JPH01155088A - 渦巻き圧縮機及びその組立方法 - Google Patents

渦巻き圧縮機及びその組立方法

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JPH01155088A
JPH01155088A JP63284829A JP28482988A JPH01155088A JP H01155088 A JPH01155088 A JP H01155088A JP 63284829 A JP63284829 A JP 63284829A JP 28482988 A JP28482988 A JP 28482988A JP H01155088 A JPH01155088 A JP H01155088A
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JP
Japan
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volute
crankshaft
oil
shell
arrangement
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Application number
JP63284829A
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English (en)
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Shahrokh Etemad
シャーロク・エトマッド
Donald Yannascoli
ドナルド・ヤナスコリ
Michael Hatzikazakis
マイケル・ハジカザキス
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Carrier Corp
Original Assignee
Carrier Corp
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Priority claimed from US07/125,893 external-priority patent/US4795321A/en
Priority claimed from US07/125,894 external-priority patent/US4768936A/en
Priority claimed from US07/125,898 external-priority patent/US4811471A/en
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/063Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 渦巻き機械は流体を圧縮し、膨張し或いは汲上げるため
に使うことができ、各々円形端部板と螺旋形又はインボ
リュ−1・形ラップを有する二つの渦巻き部材が含まれ
る。かかる渦巻き部材は円周方向及び半径方向に湾曲し
て維持されており、二つのラップが嵌込まれると複数の
接触線が形成されるか或いはラップ間に生ずる最小の隙
間によって隔置され、それによって少なくとも一対の流
体ポケット或いはチャンバが郭定される。一方の渦巻き
部材は静止しているが他方の渦巻き部材は偏心軸及び回
転制限継手によって旋回する。二つの渦巻き部材の相対
的な旋回運動によって接触線乃至は最小隙間がラップの
湾曲した面に沿って移動し、それによって流体ポケット
内の捕捉空間が体積変化する。かかる捕捉空間は旋回運
動の方向によって増加することもまた減小することも可
能である。一般に数個の捕捉空間が同時に存在するから
、数個の接触線又は最小隙間が同時に存在し且それらは
各々ラップに沿って運動しその運動は圧縮機ケーシング
内の中央即ち吐出部方向を向いている。圧縮機のケーシ
ング内で圧縮ガスによって渦巻き部材を軸方向に分離さ
せる力が生出され、それによって高いスラスト荷重と先
端部漏洩が生ずる。更に付加えると、水平型装置と垂直
型装置では通常光なる設計が要求される。渦巻き機械の
本来の形状は縦長であり且細長い。従って装置ユニット
の寸法及び梱包形態から、一般に渦巻き機械は水平方向
に取付けるのが好ましい。
従来の垂直型渦巻き圧縮機では、モータは渦巻き機構の
下部に取付けられ、従ってやや長細いシェルと、モータ
を横切り高い負荷が掛かった軸受を潤滑するために高い
揚力を必要とする基本的な遠心ポンプと、潤滑油を油溜
めに戻すための傾斜方向に敏感な重力潤滑油分離機構と
、一定のシール性能を有する精密定量オイル噴射装置と
が含まれることとなる。
発明の概要 最良の実施例に於て、高い気密性を有する渦巻き圧縮機
は許容差を小さく制御することとオイル噴射を組合せる
ことによってシールされる。かかるオイルによってシー
ル機能の他に潤滑機能が提供されるから排気ガスからオ
イルを効果的に分離する必要が生ずる。油溜めは隔離さ
