JPH01191673A - たばこ加工産業における二本分の連続体を造るための連続体製造機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも二つの連続体送り手段、繊維流を
供給しかつ連続体送り手段上で繊維連続体を形成するた
めの連続体形成装置、繊維連続体から過剰量の繊維を取
去るための上記連続体送り手段に所属している過剰量取
去り手段および繊維連続体を被覆材料テープで被覆する
ためのガーニチュア装置とを備えた、たばこ加工産業に
おける少なくとも二つの繊維連続体、特にシガレット製
造のための多数のたばこ連続体を同時に造るための連続
体製造機に関する。

シガレット製造のためのたばこ連続体を形成する際、連
続体形成装置内の連続体コンベヤもしくは連形底領域内
に繊維状のたばこ材料が過剰量で供給され、従って形成
されるたばこ連続体差し当たり多量過ぎるたばこを含ん
でいる。

基′ｆ＄量のたばこを含んでいるたばこ連続体を得るだ
には、たばこ連続体から過剰量のたばこ連続体を取去ら
なければならない。この作業は二本骨の連続体を形成す
る際に問題となる、何故なら連続体が比較的密に並列し
て案内されて来て、従って過剰量取去り手段の配設およ
びその連続体への立体的な取付けに困難を伴うからであ
る。

これに対処するため、公知の二本骨の連続体製造機（米
国特許公報筒４．４１８．７０５号参照）にあっては、
過剰量のたばこは切頭円錐形に形成されたナイフでたば
こ連続体から取去られ、この際このナイフは過剰量取去
りを行うためそれぞれ対の形で反対側からたばこ連続体
に作用する。この場合ナイフは過剰量取去り面に対して
傾斜している軸線を中心にして回転する。ナイフのこの
回転はたばこ連続体の送り面に対して傾斜して行われ、
従ってナイフはそれぞれ隣接しているたばこ送り路によ
って妨げられない。この装置の欠点は、回転するナイフ
刃の運動が連続体コンベヤ方向に接近するようにかつこ
れから離れるように働く分力を有していることであり、
これにより連続体は過剰量が取去られる以前に圧縮され
、連続体構造が阻害される。類似した装置は米国特許公
報第４．６００．０２０号からも知られており、この装
置にあってはそれぞれ一つの切頭円錐形のナイフのみが
過剰量取去りのための平坦なカッタディスクと協働する
。

本発明の根底をなす課題は、二本骨の或いは多数本の連
続体を造るための機械において過剰量取去りの際連続体
の構造が可能な限り阻害されることのないように、過剰
量取去りを改善することである。

この課題は本発明により、過剰量取去り手段の各々が過
剰量を取去るために共通の過剰量取去り面内を回転して
協働する二つのトリンマ円板を有していることによって
解決される。

この場合、特に有利な構成として、隣接している過剰量
取去り手段のトリンマ円板が本発明による他の構成によ
り、異なる過剰量取去り面内で回転するように構成され
ている。各々の過剰量取去り面はそれぞれ一つの繊維連
続体に所属している二つのトリンマ円板によって形成さ
れている。その際これらのトリンマ円板の回転軸線は本
発明により当該トリンマ円板によって形成される過剰量
取去り面と直交するように経過している。

本発明による特別有利な他の構成により、過剰量取去り
手段のトリンマ円板によって形成される過剰量取去り面
は互いに傾斜して指向している。これにより、繊維連続
体に所属している過剰量取去り手段が他の繊維連続体を
妨げることがなく、また他方の繊維連続体を案内する繊
維送り路によって邪魔されることがない。これは本発明
の他の構成、即ち過剰量取去り手段の過剰量取去り面が
連続体コンベヤの送り方向に対して平行な垂直面に対し
て反対方向で傾斜していることにより更に確実なものと
なる。過剰量取去り面の傾斜角度は垂直線に対して、本
発明によりトリンマ円板がそれぞれ隣接している繊維連
続体を案内する繊維送り路の送り路壁に対して間隔をも
って回転するような大きさに選択されている。連続体案
内部の特別簡単な配設は、連続体コンベヤが共通の送り
面内で互いに平行に並列して案内されるように構成され
ていることによって達せられる。

