JPH0121276B2 - - Google Patents

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JPH0121276B2
JPH0121276B2 JP58009248A JP924883A JPH0121276B2 JP H0121276 B2 JPH0121276 B2 JP H0121276B2 JP 58009248 A JP58009248 A JP 58009248A JP 924883 A JP924883 A JP 924883A JP H0121276 B2 JPH0121276 B2 JP H0121276B2
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threads
additional
weft
fabric
warp
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JPS58169593A (ja
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Ii Tonpuson Chariizu
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Huyck Corp
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Publication of JPH0121276B2 publication Critical patent/JPH0121276B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0036Multi-layer screen-cloths
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S162/00Paper making and fiber liberation
    • Y10S162/903Paper forming member, e.g. fourdrinier, sheet forming member

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製紙用織物に係り、特に長網抄紙機用
ベルトまたはワイヤとして知られている織物を含
む形成織物(forming fabrics)に関する。
通常の長網抄紙プロセスにおいては、紙料と称
するセルロース繊維の水スラリーまたは懸濁液
を、走行している無端ベルトの上部走行部の頂部
に供給する。ベルトは製紙表面を提供し、セルロ
ース繊維を水性媒体から分離し湿つた紙ウエブを
形成するためのフイルターの働きをする。湿つた
紙ウエブを形成する場合に、形成ベルトは、ドレ
イン孔とも称されるメツシユ開口部より水性媒体
を排出させることにより、セルロース繊維から水
性媒体を分離するためのフイルター要素としての
機能を果す。通常の長網抄紙機においてこの形成
織物は駆動ベルトとしても作用する。従つて機械
の縦方向ヤーンはかなりの引張り応力を受け、そ
のためしばしば耐荷重ヤーンと言われている。
シート支持性を有効に保ちかつワイヤマークが
ないことが製紙、特に湿つた紙ウエブの形成にお
いて重要なことである。ワイヤマークの問題は、
シートマーク、有孔度、透明性、ピンホールなど
の紙の性質に影響を与えるので、形成織物のシー
ト支持側表面の平滑性が特に要求される上級紙の
製造において特に重大なものとなる。従つて、カ
ーボン紙、タバコ、コンデンサー、高級印刷等に
使用することを意図された上級紙は従来極めて微
細に織られた形成織物上または微細なメツシユの
形成織物上で形成されているが、この種の形成織
物はもろく機械の縦および横方向における安定性
がなく、耐用期間が短いという欠点がある。
例えば米国特許第4239065号明細書に記載の如
くサンド処理またはカレンダー処理によりシート
側における曲げ部(ナクル)の大きさを減少させ
るとか平坦な縦方向ヤーンを用い、縦方向と横方
向の曲げ部の大きさを均一化させる等の種々の方
法により、表面平滑性を増加させる手段を採りな
がら従来のものよりも幾分粗く強い織物を用いる
試みもなされている。
織物は機械の横方向ヤーン(CMDヤーン)が
シートを支持するように逆向きで使用される場合
がある。横方向ヤーン上でシートを形成すると、
縦方向ヤーン(MDヤーン)と縦方向ヤーンとの
間にある最小のドレイン孔を直接塞ぐことがない
ので織物のドレイン性(排水性)が良くなる。た