れており、オイル汲上げ運動はクランク軸の遠心ポンプ
運動によって及び圧縮機吐出圧にある油溜め圧力とオイ
ルが渦巻き内に噴射されるときの中間圧力との差圧によ
って生出される。垂直に配置された場合、モータは渦巻
き部材の上部に取付けられ、それによって吐出管入口に
発生する渦をオイルの遠心分離のために利用することが
許される。一般に水平方向に配置された場合であっても
、この装置は十分に作動し且モータによる荷重の偏りは
小さい。
オイルが油溜めに重力で戻るためには水平方向から少な
くとも15〜20°の角度か必要である。
本発明の目的は設置方向に無関係な渦巻き圧縮機を提供
することである。
本発明の他の目的は軸方向又は半径方向のシールを必要
としない渦巻き圧縮機を提供することである。
本発明の更に他の目的はシール機能を提供するために許
容差を小さく制御することとオイルを噴射することを組
合せた渦巻き圧縮機を提供することである。
本発明の他の目的は旋回渦巻きに加わる軸方向の荷重の
大部分を打消すために二つの段階の背圧を制御すること
を組込んだ軸方向のスラスト軸受を提供することである
。以下で明瞭になるであろうこれらの目的及び他の目的
は本発明によって達成される。
基本的には高い気密性を有する渦巻き圧縮機には、シー
ルのため、軸方向の荷重を打消すための背圧差を供給す
るために、及び潤滑油を供給するためにオイル噴射が使
われる。油溜めは隔離されており且圧縮機吐出圧に保た
れているから、潤滑油を軸受面上に及び噴射点にまで供
給するために必要な力が差圧により提供される。垂直に
配置された場合、モータは渦巻き部材上に配置され、そ
の重さは軸方向の荷重を打消すために背圧差と共働して
作用する。
最良の実施例の説明 第1図から第4図に於て符号20はラップ22を有する
固定渦巻きを概括的に示しており、符号2]はラップ2
3を有する旋回渦巻きを概括的に示している。符号Aか
らM及び1から12がイ」されたチャンバはそれぞれ順
に吸込]二程、圧縮工程及び吐出工程を示しており、チ
ャンバMは本装置が圧縮機として作動されるときに吐出
口25に形成される共通のチャンバである。チャンバ4
から11及びDからKはそれぞれおよそ360°拡がる
螺旋形の三日月又はルネットの形状をしており、その両
端は渦巻きラップ間の接触線又は最小隙間点である。例
えば第1図の点Xがチャンバ5及び9を分割している接
触線又は最小隙間点を表わしているとすると、この点で
高圧チャンバ9から低圧チャンバ5へ漏洩する可能性が
あり、かかる漏洩によって損失又は効率低下がもたらさ
れることが明らかであろう。漏洩による損失を最小化す
るために、最小の許容差を維持すること、ポジティブメ
カニカルチップシールを使用すること及び高速で回転さ
せることが通常必要である。しかしながら本発明ではオ
イル噴射を使用することによってシール機能が達成され
る。再び第1図から第4図について説明すると、チャン
バ1から12はチャンバAからLに対して両者がラップ
22及び23の両側に配置されているという点を除いて
左右対称であるということが了解されよう。
第5図から第8図について説明すると、固定渦巻き20
は螺旋形状部を有するほぼ円板形をしており、かかる螺
旋形状部が取除かれることによってラップ22が郭定さ
れる。直径方向両端に隔置されており、円周方向に約3
0°延在する二つのリセス部20−1及び20−2が固
定渦巻き20の周縁部に形成されており、それによって
棚2゜−3及び20〜4がそれぞれ郭定されている。第
7図に詳細に図示されているように、直径方向の孔20
−5は、排出流路の一部を形成すべく吐出口25と流体
的に連結されており、且装置されたリセス部20−1及
び20−2の間に延在している。孔20−6に吸込管1
6が受入れられており、それによって孔20−6は入口
として機能する。
孔20−6は以下で説明されるようにOリングを受入れ
るために形成された溝20−7を内面に備えている。更
に組立ボルトを受入れるための深ざぐりされた軸方向の
孔20−8が備えられている。
−17= 軸方向の孔20−9によってオイルピックアップ管が受
入れられ且潤滑油流路の一部が形成される。
軸方向の孔20−10によってオイル戻り流路の一部が
形成される。
第9図から第12図について説明すると、旋回渦巻き2
1はラップ23とその反対側面上にボス21−1を有し
ている。軸方向の孔2]−2がボス21−1内に形成さ
れている。半径方向の孔21−3は孔21−2内で終端
しており、他端には固定ねじ26又は他の適切な構造体
か挿入されている。軸方向の孔21−4は環状の溝21
−14と交差し且孔21−3内で終端しており、その両
者によって潤滑油流路の一部が形成されている。
直径方向両端に配置された孔21−5及び21−6はそ
れぞれ軸方向の孔21−7及び21−8と交差している
。半径方向の孔21−9がボス21−1に形成されてお
り且軸方向の孔21−10と交差している。軸方向の孔
21−11は旋回渦巻き21を貫通して延在している。
軸方向の孔21−7.21−8.21−10及び21−
11はそ−]8 − れそれラップ23で終端しており、それによってラップ
