JPH0441385A - エレベータ用巻上機の耐震装置 - Google Patents

エレベータ用巻上機の耐震装置

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JPH0441385A
JPH0441385A JP14568890A JP14568890A JPH0441385A JP H0441385 A JPH0441385 A JP H0441385A JP 14568890 A JP14568890 A JP 14568890A JP 14568890 A JP14568890 A JP 14568890A JP H0441385 A JPH0441385 A JP H0441385A
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JP
Japan
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stopper
fixing member
hoisting machine
winch
earthquake
Prior art date
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Application number
JP14568890A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Iida
康雅 飯田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0441385A publication Critical patent/JPH0441385A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレベータ用巻上機の耐震装置に関し、詳しく
は、巻上機の振動を吸収する防振ゴムと、地震時に巻上
機の転倒を防止するストッパとを備えたエレベ=り用巻
上機の耐震装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のエレベータ用巻上機の耐震装置として、
第3図乃至第5図に示す技術が知られている。
第3図は従来の耐震装置を装備したエレベータ用巻上機
の全体を示す正面図、第4図は第3図の耐震装置を拡大
して示す一部破断正面図、第5図は第3図の巻上機の据
付方法を示す正面図である。
図において、(1)は昇降路、(2)は昇降路(1)の
頂部に設けられた機械室、(3)は機械室(2)の床面
に設置された機械台、(4)は巻上機、(5)は巻上機
(4)を支持する巻上機支持台である。
(26)は巻上機(4)の振動を吸収する防振ゴムであ
り、支持台(5)と機械台(3)との間に複数個介装さ
れている。各防振ゴム(26)の下部は固定板(28)
を介してクリップ(29)、ボルト(30)及びナツト
(31)により機械台(3)に固定されるとともに、防
振ゴム(26)の上部は固定板(32)を介してボルト
(33)及びチット(34)により巻上機支持台(5)
に固定されている。
(27)は地震時に巻上機(4)の転倒を防止するスト
ッパであり、その下部は固定板(35)を介してクリッ
プ(36)、ボルト(37)及びナツト(38)により
機械台(3)に固定されている。ストッパ(27)の上
端のねじ部(39)は巻上機支持台(5)の挿通孔(4
0)を通して上方へ突出され、そこには規制ナツト(4
1)及び綴止ナツト(42)が螺着されている。
上記の構成において、巻上機(4)を据付ける場合には
、第5図に示すように、機械台(3)に防振ゴム(26
)及びストッパ(27)を取付けたのちに、巻上機(4
)を上方から吊り降し、第4図に示すように、挿通孔(
40)をストッパ(27)に位置決めして、巻上機支持
台(5)を防振ゴム(26)上に載置する。そして、挿
通孔(40)とストッパ(27)との間に所定の隙間(
G)が確保されるように巻上機支持台(5)を移動調整
したのち、防振ゴム(26)の上部をボルト(33)及
びナラ) (34)で巻上機支持台(5)に固定すると
ともに、ストッパ(27)のねじ部(39)に規制ナツ
ト(41)及び綴止ナツト(42)を螺着する。
この据付状態において、地震時の巻上機(4)の横揺れ
に伴い、防振ゴム(26)に水平方向の力が作用した場
合には、ストッパ(27)が挿通孔(40)の内周面に
係合し、防振ゴム(26)の過変位を阻止して、巻上機
支持台(5)の水平移動を規制する。また、巻上機(4
)の縦揺れに伴い、防振ゴム(26)に上下方向の力が
作用した場合には、ストッパ(27)に螺着された規制
ナラ)(41)が巻上機支持台(5)に係合し、その巻
上機支持台(5)の上方移動を規制する。
これによって、地震時の巻上機(4)の転倒が防止され
る。
なお、この種の防振ゴム及びストッパを備えた従来のエ
レベータ用巻上機の耐震装置として、実公昭6C130
281号公報に開示された技術も知られている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来のエレベータ用巻上機の耐震装置による
