JPH01156963A - 1−置換5−アミノピラゾールの製法 - Google Patents

1−置換5−アミノピラゾールの製法

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JPH01156963A
JPH01156963A JP24087088A JP24087088A JPH01156963A JP H01156963 A JPH01156963 A JP H01156963A JP 24087088 A JP24087088 A JP 24087088A JP 24087088 A JP24087088 A JP 24087088A JP H01156963 A JPH01156963 A JP H01156963A
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Keigo Nishihira
西平 圭吾
Fumio Iwata
岩田 文夫
Takashi Miyatake
孝 宮武
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、l−置換5−アミノピラゾールの製法に関す
る。
(従来の技術及びその問題点) l−置換5−アミノピラゾールは、医薬、農薬等の合成
中間体として広く利用されている。
アミノピラゾール類の製法は、種々の方法が知られてい
るが、これらの方法をl−置換5−アミノピラゾールの
製造にそのまま適用すると、目的とする1−置換5−ア
ミノピラゾール以外に副生成物であるl−置換3−アミ
ノピラゾールが多量に混在してしまう。
l−置換5−アミノピラゾールの製法としては、β−ジ
アルキルアミノアクリロニトリルとモノ置換ヒドラジン
とを反応させる方法が知られている(***特許公開第2
141700号公報、参照)。
しかしながら、この方法は、原料として用いるβ−ジア
ルキルアミノアクリロニトリルの供給が困難であり、収
率も充分なものとはいえない。
そこで、本発明者らは、容易に供給できる原料から、好
収率で目的物であるl−置換5−アミノピラゾールを製
造できる1−置換5−アミノピラゾールの製法を見出す
べく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った
[発明の構成] (問題点を解決するための手段及び作用)本発明は、 次式(I): R1OCH=CHCN       (I)(式中、R
1は低級アルキル基を表す。)で示される3−アルコキ
シアクリロニトリルと次式(II): R2NHNH,(II) (式中、R2は置換されていてもよい低級アルキル基又
はアリール基を表す。) で示されるモノ置換ヒドラジンとを反応させることを特
徴とする 次式(III): (式中、R2は前記と同義である。) で示されるl−置換5−アミノピラゾールの製法に関す
るものである。
前記式(I ’)、(II)及び(III )において
、R1及びR2で表される低級アルキル基は、炭素数1
〜5のアルキル基であり、例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基
、5eC−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基
等が挙げられる。また、R2で表される低級アルキル基
は、不活性な置換基で置換されていてもよく、かかる置
換低級アルキル基としては、例えばヒドロキシエチル基
、クロロエチル基、ニトロプロピル基等が挙げられる。
前記式(If)において、R2で表されるアリールは、
不活性な置換基で置換されてい−C6よ。、フェニル基
であり、例えばフェニル基、トシル基、クロロフェニル
基、メトキシフェニル基、イソプロピルフェニル基、キ
シリル基、ニトロフェニル基、シアノフェニル基等が挙
げられる。
前記式(n)で示されるモノ置換ヒドラジンは、遊離の
もの、抱水ヒドラジン、鉱酸塩、例えば塩酸塩、硫酸塩
、硝酸塩、リン酸塩のいずれを用いてもよい。
モノ置換ヒドラジンの使用量は、3−アルコキシアクリ
ロニトリル1モルに対し、通常1モル以上、好ましくは
1〜5モルである。
本反応は、モノ置換ヒドラジンとして鉱酸塩以外を用い
る場合は、無溶媒でもよい。溶媒を用いる場合は、反応
に不活性な溶媒であれば、如何なるものを用いてもよい
。かかる溶媒としては、例えば、メタノール、エタノー
ル、プロパツール、ブタノール、エチレングリコール等
のアルコール系溶媒ニジエチルエーテル、イソプロピル
エーテル、ジメトキシエタン、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等のエーテル系溶媒:ベンゼン、トルエン、キ
シレン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化
水素系溶媒:塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素
、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素系溶媒:酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒:
並びにアセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチ
ルホルムアミド及び水等が挙げられる。これらのうち、
