JPH01132556A - オキシエチルスルホニル‐ニトロ‐又は‐アミノ‐安息香酸及びその製造方法 - Google Patents

オキシエチルスルホニル‐ニトロ‐又は‐アミノ‐安息香酸及びその製造方法

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JPH01132556A
JPH01132556A JP63257408A JP25740888A JPH01132556A JP H01132556 A JPH01132556 A JP H01132556A JP 63257408 A JP63257408 A JP 63257408A JP 25740888 A JP25740888 A JP 25740888A JP H01132556 A JPH01132556 A JP H01132556A
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oxyethylsulfonyl
acid
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ortho
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JP63257408A
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Theodor Papenfuhs
テオドール・パーペンフース
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Hoechst AG
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Publication date
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    • C07C315/02Preparation of sulfones; Preparation of sulfoxides by formation of sulfone or sulfoxide groups by oxidation of sulfides, or by formation of sulfone groups by oxidation of sulfoxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C317/00Sulfones; Sulfoxides
    • C07C317/44Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C317/00Sulfones; Sulfoxides
    • C07C317/14Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07C317/44Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C317/48Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by singly-bound nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規オキシエチルスルホニルニトロ−安息香酸
及び一部新規なオキシエチルスルホニル−アミノ−安息
香酸及びその製造方法に関する。
その方法に於てハロゲン−ニトロ安息香酸とメルカプト
エタノールとを反応させ、対応するオキシメルカプト−
ニトロ安息香酸となし、これを酸化して対応するオキシ
エチルスルホニルニトロ安息香酸となし、後者を場合に
より還元して対応するオキシエチルスルホニル−アミノ
安息香酸となすことにある。オキシエチルスルホニル−
アミノ安息香酸は繊維反応性アゾ染料の製造に価値ある
ジアゾ成分である(ドイツ特許第938143号及び第
938145号明細書)、このことは従来公知のオキシ
エチルスルホニル−アミノ安息香酸ばかりでなく新規の
オキシエチルスルホニル−アミノ安息香酸−その前駆体
が対応する新規のオキシェチルス)Ltyhニル−ニト
ロ安息香酸である−に対してもいえる。
従来公知の及び上記目的に使用される4−又は5−オキ
シエチルスルホニル−アントラニル酸(トイ・ン特許第
938.143号明細書、ドイツ特許公開第2、222
.096号/第3.145.571号/第3,026,
808号公報)は処理技術上、生態学的に及び経済学的
に不満足な方法でしか対応するアシルアントラニル酸−
スルホン酸から入手できない。そのスルホン酸の製造に
関しては同様に技術上経費のかかる数段階法しか知られ
