JPH01171324A - 高能率符号化装置 - Google Patents

高能率符号化装置

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JPH01171324A
JPH01171324A JP62330754A JP33075487A JPH01171324A JP H01171324 A JPH01171324 A JP H01171324A JP 62330754 A JP62330754 A JP 62330754A JP 33075487 A JP33075487 A JP 33075487A JP H01171324 A JPH01171324 A JP H01171324A
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    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
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    • H03M7/3053Block-companding PCM systems

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号など相関の強い信号を標本化量子化
した信号である入力データを、複数個まとめたブロック
毎に符号化し、1サンプル当)の平均ビット数を少なく
する高能率符号化装置に関するものである。
従来の技術 従来の高能率符号化装置としては、例えば文献(1)遅
蒔、“適応型ダイナミック・レンジ符号化”信学会技報
VOI、、86−A256 及び文献(2)特開昭61
−147689号公報に示されている。
以下、相関の強い信号として映像信号を例にと9説明す
る。
第4図はこの従来の高能率符号化装置のブロック図を示
すものであり、401は標本化量子化された映像信号で
ある入力データの入力端子、402は映像信号の表わす
画面を水平、垂直に小さなブロックに分割し、各ブロッ
ク毎に入力データを出力するブロック分割回路、403
は前記ブロック分割回路402より出力される入力デー
タの最大値と最小値をブロック毎に出力する最大最小検
出回路、404はタイミング調整用の遅延回路、406
は前記最大値から前記最小値を減算してダイナミックレ
ンジを得る減算器、406は各ブロック内の各入力デー
タより同一ブロック内の前記最小値を除去する減算器、
407は前記ダイナミックレンジに応じて前記最小値の
除去された入力データのビット数を決定しそのビット数
で符号化するエンコーダ、408は前記ダイナミックレ
ンジの出力端子、409は前記最小値の出力端子である
以上のように構成された従来の高能率符号化装置につい
て、以下その動作を説明する。
映像信号の表す画面をブロック分割回路402により小
さな画面に分割すると、画像の持つ空間内の相関により
、ブロック内のダイナミックレンジ(最大値と最小値と
の差で、減算器406の出力)はもともとの映像信号の
ダイナミックレンジ(通常8ビツトであられされる)に
比べて小さくなる場合が多い。
従って入力データより同一ブロック内の最小値を除去し
たデータ(減算器406の出力)は前記ブロック内のダ
イナミックレンジ(減算器406の出力)により定まり
、もともとの入力データ語長より少ないビット数で符号
化できる。これが符号化データ(エンコーダ407の出
力)である。
復号するためには除去した最小値と前記符号化データが
、さらに符号化データは可変長となるので、その語長を
知らせるためブロック内のダイナミックレンジとが必要
となるのでこれらを伝送する。
映像信号の入力データ語長を8ビツト、プロン。
り内の入力データ数を16とするとき、1ブロック当り
の入力データの全ビット数は 8X1 6=1 28 である。あるブロックにおいてダイナミックレンジが1
5であれば、16個の符号化データは4ビツトで表せ、
最小値、ダイナミックレンジは8ビツトで表せるので、
全出力ビット数は 8+8+4X16=80)128 となって1データ当りの平均ビット数を8から6(80
