが両極性で付加されること
となり、これにより鮮鋭度のきわめて良いビデオ信号が
得られる。
調され、かつディエンファシス回路によって高域のノイ
ズ成分が低減されたビデオ信号を上記ノイズキャンセラ
回路に入力することにより、このビデオ信号に含まれる
ノイズ成分の大部分を除去する。ついで、ノイズ成分の
大部分が除去されたビデオ信号を上記の信号加工処理回
路に゛;゛ 入力することにより、このビデオ信号
の立上りトランジェント部分および立下リトランジェン
ト部分に、細くて深いピークが両極性で付加されること
となり、これにより鮮鋭度のきわめて良いビデオ信号が
得られる。
[発明の実施例]
以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。
。
第1図はこの発明の一実施例によるビデオ信号処理装置
の構成を示すブロック図であり、同図において、(1)
および(2)は第3図で示す従来例の場合と同様な復調
回路およびディエンファシス回路である。
の構成を示すブロック図であり、同図において、(1)
および(2)は第3図で示す従来例の場合と同様な復調
回路およびディエンファシス回路である。
第1図において、 (11)はLPF、(12)はその
L P F (11)の入出力信号を減算する減算回路
。
L P F (11)の入出力信号を減算する減算回路
。
(13)はリミッタ、(14)はそのリミッタ(13)
の入出力信号を減算する減算回路である。 (15)は
加算回路で、この加算回路(15)は上記減算回路(1
4)の出力信号と上記L P F (11)の出力信号
とを加算する0以上のL P F (11)、減算回路
(12)、(14) 、 リミッタ(13)、加算回
路(15)によってノイズキャンセラ回路(25)を構
成している。
の入出力信号を減算する減算回路である。 (15)は
加算回路で、この加算回路(15)は上記減算回路(1
4)の出力信号と上記L P F (11)の出力信号
とを加算する0以上のL P F (11)、減算回路
(12)、(14) 、 リミッタ(13)、加算回
路(15)によってノイズキャンセラ回路(25)を構
成している。
(1B)、(17)は直列に接続された2つの遅延回路
、 (1B)は加算回路で、この加算回路(18)は上
記加算回路(15)の出力信号と上記2つの遅延回路(
18)、(17)を経た出力信号とを加算する。 (i
ll)は1/2アツテネータ、 (20)は減算回路で
、この減算回路(20)は上記1/2アツテネータ(1
8)の出力信号を上記2つの遅延回路(to)、(17
)のうち入力側の遅延回路(1e)の出力信号から減算
する。
、 (1B)は加算回路で、この加算回路(18)は上
記加算回路(15)の出力信号と上記2つの遅延回路(
18)、(17)を経た出力信号とを加算する。 (i
ll)は1/2アツテネータ、 (20)は減算回路で
、この減算回路(20)は上記1/2アツテネータ(1
8)の出力信号を上記2つの遅延回路(to)、(17
)のうち入力側の遅延回路(1e)の出力信号から減算
する。
(21)はアッテネータ、(22)は加算回路で、この
加算回路(22)は上記入力側の遅延回路(18)の出
力信号と上記減算回路(20)の出力信号とを加算する
0以上の遅延回路(01)、(17) 、加算回路(1
8) 。
加算回路(22)は上記入力側の遅延回路(18)の出
力信号と上記減算回路(20)の出力信号とを加算する
0以上の遅延回路(01)、(17) 、加算回路(1
8) 。
(22)、アッテネータ(19)、(21) 、減算回
路(20)によって信号加工処理回路(28)を構成し
ている。
路(20)によって信号加工処理回路(28)を構成し
ている。
つぎに、上記構成の動作について、第1図および第2図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
復調回路(1)によって復調され、かつディエンファシ
ス回路(2)によってその高周波成分が抑圧された第2
図(a)で示すノイズ成分(n)を含むビデオ信号はノ
イズキャンセラ回路(25)に入力される。そして、ま
ずL P F (11)に通過されることにより、たと
えば空や壁の部分などのごとく大面積で、・視覚的に目
につきやすい平坦な画像部分のノイズ成分が高域信号の
低レベルのところに集中することから、そのノイズ成分
が除去されて第2図(h)で示すような信号となる。こ
のL P F (11)から出力される第2図(h)で
示す信号を減算回路(12)において、元のビデオ信号
(a)から減算することにより、第2図(i)で示すよ
うな差信号成分が得られる。
ス回路(2)によってその高周波成分が抑圧された第2
図(a)で示すノイズ成分(n)を含むビデオ信号はノ
イズキャンセラ回路(25)に入力される。そして、ま
ずL P F (11)に通過されることにより、たと
えば空や壁の部分などのごとく大面積で、・視覚的に目
につきやすい平坦な画像部分のノイズ成分が高域信号の
低レベルのところに集中することから、そのノイズ成分
が除去されて第2図(h)で示すような信号となる。こ
のL P F (11)から出力される第2図(h)で
示す信号を減算回路(12)において、元のビデオ信号
(a)から減算することにより、第2図(i)で示すよ
うな差信号成分が得られる。
ついで、その差信号成分(i)をリミッタ(13)に入
