JPH01132674A - ウレタン系接着剤組成物 - Google Patents

ウレタン系接着剤組成物

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JPH01132674A
JPH01132674A JP62290669A JP29066987A JPH01132674A JP H01132674 A JPH01132674 A JP H01132674A JP 62290669 A JP62290669 A JP 62290669A JP 29066987 A JP29066987 A JP 29066987A JP H01132674 A JPH01132674 A JP H01132674A
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野田 俊夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂、特にSMC,FRPなどの繊維強化プ
ラスチックを強固に接合するために有用なウレタン系接
着剤組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
ウレタン系接着剤は、樹脂、特に自動車、船舶゛、建材
などの分野において構造用途あるいは非構造用途に使用
されるSMC5FRPなどの繊維強化プラスチックスを
接着゛固定するために広く用いられている。しかし斯か
るウレタン系接着剤は、常態においては優れた接着強度
を示すものの、接着後負荷される水、湿気、熱などによ
り強度が低下し、また高温下では充分な接着強度が得ら
れないという問題点を有する。
このような接着信頼性の不足という問題点に対し、従来
、接合しようとする被着材の表面をサンディングしたり
、極性の高いポリマー成分を含むプライマーを塗布した
り、あるいはその両者を併用したりして、被着材と接着
剤の接着性を向上させることが一般に行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、接着工程に先立ってこのような被着材の
表面処理を必要とすることは、接着工法を採用する各種
産業界にとって工程数の増加、生産性の低下という面で
好ましいことではない。すなわち、被着材のサンディン
グ処理においては、被着材を機械的に研磨する工程およ
びそれによって生じた研磨粉を除去する工程が、ブライ
ミング処理においては、プライマーを塗布する工程およ
びプライマー中の溶剤を揮発させる乾燥工程が、また場
合によってはブライマー中の有効成分を被着材表面に定
着させるための焼付工程が必要となる。しかし、これら
の表面処理を施しても被着材と接着剤の接着性の向上が
充分であるとはいえなかった。従って、被着材のサンデ
ィングやブライマーを塗布するといった特別の表面処理
を施すことなく、接合部に高い耐久性および信頼性が得
られる状態で被着材を接着させることのできる接着剤の
出現は、自動車、船舶、建材などの各種産業界より強く
要望されるところである。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明のウレタン系接着剤組成物は、ポリイソシアネー
トおよび/またはポリイソシアネートとポリオールとを
反応させて得られる分子中に2個以上のイソシアネート
基を有するポリイソシアネートプレポリマー(A)と、
ポリオール(B)とよりなるウレタン系接着剤組成物に
おいて、ポリオール(B)の重量平均分子IMwと数平
均分子ljMnの比Mw/Mnの値が3以上であり、か
つ、(Δ)中のプレポリマーを得るために用いたポリオ
ールと(B)のポリオールの合計において、分子量が1
.000以上のポリオールの有する水酸基の割合が全水
酸基の20%未満であることを特徴とする。
本発明において、比Mw/Mnの値はゲルパーミエイシ
ョンクロマトグラフ(GPC)によって測定されるポリ
スチレン換算値より計算される値である。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明のウレタン系接着剤組成物において用いられるポ
リイソシアネートおよび/またはポリイソシアネートプ
レポリマー(A)のうちのポリイソシアネートは、分子
中に複数の、好ましくは2〜3のイソシアネート基を有
する化合物である。
このポリイソシアネートとしては、例えば脂肪族、芳香
族、脂環式などの各種のポリイソシアネートを用いるこ
とができる。
斯かる(A)成分のポリイソシアネートとしては、例え
ばキシリレンジイソシアネート、ポリフェニルメタンジ
イソシアネート、4,4°−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ナフ
タレンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソ
シアネート、水添キシリレンジイソシアネート、ジシク
ロヘキンルメタンジイソシアネートなどのジイソシアネ
ート、あるいはこれらの重合物を挙げることができ、さ
らに、γロファネート結合、イソシアヌレート結合、カ
ルボジイミド結合などと複数のイソシアネート基を有す
る化合物、例えばジフェニルメタンジイソシアネートの
縮合物などをポリイソシアネート化合物として用いるこ
ともできる。
さらに、本発明に使用するポリイソシアネートは、得ら
れる接着剤組成物の接着強度をより高めるために、芳香
族系ポリイソシアネートの割合が、全ポリイソシアネー
トの50重量%以上であることが好ましく、特に80重
量%以上であることが好ましい。
本発明において、ポリイソシアネートは単独で用いても
よいし、2種以上のものを組み合せて用いてもよい。
さらにまた、本発明においては(A)成分として、ポリ
イソシアネートとポリオールとを反応させて得られる、
分子中に複数のイソシアネート基を有するポリイソシア
ネートプレポリマーを用いることもできる。斯かるプレ
ポリマーは、例えば上記のようなポリイソシアネートと
、ポリオールとを、例えば20〜90℃で1〜6時間反
応させることによって得ることができる。この際、ポリ
イソシアネートと反応させるポリオールは、分子量が5
0〜10.000の範囲のものを選ぶことができるが、
生成するプレポリマーの粘度との関係、他の原料との相
溶性などから、許される限りにおいて分子量の高いもの
が望ましい。
なお、本発明においては、(A)成分のイソシアネート
基の全部あるいは一部がブロックされていてもよい。
このブロックのためのブロック剤の例としては、エタノ
ール、プロパツール、ブタノール、イソブタノールなど
のアルコール類、フェノール、クレゾール、キシレノー
ル、p−ニトロフェノールなどのフェノール類、マロン
酸エチル、アセトifエチル、アセチルアセトンなどの
カルボニル化合物類、アセトアミド、アクリルアミドな
どの酸アミド類、コハク酸イミド、マレイン酸イミドな
どの酸イミド類、2−エチルイミダゾール、2−エチル
−4−メチルイミダゾールなどのイミダゾール類、2−
ピロリドン、ε−カプロラクタムなどのラクタム類、ア
セトキシム、メチルエチルケトキシム、ジアセチルモノ
オキシム、シクロヘキサノンオキシムなどのオキシム類
、その他を挙げることができる。
これらのブロック剤は、(A)成分と、通常の方法、例
えばブロック剤を溶解する活性水素原子を含有しない溶
媒中または無溶媒下において、室温〜80℃の温度で0
.5〜5時間程度反応させればよい。
これらのブロックされた(A)成分は、接着剤組成物の
硬化時にイソシアネート基を生成するものである。
本発明において用いることができるポリオール(B)と
しては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコ
ーノベポリプロピレングリコール、トリメチロールプロ
パン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール
、ヘキサメチレンクリコール、グリセリン、1.3−ブ
チレングリコール、1.4−ブタンジオール、ヘキサン
トリオール、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ネ
オペンチルグリコールなどの多価アルコール類:前記多
価アルコール類と、エチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイドなどのアルキレンオキサイドとの付加重合によ
り得られるポリエーテルポリオール;前記多価アルコー
ル類と、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン
酸、酒石酸、テレフタル酸、イソフタル酸などの多塩基
酸類との縮合反応により得られるポリエステルポリオー
ル;ε−カプロ−ラクトン、γ−バレロラクトンなどの
ラクトン類の開通重合により得られるポリエステルポリ
オール;アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒド
ロキシブチル、トリメチロールプロパンアクリル酸モノ
エステルなどの水酸基を含有する重合性モノマーを単独
で重合して、またはこれらと共重合可能なモノマー、例
えばアクリル酸、メタクリル酸、スチレン、アクリロニ
トリル、α−メチルスチレンなどとを共重合して得られ
るアクリルポリオール;ヒマシ油もしくはその誘導体;
両末端にエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、モノエタ
ノールアミン、ジェタノールアミンなどとを反応 。
させて得られるエポキシポリオール;その他を挙げるこ
とができる。
また、ポリオール(B)の一部は、予めポリイソシアネ
