JPH01132487A - 自転車用ハンドル - Google Patents

自転車用ハンドル

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Publication number
JPH01132487A
JPH01132487A JP62291578A JP29157887A JPH01132487A JP H01132487 A JPH01132487 A JP H01132487A JP 62291578 A JP62291578 A JP 62291578A JP 29157887 A JP29157887 A JP 29157887A JP H01132487 A JPH01132487 A JP H01132487A
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JP
Japan
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handle
main
parts
brake
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP62291578A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Yamazaki
敏正 山崎
Kazuyuki Miura
三浦 和之
Kazuto Yamazaki
山崎 一登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Industries Ltd
Maeda Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Maeda Industries Ltd
Maeda Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Industries Ltd, Maeda Kogyo Co Ltd filed Critical Maeda Industries Ltd
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Priority to US07/259,912 priority patent/US4930798A/en
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Publication of JPH01132487A publication Critical patent/JPH01132487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K21/00Steering devices
    • B62K21/12Handlebars; Handlebar stems
    • B62K21/125Extensions; Auxiliary handlebars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J11/00Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps
    • B62J11/10Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides
    • B62J11/13Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides specially adapted for mechanical cables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62LBRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
    • B62L3/00Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
    • B62L3/02Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] この発明は、長距離走行に適した自転車のハンドルに関する。 【従来の技術】
スポーツ用自転車のハンドルには、ハンドルポストに中
央を固定支持されて左右方向にほぼ直線状に延びる上部
握持部と、この上部握持部の端部から前方に折れ曲がっ
た後下方に横U字状に湾曲する下部握持部とをもついわ
ゆるドロップハンドルが採用されることが多い。そうし
て、このドロップハンドルは、長距離ツーリング用の自
転車や、トライアスロン競技に使用される自転車にも従
来から一般に採用されている。 ドロップハンドルは、その下部握持部を握持する場合と
上部握持部を握持する場合との概ね二つの乗車姿勢を選
択できるように構成されている。 乗者が下部握持部を握持するときは、上体が前かがみと
なって走行中の空気抵抗を低減できるとともにより大き
な踏力をペダルクランクに伝達することができるが、上
体重量の多くの部分が腕にのしかかることになるために
腕の疲労が早い。一方、上部握持部を握持するときは〜
上体が起立するので腕の負担が少なく、なり、乗車姿勢
としては楽であるが、空気抵抗が大きくなるためにエネ
ルギロスが大きく、また、前かがみ姿勢をとる場合に比
してペダルクランクに伝達できる踏力は減少するので他
の競技者とのせめぎ合いの局面でとる姿勢としては不適
となる。競技者は、種々の局面に応じた乗車姿勢を選択
し、腕、上体、脚の疲労のバランスを考慮しつつ、自己
に有利なレース展開を試みる。
