JPH04343576A - 高能率符号化方法と高能率符号の復号方法 - Google Patents

高能率符号化方法と高能率符号の復号方法

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JPH04343576A
JPH04343576A JP3116008A JP11600891A JPH04343576A JP H04343576 A JPH04343576 A JP H04343576A JP 3116008 A JP3116008 A JP 3116008A JP 11600891 A JP11600891 A JP 11600891A JP H04343576 A JPH04343576 A JP H04343576A
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Shiro Kato
加藤 士郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像、音声等のアナロ
グ信号を標本化量子化して得られるデータなどの情報量
を低減する高能率符号化方法および高能率符号の復号方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高能率符号化には各種方式があり、また
これらを組合せた方式もある。現在、画像像、音声の高
能率符号化方式の規格化が行なわれつつあり、静止画像
の符号化方式の規格化は国際標準化機構(ISO)の下
部組織JPEGにおいて進められている。
【0003】従来の高能率符号化方法としてJPEGの
高能率符号化方式であるDCT方式を例にあげて説明す
る(文献:テレビジョン学会誌Vol.44,No.2
(1990) pp158〜159)。
【0004】入力信号は標本化量子化された画像信号す
なわちディジタル画像データである。ラスタースキャン
の画素並びである画像データを画面の水平、垂直方向に
それぞれ8画素の矩形領域(これをブロックと称する)
に分割してブロック単位のデータ並びに変換する。これ
をブロック化と称する。ブロック毎に8次の2次元離散
コサイン変換(以下DCTと称する)を行ない、得られ
たDCT係数を各係数毎に定められた所定の量子化ステ
ップQで量子化する(すなわちQで除算し丸める)。量
子化されたDCT係数のAC係数は2次元ハフマン符号
化し、量子化されたDCT係数のDC係数は予測符号化
する。
【0005】前記DC係数の前記予測符号化方法につい
て説明する。入力データは前記量子化されたDCT係数
のDC係数であり、これをデータDi(i=0,1,2
,3,....、iはデータの番号であり、ブロックの
番号に等しい)で表すものとする。予測符号化は符号化
済みの入力データを用いて予測値Piを求め、入力デー
タDiと前記予測値Piとの差である予測誤差Siを求
め、前記予測誤差Siを符号化するものである。予測方
法は前値予測で1つ前の入力データを予測値としている
【0006】前記予測誤差Siの符号化方法について説
明する。前記予測誤差Siをその大きさにより所定のカ
テゴリに分類して該当するカテゴリの番号を得、これを
ハフマン符号化する。前記カテゴリ番号は前記予測誤差
の上位ビット情報に相当するものである。前記予測誤差
は前記カテゴリ番号によって定まるビット数Lだけその
下位ビットを切り出し、前記ハフマン符号化されたカテ
ゴリ番号に続けて出力する。すなわち予測誤差をその上
位ビット情報と下位ビット情報とに分けてそれぞれ符号
化している。なお予測誤差の下位Lビットをそのまま切
り出すと正の値と負の値とで重複する符号が生じるので
、前記予測誤差が負の場合予め1を減じた後、下位Lビ
ットを切り出している。
【0007】ハフマン符号化は生起確率の高いデータに
語長の短い符号を割当て、生起確率の低いデータには語
長の長い符号を割当てることにより符号量を平均的に少
なくする可逆な符号化方法である。隣合った入力データ
の相関は高く、予測誤差は0付近の値になる確率が高い
ので、予測誤差の絶対値の小さい範囲を表わすカテゴリ
番号に短い符号を割り当てることにより、高能率な符号
化が実現できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら予測符号
化は前記予測誤差を積算することにより復号値を得るた
め、符号化出力に誤りを生じると誤りの影響が蓄積され
、誤り伝搬を生じるという課題を有するものであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の高能率符
号化方法は、標本化量子化された信号を入力データとし
、前記入力データの予測値を得、前記入力データと前記
予測値との差である予測誤差を求めるステップと、前記
予測誤差をその大きさに応じて分類し該当するカテゴリ
を表わすカテゴリ番号を出力するステップと、前記該当
するカテゴリの範囲を規定する所定の上限値と所定の下
限値との差より大なる所定値を除数として前記入力デー
タを除算して剰余を得るステップと、前記カテゴリ番号
と前記剰余とを符号化して出力するステップとを備えて
いることを特徴とするものである。
【0010】また本発明の第2の高能率符号化方法は、
標本化量子化した信号であるデータを符号化入力とし、
前記入力データを所定数まとめてブロックを形成するス
テップと、ブロックのデータに所定の変換を行なってD
C係数とAC係数を求めてそれぞれを量子化するステッ
プと、前記量子化されたDC係数のデータDを符号化し
てDC符号化データを出力するステップと、前記量子化
されたAC係数を符号化してAC符号化データを出力す
るステップとを備え、前記DC符号化データを出力する
ステップが、前記データDとその予測値との差である予
測誤差を得、前記予測誤差をその大きさによりカテゴリ
に分類してカテゴリ番号を得、該当するカテゴリによっ
て定まる除数で前記データDを除算して剰余を得、前記
カテゴリ番号と前記剰余を符号化してDC符号化データ
を得ることを特徴とするものである。
【0011】また本発明の第1の高能率符号の復号方法
は、符号化するデータDとその予測値との差である予測
誤差を得、前記予測誤差をその大きさによりカテゴリに
分類してカテゴリ番号を得、該当するカテゴリによって
定まる除数で前記符号化するデータを除算して剰余を得
、前記カテゴリ番号と前記剰余を符号化して符号化デー
タを得る高能率符号化方法によって得られた前記符号化
データを入力データとする高能率符号の復号方法であっ
て、前記符号化データを復号して前記カテゴリ番号と前
記剰余とを得るステップと、すでに復号の完了した出力
データより予測値を得るステップと、前記カテゴリ番号
の示すカテゴリの予測誤差の範囲の上限値または下限値
の少なくとも一方と、前記カテゴリ番号より求まる除数
、および前記予測値とを用いて除数の整数倍のオフセッ