だ都合の悪いことにCMDヤーンは一般には互い
の間〓が最も広いのでCMDヤーン上で形成され
た紙にはワイヤマーク(線状の痕跡)が増加す
る。シート支持性を改良し、しかも過剰なワイヤ
マークが発生するのを防ぐための試みとして、先
行技術が行つた1つの方法は、従来の織組織にお
いて緯糸あるいは経糸を増加させてシート支持性
を改良することであつた。しかしながら、この方
法はドレイン速度の減少、織物特性の低下という
結果になる。別の方法は、ドレイン性を維持する
ために2重織の織物を用いることであつた。この
後者の方法では、2重織物の厚さがより厚くなつ
てその排出効率が低下し、かつシート支持のため
に表面上にでてくるヤーンは半分以下になるとい
う欠点がある。
米国特許第4182381は、ウエア表面において、
“浮糸(floating or floaler yarn)”と称する付
加的な緯糸を設けることを開示しており、さらに
そのような付加的な緯糸は乾燥用織物の紙側にお
いて利点があるように設けられることも提示して
いる。しかしながら、米国特許第4182381におい
て“浮糸”は経糸と織り合わされ、これらの浮糸
を織物の中心部へ引きつけることになり、浮糸が
織物の中心部へ向かつて引きつけられることによ
り、織物の表面は不均一になり、形成織物として
用いるには不適当であつた。特に、米国特許第
4182381の第3図に関していうと、経糸1は浮糸
の緯糸3の上を通過して、直ぐに緯糸3と4との
間で反対側の表面へ向かつて曲がる。従つて経糸
1は浮糸3と織り合うことが特徴となつている。
同様に、経糸6は緯糸4と織り合つている。この
ように織り合つていると緯糸は織物の中心へ向か
つて引きつけられる傾向がある。
従つて、本発明の目的は、シート支持性とシー
ト支持表面の滑らかさとの両方を改良した、製紙
用織物、特に形成織物を提供することにある。し
かしながら、本発明はまた送給用、押圧用、乾燥
用としても利点を提供するものである。
本発明の他の目的は優れた機械の縦方向安定性
および機械の横方向安定性と、長寿命とを有する
製紙用織物をすることにある。
本発明はこれらおよびその他の目的、特徴は、
添付図面を参照しながら以下の説明を読むと容易
に明らかになるであろう。
本発明の基本は、部分的には、長網抄紙機の特
性は、シートが形成織物のシート支持側表面上の
高いところで形成される場合に改良されるという
認識に立つている。シートが形成織物の表面上の
高いところで形成される場合には、シートは織物
の中につかまることなくよりうまく外れ、従つて
機械速度がより速くなり、製紙用機械効率もより
大きくなる。さらに、シートが織物上の高いとこ
ろで形成されるとワイヤマークは減少し、ドレイ
ン性も改良される(Kufferath、“Comparing
Papermaking Wires by Drainage
Performance、”Pulp Paper Canada
Vol.80、No.8、August 1979、pp72−78参照)。
シート支持性を改良し、ワイヤマークを減少さ
せ、紙ウエブを形成表面上の高いところで形成す
るという目的は、比較的直径の小さな付加的な表
糸を設け、これを従来の、大直径の機械の縦方向
ヤーン(MDヤーン)あるいは機械の横方向ヤー
ン(CMDヤーン)に対して平行かつそれらの間
に挾んで配置して、それらと織り合わないように
することによつて達成される。これらの付加的な
糸は縦方向ヤーンや横方向ヤーンと交互に挿入す
ることができる。
ここで用いている“織り合うこと
(interlacing)がない”という言葉は、ある付加
的な糸の上を通過する糸が、その付加的な糸と、
その付加的な糸に隣接しかつそれに平行な糸との
間を通過しないということである。従つて本発明
による付加的な糸は実際に紙支持表面において浮
いており、織物内の全ての他の(織り合つた)緯
糸、経糸のように、全ての糸が付加的な糸の上を
通過して、かつすぐに織物の中へ入り込んでいく
ことによつて、付加的な糸が織物の中心部へ引き
つけられることがなくなる。
本発明の好ましい実施例においては、付加的な
糸は機械の縦方向(MD方向)において比較的小
直径のヤーンであり、これは大直径の縦方向ヤー
ンに平行でかつそれらと交互に配置されている。
そのような実施例においては、前記付加的な糸は
機械の横方向ヤーン(CMDヤーン)によつて形
成された孔をまたぐようになつており、また織物
の表面内において、横方向ヤーンが2つの隣接す
る縦方向ヤーンと、その2つの縦方向ヤーンの上
を通過する横方向ヤーンの表面浮織部分
(floats)との間での交差の間で“織り込まれる”
