JPH01181916A - 連続式冷間圧延機の出側張力制御方法 - Google Patents

連続式冷間圧延機の出側張力制御方法

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Publication number
JPH01181916A
JPH01181916A JP63003253A JP325388A JPH01181916A JP H01181916 A JPH01181916 A JP H01181916A JP 63003253 A JP63003253 A JP 63003253A JP 325388 A JP325388 A JP 325388A JP H01181916 A JPH01181916 A JP H01181916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
tension
torque
cold rolling
rolling mill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63003253A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Yamamoto
和明 山本
Itsuo Kasae
笠江 五男
Katsuhiko Doi
土井 克彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP63003253A priority Critical patent/JPH01181916A/ja
Publication of JPH01181916A publication Critical patent/JPH01181916A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、剪断機と巻取機を有し、圧延中のストリップ
の切断、巻取りがなされる連続式冷間圧延機の出側張力
の変動を防止する方法に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、第3図に示すごとく、冷間圧延機1の出側には
巻取機3が設置されていて、圧延されたストリップSは
この巻取機3に巻き取られてコイルにされる。
ストリップSの先端を巻取機3に巻き付ける方法は、−
iには、ストリップSを送りベルトラッパ2で案内し、
ストリップSの送り速度よりも巻取機3の回転周速度を
例えば10%程度大きくして巻き付けている。
このストリップSの巻取機3への巻き付けに際して、ス
トリップSの先端が巻取機3に巻締った瞬間に、巻取機
3の持っている回転慣性エネルギーが放出され、ストリ
ップSに過大な張力が作用する。
さらに、連続式冷間圧延機では、上記の巻付けの前に、
先行ストリップと後行ストリップを走間で剪断1!4に
より切離す作業があり、先行ストリツブを切離した瞬間
に後行ストリップの前方張力が急激に減少する。この切
離し時の前方張力の減少と前述の巻付は時の過大張力が
、ストリップオフゲージ(板厚外れ)の原因となってい
た。 第4図は、ストリップSの巻取機3への巻付き初
期における後行ストリップSに作用する前方張力の変動
状態を示したものであるが、先行ストリップを切り離し
た時点t□から前方張力は急激に減少し、後行ストリッ
プ巻付き時点1.で前方張力は急激に増大していること
が判る。この張力の増大は張力設定2 Tonに対して
2〜3 Tonにも達する大きなものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 この問題の対策として、特開昭62−89512号公報
に冷間圧延機の出側設備が提案されているが、この設備
は、ストリップ巻付は時に発生する過大張力のみを防止
するものであって、ストリップ切離時の張力の減少を防
止することはできない。
本発明は、上記のようなストリップ切断時のストリップ
の張力の急激な低下を防止することができる連続式冷間
圧延機の出側張力制御方法を提供することを目的とする
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、出側に剪断機と巻取機を有し、圧延中のスト
リップの切断、巻取りがなされる連続式冷間圧延機の出
側張力の変動を防止する方法であって、連続式冷間圧延
機の最終スタンドと上記剪断機の間にピンチロールを備
えた張力制御装置を設け、ストリップの切断と同時に所
定のトルクが働く前記ピンチロールによって′後行スト
リップの前方張力を保持し、後行ストリップの先端が前
記巻取機に巻付いた後は、前記巻取機によって後行スト
リップの前方張力を保持するものである。
〈作   用〉 ストリップの切断と同時に、所定のトルクが働くピンチ
ロールによって後行ストリップの前方張力を保持し、後
行ストリップの先端が巻取機に巻付いた後は、巻取機に
より後行ストリップの前方張力を保持することにより、
ストリップ切断時の後行ストリップの前方張力の急激な
張力低下を防止することができる。
〈実施例〉 第1図は、本発明の実施に使用する装置の1実施例であ
り、図において、1は連続冷間圧延機の最終スタンド、
2はベルトラッパー、3は巻取機、4は剪断機、5は最
終スタンド1と剪断機4の間に設けられた張力制御装置
である。
次に張力制御装置5について説明すると、6はピンチロ
ールであり、先行ストリップの切断時に、後方ストリッ
プSの前方張力を保持しうるちのである。なお、ピンチ
ロール6の代りに、プライドルロール又はピンチロール
とプライドルの組合せを使用してもよい。7はピンチロ
ール6を駆動する電動機である。電動@7のトルク制御
装置について説明する。
速度主幹装置12より出力される速度指令値15によっ
て、速度制御装置11からトルク指令値14が出力され
る。また、トルク制限袋RIOはこのトルク指令値14
にダイナミックに制限を加えることができる。このトル
ク指令値の制限は、速度主幹装置12より任意のトルク
制限値16として設定できる。
そして、トルク制限装置(リミックー) 10を通して
、トルク制限のかかったトルク指令値13がトルク制御
装置9に出力され、トルク制御装置9はサイリスク電源
装置8を制御して電動機7のトルク制御を行なう。
なお、トルク制御装置9は、電動機7が直流電動機の場
合は、電流制御装置でも良い。
