JPH01155490A - 光学文字等読取装置 - Google Patents

光学文字等読取装置

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JPH01155490A
JPH01155490A JP62315013A JP31501387A JPH01155490A JP H01155490 A JPH01155490 A JP H01155490A JP 62315013 A JP62315013 A JP 62315013A JP 31501387 A JP31501387 A JP 31501387A JP H01155490 A JPH01155490 A JP H01155490A
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JP
Japan
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JP62315013A
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Inventor
Mikio Yamaguchi
幹雄 山口
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、イメージセンサを繰返し走査することによ
り、文字・記号等を含む画像情報を記憶し、当該画像情
報に基づき文字・記号等を識別する光学文字等読取装置
、特に値札などの文字の書かれた行に手でスキャナを持
って当てかうことで、その文字を読み取る、手持ち式光
学文字読取装置などに関する。
〔従来技術及びその問題点〕
スーパーマーケットや百貨店などで、単品毎の売上げ情
報を収集して在庫管理を行うPOS(Point  O
f  5ales)システムが普及しており、手持ち式
の光学文字等読取装置が頻繁に使用されている。第5図
は、従来の手持ち式の光学文字等読取装置の構成例を示
すものである。
以下、その構成を第5図に基づき説明する。スキャナ1
は手2で保持され、例えばPOSシステムで用いる値札
などの用紙3に当てがわれている。
このスキャナ1は、光電変換素子を面状に配設し、照明
光源4、レンズ5、イメージセンサ6、駆動・二値化回
路7を含んで構成されている。イメージセンサ6は、少
なくとも用紙3に記載された文字の一装置の視野を有す
る。駆動・二値化回路7は、イメージセンサ6の出力信
号であるアナログ信号を文字領域および背景領域のそれ
ぞれ対応する二値化信号に変換する。スキャナ1の作動
は、たとえば押しボタンスイッチで行う。上記駆動・二
値化回路7で変換された二値化信号は、画面メモリga
、8b、8cに送られる。画面メモリ8a、3b、8c
は、−桁切り出し部9を介して−桁メモリ10に接続さ
れている。−桁切り出し部9は、X座標カウンタ9aお
よび一桁切り出し回路9bで構成されている。−桁メモ
リ10は、−文字切り出し部11を介して一文字メモリ
12に接続され、−文字メモリ12は文字識別回路13
に接続されている。
第6図は、−文字切り出し部11の構成を示すものであ
る。横OR回路11aは、−桁メモリ10の中の文字・
記号等のあるY座標値を求め、−文字切り出し回路11
bに一桁メモリ10から一文字画像を取り出すためのY
座標値を与える。
−文字切り出し回路11bは、横OR回路11aからY
座標値を受は取り、−桁メモリ10から一文字画像を取
り出し一文字メモリ12に記憶する。
識別結果バッファ14a、14b、14cは、上記X座
標カウンタ9aおよび文字識別回路13に接続されてお
り、所定のデータが入力できるように構成されている。
識別結果バッファ14a。
14b、14cは、桁合せ処理部15、多数決処理部1
6に接続され、識別結果が確定される。画面メモリ8a
、8b、8cは、イメージセンサ6の視野全体(たとえ
ばX座標−p1Y座標−qとした場合、pXQ画素)に
相当する二値化データを格納する。なお、後述する文字
識別回路13は一文字ずつ認識するものであるので、画
面メモリ8a、8b、8cからは1文字分のデータを取
り出す必要がある。そのため、−桁切り出し部9bは画
面メモリ8a、’8b、gcから一文字切り出し部11