ようになつている。このように縦方向ヤーンとし
て使用される付加的な糸は伸び抵抗およびシート
支持性を改良する。
前記縦方向の付加的な糸を有した好ましい実施
例は、単平面織物の場合には各縦方向ヤーン毎に
1本の付加的な表糸を有し、多層織物の場合には
表面の各隣接糸毎に1本の付加的な表糸を有す
る。
上で参照した好ましい実施例においては、付加
的な糸はその全長部分が、単平面織物の中心面よ
り上でそれに平行にありかつ表面浮織部分
(floats)によつて郭定される平面より下でそれ
に平行な、連続的な平旦表面内に位置し、かつそ
れを郭定する役割を果す。
経済的な理由から余り好ましくはないが、本発
明はまた多層の製紙用織物を提供し、この場合に
は、平行な緯糸が上層の中心面を郭定し、付加的
な糸は、表面浮織部分の位置より直ぐ下にある紙
支持表面の中心面より上で、かつそれと平行な紙
支持表面内に位置し、かつそれを郭定している。
単平面織物と多層織物との両方において、前記縦
方向の付加的な糸はほとんど屈曲しておらず即ち
捲縮しておらず、またその全長部分が織物の単平
面を連続的に走行している。またこれら両方にお
いて、付加的な糸は、(1)単平面織物の中心面、あ
るいは横方向ヤーンが交差した多層織物の上層の
中心面、即ち、隣接する大直径縦方向ヤーンの中
心を通る平面、における点と、(2)横方向ヤーン表
面浮織部分との間において織り込まれる。
縦方向の付加的な糸を有する織物は無限織物
(縦方向=緯糸方向)あるいは平旦織物(縦方向
=経糸方向)に織られる。織物の生産性を維持す
るという観点からは平旦織物の方が好ましいが、
縫合に要する時間は採用されている縦方向の付加
的な糸の数に比例して増加する。他方、無限織物
では縫合形成という単調な手順はなくなるが、与
えられた寸法の織物に関して要求される打込み
(緯糸)の数が増加することによつて、織物の生
産性が減少する。
本発明はまた縦方向付加的な糸に加えて、ある
いはそれに代わつて横方向付加的な糸を設けるこ
とを考えている。もちろん、横方向付加的な糸は
伸び抵抗には寄与しないが、次のような重要な利
点が得られる。即ち、(1)織物生産性を低下させる
ことなしに無限織物を形成することができる。(2)
シート支持性がさらに強化される。後者の利点に
関していうと、シート支持性の点においては、1
本の横方向表面ヤーンはほぼ同直径の約2本の縦
方向表面ヤーンと等価であると考えられる。従つ
て、シート支持性に限つていうと、横方向付加的
な糸を有する織物が本発明の好ましい実施例を表
わしている。横方向付加的な糸を有する好ましい
実施例においては、織物は好ましくは、伸び抵抗
を強化するために多層となつている。これらの横
方向付加的な糸の実施例においては、織物の生産
性の観点から無限織物(横方向=経糸方向)が好
ましい。
最初に、本発明は製紙用織物として記述されて
おり、これはその紙支持表面上における浮織部分
(floats)の繰返しパターンと、横方向ヤーンと
織り込まれた縦方向ヤーンと、隣接した縦方向ヤ
ーンの間、および(あるいは)横方向ヤーンの間
に挾まれた付加的な糸とが存在することを特徴と
し、付加的な糸はそれを横切る糸と相互に織り合
つていないことが特徴である。前記付加的な糸の
直径は、好ましくは、相互に織り合つた平行な糸
の直径より小さい。
付加的な糸が無限織物における縦方向ヤーンで
あるような好ましい実施例においては、前記付加
的な糸は緯糸として、交差している横方向ヤーン
(経糸)と、隣接した経糸浮織部分(天井部)と
によつて形成された各空間内へ挿入される。
縦方向付加的な糸の実施例においては、本発明
による織物の小直径の紙支持ヤーンは本質的に屈
曲即ち捲縮していない。さらに、前記織物におけ
る付加的な糸を横切る各々の糸は多数の付加的な
糸上における浮織部分を形成しているが、この横
方向ヤーンは付加的な糸の周りで屈曲即ち捲縮し
ておらず、即ち付加的な糸と相互に織り合つては
おらず、従つて付加的な糸を織物の中心部へ向け
て引きつけるようなこともない。付加的な糸が縦
方向ヤーンである場合には、付加的な糸はその全
長部分が、中心面、即ち、付加的な糸と交互に配
置された大直径の縦方向ヤーンの中心を通る平面
と、横方向表面浮織部分によつて郭定された平面
との間の平面を、本質的に真直ぐに走行する。こ
れらの付加的な糸の機能は前述した横方向ヤーン
の孔をまたぎ、紙ウエブを織物の表面において支
持することである。
本明細書に用いられる「表面」という用語は紙
シート支持表面を意味する。
本発明で用いられる経糸および緯糸としては、
この種の織物に通常用いられているポリアミド
