JPH01136437A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JPH01136437A
JPH01136437A JP62294167A JP29416787A JPH01136437A JP H01136437 A JPH01136437 A JP H01136437A JP 62294167 A JP62294167 A JP 62294167A JP 29416787 A JP29416787 A JP 29416787A JP H01136437 A JPH01136437 A JP H01136437A
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frequency
station
mobile station
channel
call
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JP62294167A
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Taiji Tajima
泰治 田島
Shuji Okawa
大川 修治
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コードレス電話装置に関し、特に、1台の固
定局に対して複数の移動局を有し、その移動局同士の間
で通話を行うことができるコードレス電話装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
無線通信は通信線路を必要としないため、移動体に適し
た効果的な通信手段であり、自動音電話や船舶電話など
各種の移動通信に使用されている。
この移動が自由であるという特徴を利用した無線電話方
式の一つにコードレス電話装置がある。
コードレス電話装置は、交換機に接続された公衆回線の
端末に固定局(以下、親局と称す。)を、置き、小出力
の無線電波を用いて移動局(以下、子局と称す。)との
間で四線式の双方向無線回線を構成するものであり、受
話機(即ち、子局)を電波の到達範囲内のどこにでも自
由に持ち運べる便利さから、近年、その使用が各方面で
急速に拡大しつつある。
従来、コードレス電話装置では近接して用いられる他の
コードレス電話装置との混合を避けるため、個々のコー
ドレス電話装置に特定の周波数を割り当て、同一周波数
を使用する各コードレス電話装置は、トーン信号で区別
する方法がとられているが、こq方法では周波数の利用
効率が悪く、使用数が増えると一混信を防止することが
難かしく、誤課金(例えば、或るコードレス電話装置の
子局からかけた電話が混信により他のコードレス電話装
置の親局を介してつながってしまい、その場合の電話料
金が他のコードレス電話装置の電話料金として誤って請
求されてしまうこと)の原因ともなり、利用の拡大を妨
げる一つの要因となっている。
そこで、これを解決する手段として、一つの制御チャン
ネルと複数の通話チャンネルとを、複数のコードレス電
話装置で共通に使用するマルチ・チャンネル・アクセス
方式が注目されている。
このマルチ・チャンネル・アクセス方式は自動車電話方
式などにも使用されている回線接続方式であり、呼が発
生したときの発呼または着呼信号(ディジタル符号化さ
れた各コードレス電話装置の識別番号を含む)の伝達ま
たはそれに対する応答と、使用する通話チャンネルの指
定とを1.制御チャンネルを用いて行い、通話およびそ
の他の信号(例えば、ダイヤル信号や終話信号など)の
伝達は、指定された通話チャンネルを用いて行う。
このマルチ・チャンネル・アクセス方式を用いたコード
レス電話装置に関するものとしては、例えば、特開昭6
0−128号公報、特開昭60−204134号公報、
特開昭61−52037号公報等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、1台の親局につき1台の子局がペアで
使用される場合のみ考慮されており、1台の親局につき
複数の子局が使用される場合については、配慮されてい
なかった。
そこで、本発明の第1の目的は、1台の親局につき複数
の子局を使用することができるコードレス電話装置を提
供することにある。また、本発明の第2の目的は、複数
の子局同士の間で通話を行うことができるコードレス電
話装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した目的のうち、第1の目的を達成するために、本
発明では、子局として、それぞれ異なる内線識別番号を
割りつけられた複数の子局を用意し、親局が制御チャン