ートと反応させ、末端に水酸基を有するポリオールプレ
ポリマーの形態で用いることもできる。このポリオール
プレポリマーの生成に用いるポリイソシアネートとして
は、前記に例示したポリイソシアネートと同様のものを
挙げることができる。
本発明の特徴の一つは、ポリオール(B)の分子量分布
が、GPCにより測定されるポリスチレン換算による重
量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/Mn
の値が3以上であることである。このような分子量分布
を有するポリオールは、通常、平均分子量の異なる2種
類以上のポリオールを混合することによって得られるが
、勿論、単一のポリオールであって上記の条件を満足す
るものであれば使用することができる。また比Mw/M
nの値の上限は特に定める必要はないが、混合する場合
、2種類以上のポリオールの相溶性の点から、当該値が
10以下のものが好適に用いられる。
本発明のもうひとつの特徴は、(A)成分のポリイソシ
アネートプレポリマーを得るために用いたポリオールと
(B)成分のポリオールとの全体において、分子量が1
,000以上のポリオールの有する水酸基の割合が全水
酸基の20%未満であることである。
ここで、比Mw/Mnの値が3未満であったり、分子量
が1.000以上のポリオールの有する水酸基の割合が
全水酸基の20%以上である場合には、本発明の特長で
ある、特別な表面処理をせずに接着しても、接合部が優
れた耐久性および信頼性を示す、という効果を充分に発
現することができない。
本発明のウレタン系接着剤組成物によって、耐久性およ
び信頼性を含めた優れた接着接合が可能となる理由は必
ずしも明らかではないが、幅広い分子量分布をもつポリ
オール(B)によって硬化されることにより、分子量分
布の狭いポリオールを用いた場合に比べ、ハードセグメ
ントとソフトセグメントとがより容易に分離するように
なり、それが、接着界面における密着力の向上に寄与し
ているものと考えられる。また、分子量が1.000以
上のポリオールの有する水酸基の割合が全水酸基の20
%以上であると、充分な接着強度が得られなくなる。
本発明のウレタン系接着剤組成物は、基本的には、上記
の如きポリイソシアネートおよび/またはポリイソシア
ネートプレポリマー(A)と、ポリオール(B)とより
なり、その使用の際には、(A)成分を主成分として含
む第1成分と、(B)成分を主成分として含む第2成分
とが混合され、この混合液が被着材の表面に塗布され、
次いで硬化されることにより、被着材の接着固定が行わ
れる。
本発明のウレタン系接着剤組成物において、ポリオール
(B)の有する全水酸基(OH)の当量数は、(A)成
分の有する全イソシアネート基(NGO)の1当量に対
して、0.8〜2(NCOloH(当量比))の範囲内
となるように選択することが好ましい。この比の値が0
.8未満のときには接着剤組成物の硬化後において耐水
性が低下する場合があり、一方この比の値が2を超える
ときには、過剰のイソシアネート基が環境下の水分など
と反応し、接着剤硬化物のポリマー特性や接着部の耐久
性に悪影響を与える場合がある。
本発明のウレタン系接着剤組成物には、当該接着剤組成
物を被着材に塗工する際における当該接着剤組成物の垂
れを防止するために、第1級または第2級アミン化合物
を添加することができる。
この第1級または第2級アミン化合物は、通常、(B)
成分を主成分として含む第2成分中に添加される。斯か
る第1級または第2級アミン化合物としては、例えばエ
チレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、テトラエチレンへキサミン、ペンタエチレ
ンヘキサミンなどの脂肪族ポリアミン;シクロヘキシレ
ンジアミン、ジシクロへキサシルメタンジアミン、イン
ホロンジアミンなどの脂環式ポリアミン;フェニレンジ
アミン、トリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジフ
ェニルメタンジアミン、ポリフェニルメタンポリアミン
などの芳香族ポリアミン;ピペラジン、アミノエチルピ
ペラジンなどの複素環式ポリアミンを用いることができ
る。これらのアミン化合物の添加割合は、(B)成分の
10帽1部に対し5重量部以下であることが好ましい。
また、本発明のウレタン系接着剤組成物には、接着剤組
成物の硬化を促進させるために、硬化用触媒が添加され
ていてもよい。この硬化用触媒は、通常、(B)成分を
主成分として含む第2成分中に添加される。斯かる硬化
用触媒としては、例えば酢酸第一すず、オクタン酸第−
すず、ラウリン酸第−すず、オレイン酸第−すずなどの
カルボン酸第−すず;ジブチルチンアセテート、ジブチ
ルチンジラウレート、ジブチルチンマレエート、ジブチ
ルチンジー2−エチル−ヘキソエート、ジラウリルチン
