JPH01197237A

JPH01197237A - シート給送装置

Info

Publication number: JPH01197237A
Application number: JP63021528A
Authority: JP
Inventors: Makoto Takemura; 誠竹村; Junichi Sata; 淳一佐多
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-02-01
Filing date: 1988-02-01
Publication date: 1989-08-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機、印刷機、レーザービームプリンタ等
の画像形成装置あるいは、画像読取装置に用いられるシ
ート給送装置に係り、詳しくは給送回転体（以下ピック
アップローラという）を備えるシー）・給送装置に関す
る。

（ロ）従来の技術従来、ピックアップローラを備えたシート給送装置が知
られているが、該シート給送装置１ａは、第９図及び第
１０図に示すように、多数のシートＳを積載する給紙１
〜レイ２を有している。そして、該トレイ２の下流側に
は、図示しないモータに連結された搬送ローラ５が回転
自在に支持されており、該ローラ５の下側には、一端を
機体６に当接したバネ７により分離パッド９が該ローラ
５に押圧付勢されている。また、該搬送ローラ５の軸１
０により支持板１１．’１１が回転自在に支持されてお
り、これら支持板１１，１．１には軸１２が支持されて
いる。更に、該軸１２にはピックアップローラ１３が回
転自在に支持されており、該ローラ１３は前記搬送ロー
ラ５より駆動伝達されるように構成されている。そして
、該ピックアップローラ１３は図示しないバネにより前
記給紙トレイ２へ押圧付勢されている。また、該ピック
アップローラ１３の近傍には図示しないレバーが回動自
在に支持されており、該レバーの先端は前記支持板１１
と係合している。なお、図中１７で示すものはカバーで
ある。

そして、給、紙１−レイ２にシート　Ｓ・が積載され、
該シートＳを図示しないセンサが検知すると、レバーが
図示しない駆動手段により回動される。これにより、ピ
ックアップローラ１３は、給紙トレイ２上のシートＳに
当接すると共に、図示しない駆動手段から動力伝達され
て反時計方向に回転してシー＋−Ｓを搬送ローラ５へ給
送する。それから、該搬送ローラ５へ給送されたシート
Ｓは、反時計方向に回転する該搬送ローラ５及び該ロー
ラ５にバネ７により押圧付勢されている分離パッド９に
より１枚ずつ分離されて最上位のシート　Ｓのみ下流へ
搬送される。そして、同様の動作により、給紙トレイ２
上にシート　Ｓが無くなるまで順次シー＋−Ｓを給送す
る（第１０図参照）。

し→　発明が解決しようとする課題ところで、上述したシート給送装置１ａでは、給紙１−
　＋ノビ２上にシートＳが無くなった場合、最終シート
Ｓの後端が搬送ローラ５を通過するまでピックアップロ
ーラ１３ば該給紙トレイ２と当接して摩擦回転するため
、モータに大きな負荷がかかり、またピックアップロー
ラ１３の摩耗が激しく、発生した摩耗粉が機体内へ進入
する虞れがあった。

そこで、本発明は、給紙１−レイ２上にシート　Ｓが無
くなった場合、給紙トレイ２とピックアップローラ１３
とが非接触状態を保持し、もって上述問題点を解消した
シート給送装置を提供することを目的とするものである
。

（ロ）課題を解決するための手段本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図を参照して示すと、積載台（２）上に積載され
たシート（Ｓ）を給送回転体（１３）により給送してな
るシート給送装置（１）において、前記積載台（２）の
前記給送回転体（１３）と対抗した位置に、該積載台（
２）と給送回転体（１３）とが接触しないように逃げ部
（３１）を設けたものである。

（ホ）　作用上述構成に基づき、積載台（２）上に積載されたシート
（Ｓ）は給送回転体（１３）により順次給送され、該積
載台（２）上にシート（Ｓ）が無くなった場合、給送回
転体（１３）は逃げ部（３１）ζζ位置し、該給送回転
体（１３）と積載台（２）とは接触しない。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

