JPH03202682A - 気体圧縮機 - Google Patents

気体圧縮機

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JPH03202682A
JPH03202682A JP34064489A JP34064489A JPH03202682A JP H03202682 A JPH03202682 A JP H03202682A JP 34064489 A JP34064489 A JP 34064489A JP 34064489 A JP34064489 A JP 34064489A JP H03202682 A JPH03202682 A JP H03202682A
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oil
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chamber
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electric motor
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Katsuharu Fujio
藤尾 勝晴
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明1よ 主に 気体圧縮機の電動機を挟んで駆動軸
を支持する軸受の取り付は構成とその軸受への給油に関
するものであも 従来の技術 スクロール圧縮機(よ 吸入室が外周部にあり、吐出ボ
ートが渦巻の中心部に設けられ 吐出ボートを中心とす
る対称な渦巻形の圧縮空間で吸入・圧縮され 圧縮流体
の流れが一方向で圧縮トルクの変動が往復動式圧縮機や
回転式圧縮機に比べて小さく、振動や騒音も極めて小さ
いことが一般に知られており、特に空調機用圧縮機の分
野の一部で実用化されていも そして、吐出ボートが圧
縮室の中76部に配置される関係か板 その一般的な構
造は第16図に示す通り良く知られていも 同図は 固
定スクロール1051および密閉容器1050と静止結
合するフレーム1060に設けられた転がり軸受106
1とすべり軸受1062とに支持された駆動軸1o58
の上端部のクランク部1059が固定スクロール1o5
1と噛み合って圧縮室を形成する旋回スクロール105
2のすべり軸受1057に係合して旋回スクロール1゜
52を旋回運動させる軸受連結機構を備丸 電動機部1
063の片側にのみ軸受を配置した いわゆる片持ち支
持軸受構造型 密閉容器1050底部の潤滑油を上部の
すべり軸受1057.転がり軸受1081.すべり軸受
1062へ駆動軸1058内に設けた偏心給油穴106
8、1069を介して遠心ポンプ作用と差圧を利用して
供給すると共に 転がり軸受1061と駆動軸1058
との隙間を小さくして、軸受隙間内での駆動軸1058
の傾斜角度を少なくし すべり軸受1057.1082
の片当りを少なくして軸受摺動部の耐久性を向上するよ
うに工夫した構成である(特開昭59−115488号
公報)。しかしながら上記構成では 圧縮機高速運転時
に1よ 駆動I 1058の電動機部側先端部が軸受隙
間内での駆動軸1058の傾斜(振れ)と、駆動軸10
58の先端に取り付けられた電動機部1063の回転子
の遠心力と、駆動軸1058に固定された回転子と密閉
容器1050に固定された固定子との間のエアギャップ
不均一に起因する電磁力との影響を受けて、大きな振れ
を生ム その結凰 転がり軸受1061.すべり軸受1
062.1057に片当りが生じて軸受耐久性を著しく
低下させると共に スクロール圧縮機の特徴である低振
動・低騒音特性を損なうと言う問題があっtも  上記
問題解決の手段として、特開昭55−125386号公
報、特開昭62−113881号公報、特開昭62−1
26282号公報、特開昭62−126285号公報、
特開昭62−135676号公報などで駆動軸を電動機
の両側て支持する提案がなされていも しかしなが板こ
れらの提案は圧縮機の外形が大きくなる問題や両軸受間
の芯ずれが生じて軸受部の人力損失が過大となる問題1
人力過大回避のために軸受隙間を大きくすることによる
振動・騒音発生など種々の問題があった また 上記問
題解決の手段として、第17図に示す構成も知られてい
も 同図は 密閉容器2001の上部にスクロール圧縮
機2004を、その下部に電動機部2002を、底部に
油溜2006を配置し固定スクロール2014および密
閉容器2001とに静止結合するフレーム2008に設
けられた転がり軸受の主軸受部2010と、電動機部2
002の固定子2011と密閉容器2001の円筒ケー
ス2003との間に挟持された補助軸受部2030に設
けられた転がり軸受(玉軸受・・・・・・多少の軸傾斜
を許容できる) 2035とで駆動軸2009を支持す
水 いわゆる両端支持転がり軸受構成で、両軸受間の芯
ずれに基づくこじれ防止を図ると共に 図示されていな
い力t 遠心ポンプ作用を利用して密閉容器2001底
部の油溜2006の潤滑油を軸受摺動部へ給油する構成
であム 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記構成で(戴 両軸受が回転荷重を受け
る関係か転 補助軸受部2030に生じる軸受振動が密
閉容器2001に直接伝播して、圧縮機に接続する配管
系振動およびそれに起因する騒音が大きくなり、片持ち
支持軸受構成における振動・騒音との差が少なく、著し
い効果が生じないと言う問題があっ九 まな 補助軸受
部2030の軸受に転がり軸受(玉軸受) 2035を
用いているのΔ 玉が軸受転走面を転走する際に転走面
の真円不良に起因して生じる玉のジャンピング現象時の
衝突音や振動か密閉容器2001に伝播してスクロール
圧縮機の静粛な運転特性を損なうと言う問題があっ1゜
まな このような両端支持軸受構成の圧縮機を圧縮機低
背化のために横置形にして使用する場合負圧線部と電動
機部との配置を上下転倒配置する場合に1よ 圧縮室か
ら遠い側の軸受摺動部への給油が困難となる問題があっ
た −x 実開昭52−157510号公報、実開昭5
5−137279号公報にも記載されている通り、電動
機部の片側にのみ配置した軸受で電動機に連結する駆動
軸を支持する横置形回転式気体圧縮機において、潤滑油
を含む吐出気体を駆動軸の内部に設は且つ貫通したガス
通路や給油通路に向けて放出し 吐出ガス中の潤滑油の
慣性力により分離した潤滑油をその遠心力によって圧縮
部に近い軸受に給油する手段が知られていもこのような
給油手段を第17図に示す両端支持軸受構成の気体圧縮
機を横置形にする場合東 上下転倒配置にする場合に応
用して、圧縮室から遠い側の軸受部に給油する方法が考
えられる力丈 吐出気体から分離した潤滑油が通路を通
過したり、分散したりして潤滑油の回収率が低く、充分
な給油ができないと共に 分離した潤滑油が再び吐出ガ
スと混合して圧縮機の外部に流出し 潤滑油不足を生じ
ると言う問題があっf、  な叙 回転式気体圧縮機に
おいて、吐出ガスから分離した潤滑油を再び吐出ガスに
混入させない手段として、電動機の回転子の端部中心近
傍に圧縮機の外部配管系に通じる吐出管の端部を配置し
て、回転子が回転する際の気流を遠心拡散させる作用に
よって潤滑油を電動機の外周部に分散させ、それによっ
て潤滑油を吐出管に流入させない構成が特開昭55−1
9920号公報に記載されており、この手段を両端支持
軸受構成の圧縮機に応用することは軸受給油が困難℃実
現不可能であるという問題があっf、  本発明ζよ上
記課題に鑑へ 圧縮部から離れた側の駆動軸を支持する
軸受の振動を密閉容器にそのまま伝播させない軸受取り
付は構成を提供し 圧縮機の静粛運転化と小型化を図る
ことを目的とするものである。また本発明1よ 圧縮機
底部の油溜から潤滑油を導入することなく、油溜から離
れた軸受部に潤滑油を供給することのできる独立した給
油形態を提供し 圧縮機の小型化、構成部品の簡素化を
図ることを目的とするものであも また本発明(よ 油
溜から離れた軸受部に潤滑油を供給するための潤滑油の
捕捉と収集した潤滑油の飛散を防止することを目的とす