ていない。
したがって上記公知のオキシエチルスルホニル−アント
ラニル酸及び新規のオキシエチルスルホニル−アミノ安
息香酸(異なる置換パターンを有する。)に対する技術
上より一層有利な製造法を提供することが著しく重要で
ある。それによって生じる課題は、本発明によって解決
される。
すなわち本発明者は驚くべきことに一般式(1)(式中
ニトロ−及びオキシエチルスルホニル基は互いにオルト
又はパラ−位にある。) なる新規オキシエチルスルホニル−ニトロ安息香酸を有
利に次の様に製造することができることを見い出した。
即ち一般式(2) (式中Xはフルオル−、クロル−、ブロム−又はヨード
原子、好ましくはクロル−又はブロム原子を示し、ニト
ロ基及びハロゲン原子は課題にオルト−又はバラ−位に
ある。) なるハロゲン−ニトロ安息香酸1モルをメルカプトエタ
ノール少なくと1モル好ましくは1.1〜1.8モル、
特に好ましくは1.25〜1.6モルを用いて水性溶液
又は懸濁液中で又は有機溶剤中で酸結合剤の存在下に約
20〜約100℃、好ましくは約30〜約60℃の温度
で一般式(3) なる対応するオキシエチルメルカプト−ニトロ安息香酸
に変え、これを公知の方法で酸化して上記式(1)なる
対応するオキシエチルスルホニル−ニトロ安息香酸とな
し、場合により後者を公知の方法で還元して一般式(4
) (式中アミノ−及びオキシエチルスルホニル基は互いに
オルト−又はパラ−位にある。)なる対応するオキシエ
チルスルホニル−アミノ安息香酸となすことによって得
られる。
上記一般式(1)なる出発化合物としてたとえば次のも
のが挙げられる=4−クロル−3−ニトロ安息香酸、2
−クロル−5−ニトロ安息香酸、5−クロル−2−ニト
ロ安息香酸、3−クロル−4−ニトロ安息香酸、2−ク
ロル−3−二トロ安息香酸及び3−クロル−2−二トロ
安息香酸。
上記一般式(2)なる化合物とメルカプトエタノールと
の反応は、水性媒体中で有機又はその他の溶剤の存在下
に行われるのが好ましい。有機溶剤中での反応は、たと
えばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N
−メチルピロ、リドン又はスルホラン中で行うことがで
きる。反応(縮合)を上記有機溶剤の1つ中で実施する
場合、一般式(3)なる化合物の場合による所望された
単離のために、反応混合物を水で前もって希釈すること
が必要である。
本発明による方法の反応を詳しくは次の様に実施する: 式(2)なるハロゲンニトロ安息香酸、好ましくはクロ
ル−又はブロムニトロ安息香酸を水又は例として挙げた
溶剤中で計算量のアルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩、
好ましくはアルカリ金属の炭酸塩、特に好ましくは炭酸
カリウムで中和する。次いでメルカプトエタノールを上
記モル割合で加え、上記温度で数時間(1〜5、好まし
くは2〜4時間)以内でメルカプトエタノールに関して
少なくとも等量の水酸化−又は炭酸−アルカリを均一に
加える。少過剰(約5〜30%)は反応に有害とならな
い。したがって原則的に差しつかえない。しかし一般に
式(3)なる所望のオキシエチルメルカプ・トーニトロ
安息香酸の収率又は純度を著しく影響することなく形成
される塩の量のみが増加する。添加が行われた後−1縮
合の終了まで(薄層−又は液体クロマトグラフィーによ
って調節)上記温度で後攪拌し、次いで鉱酸(塩酸、硫
酸又はリンff1)の添加によってpFI−値<7.0
、好ましくは1〜5を調整する。この際形成されたオキ
シエチルメルカプトニトロ安息香酸を結晶形で沈殿し、
場合により濾過又は遠心分離によって単離することがで
きる。
−)1式(2)なる化合物とメルカプトエタノールとの
記載した本発明による反応(縮合)に関して、反応が選
択的に実施され、高収率を導くこと驚くべきことである
。というのはむしろ次のことが予期されていたからであ
る。すなわち本発明による方法のアルカリ性媒体中でメ
ルカプトエタノールによるニトロ基への還元アタックが
所望の塩素置換より先に行われ、このことがあればある
ほど、本発明による反応条件下でハロゲンニトロ安息香
酸基体が場合により活性作用の遊離酸としてでなく、例
外なく一般式(5) なる不活性化されたカルボキシラードアニオンとして存
在するので、その良好な水溶性は水性媒体中で反応を実
施した場合同様に、ニトロ基の競合反応を助成しなけれ
ばならない。これとは対照的に溶剤中で反応を実施した
場合、前記式(5)なる出発塩の難溶性のために意図す
る置換反応は著しく遅くにしか進行せず、同時に副反応
が促進される。
したがって前記式(2)なるハロゲンニトロ安息香酸と
メルカプトエタノールとの酸結合剤の存在下での所望の