/16=6)に減少できる。ブロックにおけるダイナミ
ックレンジが128以上のときは平均ビット数が8より
大きくなるが、このようなブロックは少ないので、全体
として平均ビット数を少なくできる。
なお、最大値、最小値、ダイナミックレンジの3つの内
1つは残り2つから求まるので、この2つの情報と前記
符号化データを伝送すれば良い。
また可逆な符号化をおこなう場合、ダイナミックレンジ
の情報としてはダイナミックレンジそのものの代わりに
ダイナミックレンジを表わすために必要な語長(最大8
ビツト)を表わすデータ3ビツト(これをダイナミック
レンジ語長と呼び、ダイナミックレンジとあわせてダイ
ナミックレンジ情報と呼ぶことにする。)を伝送しても
良い。このときの全出力ビット数は 8+3+4X18=76>80 となって符号化効率がより良くなる。
このようにダイナミックレンジが大きいときには量子化
ビット数を多く、ダイナミックレンジが小さいときには
少なく割り当てることにより復元誤差のない可逆な符号
化が可能である。
この池にダイナミックレンジ情報としてダイナミックレ
ンジそのものを伝送し、符号化データのビット数を固定
とする(例えば4ビツト)非可逆な符号化もある。
ブロック毎の代表値を用いて伝送する信号の概要を知る
ことができれば、多くの利点が得られる。
映像信号の場合、すべてのデータの復号を行なわなくて
もブロックの代表値のみを用いて粗い画像(標本点を間
引いた画像)を構成できることになる。画像データベー
スに応用すれば、代表値のみを再生し、粗い画像(縮小
画像)を複数表示することにより、効率よく画像の検索
が行える。静止画伝送の場合、全ブロックの代表値をま
とめて先に伝送することにより、全データの受信を完了
しなくても受信側は代表値により伝送画像の概要を知る
ことができる。また伝送誤りの発生した標本点のデータ
を代表値による補間値で修整することも可能である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成ではブロックの代表値が
最小値または最大値であるため、次のような理由から問
題を生じる。
(1)  ブロック内の最大値、または最小値である入
力データの標本位置はブロック毎に異なるので、代表値
の標本間隔が等間隔にならず、代表値で構成された信号
(画像)に歪を生じる。
(2)最大値、最小値である入力データはブロック内に
おいて最も出現頻度の少ない場合が多く、特に信号の非
定常部においてはダイナミックレンジが大きくなるので
、ブロック内のデータを必ずしも代表しておらず、代表
値で構成された信号や代表値で補間したデータの歪が大
きくなる。
問題点を解決するための手段 本発明は、標本化量子化された信号を入力データとし、
標本位置の近い複数の入力データで構成されるブロック
を符号化単位とする高能率符号化装置であって、前記ブ
ロック内の入力データの最大値および最小値を得る手段
と、前記最小値以上かつ前記最大値以下の所定の値をオ
フセット値とし、前記入力データより前記オフセット値
を減算して、偏差データを得る手段と、前記最大値と前
記最小値とから前記ブロック毎のダイナミックレンジ情
報を検出する手段と、前記検出されたダイナミックレン
ジ情報により、前記ブロック毎に量子化ビット数を決定
し、前記偏差データを前記決定された量子化ビット数に
より、符号化して符号化データを得る手段と、前記ブロ
ック内の入力データの重みづけ和、または前記オフセッ
ト値と前記偏差データとの重みづけ和を、代表値として
出力する手段と、前記代表値と、前記ダイナミックレン
ジ情報と、前記符号化データとを伝送する手段とを備え
たことを特徴とする高能率符号化装置である。
作  用 本発明は前記の構成によジブロックの代表値の標本位置
が固定で一定間隔となるので、代表値を用いて粗い画像
を構成することができる。代表値により構成された画像
や補間して得られる画像に生じる歪は、代表値が特定の
標本位置の入力データである場合、出現頻度の少ない最
大値や最小値となる確率が低いので、従来より小さくで
き、また代表値が入力データに重み係数を乗じた総和で
ある場合、一種のフィルタ処理が行なわれたことになり