るものであも また本発明(よ 吐出気体の流路と軸受
に供給した潤滑油の排出先とを隔離して、圧縮機外部へ
の潤滑油の流出を防止することを目的とすも また本発
明(よ 吐出気体かる分離した潤滑油を再び吐出気体に
混入させない吐出気体通路を提供し 圧縮機の潤滑油確
保による摺動部耐久性を向上することを目的とすも ま
た本発明ζよ 吐出気体から分離した潤滑油をモータ(
電動機)の回転子の回転による拡散作用とそれに伴う吐
出気体へ、の再混入の防止と、回転子が潤滑油を拡散さ
せる際の入力増加を防止することを目的とするものであ
も また 本発明は 圧縮機内部に潤滑油を貯溜するた
めの大きな空間を必要としない給油通路を提供し 圧縮
機の小型化を図ることを目的とすも また 本発明(よ
 油溜の省スペース化による圧縮機の小型化と圧縮効率
の向上を目的とするものであも また 本発明ζよ複数
の給油経路を形成して圧縮機構部の軸受部への給油量増
加により、軸受部の耐久性向上、入力損失の低減を図る
ことを目的とするものであん課題を解決するための手段 上記課題を解決(目的を遠戚)するために本発明は 駆
動軸を電動機の反圧機構部の側に設けた副軸受部材と圧
縮機構部とで支持し 副軸受部材を密閉容器に接触させ
ることなく電動機の積層板から戊る固定子の端部に高密
度エネルギー溶接による薄肉ビード状に固定したもので
あも また本発明(よ 駆動軸を電動機の反圧機構部の
側に設けた副軸受部材と圧縮機構部とで支持し 電動機
を収納する電動機室を経由しない吐出気体を副軸受部材
と密閉容器の端部壁とで形成する油分離空間に導入する
と共に 副軸受部材の軸受の近くに設けられ且つ軸受に
開通する油受けに向けて吐出気体を放出させる手段を設
けたものであも また本発明(よ 油分離空間への吐出
気体導入開口部と油受けの油溜との間に油分離要素を配
置させたものである。また 本発明(よ 圧縮機構部と
電動機とを密閉容器内に収納固定Lt電動機連結する駆
動軸を電動機の反圧機構部の側に設けた副軸受部材と圧
縮機構部とで支持し 電動機を収納する電動機室を経由
しない吐出気体を副軸受部材と密閉容器の端部壁とで形
成する油分離室に導入すると共に 副軸受部材の軸受の
近くに設けられ且つその軸受に開通する油受けに向けて
吐出気体を放出させると共に 副軸受部材の軸受に支持
される駆動軸の軸部外周に油受けの油溜に通じる油溝を
設け、その油溝のポンプ作用を利用して油溜の潤滑油を
電動機室の圧縮機構部側に排出させ、圧縮機外部に通じ
る吐出側開口部を電動機室の反圧縮機構部側に設けたも
のであも また 本発明は電動機の反圧縮機構部側と密
閉容器の端部との間に仕切り部材を配置して電動機を収
納する電動機室の底部の油溜に通じる油分離室を設け、
電動機室を経由しない吐出ガスを油分離室の上部に導入
すると共に 電動機の回転子の端部と仕切り部材との間
の空間に圧縮機の外部に通じる吐出管の開口部を配置し
 開口部を回転子の端部に近づけたものである。また 
本発明は 圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に、収納
固定し 電動機の反圧縮機構部側と密閉容器の端部との
間に仕切り部材を配置して電動機を収納する電動機室の
底部の油溜に通じる油分離室を設ζす、電動機室を経由
しない吐出気体を油分離室の上部に導入すると共に 電
動機の回転子の端部と仕切り部材との間の空間に圧縮機
の外部に通じる吐出管の開口部を配置しその開口部を回
転子の端部に近づけると共に 電動機に連結する駆動軸
を電動機の反圧機構部の側に設けた副軸受部材と圧縮機
構部とで支持a 副軸受部材が仕切り部材を兼ねたもの
であム また本発明(よ 駆動軸を電動機の反圧機構部
の側に設けた副軸受部材と圧縮機構部とで支持し 電動
機を収納する電動機室を経由しない吐出気体を副軸受部
材と密閉容器の端部壁とで形成する油分離室に導入する
と共に 副軸受部材の軸受に開通する油受けに向けて吐
出気体を放出させ、油受けの潤滑油を副軸受部材の軸受
と圧縮機構部の軸受部とに導く油路を駆動軸に設け、圧
縮機構部の軸受部に供給したものであa また 本発明
G&  圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に収納固定
し 電動機に連結する駆動軸を電動機の反圧機構部の側
に設けた副軸受部材と圧縮機構部とで支持し 電動機を
収納する電動機室を経由しない吐出気体を副軸受部材と
密閉容器の端部壁とで形成する油分離室に導入すると共
に 副軸受部材の軸受の近くに設けられ且つその軸受に
開通する油受けに向けて吐出気体を放出させると共に 
油受けの潤滑油を駆動軸を支持する副軸受部材の軸受と
圧縮機構部の軸受部とに供給し 圧縮機構部の軸受部に
供給した潤滑油を圧縮室に注入させたものであも まt
、−本発明ζよ 圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に
収納固定し 電動機に連結する駆動軸を電動機の反圧機
構部の側に設けた副軸受部材と圧縮機構部とで支持し 
電動機を収納する電動機室を経由しない吐出気体を副軸
受部材と密閉容器の端部壁とで形成する油分離室に導入
すると共に 副軸受部材の軸受の近くに設けられ且つそ
の軸受に開通ずる油受けに向けて吐出気体を放出させる
と共に 油受けの潤滑油を駆動軸を支持する副軸受部材
の軸受と圧縮機構部の軸受部とに供給し 吐出圧力の作
用する電動機室底部の油溜の潤滑油を圧縮機構部の軸受
部に合流給油したものであん作用 上記手段による作用ζよ 以下の通りであん 本発明は
 駆動軸を支持する副軸受部材に生じる振動力\ 副軸
受部材と電動機の固定子との薄肉接合部で減衰され さ
らに 積層板間の微少な滑り発生によっても減衰されて
密閉容器に伝播せず、密閉容器の壁面の振動 密閉容器
に接続する外部配管系の振動が少なくなる。まt二  
高密度エネルギーを利用する溶接台により固定子の巻線
への損傷および積層板への熱歪を与えることがなく、小
型電動機と副軸受部材との溶接が可能となも また本発
明(よ 電動機室を経由せず潤滑油を分離しない吐出気
体が油分離室でその流れ方向を変える際に 吐出気体中
の潤滑油がその慣性力によって吐出気体から分離し そ
の進行方向前方の軸受の近くに設けられた油受けに直接
収集の柩 副軸受部材の軸受に供給され その油膜によ
る摺動面の潤滑および駆動軸と摺動面との間の衝突を緩
和して振動 騒音発生を少なくすも また 本発明(よ
油分離室に流入してきた吐出気体が油分離要素に衝突す
ム その際 潤滑油が捕捉され その下部に配置した油
溜に収集すも 油溜の潤滑油は油分離要素の保護をうけ
て吐出気体による飛散を防止される。また本発明ζよ 
油分離室に流入した吐出気体が潤滑油を分離眞 電動機
室の反圧縮機構部側に設けた吐出側開口部から圧縮機の
外部に排出される。一方、吐出気体から分離された潤滑
油は油受けの油溜に収集後、駆動軸の軸部外周の油溝の
ポンプ作用により副軸受部材の軸受に給油された後、吐
出気体の流出部とは反対側の電動機室の圧縮機構部側に
排出され 吐出気体と潤滑油との再混合が防止されも 
また 本発明(よ 油分離空間で吐出気体から分離した
潤滑油が電動機室の油溜に収集する一方 潤滑油を分離
した吐出気体力上電動機の回転子の端部の近くに配置さ
れた吐出管に流入しようとする際 吐出気体が回転子に
よって遠心拡散され 吐出気体中に残存する潤滑油が分
離すると共に 吐出管に流入しようとする油分離室で分
離した潤滑油も遠心分離され 圧縮機外部配管系への潤
滑油流出が防止されも また 本発明(よ 副軸受部材
が圧縮機の外部に通じる電動機の側と油分離室とに仕切
り、油分離室で吐出気体から分離した潤滑油と吐出気体
との再混合が防止されると共に 電動機の回転子による
潤滑油の拡散作用も防止される。また 本発明(よ 電
動機室を経由せず潤滑油を分離しない吐出気体が油分離
室でその流れ方向を変える際に 吐出気体中の潤滑油か
その慣性力によって吐出気体から分離し分離した潤滑油
がその進行方向前方の軸受の近くに設けられた油受けに
直接収集の後、駆動軸を電動機の両側で支持する副軸受
部材の軸受と圧縮機構部の軸受部とに供給され その油
膜による摺動面の潤滑および駆動軸と摺動面との間の衝