が処理できるm X q画素に相当するデータを取り出
し一桁メモリ10に格納し、−文字切り出し部11は一
桁メモリ10から文字識別回路13が処理できるmXn
画素に相当するデータ(1文字分のデータ)を取り出し
一文字メモリ12に格納する。
以下、第7図に基づき画面メモリ8aから1文字分のデ
ータを取り出す方法を説明する。第7図(a)は、スキ
ャナ1が用紙3から読み取り、画面メモリ8aに収納さ
れているデータ3oを示すものである。同図(a)にお
いて、まず−桁切り出し部9はXl−1からX2−m1
Yl−1がらY2−qまでのデータを画面メモリ8aか
ら取り出し、−桁メモリ10に転送する(同図(bl)
’)。−文字切り出し部11は一桁メモリ10の内容を
判断し文字像を含む範囲のn(n<q)部分を一文字メ
モリ12に転送する(同図(e、))。−文字メモリ1
2に識別可能な文字が入っているときは文字識別回路1
3により文字が認識される。なお、文字像を含む範囲の
求め方は第8図に基づき後述する。
次に、X、−2からX 2− m +1、Y、、−1か
らY2−qまでのデータを画面メモリ8aから取り出し
、−桁メモリ10に転送する(第7図(b2))。そし
て文字像を含む範囲の画像を一文字メモリ12に転送す
る(同図(C2))。以下、同様にして画面メモリ8a
から取り出す位置を順にずらして一桁メモリ10に転送
し、文字像を含む画像を一文字メモリ12に転送し、文
字識別回路13で処理を行うことで一装置の認識を行う
。なお−桁切り出し部9は、X座標カウンタ9aと一桁
切り出し回路9bから成り立っている。
X座標カウンタ9aは、画面メモリ8aから一桁メモリ
に画像を取り出すときの座標を示すもので、−指画像の
取り出しが進むにしたがって逐次その値は増える。−桁
切り出し回路9bは、X座標カウンタ9aで示される切
り出し位置にしたがって、画面メモリ8aから一桁メモ
リ10に画像を取り出す機能を持つ。
次に、文字像を含む範囲の求め方を第8図に基づき説明
する。まずX方向の一行に注目し、その行に黒画素があ
れば1とし、黒画素が無ければ0とする演算を行う。例
えばセンサの黒出力を1とし、白出力をOとして表わす
と、その演算結果は一行の各画素の論理和をとったもの
になる(以下、かかる演算を「横OR処理」という。)
。したがって、文字がある部分では!8図(b)で示す
ように、その範囲だけ横OR処理の結果は黒となる。
−桁メモリ10から一文字メモリ12へ転送する範囲は
、例えばY−13から横OR処理が黒になったとすると
、文字の上方の白を含めてYlllからn画素とする。
以上の処理によって、イメージセンサ6の視野の中に含
まれる、文字・記号等を読み取ることができる。イメー
ジセンサ6を走査して用紙3の画像を画面メモリ8a、
8b。
8Cに逐次蓄え、画面メモリの中の各文字・記号等を認
識する処理は逐次行われ、文字・記号等の認識結果とそ
の文字の視野内の位置(文字・記号等が認識されたとき
に一桁切り出し部9が一桁メモリ10に画面を切り出し
たときのX座標)が識別結果バッファ14a、14b、
14cに蓄えられる。
なお、第5図の光学文字等読取装置においては、一つの
文字に対して繰り返し識別した結果の多数決をとること
で識別率の向上を図っており、識別結果バッフy 14
 a +  14 b T  14 c s桁合わせ処
理部15、多数決処理部16は、3回画面を取り込んで
識別したときの文字の識別結果の多数決を取る手段であ
る。まず、識別結果バッファ14a、14b、14cに
記憶されている文字のX座標の値と識別結果が桁合わせ
処理部15に送られ、桁合わせ処理部15は文字のX座
標の値に基づいて、同一桁と判断できる文字識別結果を
対応づける。多数決処理部16は対応付けられた文字識
別結果同士の多数決を取り、その桁に対する最終的な識
別結果を得る。
以下、多数決の一例を第9図に基づき説明する。
同図(a)は、用紙3に記載されている行である。
第9図(b  )、  (b  )  (b3)はそれ
ぞれ、1度目、2度目、3度目の識別における識別結果
を示すものである。同図(bl)では「1」の文字が欠
け、同図(b2)では「2」の文字が欠け、同図(b3
)では「3」の文字が欠けているが、文字の視野内にお
けるX座標を基にして各桁における識別結果の対応を取