ネルを用いて複数の通話チャンネルの一つを指定して、
前記複数の子局のうち、少な(とも一つ以上の子局と無
線接続できるようにした。
また、第2の目的を達成するために、本発明では、複数
の各子局に、送信部と受信部の帯域ろ波器の通過帯域を
切換える切換手段と、指定の周波数で信号を送信および
受信するための周波数設定手段と、複数の通話チャンネ
ルから空いている通話チャンネルを検出する空きチャン
ネル検出手段と、内線と外線を切換える内線/外線切換
手段と、を設けるようにした。
〔作用〕
本発明では、子局が複数であっても、前記内線識別番号
を用いることによって各子局を各々識別することができ
る。
従って、例えば、外線発信を行う場合、或る子局が自己
の内線識別番号を用いて親局を呼び出すと、親局は該内
線識別番号からどの子局からの呼び出しであるかを識別
でき、そして、その子局に対し、前記制御チャンネルを
用いて複数の通話チャンネルの一つを指定して、その子
局との間で無線接続を行うことにより、その子局から親
局を介して外線発信を行うことができる。
また、外線着信の場合は、親局が前記内線識別番号を用
いて全ての子局を呼び出し、各子局に対し、前記制御チ
ャンネルを用いて複数の通話チャンネルの一つを指定し
て、各子局との間で無線接続を行うことにより、どの子
局からもオフフックして外線通話を行うことができる。
また、本発明では、複数の前記子局のうち、或る第1の
子局において、前記内線/外線切換え手段を内線側に切
換えて或る第2の子局を呼び出すとき、前記空きチャン
ネル検出手段により複数の通話チャンネルから空いてい
る通話チャンネルを検出し、その後、前記周波数設定手
段により、前記第1の子局の送信周波数を前記第2の子
局における制御チャンネルの受信周波数に、前記第1の
子局の受信周波数を前記第2の子局における制御チャン
ネルの送信周波数にそれぞれ設定し、前記切換手段によ
り前記帯域ろ波器の通過帯域もそれに合せてそれぞれ切
換え、そして、前記第2の子局に対し、前記制御チャン
ネルを用いて、検出した前記通話チャンネルを指定する
。そうすることにより、指定した前記通話チャンネルを
用いて、前記第1の子局と第2の子局との間で相互に内
線通話を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に従い詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例としてのコードレス電話装置
の全体構成を概略的に示した説明図である。
第2図において、1は交換機、2は公衆回線、3は固定
局(以下、親局と称す。)、4は移動局■(以下、子局
■と称す。)、5は移動局■(以下、子局■と称す。)
である。
第2図に示す様に、親局3は交換機1と公衆回線2を介
して接続されている。また、親局3は、制御チャンネル
6を用いて複数の通話チャンネル7のうちの1つを指定
して、子局■;4または子局■:5との間で双方向の無
線回線を構成する。
尚、前記チャンネル6、通話チャンネル7共に、親局か
ら子局へ向かう方向を下りと呼び、その方向の回線の周
波数を下り周波数と言う。また、子局から親局へ向かう
方向は上りと呼び、そあ方向の回線の周波数は上り周波
数と呼ぶ。、ここで、制御チャンネル6の下り周波数は
400 MHz、上り周波数は250MHzとなってい
る。
次に、第2図における親局及び子局■、■の構成につい
て詳細に説明する。
第1図(a)は第2図における親局の詳細な構成を示す
ブロック図、第1図(b)は第2図における子局■の詳
細な構成を示すブロック図、第1図(C)は第2図にお
ける子局■の詳細な構成を示すブロック図、である。
第1図(a)において、1oは公衆回線2を接続、開放
するためのラインリレー回路、11は交換機1からの呼
出信号を検出する着信検出回路、12は2線4線の交換
を行うハイブリッド回路、13.14は増幅器、15.
16は増幅器13゜14をON10 F Fするための
ミュート回路、17はチャンネル切換機能を持つ送信部
、18はチャンネル切換機能を持つ受信部、19.20
はチャンネルを切換えるための周波数シンセサイザ、2
1.22は帯域ろ波器、23はデータ送出部、24はデ
ータ検出部、25は複数の通話チャンネルのうち空いて
いる通話チャンネルを検出する空きチャンネル検出回路
、26は通話チャンネルの干渉を検出する干渉検出回路
、27はアンテナ、28はダイヤル信号もしくはブツシ
ュボタン信号を交換機1へ送出するためのダイヤル回路
、29は親局の動作を制御する制御部、である。
また、第1図(b)、(c)において、30.31はア
ンテナ、32,33,38.39は帯域ろ波器、34.
35はチャンネル切換機能を持つ送信部、36.37.