シート給送装置１は、第１図から第３図に示すように、
多数のシートＳを積載する給紙トレイ２を有している。

そして、該トレイ２の下流側には、一端にギア１９が固
定された軸１０が、該ギア１９部分にて機体６により回
転自在に支持されており、かっ他端を機体６に固定され
た軸受２０により回転自在に支持されている。更に、該
ギア１９は、機体６側面に固定されたモータ２１の出力
軸に固定されたギア２３とギア２５，２６を介して噛合
しており、これにより該モータ２１からの動力が伝達さ
れるようになっている。また、該軸１０には、支持板１
１．１１が回転自在に支持されており、かつ搬送ローラ
５及びプーリ２７が固定されている。そして、前記支持
板１１，１１により軸１２が前記軸１０と略々平行に支
持されており、該軸１２にはピックアップローラ１３及
びプーリ３０が固定されている。更に、該プーリ３０と
前記プーリ２７とにはタイミングベルト３３が張設され
ており、これにより動力が伝達されるようになっている
。また、前記軸１０，１２の上部にはカバー１７が配設
されており、該カバー１７にはバネ２９の一端が固定さ
れており、該バネ２９の他端は支持板１１に固定されて
おり、これによりピックアップローラ１３は給紙トレイ
２に押圧付勢されている。更に、給紙トレイ２のピック
アップローラ１３に対抗する位置には該ピックアップロ
ーラ１３より大きな孔３１が穿設されている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、給紙トレイ
２上にシートＳが載置されると、非給紙位置Ａ（第４図
参照）に位置しているピックアップローラ１３はシート
Ｓによりバネ２９に抗して給紙位置Ｂ（第１図参照）へ
押し上げられる。そして、該トレイ２上に載置されたシ
ートＳは図示しないセンサにより検知され、該センサの
検知信号は図示しない制御部に伝達される。この状態に
おいて、図示しないスタートキーが押されると、該スタ
ートキーからのスタート信号を受信する制御部ばモータ
２１を回転し、該モータ２１の回転はギア２３，２５，
２６，１９を介して軸１０へ伝達される。そして、該軸
１０が反時計方向に回転することにより搬送ローラ５と
プーリ２７とも反時計方向に回動し、該プーリ２７の回
転はタイミングベルト３３を介してプーリ３０へ伝達さ
れる。更に、該プーリ３０の回転により軸１２及びピッ
クアップローラ１３は反時計方向に回転し、該ローラ１
３は給紙トレイ２上のシートＳを搬送ローラ５へ給送す
る。そして、該ローラ５へ給送されたシート　Ｓは該ロ
ーラ５と分離パッド９とにより１ずつ分離されて最上位
のシートＳのみ下流へ搬送される。同様の動作により、
給紙トレイ２上に載置されているシートＳは最上位のシ
ート　Ｓから順次給送され、該トレイ２上にシートＳが
無くなった場合、ピックアップローラ１３は孔３１に没
入すると共に支持板１１が該孔３１縁部２ａの給紙トレ
イ２と係合する乙とにより該ローラ１３は非給紙位置Ａ
を保持する。

なお、上述実施例において、逃げ部として孔３１を用い
て説明したこれに限らず、窪みでもよい。

また、上述実施例において、分離手段として分離パッド
９を用いて説明したが、これに限らず、トルクリミッタ
付の分離ローラを用いてもよい。

更に、上述実施例において、ピックアップローラ１３が
非給紙位置Ａに位置する場合、支持板１１が給紙トレイ
２の縁部２ａと係合するによりピックアップローラ１３
ば非給紙位置Ａを保持するようになっているが、これに
限らず、第５図及び第６図に示すように、該ピックアッ
プローラ１３を非給紙位置Ａに支持する受はローラ３５
を配設してもよい。

そして、前述実施例において、ピックアップローラ１３
は移動自在に支持されると共にバネ２９により給紙トレ
イ２に押圧付勢されていたが、これに限らず、第７図及
び第８図に示すように、回転のみ自在に支持された軸１
２ａにピックアップローラ１３ａを固定すると共に、給
紙トレイ２ｂを、軸３６により回動自在に支持し、かつ
一端を機体６に固定したバネ３７によりピックアップロ
ーラ１３ａへ押圧付勢してもよい。

また、本実施例においては、ピックアップローラ１３の
押圧にバネ２９を用いたが、ピックアップローラ１３の
自重のみを利用し、バネ２９を省略することも可能であ
る。

また、ピックアップローラ１３の非給紙位置Ａ１給紙位
置Ｂ間の移動にプランジャ等の駆動手段を使用できるこ
とは言うまでもない。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、積載台上にシート
が無くなった場合、給送回転体が逃げ部に位置するよう
に構成したので、給送回転体と積載台との接触を回避し
て、モータの負荷を軽減することができ、また該給送回
転体の寿命を延長することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート給送装冒を示す正面図であ
り、第２図はその斜視図である。また、第３図は本発明
の要部を示す拡大斜視図である。更に、第４図は本発明の動作を示す正面断面図である。そして、第５図から第８図は本発明の他の実施例を示す
正面断面図である。また、第９図は及び第１０図は従来
例を示す正面断面図である。１・・・シート給送装置　、　２・・・積載台　、１３
．１３ａ・・給送回転体　、　３１・・・逃げ部、Ｓ・
・・シート　。

Claims

【特許請求の範囲】１、積載台上に積載されたシートを給送回転体により給
送してなるシート給送装置において、前記積載台の前記
給送回転体と対抗した位置に、該積載台と給送回転体とが接触しないように逃げ
部を設けた、ことを特徴とするシート給送装置。