22及び23間のシールのための潤滑油流路が提供され
る。より詳細に説明すると孔21−7及び21−8によ
って下側中間圧力にあるラップ間のオイルか提供され、
孔21−10及び21−11によって上側中間圧力にあ
るラップ間のオイルが提供され、それによって油溜めに
対する圧力差が作出される。更に(=f加えて説明する
と、かかる下側中間圧力及び上側中間圧力にあるオイル
は、ラップ間に供給される前に旋回渦巻き21の背後に
作用しそれによって渦巻き20及び21を分離すべく働
く軸力に対する釣合いが保たれる。
半径方向の溝21−12及び21−13は通常の態様で
オルダム継手と共働する。ボス21−1はクランク軸に
対するスラスト面を有しており、その直径方向両端に配
置されたV形溝21−15によってボス21−1を横断
する潤滑油流路が提供される。
第16図に詳細に示されているように、クランク軸30
は順に細い軸部30−1、主軸部3〇−2、フランジ部
30−3及び偏心軸部30−4を有する。軸方向の孔3
0−5は直径方向の孔3〇−6でほぼ終端している。孔
30−5及び3〇−6によって潤滑油流路の一部が形成
され、且遠心ポンプが郭定される。組立てるときクラン
ク軸30は第13図から第15図に詳細に図示されてい
るベアリングヘッド内に受入れられる。
クランク軸30の主軸部30−2はクランクケース即ち
ベアリングヘッド32に設けられた孔32−1内に受入
れられ且支持され、一方細長い軸部30〜1はベアリン
グヘッドから外方に延在している。孔32−1は管状部
32−5内に配置されており且環状肩部32−2及び環
状リセス部32−3を介して孔32−4に至っている。
肩部32−2によって始動時の電磁力又は異常運転時の
非平衡ガス圧力によるクランク軸30の軸方向上方の運
動が制御される。面32−9上に設けられた環状リセス
部32−8内には半径方向のスロワ1−32−6及び3
2−7が形成されており、かかるスロットは通常の態様
でオルダム継手と共働する。管状部32−5の周りには
同軸的にスリーブ部32−10が配置されており、その
両者によってオイルを収納するための環状リセス部32
−11が形成され、ここに集められたオイルは通路32
−12を通って排出される。第13図及び第14図に詳
細に図示されているように、リセス部32−11の底部
はウェブ32−20によってそれぞれ90’の角度で隔
置された四つの部分に分割されており、且かかるウェブ
によって剛性が提供される。
環状の肩部32−13がスリーブ部32−10の内壁上
に形成されており、それによってモータのステータか支
持される。環状リセス部32−14が孔32−1内に形
成されており、それによってオイルガレが郭定され、か
かるオイルガレによってクランク軸及びジャーナル面を
潤滑するための一定量の潤滑油が供給される。直径方向
両端に配置され軸方向に延在するリセス部32−15及
び32−16がスリーブ部32−10の外側壁面上に形
成されており、固定渦巻き20上に隔置されて設けられ
たリセス部20−1及び20−2に対応している。半径
方向のノツチ32−17及び32−18がスリーブ部3
2−10を通ってそれぞれリセス部32−15及び32
−16まで延在している。ねじ(,1きの軸方向の孔3
2−21内にはポルl−40か受入れられている。第1
7図に図示されている釣合い錘かクランク軸30のフラ
ンジ部30−3に適切な態様で取付けられており、それ
によって偏心軸部30−4、旋回渦巻き21及びオルダ
ム継手36による動的な力の不平衡が相殺される。
第18図から第20図について説明すると、符号14は
渦巻き圧縮機を概括的に示しており、かかる渦巻き圧縮
機は上部シェル15−1、中間シェル]5−2及び底部
シェル15−3から構成される三つの部分からなるシェ
ル15を有している。
シェル15−1〜15−3は互いに溶接されるが、その
際上部シェル15−1及び底部シェル15−3の一部分
が中間シェル15−2内に嵌込まれ、かかる上部シェル
及び底部シェルの二つのシェルの端部によって肩部が郭
定され、それによって以下で説明されるように圧縮機構
造体が一定の位置に保持されることができる。吸込管1
6及び吐出管17はそれぞれ中間シェル15−2及び上
部シェル15−1内にそれぞれ延在しており且溶接等に
よって適切にシールされている。更に付加えると吸込管
16は固定渦巻き20の孔20−6内に受入れられてお
り、孔20−6に設けられた溝20−7に配置された0
リング18によってシェル15の内側に対してシールさ
れている。クランク軸30の偏心軸部30−4は旋回渦
巻き21の管状ボス2]−1の孔21−2内に受入れら
れており、第18図から第20図に示されるように偏心
軸部30−4の端部は孔21−2の拡大部内にあり、端
部効果を防止するために両者は接触しない状態に維持さ
れる。クランク軸30及び旋回渦巻き21はフランジ部
30−3及び釣合いm34と共に孔32−4内で一体と
して回転し、一方ボス21−1は旋回渦巻き2]の旋回
運動に対して保持される。肩部32−2と管状ボス21
