JPH0116275Y2 - - Google Patents

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JPH0116275Y2
JPH0116275Y2 JP10583482U JP10583482U JPH0116275Y2 JP H0116275 Y2 JPH0116275 Y2 JP H0116275Y2 JP 10583482 U JP10583482 U JP 10583482U JP 10583482 U JP10583482 U JP 10583482U JP H0116275 Y2 JPH0116275 Y2 JP H0116275Y2
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JP
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core
mover
iron core
shaped
coil
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JP10583482U
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JPS5912454U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は、電磁石鉄心によつて形成されるワー
キングギヤツプ内を永久磁石を有する移動子が移
動する形式の電磁石ブロツクによつて接点部を駆
動するようにした有極リレーの電磁石ブロツクに
係るものである。
(ロ) 従来技術の問題点 従来前記のごとき有極リレーの電磁石ブロツク
として、E形鉄心を用いたもの(例えば特公昭57
−30232号記載)が発表されている。即ちこれは、
第1図に示すように、E字形鉄心1の中央脚2に
コイル3を巻いて、3つの脚端にできる2つのワ
ーキングギヤツプのそれぞれに、永久磁石を2つ
の鉄片をもつて着磁方向に挾んでコの字形に構成
した移動子4の磁極5,5を置いたもので、例え
ばコイルの励磁方向によつて移動子が図のように
右へ移動して磁気回路を形成し、コイルの逆方向
励磁によつて移動子が左へ移動し、この移動子の
移動に連動して接点が開閉するものであるが、こ
の従来例は前述したように鉄心がE形であるため
に、必要磁路断面積をコイルのある中央脚2にお
いて、面積aとすると、3脚で3×aの断面積が
必要となり、コイル3を巻く空間bを含めると横
巾の大なるものとなつて、電気機器の電子化に応
じて小型化が要求されるリレー部品としては適格
ではない。
(ハ) 考案の目的 本考案は、前述従来例の問題点にかんがみ、電
磁石鉄心の形態に工夫をし、小型化時代に適応し
た有極リレーの電磁石を提供することを目的とす
る。
(ニ) 考案の構成 本考案は、前述の目的を達成するために、鉄心
をコ字形にし、この鉄心の一端に同鉄心のコ字形
と直交させてコ字形部分を形成し、この鉄心の一
端のコ字形部分の間に鉄心の他端部を位置させ
て、この鉄心他端部の両側に2つのワーキングギ
ヤツプを形成し、永久磁石を含んでコ字形に構成
された移動子の2つの磁極をそれぞれ上記2つの
ワーキングギヤツプ内に置いて、同移動子を横移
動可能に構成した。つまり、本考案は、E字形鉄
心が変形されて、コイル部分断面位置で2脚にな
つたものである。
(ホ) 実施例 第2図に示す実施例では、コイル6を巻いた棒
状鉄心7と、ヨーク部8の棒状本体9とは横並び
に平行に置かれて、一端において一体になつてい
る。ヨーク本体9の他端は分岐して、鉄心7の他
端7aの両側面に対向する対向板10,11を有
し、両対向板は鉄心他端7aの下方において連結
部12によつて連結されている。前記ヨーク部本
体9の内側面9aは対向板10の面10aより外
へ拡張して、コイル6の径が大であつても納まる
ようになつている。13は永久磁石14を2つの
板状鉄片15,15aをもつてコの字形に固定し
てなる移動子で、2つの鉄片15,15aはそれ
ぞれ前記鉄心端部7aと対向板10,11との間
にできるワーキングギヤツプ内に横移動可能に置
かれる。移動子13は通常適当な枠体(図示せ
ず)に固定され、同枠体には接点部の可動接点板
が連結されて、移動子13の移動によつて接点を
開閉する。いま、第2図に示すように移動子13
が位置しているとき、コイル6を矢印m方向へ励
磁すると鉄心端部7aはS極となつて対向板1
0,11はN極となり、移動子13は矢印k方向
へ移動し、鉄片15と対向板11、並びに鉄片1
5aと鉄心端部7aとが吸着し合つて当接する。
ここでコイル6を矢印m′方向へ励磁すると移動
子13は矢印k′方向へ移動して第2図に示す元の
ように位置する。第3図に示すものは別実施例
で、コイル6の鉄心16に対して、ヨーク部19
の本体17が下にあつて平行に置かれ、本体17
の後端の直立部17aに鉄心16の一端が嵌入し
ており、ヨーク部本体17の他端で分岐する対向
板18,18の間に鉄心16の他の端部16aが
置かれ、ヨーク部本体の内側面17bは対向板1
8の連結部20の上面より低くなつている。移動
子13は前実施例と同様に置かれて移動する。こ
れら実施例において、ヨーク部本体の内側面9
a,17bは径の大きなコイルに対応しうるよう
張出しているが、必ずしも必要ではない。
(ヘ) 効果 本考案は、以上のごときものであつて、従来例
のE字形鉄心がコイル部分とその側方において3
脚を要したものが2脚で済むことになり、少くと
も鉄心の巾の分だけ巾の狭い小型の電磁石ブロツ
クが構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の上面図、第2図は本考案の一
実施例の斜視図、第3図は別実施例の斜視図であ
る。 図中、7……鉄心、8……ヨーク部、9……ヨ
ーク部本体、10,11……ヨーク部本体の一端
で分岐した対向板、13……移動子、14……永
久磁石、15,15a……板状鉄片、16……鉄
心、19……ヨーク部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ字形鉄心の一端を同鉄心のコ字形と直交する
    コ字形に形成し、この鉄心一端のコ字形部分の間
    に同鉄心の他端部を位置させて、この鉄心他端部
    の両側にワーキングギヤツプを形成し、永久磁石
    を含んでコ字形に構成された移動子の磁極部分を
    上記2つのワーキングギヤツプ内に位置させて同
    ワーキングギヤツプ内で移動可能なようにして保
    持してなる有極リレーの電磁石ブロツク。
JP10583482U 1982-07-12 1982-07-12 有極リレ−の電磁石ブロツク Granted JPS5912454U (ja)

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JP10583482U JPS5912454U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 有極リレ−の電磁石ブロツク

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JP10583482U JPS5912454U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 有極リレ−の電磁石ブロツク

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Publication Number Publication Date
JPS5912454U JPS5912454U (ja) 1984-01-25
JPH0116275Y2 true JPH0116275Y2 (ja) 1989-05-15

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ID=30247911

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10583482U Granted JPS5912454U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 有極リレ−の電磁石ブロツク

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057713Y2 (ja) * 1985-08-27 1993-02-26

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Publication number Publication date
JPS5912454U (ja) 1984-01-25

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