JPH0114085Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0114085Y2
JPH0114085Y2 JP1982160190U JP16019082U JPH0114085Y2 JP H0114085 Y2 JPH0114085 Y2 JP H0114085Y2 JP 1982160190 U JP1982160190 U JP 1982160190U JP 16019082 U JP16019082 U JP 16019082U JP H0114085 Y2 JPH0114085 Y2 JP H0114085Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
hydraulic
valve
cylinder
attitude control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982160190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5964604U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16019082U priority Critical patent/JPS5964604U/ja
Publication of JPS5964604U publication Critical patent/JPS5964604U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0114085Y2 publication Critical patent/JPH0114085Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、トラクタに牽引させて圃場耕耘作
業を行なわせるロータリ耕耘機等の対地作業装置
の姿勢を水平に維持するための姿勢制御装置に、
関するものである。
トラクタ等の本機に連結され油圧リフトシリン
ダにより昇降せしめられるロータリ耕耘機等の対
地作業装置を圃場に作用する下方の作業位置にお
いて耕耘等の対地作業を行なわせるとき、その対
地作業装置が本機の傾斜に追随して傾斜するとき
は、一定した耕耘深さ等の一定した作業成果が得
られないことから、上記のような姿勢制御装置を
設けて、本機が傾斜しても対地作業装置は水平姿
勢に維持することが、既に行なわれている。
この種の姿勢制御装置は、対地作業装置の姿勢
を変更する姿勢制御用油圧シリンダを設け、対地
作業装置の姿勢を検出するセンサーにより位置を
切替え制御される電磁弁によつて該姿勢制御用油
圧シリンダへの作動油の供給を制御して、対地作
業装置を水平姿勢に維持するように、構成されて
いる。そして一般に、上記した姿勢制御用油圧シ
リンダに対し作動油を供給するための油圧ポンプ
は、対地作業装置を昇降させるための油圧リフト
シリンダに対し作動油を供給するための油圧ポン
プと兼用させてあつて、油圧リフトシリンダと姿
勢制御用油圧シリンダとに対し単一の油圧ポンプ
により作動油を、該ポンプの吐出流を油圧リフト
シリンダ方向と姿勢制御用油圧シリンダ方向とに
分流する分流弁を介して、供給するようになされ
ており、また姿勢制御用油圧シリンダによる作業
装置の姿勢修正速度を変更調節可能とするため
に、上記した分流弁は上記した各油圧シリンダに
対する作動油の供給割合を変更調節可能なバルブ
に構成されている。
ところで従来は、姿勢制御用油圧シリンダによ
る対地作業装置の姿勢修正速度を比較的大きくす
べく、上記した分流弁をして姿勢制御用油圧シリ
ンダ方向への作動油供給割合が比較的大きくなる
ように調節して、作業を進める場合に、次のよう
な不具合がみられていた。
すなわち圃場内の枕地で本機を旋回させるとき
等には対地作業装置が油圧リフトシリンダにより
上方の待機位置へと持上げられるが、上記のよう
に分流弁による姿勢制御用油圧シリンダ方向への
作動油供給割合を大きくしてある場合には油圧リ
フトシリンダ方向への作動油供給割合がそれだけ
小さくなつていることから、油圧リフトシリンダ
の迅速な伸長動作、つまり該リフトシリンダによ
る対地作業装置の迅速な上昇が得られずして、作
業能率の低下を来たしていたのである。
この考案の目的とするところは、油圧リフトシ
リンダと姿勢制御用油圧シリンダとに対し単一の
油圧ポンプにより作動油を、上記のような分流弁
を介して供給する構成のものにおいて、上記した
不具合を解消してある、対地作業装置の新規な姿
勢制御装置を、提供するにある。
図示の実施例について、この考案の構成を説明
すると、第1図において1は農用のトラクタであ
り、このトラクタ1の後部には対地作業装置の一
例であるロータリ耕耘機2を連結して牽引させて
ある。同連結は通例のように、1本のアパーリン
ク3と左右2本のロワーリンク4とでもつて行な
われており、トラクタ1の後部上面位に設置した
油圧リフト装置5の左右のリフトアーム6を左右
のタイロツド7により左右のロワーリンク4へと