−1の間に配置されたフランジ部30−3もまたスラス
ト而として働く。オルダム継手36が環状リセス部32
−8、半径方向の溝21−12及び21−13、及び半
径方向のスロワI−32−6及び32−7内に配置され
ており、それによってオルダム継手36は旋回渦巻き2
1及びベアリングヘッド32と通常の態様で共働し、そ
れによって旋回渦巻き2]の運動が旋回運動に限定され
る。スペーサリング38が固定渦巻き20とベアリング
ヘッド32間に複数の組立ボルト40によって取付けら
れており、組立ボルト40はねじ部からの漏洩を防止す
るためのポル′トシール41を有する。スペーサリング
38によって、ボルト40が旋回渦巻き21及びオルダ
ム継手36の運動が妨害されるほど強く締められること
か防止される。第19図に最良に図示されているように
、スペーサリング38は直径方向両端に配置され軸方向
に延在する一対のリセス部38−1及び38−2を有す
る。
必要な場合にスペーサリング38はベアリングヘッド3
2又は固定渦巻き20の一部分として作られてよい。し
かしながら製造上の理由からはスペーサリング38は別
個の部品が好ましい、というのは別個の部品ならスペー
サリングの厚さは旋回渦巻き2]のプレート又はディス
クの厚さに依存して選択されることができるからである
クランク軸30、ベアリングヘッド32、旋回渦巻き2
1、スペーサリング38、オルダム継手36及び固定渦
巻き20は上で記述されたように全てボルト40によっ
て一体的に組立てられ、モータ44のステータ44−1
はベアリングヘッド32内に焼嵌めされ、それによって
ステータ44−1は環状肩部32−13と係合し且適切
な位置に保持される。ステータ44−1が一定の位置に
嵌込まれると、ロータ44−2がクランク軸30の細い
軸部30−1上に焼嵌めされる。ロータの釣合い錘44
−3及び44−4がロータ44−2上に備えられ、それ
によって旋回渦巻き21及び偏心軸部30−4の運動に
よって牛用される慣性力及び慣性モーメントが相殺され
ることが明らかであろう。旋回渦巻き21は重心が孔2
1−2の軸線上にあるように釣合いが保たれるというこ
とが理解されよう。
オイルピックアップ管50が固定渦巻き20に設けられ
た軸方向の孔20−9内に挿入される。
その後クランク軸30、ベアリングヘッド32、旋回渦
巻き21、スペーサリング38、オルダム継手36、固
定渦巻き20、オイルピックアップ管50及びモータ4
4の組立体が中間シェル15−2内に挿入される。吸込
管16が中間シェル15−2に設けられた開口部15−
4を貫通しOリング18を通って孔20−6内まで挿入
され、その後溶接又は他の適切な方法で一定の位置に固
定される。ガスケット19が固定渦巻き20の機械加工
された下側面上に配置され、底部シェル15−3がその
後中間シェル15−2内に挿入されそれによって底部シ
ェル]5−3と固定渦巻き20の間のガスケット1つが
締付けられ、その後溶接又は他の適切な方法で中間シェ
ル15−2に固定される。上部シェル]5−1がその後
中間シェル15−2内に挿入されそれによってベアリン
グへラド32のスリーブ部32−10と係合し、その後
溶接又は他の適切な方法で中間シェル15−2に固定さ
れる。ガスケット19によって排気ガスと潤滑油の隔離
が確保される。上で記述されたような組立が終わると、
内部の圧縮機構造体か生産工程で容易に実行し得る方法
で取付けられ且装置される。
運転するときは第5図及び第18図に最良に図示されて
いるように、ガス状の冷媒が吸込管16を経由して渦巻
き圧縮機14内に導入され、孔20−6を経由してラッ
プ22及び23を取巻く空間内に到達する。かかるガス
状の冷媒は第1図から第4図に図示されている方法で圧
縮される。ここで第7図と第19図について説明すると
、圧縮されたガス状の冷媒は吐出口25を通って孔2〇
−5内に導入されそこで冷媒流体は二つの部分に分流す
る。冷媒流れの第一の部分は孔20−5から順に中間シ
ェル15−2の内面とリセス部2〇−1,38−1及び
31−15によって郭定される流路を通過し、半径方向
のノツチ32−17を通りステータ44−1を越えて吐
出管17内に導かれ、圧縮された冷媒はかかる吐出管が
ら装置に供給される。同様に冷媒流れの第二の部分は孔
20−5から順に中間シェル15−2の内面とリセス部
20−2.38−2及び32−16によって郭定される
流路を通過し、半径方向のノツチ32−18を通りステ
ータ44−1を越えて吐出管17に至る。中間シェル1
5−2は大気に曝された大きな而を有しており、圧縮冷
媒はシェル15がら吐出される前にシェル15と接触し
ながら循環するから吐出されたガスの温度は効果的に下
り、それによって効率的な冷却機能が提供される。かか
る流路のため冷媒は回転するロータ44−2を越えて流
れる必要があり、そのためガスとオイルのミストが効果
的に遠心分離を受け、それによってオイルは吐出管17
に供給される圧縮冷媒ガスから取除かれる。冷媒の流れ
は第18図及び第19図の矢印によって示される。第2
0図の矢印で示されるように遠心分離されたオイルは下
