JPH0118704Y2 - - Google Patents

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JPH0118704Y2
JPH0118704Y2 JP10992081U JP10992081U JPH0118704Y2 JP H0118704 Y2 JPH0118704 Y2 JP H0118704Y2 JP 10992081 U JP10992081 U JP 10992081U JP 10992081 U JP10992081 U JP 10992081U JP H0118704 Y2 JPH0118704 Y2 JP H0118704Y2
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JP
Japan
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waterproof
hard
sealing material
waterproof material
groove
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JP10992081U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水路用U字溝材の如き高重量の成型品
相互の接続部に使用される新規な高荷重用シーリ
ング材に関するものである。
水路用U字溝材(以下溝材という)の端部は、
一方端が雌型とされ、他方端が雄型とされてい
る。かかる溝材の接続部は、雌型部に次に配設さ
れる溝材の雄型部を装着することによつて構成さ
れ、以下この繰り返しによつて溝材が延長され
る。
従来、かかる接続部には、防水性発泡体などか
らなる軟性防水材料が使用され、該材料は予めそ
の一面に形成された接着層にて溝材の雌型部の内
面に接着される。そして接続部は、次に配設され
る溝材の雄型部が装着されることによつて完成さ
れるものであるが、この装着時軟性防水材料の物
理的強度が弱いこと及び溝材が高重量であること
などに起因して、該材料の表層部が破損され、防
水性が低下するという問題がある。
一方上記の如き装着時の破損の問題を防止材料
の表面に油類などを塗つて滑りよくして解決し、
接続部を構成したとしても、溝材の重みで防水材
料に歪みが生じて復元能が喪失するために、殊に
経日後においては充分な防水性が期待できないと
いう問題がある。
本考案はかかる従来技術の種々の問題点を解決
した新規な高荷重用シーリング材を提供するもの
で、以下添付図面にて具体的に説明する。
第1図において、1は断面が半円形状(カマボ
コ状)の紐状シーリング材で、該シーリング材1
は断面が略半円形状の弾質軟性防水材料11と該
材料11の頂部に埋め込まれた状態で不連続状に
配設された硬性材料12とから構成されており、
且つ第3図に図示する如く該材料12は荷重によ
り防水材料11の中に埋設しうる大きさとされて
いるものである。
前記軟性防水材料11は、圧縮に対して復元能
を有するもので、防水性発泡体(発泡体中に防水
能を有する粘弾性物質を含浸したものも含む)、
軟性ゴム及び/又は合成樹脂の成型品、或いは厚
手フエルト又は不織布などの多孔質体に上記の粘
弾性物質例えばゴム、樹脂、瀝青物などを含浸し
たもので構成される。硬性材料12は硬性ゴム及
び/又は合成樹脂にて構成され、不連続状に配設
されることによつて間欠部111が形成される。
材料11と12とは、予め頂部を欠如せしめた
紐状の軟性防水材料11を作成し、この欠如部分
に予め成型した硬性材料12を接着するなどの手
段により構成することができるが、例えば同時押
出し成型により同時に構成してもよいものであ
る。
なお図中2は、軟性防水材料11の平担な底面
11aに設けた接着層で、ゴム及び/又は合成樹
脂を主体とする接着性物質で構成される。
このように構成された高荷重用シーリング材
は、溝材の雌型H1の表面に接着層2により接着
される。そして、これに次に配設される溝材の雄
型H2が装着され、接続部が完成される。
しかしてこの雄型H2の装着時、雄型H2の表面
は硬性材料12即ちシーリング材の頂部と接触し
つつ装着されるので、装着がスムーズに行え、し
かも軟性防水材料11は何ら損傷されることがな
いものである。装着後は、第3図に図示する如く
硬性材料12は雄型H2の重みにより軟性防水材
料11の中に埋設されると共に、防水材料11の
両端部分は盛り上り状態となつて雄型H2の表面
に密着し幅方向の防水性を確実に発揮する。しか
も防水材料11の両端部分は、硬性材料12の介
在によつて溝材から受ける歪みが緩和されるの
で、半永久的に復元能を有するものである。ま
た、第4図に図示する如く、長さ方向は前記間欠
部111へ防水材料11が盛り上り状態となつて
雄型H2の表面に密着されることになるから、硬
性材料に添つて水が伝わつてきても遮断されるの
で、長期に亘つて良好な防水能が得られるもので
ある。
第2図は他の実例を示すもので、断面は略三角
形状とされており、硬性材料12′,12′…は不
連続状に配置され、同様に間欠部111を形成し
ている。このものにおいても、硬性材料12′は
荷重により軟性防水材料11の中に埋設し、第1
図と同等の効果を有することが理解されるであろ
う。尚、本考案の高荷重用シーリング材は、例え
ば自動車のボデーとウインドガラスとの間に介在
させるダムラバー材としても良好に使用できる。
本考案の高荷重用シーリング材は、以上のよう
に構成され使用されるものであるから、装着時に
おける損傷がなく、硬性材料によつて軟性防水材
料の歪みが緩和され、しかも防水材料の盛り上り
によつて幅及び長さ方向において長期に亘つて良
好な防水能が得られるという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実例を示す部分斜視図、第2
図は他の実例を示す部分斜視図、第3図は第1図
の高荷重用シーリング材の使用状態を示す第1図
におけるa−a′断面図、第4図は同じく使用状態
を示す第1図におけるb−b′断面図である。 11……弾質軟性防水材料、12……硬性材
料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面が半円形状又は三角形状の如く、平担な底
    面と頂部とを有する断面形状の紐状シーリング材
    であつて、該シーリング材の頂部付近は不連続状
    の硬性材料で形成されていると共にそれ以外の所
    は弾質軟性防水材料で構成されており、且つ前記
    硬性材料は荷重により軟性防水材料中に埋設しう
    る大きさとされていることを特徴とする高荷重用
    シーリング材。
JP10992081U 1981-07-23 1981-07-23 高荷重用シ−リング材 Granted JPS5816285U (ja)

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JP10992081U JPS5816285U (ja) 1981-07-23 1981-07-23 高荷重用シ−リング材

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Publication Number Publication Date
JPS5816285U JPS5816285U (ja) 1983-02-01
JPH0118704Y2 true JPH0118704Y2 (ja) 1989-05-31

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JP10992081U Granted JPS5816285U (ja) 1981-07-23 1981-07-23 高荷重用シ−リング材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4719336B2 (ja) * 2000-04-20 2011-07-06 電気化学工業株式会社 ブチルゴム複合シール材
JP2010173439A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kanto Auto Works Ltd コラムカバーのシール構造

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Publication number Publication date
JPS5816285U (ja) 1983-02-01

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