接続し、油圧リフト装置5の油圧リフトシリンダ
8(第2図)によりロータリ耕耘機2を昇降させ
得るように、なされている。そして一側のタイロ
ツド7には、該タイロツド7を伸縮させることで
ロータリ耕耘機2の姿勢を変更する姿勢制御用油
圧シリンダ9が挿入されている。またロータリ耕
耘機2上には、該耕耘機2の姿勢を検出する水銀
スイツチ等のセンサー10を設けてある。第1図
において、11はトラクタ1から後方に延出させ
たPTO軸、12はPTO軸11からロータリ耕耘
機2に駆動力を伝達するフレキシブル伝動軸機構
である。
ロータリ耕耘機2が左右に傾いたときに姿勢制
御用油圧シリンダ9を伸縮動作させて、該耕耘機
2の姿勢を修正するためには、第2図に示すよう
な油圧回路が設けられている。同図に示すように
油タンク13から油圧ポンプ14により前記油圧
リフトシリンダ8用のコントロールバルブ装置1
5の一次側へと作動油を供給する、油圧リフトシ
リンダ8用の給油回路16から分岐させて、姿勢
制御用油圧シリンダ9用の給油回路17が設けら
れており、油圧リフトシリンダ8と姿勢制御用油
圧シリンダ9とに対し単一の油圧ポンプ14によ
り作動油を供給することとされている。上記した
両給油回路16,17の分岐部には、給油回路1
7に挿入された可変絞り18と給油回路16に挿
入され可変絞り18二次側の給油回路17の油圧
を背圧として作用させてあるリリーフ弁19との
組合せから成る、分流比調節可能な分流弁20
が、設けられている。
姿勢制御用油圧シリンダ9を選択的に作動させ
るためには同様に第2図に示すように、一次側の
ポンプポート21Pを上記給油回路17に接続し
てある電磁弁21が設けられている。この電磁弁
21の一次側のタンクポート21Tは排油回路2
2により油タンク13へと接続され、また該電磁
弁21二次側の2個のシリンダポート21Ca
21Cbは姿勢制御用油圧シリンダ9の伸長作用
油室9aと縮小作用油室9bに対しそれぞれ、給
排回路23A,23Bにて接続されている。電磁
弁21は3ポジシヨンのものとされていて、図示
の中立位置Nでは両シリンダポート21Ca,2
1cbをブロツクして姿勢制御用油圧シリンダ9を
停止させると共にポンプポート21Pとタンクポ
ート21T間を連通させ、またソレノイド21A
の励磁により移される作用位置Aではポンプポー
ト21Pとシリンダポート21Ca間を連通させ
ると共にシリンダポート21Cbとタンクポート
21T間を連通させて姿勢制御用油圧シリンダ9
を伸長動作させ、逆に他のソレノイド21Bの励
磁により移される他の作用位置Bではポンプポー
ト21Pとシリンダポート21Cb間を連通させ
ると共にシリンダポート21Caとタンクポート
21T間を連通させて姿勢制御用油圧シリンダ9
を縮小動作させるものに、構成されている。上記
した各ソレノイド21A,21Bは通例のよう
に、前記したセンサー10が左右一方向或は他方
向へのロータリ耕耘機2の傾斜を検出したとき
に、選択的に励磁せしめられるものとされてい
る。
同様に第2図に示すように給油回路17にはこ
の考案に従つて特に、次のようなレギユレータバ
ルブ24が挿入設置されている。すなわち該レギ
ユレータバルブ24は、内部の絞り25により給
油回路17を絞ることで姿勢制御用油圧シリンダ
9方向への給油量を小とする第1の位置と、上
記絞り25による給油回路17の絞りを行なわず
して上記給油量を大とする第2の位置とを、備
えたものに構成されている。
レギユレータバルブ24を第1の位置と第2
の位置との間で選択的に変位させるためには、
次のような手段が設けられている。すなわち先ず
レギユレータバルブ24は第2図に示すように、
スプリング26により第1の位置方向へと変位
附勢されて、常時は第1の位置をとるものとさ
れている。そして該バルブ24のスプリング26
作用端はドレーン回路27により前記排油回路2
2へと接続され、他端はパイロツト油圧作用回路
28により該バルブ24二次側の給油回路17へ
と接続されていて、給油回路17に油圧が成立す
ると該油圧によりスプリング26力に抗して第2
の位置へと変位せしめられることとされてい
る。
したがつて、電磁弁21が中立位置Nにあり給
油回路17が排油回路22へと接続されて該給油
回路17に油圧が成立していない状態では、レギ
ユレータバルブ24がスプリング26作用で第1
の位置をとり、逆に電磁弁21が何れかの作用
位置A或はBに移されて給油回路17が給排回路
23A或は23Bへと接続され該給油回路17に
油圧が成立して姿勢制御用油圧シリンダ9が作動
せしめられるときには、レギユレータバルブ24
が油圧作用で第2の位置へと変位せしめられる
こととなる。すなわち、電磁弁21は各作用位置
A或はBに移されることで給油回路17に油圧を
成立させることにより姿勢制御用油圧シリンダ9
の作動を検出する検出手段を構成しており、また
スプリング26とパイロツト油圧作用回路28と
はレギユレータバルブ24の変位手段を構成して
いて、該変位手段は、給油回路17に油圧が成立
することで姿勢制御用油圧シリンダ9の作動が検
出されたときにのみ、レギユレータバルブ24を
第2の位置に変位させるものとなつている。
