JPH0119127Y2 - - Google Patents

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JPH0119127Y2
JPH0119127Y2 JP2128280U JP2128280U JPH0119127Y2 JP H0119127 Y2 JPH0119127 Y2 JP H0119127Y2 JP 2128280 U JP2128280 U JP 2128280U JP 2128280 U JP2128280 U JP 2128280U JP H0119127 Y2 JPH0119127 Y2 JP H0119127Y2
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JP
Japan
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circuit
capacitor
transistor
oscillation
thyristor
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JP2128280U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は写真撮影に使用するストロボに関し、
詳細には電池を電源とするもののその電源の無駄
な消耗を防止することができるものに関する。
(従来の技術) 小型携帯用のストロボは電池を電源としてトラ
ンジスタとトランスとからなる周知の発振昇圧回
路を用い、電池の電圧を昇圧させて放電用コンデ
ンサを充電するようにしている。
この発振昇圧回路は通常半導体等の回路を動作
させるに比し電力を著しく消耗する。従つて、長
期間ストロボを使用しない(発光させない)とき
には電源スイツチをオフとしておくことが望まし
い。特に使用し終つたような場合には必ず電源ス
イツチをオフとしておかなければならない。この
ような点から一定時間例えば3分程度使用しない
ときには自動的に発振回路の動作を停止するよう
にしたものが知られている。この発振自動停止装
置は、抵抗とコンデンサとを有する時定数回路を
用い、コンデンサの電圧が一定値になつたときに
発振回路のトランジスタの動作を停止するように
なつている。また、復帰回路を設け、発光させた
場合にはこの停止させた発振を再開させるように
している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記抵抗とコンデンサとからなる時定数回路を
使用して発振を停止させるものでも動作的には特
に問題はない。本考案はさらに新規な発振自動停
止手段を提供することを目的とするもので、確実
に自動的に発振動作を停止させることができるも
のを提供しようとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は発振を継続させるトランジスタのベー
ス回路にアノード、カソードを接続されたサイリ
スタと、前記トランジスタのベースと前記サイリ
スタのゲートとの間に接続されたコンデンサと、
前記コンデンサに接続され、時定数回路の出力で
オンとなつてそのコンデンサを充電させるスイツ
チング素子と、前記時定数回路並びに前記サイリ
スタに接続され放電管の放電起動時に時定数回路
の出力を消去させてスイツチング素子をオフとす
るとともに前記サイリスタをオンとさせる復帰回
路とを設けたことを特徴とするものである。
(作用) 通常、すなわち時定数回路から出力信号がでな
いときにはコンデンサを通してトランジスタのベ
ース電流がサイリスタのゲートに流れ、これらを
共にオンとさせることによつて発振が継続され
る。すなわち、サイリスタはトランジスタと共に
オンとなりかつオフとなつてトランジスタによる
発振動作を行なう。
長期間の不使用により時定数回路から出力が出
るとコンデンサに接続されたスイツチング素子が
オンとなつて前記コンデンサが強制的に充電され
る。従つて、コンデンサを通しての電流が流れな
くなるので、サイリスタがオンとなることができ
なくなる。従つて、トランジスタもオンとなるこ
とがない。従つて、発振は時定数回路からの出力
によつて自動的に停止する。
放電管を発光させると復帰回路が動作し、時定
数回路の出力を消去しスイツチング素子を再びオ
フとするのでコンデンサへの強制的な充電は停止