【発明が解決しとする問題点】
ところで、従来のスポーツ用自転車に採用される上記の
ドロップハンドルは、上部握持部と下部握持部を選択で
きるにせよ上体の重量の一部を上記握持部を握持した腕
の筋力で支えねばならないことから、次の問題があった
。 すなわち、ドロップハンドルは上述のようにその各握持
部を握持した腕の筋力によって上体の重量を支えるよう
に構成されており、エネルギロスの少ない前かがみ姿勢
においてはとくに上体の多くの重量が腕で支えられるた
め、長時間の走行において極度な腕の疲労が避は難いと
いう問題もある。とりわけ、トライアスロン競技におい
ては、腕の運動を多用する水泳の後に自転車によるレー
スが続くため、疲労した腕で前かがみ乗車姿勢をとりつ
づけることには非常な苦痛を伴なっていた。 この発明は、簡単な構成により、長時間走行に使用され
る自転車における上記の問題を解決しうる自転車用ハン
ドルを提供することをその目的とする。
【問題を解決するための手段】
上記の問題を解決するため、この発明では、次の技術的
手段を講じている。 すなわち、ハンドルポストから左右方向外方に延び、か
つ主握持部をもつ左右一対の主ハンドル杆部を備える自
転車用ハンドルにおいて、上記各主ハンドル杆部の前方
に位置する副握持部を形成する一方、 上記主握持部に主ブレーキ操作手段を、副握持部に副ブ
レーキ操作手段をそれぞれ設け、一端がブレーキ本体に
連結された操作ケーブルの他端部および中間部を、上記
主ブレーキ操作手段と副ブレーキ操作手段の一方および
他方にそれぞれ連携している。
【作用および効果】
本願発明の自転車用ハンドルは、ハンドルポストから左
右方向にのびる左右一対の主ハンドル杆部に対して前方
に配置される副握持部が形成されているから、副握持部
を握持しつつ肘部を主ハンドル杆部上に載せる乗者姿勢
をとることができる。 肘を主ハンドル杆部に載せた状態においては、上体が自
然と前かがみとなって走行中の空気抵抗を低減できると
同時に腕の筋力を使うことなく上体をハンドル上に支え
ることができるから、腕の疲労が少なくなる。したがっ
て、トライアスロンでの自転車レースのように腕が疲労
した状態であっても、それが負担となることなく空気抵
抗を低減したエネルギロスの少ない長時間走行が可能と
なる。 さらに本願発明の自転車用ハンドルは、主ハンドル杆部
に設けられる主握持部に対応する主ブレーキ操作手段に
加え、上記副握持部に対応する副ブレーキ操作手段を設
けており、かつ、一端がブレーキ本体に連結される操作
ケーブルの他端および中間部を上記主ブレーキ操作手段
と副ブレーキ操作手段の一方および他方に連携している
から、主握持部を握持している乗車姿勢をとっていると
きも、副握持部を握持した上述の前かがみ乗車姿勢をと
っているときも、いずれの場合であっても安全に単一の
ブレーキ操作系を操作することができる。すなわち、主
ブレーキ操作手段および副ブレーキ操作手段のいずれを
操作しても、前輪制動用または後輪制動用のブレーキ本
体を制動作動させることができるのである。 以上のとおり、本願発明の自転車用ハンドルが装備され
る自転車においては、従来から可能な乗車姿勢に加えて
、前方に腕を突き出すようにして副握持部を握持しつつ
肘部を主ハンドル杆部に載せた、腕の疲労が少なくかつ
エネルギロスの少ない前かがみ乗車姿勢を選択すること
ができると同時に、この前かがみ姿勢を選択していると
きにおいても、安全に副ブレーキ操作手段によるプレー
手操作が可能となったのである。しかも主ブレーキ操作
手段と副ブレーキ操作手段には、単一のブレーキ操作ケ
ーブルの中間部と先端部とが連携されているのであるか
ら、ブレーキ操作系の構成をそれほど複雑化することは
なく、従来のブレーキ操作系の多くを利用して構成する
ことができ、コスト上昇も最小限に抑制される。
【実施例の説明】
以下、本願発明の実施例を図面を参照して具体的に説明
する。 第1図ないし第4図は本願発明の第一の実施例を示す。 本例の自転車用ハンドルは、第1図に示すように、ハン
ドルポストlの上端から前方に延出する前方突出杆2の
左右に一対のハンドルクランプ3a、3.bを設け、こ
れらのハンドルクランプ3a。 3bに対して左右各別に構成した左ハンドル部材4aお
よび右ハンドル部材4bを前後方向位置調節可能に支持
して大略構成されている。 各ハンドル部材4a、4bは、上記ハンドルクランプ3
a、3bに前後方向スライド調節可能に挿入支持される
、前後方向に直線状に延びる被固定部5a、5bと、こ
の被固定部5a、5bの後端から車幅方向外方に曲がっ
て左右方向に延出する主ハンドル杆部6a、6bと、上
記被固定部5a、5bの前端からさらに前方に延出しつ
つ斜め上方向に立ち上がる副握持部7a、7bとを備え
る。なお、本例では、上記主ハンドル杆部6a。 6bの両外方部に前方に向けて曲がりつつ下方に横U字
状に湾曲する、従来のドロップハンドルにおける下方握
持部に相当する主握持部8a、8bを備えており、この
主握持部8a、8bの湾曲部の前面には、従来のドロッ
プハンドルの場合と同様の取付は手法によって主ブレー
キ操作手段としての主ブレーキレバー9b(図には右側
のブレーキレバーのみ示す。)がそれぞれ設けられてい
る。 上記ハンドルクランプ3a、3bは、本例においては従
来一般のハンドルポスト1をそのまま使用して取付ける
ことができるように構成されている。 すなわち、第2図および第3図に示すように、各ハンド
ルクランプ3a、3bは、ハンドルポストのクランプ部
10の円筒保持孔12に抱持されうる嵌合軸部1).1
)をそれぞれ有し、これら嵌合軸部1).1)を左右か
ら上記円筒保持孔12に挿入した状態でポルト13を締
め付けて円筒保持孔12を縮径させ、再嵌合軸部1).