反応を式(2)なるすべての基体に関して反応条件を上
手に選択した場合、高収率で式(3)なるオキシエチル
メルカプトニトロ安息香酸が生じ、次いでスルフイツト
架橋の酸化によって同様に新規の式(1)なるオキシエ
チルスルホ五ルーニトロ安息香酸に変え、これを還元に
よって一部新規の、一部公知の式(4)なるオキシエチ
ルスルホニル−アミノ安息香酸に変換する様にして実施
することができる。
ヒドロキシエチルメルカプトニトロ安息香酸の単離は一
般に縮合に続く酸化を必要としない。むしろ酸化を直ち
に生じる縮合混合物中で、すなわち−槽反応で置換反応
と共に実施するのが特に有利である。
その際詳しくは次の様に処理するのが好都合で゛ある二
単離されたオキシエチルメルカプトニトロ安息香酸及び
3〜10倍、好ましくは4〜6倍量の水から成る混合物
、又は好ましくは生じる縮合混合物を鉱酸でpH−値く
7、好ましくは1〜6に調整し、約30〜約90℃、好
ましくは約45〜約75℃の温度に加熱する。触媒とし
て6−価のタングステンの化合物(ナトリウムタングス
タート又は三酸化タングステン)を酸化される化合物(
弐(3))モルあたり1〜10部、好ましくは2〜4部
の量で加え、攪拌下に30〜240、好ましくは60〜
120分けてオキシエチルメルカプトニトロ安息香酸2
モルあたり (又は回分法で使用されるメルカプトエタ
ノールモルあたり)少なくとも2モルの過酸化水素(水
性20〜85%、好ましくは30〜50%水性溶液の形
で)を滴下しく5〜30モル%の過剰が特に有利である
。)、酸化を3〜10時間、好ましくは4〜6時間の攪
拌によって60〜120℃、好ましくは85〜100℃
の温度で完了する。
この酸化法が特に生態学的理由から好ましい。
しかしその他の文献上公知の酸化法、たとえば酸性媒体
中でハロゲンを用いる又はアルカリ性媒体中でハイポハ
ライドを用いる方法を使用することができる。しかしこ
の場合一般にオキシエチルスルホニル−ニトロ安息香酸
ではなく、クロルエチルスルホニル−ニトロ安息香酸が
生じ、先ず後続のけん化段階で前者に変えねばならない
、したがってこの酸化変法は好ましくない。
酸化から、場合により水で希釈後(溶剤含有縮合物を使
用する場合)、−5〜+10℃に冷却した際に生じる式
(4)なるオキシエチルスルホニル−ニトロ安息香酸を
濾過又は遠心分離によって単離し、水で中性洗浄する。
一般に乾燥は不必要である。というのは引き続きの還元
が水性媒体中で行われるからである。その際鉄による還
元(ベシャン〜還元)及び特に有利な触媒作用で活性化
された水素を用いる水素化を適用することができる。
触媒として市販のニッケル触媒(ラネーニッケル又はニ
ッケル担持触媒)及び市場で入手できる貴金属触媒、た
とえばパラジウム又はプラチナを不活性担体、好ましく
は高い比表面積を有する活性炭上で使用することができ
る。
還元は高められた温度(約70〜約120℃、好ましく
は約80〜約100℃)で水性溶液又は懸濁液中でほん
の僅かな時間(1〜5時間、好ましくは1.5〜3時間
)のうちに定量的に進行し、上記反応温度で目的化合物
(一般式(4)なるオキシエチルスルホニルアミノ安息
香酸)の水性溶液を生じ、それから懸濁された酸化鉄水
和物(ベシャンー還元の場合)又は水素化触媒を澄明濾
過によって有利に分離することができる。
澄明濾液から一般式(4)なるオキシエチルスルホニル
−アミノ安息香酸を、場合により濃縮後水の減圧蒸留に
よって、−5〜+20℃の温度に冷却して及び(又は)
たとえば塩化−又は硫酸ナトリウムで塩析して沈殿し、
次いで濾過又は遠心分離によって単離することができる
収率及び選択率はすべての段階で驚くべき程に高く、殆
どの場合理論値に近い値が達成される。
次の例で本発明の詳細な説明するが、本発明はこれによ
って限定されない。記載された部は重量部である。
例1 6−クロル−3−ニトロ安息香酸100.75部及び水
150部から成る混合物に20分かけて攪拌下に炭酸カ
リウム105部を加える。この際約40℃の最終温度を
調整する。
75℃に加熱し、次いで60分かけてメルカプトエタノ
ール69部を滴下し、薄層クロマトグラフィーで出発化
合物がもはや認められなくなるまで約4時間90℃で攪
拌する。
次いで15〜20℃に冷却し、30%塩酸(約175部
)でpH−値1を調整し、60分間15〜20℃で攪拌
し、析出する、淡い黄色を呈する沈殿を吸引濾取し、こ
れを冷水で塩化物不含になるまで洗浄し、80℃で減圧
乾燥する。
式 なる2−オキシエチルメルカプト5−ニトロ安息香酸1
17部が得られ、これは融点189〜191℃及び純度
(HPLC) 99.1%を有する。
分析値: S:  13,2/13,0%(計算値13
.17%)N:  5,715.7  %(計算値5.
