JPH01180934A - スパークプラグ用放電電極材料 - Google Patents
スパークプラグ用放電電極材料Info
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- JPH01180934A JPH01180934A JP481488A JP481488A JPH01180934A JP H01180934 A JPH01180934 A JP H01180934A JP 481488 A JP481488 A JP 481488A JP 481488 A JP481488 A JP 481488A JP H01180934 A JPH01180934 A JP H01180934A
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- electrode material
- electric discharge
- discharge electrode
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- Pending
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Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、スパークプラグの放電電極材料において高
速走行時における耐食性を改良したものに関する。
速走行時における耐食性を改良したものに関する。
（従来の技術）
従来、内燃機関に使用されるスパークプラクの中心電極
を構成する材料として、熱伝導性の良好なＡｇ、Ｃｕ及
びそれらの合金材料を複合化するために、冷間加工性の
良好な９０％以上のＮ１に、Ｓｉ、Ｃｒ、Ｍｎ、ＡＩ、
Ｔｉ等を添加した材料が用いられており、一般には、高
温腐食耐久性の点から、インコネル６００が用いられて
いるが、冷間加工性の向上のため炭素量を０．０１％以
下にすると共に、高温時における耐食性及び高温酸化に
対する耐久性を保持するために、Ｃｒ、Ｆｅ、Ａｌ、Ｓ
ｉ等を添加している。
を構成する材料として、熱伝導性の良好なＡｇ、Ｃｕ及
びそれらの合金材料を複合化するために、冷間加工性の
良好な９０％以上のＮ１に、Ｓｉ、Ｃｒ、Ｍｎ、ＡＩ、
Ｔｉ等を添加した材料が用いられており、一般には、高
温腐食耐久性の点から、インコネル６００が用いられて
いるが、冷間加工性の向上のため炭素量を０．０１％以
下にすると共に、高温時における耐食性及び高温酸化に
対する耐久性を保持するために、Ｃｒ、Ｆｅ、Ａｌ、Ｓ
ｉ等を添加している。
（発明が解決しようとする課題）
しかしなから、上記従来のものにおいて、インコネル６
００には、１４〜１７％のＣｒか含有されている上、ニ
ッケル地金或は添加元素である鉄等から混入する炭素（
Ｃ）が０．１５％以下存在することから、スパークプラ
クが使用される条件下において、ターボチャージャー或
はスーパーチャージャーの導入により高温（７００〜９
００℃）になると、母材中の粒界、粒内にクロム−カー
バイト層とクロム欠乏層を析出しやすくなり、このクロ
ム−カーバイト層とクロム欠乏層か燃焼によって酸化、
還元を繰り返すことて局部腐食か発生し、さらにこの局
部腐食は電子燃料噴射装置からの液状カッリンにより促
進され、スパークプラグとしての耐久性か著しく低下し
てしまう欠点かある。そこて、この発明は上記従来のも
ののもつ欠点を改善するものであり、局部腐食による耐
久性の低下を防止しようとするものである。
００には、１４〜１７％のＣｒか含有されている上、ニ
ッケル地金或は添加元素である鉄等から混入する炭素（
Ｃ）が０．１５％以下存在することから、スパークプラ
クが使用される条件下において、ターボチャージャー或
はスーパーチャージャーの導入により高温（７００〜９
００℃）になると、母材中の粒界、粒内にクロム−カー
バイト層とクロム欠乏層を析出しやすくなり、このクロ
ム−カーバイト層とクロム欠乏層か燃焼によって酸化、
還元を繰り返すことて局部腐食か発生し、さらにこの局
部腐食は電子燃料噴射装置からの液状カッリンにより促
進され、スパークプラグとしての耐久性か著しく低下し
てしまう欠点かある。そこて、この発明は上記従来のも
ののもつ欠点を改善するものであり、局部腐食による耐
久性の低下を防止しようとするものである。
（課題を解決するための手段）
そのために、Ｃｒ：１４〜１７％、Ｆｅ：６〜１０％、
Ｓｉ：０．５％以下、Ｍｎ：１．０％以下、Ｐ：０．０
３％以下、Ｓ：０．０１５％、及びＣｕ：０．５％以下
てあって、Ｃ：０．０１％以下とし、Ｙ：０．０１〜０
．５０％、残部ＮｉよりなるＮｉ−Ｃｒ−Ｆｅ合金とし
たものである（作用） 上記構成を具えるのて、Ｃ・０．０５％以下とすること
により高温下におけるクロム−カーバイト層とクロム欠
乏層の母材中の粒界、粒内における析出を最小限に抑制
すると共に、Ｎ１やＣｒよりも酸素（０）との親和力の
強いイツトリウム（Ｙ）の添加により密着性の高い酸化
膜が母材表面に生ずるので、燃焼による酸化、還元を防
くことかできる。
Ｓｉ：０．５％以下、Ｍｎ：１．０％以下、Ｐ：０．０
３％以下、Ｓ：０．０１５％、及びＣｕ：０．５％以下
てあって、Ｃ：０．０１％以下とし、Ｙ：０．０１〜０
．５０％、残部ＮｉよりなるＮｉ−Ｃｒ−Ｆｅ合金とし
たものである（作用） 上記構成を具えるのて、Ｃ・０．０５％以下とすること
により高温下におけるクロム−カーバイト層とクロム欠
乏層の母材中の粒界、粒内における析出を最小限に抑制
すると共に、Ｎ１やＣｒよりも酸素（０）との親和力の
強いイツトリウム（Ｙ）の添加により密着性の高い酸化
膜が母材表面に生ずるので、燃焼による酸化、還元を防
くことかできる。
（実施例）
この発明の実施例を下記の成分を有する資料（Ｎｏ１〜
９）を実機によるシュミレーション試験を行い、その結
果を示した。評価に使用したエンジンの態様は、１６０
０ ｃｃスス−−チャージャー装着、４バルブＤＯＨＣ
車てあり、評価条件は６０００ｒｐｍＸスロットル全開
×１００時間であり、Ａ／Ｆは９．０±０．１である。
９）を実機によるシュミレーション試験を行い、その結
果を示した。評価に使用したエンジンの態様は、１６０
０ ｃｃスス−−チャージャー装着、４バルブＤＯＨＣ
車てあり、評価条件は６０００ｒｐｍＸスロットル全開
×１００時間であり、Ａ／Ｆは９．０±０．１である。
Ｎｏ、１〜３は、この発明の実施例てあり、インコネル
６００にイツトリウム（Ｙ）の添加およびカーボン（Ｃ
）の抑制を行ったものであり、いずれも外側電極に発生
する孔食か全く認められなかった。なお、イツトリウム
（Ｙ）の添加量は効果の飽和状態、加工及び溶接性の低
下から上限を０５０％とし、孔食防止効果は０．０１％
以上で十分である。一方、クロム（Ｃｒ）及びカーボン
（Ｃ）の添加量は耐久性の低下につながるクロム力−ハ
イド層の発生につながるため、各々少ない方が良いもの
であるがＮｏ６及びＮｏ７程度にすると孔食は発生しな
いが、外側電極全体が侵食してしまったり、また、カー