1)を締め付は固定するのである。また、クランプ部1
0によるハンドルクランプ3a、3bの固定をより確実
なものとするため、嵌合軸部1).1)が円筒保持孔1
2に挿入保持された状態で両ハンドルクランプ3a、3
bをこれらを軸方向に貫通するポルト14およびナツト
15によって近接させ、各ハンドルクランプ3a、3b
の裏面当接壁16゜16がクランプ部10の両側端部を
挟圧するようにしている。 各ハンドルクランプ3a、3bは、第2図に示すように
、スリット17を挟んで対向する衝合壁18.18をね
じ19によって近接させることにより縮径させられる円
筒保持孔20を備える。この円筒保持孔20は、その軸
線が前後方向を向くように形成される。左右の各ハンド
ル部材4a。 4bは、その直線状被固定部5a、5bがこの円筒保持
孔20に挿入された状態で、ねし19を締め付けること
により固定される。そうして、ハンドル部材4a、4b
は、上記ねじ19を緩めて被固定部5a、5bを軸方向
に所望量スライドさせ、そうして再びねじ19を締め付
けることにより、簡単にその前後方向の位置を所望のよ
うに調節することができる。 なお、本例においては、ハンドル全体をさらに様々な形
態に変更することができる。すなわち、ハンドルポスト
1のクランプ部10のポルト13を緩めて、各ハンドル
部材4a、4bをハンドルクランプ3a、3bの嵌合軸
部1).1)の軸心回りに回転させ、そうして所望の回
転角度において固定することができる。また、ハンドル
クランプ3a、3bのねじ19を緩めて、各ハンドル部
材4a、4bをその被固定部5a、5bの軸心回りに回
転させ、そうして所望の回転角度で固定することができ
る。 上述のように本願発明の自転車用ハンドルにおいては、
主ハンドル杆部6a、6bに対して前方に配置される副
握持部7a、7bが設けられていることから、第5図に
示すように、副握持部7a。 7bを握持した状態において両肘を主ハンドル杆部6a
、6bの上面に載せる乗車姿勢をとることができる。こ
の乗車姿勢においては、自然と上体が前かがみとなると
ともに腕が前方に延出することから、走行中の空気抵抗
が著しく低減されてエネルギ効率が飛躍的に向上すると
ともに、この姿勢を長時間とっていても、腕の筋力を使
用することなく、肘で支えるようにして上体の重さをハ
ンドルに支持することができるから、従来のドロップハ
ンドルにおいて下部握持部を握持した前かがみ姿勢をと
る場合に比して腕の疲労度は格段に軽減されるのである
。 また、本例では、各別に構成した左ハンドル部材4aお
よび右ハンドル部材4bが、ハンドルポスト1に設けた
左右一対のハンドルクランプ3a。 3bに対して被固定部5a、5bが前後方向スライド位
置調節可能に支持されているから、サドルを所定の前後
位置に固定した後であっても、乗者の上体長あるいは腕
の長さに応じてノλンドル(とくにハンドル部材)の前
後方向の位置を調節することができる。 なお、上述のように副握持部7a、7bを握持したとき
肘が主ハンドル杆部6a、6b上に載せられることから
、主ハンドル杆部6a、6bには、これを握持するのに
差支えないようにしつつ緩衝パッド21を巻き付けてお
くとよい。 さらに、本願発明は、主握持部3a、8bに設けた主ブ
レーキ操作手段に加えて副握持部7a。 7bに副ブレーキ操作手段を設け、一端が図示しないブ
レーキ本体に連結された操作ケーブルWの他端部および
中間部を上記主ブレーキ操作手段と副ブレーキ操作手段
の一方および他方にそれぞれ連携することによっても特
徴づけられるのであるが、本例ではこれを次のように構
成している。 すなわち、第1図に示すように主ハンドル杆部6a、6
bの外方部に横U字状に湾曲するように形成された主握
持部8a、8bに従来からドロップハンドルにおいて取
付けられるブレーキレバーと同様の主ブレーキレバー9
b(図には右側の主ブレーキレバーのみ示す。)を取付
けるとともに、副握持部7a、7bの先端に副ブレーキ
