JPH0113750Y2 - - Google Patents

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JPH0113750Y2
JPH0113750Y2 JP8960082U JP8960082U JPH0113750Y2 JP H0113750 Y2 JPH0113750 Y2 JP H0113750Y2 JP 8960082 U JP8960082 U JP 8960082U JP 8960082 U JP8960082 U JP 8960082U JP H0113750 Y2 JPH0113750 Y2 JP H0113750Y2
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Hinges (AREA)
  • Hinge Accessories (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は一般住宅の天窓などに用いる外開き傾
斜窓に関するものである。
〔従来の技術およびその解決すべき課題〕
一般住宅などの建物の屋根部の天窓や北側窓な
どは、採光と換気性の点などから上辺部に回転軸
のある外開き傾斜窓を用いることが従来から考え
られているが、このような外開き傾斜窓にはヒン
ジ機構部分の防水性に問題があつた。
〔考案の開示〕
本考案は、前述した問題を解決して、ヒンジ機
構部分の防水性にすぐれた外開き傾斜窓を簡単な
構成で提供することを目的としている。
すなわち、本考案は、上辺部に回転軸のある外
開き傾斜窓であつて、窓1の上辺部屋外側面に取
付部19aを固定した回動部材19の取付部19
aと一体に立上り部19bを設け、立上り部19
bに軸部19cと、軸部19cの外方に突出する
突出部19dとを一体に形成し、前記窓1が嵌合
した枠体2の上辺部屋外側に突設した受部材17
の立上り部17aから窓1の内周側に覆い部17
dを突出させ、覆い部17dの先端部に回動部材
19の前記突出部19dが圧接する可撓性の防水
ひれ18を固定すると共に、前記受部材17の立
上り部17aに設けた受部17cに前記軸部19
cを回動自在に支持させ、前記回動部材19の立
上り部19bおよび突出部19dと、受部材17
の立上り部17aおよび覆い部17dと、防水ひ
れ18とで囲まれた内部に前記軸部19cおよび
前記受部17cを配設し、かつ軸部19cおよび
受部17cより屋内側に窓1と枠体2とが水密材
9を介して当接する部分を配設したものである。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
す。
これらの図において、1は窓、2は枠体であ
る。窓1は、屋外側部材3の内面と屋内側部材4
の断面ほぼ角筒状の外周部4aの外面が2枚の断
熱材5で内部に断熱空間6を形成して連結され、
前記屋外側部材3と屋内側部材4の内周側にこれ
らで挟着されて窓ガラス7が内、外二重に張ら
れ、これらの間にも断熱空間8が形成されてい
る。窓1の屋外側部材3の断熱材5より外周側の
内面には水密材9が固定され、屋外側部材3の下
框、両側框の水密材9より外周側には屋根側外周
方向に突出する水切板10が固定されている。
前記枠体2は、屋外側部材11の内周部と屋内
側部材12の外周部が2枚の断熱材13で内部に
断熱空間14を形成して連結され、屋内側部材1
2の内周部12aの外面には気密材15が固定さ
れている。
前記枠体2の上枠に窓1の上框がヒンジ機構1
6で回動可能に取付けられて、窓1が枠体2に開
閉可能に嵌合されている。
前記ヒンジ機構16は、枠体2の上枠を構成し
ている屋外側部材11の外周部の反屋根側に突条
11aが突設され、この突条11aに断面ほぼ
形、すなわち、ほぼかぎ形の受部材17の立上り
部17a屋根側端部に設けた溝部17bが嵌合固
定され、前記立上り部17aの中間部内周面が屋
外側部材11の断熱空間14外周側に突設した断
面逆〓形部11bに支持固定され、この部分より
反屋根側に位置させて断面円弧状の受部17cが
立上り部17a内周面に形成され、立上り部17
aの反屋根側端部から内周側に覆い部17dが突
設され、覆い部17dの先端部に可撓性材料から
なる防水ひれ18の基端部が抱持固定され、この
防水ひれ18が屋根側に突出されている。
窓1の上框を構成する屋外側部材3の外面に回
動部材19の取付部19aが固定され、これらの
接合面間に毛細管現象による侵水防止用の空隙2
0の複数本が形成され、前記取付部19aの外周
端部から立上り部19bが突設され、この立上り
部19bと一体に形成されたほぼ筒状の軸部19
cが前記受部17cに回動可能に嵌合支持され、
立上り部19bから突出した突出部19dの屈曲
先端部が前記防水ひれ18に圧接される。そし
て、軸部19cと受部17cとの嵌合部は、防水
ひれ18から離れた位置で受部材17、防水ひれ
18および回動部材19で囲まれた内部に設置さ
れている。すなわち、前記回動部材19の立上り
部19bおよび突出部19dと、受部材17の立
上り部17aおよび覆い部17dと、防水ひれ1
8とで囲まれた内部に、前記軸部19cおよび前
記受部17cが配設されている。
そして、ヒンジ機構16の位置は、これの回動
支点部が窓1外側面1aの延長線より上の屋外側
に位置するように配設され、ヒンジ機構を伝わつ
て雨水が内部に侵入するのを防ぐと共に、水密材
9の当接面を水平に近づけて、水密効果と水密材
の耐久性の増大を図つている。
また、断熱空間14の外周側に屋外側部材11
と受部材17で囲まれた空間部21が形成され、
屋外側部材11の逆〓形部11bに抱持されてシ
ール材からなる閉塞用ブロツク22が枠体2およ
び窓1の屋外側部材11および3の両上側隅部間
に介在されている。
そして、窓1の閉時には、窓1の屋外側部材3
に設けた水密材9が枠体2の屋外側部材11の断
熱空間14の反屋根側に突出された断面形の支
持部11cに4周にわたつて当接され、当接部よ
り屋内側で枠体2の屋内側部材12に設けた気密
材15が窓1の屋内側部材4の外周部4a内面に
4周にわたつて当接されている。
さらに、般住宅の傾斜した屋根および天井部に
天窓用穴23が形成され、この穴23の周囲に木
材製の取付台24が配置され、取付台24は垂木