方に流れ、モータ44(図示なし)内の孔及びステータ
44−1の外側面上の湾曲した通路(図示なし)及びス
リーブ部32−10の内面を通ってリセス部32−11
に至る。
シェル15の内部は圧縮機吐出圧にあるから、かかる圧
力はクランク軸30の孔30−5及び30−6によって
郭定される潤滑油を供給するための遠心ポンプと組合せ
て使われることができる。
より詳細に説明すると底部シェル15−3によって郭定
される油溜め48は圧縮機吐出圧にあり、オイルピック
アップ管50はオイルの液面下まで延在する。かかる条
件が満される限り、オイルはもし圧縮機吐出圧より低い
圧力である領域に連結されているならオイルピックアッ
プ管50を通って供給されるであろう。本装置が実質的
に垂直な位置以外の位置に配置されている時にはオイル
ピックアップ管50の入口の位置は考慮される必要があ
ろう。例えば圧縮機14が水平から20°の位置にある
ときオイルピックアップ管50の入口はシェル15の一
方の側面に配置されなければならない場合がある。第1
0図及び第20図について詳細に説明すると、圧縮機吐
出圧は油溜め48のオイル液面上に働いており、かかる
圧力によってオイルはオイルピックアップ管50内に導
入され、そこからオイルは順に軸方向の孔20−9、軸
方向の孔21−4及び半径方向の孔21−3を通って偏
心軸部30−4の下部にある軸方向の孔21−2の底部
内に導入される。旋回渦巻き21の運動のため、孔21
−4は孔20−9に対して相対的に運動しているであろ
う、しかしながらこれらの孔はその間に形成される潤滑
油流路が絶えず存在するように拘束される。更に付加え
て説明すると、孔21−4は環状溝21−14と交差し
ており、それによって固定渦巻き20及び旋回渦巻き2
1間のスラスト軸受に対する潤滑のための潤滑油が提供
される。圧縮機の吐出圧以下の圧力である旋回渦巻き2
1の背圧と油溜め48内に働く圧縮機の吐出圧との圧力
差だけによって或いはそれに孔30−6の遠心力を組合
せることによって、潤滑油の一部分は孔30−5から流
出して遠心加圧ポンプとして働く孔30−6内に流入し
、その後高くなった水頭で環状リセス部32−14及び
クランク軸30によって郭定される環状チャンバ内に圧
縮機吐出圧より高い圧力で導かれそれによって吐出ガス
に対するシールが提供される。
潤滑油は環状リセス部32−1.4から上方及び下方に
流れそれによってクランク軸30が潤滑される。偏心軸
部30−4内の通路を通過して上方に流れる潤滑油は、
ベアリングヘッド32から管状部32−5に沿って下方
に流れ環状リセス部32−11内に至り、そこで上で記
述されたように吐出ガスから遠心分離された後重力によ
って流れ落ちた潤滑油と合流する。潤滑油は環状リセス
部32−11から重力によって1又はそれ以上のオイル
排出通路31−12を経由して排出され、前記オイル排
出通路は各々順にスペーサリング38の孔38−3及び
固定渦巻き20の孔20−11を経由し油溜め48まで
連結されている。かかる通路はオイル溜め48に戻る唯
一の通路であり、孔を通過した圧縮冷媒はガスケット1
9によって油溜め48へ漏洩するのが防止される。例え
ばもし潤滑油内に冷媒の飛沫が混入することによって油
溜めの液面かロータにまで達した場合であっても、ガス
ケット1つがあるから潤滑油が漏洩して吐出通路に戻る
のが防止される。かくしてこの圧縮機は潤滑油内に完全
に潜った場合であっても安全に作動するであろう。
クランク軸30及び偏心軸部30−4のジャーナル部間
であって孔32−1によって郭定される環状リセス部3
2−14から下方に流れる潤滑油は、吐出圧以下の圧力
にあり且孔32−4によって郭定される上側中間圧力チ
ャンバ内に流入するか、かかるチャンバ内では偏心軸部
30−4及び釣合い錘34が回転し且ボス21−1が旋
回する。
潤滑油の一部である軸方向の孔21−2の底部内に供給
された潤滑油は、偏心軸部30−4、孔21−2及び■
形溝21−15間の潤滑油隙間を通過して流れ、孔32
−4によって郭定される上側中間圧力チャンバ内に導か
れる。上側中間圧力チャンバに流入する潤滑油によって
飛沫同伴した冷媒が1フラツシング」される。孔32−
4により一  32 − て郭定される上側中間圧力チャンバはスペーサリング3
8及び環状リセス部32−8によって郭定される環状下
側中間圧力チャンバと拘束された状態で流体的に連結さ
れており、かかる下側中間圧力チャンバ内でオルダム継
手36が運動し且旋回渦巻き21が旋回する。上側中間
圧力チャンバと下側中間圧力チャンバ間の拘束は面32
−9と旋回渦巻き21の共働によって郭定される。孔3
2−4によって郭定される上側中間圧力チャンバ内の潤
滑油はシールを提供するために働くが、前記チャンバ内
に入ると、フランジ部30−3及び釣合い錘34と肩部
32−2間を潤滑するために働く。スラスト荷重に対し
て適切に平衡が保たれると、肩部32−2には荷重は掛
からないであろう。
孔32−4によって郭定される上側中間圧力チャンバか
ら流出した潤滑油及びフラッシングされた冷媒は、孔2
1−9及び21−10を通ってラップに第一の点で供給