(ナイロン)、ポリエステル(ダクロン)、アクリ
ル繊維(オルロン、ネデルおよびアクリラン)ま
たは共重合繊維(サラン)の如き合成糸が好まし
い。好ましいポリエステルとしてはケブラーおよ
びケブラー29(これらはデユポン社のポリ(パラ
フエニレンテレフタルアミド)からなる合成繊維
の商標である)が挙げられる。経糸および緯糸は
モノフイラメント、マルチフイラメント若しくは
ステープルヤーンの形態であつてもよくまたプラ
イ若しくはラツプヤーンの形態であつてもよい。
本発明において縦方向ヤーンに用いられる付加的
な糸は、耐伸張性を改良したい場合には高モジユ
ラスで高張力の糸とするのがよいが、シート支持
性を更に向上させるために横方向ヤーンであるな
らば低モジユラスで高度に伸張する糸も付加的な
糸として用いられ得る。
本発明の織物に用いられる付加的な糸の直径は
織られる平行な糸のそれよりも小さいのが好まし
く、付加的な糸はこの平行な糸と交互に配置さ
れ、従つて付加的な糸は通常従来の製紙用織物に
おける隣接糸間において生じるすき間あるいは空
間を埋めることができる。好ましくは、付加的な
糸の直径は織られる平行な糸の直径よりかなり小
さく、例えば80%あるいはそれ以下である。より
好ましくは、付加的な糸の直径は、織られる平行
な糸の直径の50%ないし75%である。本発明者
は、小直径の糸は引張り(ベルトの上部走行部)
と引張り緩和(下部走行部)との繰返し周期によ
つて弱められ、また織物が寸法的に不安定になる
ような移動性を有していることを知つている。
結局、平旦織り以外の全ての従来の製紙用織物
の織組織は本発明による付加的な糸を含ませるこ
とによつて改良することができる。表面浮織部分
が存在することを特徴とする全ての織組織は、本
発明による付加的な糸のための空間を提供し、こ
の空間はこれらの表面浮織部分と、表面浮織部分
を提供するこれらの糸が単層織物の中心面内ある
いは多層織物の上層の中心面内で交差する点との
間に存在する。好ましい織物織組織を説明する添
付図面の織物は、単平面の1/2綾織と、2/2綾織
と、4枚綜絖サテイーンと、特に好ましい2/3綾
織である。
本発明の好ましい実施例においては、無限織物
において縦方向付加的な糸を用いており、単平面
織物の各緯糸あるいは2重織物の各表面緯糸毎に
1本の付加的な表糸が設けられている。従つて、
本発明において1インチあたりの緯糸の数は、本
発明の元となる従来の織組織の緯糸の数の2倍に
なつている。そのような実施例においては、本発
明はより品質の良い紙をつくるべくシート支持性
を強化するために、本質的に織物生産性を減少さ
せている。このように、理論的には、各緯糸毎に
2本あるいはそれ以上の付加的な表糸を設けるこ
とができるが、織物の生産性からは付加的な糸と
隣接する糸との比率が1対1になることが好まし
い。単平面織物についても同様に考えられる。
添付図面を参照すると、第1図から第3図まで
は、本発明による付加的な糸を設けることによつ
て改良された3つの異なつた4枚綜絖(4−
harness)の織物組織を示している。それらは従
来の4枚綜絖の2丁杼織機で織ることができる。
第1図から第3図までの実施例においては、緯糸
1,3,5,7は経糸a,b,cに織り込まれて
いる。緯糸1,3,5,7は一方の杼によつて形
成され、これら緯糸は他方の杼によつて形成され
る付加的な糸2,4,6,8とは交互に打込まれ
ることになる。
図面は“織り合い(interlacing)無し”とい
う言葉の意味を説明するのに用いることができ
る。第1図においては、付加的な糸2の上を通過
している経糸bは、付加的な糸2とその両側に隣
接する緯糸1および3のいずれの間も通過しない
ことがわかる。従つて経糸bと付加的な糸2とは
相互に織り合つていない。同様に、図に示された
どの付加的な糸もそれを横切る経糸とは織り合つ
ていない。
第4図に示した3/2綾織は、平旦(flat)織物
の場合は5枚綜絖を、また無限(endless)織物
の場合は10枚綜絖を必要とする。緯糸1,3,
5,7,9が経糸A,B,C,D,Eに織り込ま
れているところが示されている。ここでもまた、
緯糸1,3,5,7,9を付加的な糸2,4,
6,8,10に対して交互に打込むのに、従来型
の2丁杼織機を用いることができる。5枚綜絖で
第4図に示した織物を織る場合には、第1の緯糸
の打込みに対しては1番目と5番目の経糸が持ち
上げられる。第2の打込み(付加的な糸)に対し
ては1番目の経糸のみが持ち上げられる。第3の
打込みに対しては1番目と2番目の経糸が持ち上
げられており、第4の打込み(付加的な糸)に対
しては2番目の経糸が持ち上げられる。第5の打