25上に固定されている。前記取付台24上に枠
体2がシール板26を介して支持されて、枠体2
が取付台24に固定されている。取付台24の外
周面に垂木25上に葺いた屋根材27の立上り部
27aが添着固定され、枠体2の屋外側部材11
の取付台24外周側を覆う部分と屋根板27の立
上り部27aとの間の一部にコーキング材28が
充填されている。前記取付台24の内周面下部に
は枠体2の屋内側部材12と当接する額縁20が
固定され、窓1の屋内側部材4の下框内周部4a
に手動ハンドル式の開閉操作機構30が連結さ
れ、この操作機構30は取付台24に固定されて
いる。
なお、窓1、枠体2、受部材17、回動部材1
9はアルミニウムの押出形材からなる一体成形品
またはこれらを主体として構成され、また水密材
9、気密材15は適宜の弾性物質で構成されてい
る。
以上のように構成された本考案の一実施例によ
る天窓は、開閉操作機構30のハンドル操作によ
り、窓1の下框部を突上げると、窓1の屋外側部
材3に固定した回動部材19の軸部19cが枠体
2の屋外側部材11に固定した受部材17の受部
17cに対して回動し、窓1上框外方の前記軸部
19cを中心として屋外側に開き、外気や光を屋
内に採入れることができる。また、開閉操作機構
30のハンドル操作により、窓1の下框部を引下
げると、窓1が閉じる。
なお、本考案は、断熱材で屋外側部材と屋内側
部材とを連結したものに限られることなく、一体
の押出成形材でもよい。また、本考案は、窓ガラ
スが二重ガラスでなくてもよく、気密構造の窓に
限られることなく、さらに天窓に限られることな
く、建物の外周壁に設けられるものなど、上辺部
に回転軸のある外開き傾斜窓であればよい。
〔本考案の効果〕
本考案は、窓の上辺部屋外側面に固定した回動
部材の軸部19cと受部17cを、前記回動部材
19の立上り部19bおよび突出部19dと、受
部材の立上り部17aおよび覆い部17dと、こ
の受部材17に固定した防水ひれ18で囲まれた
内部に配設し、かつ回動部材19に設けた突出部
19dに前記防水ひれ18を圧接させたので、こ
の圧接部より内側への雨水などの侵入を防止で
き、かつ前記圧接部から若干の雨水などが入つて
も、その量が少なく、前記圧接部から窓と枠体と
が水密材を介して当接する部分および前記軸部の
受部への支持部分までの距離を十分に長くとるこ
とができることにより、雨水などが毛細管現象で
前記支持部分や水密材を設けた部分まで侵入する
ことを確実に防止でき、したがつて、防水性がす
ぐれている。
また、本考案は、少ない部品点数で防水性のす
ぐれたヒンジ機構が得られる上に、回動部材およ
び受部材が押出形材で形成できるので、簡単な構
成で安価に提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は第1図のA−A線に沿う拡大断面図である。 1……窓、2……枠体、3……屋外側部材、4
……屋内側部材、7……窓ガラス、9……水密
材、11……屋外側部材、12……屋内側部材、
16……ヒンジ機構、17……受部材、21c…
…受部、18……防水ひれ、19……回動部材、
19c……軸部、19d……突出部、20……空
隙、22……閉塞用ブロツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上辺部に回転軸のある外開き傾斜窓であつ
    て、窓1の上辺部屋外側面に取付部19aを固
    定した回動部材19の取付部19aと一体に立
    上り部19bを設け、立上り部19bに軸部1
    9cと、軸部19cの外方に突出する突出部1
    9dとを一体に形成し、前記窓1が嵌合した枠
    体2の上辺部屋外側に突設した受部材17の立
    上り部17aから窓1の内周側に覆い部17d
    を突出させ、覆い部17dの先端部に回動部材
    19の前記突出部19dが圧接する可撓性の防
    水ひれ18を固定すると共に、前記受部材17
    の立上り部17aに設けた受部17cに前記軸
    部19cを回動自在に支持させ、前記回動部材
    19の立上り部19bおよび突出部19dと、
    受部材17の立上り部17aおよび覆い部17
    dと、防水ひれ18とで囲まれた内部に前記軸
    部19cおよび前記受部17cを配設し、かつ
    軸部19cおよび受部17cより屋内側に窓1
    と枠体2とが水密材9を介して当接する部分を
    配設したことを特徴とする外開き傾斜窓。 (2) 受部材17は、立上り部17aと覆い部17
    dとを断面ほぼかぎ形に形成し、立上り部17
    aに受部17cを一体に形成した押出形材から
    なり、立上り部17aの基端部は枠体2の外周
    部に固定し、覆い部17dの先端部に防水ひれ
    18を固定した実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の外開き傾斜窓。 (3) 回動部材19の取付部19aと窓1の屋外側
    面との接合面の一部には、毛細管現象による侵
    水防止用の空隙20を形成した実用新案登録請
    求の範囲第1項または第2項記載の外開き傾斜
    窓。 (4) 軸部19cは、回動支点が窓1外側面1aの
    延長線より上の屋外側に位置するように配設さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項、第2
    項または第3項記載の外開き傾斜窓。
JP8960082U 1982-06-17 1982-06-17 外開き傾斜窓 Granted JPS58191290U (ja)

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JP8960082U JPS58191290U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 外開き傾斜窓

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JPS58191290U JPS58191290U (ja) 1983-12-19
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