JPH01174584A - 金属光沢粘着シート - Google Patents

金属光沢粘着シート

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JPH01174584A
JPH01174584A JP62335845A JP33584587A JPH01174584A JP H01174584 A JPH01174584 A JP H01174584A JP 62335845 A JP62335845 A JP 62335845A JP 33584587 A JP33584587 A JP 33584587A JP H01174584 A JPH01174584 A JP H01174584A
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JP
Japan
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layer
film
fluorine
metal thin
pressure
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Application number
JP62335845A
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English (en)
Inventor
Kaoru Kuramoto
倉本 馨
Akiteru Matsui
松井 明照
Eiichi Tajima
田島 栄一
Jun Sasaki
潤 佐々木
Takahiko Kato
隆彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuramoto Sangyo Co
Original Assignee
Kuramoto Sangyo Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属光沢粘着シート、特に3次元曲面を有す
る被着体に好適に貼付することができる金属光沢粘着シ
ートに関する。
〔従来の技術〕
従来より、金属光沢粘着シートとしては、ポリエステル
フィルムの裏面にアルミ真空蒸着を施し、その蒸着面に
感圧性接着剤を塗布し、シリコン処理した剥離紙を積層
させたものが知られており、表面に適宜の着色もしくは
印刷を施して、ラベル、ステッカ−として用いられてい
た。
近時では、自動車、オートバイ、スポーツ用具等の複雑
な3次元曲面を有する被着体の装飾に、この種金属光沢
粘着シートが使用される様になってきた。また、装飾効
果を高めるために、被着体に貼着した後にクリヤー塗装
することが行なわれており、この塗装後は一般に150
°前後の温度で焼付けを行なっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来の金属光沢シートは、基材がポリエス
テルフィルムであるため、焼付塗装に対する十分な耐熱
性を有するものの、柔軟性がないので、過度の曲面に貼
着したとき、周囲部においてシワやff1l @Ifが
生じてしまい、実用上人きなネックとなっていた。しか
も、ポリエステルフィルムはガス透過性が乏しいので、
被着体自身や塗料に含まれている揮発性物質が加熱によ
りガス化し、粘着シートに気泡やフクレを発生すること
があった。
そこで、本発明者らは、可撓性に富むフィルムを基材と
すべく種々検討した。たとえば、塩化ビニル系、ウレタ
ン系、ポリプロピレン等について検討したが、120℃
程度の耐熱性はあるものの約150℃程度になると、蒸
着層が破壊してしまい、金属光沢感が消失してしまい、
得ようとする質感と著しく異ってしまう。
したがって、本発明の主たる目的は、可撓性に富み、曲
面への貼着性に優れ、しかも金属薄膜層の熱破壊を防止
するとともに加熱により発生ガスを透過する耐熱性に優
れた金属光沢粘着シートを提供することにある。
特に第2発明の目的は、上記目的に加えて、印刷適性も
良好な金属光沢粘着シートを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本第1発明は、フ素含有フ
ィルムの少くとも片面に金属薄膜層を有し、感圧接着剤
層を形成したごとを特徴とするものである。
また、第2発明は、下層としてポリフッ化ビニル系樹脂
と上層としてこれより印刷適性に侵れる樹脂の共押出し
2Mフィルムの少くとも下面に金属薄膜層を介在させそ
の金属薄膜層の下面に感圧接着剤層を形成し、前記フィ
ルムの上層上に印刷層を直接形成したことを特徴とする