ってから多数決を取ることで同図(b4)のように正解
が得られている。
なお、文字のX座標を用いず、単純に識別した文字の先
頭から対応付けて多数決をとると、同図(C)のように
対応付けが失敗して正解が得られない場合があるので、
桁合わせ処理部15を設けている。そのため、文字抜け
となった桁が存在しても、桁合わせ処理によって、第9
図(b4)に示すように同一桁に対する識別結果のみに
よる多数決処理を行うことができる。
しかし従来の光学文字等読取装置では、複数の画面メモ
リのデータを全て最初から識別するので、複数の画面を
識別する場合、1回の画面を認識するのに要する時間の
画面数倍必要になる。そのため、読取り時間が長期化す
るという欠点があった。
そこでこの発明は、各画面で得られた識別結果の多数決
を取ることで最終的な識別結果とする際に、ある文字・
記号等に対し一部の画像による識別結果だけで多数決結
果が定まるのに必要な識別結果(たとえば、画像数が3
であれば2)が得られれば、残りの画像において文字・
記号等の識別処理が不要である点に着目して、同一識別
結果が画面メモリの総数の過半数に達した時点で識別結
果を確定することにより、読取り時間の短縮化を図るも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するためこの発明は、イメージセンサ
を繰返し走査することにより、文字・記号等を含む画像
情報を記憶し、当該画像情報に基づき文字・記号等を識
別する光学文字等読取装置において、画像情報を二値化
情報として複数記憶する画像情報記憶手段と、画像情報
記憶手段により記憶された一つの二値化情報に基づき文
字・記号等が存在する位置を検出する位置検出手段と、
位置検出手段により検出された文字・記号等が存在する
位置を他の二値化画像情報と対応させる検出位置対応手
段と、画像情報記憶手段に記憶された二値化画像情報か
ら位置検出手段が前記検出位置対応手段で対応、させな
がら切り出した文字・記号等の画像情報を識別・処理す
る識別処理手段と、識別処理手段により得られた文字・
記号等に対する一の識別結果が画像情報記憶手段に記憶
された二値化画像情報の総数の過半数に達したことを検
知する過半数判定手段と、過半数判定手段の検知情報に
基づき少なくとも前記過半数に達した識別結果を含む複
数の識別結果を多数決で一つの識別結果に特定する多数
決処理手段とを備えて構成され、一の識別結果が過半数
に達した時点で多数決処理がなされ識別結果が特定され
ることを特徴とする。
〔作用〕
この発明は以上のように構成されているので、過半数判
定手段と多数決処理手段の相互作用により、一つの識別
結果が過半数に達した時点で多数決処理がなされ識別結
果が特定される。
〔実施例〕
以下、この発明に係る光学文字等読取装置の一実施例を
添付図面に基づき説明する。なお説明において、発明の
構成要素として同一機能(作用)を有する同一要素には
同一符号を用い、重複する説明は省略する。
第1図は、この発明に係る光学文字等読取装置の基本構
成例を示すものである。スキャナ1乃至画面メモリ8a
、8b、8cは、従来技術と同一なので説明を省略する
。この基本構成例は、基本的に画像情報記憶手段A1識
別処理手段B1多数決処理手段C1位置検出手段D1検
出位置対応手段E1過半数判定手段Fを含んで構成され
ている。
画像情報記憶手段Aは、位置検出手段りに接続されてお
り、格納されている画像情報を位置検出手段に送信する
ことができる。位置検出手段りは、検出位置対応手段E
及び識別処理手段Bに接続されている。そのため位置検
出手段りは、検出した位置情報を検出位置対応手段Eに
送ることができると共に、検出位置対応手段Eから送ら
れた位置情報を受信することができる。識別処理手段B
は、位置検出手段りにより得られた文字・記号等を含む
画像情報に基づき、文字・記号等を識別する。
識別処理手段Bは多数決処理手段Cに接続され、識別さ
れた複数の識別結果に基づく多数決により、多数決処理
手段Cが正しい文字・記号等を特定する。過半数判定手
段Fは、多数決処理手段Cおよび検出位置対応手段Eに
接続されており、多数決処理手段Cに送られた識別結果
が過半数に達したか否かを判定し、その判定が過半数以
上である場合には、多数決処理を行うため処理信号を多