なお第2図に示すように前記リリーフ弁19に
対する一次圧作用回路には絞り30を挿入してあ
つて、分流弁20による両給油回路16,17に
対する分流比の変更制御が急激には行なわれない
ように、図られている。第2図において31,3
2は、互に並列接続して前記給排回路23Aに挿
入された絞り及び逆止弁で、姿勢制御用油圧シリ
ンダ9の伸長動作方向にはロータリ耕耘機2の自
重が作用するのに対し、該シリンダ9の伸長動作
時には絞り31を介して伸長作用油室9aにゆつ
くりと作動油を供給しロータリ耕耘機2一端側の
急激な下降を避け、姿勢制御用油圧シリンダ9の
縮小動作時には逆止弁32を介し伸長作用油室9
aから比較的急速に油をドレーンさせるように、
図つてある。また33は前記給排回路23Bに挿
入された逆止弁で、ロータリ耕耘機の自重により
縮小作用油室9bから油が逆流することを防止す
るものであり、該逆止弁33は後述するように、
電磁弁21が作用位置Aへと移されると開放せし
められるものに構成されている。なお第2図にお
いて34は、油圧設定用の調圧弁である。
以上に説明した分流弁20、電磁弁21、レギ
ユレータバルブ24、絞り31及び逆止弁32,
33は、第2図に二点鎖線で囲んで示すように姿
勢制御バルブ装置35としてユニツト化されてい
る。そしてそのような姿勢制御バルブ装置35は
第3図に示すように、トラクタ1の運転席36の
後方で前記した左右のリフトアーム6にはさまれ
た位置におき、トラクタ1機体の上面位に設置さ
れている。第3図において、37Pは油圧リフト
装置5のハウジング内から姿勢制御バルブ装置3
5へと油を導く油配管、37Cは姿勢制御バルブ
装置35から上記ハウジング内の前記コントロー
ルバルブ装置15(第2図)へと油を導く油配
管、37Tは姿勢制御バルブ装置35からのドレ
ーン油を油タンク13兼用のトラクタ機体ハウジ
ング内へと戻す油配管、37A,37Bは姿勢制
御バルブ装置35と姿勢制御用油圧シリンダ9間
を接続する1対のフレキシブルな油配管である。
次に上記した姿勢制御バルブ装置35の具体構
造を、第4−11図に図示して説明する。
第4,5図に示すように前記電磁弁21は、姿
勢制御バルブ装置35における他のバルブ類を内
装したバルブケース38と切離されて形成され、
バルブケース38の上面に設置して該ケース38
に対し固定具39により固定されている。バルブ
ケース38には第7,10図に明瞭に示すよう
に、電磁弁21の前記4個のポート21P,21
T,21Ca,21Cb(第2図)へとそれぞれ連ら
ねてある4個の油通路40P,40T,40Ca
40Cbを、穿設してある。
バルブケース38には、前記した5本の油配管
37P,37C,37T,37A,37B(第3
図)端をそれぞれ接続される5個のポート、つま
りポンプポート41Pと、分流ポート41Cと、
タンクポート41Tと、2個のシリンダポート4
1A,41Bとを、設けてある。このうち、ポン
プポート41Pは第4図に示すようにバルブケー
ス38の一側面に開口させてあり、またシリンダ
ポート41Aは第7,10図に示すようにバルブ
ケース38の他端面に開口させてある。他の3ポ
ートである分流ポート41Cとタンクポート41
Tとシリンダポート41Bとは第8図に明瞭に示
すようにそれぞれ、バルブケース38の下面に開
口させてある。
バルブケース38にはポンプポート41Pと電
磁弁21のポンプポート21Pに連らなる前記油
通路40Pとを連通させるべく、上下方向の油通
路42と、前後方向の油通路43と、左右方向の
油通路44と、上下方向の油通路45と、前後方
向の油通路46とを、穿設してあり、このうち油
通路44,45は第5,6,9図に示すように前
記レギユレータバルブ24用の穴弁へとそれぞれ
開口させてあり、また油通路46と前記油通路4
0Pとは第4,5図に示すように前記リリーフ弁
19用の穴弁へとそれぞれ開口させてある。
前記可変絞り18は第6,9図に示すように、
先端のテーパー部を油通路43内に臨ませてバル
ブケース38に螺合してある螺杆でもつて、構成
されている。この可変絞り18を構成する螺杆に
はバルブケース38外で、該螺杆を回動操作する
ことで可変絞り18による油通路43の絞り度を
変更調節するためのハンドル18aを取付けてあ
る。
前記リリーフ弁19は第4図に示すように、ポ
ンプポート41Pに連らなる前記油通路42と分
流ポート41Cに連らねてバルブケース38に穿
設してある上下方向の油通路47とを適当間隔お
いて開口させてある弁穴内に、挿入設置されてい
る。前記絞り30は、リリーフ弁19の先端部に
螺着した絞り形成金物30aによつて形成されて
いる。リリーフ弁19の弁バネ19aは、上記弁
穴の一端部を閉塞する螺栓48に基端を受けさせ
て、設けられている。前記油通路46はリリーフ
弁19の背後で上記弁穴に開口させてあり、これ
よりして前記のように可変絞り18二次側の油圧
がリリーフ弁19に対し背圧として作用せしめら
れることとなつている。リリーフ弁19には、そ
の弁穴内を介し油通路46,40P間を連通させ
るための油通路穴19bが、設けられている。ま