され孔21−11を通ってラップに第二の点で供給され
、かかる潤滑油によってラップ22及び23間のシール
が提供され、圧縮されたガス状冷媒が圧縮機吐出圧以下
の圧力で閉込められる。潤滑油がスペーサリング38及
び環状リセス部32−8によって郭定される下側中間圧
力チャンバに流入するとき、潤滑油は面32−9及び旋
回渦巻き21の接触面間を漏洩しそれによってかかる接
触面が潤滑される、しかし潤滑油圧力は上側中間圧力チ
ャンバから下側中間圧力チャンバへ移動する間に減小す
る。スペーサリング38及び環状リセス部32−8によ
って郭定される下側中間圧ソ1チャンバ内の潤滑油は、
オルダム継手36を潤滑し更に孔21−7及び21−8
を通ってラップの二つの異なる点に供給され、それによ
ってラップ間のシールが提供され、孔21−10及び2
1.−11を経由して供給される潤滑油の圧力以下の圧
力にある圧縮されたガス状冷媒が閉込められる。孔21
−7.21−8.21−10及び21−1.1は、ラッ
プ間に圧縮されておりしかし吐出圧以下の圧力にあるガ
スと流体的に連結されており、従って吐出圧にある油溜
めとは圧力差が生じ且オイルが流れるのに必要な圧力差
が提供される。
本発明に係る渦巻き圧縮機14は旋回渦巻き21上に単
一の大きさの背圧が作用するときでも二つの背圧チャン
バを使うことによって作動することが可能であるが、釣
合い錘34の回転運動によって潤滑油が撹拌されそれに
よって潤滑油内に含まれる飽和冷媒が取除かれる。遠心
力が作用する結果潤滑油は回転中心から外方に移動しか
くして分離されたガス状冷媒はかかるオイルと共に渦巻
き内に噴射返還されそれによって効率が高められる。残
りの潤滑油は面32−9及び旋回渦巻き21によって郭
定されるシール面間を通過しスペーサリング38及び環
状リセス部32−8によって郭定される下側中間圧力チ
ャンバ内に導入され、それによってスラスト面及びオル
ダム継手36が潤滑される。その後潤滑油は孔21−5
及び21−6内に導入され、孔21−7及び21−8を
それぞれ経由して渦巻き要素内に噴霧される。軸方向の
力はそれぞれのチャンバ内の二つの背圧によって釣合い
が保たれるから、下側中間圧力チャンハにある圧力は背
圧チャンバ全体が単一の中間圧力に曝された場合より低
い。かくして吸込みプレナムと下側中間背圧チャンバ間
の圧力差が減小しそれによって漏洩の可能性が減小する
本発明の最良の実施例について説明され且記述されてき
たが、他の修正が当業者になされ得るであろう。従って
本発明は特許請求の範囲によってのみ制限されるべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は90°ずつ回転したラップの相対的
位置を示す概略図である。 第5図は固定渦巻きの正面図である。 第6図は第5図の線6−6に沿った断面図である。 第7図は第5図の線7−7に沿った断面図である。 第8図は第5図の線8−8に沿った断面図である。 第9図は旋回渦巻きの正面図である。 第10図は第9図の線10−10に沿った断面図である
。 第11図は第9図の線11−11に沿った断面図である
。 第12図は第9図の線12−12に沿った断面図である
。 第13図はベアリングヘッドの部分切断底面図である。 第14図は第13図の線14−14に沿った断面図であ
る。 第15図は第13図の線15’−15に沿った断面図で
ある。 第16図はクランク軸の軸方向の断面図である。 第17図は釣合い錘の概略図である。 第18図は第5図の線6−6に対応する断面に沿った渦
巻き圧縮機の垂直断面図である。 第19図は第5図の線7−7に対応する断面に沿った渦
巻き圧縮機の垂直断面図である。 第20図は第5図の線8−8に対応する断面に沿った渦
巻き圧縮機の垂直断面図である。 A−M・・・チャンバ、1〜12・・・チャンバ、]4
・・・渦巻き圧縮機、15・・・シェル、15−1・・
・上部シェル、15−2・・・中間シェル、15−3・
・・底部シェル、15−4・・開口部、16・・・吸込
管、17・・・吐出管、18・・・○リング、19・・
・ガスケット。 20・・・固定渦巻き、20−1.20−2・・・リセ
ス部、20−3.20−4・・・棚、20−5.20−
6・・・孔、20−7・・・溝、20−8.20−9.
20−10・・・孔、21・・・旋回渦巻き、21−1
・・・ボス、21−2〜21−11・・・孔、21−1
2〜21−15・・・溝、22.23・・・ラップ、2
5・・・吐出口、26・・・固定ねじ、30・・・クラ
ンク軸、30−1.30−2・・・軸部、30−3・・
フランジ部、30−4・・・偏心軸部、30−5.30
−6・・・孔、32・・・ベアリングヘッド、32−1
・・・孔、32−2・・・肩部、32−3・・・リセス
部、32−4・・・孔、32−5・・・管状部、32−
6.32−7・・・スロット。 32−8・・・リセス部、32−9・・・面、32−1
0・・・スリーブ部、32−11・・・リセス部、32
−12・・・通路、32−13・・・肩部、32−14
.32−15.32−16・・・リセス部、32−1.