力して、リミッティングレベル(Ll) 、 (L2)
で振幅制限することにより、第4図U)で示すような信
号成分となる。
力して、リミッティングレベル(Ll) 、 (L2)
で振幅制限することにより、第4図U)で示すような信
号成分となる。
つづいて、上記減算回路(12)から出力される差信号
成分(i)から上記リミッタ(13)より出力される信
号成分U)を減算回路(14)において減算することに
より、第4図(k)で示すように、ノイズをほとんど含
まないスパイク状の差信号成分が得られる。このスパイ
ク状の差信号成分(k)を加算回路(15)において、
上記LPF(11)から出力される第2図(h)で示す
信号に加算することにより、第2図(皇)で示すように
、ノイズ成分をほとんど含まないビデオ信号が得られる
。
成分(i)から上記リミッタ(13)より出力される信
号成分U)を減算回路(14)において減算することに
より、第4図(k)で示すように、ノイズをほとんど含
まないスパイク状の差信号成分が得られる。このスパイ
ク状の差信号成分(k)を加算回路(15)において、
上記LPF(11)から出力される第2図(h)で示す
信号に加算することにより、第2図(皇)で示すように
、ノイズ成分をほとんど含まないビデオ信号が得られる
。
以上のように、ノイズキャンセラ回路(25)では、元
のビデオ信号(a)の波形を変形することなしに、ノイ
ズ成分(n)の大部分を除去することになる。
のビデオ信号(a)の波形を変形することなしに、ノイ
ズ成分(n)の大部分を除去することになる。
つぎに、ノイズ成分(n)の大部分が除去されたビデオ
信号(皇)が信号加工処理回路(2B)に入力される。
信号(皇)が信号加工処理回路(2B)に入力される。
そしてまず、そのビデオ信号(fL)が遅延回路(Hl
)、(17)に入力されて、第2図(m)、(n)で示
すように、τseCづつ遅れた信号となる。この2τs
ec遅れた信号(n)と上記ビデオ信号(皇)とを加算
回路(18)において加算することにより、第2図(0
)で示すような信号が得られ、これを1/2アツテネー
タ(13)に通すことにより、振幅が半分になった第2
図(p)で示すような信号となる。
)、(17)に入力されて、第2図(m)、(n)で示
すように、τseCづつ遅れた信号となる。この2τs
ec遅れた信号(n)と上記ビデオ信号(皇)とを加算
回路(18)において加算することにより、第2図(0
)で示すような信号が得られ、これを1/2アツテネー
タ(13)に通すことにより、振幅が半分になった第2
図(p)で示すような信号となる。
ついで、上記遅延回路(1B)から出力される第2図(
腸)で示す信号から上記第2図(p)で示す信号を減算
回路(20)において減算することにより、第2図(q
)で示す信号を得る。この信号(q)はビデオ信号の立
上り時および立下り時に細いパルスを発生したことにな
り、この信号(q)を7ツテネータ(21)に通すこと
により、適当な大きさにまで減少する。この減少された
信号を加算回路(22)において、上記遅延回路(16
)から出力される信号(■)に加算することにより、第
2図(r)で示すような波形のビデオ信号を得る。この
第2図(r)で示すビデオ信号は元のビデオ信号(a)
に対しτsec遅延しているが、そのトランジェント部
分(1)において、パルス幅の狭い、かつ振幅の大きい
ビークPが加えられているため、鮮鋭度のきわめて良い
ビデオ信号をつくることができる。
腸)で示す信号から上記第2図(p)で示す信号を減算
回路(20)において減算することにより、第2図(q
)で示す信号を得る。この信号(q)はビデオ信号の立
上り時および立下り時に細いパルスを発生したことにな
り、この信号(q)を7ツテネータ(21)に通すこと
により、適当な大きさにまで減少する。この減少された
信号を加算回路(22)において、上記遅延回路(16
)から出力される信号(■)に加算することにより、第
2図(r)で示すような波形のビデオ信号を得る。この
第2図(r)で示すビデオ信号は元のビデオ信号(a)
に対しτsec遅延しているが、そのトランジェント部
分(1)において、パルス幅の狭い、かつ振幅の大きい
ビークPが加えられているため、鮮鋭度のきわめて良い
ビデオ信号をつくることができる。
また、上記のようにしてつくられるビデオ信号の周波数
特性および歪の発生状況を検討してみると、つざのこと
がいえる。
特性および歪の発生状況を検討してみると、つざのこと
がいえる。
加算回路(15)から出力されるビデオ信号(1)の位
相(VJL)をVJlxsinωtとすると、加算回路
(18)の出力信号(o)の位相(Vo)は。
相(VJL)をVJlxsinωtとすると、加算回路
(18)の出力信号(o)の位相(Vo)は。
Vo 1lVl + Vi (t−2τ)m 5in
(I)t + sinω(t−2τ)w 2g1nω
(t−τ) cosωtとなる。
(I)t + sinω(t−2τ)w 2g1nω
(t−τ) cosωtとなる。
したがって、l/2アツテネータ(18)の出力信号(
p)の位相(Vp)、減算回路(20)の出力信号(q
)の位相(Vq)、加算回路(22)の出力信号(r)
の位相(Vr)はそれぞれ Vp = 1/2 Vo −sin ω (t
−τ ) cos ω tvq −V膳
−Vp 璽 sin ω (t −τ ) −sin ω