込みに対しては2番目と3番目の経糸が持ち上げ
られ、第6の打込み(付加的な糸)に対しては3
番目の経糸が持ち上げられる。第7の打込みに対
しては3番目と4番目の経糸が持ち上げられ、第
8の打込み(付加的な糸)に対しては4番目の経
糸が持ち上げられる。第9の打込みに対しては4
番目と5番目の経糸が持ち上げられ、第10の打込
み(付加的な糸)に対しては5番目の経糸が持ち
上げられる。
第5図は本発明によつて織られた2重織物の実
施例を示している。この織物は双平面的になつて
いて、米国特許第4086941によつて示されている
方法によつて相互に織り込まれた経糸a,b,
c,dと、緯糸1,2,3,4とで形成されてい
る。しかしながら、本発明では付加的な糸を追加
して設けているところがこの特許とは異なつてお
り、その内の2本が符号2′,4′で示されてい
る。この米国特許第4086941の織物の基礎構造に
おいては、緯糸1,2,3,4は、その上を通過
し、かつ織物の中心部へ直接入り込む経糸によつ
てつくり出される求心力即ち側部および中心部へ
向かう力を受け、緯糸を織物の中心部へ引張るこ
とになる。これと同様な力が第5図の実施例にお
ける緯糸1,2,3,4にも作用する。しかしな
がら、付加的な糸2′,4′は、経糸とは相互に織
り合つていないので、そのような力を受けること
はない。
第1図から第4図までは、本発明の範囲内にあ
る無限織物と平旦織物との両方を説明している。
前述したように、平旦織物においては経糸は機械
の縦方向ヤーンである。従つて、第1図から第4
図までの前述説明の中で、“経糸”を“緯糸”と
置換えても、またその逆にしても、図に示した織
物は平旦織物として説明できる。単一平旦織物構
造においても、その織物構造の平旦織と無限織と
は織物横方向(機械の横方向)断面でみて同一で
ある。
第6図は本発明による2/2綾織を示しており、
付加的な糸2,4,6,8(図では2と8しか示
されていない)と、経糸1,3,5,7とが横方
向ヤーンとなる。緯糸A,B,C,Dは縦方向ヤ
ーンとなる。このようにして横方向ヤーンとして
用いると、付加的な糸は最大のシート支持性を発
揮する。ここでは無限織物として説明したが、縦
方向付加的な糸の実施例の場合においても、その
ような織物は平旦織物とすることができる。
第7図は本発明による2/3綾織を示し、付加的
な糸2,4,6,8,10と横方向ヤーン1,
3,5,7,9とが交互に配置されている。A,
B,C,D,Eは縦方向ヤーンを示している。
第8図は本発明よる多重(2重)織物を示し、
複数本の付加的な表糸1A〜7Aは複数本の緯糸
1〜7と平行で、かつそれらと交互配置になつて
おり、これら緯糸が織物の上層を形成し、経糸a
〜gに織り込まれて、紙の支持表面において機械
の縦方向浮織部分の繰返しパターンを提供してい
る。
第8図に示すように長さが2及び3の緯糸浮織
部分と長さが2の経糸浮織部分とが繰返えされて
いる。付加的な糸の直径は上層部の緯糸の直径の
約70%である。前述した実施例と同様、付加的な
糸はその上を通過する経糸とは相互に織り合うこ
とがないという点に注意すべきである。付加的な
糸はその全長部分が、多重層織物の中心面の上で
ありかつ上部緯糸層の中心面の上に位置する中心
面を持つ層の中を通過する。第8A図および第8
B図において、下層の緯糸は1′,2′,3′等と
して示されている。
本発明は本発明の精神あるいはその本質的な特
徴から逸脱することなしに、他の特別な形で実施
することもできる。従つて本実施例は全ての点に
おいて例示的なものとして考えられ、拘束的なも
のではなく、本発明の範囲は今までの説明による
ものではなくて添付した特許請求の範囲によつて
示されており、この特許請求の範囲と等価な意味
および範囲の中に入る全ての変更は、本発明の中
に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による付加的な表糸を持つこと
によつて改良された2/1綾織の製紙用織物の機械
横断方向からみた断面図、第2図は本発明による
付加的な表糸を持つことによつて改良された2/2
綾織の製紙用織物の機械横断方向からみた断面
図、第3図は同様に本発明による付加的な表糸を
持つことによつて改良された4枚綜絖サテイーン
織の製紙用織物の、機械横断方向からみた断面
図、第4図は本発明による付加的な表糸を持つこ
とによつて改良された3/2綾織の製紙用織物の、
機械横断方向からみた断面図、第5図はこれもま
た本発明による付加的な表糸を持つことによつて
改良された、双平面的な2重製紙用織物の、機械
横断方向からみた断面図、第6図はCMD付加的
