JPH01192696A - チエーンを用いた間伐木搬出装置 - Google Patents

チエーンを用いた間伐木搬出装置

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JPH01192696A
JPH01192696A JP1633588A JP1633588A JPH01192696A JP H01192696 A JPH01192696 A JP H01192696A JP 1633588 A JP1633588 A JP 1633588A JP 1633588 A JP1633588 A JP 1633588A JP H01192696 A JPH01192696 A JP H01192696A
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JP
Japan
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chain
track
foil
wheel
introduction
Prior art date
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JP1633588A
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JPH0457593B2 (ja
Inventor
Mitsugi Tominaga
冨永 貢
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NORIN SUISANSYO RINGYO SHIKENJO
Original Assignee
NORIN SUISANSYO RINGYO SHIKENJO
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、間伐材の搬出を行なうための装置に関し、詳
しくは林内にエンドレスに架設した循環チェーンに間伐
材を掛けて搬送させるようにしたチェーンを用いた間伐
材搬出装置に関するものである。
(発明の背景) 従来より、活力のある健全な森林を育成するという森林
整備のために間伐を適正に実施することは、森林施業に
おいての重要な作業の一つとされており、このような間
伐を必要とする森林は数百万haに達すると言われ、緊
急に間伐を必要とされるものでもほぼ2百万haあると
され、年平均にして40万〜50万ha程度の森林に対
し間伐が必要とされている。
これに対して実際に間伐作業が行なわれているのは上記
必要水準を大きく下回りており、間伐促進が要請されて
いるが、間伐材作業従事者を急に増すこともできない。
このような間伐促進の要請に鑑み、本発明者は、特に間
伐作業の効率化、間伐作業コストの低廉化等々を目的と
して本発明をなすに至ったものである。
(従来の技術) 従来、伐採された間伐材を所定の集材地に運搬するため
には、ワイヤーローブを用いた主索循環式の集材法が採
用されている。この主索循環式の集材法は、科内の適当
な個所に設置した多数の滑車と、主索運行装置(ウィン
チ等)に渡って長尺のエンドレスワイヤーをジグザグ状
に架設し、このワイヤーに伐採した間伐材を吊り掛け、
循環する主索ワイヤーにより連行させるようにしたもの
である。
主索ワイヤーに間伐材を吊り掛けする作業は次のように
して行なわれる。すなわち循環される主索ワイヤーは全
体に所定の張力状態で張設されているのでまずこの張力
を緩め、次に吊り掛は作業を行なう現場においてこれを
材のある位置まで引き寄せて吊り掛けを行なう。
(発明が解決しようとする課題) ところで上述のような吊り掛は作業を行なう必要のある
上記主索ワイヤー循環式の集材法においては、その吊り
掛は作業が繁雑であるという問題がある。例えば吊り掛
は作業を行なう場合には上記のようにまず主索ワイヤー
の張力状態を緩めるが、これは通常吊り掛は現場からは
遠く離れた運行装置で操作する必要があり、現場作業者
と運行装置の運転者の間で無線等により緊密な連絡をと
りながらこの作業を行なわねばならず、スムースな作業
を行なう上で難となっている。
また張力を緩めた主索ワイヤーを引き寄せるといっても
、上述の如く科内に相当に長く架設されて張力の緩んだ
ワイヤーはその自重で軌道の全体で垂れ下ることになり
、上記引き寄せはこの自重による垂れ下りに打ち勝って
行なわねばならないから、この作業は多人数で行な、う
かあるいはワイヤー引き寄せのためのポータプルウィン
チ等を必要としていた。
更にまた別の問題として、上記主索ワイヤー循環式の集
材法において使用するワイヤーは上述の如く相当に長尺
のもので重量も大であり、したがってこれをロール上に
巻取って山間の伐採現場に運ぶにしてもその運送作業は
かなり大型の運搬車両が必要になるという難もある。ま
た上記主索ワイヤーが掛けられる滑車も、該ワイヤーの
耐久性を向上させるためにはできるだけ大きな径のもの
を用いることが望ましいが、大きな径の滑車は大きく重
量も重くなるから上記主索ワイヤーの運搬と同様の問題
を招く。
(発明の目的) 本発明は上記した従来装置の種々の欠点を解消し、間伐
材の吊り掛は作業も容易でかつ小人数で行なうことが可
能であり、装置を構成する部材を小さく分けて個々の重
量を少なくし、これにより現場への装置の運搬を容易化
できるようにした新規な構成のチェーンを用いた間伐木