トを生成するステップと、前記オフセットと前記剰余と
を加算して新たな出力データを得るステップとを備え、
外部から制御信号が入力された場合には、予測値を得る
ステップが前記制御信号により符号化時とは異なった予
測方法を行なって予測値を得、オフセットを生成するス
テップが、前記制御信号により復号して得られる出力デ
ータが前記予測値と相関が高くなるようにオフセットを
生成することを特徴とするものである。
【0012】また本発明の第2の高能率符号の復号方法
は、標本化量子化した信号であるデータを符号化入力と
し、前記入力データを所定数まとめてブロックを構成す
るステップと、ブロックのデータに所定の変換を行なっ
てDC成分とAC成分を求めてそれぞれを量子化するス
テップと、前記量子化されたDC成分のデータDを符号
化してDC符号化データを出力するステップと、前記量
子化されたAC成分を符号化してAC符号化データを出
力するステップとを備え、前記DC符号化データを出力
するステップが、前記データDとその予測値との差であ
る予測誤差を得、前記予測誤差をその大きさによりカテ
ゴリに分類してカテゴリ番号を得、該当するカテゴリに
よって定まる除数で前記データDを除算して剰余を得、
前記カテゴリ番号と前記剰余を符号化してDC符号化デ
ータを得ることを特徴とする高能率符号化方法の符号化
データを入力データとする高能率符号の復号方法であっ
て、前記AC符号化データを復号して量子化されたAC
成分を得るステップと、前記DC符号化データを復号し
て量子化されたDC成分を得るステップと、前記量子化
されたAC成分を逆量子化してAC成分を得るステップ
と、前記AC成分と前記DC成分に対し逆変換を行なっ
てブロック内の復号データを得るステップと、前記ブロ
ックを分解して前記符号化入力データと同じ並びの復号
データを得て出力する逆ブロック化ステップとを備え、
前記量子化されたDC成分を得るステップが、前記DC
符号化データを復号して前記カテゴリ番号と前記剰余と
を得るステップと、すでに復号済みの量子化データより
予測値を得るステップと、前記カテゴリ番号の示すカテ
ゴリの予測誤差の範囲の上限値または下限値の少なくと
も一方と、前記カテゴリ番号より求まる除数、および前
記予測値とを用いて除数の整数倍のオフセットを生成す
るステップと、前記オフセットと前記剰余とを加算して
新たな量子化データDを得るステップとを備え、外部か
ら制御信号が入力された場合、前記予測値を得るステッ
プが前記制御信号により符号化時とは異なった予測方法
を行い、前記オフセットを生成するステップが、前記制
御信号により復号中のブロックの復号データが復号中の
ブロックに隣接し、誤りの生じていないブロックの復号
データとの相関が最も高くなるようにオフセットを生成
することを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の第1の高能率符号化方法は前記した構
成により、入力データの下位ビット情報を伝送している
ため、必ずしも誤り伝搬が生じなく、伝送誤り耐性を従
来の予測符号化方法より向上できるものである。
【0014】本発明の第2の高能率符号化方法は前記し
た構成により、伝送誤り発生時、AC成分の相関をも用
いてDC成分の復号を行なうことにより誤差の大きな伝
送誤りを生じても正確に復号できる場合があり、誤り耐
性を大幅に向上できるものである。
【0015】また本発明の第1の高能率符号の復号方法
は前記した構成により、誤差の大きな伝送誤りが生じて
も伝送誤りのない復号データを用いて予測値を得、誤差
の小さい予測値が得られる場合には正確な復号を可能と
するものである。
【0016】また本発明の第2の高能率符号の復号方法
は前記した構成により、誤差の大きな伝送誤りがブロッ
クのDC成分に生じていても隣接ブロックのAC成分を
含んだ復号データ間の相関を用いてDC成分の精度の良
い予測値を得ることを可能とし、誤差の小さい復号を可
能とするものである。
【0017】
【実施例】まず本発明の符号化方法について以下に説明
する。
【0018】1.入力データDiの予測値Piを得、こ
れを入力データDiより引いて予測誤差Siを求める。 なおDiはi番目の入力データを表わし、以下において
添え字のiが添付された記号がDiに対応したデータで
あることを表している。
【0019】2.所定の分類表を用いて前記予測誤差S
iをその大きさにより分類する。前記予測誤差Siが属
する範囲を表わすカテゴリ番号Jiを求める。従ってカ
テゴリ番号Jiで示される予測誤差範囲の上限値、下限
値をそれぞれSXi、SNiとすれば次式
【0020】
【数1】
【0021】が成立している。さらに前記カテゴリ番号
Jiと一対一に対応し、次式
【0022】
【数2】
【0023】を満足する所定の除数データOUiを求め
る。 3.入力データDiを前記除数データOUiで除算して
剰余Eiを求める。すなわち次式
【0024】
【数3】
【0025】が成立する。但しNiは商である。 4.前記カテゴリ番号Jiと前記剰余データEiとを符
号化する。
【0026】ここで前記予測誤差の分類表の一具体例を
(表1)に示す。
【0027】
【表1】
【0028】(表1)にはカテゴリ番号Jiとこれに対
応した予測誤差の範囲(SNi〜SXi)だけでなく、
除数データOUiおよび剰余データEiの語長Miを対
応させて示している。
【0029】以上の説明により明かにしたように本発明
の符号化方法は、予測誤差の上位ビット情報である前記
カテゴリ番号と、入力データの下位ビット情報である剰
余データとを符号化し伝送するものである。
【0030】次にこの復号方法について説明する。本発
明の符号化方法ではカテゴリ番号Jiと剰余データEi
を符号化して伝送している。データDiを得るためには
式(数3)で示されるように除数データOUi、剰余デ
ータEi、商データNiが必要である。カテゴリ番号J
iと除数データOUiとは一対一に対応しているので、
カテゴリ番号−除数データ変換表を用意しておき、これ
を用いることにより伝送されたカテゴリ番号Jiより除
数データEiが得られる。剰余データEiは伝送されて
いるので、商データNiが求まればデータDiが得られ
る。
【0031】そこで必要となる商データNiを求める方
法について説明する。式(数1)に式(数3)を代入し
て予測誤差Siを消去すれば次式
【0032】
【数4】
【0033】が得られる。さらに式(数4)に式(数3
)を代入してDiを消去すれば、次式
【0034】
【数5】
【0035】が得られる。予測値Piは復号済みのデー
タDiより求まり、SXi,SNiはカテゴリ番号Ji
と一対一に対応しているので変換表を予め作成しておき
、これを用いることによりカテゴリ番号Jiより求まる
。さらに商データNiは整数であり、式(数5)の左端
の項と右端の項との差(SXi−SNi)/OUiは式