ボン（Ｃ）の量を減らし、クロム（Ｃｒ）の量を増やし
た試料Ｎ０４゜５やＮｏ８のようにインコネル６００相
当成分からカーボン（Ｃ）の量を減らしたものの場合、
孔食の程度は低くなるが、それ自体の発生は抑えられな
いものである。なお、Ｎｏ９はインコネル６００を示し
、孔食度合いは実機１００時間後の孔食総面積と面積と
の比である。
６００にイツトリウム（Ｙ）の添加およびカーボン（Ｃ
）の抑制を行ったものであり、いずれも外側電極に発生
する孔食か全く認められなかった。なお、イツトリウム
（Ｙ）の添加量は効果の飽和状態、加工及び溶接性の低
下から上限を０５０％とし、孔食防止効果は０．０１％
以上で十分である。一方、クロム（Ｃｒ）及びカーボン
（Ｃ）の添加量は耐久性の低下につながるクロム力−ハ
イド層の発生につながるため、各々少ない方が良いもの
であるがＮｏ６及びＮｏ７程度にすると孔食は発生しな
いが、外側電極全体が侵食してしまったり、また、カー
ボン（Ｃ）の量を減らし、クロム（Ｃｒ）の量を増やし
た試料Ｎ０４゜５やＮｏ８のようにインコネル６００相
当成分からカーボン（Ｃ）の量を減らしたものの場合、
孔食の程度は低くなるが、それ自体の発生は抑えられな
いものである。なお、Ｎｏ９はインコネル６００を示し
、孔食度合いは実機１００時間後の孔食総面積と面積と
の比である。
（発明の効果）
以上のとおり、過給エンジン等に使用されるスパークプ
ラクの外側電極に発生しゃすい孔食を防止することによ
り、スパークプラグ自体の耐久性を向上させることので
きる優れた効果を有するものである。
ラクの外側電極に発生しゃすい孔食を防止することによ
り、スパークプラグ自体の耐久性を向上させることので
きる優れた効果を有するものである。
Claims (1)
- Ｃｒ：１４〜１７％、Ｆｅ：６〜１０％、Ｓｉ：０．５
％以下、Ｍｎ：１．０％以下、Ｐ：０．０３％以下、Ｓ
：０．０１５％、及びＣｕ：０．５％以下であって、Ｃ
：０．０１％以下、Ｙ：０．０１〜０．５０％残部Ｎｉ
よりなるＮｉ−Ｃｒ−Ｆｅ合金のスパークプラグ用放電
電極材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP481488A JPH01180934A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | スパークプラグ用放電電極材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP481488A JPH01180934A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | スパークプラグ用放電電極材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01180934A true JPH01180934A (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=11594211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP481488A Pending JPH01180934A (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | スパークプラグ用放電電極材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01180934A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0398279A (ja) * | 1989-09-12 | 1991-04-23 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 内燃機関用スパークプラグ |
| JP2012182118A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-20 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| CN103459628A (zh) * | 2011-04-15 | 2013-12-18 | 罗伯特·博世有限公司 | 火花塞电极材料和火花塞，以及制造火花塞电极材料和用于火花塞的电极的方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133717A (en) * | 1974-06-17 | 1976-03-23 | Cabot Corp | Taisankasei niicrra11y gokintosonoseiho |
| JPS6250430A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパ−クプラグ用電極材料 |
| JPS63153236A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 点火プラグ用電極材料 |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP481488A patent/JPH01180934A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133717A (en) * | 1974-06-17 | 1976-03-23 | Cabot Corp | Taisankasei niicrra11y gokintosonoseiho |
| JPS6250430A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパ−クプラグ用電極材料 |
| JPS63153236A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 点火プラグ用電極材料 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0398279A (ja) * | 1989-09-12 | 1991-04-23 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 内燃機関用スパークプラグ |
| JP2012182118A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-20 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| CN103459628A (zh) * | 2011-04-15 | 2013-12-18 | 罗伯特·博世有限公司 | 火花塞电极材料和火花塞，以及制造火花塞电极材料和用于火花塞的电极的方法 |
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