と、上記したように、ストッパ(27)が防振ゴム(2
6)から分離して設けられているので、双方を別々に手
配して製作する必要があった。また、巻上機支持台(5
)をストッパ(27)に位置決めする際には、据付現場
で重い巻上機支持台(5)を移動して、挿通孔(40)
とストッパ(27)との隙間(G)を調整しなければな
らないという面倒もあった。
そこで、本発明の課題は、防振ゴム及びストッパを一体
組付品として経済的に製作できるとともに、現場での隙
間調整を省略できるエレベータ用巻上機の耐震装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明のエレベータ用巻
上機の耐震装置は、機械台に固定される下部固定部材と
、この下部固定部材の上面に立設されたストッパと、下
部固定部材の上面に固着された防振ゴムと、ストッパが
所定の隙間を介して貫通するように防振ゴムに貫設され
た貫通孔と、防振ゴムの上部を巻上機支持台に固定する
上部固定部材と、その上部固定部材の上面に対向するよ
うにストッパの上端部に螺着された規制ナツトとから構
成される。
[作用] 本発明のエレベータ用巻上機の耐震装置においては、防
振ゴム及びストッパが共通の下部固定部材に設けられる
ため、双方を一体組付品として経済的に製作できる。ま
た、この一体組付品の製作時に、防振ゴムの貫通孔とス
トッパとの間に所定の隙間が確保されるため、巻上機の
据付現場で隙間を調整する作業を省略することができる
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本発明による一実施例のエレベータ用巻上機の
耐震装置を示す断面図、第2図は第1図の耐震装置を装
備したエレベータ用巻上機の全体を示す正面図である。
図において、(1)乃至(5)は従来例と同一の構成部
分を示し、(1)は昇降路、(2)は機械室、(3)は
機械台、(4)は巻上機、(5)は巻上機支持台である
(6)は本実施例の耐震装置の全体を示し、前記機械台
(3)と巻上機支持台(5)との間に複数個介装されて
いる。(7)は耐震装置(6)の下部に設けられた板状
の下部固定部材であり、複数のクリップ(8)を介して
ボルト(9)及びナツト(10)により機械台(3)に
固定されている。(11)は前記下部固定部材(7)の
中央部上面に立設された棒状のストッパであり、その上
端部にはねじ部(12)が刻設されている。
(13)は下部固定部材(7)の上面に加硫接着された
防振ゴムであり、その中央部には、前記ストッパ(11
)が所定の隙間(G)を介して貫通する貫通孔(14)
が貫設されている。(15)は前記防振ゴム(13)の
上面に加硫接着された板状の上部固定部材であり、その
中央部には、前記貫通孔(14)と略同径の内径を有す
るねじ筒(16)が一体に突設されている。そして、上
部固定部材(15)は、ねじ筒(16)を巻上機支持台
(5)の挿通孔(17)に下方から挿入して座金(18
)を介しナツト(19)で締付けることにより、防振ゴ
ム(13)の上部を巻上機支持台(5)に固定できるよ
うに構成されている。
(20)は上部固定部材(15)の前記ねじ筒(16)
の上面に対向するようにストッパ(11)のねじ部(1
2)に螺着された規制ナツト、(21)は前記規制ナツ
ト(20)に重ねてねじ部(12)に螺着された綴止ナ
ツトである。
次に、上記のように構成された本実施例のエレベータ用
巻上機の耐震装置の動作について説明する。
本実施例においては、下部固定部材(7)、ストッパ(
11)、防振ゴム(13)、及び上部固定部材(15)
が一体に組付けられて、耐震装置(6)が製作される。
そして、この耐震装M(6)は下部固定部材(7)にて
クリップ(8)を介しボルト(9)及びナツト(10)
により機械台(3)に取付けられる。
この状態で、巻上機(4)を据付ける場合には、巻上機
(4)及び巻上機支持台(5)を上方から吊り降し、巻
上機支持台(5)の挿通孔(17)を上部固定部材(1
5)のねじ筒(16)に挿通して、巻上機支持台(5)
を防振ゴム(13)上に載置する。次いで、ねじ筒(1
6)に座金(18)を介してナツト(19)を締付け、
防振ゴム(13)の上部を巻上機支持台(5)に固定す
る。
その後、ストッパ(11)のねじ部(12)に規制ナツ
ト(20)及び綴止ナツト(21)を螺着すれば、巻上
機(4)の据付けが完了する。
この据付状態において、地震時の巻上機(4)の横揺れ
に伴い、防振ゴム(13)に水平方向の力が作用した場
合には、ストッパ(11)がねじ筒(16)の内周面に
係合し、防振ゴム(13)の過変位を阻止して、巻上機
支持台(5)の水平移動を規制する。ま゛た、巻上機(
4)の縦揺れに伴い、防振ゴム(13)に上下方向の力
が作用した場合には、ストッパ(11)に螺着された規
制ナツト(20)がねじ筒(16)の上面に係合し、巻
上機支持台(5)の上方移動を規制する。これによって
、地震時の巻上機(4)の転倒が確実に防止される。
このように、本実施例のエレベータ用巻上機(4)の耐
震装置(6)は、機械台(3)に固定される下部固定部
材(7)と、この下部固定部材(7)の上面に立設され