(数2)より1未満となるから、式(数5)を満足する
商データNiは一意に決定できる。従って式(数5)の
左側の式を取り出した次式
【0036】
【数6】
【0037】を満足する最小の整数Niを求めるか、式
(数5)の右側の式を取り出した次式
【0038】
【数7】
【0039】を満足する最大の整数Niを求めればよい
。すなわち式(数5)、式(数6)、式(数7)のどの
式を用いても商データNiを求めることができる。式(
数7)を用いる方法は、右辺の除算結果の小数部を切り
捨てるだけでよいので処理が最も簡単となる。
【0040】以上より得られた商データNiを式(数3
)に代入してデータDiが求まる、すなわち復号できる
。復号方法をまとめると次のようになる。 1.前記符号化データを復号して前記カテゴリ番号Ji
と前記剰余データEiを求める。 2.既に復号して得たデータDk(但しkはiより小な
る整数)より予測値Piを得る。 3.前記カテゴリ番号Jiより除数データOUi、予測
誤差範囲の上限値SXiまたは予測誤差範囲の下限値S
Niを求める。 4.式(数7)または式(数6)または式(数5)を用
いて商データNiを求める。 5.式(数3)を用いてデータDiを求める。
【0041】剰余データEiは除数データOUi未満で
あるので、その符号長Miは(log2 OUi)ビッ
トとなる。これを最小とするには、すなわち符号化効率
を良くするには、式(数2)を満足する最小の値を除数
データOUiとすればよい。また除数データOUiを2
のべき乗とすることにより剰余演算、除算が極めて簡単
な回路で実現でき、また前記符号長Miが整数値となる
ので剰余データEiを効率よく2進で符号化できる。す
なわち次式
【0042】
【数8】
【0043】を満たすように除数データ、予測誤差の上
限値、下限値を設定すればよい。予測誤差の分類表(表
1)は、入力データDiの語長が8ビットである場合に
おいて、式(数8)を満たすように作成している。
【0044】(図1)は本発明の第1の高能率符号化方
法およびその復号方法を用いた第1の実施例における符
号化装置(図1(a))、復号装置(図1(b))のブ
ロック構成図である。入力データは画像をラスタースキ
ャンして得られるアナログの映像信号を標本化量子化し
たものである。
【0045】(図1(a))において101は符号化す
るデータDiの入力端子、102は予測値Piを得る予
測回路、103は前記入力データDiより前記予測値P
iを減じて予測誤差Siを得る減算回路、104は前記
予測誤差Siを入力としカテゴリ番号Jiを出力する分
類回路、105は前記カテゴリ番号Jiより除数データ
OUiを得る変換回路、106は前記データDiを前記
除数データOUiで除算して剰余データEiを得る剰余
演算回路、107は前記カテゴリ番号Ji、剰余データ
Eiを符号化して符号化データCiを得る第1の符号化
回路、108は前記符号化データCiの出力端子、10
9は前記カテゴリ番号Jiを符号化して符号化データC
Jiを得る第2の符号化回路、110は前記剰余データ
Eiを符号化して符号化データCEiを得る第3の符号
化回路、111は前記符号化データCJiと前記符号化
データCEiとを連結して符号化データCiを得る多重
化回路である。
【0046】(図1(b))において、112は符号化
データCiの入力端子、113は前記符号化データCi
を復号化してカテゴリ番号Ji、剰余データEiを得る
第1の復号回路、114は番号Jiのカテゴリの予測誤
差範囲の上限値SXi、除数データOUiを得る変換回
路、115は商データNiを出力する商データ計算回路
、116は前記除数データOUi、前記商データNiと
前記剰余データEiよりデータDiを再生する合成回路
、117は前記データDiの出力端子、118はすでに
復号済みの前記データDk(kはiより小なる整数)を
用いてデータDiの予測値Piを出力する予測回路、1
19は端子112からの符号化データCiを一時的に蓄
えるバッファメモリ、120は符号化データCiの先頭
部分に多重化されている符号化データCJiをバッファ
メモリ119より得て復号しカテゴリ番号Jiを得る第
2の復号回路、121は符号化データCiの残り部分に
多重化されている符号化データCEiをバッファメモリ
119より得て復号し剰余データEiを得る第3の復号
回路、122は加算回路、123は加算回路122から
の出力より前記剰余データEiを減算する減算回路、1
24は減算回路123からの出力を前記除数データOU
iで除算し、得られた結果の整数部のみを商データNi
として出力する除算回路、125は前記除数データOU
iと前記商データNiとを乗算してオフセットFiを得
る乗算回路、126は前記剰余データEiと前記オフセ
ットFiを加算して新たな復号済みのデータDiを得る
加算回路である。
【0047】以上のように構成された本実施例の符号化
装置、復号装置について、以下その動作について説明す
る。
【0048】符号化装置において、端子101からの入
力データDiは予測回路102、減算回路103、剰余
演算回路106に入力される。予測回路102は前値予
測を行なっており、1つ前のデータDi−1 を保持す
る1つのレジスタのみで構成され、予測値Pi=Di−
1 を出力する。
【0049】減算回路103は前記データDiより前記
予測値Piを減算して予測誤差Siを出力する。分類回
路104は前記予測誤差Siを入力とし(表1)に従っ
てその大きさにより分類し、該当する分類項を示すカテ
ゴリ番号Jiを出力する。変換回路105はROM(リ
ードオンリメモリ)で構成でき、(表1)に従って前記
カテゴリ番号Jiより除数データOUiまたはデータM
iを出力する。剰余演算回路106は前記データDiを
前記除数データOUiで除算しその剰余Eiを出力する
。(表1)では除数データOUiを2のMi乗としてい
るので、剰余演算回路106は前記データDiの下位M
iビットのみを取り出す簡単なゲート回路で実現できる
。この場合変換回路105は除数データOUiの代わり
に前記データMiを出力すればよい。
【0050】符号化回路109は前記カテゴリ番号Ji
をハフマン符号化(エントロピー符号化の一種)してビ
ットシリアル形式で出力する。この出力が符号化データ
CJiである。カテゴリ番号がJiとなる予測誤差の生
起確率とカテゴリ番号が−Jiとなる予測誤差の生起確
率はほぼ同じとなるので、この実施例においてはこの二
つのカテゴリに同じハフマンコードを割当て、どちらの
カテゴリかを示す1ビットのフラグGをハフマンコード
に付加したものを前記符号化データCJiとしている。 カテゴリ番号が0のとき前記フラグGは不用である。前
記フラグG=0のときカテゴリ番号は正であり、G=1
のときカテゴリ番号は負であるものとする。
【0051】符号化回路110は前記カテゴリ番号Ji
により(表1)に示す剰余データEiのビット数Miを
求め、前記剰余データEiの下位Miビットをビットシ