た該リリーフ弁19には、該リリーフ弁19が第
4図に図示の位置からδ量後退せしめられると油
通路42,47間を連通させてリリーフ弁19に
リリーフ動作を行なわせることとする油通路穴1
9cが、設けられている。
可変絞り18とリリーフ弁19との組合せから
成る前記分流弁20は、可変絞り18の一次側油
圧と二次側油圧との間の油圧差が変動するとリリ
ーフ弁19が摺動変位して油通路42,47間の
油流通面積を、上記油圧差が一定に保たれるよう
に変更制御することで、分流ポート41Cへ流れ
る油流量と油通路40へ流れる油流量との比率が
一定となるように、流量制御を行なう。そして該
油流量比率は、ハンドル18a操作で可変絞り1
8による油通路43の絞り度を変更することによ
り、変更調節される。
次に第5,6,9図に示すように、前記油通路
44,45をその間に適当間隔をあけて開口させ
てある弁穴内に挿入設置されている前記レギユレ
ータバルブ24は、第5,6図に図示の前記第1
の位置で油通路44,45間を連通させるため
の油通路穴24aを設けてあるものに構成されて
いて、前記絞り25は該油通路穴24a内に固定
設置した絞り形成金物によつて提供されている。
レギユレータバルブ24には、第5,6図に図示
の第1の位置では油通路44,45間を遮断
し、第9図に図示の第2の位置へ移されると油
通路44,45間をして絞り25を介することな
く連通させることとするランド24bを、設けて
ある。前記スプリング26は、レギユレータバル
ブ24の弁穴穿孔端を閉塞する螺栓49に基端を
受けさせて、設けられている。該スプリング26
反対側の上記弁穴内は前記油通路40Pに、バル
ブケース38に穿設した左右方向の油通路50
(第4図が明瞭。)と上下方向の油通路51と弁穴
端の油通路52とを介し連通せしめられていて、
第2図について先に説明したパイロツト油圧作用
回路28が該油通路50,51,52によつて提
供されている。電磁弁21のタンクポート21T
(第2図)に連らなる前記油通路40Tは第8図
に図示のようにタンクポート41Tへと連らねて
あるが、該油通路40Tに連らなる左右方向の油
通路53と上下方向の油通路54とをバルブケー
ス38に穿設して、第5,6,9図に示すように
油通路54をスプリング26設置空間へと開口さ
せてある。したがつて油通路54,53により、
第2図について先に説明したドレーン回路27が
提供されている。
以上よりしてレギユレータバルブ24と該バル
ブ24を第1の位置と第2の位置との間で変
位させるための手段とは、第2図について先に説
明した通りのものとなつており、電磁弁21が中
立位置Nにあつて油通路40Pに油圧が成立して
いない状態ではレギユレータバルブ24が、スプ
リング26の作用で第5,6図に図示の第1の位
置をとり、油通路40Pに対し絞り25を介し
小割合で油が供給されることとなる。そして電磁
弁21が何れかの作用位置A或はBへ移される
と、油通路40Pに成立する油圧が油通路50,
51,52を介しレギユレータバルブ24に、ス
プリング26反対側から作用せしめられることに
より、該レギユレータバルブ24が第9図に図示
の第2の位置へと移されて、油通路40Pに対
しては可変絞り18の絞り度によつて決定される
こととなる比較的高割合で、油が供給されること
となる。
次に電磁弁21のシリンダポート21Ca,2
1Cbに連らなる前記油通路40Ca,40Cbとバ
ルブケース38の前記シリンダポート41A,4
1Bとの間に設けられている機構について、第
7,10図を参照して説明すると、シリンダポー
ト41Aと同心配置してバルブケース38に形成
した穴54を、前後方向に沿う油通路55により
前記油通路40Caへと連通させてある。また上
記した穴54と同心配置してバルブケース38に
形成した穴56を、上下方向に沿う油通路57に
より前記シリンダポート41Cbへと連通させる
と共に、前後方向に沿う油通路58と左右方向に
沿う油通路59とにより前記油通路40Cbへと
連通させてある。
前記した逆止弁32は、穴54端でバルブケー
ス38に螺着されたポート形成金物60内に摺動
可能に配設されていて、該逆止弁32に前記絞り
31が形成されている。穴54内には摺動金物6
1を嵌合してあつて、この摺動金物61には油通
路55をシリンダポート41Aへと連通させるた
めの油通路穴61aが、設けられている。ポート
形成金物60の先端部内周面には環状溝60aを
形成してあり、また逆止弁32の先端面には第1
1図に明瞭に示すようにスリツト32aを形成し
てあつて、第7図に示すように逆止弁32がポー
ト形成金物60内の先端側へと変位せしめられて
いる状態では、逆止弁32内の油通路穴32bが
上記した環状溝60aとスリツト32aとを介し
て摺動金物61の油通路穴61aへと連通せしめ
られ、逆に第10図に示すように逆止弁32がポ
ート形成金物60内の基端側へと変位せしめられ
ている状態では油通路穴32b端がポート形成金
物60の内周面によりブロツクされることで油通
路穴32bは絞り31を介してのみ油通路穴61
aと連通するように、図られている。
また前記した逆止弁33は、穴56に挿入設置