本発明の他の構成により、繊維連続体を案内する繊維送
り路の送り路壁が垂直線に対して反対方向で送り面方向
に傾斜しており、かつ過剰量取去り手段のトリンマ円板
によって形成される過剰量取去り面がそれぞれの繊維送
り路の送り路壁の傾斜方向で送り面に対して傾斜してい
る。これにより送り面に対して傾斜して指向している過
剰量取去り面によって台形に形成された連続体断面が長
方形の断面にずっと近ずく。

本発明による他の構成により、過剰量取去り面が互いに
傾斜して指向している場合でも両繊維連続体にとって長
方形の断面が達せられる。

これは、繊維連続体のための送り手段が互いに傾斜して
いる送り面内を案内され、かつ送り手段にそれぞれ所属
している過剰量取去り手段の過剰量取去り面が互いに送
り面と同じ方向で傾斜しており、事実上それぞれ所属す
る送り面に対して平行に指向していることによって達せ
ら　　゛れる。

これを達するため、本発明による他の構成にらり、繊維
送り路が少なくとも過剰量取去り手段の領域内で反対方
向に捻じられている。

本発明による他の構成により、連続体コンベヤが送り面
画線の方向で互いに位置ずれしている送り面の内で事実
上互いに平行に案内されている。これにより連続体案内
部の異なる高さが得られ、この高さは送り面に対して傾
斜しているトリンマ円板の有利な配設を可能にする。

本発明の特別な利点は、二つの平行に並列して案内され
て来るたばこ連続体からの過剰量取去りが簡単な手段で
改善されることである。平坦なトリンマ円板を備えた過
剰量取去り手段の構成は極めて簡単である。送り面に対
して相対的な過剰量取去り面の運動による過剰量取去り
の制御は過剰量取去り手段のこの構成により容易となる
。同時に過剰量取去りの際の連続体の構造に対する影響
も僅かとなる。何故なら、回転するトリンマ円板が連続
体の高さ方向での連続体コンベヤに接近しかつ離間する
障害となる運動分力が生じないからである。即ち、過剰
量取去り以前の繊維連続体の圧縮が回避される。

二つの平行な繊維連続体のための互いに傾斜して配設さ
れる過剰量取去り面は多様に変更可能であり、従って過
剰量取去り装置に関する本発明は種々な構成可能性を提
供する。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

第１図は二本のたばこ連続体を同時に造るための二本分
の連続体製造機であり、この場合本発明を理解するのに
不必要な機械部分は取去っであるか或いは全（概略のみ
を示した。

図示した連続体製造機は連続体送り手段として連続体用
吸気コンベヤ１．２を備えており、これらの連続体用吸
気コンベヤはそれぞれ転向ローラ１ａと１ｂ並びに２ａ
と２ｂを中心として回転し、送り路壁３ａと３ｂおよび
４ａと４ｂとを備えたたばこ繊維送り路３．４内を案内
される（第２図および第３図も参照）空気透過性の連続
体用吸気コンベヤ１．２の背面には負圧源８と結合され
ている負圧室６と７を介して吸気が作用され、この吸気
は連続体用吸気コンベヤ１．２の送り側に供給されるた
ばこ連続体を連続体用吸気コンベヤ上で繊維連続体９．
１１が形成されるように固持する。

たばこ繊維は連続体製造機１２内の連続体製造機コンベ
ヤ１．２に供給され、ここでたばこ繊維は加速ローラ１
４および矢印１６と１６ａの方向での空気流の作用の下
にたばこ流１７と１７ａとしてたばこシュータ１３と１
３ａ内に供給されて連続体用吸気コンベヤ１．２に送ら
れる。連続体製造機１２の前方には−シガレット製造機
械にあっては一般的な、例えばドイツ連邦共和国特許出
願Ｐ３６．１９．５７９．０号に記載されているような
一分配器が接続されている。この分配器に関しては、加
速ローラ１４は、この代わりにたばこ繊維を送るための
適当な方法で構成された空気流動部が設けられている陥
設けなくともよい。

