JPH0115946Y2 - - Google Patents

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JPH0115946Y2
JPH0115946Y2 JP1982188791U JP18879182U JPH0115946Y2 JP H0115946 Y2 JPH0115946 Y2 JP H0115946Y2 JP 1982188791 U JP1982188791 U JP 1982188791U JP 18879182 U JP18879182 U JP 18879182U JP H0115946 Y2 JPH0115946 Y2 JP H0115946Y2
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JP
Japan
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pedestal
board
equipment
vibration
base
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JP1982188791U
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JPS5992238U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、防振装置に関し、さらに詳しくは、
振動を発生する機器類の底部サイドに配設して機
器類の振動がその設置台面、床面等に伝わるのを
防止するための装置の改良に関する。
従来、この種の防振装置として数多くのものが
提案実施されているが、その大部分は、機器類の
底部外周とほぼ同じ大きさの大型の枠体に吸振体
を組込んで構成されているため、大型で重量も大
きく、設備個所の搬入、設置等の取扱いが著しく
困難であると共に、設備費も嵩む等の問題があ
り、且つ機器類に偏荷重を生じた場合には、構造
の複雑な移動手段により吸振体を所要個所に摺動
移動させる必要があつた。
本考案は、上記の問題を解決するために研究開
発されたもので、基板と、その上方に配置した架
台と、該基板と架台との間に装設した吸振体とか
ら成り、この吸振体は、中空の基台と、複数のス
プリングを各収容室内に各別に配置収容してその
各上端部を外方に突出させると共に中央に貫通孔
を設けたスプリング収容体と、螺杆部を備えた取
付杆をトツププレートの下方に垂設した架台支持
体とから構成されており、基台上にスプリング収
容体を載置すると共に収容体の貫通孔に架台支持
体の取付杆を挿通してその螺杆部を基台内に突出
させ、この螺杆部に調節ナツトを螺合して吸振体
のバネ圧を調節可能に構成すると共に、この吸振
体の所要数を架台のサイド方向に配置し、且つ上
記基板と基台及びトツププレートと架台とを夫々
固着し、更に架台の所要個所に機器類の係合用ク
ランプ部材を設けて構成した防振装置に係るもの
である。
以下に、本考案の実施例を添付図面に基いて説
明すれば、1は機器類の設置台面への取付孔2を
備えた基板、3は該基板の上部に吸振体4を介し
て配置される平面形状が長方形の架台である。
而して、吸振体4は、第3図及び第4図に示す
ように、中空立方形状の基台5と、複合コイルス
プリング6を四方に均等に配置収容してその各上
端部を外方に突出させ、且つ中央に貫通孔7を設
けたゴム製のスプリング収容体8と、下端部に螺
杆部9を形成した取付杆10をトツププレート1
1の下方に垂設した架台支持体12とから成り、
該基台5上にスプリング収容体8を載置し、その
貫通孔7に架台支持体12の取付杆10を挿通し
てその突出螺杆部9に基台5の内側から調節ナツ
ト13を螺合緊締して構成されており、該ナツト
を緊緩することにより複合コイルスプリング6の
バネ圧を調節するものである。
また、平面形状が長方形の架台3は、その長手
方向の側壁14に長孔15と固定部材16とによ
り係合用間隔巾17を大小に調節可能に構成した
側面形状がL字形の機器類の係合用クランプ部材
18を所要の間隔を保つて二ケ所に取付けると共
に、架台の外側上面に機器類の位置決め用ストツ
パー19を突設して構成されている。
而して、基板1の上部に吸振体4を介して架台
3を取付ける際に、架台の長手サイド方向の下部
に吸振体4,4を並列配置し、その基台5を基板
1に固設すると共に、架台支持体12のトツププ
レート11に架台3を固設して機器類のサイド用
防振装置Aを構成したものであり、このように構
成された防振装置Aは、図示のように、設置台P
の四辺にボルト20により固設し、機器類Mの四
辺を架台3上に載置して、その底部の取付用フレ
ームFをクランプ部材18により係着することに
より、所定の位置で機器類を支持させて機器類の
サイド用防振装置として使用するものであり、第
5図において、Bは本装置と併用した機器類のコ
ーナー用防振装置を示すものであるが、上記実施
例に示す防振装置は、次の作用・効果を有するも
のである。
(1) 小型にして軽量であるため、現場への搬入及
び施設作業等の取扱いが簡便容易であり、価格
も安価である。
(2) 複合コイルスプリング6とゴム製のスプリン
グ収容体8との並列コンビネーシヨンスプリン
グ作用により優れた防振性能を発揮できる。
(3) 調節ナツト13により吸振体4のバネ圧を機
器類の荷重に応じて最適に調節設定できる。
(4) 機器類の大きさ、形状に制約されることな
く、自由に着脱できるので、既設の機器類にも
現場合わせで簡便確実に使用できると共に、機
器類に偏荷重を生じた場合でも、自由にその取
付位置を変えて偏荷重に対処できる。
(5) クランプ部材18、ストツパー19により機
器類を所定の位置で確実に安定支持できる。