たストッパ(11)と、下部固定部材(7)の上面に固
着された防振ゴム(13)と、ストッパ(11)が所定
の隙間(G)を介して貫通するように防振ゴム(13)
に貫設された貫通孔(14)と、防振ゴム(13)の上
部を巻上機支持台(5)に固定するねじ筒(16)を有
する上部固定部材(15)と、そのねじ筒(16)の上
面に対向するようにストッパ(11)の上端のねじ部(
12)に螺着された規制ナツト(20)とから構成した
ものである。
したがって、上記実施例のエレベータ用巻上機(4)の
耐震装置(6)によれば、防振ゴム(13)及びストッ
パ(11)が共通の下部固定部材(7)に設けられてい
るため、双方を一体組付品として経済的に製作できる。
また、この一体組付品の製作時に、防振ゴム(13)の
貫通孔(14)とストッパ(11)との間に所定の隙間
(G)が確保されているため、従来とは異なり、巻上機
(4)の据付現場で隙間(G)を調整する手間を省略し
て、据付時間を短縮することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、防振ゴム及びストッパの形状を適宜に変更する
など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を任
意に変形して具体化することができる。
[発明の効果コ 以上のように、本発明のエレベータ用巻上機の耐震装置
は、機械台に固定される下部固定部材と、下部固定部材
の上面に立設されたストッパと、下部固定部材の上面に
固着された防振ゴムと、ストッパが所定の隙間を介して
貫通するように防振ゴムに貫設された貫通孔と、防振ゴ
ムの上部を巻上機支持台に固定する上部固定部材と、そ
の上部固定部材の上面に対向するようにストッパの上端
部に螺着された規制ナツトとから構成したものであルカ
ら、防振ゴム及びストッパを一体組付品として経済的に
製作できるとともに、その一体組付品の製作時に貫通孔
とストッパとの間に所定の隙間を確保して、現場での隙
間調整作業を省略できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例のエレベータ用巻上機の
耐震装置を示す断面図、第2図は第1図の耐震装置を装
備したエレベータ用巻上機の全体を示す正面図、第3図
は従来の耐震装置を装備したエレベータ用巻上機の全体
を示す正面図、第4図は第3図の耐震装置を拡大して示
す一部破断正面図、第5図は第3図の巻上機の据付方法
を示す正面図である。 図において、 3:機械台       4:巻上機 5:巻上機支持台    6:耐震装置7:下部固定部
材   11:ストッパ13:防振ゴム     14
:貫通孔15:上部固定部材   20:規制ナツトG
:隙間 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 大台 増雄 外2名 第2図 4 巻上機 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機械台に固定される下部固定部材と、 前記下部固定部材の上面に立設されたストッパと、 前記下部固定部材の上面に配設された防振ゴムと、 前記ストッパが所定の隙間を介して貫通するように防振
    ゴムに貫設された貫通孔と、 前記防振ゴムの上部を巻上機支持台に固定する上部固定
    部材と、 前記上部固定部材の上面に対向すべくストッパの上端部
    に螺着された規制ナットと を具備することを特徴とするエレベータ用巻上機の耐震
    装置。
JP14568890A 1990-06-04 1990-06-04 エレベータ用巻上機の耐震装置 Pending JPH0441385A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154758A (ja) * 2000-11-16 2002-05-28 Toshiba Corp エレベーター及び巻上機の取付方法
EP1336585A1 (de) * 2002-02-18 2003-08-20 Inventio Ag Abstützung einer Antriebseinheit für einen Aufzug
JP2012126509A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Hitachi Ltd エレベータ
EP2580150A4 (en) * 2010-06-10 2016-12-14 Kone Corp FASTENING ARRANGEMENT FOR A LIFTING MACHINE AND LIFT ARRANGEMENT THEREWITH
KR20210063736A (ko) * 2019-11-25 2021-06-02 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터용 권상기의 전도 방지 장치
JPWO2021106101A1 (ja) * 2019-11-27 2021-06-03

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