42.43は増幅器、40゜41はチャンネル切換機能
を持つ受信部、44゜45はデータ送出部、46.47
はデータ検出部、48.49,50;  51はチャン
ネルを切換えるための周波数シンセサイザ、52,53
,54゜55は増幅器36.37,42.43をON1
0FFするためのミュート回路、56.57は複数の通
話チャンネルのうち空いている通話チャンネルを検出す
る空きチャンネル検出回路、58.59は通話チャンネ
ルの干渉を検出する干渉検出回路、60.61,62.
63は帯域ろ波器32゜33.38.39の通過帯域を
切換える切換回路、64.65はフックスイッチ、66
.67は内線・外線を切換える内線外線切換スイッチ、
68,69はダイヤルキー、70.71は送話器、72
゜73は受話器、74.75は子局の動作を制御する制
御部、76.77はベル鳴動を行うリンガ−回路、であ
る。
次に、本発明の一実施例の動作を説明する。
(1)外線発信 第3図に、外線発信動作のシーケンスを示す。
待機時では、親局3.子局■:4.子局■;5とも制御
チャンネルの受信待ちとなっている。つまり、第1図(
a)に示す親局3の送信周波数は周波数シンセサイザ1
9により制御チャンネルの下り周波数(400MHz)
に設定されており、受信周波数は周波数シンセサイザ2
0により制御チャンネルの上り周波数(250MHz)
に設定されている。一方、第1図(b)、(C)に示す
子局■;4.子局■;5は逆に、送信周波数が制御チャ
ンネルの上り周波数(250MHz)に、受信周波数が
制御チャンネルの下り周波数(400MHz)に設定さ
れている。
今、第1図(b)に示す子局■;4がオフフックされる
と、子局■;4の制御部74は、フックスイッチ64に
よりこれを検出し、データ送信部44より、制御チャン
ネルを用いて第3図に示す様に発呼信号80を送信する
発呼信号80の構成を第6図に示す。
第6図において、120はプリアンプル(PRE)、1
21はフレーム同期信号(FS)、123は制御信号種
別(C3)、124は自己アドレス(SA)、125は
相手アドレス(DA)、126は装置識別信号(ID)
、である。
ここで、アドレスとは各局を識別するための識別番号で
あり、内線番号と同一とする。つまり、子局■のアドレ
スは「1」、子局■のアドレスは「2」、親局のアドレ
スは「0」とする。また、装置識別信号とは、本コード
レス電話装置を他のコードレス電話装置と識別するため
の識別イ電号であり、従って、親局、子局■、子局■で
共通である。
上記の場合、子局■;4は、親局3に対して発呼信号8
0を送信しようとしているので、第6図に示す自己アド
レス124を子局■のアドレスである「1」として、相
手アドレス125を親局のアドレスである「0」として
、また、装置識別信号126を本コードレス電話装置の
識別信号として、送信する。
次に、子局■;4から制御チャンネルを用いて送信され
た発呼信号80は、親局3及び子局■;5にそれぞれ受
信される。親局3及び子局■;5は、各々のデータ検出
部24.47において、発呼信号80の自己アドレス1
24を検出して、そ゛の発呼信号がどの局から送られて
来た信号であるか、そして、相手アドレス125と装置
識別信号126とを検出して、その発呼信号が自局宛て
に来た信号であるか否かを識別する。
例えば、親局3のデータ検出部24では、自己アドレス
124が子局■のアドレスを示す「1」であるので、こ
の発呼信号80は子局■;4から送られてきた信号であ
ると識別し、また、相手アドレス125が自局のアドレ
スを示す「O」であり、且つ、装置識別信号126が自
局と同じ識別信号であるので、この発呼信号は自局宛て
に来た信号であると識別する。
そこで、親局3は、第1図(a)に示す空きチャンネル
検出回路25により複数の通話チャンネルの中から空い
ている通話チャンネルを検出し、その通話チャンネルを