される。同時にサイリスタがオンとされるので、
コンデンサの電荷はこのサイリスタを通して放電
し、トランジスタのベース電流が流れるようにな
るので発振が再開される。
(実施例) 電源1は単三型乾電池4本直列に接続したもの
で、電源スイツチ2を介して発振回路へ接続され
ている。発振回路自体は従来周知のもので一次コ
イル4、二次コイル5及び帰還コイル6とからな
るトランスとトランジスタ3とからなるものであ
る。この発振回路中に前記トランジスタ3の動作
を制御するサイリスタとしてのSCR7がトラン
ジスタ3のベースと帰還コイル6との間に接続さ
れている。このSCR7のアノードとゲートとの
間にはコンデンサ8が抵抗9を介して接続されて
いる。従つて、このコンデンサ8と抵抗9とはト
ランジスタ3のベースとSCR7のゲートとの間
に接続されることになる。
この回路の動作について以下説明する。電源ス
イツチ2のオンでトランジスタ3のベース電流は
コンデンサ8、抵抗9、SCR7のゲートを通つ
て流れ、このSCR7をオンとさせる。従つて、
一次コイル4にトランジスタ3のコレクタ電流が
流れ、二次コイル5及び帰還コイル6に誘起電圧
が発生し、トランスの二次側に高電圧を発生させ
る。トランジスタ3に流れる電流が飽和した後一
次コイル4に流れる電流が減少すると、誘起電圧
の極性が逆になりトランジスタ3及びSCR7が
オフとなる。このオン、オフが繰り返されて発振
が継続する。
このSCR7、コンデンサ8及び抵抗9が接続
された発振回路の出力に放電用コンデンサ10が
接続されるとともに一定時間後に出力信号を出す
時定数回路が接続されている。
本実施例における時定数回路は抵抗11とコン
デンサ12とからなる積分回路と、PUT13、
及び前記積分回路に平行に接続された抵抗14,
15とPUT13のカソードに接続された抵抗1
6とからなり、積分コンデンサ12の電圧が抵抗
14,15で定められた値に達したときにPUT
13をオンとして抵抗16に出力を出すように構
成されている。本実施例はほぼ3分で出力が出さ
れるように設定している。
この時定数回路の出力は前記抵抗9とSCR7
のゲートとの接続点にコレクタを、電源1のマイ
ナスにエミツタを接続したトランジスタ17のベ
ースに接続され、上記時定数回路の出力でこのト
ランジスタ17をオンとさせるように接続されて
いる。このトランジスタ17はコンデンサ8と電
源1との間に接続されているので、これがオンと
なることによつて前記コンデンサ8が急速に充電
される。コンデンサ8が充電されればSCR7の
ゲート電流は流れなくなり、オンとなることがな
いのでトランジスタ3のベース電流が流れなくな
り、発振は停止することになる。
放電管18は周知の通り前記放電用コンデンサ
10の電荷を放電することによつて発光するもの
であり、トリガートランス19、トリガーコンデ
ンサ20及びSCR21からなるトリガー回路の
動作によつて放電起動させられる。このトリガー
回路は図示しないカメラのシヤツタ動作によつて
動作するようになつているが、本実施例は放電用
コンデンサ10の電圧が発光するのに十分な値に
達しない場合にはシヤツタ動作によつてもトリガ
ー回路が動作しないようになつている。以下その
回路について説明する。
ネオン管22、抵抗23、ダイオード24、ツ
エナーダイオード25の直列回路が前記放電用コ
ンデンサ10に並列に接続されている。このツエ
ナーダイオード25に並列に抵抗28、抵抗27
及びトリガースイツチ26の直列回路が接続さ
れ、抵抗27,28の接続点にトランジスタ29
のベースが接続されている。このトランジスタ2
9のコレクタに抵抗30,31を接続し、前記
SCR21のゲートをこの抵抗30,31の接続
点に接続している。従つて、トランジスタ29は
ツエナーダイオード25に電圧が発生しない限り
オンとなるこがなく、SCR21をオンとさせる
ことがない。このツエナーダイオード25はネオ
ン管22の点灯で電圧が発生するので、結局、放
電用コンデンサ10の電圧が上昇してネオン管2
2が点灯しない限りトリガースイツチ26をオン
とさせてもSCR21がオンとならず、放電管1
8は放電することがない。この放電用コンデンサ
10が十分に充電されるまで発光しないようにす
る回路は必ずしも必要なものではく、放電管18
の放電開始電圧まで充電されるといつでも発光す
るようにしておいても何ら差し支えない。