(t −t)cos ω tm sinω(t −
t )(1−coaωt )Vr s+ Vm
+ Vq K −ain ω (t −c
)+ K(1−cos ωt) sinω(t −?
)m(1+ K−K costa τ) 5inc
+>(t −t )となる。
p)の位相(Vp)、減算回路(20)の出力信号(q
)の位相(Vq)、加算回路(22)の出力信号(r)
の位相(Vr)はそれぞれ Vp = 1/2 Vo −sin ω (t
−τ ) cos ω tvq −V膳
−Vp 璽 sin ω (t −τ ) −sin ω
(t −t)cos ω tm sinω(t −
t )(1−coaωt )Vr s+ Vm
+ Vq K −ain ω (t −c
)+ K(1−cos ωt) sinω(t −?
)m(1+ K−K costa τ) 5inc
+>(t −t )となる。
すなわち、出力ビデオ信号(r)の位相(Vr)はビデ
オ信号(i)の位相(1)に対してτSec遅れて出力
され、かつ両信号(r)、 (fL)の位相差(θ)は
、 となり、位相ωに対して、つまり周波数に対して一次直
線となる。
オ信号(i)の位相(1)に対してτSec遅れて出力
され、かつ両信号(r)、 (fL)の位相差(θ)は
、 となり、位相ωに対して、つまり周波数に対して一次直
線となる。
また、上記2つの遅延回路(1B)、(17)の群遅延
特性は位相なωについて微分すればよく、つまりdθ/
dω・(−ωτ)・−τとなり、遅延時間τだけの函数
になり1周波数に対しては変化しない、すなわち1周波
数帯域に関係なく1群遅延特性のフラットな信号処理が
可能で、ビデオ信号に歪を発生することがない。
特性は位相なωについて微分すればよく、つまりdθ/
dω・(−ωτ)・−τとなり、遅延時間τだけの函数
になり1周波数に対しては変化しない、すなわち1周波
数帯域に関係なく1群遅延特性のフラットな信号処理が
可能で、ビデオ信号に歪を発生することがない。
なお、上記各減算回路(12)、(14)、(20)は
インバータなどの極性反転回路を付加して加算するよう
にしてもよい。
インバータなどの極性反転回路を付加して加算するよう
にしてもよい。
また、上記遅延回路(to)、(17)としては一般に
100 n5ec〜200 n5ecのデイレイライン
素子を使用するが、これに限らず、たとえばアクティブ
フィルタなどで構成してもよい、とくに、アクティブフ
ィルタで構成すると、IC化に最適である。
100 n5ec〜200 n5ecのデイレイライン
素子を使用するが、これに限らず、たとえばアクティブ
フィルタなどで構成してもよい、とくに、アクティブフ
ィルタで構成すると、IC化に最適である。
さらに、上記実施例ではVTRのビデオ信号処理装置に
適用したが、ディスクプレーヤやテレビジョン受信機の
ビデオ信号処理に適用しても同様の効果を奏する。
適用したが、ディスクプレーヤやテレビジョン受信機の
ビデオ信号処理に適用しても同様の効果を奏する。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、LPF、リミッタ、
それら両者の入出力信号の減算回路、加算回路から構成
されるノイズキャンセラ回路により、復調ビデオ信号に
残留するノイズ成分を除去してS/Nを改善することが
できるとともに、ノイズキャンセラ回路の次段に、2つ
の直列接続された遅延回路を含む信号加工処理回路を設
けることにより、ビデオ信号のトランゼント部分に細く
て深いピークを付加して、鮮鋭度を著しく向上すること
ができる。また、従来装置でみられたオーバーシュート
やリンギング現象の発生もないので、全体として画質を
著しく良好なものにできる。。
それら両者の入出力信号の減算回路、加算回路から構成
されるノイズキャンセラ回路により、復調ビデオ信号に
残留するノイズ成分を除去してS/Nを改善することが
できるとともに、ノイズキャンセラ回路の次段に、2つ
の直列接続された遅延回路を含む信号加工処理回路を設
けることにより、ビデオ信号のトランゼント部分に細く
て深いピークを付加して、鮮鋭度を著しく向上すること
ができる。また、従来装置でみられたオーバーシュート
やリンギング現象の発生もないので、全体として画質を
著しく良好なものにできる。。
第1図はこの発明の一実施例によるビデオ信号処理装置
の構成を示すブロック図、第2図はその動作信号波形図
、第3図は従来のビデオ信号処理装置の構成を示すブロ
ック図、第4図は第3図の動作信号波形図である。 (1)・・・復調回路、(2)・・・ディエンファシス
回路、 (11)・・・L P F 、 (12)、(
14)、(2G)・・・減算回路、(13)・・・リミ
ッタ、(15) 、(18) 、(22)・・・加算回
路、(1B) 、(17)・・・遅延回路、(25)・
・・ノイズキャンセラ回路、 (2B)・・・信号加工
処理回路。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
の構成を示すブロック図、第2図はその動作信号波形図
、第3図は従来のビデオ信号処理装置の構成を示すブロ
ック図、第4図は第3図の動作信号波形図である。 (1)・・・復調回路、(2)・・・ディエンファシス
回路、 (11)・・・L P F 、 (12)、(
14)、(2G)・・・減算回路、(13)・・・リミ
ッタ、(15) 、(18) 、(22)・・・加算回