、子局■;4に対して、制御チャンネルを介して第3図
に示す発呼応答信号81により指定すると共に、第1図
(a)に示す周波数シンセサイザ19.20により、送
信周波数を指定した通話チャンネルの下り周波数に、受
信周波数をその上り周波数に設定する。
一方、通話チャンネルの指定を受けた子局■;4は、第
1図(b)に示す周波数シンセサイザ48.50により
、送信周波数を指定された通話チャンネルの上り周波数
に、受信周波数をその下り周波数に設定する。
これにより、親局3と子局■;4との間で、双方向の通
話チャンネルが形成される。
指定された通話チャンネルへの切換が完了した子局■;
4は、その通話チャンネルを用いて親局3へ第3図に示
す様にチャンネル切換完了信号82を送信し、第1図(
b)に示す干渉検出回路58により空きチャンネルであ
ることを確認した後、第3図に示す様に干渉波検出完了
信号83を親局3へ送信する。
親局3は、第1図(a)に示すラインリレー回路10を
閉じ、回線を捕捉すると共に、子局■;4に対し、増幅
器をONするように、第3図に示す増幅器ON信号84
によって指示する。それを受けて、第1図(b)に示す
子局■;4の制御部74は、ミュート回路52.54を
解除し、増幅器36.42をONする。
使用者は交換機1からの第3図に示すダイヤルトーン8
5を確認した後、第1図(b)に示すダイヤルキー68
を用いて電話番号を入力する。すると、子局■:4の制
御部74は、第3図に示す様にダイヤル信号86を親局
3へ送信する。親局3は、ダイヤル信号86を受けると
、第1図(a)に示すダイヤル回路28により、第3図
に示す様に、交換機1ヘダイヤルパルスもしくはブツシ
ュボタン(PB)信号82を送信し、その後、外線通話
88が行なわれる。
通話88が終了し、子局■;4がオンフックされると、
第1図(b)に示す子局■;4の制御部74は、親局3
に対し、第3図に示す様にオンフッタ信号89と、終話
信号90を送信し、待機状態へ復帰する。親局3は、第
1図(a)に示すラインリレー回路10を開放し、待機
状態へ復帰する。
(2)外線着信 第4図に、外線着信動作のシーケンスを示す。
第4図に示す様に、交換機1から16七の呼出信号95
が送られてくると、第1図(a)に示す親局3の制御部
29は、着信検出回路11によりこれを検出し、第4図
に示す様に、全ての子局に対し制御チャンネルを用いて
、着呼信号96を一斉送信する。
、着呼信号96の構成を第7図に示す。
第7図において、127はプリアンプル(PRE)、1
28はフレーム同期信号(FS)、129は指定する通
話チャンネルのチャンネル番号(CH)、130は自己
アドレス(SA)、131は相手アドレス(DA)、1
32は装置識別信号(ID)、である。
上記の場合、親局3は、全ての子局に対して着呼信号9
6を送信しようとしているので、第7図に示す自己アド
レス130を親局3のアドレスである「0」として、相
手アドレス131を一斉通報示すrFFl(J  (H
は16進数であることを表す。)として、また、装置識
別信号132を本コードレス電話装置の識別信号として
、送信する。
次に、親局3から制御チャンネルを用いて送信された着
呼信号96は、子局■;4及び子局■:5にそれぞれ受
信される。子局■;4及び子局■;5は、各々のデータ
検出部46.47において、それぞれ、着呼信号96の
自己アドレス130を検出し、その自己アドレス130
が親局3のアドレスを示すrQJであるので、この着呼
信号96は親局3から送られてきた信号であると識別し
、そして、相手アドレス131と装置識別信号132と
を検出し、その相手アドレス131が一斉通報を表すr
FFHJであり、且つ、装置識別信号126が自局と同
じ識別信号であるので、この発呼信号は自局宛てに来た
信号であると識別する。
そこで、子局■;4及び子局■;5は、それぞれ、第4
図に示す様に、制御チャンネルを用いて着呼応答信号9