搬出装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 而して、かかる目的の実現のためになされた本発明より
なるチェーンを用いた間伐木搬出装置の特徴は、科内に
設置された多数の滑車に渡りエンドレスの軌道を回動可
能に架設されたチェーンと、該エンドレス軌道の一部に
配置されて上記回動するチェーンを間伐材用き寄せ用の
軌道外ループに導くための導出ホイルおよび導入ホイル
を有するチェーンホイル機構と、上記チェーンに軌道回
動力を与える運行装置とを備えた間伐材搬出装置であっ
て、上記チェーンホイル機構は、上記一対の導出ホイル
および導入ホイルが、同一のチェーン送り速度で同一方
向に同期回転するように連係されているという構成をな
すところにある。
(実 施 例) 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は科内にチェーンを架設した状態を示した図であ
り、チェーン1は多数の滑車2に順次掛けられて、途中
例えばウィンチにより構成されるチェーン運行装置3を
通り、また間伐材用き寄せ用の軌道外ループLをチェー
ンホイル機構4を通って形成している。
上記チェーンホイル機構4は具体的には第2および第3
図により示され、フレーム41の上に固定の三本の軸4
2.43.44により回転自在に指示された各ギア45
.46.47は互いに噛み合いされていて、両端のギア
45.47は互いに同一方向に回転する同一歯数のギア
として形成されている。そしてこれらの両端ギア45.
47には、各々チェーンホイルが一体化されていて、こ
れらが上記第1図のエンドレス軌道からチェーン1を軌
道外ループLに導出させる導出用ホイル48を形成し、
また導入用ホイル49を形成している。
なお本例のチェーンホイル機構4では、チェーンホイル
からのチェーンの外れ止め用カバー50.51が図示の
如く設けられている。
以上のような構成によれば、エンドレスな軌道を運行さ
れるチェーン1がチェーンホイル機構4に至ると、導出
用ホイル48から軌道外ループLに導出され、反対に軌
道外ループLのチェーンは導入用ホイル49からエンド
レス軌道に戻り、これらの導出、導入のチェーン量は同
一に保たれる。
そしてこのチェーンホイル機構4の導出用ホイルと導入
用ホイルを始端、終端として形成される軌道外ループL
は、上述の如く導出用ホイルと導入用ホイルが同期して
同一速度で回転していることから、エンドレス軌道の張
力状態とは全く無関係に、無張力状態あるいは滑車5に
より与えた適当な張力状態で架設することができ、該滑
車5を移動させることで間伐材を引き寄せする位置を自
由に選択することができる。
この軌道外ループLの部分でチェーンに間伐材を吊り掛
けする方法は従来公知の方法に従って吊り掛はローブを
チェーンに緊着して行なえばよい。
またチェーンホイル機構4をエンドレス軌道中の別の位
置に移動させるには、各ギアの回転をロックしてチェー
ンの運行を行なわせればよい。該ロックによりチェ−ン
ホイル機構、4(したがって軌道外ループLも同じ)は
エンドレス軌道中の点としてチェーンの運行に従って移
動することになる。
以上のような構成の間伐木搬出装置によれば、科内に架
設したチェーン1の張力を緩めたりする操作は全く不要
であり、チェーンホイル機構4を通過することで区別さ
れているエンドレス軌道と軌道外ループLとを各々の要
求に応じた張力状態にセットすることができる。このた
め従来多人数で行なっていた間伐材の吊り掛は作業を、
−人ないし二人でも容易に行なうことが可能となり、ま
た運行装置3の運転も単にチェーンの回動9回動停止の
操作みでよいことになり、無人化運転も可能となる。
またチェーンは、適当な連結補助具を用いて短尺のチェ
ーンを容易に長尺の状態に連結することが可能であり、
このような連結、切り離しのできないワイヤーに比べて
繰返し運搬できしかも一回当りの運搬重量を軽量とでき
るという効果もある。またチェーン用の滑車は従来のワ
イヤー用の滑車に比べて小さな径のものを使用できるた
めにこの点からも運搬性は改善される。
(発明の効果) 以上述べた如く、本発明よりなるチェーンを用いた間伐
木搬出装置によれば、間伐材の吊り掛は作業も、架設し
たチェーンを緩めることも必要なく、チェーン引き寄せ
というような力を要することがないため容易であり、し
たがって小人数で行なうことも可能であるという効果が
ある。
またチェーンの緩め操作も不要であるため、運行装置の
運転者との間で緊密な連絡をとりながら行なう作業形態
を採る必要もないし、場合によっては運行装置を無人化
して運転することも可能となる。このため従来の間伐作
業に従事していたと同じ人数で間伐作業現場数を5割増
しないし2倍程度までふやすことが可能となって、間伐
作業の効率化要求に対しての貢献は極めて大なるものが
ある。
また装置を構成する部材を小さく分けて個々の重量を少
なくしこれにより、現場への装置運搬を容易化できると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本発明よりなるチェーンを用いた間伐木搬
出装置の実施態様の一例概要を示す図、第2図はチェー
ンホイル機構の一例の構成を示した平面図、第3図は第
2図のA−A線の断面図である。 1・・・チェーン    2・・・滑車3・・・運行装
置    4・・・チェーンホイル機構5・・・滑車