数決処理手段Cに送る。一方、判定が過半数未満である
場合には、識別処理を続けるため検出位置対応手段Eに
信号を送る。ここで過半数は、画像情報記憶手段Aの総
数に依存する。総数をNとすれば、過半数はNが奇数で
あれば(N+1)/2、Nが偶数であればN/2+1と
なる。検出位置対応手段Eは、次の画像情報記憶手段8
bに記憶された画像情報と検出位置を対応させ文字・記
号等の識別がなされる。第2図は、多数決処理手段Cと
過半数判定手段Fの具体的接続法の一例を示すものであ
る。この場合、画面メモリの総数が3つなので過半数は
2になり、同一結果が2つ存在すれば多数決結果を確定
できる。そのため、識別結果バッファ14a、14bと
過半数判定手段Fは接続されており、第1画面および第
2画面の識別結果が過半数判定手段Fに送られる。
次に、この実施例の作用を説明する。画像情報記憶手段
8aに格納された画像情報は、位置検出手段りに送られ
、文字・記号等が存在する位置がY方向及びX方向で検
出される。Y方向の検出は前述したように、横OR処理
を求めることにより文字・記号等が存在する位置を検出
する。X方向の検出は、順次一定の範囲ずつ位置をずら
しながら文字・記号等が存在する位置を検出する。ここ
で重要なことは、上記位置検出手段で検出された位置情
報、すなわち文字・記号等が存在する位置情報が検出位
置対応手段Eにより記憶されることである。位置検出手
段りにより検出された画像情報は順次識別処理手段Bに
送られ、文字・記号等の識別がなされる。画像情報記憶
手段8aに格納されている全ての画像情報が識別される
と、次の画像情報記憶手段8bに格納されている画像情
報に対し、上記同様の処理がなされる。この場合、上記
処理と異なる点は、検出位置対応手段Eから位置情報が
位置検出手段りに送られ、検出位置対応手段Eに記憶さ
れた位置情報に基づき、画像情報における検出がなされ
る点および多数決処理手段Cに送られた識別結果のうち
、同一結果が画像情報記憶手段の総数の過半数以上存在
することを検知した時点で識別結果を確定する点である
。従って、画像情報記憶手段8aにおいてxl−5、Y
l−11で文字・記号等の情報が識別されたとすれば、
画像情報記憶手段8b、8cにおける識別処理はX  
−5、Yl−11から始まり、たとえば画像情報記憶手
段8a、8bを識別した時点で、識別結果“0”が2つ
、すなわち過半数以上存在した場合には多数決処理がな
される。この場合の多数決結果は“0”になる。
次に、この発明にかかる光学文字等読取装置の第1の実
施例を、第3図に基づき説明する。まず、第1図に示す
基本構成例との対応関係を説明する。
この場合、画像情報記憶手段Aとして画面メモリ8 a
 、8 b r 8 Cs識別処理手段Bとして文字識
別回路13、多数決処理手段Cとして識別結果バッフy
14a、14b、14c、桁合せ処理部15及び多数決
処理部16、位置検出手段りとして一桁切り出し回路9
b、−桁メモリ−0、−文字切り出し部11及び−文字
メモリ−2、検出位置対応手段EとしてX座標カウンタ
9a、座標値切り換え回路17、過半数判定手段Fとし
て一致判定回路20を使用している。
従来の光学文字等読取装置と異なる点は、座標値切り換
え回路17及び一致判定回路20を有する点である。こ
の座標値切り換え回路17は、X座標カウンタ9aと一
桁切り出し回路9bとの間に接続されており、一致判定
回路20は桁合せ処理部15および座標値切り換え回路
17に接続されている。ここで、座標値切り換え回路1
7は一桁切り出し回路9bに与えるX座標の値を切り換
えるためのものであり、一致判定回路20は文字識別回
路13が文字の存在を識別したときの一の識別結果と他
の識別結果が一致しているか否かを判定するものである
。ここで「文字の存在を識別したとき」とは、文字識別
回路13が文字を識別したとき又は識別不能を出力した
ときである。さらに識別不能とは、文字は存在するが何
の文字であるか識別することができないことである。こ
の場合は、第2、第3画面において正しく識別できれば
多数決処理により正解を得ることができる。
次に、第1の実施例の作用を説明する。第1画面の識別
結果は、識別不能の場合を含めて識別結果バッファ14
aに記憶される。第1画面の識別結果において一桁切り