76%)C1:  < 0.3%   (計算値0.0
  %)炭酸カリウムを等量の水酸化カリウム−又はナ
トリウム(30〜50%水性溶液の形で)に代え、その
他は記載した方法で処理した。その際水酸化カリウムを
使用した場合同等の結果が、水酸化ナトリウムを使用し
た場合、反応時間を2倍にしても不完全な変換が得られ
る(収量=2−オキシエチルメルカプト安息香酸104
部、融点181〜184℃、純度96.2%)。
例2〜5 例1に於て6−クロル−3−二トロ安息香酸を表1に記
載した異性体クロルニトロ安息香酸に代え、記載した方
法で処理した場合、対応するオキシエチルメルカプト−
ニトロ安息香酸が同様に表1に示した収率で及び品質(
融点/純度)で得られる。
例6 N−メチルピロリドン50部中に攪拌下に順次に2−ク
ロル−3−ニトロ安息香酸20.15部及び炭酸カリウ
ム20.5部を加える。60℃に加熱し、次いで30分
かけて50%水性メルカプトエタノール27.6部を滴
下する。
80〜90℃に加熱後、薄層クロマトグラフィーで出発
化合物がもはや認められなくなるまで攪拌しく約20時
間)、析出する塩が90℃で溶解する量の水を加え、活
性炭1部を加え、反応混合物を前もって加熱された吸引
濾過器を介して澄明化する。
澄明な濾液を30%塩酸約30部を用いてpH1に調整
し、0〜5℃に冷却する。先ず油状で析出する反応生成
物は0〜5℃で数時間攪拌して徐々に完全に結晶化し、
吸引濾取し、氷水で塩化物−及び溶剤不含になるまで洗
浄し、60℃で減圧乾燥する。
式 なる2−オキシエチルメルカプト−3−二トロ安息香酸
20.0部が得られ、これは融点91〜93℃及び純度
(HPLC)99.4%を有する。
N−メチルピロリドンをジメチルアセトアミドに、30
%塩酸を等量の20%硫酸又はリン酸に代え、その他は
記載した方法で処理した場合、同等の結果が得られる。
例7 4−オキシエチルメルカプト−3−ニトロ安息香酸48
6部と水2500部とから成る攪拌された懸濁液を氷酢
酸約100部でpHに調整し、次いでナトリウムタング
スタートー二水和物9部を加え、75℃に加熱する0次
いで先ず徐々に及び加熱せずに、次いで最初の発熱反応
の消滅径内部温度を70〜80℃で保つことができる様
に速やかに付加的な加熱下に35%水性過酸化水素40
8部を加え、次いで95℃に加熱し、薄層クロマトグラ
フィーで出発化合物及び中間体として形成されたスルホ
キシドがもはや見られなくなるまで4〜5時間この温度
で後攪拌する。次いで0〜5℃に冷却し、2時間後攪拌
し、析出する無色沈殿を吸引濾過器上で単離する。
氷水で中性洗浄し、80℃で減圧乾燥した後、式なる4
−オキシエチルスルホニル−3−ニトロ安息香酸525
部が得られ、これは融点191〜193℃及び純度(H
PLC)98.8%を有する。
分析値: S: 11,6/11.5%(計算値IL6
4%)N:  5,015.1%(計算値 5.09%
)ナトリウムタングスタート−二水和物を等置部の二酸
化タングステンに代え、その他は記載した方法で処理し