路、(1B) 、(17)・・・遅延回路、(25)・
・・ノイズキャンセラ回路、 (2B)・・・信号加工
処理回路。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)FM変調ビデオ信号を復調する復調回路と、上記
ビデオ信号の高周波成分を抑圧するデイエンフアシス回
路と、ローパスフィルタと、このローパスフィルタの入
出力信号を減算する減算回路と、上記ローパスフィルタ
の次段に設けられたリミッタと、このリミッタの入出力
信号を減算する減算回路と、この減算回路の出力信号と
上記ローパスフィルタの出力信号とを加算する加算回路
と、この加算回路の次段に設けられて直列に接続された
2つの遅延回路と、これら2つの遅延回路を経た出力信
号と上記加算回路の出力信号とを加算する加算回路と、
この加算回路の出力信号を上記2つの遅延回路のうち入
力側の遅延回路の出力信号から減算する減算回路と、こ
の減算回路の出力信号と上記入力側の遅延回路の出力信
号とを加算する加算回路とを具備したことを特徴とする
ビデオ信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63045130A JPH01220585A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | ビデオ信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63045130A JPH01220585A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | ビデオ信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01220585A true JPH01220585A (ja) | 1989-09-04 |
Family
ID=12710688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63045130A Pending JPH01220585A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | ビデオ信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01220585A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7433534B2 (en) | 2002-05-27 | 2008-10-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Edge emphasizing circuit |
JP2009301331A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びにプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60192468A (ja) * | 1984-03-14 | 1985-09-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画質調整装置 |
JPS62147864A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオカメラ装置 |
JPS6313482A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録再生装置 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63045130A patent/JPH01220585A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60192468A (ja) * | 1984-03-14 | 1985-09-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画質調整装置 |
JPS62147864A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオカメラ装置 |
JPS6313482A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録再生装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7433534B2 (en) | 2002-05-27 | 2008-10-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Edge emphasizing circuit |
JP2009301331A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びにプログラム |
JP4586893B2 (ja) * | 2008-06-13 | 2010-11-24 | ソニー株式会社 | 信号処理装置および方法、並びにプログラム |
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