出し回路9bが一桁画像を切り出す位置はX座標カウン
タ9aが出力する座標値である。X座標カウンタ9aは
X座標を1ずつ増やした値を出力するので、第1画面の
場合文字の有無に拘らず画面全体に対して一桁切り出し
を行う。画面メモリ8bの第2画面を識別するときは、
第1画面と同様に行われる。
第2画面における文字識別回路13の識別結果は識別結
果バッファ14bに蓄えられ、第1画面及び第2画面の
識別処理が終了した時点で、各文字の識別結果に対し、
第3画面の識別が必要であるか否かの判定処理がなされ
る。まず、桁合せ処理部15により第1画面および第2
画面の識別結果同士の桁合せを行い、桁合せのちの識別
結果をRa、Rbとし、その桁のX座標をXiとする。
多数決結果が上記2つの識別結果がら確定できるのは、
Ra−Rbの場合である。そのため、RaとRbが一致
するか否かを一致判定回路2oで判定する。もし両者が
一致すれば、この2つの識別結果だけを使って多数決処
理部16は多数決結果を求める(Ra−Rbであれば、
多数決結果はRaである)。もし両者が一致しなければ
、桁合せの結果から得られるXiの座標値を使って画面
メモリ8cに記憶されている第3画面を識別する。
このとき用いられるX座標値は座標値切り換え回路17
によってX座標カウンタ9aから桁合せ処理部15の出
力するX座標値に切り換えられる。
Xiの座標における第3画面の識別結果Rcが文字識別
回路13から得られれば、識別結果バッファ14cにセ
ットされ、多数決処理部16はRa。
Rb、Rcに基づき多数決処理を行う。これにより、第
3画面の識別は文字の存在するX座標のみで文字の識別
をすることができ、第2画面のときと同様に第1画面の
認識のときに比べ飛躍的に短時間で画面の識別をするこ
とができる。
この実施例では、−文字切り出しのための横OR処理は
、−行に存在する全ての文字・記号等に対してなされる
が、Y座標カウンタ、座標値切り換え回路および座標バ
ッファを設けることにより、文字・記号等が存在するY
座標値を記憶させることもできる。
この場合、−文字切り出し部11に座標値切り換え回路
を接続し、この座標値切り換え回路にY座標カウンタを
接続する。さらに、Y座標カウンタと座標値切り換え回
路の間に座標バッファを接続し、Y座標カウンタの座標
値を座標バッファに記憶できるように構成する。それぞ
れの機能および作用は上述した通りなので説明は省略す
る。このように構成すると、2番目に切り出された文字
・記号等を含む桁において、1番目の桁で文字・記号等
が検出された位置(Y、−11(第7図(c)参照))
から−文字の切り出しができるので、文字・記号等の識
別処理時間が短縮できる。
次に、この発明に係る光学文字等読取装置の第2の実施
例を、第4図に基づき説明する。まず、第1図に示す基
本構成例との対応関係を説明する。
この場合、画像情報記憶手段Aとして画面メモリ8 a
 r 8 b * 8 Cs識別処理手段Bとして文字
識別回路13、多数決処理手段Cとして識別結果バッフ
ァ14a、14b、14c及び多数決処理部16、位置
検出手段りとして一桁切り出し回路9b、−桁メモリ1
0、−文字切り出し部11、−文字メモリ12、検出位
置対応手段EとしてX座標カウンタ9a及び画面切り換
え制御回路19、過半数判定手段Fとして一致判定回路
20を使用している。
従来の光学文字等読取装置と異なる点は、画面切り換え
制御回路19及び一致判定回路2oを有し、桁合せ処理
部15(第5図参照)がない点である。画面切り換え制
御回路19は画面メモリを切り換える機能を有しており
、画面メモリ8a。
8b、8cSX座標カウンタ9a及び文字識別回路13
に接続されている。そのため、文字識別回路13からは
画面切り換え信号を受信し、X座標カウンタ9aにはカ
ウント停止信号を送ることができるように構成されてい
る。一致判定回路2゜は、識別結果バッファ14a、1
4b、多数決処理部16および画面切り換え制御回路1
9に接続されている。そのため、識別結果バッファ14
a。
14bから識別結果を受信し、2つの結果が一致してい
れば多数決処理のため、処理信号を多数決処理部16に
送る。一方、2つの結果が一致していなければ識別処理
を続けるため、画面の切り換え信号を画面切り換え制御