ジアセテート、ジオクチルチンジアセテートなどのカル
ボン酸のジアルキルすず塩;水酸化トリメチルすず、水
酸化トリブチルすず、水酸化トリオクチルすずなどの水
酸化トリアルキルすず;酸化ジブチルすず、酸化ジオク
チルすず、酸化ジラウリルすずなどの酸化ジアルキルす
ず;二塩化ジブチルすず、二塩化ジオクチルすずなどの
塩化ジアルキルすず;トリエチルアミン、ベンジルジメ
チルアミン、トリエチレンジアミン、テトラメチルブタ
ンジアミン、2−メチル−トリエチレンジアミンなどの
第3級アミン;1.8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0
)ウンデセン−7(以下rDBU」と略す。)のフェノ
ール塩、ステアリン酸塩、オレイン酸塩、ギ酸塩などの
DBU塩を用いることができる。
また、本発明のウレタン系接着剤組成物には、必要に応
じて無機フィラーなどの充填剤が添加されていてもよい
。斯かる充填剤の例としては、炭酸カルシウム、タルク
、クレイ、シリカ、マイカ、酸化チタン、硫酸バリウム
、亜鉛華、ゼオライト、ガラスバルーン、カーボンブラ
ックなどを挙げるこきができる。特に被着材中や環境の
水分による接着剤の発泡を抑制するためにはゼオライト
が好適に用いられる。
なお、所望により、各種安定剤、可塑剤、着色剤、その
他を本発明組成物中に添加することもできる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について具体的に説明するが、本
発明はこれらによって限定されるものではない。なお、
以下において「部」・は重量部を、「%」は重量%を示
す。
〔実施例1〜8、比較例1〜5〕 第1成分の調製 (1)数平均分子量700のポリエーテルポリオール「
エフセノール720J (旭硝子■製)26.3部に、
4.4″−ジフェニルメタンジイソシアネート重合体「
スミジュール44V−20J (平均官能度2.5、住
人バイエルウレタン側製)53.7部を加え、温度80
℃で2時間反応させてポリイソシアネートプレポリマー
を合成し、これに合成ゼオライト「モレキュラーシーブ
4A」 (ユニオン昭和側製)20部を加えてイソシア
ネート基を13.5%含む第1成分を得た。これをrA
−IJとする。
(2)数平均分子量2.000のポリエーテルポリオー
ル「アデカポリエーテルP−2000J(旭電化工業■
製> 32.3部に、4.4°−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート重合体 「スミジュール44V−20J4
7.8部を加え、以下前記(1)と同様の方法により第
1成分子A−2Jを得た。
(3) 数平均分子量830のポリエステルポリオール
「プラクセル208J(ダイセル化学工業■製)27.
5部に、4.4°−ジフェニルメタンジイソシアネート
重合体「スミジン−ル44V−20J  50部を加え
、以下前記(1)と同様の方法により第1成分子A−3
」を得た。
(4) 数平均分子14,000のポリエーテルポリオ
ール「エフセノール510J(旭硝子■製)  34.
2部に、4.4”−ジフェニルメタンジイソシアネート
重合体「スミジュール44V −20J  45.8部
を加え、以下前記(1)と同様の方法により第1成分子
A−4Jを得た。
(5) 数平均分子量3.000のポリエーテルポリオ
ール「アデカポリエーテルP −3000J  (旭電
化工業■製)32部と、4.4°−ジフェニルメタンジ
イソシアネート重合体「スミジュール44V−20J 
 36部と、水添キシリレンジイソシアネート「タケネ
ート600J  (武田薬品工業■製)7部とを温度8
0℃で2時間反応させてポリイソシアネートプレポリマ
ーを合成し、これに合成ゼオライト「モレキュラーシー
ブ4A」5部および炭酸カルシウムrNS#60(1」
(日東粉化工業@製)を加えてイソシアネート基を13
.5%含む第1成分を得た。これを「八−5」とする。
第2成分の調製 以下のポリオールおよび2−メチル) IJエチレンジ
アミンを第1表に示すように組合せて第2成分とした。
エフセノール890MP :数平均分子1200のポリ
プロピレングリコール (旭硝子■製) エフセノール5030  :数平均分子15,000の
ポリプロピレングリコール (旭硝子■製) エフセノール4030  :数平均分子量4.000の
ポリプロピレングリコール (旭硝子側製) エフセノール330:数平均分子量300のポリプロピ
レングリコール (旭硝子■製) エクセノー/L’ 45ON巳:数平均分子量500の
ポリプロピレングリコール (旭硝子側製) エフセノール823:数平均分子量5.000のポリフ
ロピレンエチレング リコール(旭硝子側製) プラクセル 303:数平均分子量310のポリエステ
ルポリオール (ダイ゛セル化学工業■製) プラクセル 240:数平均分子量4.000のポリエ