リアル形式で出力する。この出力が符号化データCEi
である。剰余データEiの下位Miビットのみを出力す
るのは、剰余データEiがMiビットで表現できるから
である。多重化回路111は前記符号化データCJiの
後ろに前記符号化データCEiを接続して得られる符号
化データCiをビットシリアル形式で端子118より出
力する。以上の動作によりデータDiの符号化が実現さ
れる。
【0052】復号装置において、端子112からの符号
化データCiは一時的にバッファメモリ119に蓄えら
れる。
【0053】まず復号回路120は、バッファメモリ1
19より符号長を判定しながら前記符号化データCJi
を読み込んで復号し、読み込んだ符号の符号語長L1と
カテゴリ番号Jiとを出力する。バッファメモリ119
は前記符号語長L1を受け取って前記符号化データCJ
iに続く前記符号化データCEiの先頭位置を求め、そ
の内部に有する読み出しポインタにセットする。
【0054】続いて復号回路121は、復号回路120
からの前記カテゴリ番号Jiより(表1)に示す剰余デ
ータEiの語長Miを求め、バッファメモリ119より
Miビットの前記符号化データCEiを読み込み、上位
にデータ0を付加してビットパラレル形式のデータであ
る剰余データEiを再生する。
【0055】バッファメモリ119は復号回路121か
らの前記語長Miを受け取って前記符号化データCEi
に続く次の符号化データCJiの先頭位置を求め、前記
読み出しポインタを更新して次のデータ復号に備える。
【0056】変換回路114は例えばROMで構成でき
、前記カテゴリ番号Jiより(表1)に示す予測誤差範
囲の上限値SXiと除数データOUiを出力する。
【0057】商データ計算回路115は前記剰余データ
Ei、前記SXiおよび予測回路118からの予測値P
iとを用いて式(数7)の右辺に示す計算を行ない、そ
の整数部である商データNiを出力する。
【0058】合成回路116は前記商データNi、前記
除数データOUiおよび前記剰余データEiを入力とし
、式(数3)に示す計算を行なってデータDiを再生し
、端子117より出力する。
【0059】予測回路118は、符号化装置内の予測回
路102と同じ構成であり、前記データDiを入力とし
て前記予測値Piを出力する。以上の動作によりデータ
Diの復号が実現される。
【0060】次に具体的にデータ例をあげて本発明の動
作、効果を説明する。符号化装置においてこれより符号
化する入力データDiが46、すでに符号化の完了した
1つ前の入力データDi−1 が35であるとする。前
記予測回路102は予測値Pi=Di−1 =35を出
力する。 前記減算回路103において予測誤差Si=46−35
=11が得られる。前記分類回路104において前記予
測誤差Si=11より(表1)に従ったカテゴリ番号J
i=4が得られる。
【0061】変換回路105において前記カテゴリ番号
Jiを(表1)に従って2のべき乗である除数データO
Uiまたはその指数部データMi=3を出力する。剰余
演算回路106はデータDiを除数データOUi=2M
i=8で割った剰余データEi=6を出力する。除数デ
ータOUiは2のべき乗であるので通常の除算を行なう
必要はなく、データDiの下位Mi=3ビットのみを取
り出すのみで剰余データEiが得られる。
【0062】符号化回路109において前記カテゴリ番
号Jiはハフマン符号化される。Ji=4またはJi=
−4を表すハフマンコードが2進数3ビット長の”10
1”(以下において2進符号は””で囲んで示す。)と
すれば、カテゴリ番号Ji=4の符号化コードCJiは
”1010”となり、ビットシリアル形式で出力される
。最後に付加された1ビットのデータ”0”はカテゴリ
番号の正負を表すフラグGで、カテゴリ番号が正である
ことを示している。
【0063】符号化回路110において前記剰余データ
Ei=6はその下位Mi=3ビットがビットシリアル形
式で出力されて符号化データCEi”110”となる。 多重化回路111において前記符号化データCJi”1
010”の後に前記符号化データCEi”110”が付
加されて符号化データCi=”1010110”となり
、その左端(最上位ビット)からビットシリアル形式で
端子118より出力される。
【0064】復号装置において端子112からの符号化
データは一旦バッファメモリ119にビットシリアル形
式で蓄えられる。現在データDi−1 =35まで復号
が完了しており、これより符号化データCiよりデータ
Diを復号するものとする。
【0065】復号回路120はバッファメモリ119内
のポインタが示すメモリアドレスよりビットシリアル形
式で符号化データCiを読み込む。復号回路120は符
号化データCiの先頭ビットより”101”まで読み込
んだ時点で符号化データCJiの符号長LJが4ビット
であることが検知でき、さらにJiが0でない場合付加
されている1ビットのフラグGを読み込む。すなわち4
ビットの符号化データCJi=”1010”すべてが読
み込まれる。フラグG=0はカテゴリ番号Jiが正であ
ることを示すので、復号回路120はカテゴリ番号Ji
=4を出力する。
【0066】続いて復号回路121は、前記復号された
カテゴリ番号Ji=4を受けて(表1)にしたがってM
i=3ビット分前記バッファメモリ119からデータを
読み込むことにより符号化データCEi=”110”を
得、これをパラレル形式に変換し、上位ビットに0を付
加することにより剰余データEi=6を得、出力する。 なおバファメモリ119のポインタは更新されて次の符
号化データCi+1 の先頭メモリ番地を示している。
【0067】変換回路114は(表1)に従ってカテゴ
リ番号Ji=4のカテゴリにおける予測誤差範囲の上限
値SXi=15および2のべき乗である除数データOU
iの指数部Miを出力する。
【0068】商データ計算回路115は、予測回路11
8からの予測値Pi=Di−1 =35と前記上限値S
Xi=15とを加算した後、前記剰余データEi=6を
減算し、さらに除数データOUi=2Mi=8で除算し
て商データNi=5を得、出力する。
【0069】合成回路116は前記商データNi=5に
除数データOUi=2Mi=8を掛けてオフセットFi
を得、これに剰余データEi=6を加算することにより
復号の完了したデータDi=46を得、端子117より
出力する。以上でデータDiの復号が完了する。
【0070】ところで除数データOUiは2のべき乗で
あるので、除算回路124は通常の除算を行なわう必要
はなく、データDiの下位Mi=3ビットを除去するこ
とにより商データNiが得られ、乗算回路125は通常
の乗算を行なう必要はなく、商データNiの下位にMi
ビットの0を付加するだけで乗算結果であるオフセット
Fiが得られる。さらに加算器126において一方の入
力である剰余データEiは下位Miビット以外は0であ