水、アルコール系溶媒、及びその混合溶媒が特に好まし
い。
モノ置換ヒドラジンとして鉱酸塩を用いる場合は、鉱酸
塩が不溶な溶媒は使用できない。従って、水性溶媒が好
ましい6 本発明において、反応は、塩基性領域(特にpH8以上
)で行うことが好ましい。反応を酸性領域で行うと副生
成物であるl−置換3−アミノ  □ピラゾールが混在
してしまう。従って、モノ置換ヒドラジンとして鉱酸塩
を用いる場合は、鉱酸塩水溶液が酸性であるため、この
まま用いたのでは選択性が悪くなる。それゆえ、例えば
、水酸化すトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカ
リの水溶液によって、鉱酸塩水溶液のpHを8以上に調
整することが好ましい。
反応は、室温程度の温和な条件でも進行するが、加熱す
るか、反応により生成するアルコールを留去することに
より反応の進行を促進することができる。従って、反応
温度は、30〜100℃が好ましい。
反応終了後は、濃縮、抽出、蒸留、再結晶等の通常の分
離操作により、目的物を単離・生成することができる。
(発明の実施例) 以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明
するが、これらの実施例は本発明の範囲を何ら制限する
ものではない。
実施例1 冷却管、温度計を備えた300m1フラスコに3−メト
キシアクリロニトリル33.2g、水136.5g及び
35%抱水メチルヒドラジン63.1gを仕込み、撹拌
し、90℃まで徐々に界温し、3時間還流した。その時
のpHは9であった。その液を冷却し、液体クロマトグ
ラフィーにて分析したところ、I−メチル−5−アミノ
ピラゾール13.4%、■−メチルー3−アミノピラゾ
ール0.33%を含んでいた。
比較例1 実施例1の装置に3−メトキシアクリロニトリル33.
2g、水129.6g及びメチルヒドラジン硫酸塩70
gを仕込み、撹拌し、90℃まで徐々に昇温し、3時間
還流した。その時のpHは4であった。その液を冷却し
、液体クロマトグラフィーにて分析したところ、l−メ
チル−5−アミノピラゾールl005%、■−メチルー
3−アミノビラゾ〜ル4.5%を含んでいた。
実施例2 実施例1の装置に3−メトキシアクリロニトリル33.
2g、水218.8g及びフェニルヒドラジン51.8
gを仕込み、撹拌し、90〜100’Cに昇温し、3時
間還流した。その時のp[(は8.5であった。その液
を冷却し、液体クロマトグラフィーにて分析したところ
、1−フェニル−5−アミノピラゾール18.5%、■
−フェニルー3−アミノピラゾール0.55%を含んで
いた。
実施例3 実施例1の装置に3−メトキシアクリロニトリル33.
2g、トルエン132g及び80%抱水2−ヒドロキシ
エチルヒドラジン44.1gを仕込み、撹拌し、90°
Cまて徐々に昇温し、4時間還流した。その時のpHは
9であった。その液を冷却し、液体クロマトグラフィー
にて分析したところ、1−(2−ヒドロキシエチル)−
5−アミノピラゾール42.2gを含んでいた。また、
■−(2−ヒドロキシエチル)−3−アミノピラゾール
は検出されなかった。
実施例4 実施例1の装置に3−メトキシアクリロニトリル33.
2g、水132g及び80%抱水2−ヒドロキシエチル
ヒドラジン44.1gを仕込み、撹拌し、90°Cまで
徐々に昇渇し、3時間還流した。その時のpHは8.5
であった。その液を冷却し、液体クロマトグラフィーに
て分析したところ、■−(2−ヒドロキシエチル)−5
−アミノピラゾール43.2gを含んでいた。また、■
−(2−ヒドロキシエチル)−3−アミノピラゾールは
検出されなかった。
[発明の効果] 本発明によれば、容易に供給できる原料がら、目的とす
るl−置換5−アミノピラゾールを選択的に製造するこ
とができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次式( I ): R_1OCH=CHCN( I ) (式中、R_1は低級アルキル基を表す。)で示される
    3−アルコキシアクリロニトリルと次式(II): R_2NHNH_2(II) (式中、R_2は置換されていてもよい低級アルキル基
    又はアリール基を表す。) で示されるモノ置換ヒドラジンとを反応させることを特
    徴とする 次式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_2は前記と同義である。) で示される1−置換5−アミノピラゾールの製法。
JP24087088A 1987-09-29 1988-09-28 1−置換5−アミノピラゾールの製法 Expired - Fee Related JPH0662578B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105294564A (zh) * 2015-12-08 2016-02-03 山东铂源药业有限公司 一种5-氨基-1-(2-羟乙基)吡唑的合成方法

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CN105294564A (zh) * 2015-12-08 2016-02-03 山东铂源药业有限公司 一种5-氨基-1-(2-羟乙基)吡唑的合成方法

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