第２図に図示したようにたばこ繊維送り路３．４内を高
さ位置がずらされて互いに平行に案内される連続体用吸
気コンベヤ１．２はたばこ連続体９．１１を矢印１８の
方向で連続体製造機１２から過剰量取去り領域１９内に
送る。そこで過剰量取去り手段２１．２２により過剰量
２３．２３ａがたばこ連続体から取去られる。取去られ
た過剰量は公知の、図面には示さなかった手段により分
配器に逆送される。過剰量取去り手段２１．２２により
均整化されたたばこ連続体９ａ、ｌｌａは、ガーニチュ
アベルト２６でガーニチュア２７内に導入される被覆紙
チー”　プ（シガレット紙テープ）２４上に載置され、
このガーニチュア２７内で被覆紙テープ２４が均整化さ
れたたばこ連続体９ａ、ｌｌａの周囲に巻かれ、閉じら
れる。こうして被覆されたシガレット連続体が形成され
、このシガレット連続体は一画面には示さなかった一更
に通常の方法でシガレットに加工される。

過剰量取去り手段２１．２２の構成と配設は第３図より
最も良く認められる。たばこ連続体９．１１を搬送する
連続体用吸気コンベヤ１．２は高さ位置がずれている送
り面Ｆ＋　、Ｆｚ内を並列して案内される。連続体の送
り方向で先行する低い位置にあるたばこ繊維送り路４に
はトリンマ円板２８．２８ａを備えている過剰量取去り
手段２２が所属している。これらのトリンマ円板は過剰
量取去り面Ｓｔを形成しており、この過剰量取去り面は
送り面Ｆ２に対して約１５°の角度で傾斜している。過
剰量取去り面Ｓ２の送り面Ｆ２に対するこの傾斜により
たばこ連続体１１からの過剰量取去りが可能となり、し
かもこの場合過剰量取去り手段２２は隣接しているたば
こ繊維送り路３により妨げられたり或いは阻害されたり
することはない。取去られる過剰量のたばこの量は駆動
機構２９を二方向矢印３１の方向で摺動させることによ
りトリンマ円板の高さを調節することにより加減される
。

過剰量取去りのこの様式の制御は熟知されている公知技
術であるので詳しい説明は省略した。

たばこ連続体の送り方向で次位の、より高い送り面Ｆ、
内を運動するたばこ連続体９に所属している過剰量取去
り手段２１はトリンマ円板３２．３２ａを備えており、
これらのトリンマ円板は過剰量取去り面Ｓ＋を形成して
おり、この過剰量取去り面は過剰量取去り面Ｓｚに対し
て反対方向で送り面Ｆ１方向に傾斜している。過剰量取
去り面Ｓ、と送り面Ｆ１　との傾斜角度は、これらが隣
接しているたばこ連続体１１を妨げない程度の値である
。即ち、本発明は二つの互いに平行に並列して走るたば
こ連続体からの過剰量取去りのために平坦なトリンマ円
板を使用することを可能にし、この場合連続体の一つに
所属している過剰量取去り手段が他方の連続体に影響を
与えることのないことを保証する過剰量取去り面の送り
面に対するおよび相互の傾斜が重要である。第３図に示
すように、トリンマ円板はそれぞれの過剰量取去り面内
で回転し、これらトリンマ円板の回転軸線２８ｃと３２
ｃはトリンマ円板と相応する過剰量取去り面Ｓ３、Ｓ２
に対して直交するように経過している。

第４図にはたばこ繊維送り路３．４並びに過剰量取去り
手段２１．２２の他の様式の配設を図示した。この実施
例により、連続体コンベヤ１、２は共通の送り面Ｆ内を
案内されており、従ってたばこ連続体９．１１は同じ高
さを通る。