突を緩和して振動 騒音発生を少なくすも また 本発
明(よ 電動機室を経由せず潤滑油を分離しない吐出気
体が油分離室でその流れ方向を変える際に吐出気体中の
潤滑油がその慣性力によって吐出気体から分離し 分離
した潤滑油がその進行方向前方の軸受の近くに設けられ
た油受けに直接収集の後、駆動軸を電動機の両側で支持
する副軸受部材の軸受と圧縮機構部の軸受部とに供給さ
れ その油膜による摺動面の潤滑および駆動軸と摺動面
との間の衝突を緩和して振動 騒音発生を少なくすると
共に 圧縮室に流入して圧縮室隙間を油膜密封して圧縮
気体漏れを防ぎ、再び圧縮気体と共に油分離室に排出さ
れると言う一連の給油通路が形成される。また 本発明
(友 圧縮荷重の大部分を支持する圧縮機構部の軸受部
への給油力文 電動機室底部の油溜からの給油と、副軸
受部材の油受けの油溜からの給油との2系統給油によっ
て行われその給油量を充分に確保し 軸受の耐久性と摩
擦損失を少なくすも 実施例 以下、本発明による第1の実施例のスクロール冷媒圧縮
機について、第1図〜第13図を参照しながら説明する
。第1図において、 lは鉄製の密閉容器で、その内部
が旋回スクロール18と噛み合って圧縮室を形成する固
定スクロール部材15をボルト固定し且つモータ(電動
機)3に連接する駆動軸4の一端を支持する本体フレー
ム5および他端を支持する上部フレーム126とを収納
する上側の高圧空間と、下側のアキュームレータ室46
を兼ねた冷媒サイクルの蒸発器の下流側に通じる低圧空
間とに中仕切り蓋134により仕切られていも 中仕切
り蓋134ハ  密閉容器1との溶接性に優れた軟鋼製
で、その外周面部に設けられた突起条部79aが上部密
閉ケースlaと下部密閉ケース1bの内壁面と端面とに
当接しており、突起条部79aと上部密閉ケースlaと
下部密閉ケースlbとが単一の溶接ビード79bによっ
て密封溶接されていも 上側の高圧空間は 第10は 
 第11図に示すごとく、固定スクロール15の外周溝
に静合装着されたテフロン製の切口を有する環状のシー
ルリング135により、モータ(電動機)を配置する側
と吐出室2の側とに区画されていム モータ(電動機)
3を配置する側の空間は 第12図にも示すごとく、積
層薄鋼板をリベット固定したモータ3の固定子3bの上
端面に電子ビーム溶接やレーザー溶接などで代表される
高密度エネルギー溶接によって接合部材への熱歪を与え
ることなく薄肉ビード137の状態で固定された上部軸
受126を境界として、上側の油分離室128と下側の
モータ室(電動機室)6とに構成されている。上部軸受
126を固定した固定子3bは密閉容器lに焼きばめ固
定されており、固定子3bの端部に焼きはめ歪を生じさ
せない目的型 その端部外周と密閉容器lとの間に空隙
136が設けられている。固定スクロール15をボルト
固定した共晶黒鉛鋳鉄製の本体フレーム5&よ その外
周部が密閉容器1に数箇所で溶接固定されていも 上部
フレーム126と本体フレーム5とで支持された駆動軸
4の主軸受12の直径は クランク軸14の直径とクラ
ンク偏心量の2倍との和より大きく設定されており、駆
動軸4を上部方向に抜くことが可能なように構成されて
いも モータ3の回転子3aの上端にはその外径が回転
子3a外径よりも大きく設定され且つ円盤形状を威す上
部バランスウェイト75、下端には下部バランスウェイ
ト76が取り付けられ 回転子3aの軸方向移動が上部
フレーム126の端部と本体フレーム5の端部との間で
規制されている。駆動軸4に取り付けられた下部バラン
スウェイト76の下面は本体フレーム5の上端面に設け
られ且つ放射状の複数の浅溝7を有するスラスト軸受部
13に当接して駆動軸4と回転子3aとを支持している
。駆動軸4の主軸から偏心した下端部のクランク軸14
が旋回スクロール18に設けられた旋回ボス部18eの
旋回軸受18b部に係合していも固定スクロール15は
  その熱膨張係数が純アルミニウムと共晶黒鉛鋳鉄と
の中間の値に相当する高珪素アルミニウム合金製で、渦
巻状の固定スクロールラップ15aと鏡板15bから戒
り、鏡板15bの中央部に(よ 固定スクロールラップ
15aの巻始め部で開口する吐出ポート16が設けられ
 固定スクロールラップ15aの外周部には吸入室17
が設けられている。吐出ポート16ζよ 吐出室2.密
閉容器1の側壁と上端側壁との間を連通ずるバイパス吐
出管127を介して油分離室128に通じていも 反旋
回スクロール側の鏡板15b上にCよ 吐出ポート16
を覆うように逆止弁装置50が取り付けられていも逆止
弁装置50(よ 第3図〜第6図で詳描するように そ
の外周部を数箇所切り欠いた形状の薄鋼板から収る弁体
50b(または不連続な環状穴50eaを有する弁体5
0e)と、逆止弁穴50aと中央穴50gとその周りの
複数の吐出***50hを有した弁ケース99と、弁体5
0bと弁ケース99との間に介在するバネ装置50cと
から戒も バネ装置50ci;L  それ自身の温度か
50℃を超えると収縮ヒ それ自身の温度が50℃以下
で伸長する形状記憶特性を有するもので、圧縮機運転中
は吐出ガス圧を受けて逆止弁穴50aの底面まで収縮し
 圧縮機停止中は吐出ポー)16を塞ぐべく弁体50を
鏡板15bに押圧するように設定されていも 第1図お
よび第13図に示すように 固定スクロールラップ15
aに噛み合って圧縮室を形成する渦巻状の旋回スクロー
ルラップ18aと、駆動軸4のクランク軸14に係合し
た旋回ボス部18eを直立させたアルミニウム合金製の
旋回スクロール18?&  固定スクロール15と本体
フレーム5とに囲まれて配置されており、ラップ支持円
盤18cおよび旋回スクロールラップ18aの表面は多
孔質ニッケルメッキなどの硬化処理が威されていも 旋
回スクロールラップ18aの先端には渦巻状のチップシ
ール溝が設けられて、そのチップシール溝には樹脂製の
チップシール98aが微少隙間を有して装着されていも
 旋回スクロール18が固定スクロール15の軸方向側
に押圧されたとき、ラップ支持円盤18cの平面部は固
定スクロールラップ15aの先端に接する力交 旋回ス
クロールラップ18aの先端は固定スクロール15に接
することなく数ミクロン程度の微少距離を保っていも 
冷凍サイクルの蒸発器側に通じるアキュームレータ室4
6(ヨ  下部密閉容器1bと中仕切り蓋134とで形
成され 中仕切り蓋134に取り付けられ且つ油吸い込
み穴139を通路途中に有するU字形状の吸い込み管1
41により吸入室17に通じていも 吸い込み管141
の浦吸い込み穴139は低圧油溜46aに滞留している
冷媒液や潤滑油が吸い込み管137を冷媒ガスが通過す
る際の負圧発生によって吸い上げられるように設定され
ている。冷凍サイクルの蒸発器側に通じる吸入配管13
81;L  分岐して吸入室17に通じる吸入穴43と
アキュームレータ室46とに通じている。本体フレーム
5に固定された割りビン形の平行ピン19によって回転
方向の移動を拘束されて軸方向にのみ移動が可能な平板
形状のスラスト軸受20C;Lラップ支持円盤18cと
本体フレーム5との間に配置されており、スラスト軸受
20と本体フレーム5との間に介在する環状のシールリ
ング(ゴム製)70の弾性力によってスペーサ140を
介して固定スクロール15の鏡板15bの摺動面に当接
していも な抵 スペーサ140の軸方向寸法は旋回ス
クロール18のラップ支持円盤18cの高さより30ミ
クロン程度大きく設定されており、ラップ支持円盤18
cの両側平面の隙間に潤滑油の油膜形成を可能にすも第
8図および第9図に示すように 旋回スクロール18の
旋回ボス部18eの本体フレーム5側端面には旋回軸受
18bの中心と同君の環状シール溝95が設けられ そ
の環状シール溝95には その一部を切断した樹脂製の
環状リング94が装着され その外周面が環状シール溝
95の側面に密接していも環状リング94(ヨ  旋回
スクロール181本体フレーム5、スラスト軸受20に
よって形成される旋回スクロール18の背圧室39と駆
動軸4を支持する主軸受12の側との間をシールしてい
も 環状のスラスト軸受20は大成形が容易な焼結合金
製型 第2FIA  第10図で示すように 割りピン
19が可動挿入される2つのガイド穴と環状油溝92.