、歪みはさらに小さくできる。
実施例 本発明の実施例について詳細な説明を行なう前にその原
理について説明する。
本発明においても1サンプル当りの平均ビット数を低減
する原理は従来例と同じである。すなわちに個の入力デ
ータを単位としてブロックを構成するとき、信号の相関
によジブロック内の入力データのダイナミックレンジ(
最大値と最小値との差)は入力データのもともとのダイ
ナミックレンジに比べ、小さくなる場合が多い。
従って各ブロック毎のに個の入力データDは次式のよう
に表わすことができる。
但しF:オフセット値 El、E2.・・・・・・、Ek:偏差データ偏差デー
タEをブロック内のダイナミックレンジにより定まる量
子化ビット数で符号化し、符号化データCとして伝送す
る。可逆な符号化を行なう場合、例えばダイナミックレ
ンジすなわちブロック内の最大値と最小値の差が29で
あれば、偏差データEは6ビツトで復元誤差なく符号化
することができ、k個の偏差データEをそれぞれ5ビツ
トの符号化データCとして伝送する。これにより1サン
プル当シの平均ビット数の低減が可能となる。符号化デ
ータCをデコードして偏差データEを得るためにはダイ
ナミックレンジ情報(ダイナミックレンジ語長またはダ
イナミックレンジ)が必要になるのでこれも伝送する。
例えば可逆な符号化の場合、符号化データCは可変長と
なるのでこのデータ語長を知るだめにダイナミックレン
ジ情報が必要である。
従来例ではオフセット値Fを最小値MNとしていたが、
最小値に限定する必要はなく、最小値MN以上、最大値
MX以下であれば良い。なぜならオフセント値がこの範
囲にあれば偏差データEはダイナミックレンジを表わす
ために必要なビット数で表わせるからである。但し、偏
差データのエンコード、デコードを簡易化するためには
最大値。
最小値、最大値との平均値のいずれかがオフセット値と
して適当である。
復号するためにはオフセット値Fと偏差データEが必要
である。偏差データEは、従来例と同様にダイナミック
レンジ情報と符号化データに変換されて伝送されるので
、ダイナミックレンジ情報に基づいて符号化コードCを
デコードすることにより得られる。オフセット値Fは従
来例では代表値として直接伝送していたが本発明では異
なる。
すなわち本発明ではブロック毎の入力データD(Dl、
D2.・・・・・・、Dk)の関数として定義されるデ
ータを代表値Rとして伝送する。具体的にに次式で表わ
される。
R=A1・D1+A2・D2+・・・・・・+Ak−D
k  ・・・(2)但し、A1.A2.・・・・・・、
Akは定数である。
また式(2)に式(1)を代入すれば、次式が得られる
R=(A1+A2+・・・・・・+Ak)・F+(A1
・E1+A2・E2+・・・・・・+Ak−Ek)・・
・・・・・・・・・・ (3) すなわち代表値Rはオフセット値Fと偏差データ(Ev
、E2.・・・・・・、Ek)との関数でもある。
式(3)を変形して次式を得る。
F−(R−(A1・E1+A2・E2+・・・・・・+
Ak−Ek))/(AI+A2+・・・・・・+Ak)
  ・・・・・・(4)すなわち復号装置においては、
式(4)を用いることにより、伝送された符号化データ
Cをデコードして求まった偏差データEと伝送された代
表値Rからオフセット値Fをもとめることができ、さら
に式(1)を用いてブロック毎のデータDを復元するこ
とができる。
式(2)に示すように代表値Rはブロック内の入力デー
タDの重み付は和であり、一種のフィルりの出力である
。定数AI、A2.・・・・・・、Akは1画面内のど
のブロックにおいても同じとするので代表値Hの標本位
置は固定となり、その間隔は一定となる。したがってこ
の代表値Rを用いて粗い画像を構成すれば、折返しなど
の歪みを少なくすることができる。
第1図は本発明の一実施例である高能率符号化装置の構
成を示すブロック図である。
第1図において、101は標本化量子化された映像信号
である入力データの入力端子、102は映像信号の表わ
す画面を水平、垂直に小さなブロック(水平、垂直方向
にそれぞれ4サンプルずつとし、データ数に=16)に
分割し、各ブロック毎に入力データを出力するブロック