7.32−18・・・ノツチ、32−20・・・ウェブ
、32−21・・・孔、34・・・釣合い錘、36・・
・オルダム継手。 38・・・スペーサリング、38−]、38−2・リセ
ス部、38−3・・・孔、40・・・ボルト、41・・
・ボルトシール、44・・・モータ、44−1・・・ス
テータ。 44−2・・・ロータ、44−3.44−4・・・釣合
い錘、48・・・油溜め、50・・・オイルピックアッ
プ管特許出願人  キャリア・コーポレイション代  
理  人   弁  理  士   明  石  昌 
 毅FIG、  7 FIG、2 ・I FIG、3 ■ ; FIG、  4 FIG。 / 627一

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 垂直方向と水平方向より少なくとも20゜以内
    の角度の間に傾けられた任意の位置で使用することがで
    きる高度に気密性を有する渦巻き圧縮機にして、  中間シェルと、  一つの気密なシェルを形成するために前記中間シェル
    に受入れられ且適切な方法で取付けられた上部シェル及
    び底部シェルと、  間に挾まれたスペーサ装置と共にボルトによって固定
    されており且前記気密なシェル内の前記上部シェルと底
    部シェルの間に配置されたベアリングヘッド装置及び固
    定渦巻き装置であって、ベアリングヘッド装置が前記上
    部シェルと係合し且固定渦巻き装置が前記底部シェルと
    係合するように構成されているベアリングヘッド装置及
    び固定渦巻き装置と、  前記固定渦巻き装置に対して相対的に可動である旋回
    渦巻き装置と、  前記旋回渦巻き装置の回転を防止するために前記旋回
    渦巻き装置に作動可能に取付けられた回転制限装置と、  前記ベアリングヘッド装置を貫通して上方に延在する
    第一の端部と、第二の端部に配置されており前記旋回渦
    巻き装置を駆動することができるように前記旋回渦巻き
    装置に連結されている偏心軸部とを有するクランク軸装
    置と、  前記クランク軸装置の前記第一の端部に固定的に取付
    けられたロータと、前記ベアリングヘッド装置内に少な
    くとも一部分受入れられているステータとを含むモータ
    装置と、  冷媒を前記固定渦巻き装置及び旋回渦巻き装置に供給
    するための吸込み装置と、  前記上部シェルから軸線方向に延在する吐出装置と、  前記渦巻き圧縮機に潤滑油を供給するための潤滑油分
    配流路を郭定する装置と、  前記潤滑油分配流路と流体的に連結している一端と油
    溜めを郭定している前記底部シェル内に配置された他端
    を有するオイルピックアップ管であって、前記第二の端
    部は前記油溜めの液面下であって前記渦巻き圧縮機の選
    択された方向に配置されているように構成されているオ
    イルピックアップ管と、 を含むことを特徴とする渦巻き圧縮機。
  2. (2) 気密性が高い渦巻き圧縮機にして、貫通して延
    在する入口及び吐出管を有するケーシング装置と、  前記ケーシング装置内に配置されており、内部に形成
    されたラップを有しており、前記ラップは前記入口と外
    側部で流体的に連結するように構成されている固定渦巻
    き装置と、  前記ケーシング装置内に配置されており、前記固定渦
    巻き装置の前記ラップと共働して複数の閉鎖空間を郭定
    するラップを一方の面上に有しており、軸方向の孔を有
    するボスを他方の面に有する旋回渦巻き装置と、  両端部を有しており、一方の端部に配置されており且
    前記ボスの前記軸方向の孔内に受入れられている前記旋
    回渦巻き装置の運動を生み出すための偏心軸部を有する
    クランク軸装置と、  前記クランク軸装置を支持しており、前記クランク軸
    装置の他方の端部が貫通して延在しているベアリングヘ
    ッド装置と、  前記クランク軸装置を回転させるために前記クランク
    軸装置の他端に作動可能に連結されているモータ装置と
    、  前記固定渦巻き装置と前記ベアリングヘッド装置が共
    働して、前記旋回渦巻き装置が内部で運動することがで
    きるチャンバを郭定していることと、前記チャンバ内に
    配置されており、前記旋回渦巻き装置と共働して前記旋
    回渦巻き装置の運動を前記固定渦巻き装置に対する相対
    的な旋回運動に制限するための回転制限装置と、  前記ケーシング装置内に配置されており圧縮機吐出圧
    にあるオイルを有する油溜めと、  前記固定渦巻き装置と旋回渦巻き装置を前記ラップ間
    の圧縮ガスによる力に対抗して維持するためのスラスト
    力を提供するためにオイルを前記油溜めから前記ボスの
    前記軸方向の孔に供給する装置と、 を含むことを特徴とする渦巻き圧縮機。
  3. (3) 高度に気密性を有する渦巻き圧縮機にして、入
    口と軸方向に貫通して延在する吐出管とを有するケーシ
    ング装置と、  前記ケーシング装置内に配置されており、内部に形成
    された螺旋状のラップを有しており、前記ラップは外側
    部で前記入口と流体的に連結しており且内側部に軸方向
    の吐出口を有するように構成されている固定渦巻き装置
    と、  前記軸方向の吐出口から、前記固定渦巻き装置の周縁
    部に設けられており前記ケーシング装置と共働して流体
    通路を形成しているリセス部まで延在しており、半径方
    向に延在する少なくとも二つの隔置された孔と、  前記ケーシング装置内に配置されており、前記固定渦
    巻き装置の前記ラップと共働して複数の密閉空間を郭定
    する螺旋形状のラップを一方の側に有する旋回渦巻き装
    置と、  両端部を有しており、その一端部は前記旋回渦巻き装
    置の運動を生み出すために作動可能に連結されているク
    ランク軸装置と、  前記クランク軸装置を支持しており、前記クランク軸
    装置の他端が貫通して延在しており、且スリーブ部を含
    むベアリングヘッド装置と、  前記クランク軸装置を回転させるために前記クランク
    軸装置の他端に作動可能に連結されており、前記ベアリ