操作手段としての副ブレーキレバー22(図には右側の
副ブレーキレバーのみを示す。)を取付け、操作ケーブ
ルWの端部を主ブレーキレバー9bに連携するとともに
中間部を副ブレーキレバー22に連携している。ここで
主ブレーキレバー9bの構成は、公知のものであり、レ
バーを矢印A方向に回動させるとインナーケーブルW1
が矢印a方向に牽引されるようになっている。 副ブレーキレバー22は、副握持部7bの先端に固定さ
れたブレーキプラケット23に対してほぼベルクランク
状のレバー24がピン25を中心として揺動できるよう
に支持されて構成されている。 ここで、図示しないブレーキ本体から上記主ブレーキレ
バー9bにまで至る二重ケーブル状の操作ケーブルWの
アウターケーブルW1を主ブレーキレバー側の第一の部
分wlaとブレーキ本体側の第二の部分wlbとに二分
割し、第一の部分W1aの分割端部wla’を上記副ブ
レーキレバーにおけるレバー24の作用アーム部24a
に形成したアウタ受は部26に支承させる一方、第二の
部分wlbの分割端wlb“は、副握持部7bの内部に
配索されつつ上記第一の部分wlaの分割端wla“と
対向するようにして副握持部7bの内部において固定状
に支承されている。なお、アウターケーブルW1の第一
の部分wlaと第二の部分wlbの内部には、両端がそ
れぞれ上記主ブレーキレバー9bとブレーキ本体の所定
部位に連結された一本のインナーケーブルW2がその軸
方向摺動可能に通挿されている。 上記の主ブレーキレバー9bおよび副ブレーキレバー2
2ないしこれらを連携するブレーキケーブルWの配索構
造において、インナーケーブルW2はブレーキ本体のリ
ターンスプリングによって常時ブレーキ本体側、すなわ
ち制動解除方向に弾性的に引っ張られており、主ブレー
キレバー9bを制動方向、すなわち、矢印A1方向に回
動操作すると、上記インナーケーブルw2が上記弾性引
張り力に対抗して牽引され、ブレーキ本体は制動作動さ
せられる。また、副握持部7bの副ブレーキレバー22
を制動方向、すなわち、矢印入方向に回動操作すると、
アウタケーブルw1の第一の部分w l aの分割端w
la’が矢印a方向に動かされるが、上記主ブレーキレ
バー9bがその回動範囲のブレーキ解除端に位置してい
て第一の部分wlaとインナーケーブルW2との相対動
が阻止されていることから、このとき上記第一の部分W
1aの分割端wla’の運動にともなってインナーケー
ブルW2も矢印a方向に牽引され、ブレーキ本体が制動
動作させられる。換言すると、ブレーキレバー22の矢
印A方向の回動によってアウターケーブルW1の各分割
端W1 a ’ 、 wl b+の間隔が強制拡開され
、これによりアウターケーブルW1の実質長が延伸され
て結果的に第二の部分wlb内のインナーケーブルW2
が制動側に牽引されるのである。すなわち、主握持部8
bと副握持部7bに設けられた二つのブレーキレバーの
うち、いずれのブレーキレバー(9bまたは22)を操
作しても、インナーケーブルW2を制動方向に牽引する
ことができ、これによりブレーキ本体を制動作動させる
ことができるのである。 第6図ないし第9図は、主ブレーキ操作手段と副ブレー
キ操作手段の構成についての第二の実施例を示す。 本例の副ブレーキ操作手段は、特殊な形態をしており、
副握持部7bに回転可能に套嵌されたグリップ部材27
を握持しながら回転させることにより、ケーブルWの中
間部において、アうターケーブルW1とインナーケーブ
ルW2に軸方向の相対動を付与できるように構成されて
いる。以下、これを説明する。 まず、副握持部7bの先端部近傍に、リング状の固定部
材28が取付けられる。この固定部材28は、衝合部2
9をもっており、ねじ30を締め付けて衝合部29を近
接させ、リングを縮径させることにより副握持部7bの
外周に固定される。 この固定部材28の外周には、半径方向外方に延出する
アウターケーブル止着部31が形成されるとともに、こ