分割回路、103は前記ブロック分割回路102より出
力されるブロック毎の入力データDの最大値MXと最小
値MNを出力する最大最小検出回路、104はタイミン
グ調整用の遅延回路、105は前記最大値MXから前記
最小値MNを減算してダイナミックレンジ情報DRを得
るダイナミックレンジ検出回路、106は前記最小値を
オフセット値Fとし、同一ブロック内の各入力データD
より前記オフセット値Fを除去するオフセット値除去回
路、107は前記ダイナミックレンジ情報に応じて決定
されるビット数で前記オフセット値の除去された入力デ
ータ(偏差データE)を符号化して符号化データCを得
るエンコーダ、108は前記遅延回路104からの入力
データDより代表鎮Rを得る代表値作成回路、109は
前記ダイナミックレンジ情報DRの出力端子、11oは
前記符号化データCの出力端子、111は代表値Hの出
力端子である。
以上のように構成された本実施例の高能率符号化装置に
ついて、以下その動作を説明する。
標本化量子化された映像信号である入力データ(語長8
ビツト)は端子101よりブロック分割回路102に入
力される。ブロック分割回路102は内部にバッファメ
モリを備え、バッフ7メモリに入力データを順番に書き
込むと同時にブロック単位で入力データDを読み出す。
最大最小検出回路103は入力データD(Dl、D2.
・・・・・・。
Dl6)よりその最大値と最小値とを得て出力する。ダ
イナミックレンジ検出回路105は前記最大値より前記
最小値を減算してダイナミックレンジを得る。さらにダ
イナミックレンジによって定まる語長データすなわちダ
イナミックレンジ語長を得、ダイナミックレンジ情報D
Rとして端子109より出力する。遅延回路104を経
たブロック毎の入力データDはオフセット値除去回路1
06および代表値作成回路108に入力される。
オフセット値除去回路106は入力データD(Dl。
D2.・・・・・・、Dl6)よりオフセット値Fを減
算して偏差データE(El、E2.・・・・・・、El
6)を出力する。前記最大最小検出回路103から得た
前記最小値を前記オフセット値Fとしている。
エンコーダ107は前記偏差データEを前記ダイナミッ
クレンジ語長に従って符号化して符号化データC(C1
,C!2.・・・・・・、C16)を得、端子110よ
り出力する。代表値作成回路10Bは入力データD(D
l、D2.・・・・・・、Dls)に対しそれぞれ重み
係数である定数AI、A2.・・・・・・。
Akを乗じて得られるデータの総和(式(2)の演算結
果)を代表値Rとして端子111より出力する。
同図では省略しているが出力信号のダイナミックレンジ
情報、符号化データ、代表値は一旦バッフ7メモリに蓄
えられ、誤り訂正符号の付加、多重化が行なわれた後、
伝送路に出力される。
第2図は第1図に示した高能率符号化装置の逆変換を行
なう復号装置の構成を示すブロック図である。
第2図において、201はダイナミックレンジ情報DR
の入力端子、202は符号化データCの入力端子、20
3は代表値Rの入力端子、204は符号化データCをデ
コードして偏差データEを得るデコーダ、205は前記
偏差データEと前記代表値Rとから式(4)に示す演算
を行なってオフセット値Fを得るオフセット値再生回路
、206は前記オフセット値Fと前記偏差データE(E
l。
E2.・・・・・・、Ek)とを加算するオフセット値
付加回路、207は、前記オフセット値付加回路206
からのデータを並べかえて第1図に示した高能率符号化
装置内のブロック分割回路102と逆の変換を行なうブ
ロック分解回路、208は復号データの出力端子である
以上のように構成された復号装置の動作について説明す
る。
端子202にからの符号化データCは端子201からの
ダイナミックレンジ情報DRに基づいてデコーダ204
により偏差データEに変換される。
前記偏差データEと端子203からの代表値Rとを用い
て式(4)に示す演算をオフセット値再生回路205が
行なってオフセット値Fを得る。オフセット値付加回路
206は前記オフセット値Fと前記偏差データEとを加
算して復号データD′を得る。
この復号データD′はブロック毎に得られるので、ブロ