ステルポリオール (ダイセル化学工業■製) アデカポリエーテルG−700: 数平均分子量700のポリ エーテルポリオール (旭電化工業■製) アデカポリエーテルG−1500: 数平均分子量1.500のポ リエーテルポリオール (旭電化工業@製) 接着剤の調製 上記の第1成分、第2成分および必要に応じて充填剤を
第1表に示すように組み合せて、実施例1〜8および比
較例1〜5の接着剤を調製した。
なお、ここで第2成分のポリオールの分子量分布はGP
CカラムrHLC−802AJ (東洋曹達■製、溶媒
:テトラヒドロフラン)を用いて測定した。
接着性能試験 縦25mmSH1g、 100mm、厚さ3m111ノ
自動車用繊維強化lf脂(SMC)のテストピースをメ
チレンクロライドで脱脂したものを被着材として使用し
、上記各実施例および比較例に係る接着剤の第1成分と
第2成分とを第1表に示す混合比率で混合してなる接着
剤をテストピースの表面に塗布し、2枚のテストピース
の重なり領域が縦25mm、112.5mmとなるよう
に接着し、25℃で24時間硬化処理して接着試験片を
作製した。以上において、接着剤層の厚みはガラスピー
ズを使用して0.5mmに調整した。
そして各接着試験片の接着部の引張剪断強度を、引張試
験機「オートグラフ^G5000J (高滓製作所!!
りを用い、常!! (20℃)および高温(80℃)に
おいて、チャック間距離110mm、引張スピード5叩
/分の条件で測定した。
また、接着部の耐久性を試験するため、当該接着試験片
を温度40℃の水中に30日間放置した場合(耐水性)
、温度50℃、相対湿度95%の環境下に30日間放置
した場合(耐湿性)および温度100℃の環境下に30
日間放置した場合(耐熱老化性)における接着部の引張
剪断強度を上記と同様にして測定した。
接着剤の配合、試験結果のうちの常態強度と高温強度を
第1表に、耐久性については第2表に示した。
なお、テストピースを#150のサンドペーパーにてサ
ンディング処理した後に比較例1の接着剤で接着したち
の並びにテストピースを日本合成ゴム■製[マイティグ
リップ9036 Jにてプライミングし、25℃で15
分間風乾した後に比較例1の接着剤で接着したものを、
それぞれ接着試験片として用いて同様の試験を行った結
果を比較例2および比較例3として比較例の欄に示す。
第1表の結果から、本発明のウレタン系接着剤組成物を
用いた実施例1〜8では、ポリオールの比Mw/Mnの
値が3未満である比較例1および4に比して、特に高温
下での接着強度および接着破壊の状態が著しく改善され
ており、被着材をサンディングした比較例2、あるいは
ブライマーを塗布した比較例3さえも凌ぐ優れたもので
あることが明らかである。
また第2表の結果から、本発明の接着剤組成物は、被着
材に特別な表面処理を施さずに接着した場合であっても
、サンディングした場合よりも優れ、ブライマーを塗布
した場合と同等の耐水性、耐湿性および耐熱老化性を有
していることが明らかである。
〔発明の効果〕
本発明のウレタン系接着剤組成物は、樹脂、特にSMC
やFRPなどの繊維強化プラスチックを、サンディング
、ブライマーの塗布などの特別な表面処理を施すことな
しに、それらの処理をした場合と同等以上の耐久性およ
び信頼性をもって接着することのできるものであり、従
ってそれらの表面処理が不要となるので、自動車、船舶
、建材などの接着工法を採用する産業界において生産性
の向上に資するところきわめて大である。勿論、本発明
のウレタン系接着剤組成物を用いたときに、そのような
被着材の表面処理を行うことが禁止されるものではない

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)ポリイソシアネートおよび/またはポリイソシアネ
    ートとポリオールとを反応させて得られる分子中に2個
    以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートプ
    レポリマー(A)と、ポリオール(B)とよりなるウレ
    タン系接着剤組成物において、ポリオール(B)の重量
    平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比Mw/Mnの値
    が3以上であり、かつ、(A)中のプレポリマーを得る
    ために用いたポリオールと(B)のポリオールの合計に
    おいて、分子量が1,000以上のポリオールの有する
    水酸基の割合が全水酸基の20%未満であることを特徴
    とするウレタン系接着剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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