油溝91とを有しており、本体フレーム5に装着されて
いも 本体フレーム5とスラスト軸受20との間には約
0.05mm程度のレリース隙間27が設けられ レリ
ース隙間27の内側と外側にはシールリング70を装着
する環状溝28が設けられていも シールリング70は
レリース隙間27と背圧室39との間をシールしていも
 レリース隙間27ハ  本体フレーム5に設けられ且
つモータ3の底部の吐出室油溜34に通じる油入A38
aに通じている。スラスト軸受20の内側に配置された
旋回スクロール18の自転阻止部材(以下、オルダムリ
ングと称する)24は  焼結成形や射出成形工法など
に適した軽合金や強化繊維複合材から戒り、発明者が特
願昭63−159990号で提案している形状を威して
、旋回スクロール18とスラスト軸受20に係合し 摺
動すん オルダムリング24のリングの厚さはオルダム
リング24が往復運動する際に本体フレーム5とラップ
支持円盤18cとの間で円滑に摺動し且つジャンピング
現象が生じないように設定されていも 上部密閉容器1
aの上端には上部フレーム126を貫通して回転子3a
の端部の近くまで伸びた吐出管31とモータ電源接続用
のガラスターミナル88とが取り付けられ その中央部
には吐出バイパス管127のU字管127aが上部フレ
ーム126に設けられた副軸受8に対向開口して設けら
れている。上部フレーム126の中央突出部の油受け1
4gに(よ 油分離要素143が配置され その下部に
は油溜144が設けられていも U字管127aの上流
側端は上部密閉容器1aの上端までしか延長しておらず
二 上部密閉容器1aの上蓋1alと同シェル1a2と
の間の溶接部1a3の作業性を良好にしている。モータ
室(電動機室)6の下部に設けられた吐出室油溜34(
ヨ  モータ3の固定子3bの外周の一部を切り欠いて
設けた冷却通路35によりモータ室6の上部に配置され
た油分離室128の下部外周部と連通されていも 上部
フレーム126に支持される駆動軸4の上端軸4dの表
面1よ 駆動軸4が正回転する時、油分離室128で吐
出ガスから分離された潤滑油がモータ室6に導かれる方
向に螺旋状油溝41が設けられていも また 油溜14
4の潤滑油(よ 駆動軸4に設けられた軸方向油入11
2a、半径方向泊穴113a、113bを介してスラス
ト軸受部13と主軸受12に通じている。本体フレーム
5に設けられた油穴A38aを介して吐出室油溜34に
通じる油室A7Sai&  旋回スクロール18の旋回
ボス部18eの端部に装着された環状リング94によっ
て旋回スクロール18の背圧室39と遮断されている(
第8図参照)。油室A7gal&  クランク軸14の
外周面に設けられた螺旋状油溝41bを介してクランク
軸14の端部に設けられた油室B78bと、駆動軸4に
設けられた螺旋状油溝41aを介して主軸受12とにも
通じている。油室B78bは旋回ボス部18eに設けら
れた細穴40によって背圧室39に通じていも 駆動軸
4の摺動軸部4aおよびクランク軸14の表面に1よ 
駆動軸4が正回転する豚 油室A78aの潤滑油が旋回
軸受18bとクランク軸14とで形成される油室B78
bおよびモータ3側にネジポンプ給油される方向に螺旋
状油溝41a、41bが設けられて、その上端はスラス
ト軸受部13にまで達していな(〜吸入室17に間欠的
に通じる第2圧縮室51と背圧室39と(よ 旋回スク
ロール18のキー溝71とスラスト軸受20に設けられ
た油溝91.ラップ支持円盤18cの外側の外周部空間
37.固定スクロール15の鏡板15bに設けられた油
入C38c、  鏡板15bと弁ケース99との間に設
けられた油ダンパー室145.細径のインジェクション
穴52によって構成されるインジェクション通路74に
よって連通していも 背圧室39と外周部空間37との
間は 第2圧縮室51a、51b (第13図参照)が
吸入室17に通じる間にのみ連通するように 2箇所に
設けられた油溝91とキー溝71とがそれぞれ反対側位
置に配置さh  180度の位相角度を威して間欠的に
連通されも また スラスト軸受20に設けられた油溝
91の下流側はラップ支持円盤18cによって間欠的に
開閉されも なお第1図では 駆動軸4に設げた軸方向
油入112aを主軸受12の上部摺動面に開口させたパ
 油分離室128の形状、油受け142の形状、配置位
置、油分離要素143、圧縮機運転速度などの条件によ
って(戴 充分な潤滑油の確保が可能となり、軸方向油
入112aを更に延長して油室A78aにも開口させて
もよ(ち また 吐出室油溜34を廃止して、吐出室油
溜34から油室A78aへの給油通路を廃止すると共に
 スラスト軸受20の背面の環状溝28にモータ室6の
吐出冷媒ガスを導入してもよし1 第14図(友 本発
明の第2の実施例の横置形スクロール冷媒圧縮機の縦断
面図で、密閉容器201の内部が中仕切り蓋134aに
よって駆動部と圧縮機構部とを収納する左側の高圧空間
の側と右側のアキュームレータ室246を兼ねた冷凍サ
イクルの蒸発器の下流側に通じる低圧空間とに仕切られ
ていも 固定スクロール215をボルト固定する本体フ
レーム205が密閉容器201に溶接固定され 補助フ
レーム126 aを高密度エネルギー溶接したモータ(
電動機)3の固定子3bが密閉容器201に焼きばめ固
定されていも 吐出室202と吐出室油溜234とは上
部および底部で通じてい瓜補助フレーム126 aの中
央突出部の油受け242の中央穴242aJ、t、  
駆動軸204の小端軸204dを支持する副軸受208
の内径よりも小さく、油分離要素243と小端軸204
dとの間の油溜244の潤滑油が流出しないように設定
されていも 本体フレーム205と補助フレーム126
aとで支持された駆動軸204の小端軸204dに設け
た螺旋状油溝241i&  油溜244に開通すると共
に 駆動軸204とモータ3の回転子3aとの焼きはめ
結合部に設けた縦溝146を介して回転子3aの圧縮機
構側端に通じてい瓜 中仕切り蓋134 aに取り付け
られた吸い込み管141aの一端が吸入室17に連通し
 他端がアキュームレータ室246の上部に向かって開
口していも 吸い込み管141aの上部開口端の上部に
(よ 吸入配管138aを経由して流入してくる冷媒を
吸い込み管141aに直接流入させないように 中仕切
り蓋134aに固定された仕切り板147から突出させ
たバッフル148が配置されている。その他の構成(よ
 第1図の場合と類似であるので説明を省略すも 第1
5図(友 本発明の第3の実施例の横置形のスクロール
冷媒圧縮機の縦断面図で、補助フレーム126bと密閉
容器301の端部とで形成される油分離室128bの上
部と吐出室302の上部と(よ 密閉容器301の外部
に足回した吐出バイパス管138bにより連通されてい
も 補助フレーム126bの中央突出部に設けた油受け
342 +1  吐出バィパス管138 bの開口端に
対向して設けられている。油受け342の上部近傍に(
よ 油分離要素343が密閉容器301の端部壁に取り
付は配置されていもその他の構成について(よ 第1図
および第14図の場合と類似であるので説明を省略する
。以上のように構成されたスクロール冷媒圧縮機につい
て、その動作を説明する。第1図〜第13図において、
モータ(電動機)3によって駆動軸4が回転駆動。
すると、旋回スクロール18は  駆動軸4のクランク
機構によって駆動軸4の主軸周りに回転しようとするバ
 オルダムリング24の旋回スクロール18の側のキ一
部(第2図参照)が旋回スクロール18のキー溝71に
係合し 両側面の平行面部が本体フレーム5に回転方向
移動のみを規制されて固定されたスラスト軸受20の平
行平面部24aを有する貫通穴24bに係合しているの
で自転を阻止され 公転運動をして固定スクロール15
と共に圧縮室の容積を変化させ、冷媒ガスの吸入・圧縮
作用を行う。
そして、圧縮機に接続した冷凍サイクルの蒸発器の下流
側から潤滑油を含んだ気液混合の吸入冷媒力\ 吸入配
管138から分岐して吸入室17とアキュームレータ室
46とに流入すも 吸入冷媒ガスが吸入室17とアキュ
ームレーク室46とに流入する胤 直線状の吸入配管1
38内を流れる吸入冷媒の慣性力差によって、吸入室1
7に流入する冷媒ガスとアキュームレータ室46に流入
する未蒸発冷媒とに分流する。アキュームレータ室46
に流入した未蒸発冷媒(上 気体と液体の重量差や流入
方向転換時の慣性力によって冷媒ガスから分離した液冷
媒や潤滑油はアキュームレータ室46の底部に −且 
収集され 吸入冷媒ガスが吸い込み管141を通過する
際に生じる負正によって油吸い込み穴139を介して霧
化状態で吸入穴43に吸い上げられ 再び吸入冷媒ガス
に混入すa 気液分離された吸入冷媒ガスζ友吸入室1
7.旋回スクロール18と固定スクロール15との間に
形成された第1圧縮室61a、61bを経て圧縮室内に
閉じ込められ 第2圧縮室51a、51b、第3圧縮室
60a、60bへと順次移送圧縮の抵 中央部の吐出ポ
ート16から逆止弁装置50を経て吐出室2に吐出され