され該穴56中途の弁座62にスプリング63力
で着座してシリンダポート41B方向からの油逆
流を阻止するものに、構成されている。そして穴
54,56間を連らねる穴64がバルブケース3
8に形成されていて、上記逆止弁33には該穴6
4へと先端部分を嵌合させてある杆部33aを突
設してあり、この杆部33aには穴56を摺動金
物61先端側の穴54内へと連通させるスリツト
33bを形成してある。杆部33aの長さは、第
7図に図示のように逆止弁33が弁座62に着座
する状態では該杆部33aが若干量、穴54内へ
と突出するような長さに、設定されている。
以上により絞り31と逆止弁32と逆止弁33
とは、相関連して次のように機能するものとされ
ている。すなわち、電磁弁21が作用位置Aに移
され油通路40Ca,55及び油通路穴61aを
介して逆止弁32の先端面に油圧が作用せしめら
れるときは、第10図に図示のように該油圧で逆
止弁32がポート形成金物60内の基端側へと変
位せしめられ、このときは前記したように油通路
穴61a,32b間が絞り31を介してのみ連通
せしめられることから、シリンダポート41Aへ
の作動油の供給が該絞り31を介して行なわれ
る。また上記のように電磁弁21の作用位置Aで
は油通路穴61a内へ油圧が作用することから、
同様に第10図に示すように摺動金物61が油圧
作用で穴54の最奥部へと摺動変位せしめられ、
これにより杆部33aが押されることで逆止弁3
3がスプリング63力に抗し弁座62を離れて開
放せしめられて、シリンダポート41Bから油通
路57、穴56、及び油通路58,59,40
Cbを介して油ドレーンが行なわれる。
逆に電磁弁21が作用位置Bに移され油通路4
0Cb,59,58及び穴56を介し逆止弁33
の先端面に油圧が作用せしめられるときは、第7
図に鎖線図示のように該油圧で逆止弁33が開放
せしめられるから、穴56からさらに油通路57
を介してシリンダポート41Bへの作動油の供給
が行なわれる。そして上記のように電磁弁21が
作用位置Bへ移されると穴54及び油通路55,
40Caが電磁弁21を介しタンクポート41T
へと連通せしめられるのに対し、穴56内から前
記スリツト33bを介し摺動金物61の先端面に
油圧が作用せしめられることから、第7図に図示
のように該油圧作用で摺動金物61がポート形成
金物60の内端面60bに接当するまで、該金物
60方向に変位せしめられる。そして逆止弁32
は、絞り31前後の油圧差によりシリンダポート
41Aからの排油流に押され第7図に示すように
先端面が摺動金物61に当たる、ポート形成金物
60内の先端側へと変位せしめられ、このとき前
記のように油通路穴32bが環状溝60b及びス
リツト32aを介し油通路穴61aへと連通せし
められることから、シリンダポート41Aから油
が、絞り31にて絞られることなく油通路55,
40Ca方向へとドレーンされる。
以上のようであるから絞り31、逆止弁32及
び逆止弁33は、第2図について前述した通りの
ものとなつている。
なお第4図において66は、バルブケース38
を油圧リフト装置5のハウジングに固定連結する
ための固定具の挿通穴である。
第1−11図に図示の姿勢制御装置は、以上に
説明して来たように構成されているから、前記セ
ンサー10によりロータリ耕耘機2の左右への傾
きが検出されると、その傾きの方向に応じ電磁弁
21が何れかの作用位置A或はBへ移され、その
ときは前記したようにレギユレータバルブ24が
第2の位置へと自動的に変位せしめられて、給
油回路17を通して電磁弁21方向に前記可変絞
り18の絞り度によつて決定される割合で作動油
が供給されることとなる。そしてこのような作動
油は、何れかの給排回路23A或は23Bを介し
て姿勢制御用油圧シリンダ9へと供給されて、該
油圧シリンダ9の作動により上記した傾きをなく
す方向にロータリ耕耘機2の姿勢が修正される。
給排回路23A中に絞り31が挿入されているこ
とによつては前記したように、姿勢制御用油圧シ
リンダ9の伸長作用油室9aへの作動油供給割合
が低められて、ロータリ耕耘機2一端側の急激な
下降、したがつてそのような下降による衝撃力の
発生等が防がれる。
そしてレギユレータバルブ24が前記のよう
に、電磁弁21の中立位置Nでは第1の位置を
とり、そのとき内部の絞り25によつて給油回路
17を流れる作動油の流量を絞ることから、次の
ような長所が得られる。すなわち、可変絞り18
の絞り度を比較的小さくし姿勢制御用油圧シリン
ダ9の作動時に該油圧シリンダ9へ供給される作
動油割合が高められるようにして作業が進めてい
る状態でも、電磁弁21が中立位置Nにある限り
給油回路17の油流量は絞り25に規制されて極
く小さくされているから、油圧リフトシリンダ8
方向への給油回路16には、リリーフ弁19が第
4図に図示位置から大きく図上で右方向に変位す
ることで、大きな油量が確保されている。したが
つて例えば圃場内の枕地でトラクタ1を旋回させ
るときに、前記コントロールバルブ装置15を操
作し油圧リフトシリンダ8を伸長動作させてロー
タリ耕耘機2を持上げるに際し、油圧リフトシリ
ンダ8の迅速な伸長動作、したがつてロータリ耕