た場合、同一の結果が得られる。
pH−値の調整に氷酢酸の代りに相応する量の鉱酸(塩
酸又は硫酸)を使用し、その他は同様に処理した場合、
4−オキシエチルスルホニル−3−二トロ安息香酸が同
等の収率及び品質で得られる。
例8〜12 例7に於て4−オキシエチルメルカプト−3−ニトロ安
息香酸を表2に記載した異性体出発化合物に代え、その
他は記載した方法で処理した場合、対応するオキシエチ
ルスルホニル−ニトロ安息香酸が同様に表2に記載され
た収率及び品質(融点/純度)で得られる。
例13 5−クロル−2−ニトロ安息香酸201.5.部及び水
250部から成る攪拌された懸濁液に、徐々に約40分
かけて炭酸カリウム168部を加える。次いで55〜6
0℃に加熱し、2時間かけてメルカプトエタノール10
9部を滴下し、薄層クロマトグラフィーでもはや出発化
合物が認められなくなるまで約3時間70〜75℃で攪
拌し、氷酢酸約180部の流入によってpH−値1を調
整する。
生じる懸濁液にナトリウムタンダスタートー二水和物2
部を加え、次いで60分間の間に60℃から90℃に上
昇する温度で30%水性過酸化水素350部を滴下し、
2〜3時間90℃で後攪拌する(薄層クロマトグラフィ
ー又はHPLCによって完全な変換を調節)。
次いで0〜5℃に冷却し、2時間抜攪拌し、析出する無
色の結晶を吸引濾取する。濾液が中性になるまで氷水で
洗浄し、90℃で減圧乾燥した後、式 なる5−オキシエチルスルホニル−2−ニトロ安息香酸
260部が得られ、これは融点165〜167℃及び純
度(HPLC)97.9%を有する。
5−クロル−2−二トロ安息香酸を4−クロル−3−二
トロ安息香酸に代え、記載した方法で処理した場合、4
−オキシエチルスルホニル−3−ニトロ安息香酸258
部が得られ、これは融点190〜192℃及び純度97
.0%を有する。
例14 ジメチルホルムアミド100部中に攪拌下で順次に3−
クロル−4−ニトロ安息香酸40.3部及び炭酸カリウ
ム44.6部を加える。40〜45℃に加熱し、次いで
45分かけて40%水性メルカプトエタノール75部を
滴下する。
90〜95℃に加熱後、薄層クロマトグラフィーで出発
化合物がもはや認められなくなるまで後攪拌し、次いで
30%塩酸約65部でput、sに調整し、50〜60
℃に冷却する。
二酸化タングステン1部を加え、90分間の間に均一に
40%水性過酸化水素78.5部を攪拌された反応混合
物に滴下する。この際内部温度を95℃までに上げてよ
い。酸化するまで後攪拌する(約5時間、薄層クロマト
グラフィー又はHPLCによって調節。)。
水300部を加え、攪拌下に0〜5℃に冷却し、90分
O〜5℃で攪拌し、次いで析出する無色の沈殿を吸引濾
取する。氷水で中性洗浄し、80℃で減圧した後、式 なる3−オキシエチルスルホニル−4−ニトロ安息香酸
51部が得られ、これは融点176〜177℃及び純度
(HPLC) 99.3%を有する。
3−クロル−4−二トロ安息香酸を3−クロル−2−二
トロ安息香酸に代え、記載した方法で処理した場合、3