ものである。
〔作 用〕
本発明では、フッ素含有フィルムを用いているので、ポ
リエステルフィルムより可撓性に富み、曲面へ貼着する
とき、シワや剥れを防止でき、かつ作業性に優れる。し
かも、150℃程度の耐熱性を十分有し、焼付塗装など
を行うとき、金属薄膜層の破壊がなく、所期の光沢を発
揮する。
他方、フッ素含有フィルムの単層であると、当該フィル
ムは、インキ成分をはじくため、その表面に印刷できな
いか、印刷できたとしても、付着性がきわめて悪く、印
刷層に外力が加えられたとき、容易に剥落してしまう。
そこで、特に第2発明では、フィルムを2層共押出しに
よって製膜し、その上層を印刷適性に優れた樹脂を選び
、その上層に直接印刷するようにすれば、印刷層の剥れ
を防止できる。さらに、下層は耐熱性を有するポリフッ
化ビニル系樹脂からなるので、その下層に設けた金属薄
膜層の熱破壊を防止でき、曲面貼着も良好に行い得る。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
第1図は第1実施例を示したもので、基材としてフッ素
含有フィルム1が用いられ、その下面に金属薄膜層2が
形成され、さらにその下面には感圧接着剤層3が設けら
れ、これは離型層4によって保護されている。
また、必要により、金属光沢をさらに高めるために、フ
ッ素含有フィルムlの上面には金属薄膜層2Aが形成さ
れ、さらに印刷層5も形成されることもある。ここで、
印刷層5は、基材がフッ素含有フィルムlの単層である
場合には、直接そこに形成することができないまたは適
しないが、金属薄膜層2Aを介在させることによって、
印刷層5を十分な付着力をもって形成できる。
第2図は第2実施例を示したもので、フッ素含有フィル
ムlが、ポリフッ化ビニル系樹脂i1Aたとえばポリフ
ッ化ビニリデン樹脂層を下層とし、上層をその下層より
印刷適性に優れた樹脂層IB、たとえばアクリル樹脂層
としたものであり、さらに上層IA上に印刷層5が直接
形成されたものである。
本発明に係るフッ素含有フィルムとしては、ポリフッ化
ビニル、ポリフッ化ビニリデン等;もしくはこれらのも
のとエチレン、六フッ化プロピレン等の共重合体;ある
いはそれらにアクリル樹脂や塩化ビニル樹脂等を混入し
たものを使用できる。
また、本発明にいうポリフッ化ビニル系樹脂としても、
同様な材料を用いることができる。さらに、ポリフッ化
ビニル系樹脂より印刷適性に優れる樹脂としては、上記
の材料より、印刷適性を高める効果のあるアクリル樹脂
や塩化ビニル樹脂の混入含量が多いもののほか、アクリ
ル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ウレタ
ン樹脂等の単成分樹脂であってもよい。
本発明に係る共押出し2Nフイルムは常用に従って得る
ことができる。
フッ素含有フィルムまたは共押出し2層フィルムの厚み
は、曲面への貼着性から(1)〜150μmが好ましく
、また感圧接着剤層の厚みは(1)〜50μmが望まし
い。上記金属薄膜層の厚みは、20μm以下が好ましい
金属薄膜層の材質としては、アルミ、クロム、チタン、
ステンレス等を挙げることができ、その形成に当っては
、真空蒸着法、スパッタリング法、ホットスタンピング
法等の適宜の方法を採用できるが、特にエレクトロビー
ムによる真空蒸着は密着性、耐熱性が高いことを確認し
た。
感圧接着剤層および′離型層は公知のもので充分である
第3図は第3実施例を示したもので、第2実施例におけ
る感圧接着剤層3の下面にウレタン樹脂等の柔軟なりッ
ションシート6を設け、さらにその下面に第2怒圧接着
剤層3Aを形成したものである。この態様によれば、金
属光沢を貼着する際に、先が尖鋭なスキージ−を使用す
る場合、スキージ−の先に位置する部分が局部的に引き
延ばされ、蒸着(金属薄膜)層が破壊してヒビワレのよ
うになり、外観を損うことが無い。これは、両感圧接着
剤3.3への部分において応力が緩衝されるためである
と考えられる。
第4図は、第1実施例に対する変形例で、フッ素含有フ
ィルム1の上面に感圧接着剤層3Bを介して0.1〜0
.5mm程度のウレタン樹脂等からなる耐チツピングシ
ート7を設け、車輪の回転に伴う小石や砂等のまき上げ
に伴う塗装面の保護のために、耐チツピングシート7で
設けたものである。
〔実施例〕
以下本発明の効果を実施例によって明らかにする。
(実施例1) 種々の材質の基材の相異によって、特性の相異を調べた
く耐熱性〉 下記の9種類のフィルムにクロム蒸着を行ない、蒸着面
に粘着剤(*)を2.5μ厚に塗布乾燥し、隔#紙を貼
り合わせて試料゛とした。50mmX50mmにカット