7.98を親局3へ返送したのち、各々の周波数シンセ
サイザにより、制御チャンネルから指定された通話チャ
ンネルへ切換え、その通話チャンネルを用いて親局3ヘ
チャンネル切換完了信号99,100を送信し、さらに
空きチャンネルであることを確認したのち、干渉波検出
完了信号101,102を親局3へ送信する。そして、
親局3は全ての子局に対しベル鳴動信号103を送信し
、子局■;4及び子局■;5は、それを受けて、それぞ
れ第1図(b)、(c)に示すリンガ−回路76.77
により呼出音を送出する。
今、子局■;5がオフフックしたとすると、第1図(c
)に示す子局■;5の送信部35は、第4図に示す様に
オフフッタ信号104を親局3及び子局■;4に対し一
斉送信する。オフフッタ信号104を受信した子局■;
4は、呼出音の送出を停止して、待機状態に復帰する。
一方、オフフック信号104を受信した親局3は、ライ
ンリレー回路10をONL回線を捕捉するとともに、子
局■;5に対し増幅器をONするように第4図に示す増
幅器ON信号105により指令し、通話106が行なわ
れる。そして、以後の動作は外線発信の場合と同様にし
て行なわれる。
(3)内線通話 第5図に、内線通話動作のシーケンスを示す。
子局■;4から子局■;5を呼出す場合、使用者は、第
1図(b)に示す子局■;4の内線外線切換スイッチ6
6を内線側に切換えたのち、ダイヤルキー68を操作す
ることにより子局■;5を選択する。
子局■;4の制御部74は、空きチャンネル検出回路5
6により複数の通話チャンネルの中から空いている通話
チャンネルを検出し、その後、送信周波数を周波数シン
セサイザ48により制御チャンネルの下り周波数(40
0MHz)に、受信周波数を周波数シンセサイザ50に
より制御チャンネルの上り周波数(250MHz)にそ
れぞれ設定し、さらに切換回路60.62により、送信
側の帯域ろ波器32の通過帯域を上り周波数帯域(25
0MHz帯)に、受信側の帯域ろ波器38の通過帯域を
下り周波数帯(400MHz帯)にそれぞれ切換える。
これにより、子局■;4と子局■;5との間で、制御チ
ャンネルによる双方向通信が可能となる。
次に、第1図(b)に示す子局■;4の制御部74は、
データ送信部44より、制御チャンネルを用いて子局■
;5に対し、第5図に示す様に内線呼出し信号110を
送信し、通話チャンネルを指定する。
これを受信した第1図(c)に示す子局■;5の制御部
75は、第5図に示す様に呼出し応答信号111を子局
■;4に対し制御チャンネルを用いて返送した後、第1
図(c)に示す周波数シンセサイザ49.51により、
送信周波数を指定された通話チャンネルの上り周波数に
、受信周波数を指定された通話チャンネルの下り周波数
にそれぞれ設定する。
一方、呼出し応答信号111を受信した子局■;4は、
第1図(b)に示す周波数シンセサイザ48.50によ
り、送信周波数を指定した通話チャンネルの下り周波数
に、受信周波数を指定した通話チャンネルの上り周波数
に羊れぞれ設定する。
これにより、子局■;4と子局■:5との間で双方向の
通話チャンネルが形成される。
指定された通話チャンネルへの切換が完了した子局■;
5は、その通話チャンネルを用いて、子局■;4へ第5
図に示す様にチャンネル切換完了信号112を送信し、
第1図(c)に示す干渉検出回路59により空きチャン
ネルであることを確認した後、第5図に示す様に干渉波
検出完了信号113を子局■;4へ送信する。これを受
信した子局■;4は、第5図に示す様にベル鳴動信号1
14を子局■;5へ送信し、子局■;5は、それを受け
て、第1図(C)に示すリンガ−回路77により呼出音
を送出する。
子局■;5がオフフックされると、第1図(C)に示す
子局■;5の送信部35は、第5図に示す様にオフフッ
タ信号115を子局■;4に送信する。これを受信した
子局■;4は、第1図(b)に示すミュート回路52.