(6) 複数のスプリングをスプリング収容体に設け
た各収容室内に各別に収容したので、各スプリ
ングは常に定位置に安定した状態で保持され、
各スプリングが妄動したり、スプリング相互が
絡み合つたりすることがなく、優れたスプリン
グ機能を発揮し得ると共に、収容体はスプリン
グのカバーのような役割を果してスプリングを
保護し得る。
(7) 基板と基台及びトツププレートと架台を夫々
固着したので、例えば機器を設置した後に、偏
重心、偏荷重のあることが分つて防振装置の位
置がえを行なう必要を生じた場合に、従来は、
強力なジヤツキ類を用いて機器の所要の個所を
上昇させた状態で防振装置を移動させる必要が
あつたが、本装置の場合は、所要の防振装置調
節ナツトを回して架台支持体を引下げることに
より、そのトツププレートと共に架台を引下げ
て機器との間に間隔を形成でき、したがつてジ
ヤツキ類を用いなくても防振装置を容易に移動
できる。
以上詳述したように、本考案によれば、従来品
と異つて装置が小型、軽量であるため、現場への
搬入及び施設作業等の取扱いが著しく簡便容易で
あると共に、安価に提供でき、また、吸振体のバ
ネ圧を最適に調節設定し得ると共に、機器類を所
定のサイド位置で確実に安定支持でき、且つ機器
類の大きさ、形状に制約されることなく、既設の
機器類にも確実に現場合わせで使用でき、さらに
機器類に偏荷重を生じた際は、装置を簡便に移動
して偏荷重を対処させ得て、防振性能を良好に保
持できる等の諸効果を奏し得て、上記(6)及び(7)の
作用、効果を達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は機
器類のサイド部分に使用した状態を示す1部切欠
平面図、第2図はその側面図、第3図は要部の拡
大断面図、第4図は第3図のA−A線に沿う断面
図、第5図は機器類に対する配置状態を示す平面
図である。 1……基板、3……架台、4……吸振体、5…
…中空の基台、6……スプリング、7……貫通
孔、8……スプリング収容体、9……螺杆部、1
0……取付杆、11……トツププレート、12…
…架台支持体、13……調節ナツト、18……ク
ランプ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板と、その上方に配置した架台と、該基板と
    架台との間に装設した吸振体とから成り、この吸
    振体は、中空の基台と、複数のスプリングを各収
    容室内に各別に配置収容してその各上端部を外方
    に突出させると共に中央に貫通孔を設けたスプリ
    ング収容体と、螺杆部を備えた取付杆をトツププ
    レートの下方に垂設した架台支持体とから構成さ
    れており、基台上にスプリング収容体を載置する
    と共に収容体の貫通孔に架台支持体の取付杆を挿
    通してその螺杆部を基台内に突出させ、この螺杆
    部に調節ナツトを螺合して吸振体のバネ圧を調節
    可能に構成すると共に、この吸振体の所要数を架
    台のサイド方向に配置し、且つ上記基板と基台及
    びトツププレートと架台とを夫々固着し、更に架
    台の所要個所に機器類の係合用クランプ部材を設
    けて構成した防振装置。
JP18879182U 1982-12-13 1982-12-13 防振装置 Granted JPS5992238U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18879182U JPS5992238U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 防振装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18879182U JPS5992238U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 防振装置

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Publication Number Publication Date
JPS5992238U JPS5992238U (ja) 1984-06-22
JPH0115946Y2 true JPH0115946Y2 (ja) 1989-05-11

Family

ID=30407194

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JP18879182U Granted JPS5992238U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 防振装置

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JP (1) JPS5992238U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5234641U (ja) * 1975-09-03 1977-03-11
JPS5422871U (ja) * 1977-07-19 1979-02-15

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5234641U (ja) * 1975-09-03 1977-03-11
JPS5422871U (ja) * 1977-07-19 1979-02-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5992238U (ja) 1984-06-22

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