 吐出バイパス管127を介して油分離室128に広大
する。油分離室128に流入した吐出冷媒ガス(よ 油
分離要素143に衝突して潤滑油を分離の後、上部フレ
ーム126の外周部を経て、回転子3aと上部フレーム
126との間の空間に流入し 回転子3aの上部バラン
スウェイト75の遠心拡散作用によっても潤滑油を分離
し 吐出管31から圧縮機外部に排出されも 上部バラ
ンスウェイト75の遠心拡散作用によって分離された潤
滑油ば モータ3の巻線束の内部空間に沿って流下し 
吐出室油溜34に収集する。油分離室128で分離した
潤滑油(よ固定子3bの外周部の冷却通路35を介して
下部の吐出室油溜34に収集すa 油分離要素143に
捕捉された潤滑油は下部の油溜144に収集の抵 駆動
軸4の小端軸4dに設けられた螺旋状油溝41を介して
副軸受8の摺動面を潤滑の後、モータ室6の底部の吐出
室油溜34に収集すも な耘 油溜144の潤滑油は油
分離要素143の海綿繊維組織の保護を受けて油分離空
間に128に流入する吐出冷媒ガスによって拡散される
ことがな(1また 油溜144の潤滑油C友駆動軸4に
設けた軸方向油穴112a、半径方向油穴113a、1
13bを経由してスラスト軸受部13.主軸受12の上
部摺動面を潤滑すると共に 主軸受12の軸受隙間を油
膜で密封し モータ室6の冷媒ガスが主軸受12内に侵
入するのを防ぐ。フィルター149゜油入A38aを介
して吐出室油溜34に通じるスラスト軸受20の背面側
のレリース隙間27番ヨ  吐出圧力の作用する潤滑油
で充満されも その背圧付勢とシールリング70の弾性
力によって、スラスト軸受20は固定スクロール15の
鏡板15bの本体フレーム5との結合面にスペーサ14
0を介して押接されもそれによって、旋回スクロール1
8のラップ支持円盤18cは鏡板摺動面15b2とスラ
スト軸受20との間で挟持されも 吐出室油溜34の潤
滑油は 後述する経路を経て背圧室39に流入し 次第
に背圧室圧力を高取 その背圧力により旋回スクロール
18のラップ支持円盤18cを固定スクロール15の鏡
板摺動面15b2に押圧し 固定スクロールラップ15
aの先端と旋回スクロール18のラップ支持円盤18C
との間の隙間をなくし それによって圧縮室が密封され
るので、吸入冷媒ガスが効率よく圧縮され 安定運転が
継続すa な耘 旋回スクロールラップL8aの先端と
固定スクロール15との間の軸方向隙間は 圧縮途中冷
媒ガスが隣室の低圧側圧縮室に漏洩する際に チップシ
ール溝98に流入しそのガス背圧力によってチップシー
ル98aがチップシール溝98aの底圧縮室側面および
固定スクロール15に押圧されて、圧縮隙間をシールす
も 圧縮機停止時、圧縮室内冷媒ガスの圧力差に基づく
逆流によって、旋回スクロール18が瞬時的に逆旋回運
動する力丈 冷媒ガスが圧縮室から吸入室17に逆流す
ることか板 旋回スクロール18は第13図のように 
第1圧縮室61a、61bが吸入室17に通じた状態の
旋回角度で停止すも また圧縮機停止隊圧縮室の冷媒ガ
スが吸入室17へ逆流することによって吐出ポート16
の冷媒ガス圧力が急低下し 吐出ポート16と吐出室2
との冷媒ガス圧力差によって弁体50bが吐出ポート1
6を塞ぎ、吐出室2から圧縮室への吐出冷媒ガスの連続
的な逆流を阻止する。吸入室17と間欠的に連通ずる第
1圧縮室61a、61bと背圧室39とは第1圧縮室6
1a、61bが吸入室17と連通状態の時のみスラスト
軸受20に設けられた油入91を介して連通ずると共に
 スラスト軸受20とラップ支持円盤18cとの間は潤
滑油膜シールされるので、圧縮室から背圧室39に圧縮
途中冷媒ガスが逆流することはな(1圧縮機停止中は圧
縮機内圧力が均衡し アキュームレータ室46は勿論の
こと、圧縮室内にまで液冷媒が流入しており、圧縮機冷
時起動初期には液圧縮が生じ易く、圧縮室内の圧縮冷媒
圧力によって旋回スクロール18に吐出ポート16と反
対の方向のスラスト力が作用する。−太 圧縮機冷時起
動初期の背圧室39の圧力は低く、旋回スクロール18
のラップ支持円盤18cは鏡板摺動面15b2から離反
してスラスト軸受20まで後退し支持され ラップ支持
円盤18cと固定スクロールラップ15aの先端との間
に隙間が生は圧縮室圧力が低下し 起動初期の圧縮負荷
が軽減すも 万ス 連続運転中に 圧縮室内で液圧縮な
どが生じて瞬時的に圧縮室圧力が異常上昇した場合など
に(よ 旋回スクロール18に作用するスラスト力が旋
回スクロール18の背面に作用する背圧付勢力よりも大
きくなり、旋回スクロール18が軸方向に移動に スラ
スト軸受20に支持されも そして、圧縮室の密封が上
述と同様に解除して圧縮室圧力か低下し 圧縮負荷が低
下すも 圧縮機冷時始動初期の吐出室油溜34の潤滑油
は 駆動軸4に設けられた螺旋状油溝41a、41bの
ネジポンプ作用によって、油入A38aを経由して油室
A78aに吸い込まれる。その抵 潤滑油の一部は螺旋
状油溝41bを経て旋回軸受18bの摺動面を潤滑し 
油室B78bから細穴40を通じて減圧の眞 背圧室3
9に流入すも 螺旋状油溝41aによって主軸受12に
供給された潤滑油は スラスト軸受部13の各摺動面を
潤滑の後、吐出室油溜34に再回収されも な転生軸受
12の軸受隙間は スラスト軸受部13へ供給される潤
滑油の油膜によっても密封されも 圧縮機冷時始動後の
時間経過に追従してモータ室6の圧力は上昇し 吐出室
油溜34の潤滑油は背圧室39との間の差圧によっても
油室A78aに吸入され螺旋状油溝41a、41bのネ
ジポンプ作用と併せて背圧室39に給油され 背圧室3
9の圧力を順次高めも圧縮室の中心、旋回軸受18eの
中心、環状リング94の中心が各々はぼ一致した配置構
成において、環状リング94は旋回スクロール18と共
に旋回運動をするので、その時の慣性力によって旋回ボ
ス部]8eに設けられた環状シール溝95から飛び出そ
うとする。それによって、環状リング94は本体フレー
ム5と環状シール溝95の外側面に押接されると共に 
環状リング94の油掻き作用によって環状シール溝95
と環状リング94との間に潤滑油が押し込まれ その時
の動圧発生によっても環状リング94が押圧され 油室
A78aと背圧室39との間をシールする。更に環状リ
ング94は  背圧室39と油室A78aとの間の圧力
差によっても環状シール溝95の外側面に押圧されるの
で、雨空間の間のシールは一層確実になも な耘 環状
溝94の表面に設けられた油溝94aに滞留する潤滑油
の油膜によって環状リング94と本体フレーム5との間
の摺動面をシールすると共に摺動面の摩耗、摺動抵抗を
少なくすム高圧の油室A78aの潤滑油圧力と背圧室3
9の潤滑油圧力によって旋回スクロール18は固定スク
ロール15の側に均等に背圧付勢され ラップ支持円盤
18cと鏡板摺動面15b2との間は円滑に摺動すると
共にラップ支持円盤18cの変形を少なくして圧縮室の
軸方向隙間を最小にしていも 背圧室39に流入した潤
滑油は スラスト軸受20に設けられた曲溝91を介し
て間欠的に外周部空間37に流入し更に鏡板15bに設
けられた油入C38c、  油ダンパ室145.細径の
インジェクション穴52を通して漸次減圧され 第2圧
縮室51a、51bに流入すも 潤滑油(よ その通路
途中で各摺動面を潤滑し 摺動隙間を密封する。第2圧
縮室51a、51bに注入された潤滑油(よ 吸入冷媒
ガスと共に圧縮室に流入した潤滑油と合流シ碑接する圧
縮室間の微少隙間を油膜密封して圧縮冷媒ガス漏れを防
較 圧縮室間の摺動面を潤滑しながら圧縮冷媒ガスと共
に吐出ポート16を経て吐出室2.吐出バイパス管12
7.油分離室128に順次排出されも 背圧室39を経
由する吐出室油瑠34から第2圧縮室51a、51bま
での給油経路において、背圧室39は吐出圧力と吸入圧
力との間の適正な中間圧力を維持すん 第2圧縮室51
a、51bのインジェクション穴52a、52b開口部
ζよモータ室6の圧力に追従して変化する背圧室39の
圧力よりも瞬時的に高い力t その時の背圧室39と外
周部空間37とはラップ支持円盤18cがスラスト軸受
20の油入91の開口端を塞ぐと共にラップ支持円盤I
Bcとスラスト軸受20との間の摺動面を油膜シールし
ているので、圧縮途中の冷媒ガスが背圧室39に逆流す
ることもなく、且1 第2圧縮室51a、51bの平均
圧力は背圧室39圧力よりも低L1また 前述のように
圧縮機起動初期の旋回スクロール18は  固定スクロ
ール15から離反してシールリング70の弾性力を受け
るスラスト軸受20に支持される。圧縮機起動安定後の
背圧室39に差圧給油された潤滑油(上 中間圧力の付
勢力を旋回スクロール18に作用させて、ラップ支持円
盤18cを鏡板15bに押圧し その摺動面を油膜シー
ルし 外周部空間37と吸入室17との間をシールすム
 また背圧室39の潤滑油は スラスト軸受20とラッ
プ支持円盤18cとの摺動面の隙間に介在し その隙間
を密封ずも また スクロール圧縮機の圧縮比が一定で
あることか収 冷時起動直後のように吸入冷媒ガス圧力