ック分解回路207により並べ替えられて本来の映像信
号を標本化量子化して得られるデータと同じ順番に並び
替えられ端子2o8より出力される。
代表値作成回路10Bは一般的にはレジメタと重み係数
を乗じる乗算器と加算器が必要で回路がやや大きくなる
。本実施例ではブロック内の入力データ数kを2のべき
乗である16とし、代表随Rがブロック内の入力データ
の加算平均値となるように重み係数を設定することによ
り回路規模を小さくしている。すなわち代表値作成回路
108に必要な演算回路は、1つのレジスタと、入力デ
ータと前記レジスタの出力とを加算してその結果を前記
レジスタの入力とする1つの加算器のみでよい。また重
み係数向(AI +A2+・・・・・・+Ak)を1と
することにより、高能率符号化装置における式(3)の
第2項の演算と、復号器における式(4)の第2項の演
算とは、丸め誤差を含めて同じ結果とでき、復号器にお
いて再生されるオフセット値に誤差を生じなくできる。
従って代表値Hの語長は従来と同様に入力データの語長
と同じとしても可逆な符号化が行え、符号化効率は低下
しない。まだ符号化データCに伝送誤りを生じても重み
係数がどの入力データに対しても同じであるので復号時
において再生されるオフセット値の精度劣化は小さくで
きる。この代表値の標本位置はブロックの中央固定であ
り、代表値のみを用いて歪みの少ない画像を構成できる
代表値設定回路108における重み係数の別の設定例と
してブロック内の特定位置の1サンプルに対する重み係
数のみ1で、この他の係数はすべてゼロとする、すなわ
ち代表値をブロック内の特定位置の入力データとする設
定がある。
この場合、代表値設定回路108は代表値となる入力デ
ータのみを保持する1つのレジスタのみでよい。代表値
が入力データそのものであるため折返し歪みは生じるも
のの、代表値がブロック内の入力データの平均値より大
きくはずれている最大値や最小値となる確率は低いので
、この代表値のみを用いて従来より歪みの少ない画像を
構成できる。
以上に述べたように、本実施例によれば、符号化効率を
低下させることなく、粗い画像を構成できるデータを代
表値とすることができ、従来の高能率符号化装置に比べ
回路の増加量も非常に小さくできる。
第3図は本発明の第2の実施例における高能率符号化装
置の構成を示すブロック図である。
第3図において第1図と同じものには同一番号を符して
いる。同図において301は代表値作成回路である。
第1図と異なるのは代表値作成回路301のみであり、
その入力が遅延回路104の出力でなく、偏差データE
とオフセット値Fである点である。
代表値作成回路301は式(2)ではなく、式(3)の
演算を行なっているからである。この他の動作、また発
明の効果は第1図に示した場合と同じであるので説明は
省略する。
なお偏差データEから符号化データCへの変換が非可逆
な場合、高能率符号化装置内における偏差データと、復
号装置内において符号化データをデコードして得られる
偏差データとは、誤差を有するので、前記代表値作成回
路の入力である偏差データは符号化データをデコードし
て得られる偏差データとすることが、復号データの精度
上望ましい。
従来例の説明で述べたように可逆な符号化とした場合上
記実施例においても、ダイナミックレンジが大きいと符
号化効率が低下し、1サンプル当りの平均ビット数が入
力データより大きくなる場合を生じる。例えば入力デー
タ語長が8ビツト、ブロック内の入力データ数kが16
で、符号化データCの語長が8ピツトとなる場合である
。このようなブロックについては符号化しないで入力デ
ータの1つを代表値とし残シの入力データをそのまま伝
送することとし、新たに符号化するかしないかを示す1
ビツトのフラグをブロック毎に付加して伝送する方法が
考えられる。この場合においてもブロック毎の代表値を
すべてブロック内の特定の標本位置の入力データとでき
るので代表値のみを用いて粗い画像を構成することがで
きる。この他にダイナミックレンジの大きいブロックに
おいては代表値を予測値として予測符号化する方法も考
えられる。
以上の説明においてはエンコーダ107が可逆な変換を
するものとしたが、従来の高能率符号化装置と同様に偏