−オキシエチルスルホニル−2−二トロ安息香酸48部
が得られ、これは融点178〜181℃及び純度(HP
LC)98.8%を有する。
例15 鉄粉末40部及び水200部から成る80〜85℃に加
熱された混合物に、30分以内に攪拌下で均一に3−オ
キシエチルスルホニル−2−二トロ安息香酸75部を加
え、添加の間反応温度を80〜85℃に保つ。添加の終
了後、30分攪拌し、水性ソーダ溶液でpH−値8.5
に調整し、熱いうちに沈殿する水酸化鉄を濾去して澄明
遇する。濾過残渣を2回少量の熱水で洗浄する0次いで
一緒にされた濾液を氷酢酸25部で酸性化し、減圧で1
50容量部に蒸発し、次いで0〜5℃に攪拌しながら冷
却する。析出する淡褐色を呈する沈殿を吸引濾過器上に
単離し、少量の氷水で洗浄し、60℃で減圧乾燥する。
式C0OH 成る3−オキシエチルスルホニル−アントラニル酸−ア
セタート78部が得られ、これは融点286〜289℃
及び純度(ジアゾ化によって”) 99.5%を有する
分析値: C: 43,2/43.3%(計算値43.
28%);11:  4.915.1%(計算値 4.
92%);N:  4,6/4.6%(計算値 4.5
9%);S: 10,3/10.5%(計算値10.4
9%)。
例16 前記例15に於て3−オキシエチルスルホニル−2−ル
トロ安息香酸を2−オキシエチルスルホニル−3−二ト
ロ安息香酸に代え、澄明濾過して鉄スラツジを除去した
後pH−値6.5〜7.0に調整し、その他は記載した
方法で処理した場合、式 なる2−オキシエチルスルホニル−3−アミノ安息香酸
64部が得られ、これは融点75〜77℃及び純度(ジ
アゾ化によって> 99.1%を有する。元素分析は上
記構造を証明する。
例17 水素化オートクレーブ中に水1200部及び5−オキシ
エチルスルホニル−2−二トロ安息香酸137.5部を
予め存在させ、貴金属触媒(炭素上に5%パラジウム)
10部を加える。オートクレーブを密封し、ガス空間を
窒素で、次いで水素で3回洗浄して酸素及び窒素不含と
なす。
次いで40バール水素を注入し、90℃に加熱する。
水素圧を水素の一定の後からの注入によって40〜45
バールに保つ。90℃で2時間後水素吸収が終了する。
オートクレーブ−内容物から熱いうちに加圧濾過器によ
って触媒を除き、濾液を攪拌しながら0〜5℃に冷却す
る。析出する無色の結晶を吸引濾取し、少量の氷水で洗
浄し、60℃で減圧乾燥する。
式 なる5−オキシエチルスルホニル−アントラニル酸10
8部が得られ、これは融点164〜167℃及び純度(
ジアゾ化して測定) 99.9%を有する。
例18 例17を正確にくり返すが、水1200部の代りに例1
7(約1250部)からの水性母液及び新たな触媒の代
りに水素化から澄明濾過によって分離されたPd−触緩
を使用する。
融点164〜167℃及び純度(ジアゾ化) 99.8
%の5−オキシエチルスルホニル−アントラニル酸12
0部が得られる。
例19〜27 例17及び18に於けると同様に処理するが、夫々5−
オキシエチルスルホニル−2−ニトロ安息香酸137.