54を解除して増幅器36.42をONするとともに、
第5図に示す様に子局■;5に対し増幅器ON信号11
6を送信する。子局■;5はそれを受けて、第1図(c
)に示すミュート回路53.55を解除し、その結果、
第5図に示す様に子局■;4との間で通話117が行な
われる。
通話117が終了し、子局■;5がオンフックされると
、第1図(c)に示す子局■;5の制御部75は、子局
■;4に対し、第5図に示す様にオンフッタ信号118
と、終話信号119を送信し、待機状態へ復帰する。子
局■;4は、それを受けて、第1図(b)に示す周波数
シンセサイザ48.50により、送信周波数を制御チャ
ンネルの上り周波数に、受信周波数を制御チャンネルの
下り周波数に戻し、さらに切換回路60.62により、
送信側の帯域ろ波器32の通過帯域を制御チャンネルの
上り周波数帯に、受信側の帯域ろ波器38の通過帯域を
制御チャンネルの下り周波数帯に切換えて、待機状態に
復帰する。
以上述べたように、本実施例によれば、1台の親局につ
き2台の子局を使用することができ、しかも、子局同士
の間でも通話を行うことができるという効果がある。ま
た、子局同士の間で通話を行うとき、通話チャンネルを
1チヤンネルしか使用しないので、通話チャンネルの使
用効率が高いという効果もある。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、1台の親局につき
複数の子局を使用することができ、しかも、それら複数
の子局同士の間で通話を行うことができるという効果が
ある。
また、子局同士の間で通話を行う時、通話チャンネルを
1チヤンネルしか使用しないので、通話チャンネルの使
用効率が高いという効果もある。
更にまた、子局同士の間で通話を行う際、親局は関与し
ないので、例えば、子局が3台あり、1台の子局が親局
を介して外線通話を行っているときでも、残りの2台の
子局同士の間で同時に内線通話を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例における親局の構成を
示すブロック図、第1図(b)は同じく子局■の構成を
示すブロック図、第1図(C)は同じく子局■の構成を
示すブロック図、第2図は本発明の一実施例の全体構成
を概略的に示した説明図、第3図は本発明の一実施例に
おける外線発信動作のシーケンスを示す説明図、第4図
は同じく外線着信動作のシーケンスを示す説明図、第5
図は同じく内線通話動作のシーケンスを示す説明図、第
6図は第3図における発呼信号の構成を示す説明図、第
7図は第4図における着呼信号の構成を示す説明図、で
ある。 符号の説明 2・・・・・・公衆回線、3・・・・・・親局、4・・
・・・・子局■、5・・・・・・子局■、21,22.
32,33,38゜39・・・・・・帯域ろ波器、17
.34.35・・・・・・送信部、18.40.41・
・・・・受信部、23.44゜45・・・・・・データ
送出部、24,46.47・・・・・・データ検出部、
25.56.57・・・・・・空きチャンネル検出回路
、66.67・・・・・・内線外線切換スイッチ、19
.20.48,49,50.51・・・・・・周波数シ
ンセサイザ、29.74.75・・・・・・制御部、6
0.61,62.63・・・・・・切換回路。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 第3図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、公衆回線に接続された固定局と、この固定局と無線
    接続可能な移動局とから成り、前記固定局が前記移動局
    との間で双方向の無線回線を構成するコードレス電話装
    置において、 前記移動局がそれぞれ異なる内線識別番号を割りつけら
    れた複数の移動局から成り、前記固定局は制御チャンネ
    ルを用いて複数の通話チャンネルの一つを指定して、前
    記複数の移動局のうち、少なくとも一つ以上の移動局と
    無線接続できるようにしたことを特徴とするコードレス
    電話装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載のコードレス電話装置
    において、前記複数の移動局のうち、外線発信を行いた
    い或る第1の移動局は、前記制御チャンネルを用いて前
    記固定局へ前記第1の移動局の内線識別番号を含む発呼
    信号を送信し、前記固定局は、空き通話チャンネルを検
    索し、この空き通話チャンネル情報と前記第1の移動局
    の内線識別番号とを含む発呼応答信号を前記制御チャン
    ネルを用いて送信し、前記第1の移動局は、前記発呼応
    答信号の空き通話チャンネル情報によって指定された通
    話チャンネルを用いることにより、前記固定局を介して
    前記公衆回線と接続することを特徴とするコードレス電
    話装置。 3、特許請求の範囲第1項に記載のコードレス電話装置
    において、前記公衆回線より呼出しが発生した場合、前