が比較的高くて圧縮室圧力が非常に高くなる場合、ある
い(よ 異常な液圧縮が生じた場合など(、t、上述の
ように旋回スクロール18が固定スクロール15から離
反し スラスト軸受20に支持される。しかしなかぺ 
背圧付勢されたスラスト軸受20(ヨ  異常上昇した
圧縮室圧力荷重を支持できず、レリース隙間27を減少
させる方向に後退して、旋回スクロール18のラップ支
持円盤18cと固定スクロール15の固定スクロールラ
ップ15aの先端との間の軸方向隙間が拡大すム これ
により、圧縮室間に多くの漏れが生じ 圧縮室圧力が圧
縮途中で急低下すも 圧縮負荷が瞬時に軽減した抵スラ
スト軸受20が瞬時に元の位置に復帰して、背圧室39
の圧力は著しい低下もせ式 安定運転が再継続する。な
耘 旋回スクロール18がスラスト軸受20の方へ後退
する豚 旋回スクロールラップ18aの先端と固定スク
ロール15との間の軸方向寸法も拡大する力t チップ
シール98aがその背面のガス圧によって固定スクロー
ル15の側に押圧されているので、この部分からの圧縮
冷媒ガス漏れはほとんど生じなしち また 旋回スクロ
ール18と固定スクロール15との間の軸方向隙間部に
異物の噛み込みが生じた場合に転 上述と同様に スラ
スト軸受20が後退して異物を除去すも また 上記実
施例ではスラスト軸受20の背面に設けたレリース隙間
27に吐出室油溜34の潤滑油を導入したバ モータ室
6の冷媒ガスや最終圧縮行程中の圧縮冷媒導入 または
圧縮最終行程の圧縮室と吐出ボート16とが通じる領域
の吐出冷媒ガスをレリース隙間27に導入してもよ鶏 
また 上記実施例では旋回スクロール18のラップ支持
円盤18cとスラスト軸受20との間の摺動隙間を潤滑
油の油膜のみでシールした力文 発明者が特願昭63−
159996号の明細書の第3図 第4図で提案してい
るよう服 環状リング(82)をラップ支持円盤18c
の背面側に装着し 背圧室39と外周部空間37との間
の摺動部隙間のシール性能を向上してもよへ 次に 第
2の実施例の動作について、第14図を参照しながら説
明すも 冷凍サイクルの蒸発器から帰還した冷媒のうち
の未蒸発冷媒(友 第1の実施例の場合と同様に アキ
ュームレータ室246に流入し 冷媒ガスは吸入室17
に流入する。アキュームレータ室246に流入した未蒸
発冷媒(よ バッフル148に衝突して比重の小さい冷
媒ガスと比重の大きい液冷媒および潤滑油とに分離し 
液冷媒と潤滑油とは底部の低圧油溜46bに収集すも 
低圧油溜46bに貯溜する潤滑油と液冷媒は 冷媒ガス
が吸い込み管141aの上部開口端から吸入室エフに流
入する際の負圧発生によって油吸い込み穴139aを通
じて霧化状態で吸入冷媒ガスと共に吸入室17に吸い込
まれも 吸入室I7の両側から吸入された冷媒ガスは 
圧縮機 吐出室202に吐出され 密閉容器201の内
壁と本体フレーム205の外周部との開の通路を通じて
モータ室206に流入すると共に 吐出バイパス管13
8aを介して油分離室128aに流入す瓜 第1の実施
例の場合と同様に 油分離要素243で捕捉された吐出
ガス中の潤滑油(よ 油溜244に収集抵 駆動軸20
4の小端軸204dに設けられた螺旋状油溝241と縦
溝146を通じて圧縮機構部に近い側のモータ室206
に排出さへ その通路途中で副軸受208の摺動面を潤
滑すaその他の動作については 第1の実施例の場合と
類似しているので説明を省略する。次に 第3の実施例
の動作について、第15図を参照しながら説明する。吐
出室302に吐出された吐出冷媒ガス(よ本体フレーム
305の外周部と密閉容器301の内壁との間の通路を
通じてモータ収納空間に流入すると共に 吐出バイパス
管138bを介して油分離室128bに流入し 流れ方
向を変える際に吐出ガスから分離した潤滑油や油分離要
素343に衝突した際に分離した潤滑油力交 その下部
の油受け342の油溜344に収集する。その他の動作
についてζ友 第2の実施例の場合と同様であるので、
説明を省略すも以上のように上記実施例によれば スク
ロール圧縮機構部とモータ(電動機)3とを密閉容器1
内にそれぞれ収納固定し モータ3に連結する駆動軸4
をモータ3の反圧機構部の側に設けた上部フレーム12
6とスクロール圧縮機構部の本体フレーム5とで支持し
 上部フレーム126を密閉容器1の内壁に接触させる
ことなくモータ3の積層板から戊る固定子3bの端部に
電子ビーム溶接またはレーザー溶接などで代表される高
密度エネルギー溶接による薄肉ビード137の状態に固
定したことにより、高密度エネルギーを利用した局部的
な溶接音により固定子3bの巻線への損傷および積層板
に熱歪を与えることがないので、外径の小さい固定子3
bと上部フレーム126との溶接が可能となり、モータ
3の小型(1,圧縮機の小型化を図ることができる。ま
た 駆動軸4の回転荷重を支持することにより生じる上
部フレーム126の半径方向振動を、上部フレーム12
6の外周部とモータ3の固定子3bとの薄肉接合部で微
少変形させて減衰し さらに積層板間の微少な滑り発生
によっても減衰させることができも それにより、駆動
軸4をモータ3の両側で支持することによる振動低減と
併せて、上部フレーム126の振動を密閉容器1の内壁
に直接伝播させず、密閉容器1の壁面の振動 密閉容器
lに接続する外部配管系の振動とそれに伴う騒音発生を
防止し 静粛運転を実現することができもまた 上記実
施例によれば スクロール圧縮機構部とモータ3とを密
閉容器1内に収納固定し モタ3に連結する駆動軸4を
モータ3の反圧機構部の側に設けた上部フレーム126
とスクロール圧縮機構部とで支持し モ〜り3を収納す
るモータ室6を経由しない吐出ガスを上部フレーム12
6と密閉容器1の端部壁とで形成する油分離室128に
導入すると共に 上部フレーム1.26の副軸受8の近
くに設けられ且つ副軸受8に開通する油受け142に向
けて吐出ガスを放出させたことにより、油分離室128
でその流れ方向を変える際に モータ室6を経由せず潤
滑油を分離しない吐出ガスからその中に含まれる潤滑油
をその慣性力を利用して分離し その進行方向前方の副
軸受8の近くに設けられた油受け142に直接収集の樵
 副軸受8に供給することができ瓜 それによって、圧
縮機底部の油溜から潤滑油を導入することなく、油溜か
ら離れた軸受部に給油ポンプを必要とすることなく潤滑
油を供給することのできる独立した給油経路を構成する
ことができるので、モータ室6の底部の吐出室油溜の省
スペース化が可能となり、圧縮機の小型化と構成部品の
簡素化を図ることができる。また 上記実施例によれば
 油分離室!28への吐出ガス導入開口部と上部フレー
ム126に設けた油受け142の油溜144との間に油
分離要素143を配置させたことにより、油分離室12
8に流入してきた吐出冷媒ガスを油分離要素143に衝
突させ、潤滑油を付着させて効率よく捕捉することがで
きる。捕捉した潤滑油を下部の油溜144に滴下させる
と共に 吐出冷媒ガスが油溜144の近傍を通過するの
を阻止して、収集した潤滑油の飛散を防止し 潤滑油確
保による摺動部耐久性の向上を図ることができも また
 上記実施例によれば 補助フレーム126aの副軸受
208に支持される駆動軸204の小端軸204dの外
周面に油受け242の油溜244に通じる螺旋状油溝2
41を設け、螺旋状油溝241のネジポンプ作用を利用
して、油溜244の潤滑油を駆動軸204に設けた縦溝
146を介してモータ室206のスクロール圧縮機構部
側に排出させ、圧縮機外部に通じる吐出管31の開口部
をモータ室6の反圧縮機構部側に設けたことにより、圧
縮機外部の配管系に排出する吐出ガスの流路と潤滑油排
出先とを隔離して、吐出ガスと潤滑油との再混合を阻止
し 圧縮機内潤滑油を確保して摺動部耐久性の向上を図
ることができも また 上記実施例によれば スクロー
ル圧縮機構部とモータ3とを密閉容器l内に収納固定し
 モータ3の反圧縮機構部側と密閉容器lの端部との間
に上部フレーム126を配置してモータ3を収納するモ
ータ室6の底部の吐出室油溜34に通じる油分離室12
8を設け、モータ室6を経由しない吐出ガスを油分離室
128の上部に導入すると共に モータ3の回転子3a
の端部と上部フレーム126との間の空間に圧縮機の外
部に通じる吐出管31の開口部を配置し その開口部を
回転子3aの端部に近づけたことにより、油分離室12
8で吐出ガスから分離した潤滑油がモータ室6の底部の
吐出室油溜34に収集するーX 潤滑油を分離した吐出
ガスカ曳 モータ3の回転子3aの端部の近くに配置さ
れた吐出管31に流入しようとする際 吐出ガスが回転
子3aによって遠心拡散され 吐出ガス中に残存する潤
滑油を遠心分離することができると共に 吐出管31に
流入しようとする油分離室128で分離した潤滑油も遠
心拡散することかできるので、吐出ガスから分離された
潤滑油か再び吐出ガスに混入することがなく、圧縮機外
部配管系への潤滑油流出を阻止して吐出室油溜34の潤
滑油不足を防止し 主軸受12を初めとする他の摺動部