5部、更に前のバッチの水性母液及びPd−触媒を使用
した場合、夫々融点164〜166°C及び純度(ジア
ゾ化)〉99%の5−オキシエチルスルホニル−アント
ラニル酸約122部が得られる。すなわち母液及び触媒
を、夫々少なくとも10回生成物の低下又は収率の減少
なしに使用することができる。
例28 例17に於てパラジウム−触媒を市販のプラチナ−又は
ニッケルー担持触媒に代え、前述の方法で処理した場合
、同等の収率及び品質で5−オキシエチルスルホニル−
アントラニル酸が得られる。
例29〜31 前記例16又は17〜27に於てそこで使用されたオキ
シエチルスルホニル−ニトロ安息香酸を表3に記載した
出発化合物に代え、記載した方法で処理した場合、同様
に表3に挙げた収率及び品質(融点/ジアゾ化による純
度)で対応するオキシエチルスルホニルアミノ安息香酸
が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子又は酸素原子を示し、 基−N(R)_2及びオキシエチルスルホニル基は5−
    オキシエチルスルホニル−2−アミノ安息香酸を除いて
    互いにオルト−又はパラ−位にある)なる化合物。 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中ニトロ−及びオキシエチルスルホニル基は互いに
    オルト−又はパラ−位にある。)なる化合物。 3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中アミノ−及びオキシエチルスルホニル基は5−オ
    キシエチルスルホニル−2−アミノ安息香酸を除いて互
    いにオルト−又はパラ−位にある。) なる化合物。 4)一般式(5) ▲数式、化学式、表等があります▼(5) (式中Rは水素原子又は酸素原子を示し、 基−N(R)_2及びオキシエチルスルホニル基は互い
    にオルト−又はパラ−位に存在する。) なる化合物を製造するにあたり、一般式(2)▲数式、
    化学式、表等があります▼(2)(式中Xはフルオル−
    、クロル−、ブロム−又はヨード原子を示し、ニトロ基
    及びハロゲン原子は互いにオルト−又はパラ−位にある
    。)なるハロゲン−ニトロ安息香酸1モルをメルカプト
    エタノール少なくとも1モルを用いて水性溶液又は懸濁
    液中で又は有機溶剤中で酸結合剤の存在下に約20〜約
    100℃の温度で一般式(3)▲数式、化学式、表等が
    あります▼(3) なる対応するオキシエチルメルカプト−ニトロ安息香酸
    に変え、これを公知の方法で酸化して上記式(5)(R
    =0)なる対応するオキシエチルスルホニル−ニトロ安
    息香酸となし、場合により後者を公知の方法で還元して
    一般式(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中アミノ−及びオキシエチルスルホニル基は相互に
    関してオルト−又はパラ−位に存在する。) なる対応するオキシエチルスルホニル−アミノ安息香酸
    となすことを特徴とする、上記一般式(5)なる化合物
    の製造方法。 5)ハロゲンニトロ安息香酸1モルとメルカプトエタノ
    ール約1.1〜約1.8モルとを約35〜約60℃の温
    度で反応させる請求項4記載の方法。 6)ハロゲンニトロ安息香酸とメルカプトエタノールと
    の反応を酸結合剤としてアルカリ金属の水酸化物又は−
    炭酸塩の存在下に実施する請求項4又は5記載の方法。 7)請求項4に記載した一般式(3)なる化合物の酸化
    を過酸化水素を用いて6価のタングステンの化合物の存
    在下にpH−値<7で約30〜約120℃の温度で実施
    する請求項4ないし6のいずれかに記載した方法。 8)請求項4に記載した一般式(1)なる化合物の還元
    を水性溶液又は懸濁液中で鉄を用いて約70〜約120
    ℃の温度で実施する請求項4ないし7のいずれかに記載
    した方法。9)請求項4に記載した一般式(1)なる化
    合物の還元を水性溶液又は懸濁液中で接触作用で活性化
    された水素を用いてニッケル−又は貴金属触媒の存在下
    に約70〜約120℃の温度で実施する請求項4ないし
    7のいずれかに記載した方法。 10)請求項1に記載したオキシエチルスルホニルアミ
    ノ安息香酸をジアゾ成分として繊維反応性アゾ染料の製
    造に使用する方法。
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