    記固定局は、空き通話チャンネルを検索し、この空き通
    話チャンネル情報を含む着呼信号を前記制御チャンネル
    を用いて、前記複数の移動局に対して一斉に送信するこ
    とにより、前記複数の移動局はそれぞれ呼出音を送出し
    、これらのうち最も早くオフフックした或る第2の移動
    局は、前記制御チャンネルまたは前記着呼信号の空き通
    話チャンネル情報によって指定された通話チャンネルを
    用いてオフフック信号を一斉で送信した後、指定された
    前記通話チャンネルを用いることにより、前記固定局を
    介して前記公衆回線と接続し、他の移動局は、前記オフ
    フック信号を受信した時点で、待機状態へ復帰すること
    を特徴とするコードレス電話装置。 4、公衆回線に接続された固定局と、この固定局と無線
    接続される複数の移動局と、から成り、前記固定局が制
    御チャンネルを用いて複数の通話チャンネルの一つを指
    定して、前記複数の移動局のうち、少なくとも一つ以上
    との間で双方向の無線回線を構成することが可能なコー
    ドレス電話装置において、 前記複数の各移動局に、それぞれ、送信部の帯域ろ波器
    の通過帯域を切換える第1の切換手段と、受信部の帯域
    ろ波器の通過帯域を切換える第2の切換手段と、指定の
    周波数で信号を送信するための送信周波数設定手段と、
    指定の周波数の信号を受信するための受信周波数設定手
    段と、前記複数の通話チャンネルから空いている通話チ
    ャンネルを検出する空きチャンネル検出手段と、内線と
    外線を切換える内線/外線切換手段と、を設け、前記複
    数の移動局のうち、或る第1の移動局において、前記内
    線/外線切換手段を内線側に切換えて或る第2の移動局
    を呼び出すとき、前記空きチャンネル検出手段により前
    記複数の通話チャンネルから空いている通話チャンネル
    を検出し、前記送信周波数設定手段により前記第1の移
    動局の送信周波数を前記第2の移動局における制御チャ
    ンネルの受信周波数(以下、第1の周波数と称す。)に
    設定し、前記第1の切換手段により前記送信部の帯域ろ
    波器の通過帯域を前記第1の周波数を含む第1の周波数
    帯に切換え、前記受信周波数設定手段により、前記第1
    の移動局の受信周波数を前記第2の移動局における制御
    チャンネルの送信周波数(以下、第2の周波数と称す。 )に設定し、前記第2の切換手段により前記受信部の帯
    域ろ波器の通過帯域を前記第2の周波数を含む第2の周
    波数帯に切換えて、前記第2の移動局に対し、前記制御
    チャンネルを用いて、検出した前記通話チャンネルを指
    定し、その後に、前記送信周波数設定手段により前記第
    1の移動局の送信周波数を前記第2の移動局における指
    定した前記通話チャンネルの受信周波数(以下、第3の
    周波数と称す。)に設定し、前記第1の切換手段により
    前記送信部の帯域ろ波器の通過帯域を前記第3の周波数
    を含む第3の周波数帯に切換え、前記受信周波数設定手
    段により前記第1の移動局の受信周波数を前記第2の移
    動局における指定した前記通話チャンネルの送信周波数
    (以下、第4の周波数と称す。)に設定し、前記第2の
    切換手段により前記受信部の帯域ろ波器の通過帯域を前
    記第4の周波数を含む第4の周波数帯に切換えることに
    より、前記第1の移動局と前記第2の移動局との間で無
    線回線を構成し、双方向の通話を行うことを特徴とする
    コードレス電話装置。 5、特許請求の範囲第4項に記載のコードレス電話装置
    において、前記第1の周波数帯と前記第3の周波数帯と
    が同一の周波数帯であり、前記第2の周波数帯と前記第
    4の周波数帯とが同一の周波数帯であることを特徴とす
    るコードレス電話装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5699409A (en) * 1994-08-26 1997-12-16 Nec Corporation Cordless telephone system for providing set-up communications between subsidiary units through a master unit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5699409A (en) * 1994-08-26 1997-12-16 Nec Corporation Cordless telephone system for providing set-up communications between subsidiary units through a master unit

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