回路19に送る。
次に、この実施例の作用を説明する。スキャナ1を手2
で用紙3に当てがい、照明光源4で照らされる文字・記
号等の像をレンズ5によりイメージセンサ6に結像する
。イメージセンサ6は駆動・二値化回路7により走査さ
れ、文字・記号等の二値化画像が画面メモリ8a、8b
、8cに記憶される。−桁切り出し部9は画面メモリ8
aから逐次−桁画像を切り出し一桁メモリ10に送り、
−文字切り出し部11は一桁メモリ10から一文字画像
を切り出し一文字メモリ12に送る。−文字メモリ12
へ送られた一文字画像は、文字識別回路13で識別され
る。文字識別回路13が文字・記号等の存在を識別した
ときは、画面切り換え制御回路19に信号が送られる。
画面識別回路19は、X座標カウンタ9aにカウント停
止信号を送ると共に、−桁切り出し回路9bが一桁画像
を切り出す対象を画面メモリ8bに切り換える。
画面メモリ8bにおける文字・記号等の識別処理は、検
出位置対応手段Eの作用により第1画面で文字・記号等
が存在した位置(Xl−5)で行われる。第1画面によ
る識別結果Raと第2画面による識別結果Rbはそれぞ
れ識別結果バッファ14a、14bに蓄えられる。その
後一致判定回路20により2つの識別結果が一致するか
否かが判定される。もし一致するなら第3画面に対する
識別処理は行われず、多数決処理部16により多数決結
果としてRa(−Rb)が出力される。もし一致しなけ
れば画面の切り換え信号が出力され、画面切り換え制御
回路19はX座標カウンタ9aの値を保持し、−桁切り
出し回路9bが切り出す対象を画面メモリ8cに切り換
える。かかる処理により、画面メモリ8aにおいて文字
・記号等が存在する位置と対応する位置で画面メモリ8
cが識別できる。文字識別回路13から得られる第3画
面による識別結果Reは識別結果バッファ14cに記憶
され、Ra、Rb、Reが多数決処理部16に送られ、
3つの識別結果の多数決結果が最終的な識別結果として
出力される。以上の処理により多数決結果がその桁に対
し定まれば、画面切り換え制御回路19はX座標カウン
タ9aの停止状態を解除し、−桁画像の切り出しを画面
メモリ8aの第1画面に戻す。以降は、次の文字・記号
等の存在が文字識別回路13で識別されるまで、第1画
面の識別処理が続けられる。
なお、3つの画面を取り込む際にスキャナ1と用紙3の
相対位置がずれて各画面における同一文字像のX座標値
が多少ずれる可能性があるときは、第2画面以降で第1
画面の識別で判明した文字位置の近傍を含めて宜別する
。例えば、第1画面の所定の文字座標がXlであれば、
第2画面では当該文字に対してX  −1、X  SX
  +1の3かl    1  l 所で識別する。この場合、第2画面でXlのみ識別する
場合に比べて3倍の処理時間を必要とするが、従来技術
のように画面の全ての場所で識別する場合に比べ、処理
時間は短くすることができる。
この実施例は以上のように構成されているので、文字・
記号等の位置は第1画面だけで行われ、さらに識別結果
が同一の場合には第1画面および第2画面で識別結果が
確定するので、処理時間を短縮することができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように構成されているので、簡単な回
路構成で、画像情報の識別に要する時間を短縮すること
ができる。
特に、従来の光学文字等読取装置で使用されているX座
標カウンタを利用できるので、付加すべき部品数を少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る光学文字等読取装置の基本構
成例の構成を示す図、第2図は、第1図の基本構成例の
多数決処理手段と過半数判定手段の接続例を示す図、第
3図は、第1図における基本構成例の第1の実施例を示
す図、第4図は、第1図における基本構成例の第2の実
施例を示す図、第5図は、従来の光学文字等読取装置の
構成を示す図、第6図は、−文字切り出し部の構成を示
す図、第7図は、−文字切り出しまでの処理を説明する
ための工程図、第8図は、−文字切り出し方法を説明す
るための図、第9図は、多数決例を示す図である。 A・・・画像情報記憶手段 B・・・識別処理手段C・
・・多数決処理手段  D・・・位置検出手段手段E・
