JPH0114381Y2 - - Google Patents

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JPH0114381Y2
JPH0114381Y2 JP1982174262U JP17426282U JPH0114381Y2 JP H0114381 Y2 JPH0114381 Y2 JP H0114381Y2 JP 1982174262 U JP1982174262 U JP 1982174262U JP 17426282 U JP17426282 U JP 17426282U JP H0114381 Y2 JPH0114381 Y2 JP H0114381Y2
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JP
Japan
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tank
kneading
powder
storage tank
opening
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JP1982174262U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、生産性が高く、しかも保全・保守作
業が簡便で作業性の良好な吹付造型装置に関する
ものである。
従来の吹付造形装置は、例えば第1図に示すよ
うに、一定量の耐火性粉粒体(以下、鋳物砂と称
す)を供給、圧送する定量供給タンク01の下部
に多数の撹拌翼を備えた混練機02を配設すると
共に、該混練機02の先端にブースタ03を付設
し、更に該ブースタ03にブラストホース04を
連設した構成のものが知られており、該装置の吹
付造形作業に際しては、一定量の鋳物砂をホツパ
05からゲート06を介して定量供給タンク01
へ供給した後、ゲート06を閉じ、空気孔07か
ら導入される圧縮空気によりタンク01を加圧し
て該タンク01内の鋳物砂を混練機02に送給
し、該混練機02内で鋳物砂と硬化材及び粘結材
とを混練した後、ブースタ03から噴射される圧
縮空気によりブラストホース04を経て模型面
(図示せず)に吹付けている。
このように従来の吹付造型装置においては、運
転時にゲート06を閉じるため、この間は鋳物砂
を供給することができず、タンク01の定量分を
1バツチとする間歇運転が余儀なくされており、
生産性が低いという欠点があり、また混練機02
の保全、保守作業が煩雑で作業性が悪いという欠
点もあつた。
本考案は、このような欠点を解消し、生産性が
高く、しかも混練機の保全、保守作業が簡便で作
業性の良好な吹付造型装置を提供すべくなされた
ものである。
すなわち本考案は、一定量の鋳物砂を圧送する
貯留槽と、該貯留槽の下部に配置された混練機
と、該混練機の先端に付設されたブースタと、該
ブースタに連接された搬送導管とからなり、上記
貯留槽は隔壁を介して複数槽に区画され、該槽
各々に上記一定量の耐火性粉粒体圧送手段として
の圧縮空気噴射口と、該槽各々の上下に前記耐火
性粉粒体の供給筒及び排出筒と、これらの筒の開
口部を気密保持する可撓性シートが取着された開
閉ゲートとが配備されかつ上記混練機の混練トラ
フは少くとも最終結合材添加口の上流側において
分割可能とした吹付造型装置に関するものであ
る。
第2図は本考案装置の一実施態様例を示す一部
縦断正面図である。
第2図において、1は一定量の鋳物砂を貯留、
圧送するための貯留槽であり、該貯留槽1は中央
部の隔壁2を介して1aと1bの二槽に区画され
ている。これらの貯留槽1a,1bは同一構成で
あるので、以下貯留槽1aの構成についてのみ説
明する。
貯留槽1aの上部には供給シユート3に連通し
た供給筒4が設けられており、該供給筒4の斜状
に形成された下端開口部は、流体圧シリンダ5の
ピストンロツド6先端にピン7を介して止着され
た開閉ゲート8により開閉可能となつており、か
つ該開閉ゲート8には上記供給筒4の下端開口部
を気密に封止するための可撓性シート9が取着さ
れている。
貯留槽1の下方部分は水平断面積の漸減した漏
斗状に形成されており、その下方端には上記の供
給筒4よりも小径な排出筒10が設けられてい
る。この排出筒10の斜状に形成された下端開口
部も流体圧シリンダ11のピストンロツド12先
端にピン13を介して止着された開閉ゲート14
により開閉可能となつており、かつ該開閉ゲート
14にも排出筒10の下端開口部を気密に封止す
るための可撓性シート15が取着されている。
また、貯留槽1a,1bには鋳物砂を圧送する
ための圧縮空気噴射口16が穿設されており、貯
留槽1a,1bの下部は送給筒17に連接されて
いる。
18は架台19にほぼ水平方向に伸長して支持
された混練機で、該混練機18の混練軸20は軸
受21及び中間軸受22を介して回転可能に支承
されており、かつ該混練軸20の一端はカツプリ
ング23を介して電動機等の回転駆動源24に接
続され、しかも該混練軸20には多数の混練翼2
5が脱着可能に止着されている。
混練機18の混練トラフは円筒状部26と、こ
れに続く円錐状部27とからなり、円筒状部26
には上記の送給筒17に連通した送入口28、第
1結合材(例えば硬化材)注入口29、第2もし
くは最終の結合材(例えば粘結材)注入口30が
穿設され、かつ該円筒状部26は第2もしくは最
終の結合材注入口30の上流側の接続フランジ3
1の個所において分割可能となつており、更に該
円筒状部26と円錐状部27とは接続フランジ3
2の個所において分割可能となつている。
また、混練トラフの端板33には混練トラフ内
へ圧縮空気を送給するための圧縮空気噴射孔3が
穿設されている。
35は混練トラフの吐出口36側において円錐
状部27に接続フランジ37を介して接続された
ブースタであり、該ブースタ35は接続フランジ
37に介装された舌片状部材38と円錐状部27
の内壁部の描写線に続いて垂直断面積の漸減した
斜状部材39とにより環状スリツト40を形成し
ており、該スリツト40には斜状部材39の周壁
に形成された圧縮空気供給絡41に連通して圧縮
空気供給口42から圧縮空気が供給されるように