本実施例はこのトリガー回路のSCR21をオ
ンとさせる回路の出力がダイオード32を介して
サイリスタ7のゲートに加えられ、かつ、トリガ
ー回路のSCR21のアノードに時定数回路の積
分コンデンサ12の放電回路が接続されている。
すなわち、本実施例においてはトリガー回路を動
作させる回路とトリガー回路自身とで復帰回路を
構成している。すなわち、本実施例は復帰回路の
動作によつて時定数回路の出力を積分コンデンサ
12を放電させることにより消去させ、かつ、サ
イリスタ7のゲートの電圧を加えるようになつて
いる。
本実施例は通常の動作時には電源スイツチ2の
オンとともに前記の通り発振昇圧回路が動作して
放電用コンデンサ10を充電させ、カメラのシヤ
ツタに同期してオンとなるトリガースイツチ26
のオンによつて放電管18を放電させて発光す
る。前記の通りコンデンサ12が充電されるが、
トリガー回路の動作によつて放電するので時定数
回路からは出力は出ない。従つて、発振は継続さ
れる。
3分間トリガー回路を動作させないと時定数回
路から出力が出てトランジスタ17をオンとさせ
る。このトランジスタ17のオンによつてコデン
サ8はSCR7のゲートを通らずに充電される。
従つて、SCR7のゲートに電流が流れなくなる
ので、これがオンとならなくなる。従つて、トラ
ンジスタ3もオンとなることがないので発振は停
止する。すなわち、本実施例ストロボは約3分間
発光させないと発振は自動的に停止する。その状
態においてシンクロスイツチ26をオンとさせて
放電管18を発光させると、トランジスタ29の
オン動作でSCR7のゲートに電圧が加えられこ
れがオンとなり、コンデンサ8が放電する。同時
にSCR21の動作によつて積分コンデンサ12
も放電してトランジスタ17がオフとなる。従つ
て、SCR7がオン、オフを繰り返すことができ
発振が継続される。すなわち、長期間不使用で発
振が停止していても発光動作によつて再び発振が
開始する。
〔考案の効果〕
以上のように本考案はトランジスタのベース回
路にサイリスタを接続し、それをオンとさせるの
にトランジスタのベース電流をコンデンサを通し
て与えるようにして発振を継続させるようにする
とともに、このコンデンサを強制的に充電するこ
とによつて発振を停止させるようにしたので、発
振を再開させるには、単にこのコンデンサの強制
的な充電を解き、かつ、前記サイリスタを一度オ
ンとさせるだけで良いので回路構成が簡単とな
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案一実施例の回路図。 1…電源、2…電源スイツチ、3…トランジス
タ、4…一次コイル、5…二次コイル、6…帰還
コイル、7…SCR、8…コンデンサ、9…抵抗、
10…放電用コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランジスタを用いた発振回路で電源電圧を昇
    圧して放電用コンデンサを充電し、その充電電荷
    を放電管で放電させて発光するとともに、一定時
    間不発光継続時に時定数回路から出力信号が出て
    前記発振回路の動作を停止するストロボにおい
    て、前記トランジスタのベース回路にアノード、
    カソードが接続されたサイリスタと、前記トラン
    ジスタのベースと前記サイリスタのゲートとの間
    に接続されたコンデンサと、前記コンデンサとサ
    イリスタのゲートとの接続点に接続され、前記時
    定数回路の出力でオンとなつてそのコンデンサを
    充電させるスイツチ素子と、前記時定数回路並び
    に前記サイリスタのゲートに接続され放電管の放
    電起動時に時定数回路の出力を消去させて前記ス
    イツチング素子をオフとするとともに前記サイリ
    スタをオンとさせる復帰回路とを設けたことを特
    徴とする発振自動停止装置付ストロボ。
JP2128280U 1980-02-22 1980-02-22 Expired JPH0119127Y2 (ja)

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JPS56123330U JPS56123330U (ja) 1981-09-19
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