耘機2の迅速な上昇動が得られる。つまり油圧ポ
ンプ14を油圧リフトシリンダ8用のものと姿勢
制御用油圧シリンダ9用のものとに兼用させてい
るにも拘らず、油圧リフトシリンダ8に対する作
動油供給割合が比較的大きく低下せしめられ迅速
な耕耘機2の上昇動が得られないといつた事態が
起きずして、作業能率の低下をきたさないのであ
る。
次に第12,13図に図示の他の実施例につい
て説明すると、この他の実施例では前記同様のポ
ジシヨンを備えたレギユレータバルブ24を第1
2図に示すように、常時はスプリング70力で前
記同様の第1の位置をとり、ソレノイド71が
励磁せしめられると前記同様の第2の位置をと
る電磁バルブに、構成している。
そして第13図に示すように、前記センサー1
0がロータリ耕耘機2の一方向への傾きを検出す
るセンサースイツチ10Aと他方向への傾きを検
出するセンサースイツチ10Bとを備えていて、
センサースイツチ10Aのオン動作により電磁弁
21の一方のソレノイド21Aが励磁せしめら
れ、センサースイツチ10Bのオン動作により電
磁弁21の他方のソレノイド21Bが励磁せしめ
られるように、電気制御回路が構成されているの
に対し、レギユレータバルブ24の上記ソレノイ
ド71は、何れのセンサースイツチ10A或は1
0Bがオン動作しても励磁せしめられるように、
両センサースイツチ10A,10Bに対し直列接
続して、電気制御回路中に挿入されている。
したがつて第12,13図に図示の実施例で
は、姿勢制御用油圧シリンダ9の作動がセンサー
スイツチ10A,10Bにより検出され、同検出
でソレノイド71によりレギユレータバルブ24
が第2の位置へと変位せしめられて、前述実施
例について述べたと同様の長所が与えられる。
以上の2実施例についての説明から明らかなよ
うに、この考案の対地作業装置の姿勢制御装置
は、油圧リフトシリンダ8により昇降せしめられ
る対地作業装置2の姿勢を変更する姿勢制御用油
圧シリンダ9を設け、油圧リフトシリンダ8と該
姿勢制御用油圧シリンダ9とに対し単一の油圧ポ
ンプ14により作動油を、該各油圧シリンダ8,
9に対する作動油の供給割合を変更調節可能な分
流弁20を介して供給するように構成すると共
に、対地作業装置2の姿勢を検出するセンサー1
0により位置を切替え制御される電磁弁21によ
つて該姿勢制御用油圧シリンダ9への作動油の供
給を制御して、対地作業装置2を水平姿勢に維持
するように構成された姿勢制御装置であつて、前
記姿勢制御用油圧シリンダ9に対する給油回路1
7中に姿勢制御用油圧シリンダ9方向への給油量
を小とする第1の位置と該給油量を大とする第
2の位置とを備えたレギユレータバルブ24を
挿入設置すると共に、前記姿勢制御用油圧シリン
ダ9の作動を検出する検出手段(第1−11図の
実施例では、給油回路17に油圧を成立させるこ
とで上記作動を検出することとなる電磁弁21。
第12,13図の実施例では、電磁弁21を作用
位置A,Bへと変位させるセンサースイツチ10
A,10B。)と該検出手段により作動を制御さ
れて上記レギユレータバルブを変位させる変位手
段(第1−11図の実施例では、スプリング26
とパイロツト油圧作用回路28。第12,13図
の実施例では、スプリング70とソレノイド7
1。)とを設けて、前記姿勢制御用油圧シリンダ
9の作動時にのみ上記レギユレータバルブを上記
した第2の位置に変位させるように構成してなる
ものであつて、次のような長所を備えている。
すなわちこの考案の姿勢制御装置は、油圧リフ
トシリンダ8と姿勢制御用油圧シリンダ9とに対
し単一の油圧ポンプ14により、上記のような分
流弁20を介して作動油を供給する構造のものと
されているにも拘らず、上記のようなレギユレー
タバルブ24を、姿勢制御用油圧シリンダ9に対
する給油回路17中に挿入設置していることか
ら、電磁弁21が中立位置Nにあつて姿勢制御用
油圧シリンダ9が作動せしめられない状態ではレ
ギユレータバルブ24が第1の位置をとつて、
給油回路17を流れる油量が減ぜしめられ、逆に
油圧リフトシリンダ8方向への給油量が増されて
いて、例え分流弁20が姿勢制御用油圧シリンダ
9方向への給油量を比較的大きくするように調整
されていたとしても、油圧リフトシリンダ8の迅
速な伸長動作を行なわせることとする。したがつ
て圃場内の枕地で本機1を旋回させるようなとき
油圧リフトシリンダ8により対地作業装置2が持
上げられるのに対し、この考案の姿勢制御装置
は、対地作業装置2の迅速な持上げを得さしめ
て、そのような作業装置2の持上げに時間を要す
ることで作業能率が低下するといつた不具合を無
くし、作業能率を高めるものとなつている。そし
て姿勢制御用油圧シリンダ9の作動により対地作
業装置2の姿勢修正が行なわれるときは、レギユ
レータバルブ24がシリンダ9作動検出で自動的
に第2の位置へ移されるから、そのときは分流
弁20への設定割合で姿勢制御用油圧シリンダ9
への油供給が行なわれるから、この考案の姿勢制
御装置は上記の長所を有するものでありながら、
対地作業装置2の姿勢修正を分流弁20にて予め
設定したように行なわせ、姿勢修正上の問題を起
さないものとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を装備したトラク
タ後部及びロータリ耕耘機の側面図、第2図は同
実施例の油圧回路図、第3図は上記トラクタ後部
の概略平面図、第4図は同実施例要部の一部縦断
背面図、第5図は第4図のV−V線に沿う一部縦
断側面図、第6図及び第7図はそれぞれ、第5図
の−線及び−線に沿う横断面図、第8図
は第4図の矢印−に沿つてみた端面図、第9
図及び第10図はそれぞれ、第6図及び第7図と
同様の横断面図で異なつた状態で画いたもの、第
11図は同実施例の一部材の拡大斜視図、第12
図はこの考案の他の実施例を示す油圧回路図、第
13図は同他の実施例の電気制御回路図である。 1……トラクタ、2……ロータリ耕耘機、5…
…油圧リフト装置、6……リフトアーム、7……
タイロツド、8……油圧リフトシリンダ、9……
姿勢制御用油圧シリンダ、9a……伸長作用油
室、9b……縮小作用油室、10……センサー、
10A,10B……センサースイツチ、14……
油圧ポンプ、15……コントロールバルブ装置、
16……給油回路、17……給油回路、18……
可変絞り、18a……ハンドル、19……リリー
フ弁、20……分流弁、21……電磁弁、21
A,21B……ソレノイド、22……排油回路、
23A,23B……給排回路、24……レギユレ
ータバルブ、25……絞り、26……スプリン
グ、27……ドレーン回路、28……パイロツト
油圧作用回路、35……姿勢制御バルブ装置、4
0P,40T,40Ca,40Cb……油通路、4
1P……ポンプポート、41C……分流ポート、
41T……タンクポート、41A,41B……シ
リンダポート、70……スプリング、71……ソ
レノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧リフトシリンダにより昇降せしめられる対
    地作業装置の姿勢を変更する姿勢制御用油圧シリ
    ンダを設け、油圧リフトシリンダと該姿勢制御用
    油圧シリンダとに対し単一の油圧ポンプにより作
    動油を、該各油圧シリンダに対する作動油の供給
    割合を変更調節可能な分流弁を介して供給するよ
    うに構成すると共に、対地作業装置の姿勢を検出
    するセンサーにより位置を切替え制御される電磁
    弁によつて該姿勢制御用油圧シリンダへの作動油
    の供給を制御して、対地作業装置を水平姿勢に維
    持するように構成された姿勢制御装置であつて、
    前記姿勢制御用油圧シリンダに対する給油回路中
    に姿勢制御用油圧シリンダ方向への給油量を小と
    する第1の位置と該給油量を大とする第2の位置
    とを備えたレギユレータバルブを挿入設置すると
    共に、前記姿勢制御用油圧シリンダの作動を検出
    する検出手段と該検出手段により作動を制御され
    て上記レギユレータバルブを変位させる変位手段
    とを設けて、前記姿勢制御用油圧シリンダの作動
    時にのみ上記レギユレータバルブを上記した第2
    の位置に変位させるように構成してなる、対地作
    業装置の姿勢制御装置。
JP16019082U 1982-10-21 1982-10-21 対地作業装置の姿勢制御装置 Granted JPS5964604U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16019082U JPS5964604U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 対地作業装置の姿勢制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16019082U JPS5964604U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 対地作業装置の姿勢制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5964604U JPS5964604U (ja) 1984-04-28
JPH0114085Y2 true JPH0114085Y2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=30352411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16019082U Granted JPS5964604U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 対地作業装置の姿勢制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5964604U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006103892A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Kayaba Ind Co Ltd 産業機械用ネガティブ制御回路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143598A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Hitachi Ltd Electrode for electrical discharge machining