・・検出位置対応手段 F・・・過半数判定手段1・・
・スキャナ     2・・・手3・・・用紙    
   4・・・照明光源5・・・レンズ      6
・・・イメージセンサ7・・・駆動ψ二値化回路 8・・・画面メモリ    9・・・−桁切り出し部1
0・・・−桁メモリ   11・・・−文字切り出し部
12・・・−文字メモリ  13・・・文字識別回路1
4・・・識別結果バッファ 15・・・桁合せ処理部  16・・・多数決処理部1
7・・・座標値切り換え回路 18・・・座標バッファ 19・・・画面切り換え制御回路 20・・・一致判定回路 特許出願人  住友電気工業株式会社 代理人弁理士   長谷用  芳  樹間      
    山    1)   行    −手続補正書 昭和63年1月14日 1 事件の表示 昭和62年特許願第315013号 2 発明の名称 光学文字等読取装置 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 (213)  住友電気工業株式会社 4 代 理 人 (郵便番号 101 )東京都千代田
区岩本町三丁目5番地2号フォアサイトビル4階 図面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イメージセンサを繰返し走査することにより、文字
    ・記号等を含む画像情報を記憶し、当該画像情報に基づ
    き文字・記号等を識別する光学文字等読取装置において
    、 前記画像情報を二値化情報として複数記憶する画像情報
    記憶手段と、 前記画像情報記憶手段により記憶された一つの二値化情
    報に基づき、文字・記号等が存在する位置を検出する位
    置検出手段と、 前記位置検出手段により検出された文字・記号等が存在
    する位置を他の二値化画像情報と対応させる検出位置対
    応手段と、 前記画像情報記憶手段に記憶された二値化画像情報から
    、前記位置検出手段が前記検出位置対応手段で対応させ
    ながら切り出した文字・記号等の画像情報を識別・処理
    する識別処理手段と、前記識別処理手段により得られた
    文字・記号等に対する一の識別結果が、前記画像情報記
    憶手段に記憶された二値化画像情報の総数の過半数に達
    したことを検知する過半数判定手段と、 前記過半数判定手段の検知情報に基づき、少なくとも前
    記過半数に達した識別結果を含む複数の識別結果を多数
    決で一つの識別結果に特定する多数決処理手段とを備え
    て構成され、 前記一の識別結果が前記過半数に達した時点で多数決処
    理がなされ識別結果が特定されることを特徴とする光学
    文字等読取装置。 2、前記検出位置対応手段が、最初の二値化画像情報を
    前記位置検出手段手段が識別するときの文字・記号等が
    検出された位置を記憶する記憶手段であり、前記位置検
    出手段が識別対象の二値化情報に切り換えられたとき、
    記憶された前記位置情報に基づき文字・記号等の切り出
    しを行うところの特許請求の範囲第1項記載の光学文字
    等読取装置。 3、前記多数決処理手段が、前記位置検出手段により検
    出された位置情報に基づき識別結果の桁合せ処理を行う
    桁合せ処理部を有し、桁合せ処理がなされた識別結果に
    対して多数決処理をするところの特許請求の範囲第1項
    記載の光学文字等読取装置。
JP62315013A 1987-12-11 1987-12-11 光学文字等読取装置 Pending JPH01155490A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171993A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Fuji Xerox Co Ltd 文書レビュー支援装置、文書レビュー支援方法及び文書レビュー支援プログラム
CN104657729A (zh) * 2015-03-04 2015-05-27 邬晨燚 一种便携式的扫描器

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