り、他方の入力であるオフセットFiはその下位Miビ
ットが0であるので、通常の加算を行なう必要はなく、
オフセットFiの下位Miビットを剰余データEiの下
位Miビットで置き換えるだけでよい。従って除算器1
24、乗算器125、加算器126はまとめて極めて簡
単な回路すなわち加算器123の出力の下位Miビット
を剰余データEiの下位Miビットで置き換え、これを
復号済みのデータDiとして出力する回路で実現できる
【0071】つぎに1つ前のデータDi−1 =36が
伝送誤りによって比較的誤差の小さい値の31と復号さ
れていた場合の復号を考える。予測値Pi=Di−1 
であるので、従来の予測符号化であれば必ず誤り伝搬を
生じる。 しかしながら実際に本発明の高能率符号化方法の復号を
行なってみるとDi=46と正しい結果が得られる。す
なわち誤り伝搬を生じていない。これは復号のため式(
数7)または式(数5)または式(数6)を用いて商デ
ータNiを求めるが、これらの式で使用する予測値Pi
が符号化時の予測値とある範囲の誤差を有していても正
しい商データNiが得られるからである。式(数7)に
よればDi=46の場合予測値Piが31以上38以下
であれば正しい商データNi=5が得られることがわか
る。
【0072】以上のように、本実施例によれば必ずしも
誤り伝搬を生じないので伝送誤り耐性を大幅に改善でき
る。また除数データを2のべき乗とすることにより、本
発明の符号化装置は従来の予測符号化装置と同程度の小
さな回路規模で実現できる。
【0073】以上の実施例においては剰余データを単純
な2進符号のままその下位Miビットを切り出して符号
化していたが、グレイコードに変換した後に符号化すれ
ばより誤り耐性を向上できる。なぜならグレイコードは
1ビット誤りによる誤差が1レベルと小さくできるから
である。例外的に剰余データの上限値が下限値になる、
またはその逆の場合があるが、この場合商データNiを
+1、または−1する補正により修整可能である。
【0074】予測に用いる復号値が伝送誤りによってか
なり大きな誤差を有する場合、符号化時と同じ予測方法
では誤差の大きい予測値Piしか得られず、もはや正し
い復号値は得られない。しかし伝送誤りの影響を受けて
いない別の復号値を用いる予測方法すなわち符号化時と
は異なった予測方法により誤差の小さい予測値Pi’が
得られれば、正しい復号が可能である。なぜなら本発明
の符号化方法は予測誤差の上位ビット情報(カテゴリ番
号Ji)と符号化するデータの下位ビット情報(剰余デ
ータEi)とを符号化して伝送しており、式(数3)に
おいてただ1つの未知数である商データNiを求めれば
、正しい復号データDiが得られるからである。特に除
数データOUi大きい場合、商データNiの存在範囲が
狭くなるのでその決定が容易となる。
【0075】前記予測値Pi’を用いた復号方法すなわ
ち本発明の第1の高能率符号の復号方法を用いた第2の
実施例の復号装置について述べるが、まずはじめにこの
復号方法について説明する。なお符号化データは前記第
1の実施例の符号化装置の出力の符号化データCiとす
る。
【0076】前記第1の実施例における入力データは画
像信号で、符号化時には画像の水平方向に前値予測を行
なって予測値Piを得ている。画像信号は2次元方向(
動画の場合時間軸方向を含む3次元方向)に相関を持っ
ており、例えばデータDiが1ライン前の復号済みのデ
ータDi−H (但し、Hは1ライン中の画素数を表わ
す)との相関が強い、すなわち垂直相関が強い場合、垂
直方向に前値予測(符号化時とは異なった予測方法)を
行なうことにより誤差の小さい予測値Pi’(=Di−
H )を得ることが可能である。従って誤差の小さい前
記予測値Pi’が得られる場合、データDiと予測値P
i’との誤差が小さくなるように商データNiを定め、
すなわち次式
【0077】
【数9】
【0078】を満足するNiを求め、これを式(数3)
に代入することにより高い確率で正しいデータDiが再
生できる。
【0079】そこで復号済みのデータに伝送誤りによっ
て誤差の大きなもの発生していることが検出し、かつデ
ータDiの垂直相関が強いことを検出して制御信号を発
生する回路を設けておき、前記制御信号の発生しない通
常時は第1の実施例の復号装置と同じく、符号化時と同
じ予測方法による予測値Piを用いて復号を行い、前記
制御信号が発生したときは符号化時とは異なる予測方法
による前記予測値Pi’を用いた前記復号方法を行なう
ことにより伝送誤りにより強い復号装置が実現できる。
【0080】前記本発明の高能率符号の復号方法を用い
た第2の実施例における復号装置について次に説明する
。この復号装置は(図1)の復号装置における予測回路
118、商データ計算回路115をそれぞれ(図2)に
示す予測回路、(図3)に示す商データ計算回路に置き
換えたものであるので、復号装置の全体構成図は省略す
る。
【0081】(図2)において201は1つ前の復号済
みのデータを保持する1つのレジスタからなり1段のデ
ータ遅延を生じる遅延回路、202は前記レジスタ20
1の出力を入力とし、(H−1)段のデータ遅延を生じ
る遅延回路、203は前記制御信号の非発生時、遅延回
路201の出力を予測値Piとして出力し、前記制御信
号発生時のみ遅延回路202の出力を予測値Pi’とし
て出力するスイッチである。
【0082】前記制御信号の入力されない通常時はスイ
ッチ203は符号化時と同じ水平方向の予測値Pi=D
i−1 を出力し、(図1)中の予測回路118と同じ
動作をおこなう。前記制御信号の発生時は符号化時とは
異なった予測すなわち垂直方向の前値予測を行なって予
測値Pi’=Di−H を出力する。
【0083】(図3)において301は予測誤差範囲の
上限値SXiと(図2)に示す予測回路からの予測値P
iとを加算する加算回路、302は前記制御信号の非発
生時、加算回路301の出力を選択し、前記制御信号の
発生時、前記予測値Pi’を選択して出力するスイッチ
、303は前記スイッチ303の出力より前記剰余デー
タEiを引く減算回路、304は前記減算回路303の
出力を除数データOUiで割る除算回路、305は前記
除算回路303の出力に対し、前記制御信号の非発生時
は切捨て処理を行ない、前記制御信号発生時は四捨五入
処理を行なう丸め回路である。
【0084】前記制御信号の非発生時、入力の予測値は
符号化時と同じPiであり、加算回路303にはスイッ
チ302を介して加算回路301の出力が入力され、丸
め回路305は切捨て処理を行なうので(図1)中の商
データ計算回路115と同じ処理が行なわれる。前記制
御信号発生時、入力の予測値は垂直方向の予測を行なっ
た予測値Pi’であり、加算回路303にはスイッチ3
02を介して予測値Pi’が入力され、丸め回路305
は四捨五入を行なうので、復号出力であるデータDiと
予測値Pi’との誤差が最も小さくなる、すなわち式(