なつている。
43は上記のブースタ35に連接された搬送導
管で、ブラストホース等の可撓性導管から構成さ
れている。
以上のように構成される本考案装置は、次のよ
うにして造型作業がなされる。
貯留槽1aの下部開閉ゲート14を閉じ、上部
開閉ゲート8を開いて、供給シユート3、供給筒
4を経て鋳物砂を該槽1aに供給する。貯留槽1
a内に一定量の鋳物砂が供給されると、上部開閉
ゲート8を閉じ、下部開閉ゲート14を開放する
と共に、圧縮空気噴射孔16から圧縮空気を供給
し、槽1a内を加圧して鋳物砂を送給筒17から
混練機18内へ圧送する。
混練機18内においては、回転駆動源24によ
り混練翼25が回転されており、鋳物砂は注入口
29から注入される硬化材と撹拌、混練され、更
に注入口30から注入される粘結材と撹拌、混練
される。この時、鋳物砂は圧縮空気噴射孔34か
ら噴射される圧縮空気により流動化されると共
に、混練トラフの内壁部に付着するのを抑制され
る。
このようにして混練された鋳物砂は、吐出口3
6に達し、ここでブースタ35のスリツト40か
ら噴射される圧縮空気により加速され、搬送導管
43を経て模型面(図示せず)に吹付けられ、吹
付造型作業がなされる。
上記のように鋳物砂が槽1aから混練機18内
に圧送されている間、槽1bには一定量の鋳物砂
が供給される。そして槽1aからの鋳物砂の圧送
が完了すると、槽1bから同様に鋳物砂が圧送さ
れ、このようにして鋳物砂は連続供給されるので
ある。
また、混練翼25の摩耗等による交換作業に際
しては、混練トラフの円筒状部26の接続フラン
ジ31、円筒状部26と円錐状部27の接続フラ
ンジ32の接続を解くことにより、この作業を容
易に行うことができる。
更に、本考案装置においては、圧縮空気噴射孔
34から噴射される圧縮空気により鋳物砂が混練
トラフの内壁面に付着するのを抑制しているが、
結合材の種類によつては付着を完全に防止するの
が困難な場合があり、このために混練トラフの円
筒状部26は第2もしくは最終結合材の注入口3
0の上流側において分割可能な構成とし、付着が
発生し易い注入口30部分の円筒状部26を簡単
に取外し得るようにして、清浄作業を容易に行う
ことができるようにしている。
以上詳述した本考案装置による効果をまとめれ
ば、次の通りである。
(1) 鋳物砂の連続供給が可能となり生産性が向上
する。
(2) 混練機の保全・保守作業が簡便で作業性が高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吹付造型装置を示す図、第2図
は本考案装置の一実施態様例を示す一部縦断正面
図である。 1,1a,1b……一定量の耐火性粉粒体を圧
送する貯留槽、2……隔壁、8,14……開閉ゲ
ート、9,15……気密保持用の可撓性シート、
18……混練機、30……最終結合材注入口、3
1……混練機の混練トラフの分割部分に設置され
ている接続フランジ、35……ブースタ、43…
…搬送導管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定量の耐火性粉粒体を圧送する貯留槽と、該
    貯留槽の下部に配置された混練機と、該混練機の
    先端に付設されたブースタと、該ブースタに連接
    された搬送導管とからなり、前記貯留槽は隔壁を
    介して複数槽に区画され、該槽各々に前記一定量
    の耐火性粉粒体圧送手段としての圧縮空気噴射口
    が配備され、該槽各々の上下に前記耐火性粉粒体
    の供給筒及び排出筒と、これらの筒の開口部を気
    密保持する可撓性シートが取着された開閉ゲート
    とが配備され、かつ前記混練機の混練トラフは少
    なくとも最終結合材添加口の上流側において分割
    可能としたことを特徴とした吹付造型装置。
JP17426282U 1982-11-19 1982-11-19 吹付造型装置 Granted JPS5981551U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17426282U JPS5981551U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 吹付造型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17426282U JPS5981551U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 吹付造型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5981551U JPS5981551U (ja) 1984-06-01
JPH0114381Y2 true JPH0114381Y2 (ja) 1989-04-26

Family

ID=30379417

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JP17426282U Granted JPS5981551U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 吹付造型装置

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JP (1) JPS5981551U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017294A (ja) * 1973-06-13 1975-02-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017294A (ja) * 1973-06-13 1975-02-24

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Publication number Publication date
JPS5981551U (ja) 1984-06-01

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