こにインナーケーブル挿通孔をもったアウターケーブル
保持孔31aが設けられる。 一方、副握持部7bには、そのほぼ全体を抱持しつつ回
転可能なグリップ部材27が套嵌される。 このグリップ部材27は、二つ割の第一部材27aと第
二部材27bとを上記副握持部7bを抱くようにしてね
じで接合するように構成されている。 これら第一および第二部材27a、27bの上端部内周
には、第7図および第9図に示すように、上記固定部材
28を収容できる環状溝32と、この環状溝32に連通
し、固定部材28の上記アウターケーブル止着部31お
よび衝合部29を外部に露出させるための貫通溝33が
形成されている。 そうして、上記のように構成されるグリップ部材27の
外周部におて、固定部材28から突出するアウターケー
ブル止着部3Iと対向する部位にアウターケーブル止着
部34が形成され、ここにインナーケーブル挿通孔をも
ったアウターケーブル保持孔34aが設けられる。 このようにして、固定部材側のアウターケーブル止着部
31とグリップ部材側のアウターケーブル止着部34と
が副握持部7bを中心とする一定の円周上において互い
に対向し、グリップ部材27を回転させると、両アウタ
ーケーブル止着部31.34が互いに円周方向に近接離
間するようになされる。そうして、アウターケーブルの
第一の部分wlaの分割端wla“がグリップ部材側の
ケーブル止着部34のケーブル保持孔34aに支承させ
られるとともに、第二の部分wlbの分割端wlb’が
固定部材側のケーブル止着部31のケーブル保持孔31
aに支承され、インナーケーブルw2はアウターケーブ
ルの第一の部分wlaと第二の部分wlbに軸方向摺動
可能に連通挿されるのである。 上記の構成において、インナーケーブルW2にはブレー
キ本体のリターンスプリングによってブレーキ本体側の
弾性引張り力が作用しているから、通常状態においては
固定部材側のアウターケーブル止着部31とグリップ部
材側のアウターケーブル止着部34は第7図に示すよう
に互いに当接させられている。この状態においては、ア
ウターケーブルw1は全体としてそれ以上全長が短縮さ
れることがないから、主ブレーキレバー9bを矢印AI
力方向回動操作してインナーケーブルW2を牽引すれば
それにより生じるインナーケーブルW2とアウターケー
ブルw1との相対動がそのままブレーキ本体に伝達され
て制動が行なわれる。−方、副握持部7bのグリップ部
材27を第7図矢印A2方向に回転させると、第8図の
ように固定部材側のアウターケーブル止着部31とグリ
ップ部材側のアウターケーブル止着部34間が強制拡開
される。このことは、ブレーキ本体から主ブレーキレバ
ーにいたるケーブルのうち、アウターケーブルW1のみ
の全長が実質的に強制延伸されることを意味する。これ
は相対的にアウターケーブルw1の第二の部分wlb内
にあるインナーケーブルw2がレバー側に牽引されたこ
とと等価であり、これによってブレーキ本体が制動動作
させられる。 このように、第二の実施例においても、主ブレーキ操作
手段としての主ブレーキレバー9bを操作しても、副ブ
レーキ操作手段としてのグリップ部材27を回転操作し
ても、いずれの場合であっても操作ケーブルのインナー
ケーブルW2を牽引することができ、これによってブレ
ーキ本体が制動作動させられる。 第10図および第1)図は、主ブレーキ操作手段と副ブ
レーキ操作手段の構成についての第三の実施例を示す。 本例においては、操作ケーブルWの端部を副ブレーキ操
作手段に、中間部を主ブレーキ操作手段に連繋している
。 すなわち、副握持部7bにおいて、第一の実施例におけ
る副ブレーキレバー22と略同等に構成されたブレーキ
レバー24の作動アーム部24aにインナーケーブルW
2のニップル35を止着するとともにブレーキブラケッ
ト23の連部にアウターケーブルW1の第一の部分wl
aの端部を保持させてレバー24を矢印A2方向に回動
操作するとインナーケーブルW2が牽引されるようにな