数9)を満足する商データNiを出力する。
【0085】前記求まった商データNiを用いて合成回
路116(図1)は式(数1)の演算が行なって復号済
みのデータDiを得、これを出力する。以上のように本
実施例によれば、伝送誤りにより誤差の大きな復号デー
タを生じ、かつ符号化時とは異なる予測方法により誤差
の小さい予測値Pi’が得られる場合のみ第1の実施例
における復号装置とは異なった復号方法により、すなわ
ち前記予測値Pi’との相関が高くなるように商データ
Niを定めて復号することにより、復号データを得てい
るので、より高い確率で正しく復号でき、従来より誤り
耐性が大幅に向上できるものである。
【0086】また伝送誤りを生じたデータDmと前記制
御信号により復号されたデータDiとの間のデータDr
(但しm<r<i)はデータDiを用いてrが減少する
方向すなわち逆方向に復号することにより正しく復号す
ることが可能であり、この復号方法を併用すれば、誤り
伝搬領域をより小さくすることが可能である。
【0087】逆方向の復号すなわちデータDi+1から
データDiの復号は次のような方法により可能である。 すなわち次式
【0088】
【数10】
【0089】を満たすように商データNiを求め、式(
数3)に求めた前記商データNi、カテゴリ番号Jiよ
り求まる除数データOUi、伝送された剰余データEi
を代入することによりデータDiが求まる。
【0090】(図4)は本発明の第2の高能率符号化方
法およびその逆変換である第2の高能率符号の復号方法
を用いた第3の実施例における符号化装置(図4(a)
)、復号装置(図4(b))のブロック構成図である。 入力データVは実施例1、2と同様、画像をラスタース
キャンして得られるアナログの映像信号を標本化量子化
したものである。
【0091】(図4(a))において401は符号化す
る前記データVの入力端子、402は入力データの並び
替えを行なって画像の水平方向8画素、垂直方向8画素
に区切った矩形領域であるブロック毎のデータDDi(
h)(但しhは0から63の整数)を出力するブロック
化回路、403は前記データDDi(h)に対し水平方
向および垂直方向にそれぞれ8次のDCTを行なって1
つのDC係数DCi(添え字iはブロック番号iを表わ
す。)、及び63個のAC係数ACi(k)(但しkは
1から63の整数)からなるDCT係数を出力するDC
T回路、404は前記DC係数DCiを所定の量子化ス
テップサイズQdで量子化して(すなわちQdで割って
丸めて)データDiを得る量子化回路、405は(図1
)の符号化装置に等しく前記データDiを符号化して符
号化データCiを得る符号化回路、406は前記AC係
数ACi(k)を所定の量子化ステップサイズで量子化
してデータBi(k)を得る量子化回路、407は前記
量子化回路406からのデータBi(k)を2次元ハフ
マン符号化して符号化データAiを出力する符号化回路
、408は前記符号化データCiと前記符号化データA
iとを多重化した符号化データCCiを出力する多重化
回路、409は前記符号化データCCiを出力する端子
である。
【0092】(図4(b))において410は符号化デ
ータCCiの入力端子、411は前記符号化データCC
iより前記符号化データCiと前記符号化データAiと
を分離する分離回路、412は前記符号化データCiを
復号してデータDiを得る復号回路、413は前記符号
化データAiを復号してデータBi(k)を得る復号回
路、414は前記データDiに前記量子化ステップサイ
ズQdを掛けて逆量子化を行なってDC係数の復号デー
タDCi’を得る逆量子化回路、415は復号回路41
3の出力データBi(k)に各所定の量子化ステップサ
イズを掛けてAC係数の復号値ACi’(k)を得る逆
量子化回路、416はDCT回路403の逆変換を行な
う逆DCT回路、417はタイミング調整用の遅延回路
、418は遅延回路を経た逆DCT出力と前記復号デー
タDCi’とを加算してブロック単位の画像のデータD
Di’(h)を得る加算回路、419はブロック単位の
画像データDDi’の並べ換えを行なって符号化前と同
じデータ並びの画像のデータを得る逆ブロック化回路、
420は逆ブロック回路からの復号済みの画像データV
’の出力端子である。
【0093】以上のように構成された本実施例の符号化
装置、復号装置について、以下その動作について説明す
る。
【0094】符号化装置において、端子401からの画
像データVはブロック化回路402に入力される。ブロ
ック化回路402は前記画像データの並べ換えを行なっ
てブロック毎のデータDDi(h)を出力する。DCT
回路403は前記ブロック毎のデータDDi(h)に対
し8次の2次元DCTを行ない、1つのDC係数DCi
と63個のAC係数からなるACi(k)を出力する。 量子化回路404は前記DC係数DCiを所定の量子化
ステップサイズQdで量子化して(すなわちQdで割り
丸めて)量子化データDiを出力する。符号化回路40
5は(図1)の符号化装置に等しく前記データDCiを
符号化して符号化データCiを出力する。(図1)の符
号化装置と異なるのは入力が画像データの量子化値では
なく、8x8の64画素からなるブロックのDC係数(
平均値に等しい)を量子化したデータである点である。 対応を明確にするため(図1)と同じ記号Diを用いて
いる。量子化回路406はAC係数ACi(k)を各係
数毎に定められた所定の量子化ステップサイズQai(
k)で量子化する。符号化回路407は量子化回路40
6の出力Bi(k)を2次元ハフマン符号化して符号化
データAiを出力する。多重化回路408は前記符号化
データCiと前記符号化データAiとを多重化して端子
409より符号化データCCiを出力する。
【0095】復号装置は(図4(a))に示す符号化回
路の逆変換を行なうブロック構成で実現できるが、誤差
の大きい復号値を生じる伝送誤り発生時でもより高い確
率で正しい復号を可能とするため(図4(b))に示す
ブロック構成としている。
【0096】復号装置において端子410からの符号化
データCCiは分離回路411に入力される。分離回路
411は前記符号化データCCiを符号化データCiと
符号化データAiとに分離する。復号回路413は2次
元ハフマン符号化されている前記符号化データAiを復
号して量子化されたAC係数Bi(k)を得る。逆量子
化回路415は前記データBi(k)に各係数毎に定め
られた所定の量子化ステップQai(k)を掛けて逆量
子化を行いAC係数ACi’(k)を得る。逆DCT回
路416はDC係数入力を暫定値0としAC係数入力を
前記ACi’(k)として逆DCTを行なってブロック
の暫定の復号データ(AC成分データ)DTiを得る。
【0097】復号回路412は前記第2の実施例の復号
装置と基本的には同じものであり、前記符号化データC
iを復号して量子化されたDC係数であるデータDiを