差データEを非線形な特性で圧縮して符号化データCと
する構成やダイナミックレンジ内を固定語長で2のべき
乗に等分割して偏差データEi符号化する構成の非可逆
な符号化を行なう高能率符号化装置も考えられる。
またオフセット値除去回路106においてオフセット値
Fは最小値としたが、前述したように最大値、または最
小値と最大値の加算平均値としてもよく、最小値と最大
値との加算平均値としておけば、エンコーダ107がこ
の加算平均値を中心として対称な特性でレベルの圧縮を
行なう場合、レベル圧縮のためのROM容量を半分にで
きる。
実施例においては水平、垂直方向にそれぞれ連続した標
本位置の入力データでブロックを構成したが、これに限
定されるものではない。相関の強い複数の入力データで
ブロックを構成すればよく、NTSC信号等においては
色搬伝波の同位相点の標本位置の入力データでブロック
を構成することも考えられる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、符号化効率を低下
させることなく、ブロック内の代表値を用いて伝送する
信号の概要を表わすことが可能な高能率符号化装置とす
ることができ、その実用的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例である高能率符号化装置
の構成を示すブロック図、第2図は第1図に示した本発
明の高能率符号化装置の逆変換を行なう復号装置の構成
を示すブロック図、第3図は本発明の第2の実施例であ
る高能率符号化装置の構成を示すブロック図、第4図は
従来例における高能率符号化装置の構成を示すブロック
図である。 1o1・・・・・・入力端子、102・・・・・・ブロ
ック分割回路、103・・・・・・最大最小検出回路、
104・・・・・・遅延回路、1o6・・・・・・ダイ
ナミックレンジ検出回路、106・・・・・・オフセッ
ト値除去回路、107・・・・・・エンコーダ、10B
・・・・・・代表値作成回路、109・・・・・・ダイ
ナミックレンジ情報の出力端子、110・・・・・・符
号化データの出力端子、111・・・・・・代表値の出
力端子。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名゛・
八       e 、九     N         。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)標本化量子化された信号を入力データとし、標本
    位置の近い複数の入力データで構成されるブロックを符
    号化単位とするものであって、前記ブロック内の入力デ
    ータの最大値および最小値を得る手段と、前記最小値以
    上かつ前記最大値以下の所定の値をオフセット値とし、
    前記入力データより前記オフセット値を減算して、偏差
    データを得る手段と、前記最大値と前記最小値とから前
    記ブロック毎のダイナミックレンジ情報を検出する手段
    と、前記検出されたダイナミックレンジ情報により、前
    記ブロック毎に量子化ビット数を決定し、前記偏差デー
    タを前記決定された量子化ビット数により、符号化して
    符号化データを得る手段と、前記ブロック内の入力デー
    タの重みづけ和、または前記オフセット値と前記偏差デ
    ータとの重みづけ和を、代表値として出力する手段と、
    前記代表値と、前記ダイナミックレンジ情報と、前記符
    号化データとを伝送する手段とを備えたことを特徴とす
    る高能率符号化装置。
  2. (2)オフセット値が最小値、または最大値、または前
    記最小値と前記最大値との加算平均値である特許請求の
    範囲第1項記載の高能率符号化装置。
  3. (3)代表値がブロック内の入力データの加算平均値で
    ある特許請求の範囲第1項記載の高能率符号化装置。
  4. (4)代表値がブロック内の特定位置の入力データであ
    る特許請求の範囲第1項記載の高能率符号化装置。
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