過剰量取去り手段２２はトリンマ円板２８．２８ａから
成り、これらのトリンマ円板は過剰量取去り面Ｓ２内を
回転する。この過剰量取去り面Ｓ２は垂直線■に対して
傾斜角度α２で傾斜している。過剰量取去り手段２１は
トリンマ円板３２．３２ａを備えており、これらのトリ
ンマ円板は過剰量取去り面ＳＩ内を回転し、この過剰量
取去り面は垂直線■に対して傾斜角度α。

で傾斜している。

過剰量取去り面の傾斜により、それぞれ一つのたばこ連
続体に所属している過剰量取去り面が他方のたばこ連続
体を案内するたばこ繊維送り路の傍らを間隔Ａで通過す
る。この間隔は゛取去られる過剰量を加減するためにそ
の都度の送り面上力の過剰量取去り面の高さの変更を許
容する。第４図にはたばこ繊維送り路４と過剰量取去り
面Ｓｌとの間の間隔Ａを記入したが、この間隔は垂直線
■に対する過剰量取去り面Ｓｌの傾斜角度α１の傾斜に
より得られる。

第５図には送り面Ｆ３、Ｆ、が垂直線■に対して反対方
向で傾斜している実施例を示した。

送り面のこの傾斜は、本出願人の米国特許第４．６２０
．５５２号に原理が記載されかつ示されているように、
繊維送り路３．４が捩られていることにより形成される
。上記米国特許によるたばこ繊維送り路が１８０°捩ら
れているのに対して第５図による実施例にあっては、た
ばこ繊維送り路を水平線から第５図に図示した傾斜位置
に、そしてこの逆に水平線へと捩じることで充分である
。その都度トリンマ円板３２．３２ａもしくは２８．２
８ａによって形成される過剰量取去り面Ｓ、　、Ｓ、は
送り面Ｆｉ、Ｆ＊に対して平行に垂直線■方向に傾斜し
ている。