出力する。前記第2の実施例の復号回路と異なるのは予
測回路の構成が(図2)に示すものではなく、(図5)
に示すものであるという点である。この予測回路は、伝
送誤りのない通常の復号時、(図1)中の予測回路11
8や(図2)の予測回路と同じ処理を行なう、すなわち
符号化時と同じ予測値Pi=Di−1 (これは既に復
号済みのi番目のブロックのDC係数であり、このブロ
ック(i−1)は画像においてブロックiの左隣に位置
している)を出力するが、誤差の大きな誤りを検出され
て外部より制御信号が入力されると符号化時とは異なっ
た予測を行なって予測値Pi’を出力する。
【0098】前記予測値Pi’は、現在復号中のブロッ
クiの真上に隣接するブロック(i−H)のデータより
求めたものである。前記第2の実施例のように予測値P
i’=Di−H ’(但しHは画像の水平方向のブロッ
ク数である。)としてもよいが、本実施例では予測値の
精度を向上させるため復号済みの画像データDDi−H
 ’より予測値Pi’を求めている。この量子化したD
C係数Diに対する予測値Pi’を求める方法について
説明する。
【0099】ブロック(i−H)との境界に接するブロ
ックiの8個の画素データDDi’(q)(但しq=q
1,q2,...,q8)は、ブロック(i−H)との
距離が短いので、これらに対する予測値pi(q)がブ
ロック(i−H)内の画素データDDi−H ’より精
度よく得られる。前記画素データDDi’(q)はブロ
ックのDC成分DCi’=Di・QdとAC成分である
DTi(q)との和として表わせ、前記画素データDD
i’(q)と前記予測値pi(q)との差すなわち誤差
をdとすれば、次式
【0100】
【数11】
【0101】が成立する。前記誤差dを小さく、これを
0とすることにより量子化したDC成分Diの近似値す
なわち予測値Pi’が得られ、次式
【0102】
【数12】
【0103】が成立する。なお本実施例においては、回
路構成を簡易とするため垂直方向の前置予測を行なって
前記予測値pi(q)を得ている。ブロックiの前記8
個の画素データDDi’(q)(但しq=q1,q2,
...,q8)にそれぞれ隣接するブロック(i−H)
内の8画素の復号データをDDi−H’(q)で表わせ
ば、これらは前置予測における前記予測値pi(q)に
等しい。また1つのqについて式(数12)を計算する
のみで予測値Pi’が得られるが、精度をより高めるた
め8個のqについて(pi(q)−DTi(q))の平
均値を求め、これを量子化ステップサイズQdで割った
ものを予測値Pi’としている。この予測値Pi’を得
る予測回路の構成およびその動作を(図5)を用いて説
明する。
【0104】(図5)において501は遅延回路で、デ
ータDiを入力とし1つ前のデータDi−1 を予測値
Piとして出力する。502は遅延回路で、復号済みの
データDDi’を入力とし、前記予測値pi(q)=D
Di−H ’(q)を出力する。503は減算回路で予
測値pi(q)とデータDTi(q)との差を求める。 504は平均化回路で、前記8つのqについて前記差の
平均値を出力し、量子化回路505はこれを量子化ステ
ップサイズQdで割って(すなわち量子化を行って)予
測値Pi’を出力する。506はスイッチで、前記制御
信号が入力されない通常時は前記予測値Piを出力し、
し、前記制御信号が入力される時は前記予測値Pi’を
出力する。
【0105】これにより復号回路412は伝送誤り時に
も誤差の少ない復号データDiを出力する。なお予測値
Pi’を得るためにはDC係数の復号よりAC係数の復
号、逆DCTを先行させる必要があるため、復号回路4
12は内部にタイミング調整用の遅延回路を有している
。逆量子化回路414は前記データDiに前記量子化ス
テップサイズQdを掛けてDC係数データDCi’を出
力する。加算回路418はタイミング調整用の遅延回路
417を経たデータDTiと前記データDCi’とを加
算してブロック毎の復号済みの画像データDDi’を出
力する。逆ブロック回路419は前記画像データDDi
’(h)の並べ換えを行なって符号化前のデータ並びに
戻して端子420より復号済みの画像データV’を出力
する。
【0106】以上のように本実施例によれば、伝送誤り
により誤差の大きい復号データDiを生じてもブロック
間の画素データの相関を用いることにより高い確率で正
しい画像データの復号値が得られ、従来に比べて大幅に
誤り耐性が向上できるものである。
【0107】以上の実施例においては可逆な符号化を行
なったが、例えば予測誤差が大きいところでは剰余デー
タEiの下位ビットを丸めて伝送することにより非可逆
な符号化方法も可能である。この場合、符号化装置と復
号装置における予測値を一致させるため、符号化装置内
にローカルの復号装置を設けその復号データより予測値
を作成する必要がある。本実施例のような可逆な符号化
においても前記ローカルの復号装置を設ける構成が可能
であることはもちろんである。
【0108】また本発明はこれら実施例に限定されるも
のではなく、予測方法は各種方法が適用でき、エントロ
ピー符号化方法として算術符号化等も適用でき、実施例
3のAC成分の求め方としてDCT以外に各種変換方法
、平均値分離ベクトル量子化など各種符号化方法が適用
できる。
【0109】
【発明の効果】本発明は予測誤差の上位ビット情報と入
力データの下位ビット情報とを伝送することを特徴とす
る高能率符号化方法およびその逆変換を行なう復号方法
で、符号化効率を低下させることなく、伝送誤り耐性を
大幅に向上できるものであり、その実用的効果は大きい
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の高能率符号化方法およびその復
号方法を用いた第1の実施例における符号化装置および
復号装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1の高能率符号の復号方法を用いた
第2の実施例の復号装置における予測回路のブロック構
成図である。
【図3】本発明の第1の高能率符号の復号方法を用いた
第2の実施例の復号装置における商データ計算回路のブ
ロック構成図である。
【図4】本発明の第2の高能率符号化方法およびその逆
変換である本発明の第2の高能率符号の復号方法を用い
た第3の実施例における符号化装置および復号装置のブ
ロック構成図である。
【図5】本発明の第3の実施例の復号装置における予測
回路のブロック構成図である。
【符号の説明】
101  符号化するデータDiの入力端子102  
予測回路 103  減算回路 104  分類回路 105  変換回路 106  剰余演算回路 107  符号化回路 108  符号化データCiの出力端子112  符号
化データCiの入力端子113  復号回路 114  変換回路 115  商データ計算回路 116  合成回路 117  復号済みのデータDiの出力端子118  