JPS52155809A (en) * 1976-06-21 1977-12-24 Seikichi Yamamoto Noiseless sheettpile driving apparatus

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143598A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Hitachi Ltd Electrode for electrical discharge machining
JPS52155809A (en) * 1976-06-21 1977-12-24 Seikichi Yamamoto Noiseless sheettpile driving apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006103892A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Kayaba Ind Co Ltd 産業機械用ネガティブ制御回路
JP4601377B2 (ja) * 2004-10-06 2010-12-22 カヤバ工業株式会社 産業機械用ネガティブ制御回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5964604U (ja) 1984-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020029689A1 (en) Lift control valve and feedback system
US7008168B2 (en) Implement attachment interface for the coupling of operating implements to a utility vehicle and valve arrangement
US6405633B1 (en) Hydraulic piston-cylinder unit for agricultural machines
US6895852B2 (en) Apparatus and method for providing reduced hydraulic flow to a plurality of actuatable devices in a pressure compensated hydraulic system
JPH0114085Y2 (ja)
EP0836678B1 (en) Hydraulic valve to maintain control in fluid-loss condition
EP0758718B1 (en) Plough turning device
US5136930A (en) Apparatus for supplying pressure oil to hydraulic cylinders employed in working machines
US4109561A (en) Control valve arrangement with a preconditioned relief valve and a flow force compensated valve spool
US10184498B2 (en) Control valve and work vehicle having the control valve
JPH0126161Y2 (ja)
JP2009078725A (ja) 作業車のサスペンション構造
JP3242535B2 (ja) 作業機の昇降速度制御装置
US11053958B2 (en) Regeneration valve for a hydraulic circuit
JPH10168950A (ja) 油圧シリンダ用フローティング装置のバルブブロック
US4030295A (en) Control valve for tractor-implement hydraulic system
JP2945829B2 (ja) 建設機械のシリンダ制御回路
JPH08261206A (ja) 油圧制御装置
JP2001124011A (ja) フロントローダの油圧供給装置
JPH0126162Y2 (ja)
JPH0451532Y2 (ja)
SU1578279A2 (ru) Траншеезасыпатель
US3494425A (en) Hitch linkage control system
JPH06171557A (ja) トラクタ等の油圧操作装置
JPH058323Y2 (ja)