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 林内に設置された多数の滑車に渡りエンドレスの軌
    道を回動可能に架設されたチェーンと、該エンドレス軌
    道の一部に配置されて上記回動するチェーンを間伐材用
    き寄せ用の軌道外ループに導くための導出ホイルおよび
    導入ホイルを有するチェーンホイル機構と、上記チェー
    ンに軌道回動力を与える運行装置 とを備えた間伐材搬出装置であつて、上記 チェーンホイル機構は、上記一対の導出ホイルおよび導
    入ホイルが、同一のチェーン送り速度で同一方向に同期
    回転するように連係されていることを特徴とするチェー
    ンを用いた間伐木搬出装置。 2 上記導出ホイル、導入ホイルの回転軸に夫々軸着す
    るギアが、中間ギアを介して相互に噛み合いされて上記
    連係を構成するもの であることを特徴とする請求項1に記載の チェーンを用いた間伐木搬出装置。
JP1633588A 1988-01-27 1988-01-27 チエーンを用いた間伐木搬出装置 Granted JPH01192696A (ja)

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JP1633588A JPH01192696A (ja) 1988-01-27 1988-01-27 チエーンを用いた間伐木搬出装置

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JP1633588A JPH01192696A (ja) 1988-01-27 1988-01-27 チエーンを用いた間伐木搬出装置

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Publication Number Publication Date
JPH01192696A true JPH01192696A (ja) 1989-08-02
JPH0457593B2 JPH0457593B2 (ja) 1992-09-14

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ID=11913555

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105985676A (zh) * 2015-02-03 2016-10-05 上海立昌环境工程有限公司 一种含有凹凸棒土的脱漆剂及其制备方法
JP2020083485A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 株式会社日立建機ティエラ チェーン式集材システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105985676A (zh) * 2015-02-03 2016-10-05 上海立昌环境工程有限公司 一种含有凹凸棒土的脱漆剂及其制备方法
JP2020083485A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 株式会社日立建機ティエラ チェーン式集材システム

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