予測回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標本化量子化された信号を入力データとし
    、前記入力データの予測値を得、前記入力データと前記
    予測値との差である予測誤差を求めるステップと、前記
    予測誤差をその大きさに応じて分類し該当するカテゴリ
    を表わすカテゴリ番号を出力するステップと、前記該当
    するカテゴリの範囲を規定する所定の上限値と所定の下
    限値との差より大なる所定値を除数として前記入力デー
    タを除算して剰余を得るステップと、前記カテゴリ番号
    と前記剰余とを符号化して出力するステップとを備えた
    ことを特徴とする高能率符号化方法。
  2. 【請求項2】除数を上限値と下限値の差に1を加えた値
    とし、かつ前記除数が2のべき乗となるように各カテゴ
    リの上限値と下限値とを設定することを特徴とする請求
    項1記載の高能率符号化方法。
  3. 【請求項3】カテゴリ番号と剰余とを符号化して出力す
    るステップが、カテゴリ番号をエントロピー符号化する
    ステップと、剰余を除数の大きさに応じて可変長な符号
    に変換するステップとを有することを特徴とする請求項
    1記載の高能率符号化方法。
  4. 【請求項4】カテゴリ番号と剰余とを符号化して出力す
    るステップが、剰余をグレーコードに変換するステップ
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の高能率符号化
    方法。
  5. 【請求項5】符号化するデータDとその予測値との差で
    ある予測誤差を得、前記予測誤差をその大きさによりカ
    テゴリに分類してカテゴリ番号を得、該当するカテゴリ
    によって定まる除数で前記符号化するデータを除算して
    剰余を得、前記カテゴリ番号と前記剰余を符号化して符
    号化データを得る高能率符号化方法によって得られた前
    記符号化データを入力データとする高能率符号の復号方
    法であって、前記符号化データを復号して前記カテゴリ
    番号と前記剰余とを得るステップと、すでに復号の完了
    した出力データより予測値を得るステップと、前記カテ
    ゴリ番号の示すカテゴリの予測誤差の範囲の上限値また
    は下限値の少なくとも一方と、前記カテゴリ番号より求
    まる除数、および前記予測値とを用いて除数の整数倍の
    オフセットを生成するステップと、前記オフセットと前
    記剰余とを加算して新たな出力データを得るステップと
    を備え、外部から制御信号が入力された場合には、予測
    値を得るステップが前記制御信号により符号化時とは異
    なった予測方法を行なって予測値を得、オフセットを生
    成するステップが、前記制御信号により復号して得られ
    る出力データが前記予測値と相関が高くなるようにオフ
    セットを生成することを特徴とする高能率符号の復号方
    法。
  6. 【請求項6】標本化量子化した信号であるデータを符号
    化入力とし、前記入力データを所定数まとめてブロック
    を形成するステップと、ブロックのデータに所定の変換
    を行なってDC成分とAC成分を求めてそれぞれを量子
    化するステップと、前記量子化されたDC成分のデータ
    Dを符号化してDC符号化データを出力するステップと
    、前記量子化されたAC成分を符号化してAC符号化デ
    ータを出力するステップとを備え、前記DC符号化デー
    タを出力するステップが、前記データDとその予測値と
    の差である予測誤差を得、前記予測誤差をその大きさに
    よりカテゴリに分類してカテゴリ番号を得、該当するカ
    テゴリによって定まる除数で前記データDを除算して剰
    余を得、前記カテゴリ番号と前記剰余を符号化してDC
    符号化データを得ることを特徴とする高能率符号化方法
  7. 【請求項7】標本化量子化した信号であるデータを符号
    化入力とし、前記入力データを所定数まとめてブロック
    を構成するステップと、ブロックのデータに所定の変換
    を行なってDC成分とAC成分を求めてそれぞれを量子
    化するステップと、前記量子化されたDC成分のデータ
    Dを符号化してDC符号化データを出力するステップと
    、前記量子化されたAC成分を符号化してAC符号化デ
    ータを出力するステップとを備え、前記DC符号化デー
    タを出力するステップが、前記データDとその予測値と
    の差である予測誤差を得、前記予測誤差をその大きさに
    よりカテゴリに分類してカテゴリ番号を得、該当するカ
    テゴリによって定まる除数で前記データDを除算して剰
    余を得、前記カテゴリ番号と前記剰余を符号化してDC
    符号化データを得ることを特徴とする高能率符号化方法
    の符号化データを入力データとする高能率符号の復号方
    法であって、前記AC符号化データを復号して量子化さ
    れたAC成分を得るステップと、前記DC符号化データ
    を復号して量子化されたDC成分を得るステップと、前
    記量子化されたAC成分を逆量子化してAC成分を得る
    ステップと、前記AC成分と前記DC成分に対し逆変換
    を行なってブロック内の復号データを得るステップと、
    前記ブロックを分解して前記符号化入力データと同じ並
    びの復号データを得て出力する逆ブロック化ステップと
    を備え、前記量子化されたDC成分を得るステップが、
    前記DC符号化データを復号して前記カテゴリ番号と前
    記剰余とを得るステップと、すでに復号済みの量子化デ
    ータより予測値を得るステップと、前記カテゴリ番号の
    示すカテゴリの予測誤差の範囲の上限値または下限値の
    少なくとも一方と、前記カテゴリ番号より求まる除数、
    および前記予測値とを用いて除数の整数倍のオフセット
    を生成するステップと、前記オフセットと前記剰余とを
    加算して新たな量子化データDを得るステップとを備え
    、外部から制御信号が入力された場合、前記予測値を得
    るステップが前記制御信号により符号化時とは異なった
    予測方法を行い、前記オフセットを生成するステップが
    、前記制御信号により復号中のブロックの復号データが
    復号中のブロックに隣接し、誤りの生じていないブロッ
    クの復号データとの相関が最も高くなるようにオフセッ
    トを生成することを特徴とする高能率符号の復号方法。
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