な表糸を持つことによつて改良された2/2綾織の
製紙用織物の、機械横断方向からみた断面図、第
7図はCMD付加的な糸を持つことによつて改良
された2/3綾織の製紙用織物のシート支持表面の
平面図、第8図はCMD付加的な表糸を持つこと
によつて改良された多重製紙用織物の地勢図的な
平面図、第8A図は第8図の線A−Aに沿つてみ
た断面図、第8B図は第8図の線B−Bに沿つて
みた断面図である。 第1図〜第5図において、1,3,5,7,9
……緯ヤーン、2,4,6,8,10……付加的
な糸、a,b,c,d,e……経ヤーンである。
第6図及び第7図において、1,3,5,7,
9,10……経糸、2,4,6,8,10……付
加的な糸、A,B,C,D,E……緯糸である。
第8図〜第8B図において、1,2,3,4,
5,6,7……緯糸、1A,2A,3A,4A,
5A,6A……付加的な糸、a,b,c,d,
e,f,g……経糸である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単層の製紙用織物において、前記織物の中心
    面を郭定しかつ紙支持表面において経糸浮織部分
    の繰返しパターンを形成するように相互に織り込
    まれた経糸および緯糸と、前記緯糸の間に挾まれ
    かつそれと平行になつた付加的な糸とを含み、所
    定の付加的な糸上を通過する経糸はその付加的な
    糸とそれに隣接する緯糸との間では織り合うこと
    がないことを特徴とする単層の製紙用織物。 2 多層の製紙用織物において、上層中心面を郭
    定する上層の緯糸と、紙支持表面において経糸浮
    織部分の繰返しパターンを形成するように前記緯
    糸と相互に織り込まれた経糸と、前記緯糸の間に
    挾まれかつそれと平行になつた、シート支持用の
    付加的な糸とを含み、所定の付加的な糸上を通過
    する経糸はその付加的な糸とそれに隣接する緯糸
    との間では織り合うことがないことを特徴とする
    多層の製紙用織物。 3 単層の製紙用織物において、前記織物の中心
    面を郭定しかつ紙支持表面において緯糸浮織部分
    の繰返しパターンを形成するように相互に織り込
    まれた経糸および緯糸と、前記経糸の間に挾まれ
    かつそれと平行になつた付加的な糸とを含み、所
    定の付加的な糸上を通過する緯糸はその付加的な
    糸とそれに隣接する経糸との間では織り合うこと
    がないことを特徴とする単層の製紙用織物。 4 多層の製紙用織物において、上層中心面を郭
    定する上層の緯糸と、紙支持表面において緯糸浮
    織部分の繰返しパターンを形成するように前記緯
    糸と相互に織り込まれた経糸と、前記経糸の間に
    挾まれかつそれと平行になつた、シート支持用の
    付加的な糸とを含み、所定の付加的な糸上を通過
    する緯糸はその付加的な糸とそれに隣接する経糸
    との間では織り合うことがないことを特徴とする
    多層の製紙用織物。 5 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第
    4項のいずれか一項に記載の織物において、前記
    付加的な糸は、隣接する相互に織られた平行な糸
    によつて郭定された面より上で、かつそれと平行
    な面の中に位置し、かつそれを郭定する製紙用織
    物。 6 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第
    4項のいずれか一項に記載の織物において、前記
    付加的な糸の直径は、隣接する相互に織られた平
    行な糸の直径よりも小さい製紙用織物。 7 特許請求の範囲第6項記載の織物において、
    前記付加的な糸の直径は、隣接する相互に織られ
    た平行な糸の直径の75%から50%の直径になつて
    いる製紙用織物。 8 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第
    4項のいずれか一項に記載の織物において、前記
    付加的な糸は機械の縦方向にあり、実質的に捲縮
    していない製紙用織物。 9 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第
    4項のいずれか一項に記載の織物において前記付
    加的な糸は機械の横方向にある製紙用織物。
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