した試料を、アクリル・メラミン塗装鉄板にスキージ−
を用いて貼り付はアクリル・メラミンクリヤー塗料をス
プレーにて、乾燥膜厚が30μとなるように塗布し、室
温20分放置後、150℃×40分の加熱を行ない外観
の変化を調べた。
a)塩ビフィルム 理研ビニル工業■製半硬質塩ビ・カレンダーフィルム(
60μ)を使用した。
b)アクリルフィルム 「アクリプレンHBAJ  (50μ 三菱レイヨン@
)を使用した。
C)ウレタンフィルム 「エルファンUHJ  ((1)0μ日本マタイ@)を
使用した。
d)ポリプロピレンフィルム r50RXc−7J  (50μ 東七口化学(横)e
)エチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム 「エバールEF−XLJ  (15μ (掬りラレ)f
)四フッ化エチレンコポリマーフィルム「アフレックス
」 (50μ 旭硝子IN1)g)四フッ化エチレン・
六フッ化プロピレン共重合体フィルム 「ネオフロンFEPフィルム」 (50μ ダイキン工
業@) h)ポリフッ化ビニルフィルム rTEouH<25μ デュポン) i)ポリフッ化ビニリデン系フィルム [デンカDX−144(50μ 電気化学工業a荀) j)クロム蒸着ポリエステルフィルム(比較例)(*)
粘着剤 2エチルへキシルアクリレート92重量部、アクリル酸
8重量部、酢酸エチル/トルエン−1フ1150重量部
をフラスコに仕込みN2ガスを吹込みながら70℃に昇
温・撹拌して、過酸化ベンゾイル0.3重量部を添加し
、5時間反応して得た粘着剤溶液(1)0重量部に対し
デスモジュールLを固形分比で1.0ff11部添加混
合した。
結果は第1表の通りであった。
第   1   表 ポリエステルフィルムを含め、フッ素含有フィルムの耐
熱性は150℃以上あることが判る。
前記a)〜j)の試料を大きさ及び形状を半径25−の
円形に代える以外は同様にして作成し、各試料を直径約
1501の球形をしたガラス製フラスコにスキージ−を
使って貼り付け、シワや剥離があるかどうかを調べた。
第   2   表 〈インクの密着性〉 常温硬化型二液ウレタンスクリーン印刷インク(六本化
学(11J)を、各フィルムの蒸着面と非蒸着面に印刷
し常温に24時間放置後、印刷面にカッターナイフで傷
をつけたのち、セロハンテープを貼り急激に引きはがし
たときインクが剥れるがどうか調べた。結果を第3表に
示す。
第   3   表 フッ素含有フィルムのほとんどはコロナ処理をしないと
インクが密着しないが、デンカDX−14はアクリル樹
脂を含有するため未処理のままで密着する。また蒸着面
へのインクの密着性は良好で、蒸着膜自体が優れたアン
カー効果を発揮した。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、耐熱性、曲面への貼着性
および印刷適性に優れた金属光沢シートを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は各実施例における層構成側断面図であ
る。 l・・・フッ素含有フィルム、lA・・・ポリフッ化ビ
ニル系樹脂、IB・・・印刷適性に優れた樹脂層、2゜
2A、2B・・・金属薄膜層、3.3A・・・感圧接着
剤層、5・・・印刷層。 第1図 第2図 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フッ素含有フィルムの少くとも片面に金属薄膜層
    を有するとともに、感圧接着剤層を形成したことを特徴
    とする金属光沢粘着シート。
  2. (2)金属薄膜層は真空蒸着またはスパッタリングによ
    りフッ素含有フィルムに対して直接形成されている第1
    項記載の金属光沢粘着シート。
  3. (3)金属薄膜層はフッ素含有フィルムに加熱溶融型接
    着剤層を介してホットスタンピング法によって形成され
    ている第1項記載の金属光沢粘着シート。
  4. (4)下層としてポリフッ化ビニル系樹脂と上層として
    これより印刷適性に優れる樹脂との共押出し2層フィル
    ムの少くとも下面に金属薄膜層を介在させその金属薄膜
    層の下面に感圧接着剤層を形成し、前記フィルムの上層
    上に印刷層を直接形成したことを特徴とする金属光沢シ
    ート。
JP62335845A 1987-12-28 1987-12-28 金属光沢粘着シート Pending JPH01174584A (ja)

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