この配設の利点は、均整化された繊維連続体９．１１の
断面が対称的になり、従って一本分のシガレット連続体
製造機における一般的な形状になると言うことである。

第６図による実施例にあっても連続体用吸気コンベヤ１
、２は共通の送り面Ｆ内を案内されている。しかしこの
場合、たばこ繊維送り路４１．４２の送り路壁３８と３
９は反対方向で垂直線■の方向に傾斜している。過剰量
取去り面Ｓ、　、Ｓ、を形成している過剰量取去り手段
２１１２２のトリンマ円板３２．３２ａもしくは２８．
２８ａはこの場合も垂直線■に対しておよび互いに傾斜
しており、従って隣接しているたばこ繊維送り路の送り
路壁は他方のたばこ繊維送り路における過剰量取去りを
阻害しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は過剰量取去り手段を備えた本発明にで示した連
続体製造機の図、 第３図〜第６図は過剰量取去り手段の三つの実施例の概
略図。 図中符号は、 １．２・・・連続体コンベヤ、３．４・・・繊維送り路
、９．１１・・・繊維連続体、１７．１７ａ・・・繊維
流、２１２２・・・たばこ繊維送り路、２４・・・被覆
紙テープ、２７・・・ガーニチュア、２８ａ、２８ｂ、
３２．３２ａ・・・トリンマ円板、Ｆ、−Ｆ、　　・・
・送り面、Ｓ、　、Ｓ、　　・・・過剰量取去り面、α
１、α２　・・・傾斜角度。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも二つの連続体送り手段、繊維流を供給し
   かつ連続体送り手段上で繊維連続体を形成するための連
   続体形成装置、繊維連続体から過剰量の繊維を取去るた
   めの上記連続体送り手段に所属している過剰量取去り手
   段および繊維連続体を被覆材料テープで被覆するための
   ガーニチュア装置とを備えた、たばこ加工産業における
   少なくとも二つの繊維連続体、特にシガレット製造のた
   めの多数のたばこ連続体を同時に造るための連続体製造
   機において、過剰量取去り手段（２２、２１）の各々が
   過剰量を取去るために共通の過剰量取去り面（Ｓ＿１、
   Ｓ＿２）内を回転して協働する二つのトリンマ円板（２
   ８、２８ａ；３２、３２ａ）を有していることを特徴と
   する、上記たばこ連続体を同時に造るための連続体製造
   機。 ２、隣接している過剰量取去り手段（２２、２１）のト
   リンマ円板（２８、２８ａ；３２、３２ａ）が異なる過
   剰量取去り面（Ｓ＿１、Ｓ＿２）内で回転するように構
   成されている、請求項１記載の連続体製造機。 ３、各々のトリンマ円板（２８、２８ａ；３２、３２ａ
   ）の回転軸線（３２ｃ）がトリンマ円板によって形成さ
   れる過剰量取去り面（Ｓ＿１、Ｓ＿２）と直交するよう
   に経過している、請求項１或いは２記載の連続体製造機
   。 ４、過剰量取去り手段（２２、２１）のトリンマ円板（
   ２８、２８ａ；３２、３２ａ）によって形成される過剰
   量取去り面（Ｓ＿１；Ｓ＿２）が互いに傾斜して指向し
   ている、請求項１から３までのいずれか一つに記載の連
   続体製造機。 ５、過剰量取去り手段（２２、２１）の過剰量取去り面
   （Ｓ＿１、Ｓ＿２）が連続体コンベヤ（１、２）の送り
   方向に対して平行な垂直線（Ｖ）に対して反対方向で傾
   斜している、請求項１から４までのいずれか一つに記載
   の連続体製造機。 ６、過剰量取去り面（Ｓ＿１、Ｓ＿２）の垂直線（Ｖ）
   に対する傾斜角度（α＿１、α＿２）が、トリンマ円板
   （２８、２８ａ；３２、３２ａ）がそれぞれ隣接してい
   る繊維連続体（１１、９）を案内する繊維送り路（４、
   ３）の送り路壁（４ａ、４ｂ；３ａ、３ｂ）に対して間
   隔 （Ａ）をもって回転するような大きさに設定されている
   、請求項４或いは５記載の連続体製造機。 ７、連続体コンベヤ（１、２）が共通の送り面（Ｆ）内
   で互いに平行に並列して案内されるように構成されてい
   る、請求項１から６までのいずれか一つに記載の連続体
   製造機。 ８、繊維連続体（９、１１）を案内する繊維送り路（４
   １、４２）の送り路壁（３８、３９）が垂直線（Ｖ）に
   対して反対方向で送り面 （Ｆ）方向に傾斜しており、かつ過剰量取去り手段（２
   １、２２）のトリンマ円板（２８、２８ａ；３２、３２
   ａ）によって形成される過剰量取去り面（Ｓ＿１、Ｓ＿
   ２）がそれぞれの繊維送り路の送り路壁の傾斜方向で送
   り面（Ｆ）に対して傾斜している、請求項７記載の連続
   体製造機。 ９、繊維連続体（９、１１）のための送り手段（１、２
   ）が互いに傾斜している送り面（Ｆ＿３、Ｆ＿４）内を
   案内され、かつ送り手段にそれぞれ所属している過剰量
   取去り手段の過剰量取去り面（Ｓ＿１、Ｓ＿２）が互い
   に送り面と同じ方向で傾斜しており、事実上それぞれ所
   属する送り面に対して平行に指向している、請求項１か
   ら６までのいずれか一つに記載の連続体製造機。 １０、繊維送り路（４、３）が少なくとも過剰量取去り
   手段（２２、２１）の領域内で反対方向に捻じられてい
   る、請求項９記載の連続体製造機。 １１、連続体コンベヤ（１、２）が送り面垂線の方向で
   互いに位置ずれしている送り面（Ｆ＿１、Ｆ＿２）の内
   で事実上互いに平行に案内されている、請求項１から６
   までのいずれか一つに記載の連続体製造機。