JPH0120083Y2 - - Google Patents

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JPH0120083Y2
JPH0120083Y2 JP17963684U JP17963684U JPH0120083Y2 JP H0120083 Y2 JPH0120083 Y2 JP H0120083Y2 JP 17963684 U JP17963684 U JP 17963684U JP 17963684 U JP17963684 U JP 17963684U JP H0120083 Y2 JPH0120083 Y2 JP H0120083Y2
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JP
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blade
dust collection
saw blade
collection path
dust
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JP17963684U
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JPS6193206U (ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電動丸鋸における切削屑のための集
塵装置に関する。
(従来の技術) 従来の技術としては例えば実公昭47−36949号
公報や実公昭52−28225号公報がある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の丸鋸では切削屑を排出する風を生起する
ためのフアンと、鋸刃とが離隔した位置に配設さ
れているため、フアンによる風の風力が切削屑の
排出通路へ送入される途中で低減して集塵効率が
低下する問題点や、切削屑の一部が鋸刃に付着し
た状態で移動して排出通路外へ飛散する問題点が
あつた。
本考案の目的は上記問題点を回避して集塵効果
を高めうる丸鋸のおける集塵装置を提供すること
である。
本考案は鋸刃の上部付近が収容されたブレード
室内には鋸刃の回転中心付近に対し共転可能に並
設されたフアンの回転で生起された風を、前記ブ
レード室の外方に対し鋸刃の刃先円にほぼ沿つて
形成された集塵路内へ導入するための案内路を鋸
刃の回転中心付近から前記刃先付近にわたつて区
画形成し、さらに、前記ブレード室と前記集塵路
とを区画するために形成された仕切り壁には鋸刃
とともに同仕切り壁の先端付近を通過した前記ブ
レード室内の切削屑を前記集塵路内へ吸引するた
めの透し孔を貫設した集塵装置を要旨とするもの
である。
(作用) 本考案の集塵装置は鋸刃の回転中心付近に設け
たフアンで生起された風を、鋸刃の刃先円にほぼ
沿つて形成された集塵路内へこの集塵路の内方に
区画形成された案内路を通じて流入し、集塵路の
入口部付近へ送入された切削屑や、前記案内路の
出口部付近へ送入された切削屑を前記フアンによ
る風で吹き飛ばして集塵路内を流通させるととも
に、前記案内路の出口部付近を通過した前記ブレ
ード室内の切削屑を、前記ブレード室と前記集塵
路との仕切り壁に貫設した透し孔を通じて、前記
ブレード室内のエア圧と、前記集塵路内のエア圧
との圧力差によつて前記集塵路内へ吸込むように
構成したものである。
(実施例) 続いて、本考案の一実施例を図面にしたがつて
説明すると、図中、1は丸鋸本体Mの先端付近に
形成されたギヤハウジング、2はギヤハウジング
1内に可転横支されたブレード軸、4はブレード
軸2に対し図示しないモータのモータ軸に形成さ
れたピニオン3との噛合可能に嵌着されたギヤ、
5はブレード軸2の軸端に嵌装された鋸刃6をイ
ンナフランジ7との間で挟着するためにブレード
軸2の軸端に取着されたアウタフランジであつ
て、その外側面にはそれぞれブレード軸2の軸心
に沿つて外方へ突出された翼片8a〜8aが放射
状に配列されてなる集塵用のフアン8が一体状に
形成されている。
9は丸鋸本体Mの下端に横置されて鋸刃6を貫
挿するための刃口9aが開口されたベース、10
は鋸刃6の刃先下部付近を露出可能に覆蓋するた
めに丸鋸本体Mの先端下部に対し回動可能に支持
された可動カバー、11はギヤハウジング1の先
端との間で鋸刃6の上部付近が収容されるブレー
ド室12を形成するためにギヤハウジング1の先
端に並着されたブレードケースであつて、ギヤハ
ウジング1先端の外周部付近と、ブレードケース
11の外周部付近とが突合せ状に対置されて中空
状に形成されたダクト部13内には切削屑をベー
ス9の刃口9aの前端付近からダクト部13後端
の取付口13aに嵌装された集塵袋14内へ誘導
するためにブレード室12の外方に対し鋸刃6の
刃先円6aにほぼ沿つて湾曲形成されかつ後端付
近が刃先円6aの上端の接線方向へ延出された集
塵路15が形成されている。そして、ブレードケ
ース11の内側面にはフアン8をほぼ半周にわた
つて包囲してブレード室12と集塵路15とを区
画するために形成された仕切り壁19の先端19
aに接続されるように湾曲形成された上隔壁16
と、上隔壁16の前部下方に対し並行状に湾曲形
成された下隔壁17とが突設され、両隔壁16,
17間にはフアン8の回転で生起された風K1を
集塵路15内へ集塵路15の下方から導入して鋸
刃6の回転で生起された風K2と集塵路15の入
口部15aの若干上方で合流させるために集塵路
15の途中に連通されて鋸刃6の回転中心付近か
ら刃先円6a付近にわたつてほぼ円弧状に湾曲さ
れた案内路18が区画形成され、案内路18と集
塵路15とがほぼ渦巻曲線状に連接されてフアン
8による風K1が集塵路15内に対し旋回状に流
入される。そして、集塵路15の入口部15a付
近が風K1の風力で減圧されて刃口19aの前端
付近の切削屑が鋸刃6による風K2とともに入口
部15a内へ送入されるとともに、鋸刃6の刃先
付近に付着した切削屑が案内路18の出口部18
a付近へ移行したときに風K1で吹き飛ばされ、
鋸刃6から離脱して集塵路15内へ送入される。
20は集塵路15内へ送入されずに鋸刃6とと
もに仕切り壁19の先端19a付近を通過したブ