    ングヘッド装置内に少なくとも一部分が配置されている
    ロータ及びステータを含むモータ装置と、  前記スリーブ部の外側周縁部に配置されており、前記
    ケーシング装置と共働して前記固定渦巻き装置と前記ケ
    ーシング装置間に郭定された前記流体通路の各々を連通
    せしめるように構成された少なくとも二つのリセス部と
    、  前記リセス部の各々の前記スリーブ部に設けられてお
    り、前記流体通路の連通を形成している半径方向のノッ
    チであって、それによって前記流体通路が前記モータ装
    置方向に内方に分配されるように構成されている半径方
    向のノッチと、  前記旋回渦巻き装置と共働して前記旋回渦巻き装置の
    運動を前記固定渦巻き装置に対する旋回運動に制限する
    ための回転制限装置と、  前記ケーシング装置内に設けられた油溜めと、前記渦
    巻き圧縮機を潤滑するための装置と、を含んでおり、  作動中にガス状の冷媒は、前記入口を通過して前記ケ
    ーシング装置及び前記ラップ間に導入され、前記ラップ
    の共働によって密閉空間に閉込められ、圧縮されて前記
    軸方向の吐出口に供給され、かかる圧縮された冷媒は複
    数の流れに分割され、その各々は順に前記半径方向に延
    在する吐出口のうちの一つと、前記固定渦巻き装置及び
    前記ケーシング装置間の前記流体通路であって熱交換の
    ために大気と熱的に接触している流体通路の対応する一
    つと、前記スリーブ部と前記ケーシング装置間に郭定さ
    れた前記流体通路の連続性とを含んでおり、前記流れは
    前記半径方向のノッチの対応する一方を貫通して流れ、
    斯くして前記ガス状冷媒がこれら流体通路を通過し前記
    軸方向に延在する吐出管を通過する前に前記モータ装置
    が冷却されるように構成されていることを特徴とする渦
    巻き圧縮機。
  4. (4) 垂直方向と水平方向より少なくとも20゜以内
    の角度の間に傾けられた任意の位置で使用することがで
    きる高度に気密性を有する渦巻き圧縮機の組立方法にし
    て、  釣合い錘の少なくとも一部分がクランク軸の偏心軸部
    の半径方向外方に配置されるように釣合い錘をクランク
    軸のフランジ部上に取付けることと、旋回渦巻きと作動
    可能に連結された回転制限装置を配置するためのチャン
    バを形成せしめ、クランク軸のフランジ部によってベア
    リングヘッドと前記旋回渦巻きのボス間にスラスト部材
    を郭定せしめるために、ベアリングヘッドを貫通して延
    在する一端と旋回渦巻きのボスの孔に受入れられた前記
    偏心軸部を有する前記クランク軸をスペーサリング及び
    旋回渦巻きととも固定渦巻きとベアリングヘッド間に配
    置してボルトによって固定することと、  モータのステータを前記ベアリングヘッド内に嵌込み
    、前記モータのロータをベアリングヘッドを貫通して延
    在するクランク軸の端部上に取付けることと、  クランク軸、ベアリングヘッド、固定渦巻き、旋回渦
    巻き、スペーサ、回転制限装置及びモータからなる組立
    体を中間シェル内に挿入することと、吸込管と吸込みガ
    ス供給装置を流体的に連結するために、吸込管を前記中
    間シェル内に嵌入し、且一定の位置に取付けることと、  オイル分配通路の一部分を郭定している固定渦巻きに
    設けられた孔内にオイルピックアップ管を挿入し、それ
    によって圧縮機が前記吸込管及び吐出管の位置によって
    郭定される傾斜位置にあるとき前記オイルピックアップ
    管の入口端部を油溜めの液面下に配置せしめることと、  前記油溜めを郭定している下側シェルを中間シェルに
    挿入し固定渦巻きと係合せしめることと、前記下側シェ
    ルを前記中間シェルに適切な方法で取付けることと、  軸方向に配置された吐出管を含む上部シェルを前記中
    間シェルに挿入し前記ベアリングヘッドと係合せしめる
    ことと、  前記組立体が前記上部シェル及び前記下部シェルによ
    って一定の位置に固定的に保持され、前記圧縮機が前記
    油溜め内の前記オイルピックアップ管の入口端部の位置
    によって定められる予め選択された位置で作動されるこ
    とができるように、前記上部シェルを前記中間シェルに
    適切な方法で取付けることと、 の各段階を含む組立方法。
  5. (5) 高い気密性を有する渦巻き圧縮機を潤滑する方
    法にして、  油溜めを圧縮機吐出圧に維持することと、前記油溜め
    内の液面下に配置された入口と遠心ポンプの入口に流体
    的に連結された出口とを有する第一の流体通路内に差圧
    を生ぜしめ、それによって前記油溜めから前記遠心ポン
    プへ潤滑油を流出せしめることと、  前記遠心ポンプに供給された潤滑油を圧縮機吐出圧よ
    り高い圧力で第一の及び第二のクランク軸潤滑通路に供
    給することと、  前記第一のクランク軸潤滑通路から渦巻き圧縮機のシ
    ェルの内側へ潤滑油を導入することと、前記第二のクラ
    ンク軸潤滑通路から順に潤滑油を通過せしめ、第一のス
    ラスト面を潤滑し、第一のチャンバを通過せしめ、第二
    のチャンバ内に導入することによって第二のチャンバ内
    に配置された回転制限装置を潤滑することと、  かかる潤滑作用した後の潤滑油を前記油溜めに戻すこ
    とと、 の各段階を含むことを特徴とする潤滑方法。
JP63284829A 1987-11-27 1988-11-10 渦巻き圧縮機及びその組立方法 Pending JPH01155088A (ja)

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US125,974 1987-11-27
US125,898 1987-11-27
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US125,894 1987-11-27
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