への充分な給油により摺動部耐久性を向上することがで
きも また 上記実施例によれ(L モータ3に連結す
る駆動軸4をモータ3の反圧機構部の側に設けた上部フ
レーム126とスクロール圧縮機構部の主軸受12とで
支持し 上部フレーム126がモータ3を収納する高圧
空間をモータ室6の側と油分離室128の側とに仕切る
仕切り部材を兼ねたことにより、特別な構成部品を必要
とすることなく、吐出ガスから分離した潤滑油をモータ
3の回転子3aの回転による拡散作用とそれに伴う吐出
ガスへの再混入を阻止し モータ3の固定子3bの外周
部に設けた冷却通路35を介してモータ室6の底部の吐
出室油溜34に効果的に収集して潤滑油の確保を図るこ
とができん また 回転子3aが潤滑油を拡散させる際
の入力増加を防止することかできる。また 上記実施例
によれζL 駆動軸4をモータ3の反圧機構部の側に設
けた上部フレーム126とスクロール圧縮機構部とで支
持しモータ3を収納するモータ室6を経由しない吐出ガ
スを上部フレーム126と密閉容器1の端部壁とで形成
する油分離室128に導入すると共に 上部フレーム1
26の軸受に開通する油受け142に向けて吐出ガスを
放出させ、油受け142で捕捉した潤滑油を上部フレー
ム126の副軸受8とスクロール圧縮機構部の主軸受1
2とに導く油路(螺旋状油溝41と軸方向袖穴112a
、  半径方向油入113a 、113b )を駆動軸
4に設け、スクロール圧縮機構部の主軸受12に供給し
たことにより、モータ室6の底部の吐出室油溜34と関
わりのない給油通路を形成することができ、その結電 
モータ室6を省スペースにして圧縮機の小型化を図るこ
とができも また 圧縮機を設置する際の傾斜角度を制
限する必要もなく、縦置き姿勢、横置き姿勢のいずれに
も対応できる圧縮機を実現することができも また 上
記実施例によれは 駆動軸4をモータ3の反圧機構部の
側に設けた上部フレーム126とスクロール圧縮機構部
とで支持し モータ3を収納するモータ室6を経由しな
い吐出ガスを上部フレーム126と密閉容器lの端部壁
とで形成する油分離室128に導入すると共に 上部フ
レーム126の軸受に開通する油受け142に向けて吐
出ガスを放出させ、油受け142で捕捉した潤滑油を上
部フレーム126の副軸受8とスクロール圧縮機構部の
主軸受12とに導く油路(螺旋状油溝41と軸方向油入
112a、  半径方向袖穴113a、113b)を駆
動軸4に設ζす、スクロール圧縮機構部の主軸受12に
供給すると共に 油室A78aにも供給した後、その潤
滑油を圧縮室に注入させたことにより、モータ室6の底
部に吐出室油溜34を省スペースにして圧縮機を小型化
することができも また 軸受摺動部の油膜形成や油膜
による圧縮室隙間の密封を図り、耐久性と高圧縮効率を
確保することができも また 上記実施例によれ1よ 
駆動軸4をモータ3の反圧機構部の側に設けた上部フレ
ーム126とスクロール圧縮機構部とで支持し モータ
3を収納するモータ室6を経由しない吐出ガスを上部フ
レーム126と密閉容器1の端部壁とで形成する油分離
室128に導入すると共に 上部フレーム126の軸受
に開通する油受け142に向けて吐出ガスを放出させ、
油受け142で捕捉した潤滑油を上部フレーム126の
副軸受8とスクロール圧縮機構部の主軸受12とに導く
油路(螺旋状油溝41と軸方向油入112a、  半径
方向袖穴113a 、113b )を駆動11i14に
設け、スクロール圧縮機構部の主軸受12に供給すると
共に 吐出圧力の作用するモータ室6の底部の吐出室油
溜34の潤滑油を圧縮機構部の主軸受12に合流給油し
たことにより、主軸受12への給油量を増加させること
ができも それによって、圧縮荷重の大部分を支持する
主軸受12への充分な給油が可能となり、主軸受12の
耐久性向上、軸受摺動部の摩擦抵抗を少なくして入力損
失を低減することができも なお上記実施例で(よ ス
クロール冷媒圧縮機について説明した力文 他の回転式
気体圧縮機についても同様の作用・効果が期待できも発
明の効果 上記実施例より明らかなように本発明(よ 圧縮機構部
と電動機とを密閉容器内にそれぞれ収納固定数 電動機
に連結する駆動軸を電動機の反圧機構部の側に設けた副
軸受部材と圧縮機構部とで支持し 副軸受部材を密閉容
器に接触させることなく電動機の積層板から成る固定子
の端部に高密度エネルギー溶接による薄肉ビード状に固
定したことにより、高密度エネルギーを利用した局部的
な溶接台により固定子の巻線への損傷および積層板に熱
歪を与えることがないので、外径の小さい固定子と副軸
受部材との溶接が可能となり、電動機の小型4V、  
圧縮機の小型化を図ることができもまた 駆動軸の回転
荷重を支持することにより生じる副軸受部材の半径方向
振動を、副軸受部材の外周部と電動機の固定子との薄肉
接合部で微少変形させて減衰し さらに 積層板間の微
少な滑り発生によっても減衰させることができも それ
により、駆動軸を電動機の両側で支持することによる振
動低減と併せて、副軸受部材の振動を密閉容器の内壁に
直接伝播させず 密閉容器の壁面の振動 密閉容器に接
続する外部配管系の振動とそれに伴う騒音発生を防止し
 静粛運転を実現することができへ また 本発明(よ
 圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に収納固定し 電
動機に連結する駆動軸を電動機の反圧機構部の側に設け
た副軸受部材と圧縮機構部とで支持し 電動機を収納す
る電動機室を経由しない吐出気体を副軸受部材と密閉容
器の端部壁とで形成する油分離室に導入すると共に 副
軸受部材の軸受の近くに設けられ且つその軸受に開通す
る油受けに向けて吐出気体を放出させたことにより、油
分離室でその流れ方向を変える際に 電動機室を経由せ
ず潤滑油を分離しない吐出気体からその中に含まれる潤
滑油をその慣性力を利用して分離し その進行方向前方
の軸受の近くに讃けられた油受けに直接収集の比軸受に
供給することができも それによって、圧縮機底部の油
溜から潤滑油を導入することなく、油溜から離れた軸受
部に給油ポンプを必要とすることなく潤滑油を供給する
ことのできる独立した給油経路を構成することができる
の″′C−、電動機室電動部室油溜の省スペース化が可
能となり、圧縮機の小型化と潤滑油供給構成部品の簡素
化を図ることができる。また 本発明ζよ 圧縮機構部
と電動機とを密閉容器内に収納固定し 電動機に連結す
る駆動軸を電動機の反圧機構部の側に設けた副軸受部材
と圧縮機構部とで支持し 電動機を収納する電動機室を
経由しない吐出気体を副軸受部材と密閉容器の端部壁と
で形成する油分離室に導入すると共に 副軸受部材の軸
受の近くに設けられ且つその軸受に開通する油受けに向
けて吐出気体を放出させると共に 油分離室への吐出気
体導入開口部と油受けの油溜との間に油分離要素を配置
させたことにより、油分離室に流入してきた吐出気体を
油分離要素に衝突させ、潤滑油を付着させて効率よく捕
捉することができも 捕捉した潤滑油を下部の油溜に滴
下させると共番ヘ  吐出気体が油溜の近傍を通過する
のを阻止して、収集した潤滑油の飛散を防止L/[1滑
油確保による摺動部耐久性の向上を図ることができも 
また 本発明ζよ圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に
収納固定し電動機に連結する駆動軸を電動機の反圧機構
部の側に設けた副軸受部材と圧縮機構部とで支持し電動
機を収納する電動機室を経由しない吐出気体を副軸受部
材と密閉容器の端部壁とで形成する油分離室に導入する
と共に 副軸受部材の軸受の近くに設けられ且つその軸
受に開通する油受けに向けて吐出気体を放出させると共
に 副軸受部材の軸受に支持される駆動軸の細部外周に
油受けの油溜に通じる油溝を設ζす、その油溝のポンプ
作用を利用して油溜の潤滑油を電動機室の圧縮機構部側
に排出させ、圧縮機外部に通じる吐出側開口部を電動機
室の反圧縮機構部側に設けたことにより、圧縮機外部の
配管系に排出する吐出気体の流路と潤滑油排出先とを隔
離して、吐出気体と潤滑油との再混合を阻止し 圧縮機
内潤滑油を確保して摺動部耐久性の向上を図ることがで
きも また 本発明4よ 圧縮機構部と電動機とを密閉
容器内に収納固定し 電動機の反圧縮機構部側と密閉容
器の端部との間に仕切り部材を配置して電動機を収納す
る電動機室の底部の油溜に通じる油分離空間を設け、電
動機室を経由しない吐出気体を油分離室の上部に導入す
ると共に 電動機の回転子の端部と仕切り部材との間の
空間に圧縮機の外部に通じる吐出管の開口部を配置し 
その開口部を回転子の端部に近づけたことにより、油分
離室で吐出気体から分離した潤滑油が電動機室の底部の
油溜に収集する一大 潤滑油を分離した吐出気体力文 
電動機の回転子の端部の近くに配置された吐出管に流入
しようとする服 吐出気体が回転子によって遠心拡散さ
れ 吐出気体中に残存する潤滑油を遠心分離することが
できると共に 吐出管に流入しようとする油分離室で分