レード室12内の切削屑を、ブレード室12内の
エア圧と集塵路15内のエア圧との圧力差に基づ
いてブレード室12内から集塵路15内へ吸引す
るために仕切り壁19に貫設された透し孔であつ
て、仕切り壁19の先端19aから切削屑の流通
方向側へ離隔した位置でブレード室12と集塵路
15とが連通されるように配設されている。
21は鋸刃6の刃先付近に付着した切削屑を奪
取してブレード室12内から集塵路15内へ透し
孔20を通じて吸引される切削屑を、透し孔20
を貫流する風K3とともに透し孔20側へ誘導す
るために透し孔20の後端縁で仕切り壁19の下
面に突設されたガイド片であつて、下端縁が鋸刃
6の刃先上端付近に近接するように鋸刃6の上方
に配設された上片21aと、側端縁が鋸刃6の刃
先付近外側面に近接するように鋸刃の側方に配設
された側片21bとが段差状に連設されて案内路
18側へ下傾状に延出されていて、鋸刃6の刃先
間に付着した切削屑や、鋸刃6の刃先付近側面に
付着した切削屑は仕切り壁19の先端付近を通過
した直後、ガイド片21に衝突したり、ガイド片
21に奪取されて鋸刃6側からガイド片21側へ
移行し、透し孔20側へ誘導されて透し孔20を
通じて集塵路15内へ送入され、集塵路15内を
流動する切削屑とともに集塵袋14内へ排出され
る。
次に、上記した構成をもつ実施例の作用と効果
を説明する。
さて、本例では鋸刃6の上部付近が収容された
ブレード室12内には鋸刃6の回転中心付近に対
し共転可能に並設されたフアン8の回転で生起さ
れた風K1を、ブレード室12の外方に対し鋸刃
6の刃先円6aにほぼ沿つて形成された集塵路1
5内へ導入するための案内路18を鋸刃6の回転
中心付近から刃先円6a付近にわたつて区画形成
し、さらに、ブレード室12と集塵路15とを区
画する仕切り壁19には鋸刃6とともに仕切り壁
19の先端19a付近を通過したブレード室12
内の切削屑を、ブレード室12内のエア圧と、集
塵路15内のエア圧との圧力差に基づいて集塵路
15内へ吸引するために、仕切り壁19の先端1
9aから切削屑の流通方向へ離隔した位置でブレ
ード室12と集塵路15とが連通されるように配
設された透し孔20を貫設してある。
このため、案内路18内から集塵路15内へ流
入される風K1で集塵路15の入口部15a付近
が減圧されて刃口9a付近から風K1と鋸刃6に
よる風K2との相乗作用で集塵路15の入口部1
5a内へ送入された切削屑や、鋸刃6とともに案
内路18の出口部18a付近へ送入された切削屑
が風K1で集塵路15内へ吹き飛ばされ、集塵路
15内を流通して集塵袋14内へ排出される。
また、切削屑の一部が集塵路15内へ送入され
ずに鋸刃6の刃先付近に付着した状態で案内路1
8の出口部18a付近を通過してブレード室12
内側へ移行した場合でも、この切削屑が出口部1
8a付近の通過後ガイド片21に奪取されて透し
孔20を通じて集塵路15内へ吸込まれ、鋸刃6
の回転毎に切削屑の上記動作が反復されて切削屑
の集塵路15外への飛散が可及的に防止され、切
削屑に対する集塵効果が著しく良化される特長が
ある。
(考案の効果) すなわち、本考案は鋸刃の上部付近が収容され
たブレード室内には鋸刃の回転中心付近に対し共
転可能に並設されたフアンの回転で生起された風
を、前記ブレード室の外方に対し鋸刃の刃先円に
ほぼ沿つて形成された集塵路内へ導入するための
案内路を鋸刃の回転中心付近から前記刃先付近に
わたつて区画形成し、さらに、前記ブレード室と
前記集塵路とを区画するために形成された仕切り
壁には鋸刃とともに同仕切り壁の先端付近を通過
した前記ブレード室内の切削屑を前記集塵路内へ
吸引するための透し孔を貫設したことによつて、
切削屑の集塵路外への飛散を抑制して集塵効果を
高めうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は要部の縦断面図、第2図は丸鋸の一部破断正面
図である。 6……鋸刃、6a……刃先円、8……フアン、
12……ブレード室、15……集塵路、18……
案内路、18a……出口部、19……仕切り壁、
20……透し孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋸刃の上部付近が収容されたブレード室内には
    鋸刃の回転中心付近に対し共転可能に並設された
    フアンの回転で生起された風を、前記ブレード室
    の外方に対し鋸刃の刃先円にほぼ沿つて形成され
    た集塵路内へ導入するための案内路を鋸刃の回転
    中心付近から前記刃先付近にわたつて区画形成
    し、さらに、前記ブレード室と前記集塵路とを区
    画するために形成された仕切り壁には鋸刃ととも
    に同仕切り壁の先端付近を通過した前記ブレード
    室内の切削屑を前記集塵路内へ吸引するための透
    し孔を貫設したことを特徴とする丸鋸における集
    塵装置。
JP17963684U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH0120083Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17963684U JPH0120083Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17963684U JPH0120083Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6193206U JPS6193206U (ja) 1986-06-16
JPH0120083Y2 true JPH0120083Y2 (ja) 1989-06-13

Family

ID=30737199

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JP17963684U Expired JPH0120083Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JPS6193206U (ja) 1986-06-16

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