なお、最終スタンド1の出側に、前記特開昭62−89
512号のストリップ巻付時に発生する過大張力を防止
する緩衝体17を設けることが望ましい。
第2図は、第1図の装置により本発明の方法を実施した
際に、先行ストリップを切離す前から後行ストリップを
テンションリールに巻付けるまでの、ピンチロール6の
駆動電動@7に与えるトルク制限値16の実施例を示し
たものである。
先ず、先行ストリップを切離す前にT1でピンチロール
6をストリップに接触させる。このときストリップSの
張力外乱にならないように、トルク指令値12が電動I
!6の機械損程度であるトルク制限値15、実施例の場
合には5%のトルク制限値15を与える。この状態では
ピンチロール6はアイドルロールに近い挙動を示す。
次に、ストリップが切離された時点T2で、トルク制限
値16を、ピンチロール6の発生トルクが目標のストリ
ップの前方張力設定に見合う値である100%として、
トルク指令値12を出力する。なお、T2は遅れを考慮
することは言うまでもない。
これにより、ストリップ切離し直後の後行ストリップの
前方張力減少を防止できる。
さらに、後行ストリップが巻取機3に巻付いた時点T3
でトルク制限値16を5%まで下げ、これにより、ピン
チロール6のトルクが巻取機3のトルクに重畳されるこ
とはない。そして、ピンチロール6はその後すぐにT4
で開放される。
なお、以上のトルク制限値の値やトルクを切替えるタイ
ミングは、速度主幹袋W 12においてストリップのサ
イズ、材質、および後行ストリップの先端のトラッキン
グによって演算される。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明はストリップ切離し時のストリッ
プの張力低下を防止でき、これによってストリップオフ
ゲージの発生を確実に防止できるとともに板厚変動のな
い優れた製品製造することができ、大幅な歩留り向上を
達成することができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用する装置の1実施例を示す
説明図、第2図は本発明の1実施例のトルク制限値を示
すグラフ、第3図は従来の連続式冷間圧延機の出側設備
の説明図、第4図はストリップ巻付き時に発生するスト
リップ張力の変化を示すグラフである。 1・・・連続式冷間圧延機の最終スタンド、2・・・ベ
ルトラッパ、  3・・・巻取機、4・・・剪断機、 
    5・・・張力制御装置、6・・・ピンチロール
、  7・・・電動機、8・・・サイリスク電源装置、 9・・・トルク制御装置、 10・・・トルク制限装置
、11・・・速度制御装置、  12・・・速度主幹装
置、13・・・トルク制限されたトルク指令値、14・
・・トルク指令値、  15・・・速度指令値、16・
・・トルク制限値、   S・・・ストリップ。 特許出願人    川崎製鉄株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 出側に剪断機と巻取機を有し、圧延中のストリップの切
    断、巻取りがなされる連続冷間圧延機の出側張力の変動
    を防止する方法であって、連続式冷間圧延機の最終スタ
    ンドと上記剪断機の間にピンチロールを備えた張力制御
    装置を設け、ストリップの切断と同時に所定のトルクが
    働く前記ピンチロールによって後行ストリップの前方張
    力を保持し、後行ストリップの先端が前記巻取機に巻付
    いた後は、前記巻取機によって後行ストリップの前方張
    力を保持することを特徴とする連続式冷間圧延機の出側
    張力制御方法。
JP63003253A 1988-01-12 1988-01-12 連続式冷間圧延機の出側張力制御方法 Pending JPH01181916A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63003253A JPH01181916A (ja) 1988-01-12 1988-01-12 連続式冷間圧延機の出側張力制御方法

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Publication Number Publication Date
JPH01181916A true JPH01181916A (ja) 1989-07-19

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ID=11552300

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63003253A Pending JPH01181916A (ja) 1988-01-12 1988-01-12 連続式冷間圧延機の出側張力制御方法

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JP (1) JPH01181916A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007045636A1 (de) * 2005-10-17 2007-04-26 Siemens Aktiengesellschaft Betriebsverfahren für eine haspelanordnung zum aufhaspeln eines bandes und hiermit korrespondierende gegenstände
JP2013215793A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Jfe Steel Corp ピンチロール速度制御装置及びピンチロール速度制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007045636A1 (de) * 2005-10-17 2007-04-26 Siemens Aktiengesellschaft Betriebsverfahren für eine haspelanordnung zum aufhaspeln eines bandes und hiermit korrespondierende gegenstände
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