離した潤滑油も遠心拡散することができるので、吐出気
体から分離された潤滑油が再び吐出気体に混入すること
がなく、圧縮機外部配管系への潤滑油流出を阻止して油
溜の潤滑油不足を防止し 圧縮機構部の摺動部への充分
な給油により摺動部耐久性を向上することができる。ま
た 本発明(よ 圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に
収納固定し 電動機の反圧縮機構部側と密閉容器の端部
との間に仕切り部材を配置して電動機を収納する電動機
室の底部の油溜に通じる油分離室を設け、電動機室を経
由しない吐出気体を油分離室の上部に導入すると共に 
電動機の回転子の端部と仕切り部材との間の空間に圧縮
機の外部に通じる吐出管の開口部を配置し その開口部
を回転子の端部に近づけると共に 電動機に連結する駆
動軸を電動機の反圧機構部の側に設けた副軸受部材と圧
縮機構部とで支持し 副軸受部材が仕切り部材を兼ねた
ことにより、特別な構成部品を必要とすることなく、吐
出気体から分離した潤滑油を電動機の回転子の回転によ
る拡散作用とそれに伴う吐出気体への再混入を阻止し 
電動機室の底部の油溜に効果的に収集して潤滑油の確保
を図ることができも また 回転子が潤滑油を拡散させ
る際の入力増加を防止することができもまた 本発明(
よ 圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に収納固定し 
電動機に連結する駆動軸を電動機の反圧機構部の側に設
けた副軸受部材と圧縮機構部とで支持し 電動機を収納
する電動機室を経由しない吐出気体を副軸受部材と密閉
容器の端部壁とで形成する油分離室に導入すると共に 
副軸受部材の軸受の近くに設けられ且つその軸受に開通
する油受けに向けて吐出気体を放出させると共に 油受
けの潤滑油を駆動軸を支持する副軸受部材の軸受と圧縮
機構部の軸受部とに供給したことにより、電動機室の底
部の油溜と関わりのない給油通路を形成することができ
、その粘気 電動機室を省スペースにして圧縮機の小型
化を図ることができも また 圧縮機を設置する際の傾
斜角度を制限する必要もなく、縦置き姿勢 横置き姿勢
のいずれにも対応できる圧縮機を実現することかできる
。また 本発明1よ 圧縮機構部と電動機とを密閉容器
内に収納固定Lt電動機連結する駆動軸を電動機の反圧
機構部の側に設けた副軸受部材と圧縮機構部とで支持し
 電動機を収納する電動機室を経由しない吐出気体を副
軸受部材と密閉容器の端部壁とで形成する油分離室に導
入すると共に 副軸受部材の軸受の近くに設けられ且つ
その軸受に開通する油受けに向けて吐出気体を放出させ
ると共に 油受けの潤滑油を駆動軸を支持する副軸受部
材の軸受と圧縮機構部の軸受部とに供給し 圧縮機構部
の軸受部に供給した潤滑油を圧縮室に注入させたことに
より、電動機室の底部の油溜を省スペースにして圧縮機
を小型化することができも また 軸受摺動部の油膜形
成や油膜による圧縮室隙間の密封を図り、耐久性と高圧
縮効率を確保することができも また 本発明(よ圧縮
機構部と電動機とを密閉容器内に収納固定し電動機に連
結する駆動軸を電動機の反圧機構部の側に設けた副軸受
部材と圧縮機構部とで支持し電動機を収納する電動機室
を経由しない吐出気体を副軸受部材と密閉容器の端部壁
とで形成する油分離室に導入すると共に 副軸受部材の
軸受の近くに設けられ且つその軸受に開通する油受けに
向けて吐出気体を放出させると共に 油受けの潤滑油を
駆動軸を支持する副軸受部材の軸受と圧縮機構部の軸受
部とに供給し 吐出圧力の作用する電動機室底部の油溜
の潤滑油を圧縮機構部の軸受部に合流給油したことによ
り、圧縮機構部の軸受部への給油量を増加させることが
できも それによって、圧縮荷重の大部分を支持する圧
縮機構部の軸受部への充分な給油が可能となり、軸受部
の耐久性向上 軸受摺動部の摩擦抵抗を少なくして入力
損失を低減することができも
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるスクロール冷媒
圧縮機の縦断面は 第2図は同圧縮機における主要部品
の分解斜視@ 第3図は同圧縮機における吐出ポート部
に配置した逆止弁装置の要部断面@ 第4図〜第6図は
それぞれ第3図における逆止弁装置の構成部品の斜視は
 第7図(a)。 (b)は同圧縮機におけるバランスウェイトの外観飄第
8図は同圧縮機における主要軸受部の要部断面& 第9
図は同圧縮機におけるシール部品の斜視は 第10図は
同圧縮機におけるスラスト軸受部の要部断面は 第11
図は第1図における電動機側の空間と吐出室側の空間と
をシールするためのシール部品の斜視@ 第12図は電
動機の固定子と補助軸受部材との結合部の断面は 第1
3図は第1図におけるA−A線に沿った横断面& 第1
4図は本発明の第2の実施例におけるスクロール冷媒圧
縮機の縦断面は 第15図は本発明の第3の実施例にお
けるスクロール冷媒圧縮機の縦断面は 第16図、第1
7図はそれぞれ異なる従来のスクロール圧縮機の縦断面
図である。 l・・・・密閉容器 3・・・・モータ(電動機)、3
a・・・・回転−i  3b・・・・固定子、 4・・
・・駆動紘 5・・・・本体フレーA 6・・・・モー
タ室(電動機室)、8・・・・副軸受、−12・・・・
主軸i  31・・・・吐出豫 34・・・・吐出基油
1除35・・・・冷却道1m  41・・・・螺旋状油
鳳 78a・・・・油室A、112a・・・・縦方向油
入 113a、 113b・・・・半径方向油入、12
6・・・・上部フレーム126a・・・・補助フレーへ
128・・・・油分離室137・・・・薄肉ビードミ1
42・・・・油受1す、143・・・・油分離要魚 1
44・・・・油a146・・・・縦置 204・・・・
駆動執204d・・・・小端組206・・・・モータ室
208・・・・副軸受、241・・・・螺旋状油深24
2・・・・油受1す、244・・・・油7糺

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機構部と電動機とを密閉容器内にそれぞれ収
    納固定し、前記電動機に連結する駆動軸を前記電動機の
    反圧機構部の側に設けた副軸受部材と前記圧縮機構部と
    で支持し、前記副軸受部材を前記密閉容器に接触させる
    ことなく、前記電動機の積層板から成る固定子の端部に
    高密度エネルギー溶接による薄肉ビード状に固定した気
    体圧縮機。
  2. (2)圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に収納固定し
    、前記電動機に連結する駆動軸を前記電動機の反圧機構
    部の側に設けた副軸受部材と前記圧縮機構部とで支持し
    、前記電動機を収納する電動機室を経由しない吐出気体
    を前記副軸受部材と前記密閉容器の端部壁とで形成する
    油分離室に導入すると共に、前記副軸受部材の軸受の近
    くに設けられ且つ前記軸受に開通する油受けに向けて前
    記吐出気体を放出させる手段を設けた気体圧縮機。
  3. (3)油分離室への吐出気体導入開口部と油受けの油溜
    との間に油分離要素を配置させた請求項2記載の気体圧
    縮機。
  4. (4)副軸受部材の軸受に支持される駆動軸の軸部外周
    に油受けの油溜に通じる油溝を設け、前記油溝のポンプ
    作用により、前記油溜の潤滑油を電動機室に排出させ、
    圧縮機外部に通じる吐出側開口部を前記電動機室の反圧
    縮機構部側に設けた請求項2記載の気体圧縮機。
  5. (5)圧縮機構部と電動機とを密閉容器内に収納固定し
    、前記電動機の反圧縮機構部側と前記密閉容器の端部と
    の間に仕切り部材を配置して前記電動機を収納する電動
    機室の底部の油溜に通じる油分離室を設け、前記電動機
    室を経由しない吐出気体を前記油分離室の上部に導入す
    ると共に、前記電動機の回転子の端部と前記仕切り部材
    との間の空間に圧縮機の外部に通じる吐出管の開口部を
    配置し、前記開口部を前記回転子の前記端部に近づけた
    気体圧縮機。
  6. (6)電動機に連結する駆動軸を前記電動機の反圧機構
    部の側に設けた副軸受部材と前記圧縮機構部とで支持し
    、前記副軸受部材が仕切り部材を兼ねた請求項5記載の
    気体圧縮機。
  7. (7)油受けの潤滑油を駆動軸を支持する副軸受部材の
    軸受と圧縮機構部の軸受部とに供給した請求項2記載の
    気体圧縮機。
  8. (8)圧縮機構部の軸受部に供給した潤滑油を圧縮室に
    注入させた請求項7記載の気体圧縮機。
  9. (9)吐出圧力の作用する電動機室底部の油溜の潤滑油
    を圧縮機構部の軸受部に合流給油した請求項8記載の気
    体圧縮機。
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