す一方、第1)図に詳示するように構成する主ブレーキ
レバー9bの連部にアウターケーブル保持孔36を設け
てこれにアウターケーブルW1の第一の部分wlaの分
割端wla’を保持させるとともにブレーキブラケット
37内に導入したアウターケーブルW1の第二の部分w
lbをその分割端wlb’が上記分割端wla“と対向
するようにして固定状に保持し、かつ、インナーケーブ
ルw2をアウターケーブルW1の第一の部分wlaない
し第二の部分wlbに通挿している。この主ブレーキレ
バー9bを矢印A1方向に回動させるとアウターケーブ
ルW1の上記両分側端wl a ’。 wlb、’の間隔が互いに強制拡開してアウターケーブ
ルW1の全長が実質的に延伸され、第二の部分wlb内
のインナーケーブルW2が制動方向に牽引されることと
なることは上記の二つの実施例と同様である。なお、本
例と同一の主ブレーキレバーを使用するケーブルWの配
索方法の他の態様として、第12図に示すように、主ブ
レーキレバー9bのアウターケーブル保持孔36にアウ
ターケーブルの第二の部分wlbの分割端wlb’を保
持させるとともに、ブレーキブラケット37に第一の部
分wlaの分割端wla’を保持させるようにしてもよ
い。 また、第13図および第14図に示す第四の実施例のよ
うに、副ブレーキレバー22およびこれに対するケーブ
ルWの止着構造を上記第三の実施例と同様とし、主ブレ
ーキレバー9bおよびそのブラケットに対するアウター
ケーブルW1の各分割端wla’、wlb’の保持位置
を変更することもできる。 いずにしても、ブレーキブラケットとレバー本体に対し
、アウターケーブルW1の各部分wla。 wlbの分割端wla’、wlb“を止着することによ
ってケーブルWの中間部を主ブレーキ操作手段または副
ブレーキ操作手段に連繋し、これらブレーキ操作手段を
操作するとアウターケーブルW1の実質長が延伸される
ことによってインナーケーブルW2を制動方向に牽引し
、ブレーキ本体を制動作動させる点で上述の各実施例は
同一のはんちゅうに入る。 第15図は、主ブレーキ操作手段と副ブレーキ操作手段
の構成ないしこれらに対する操作ケーブルに連繋構造の
第五の実施例を示す。 本例では、上記第三の実施例と同様に副ブレーキレバー
22を構成するとともに、主ブレーキレバー9bのブレ
ーキブラケント37にアウターケ゛ −プルwlの各分
割端wla’、wlb’を固定状に対向保持し、これら
各部分に通挿されて上記各分割端wla’、wlb’間
に露出するインナーケーブルW2をレバー9bにおける
作用アーム部38に固定している。この構成おいて、主
ブレーキレバー9bを回動操作しても、副ブレーキレバ
ー22を回動操作しても、インナーケーブルW2とアウ
ターケーブルW1とに相対動を与えることができ、ブレ
ーキ本体を制動動作できることば明らかである。 第16図は本願発明の第六の実施例を示し、主ブレーキ
レバー9bおよび副ブレーキレバー22ないしこれらと
ケーブルWの配索構造を第15図に示す第五の実施例の
ものを採用しつつ、ハンドルそれ自体の構成を変更して
いる。 すなわち、本例では、ハンドルボスト1のクランプ部1
0に単一のハンドル部材の中央部を保持する構造となっ
ており、クランプ部10から左右方向に延びる主ハンド
ル杆部6a、6bの外方部に側面視U字状に湾曲する主
握持部8a、8bを形成するとともに、両主握持部8a
、8bからさらに互いに近接しながら前方に延びる延長
部を形成してこれを上記主ハンドル杆部6a、6bの前
方に配置される副握持部7a、7bとしている。 そうして、主握持部8bおよび副握持部7bには、第1
5図に示すものと同様の主ブレーキレバー9bおよび副
ブレーキレバー22が取付けられている。 本例のハンドルの構成においても、副握持部7a、7b
を握持しつつ肘部を主ハンドル杆部6a。 6b上に載せた、腕に負担のかからない前かがみ姿勢を
とることができ、しかも、主握持部6a。 6bおよび副握持部7a、7bのいずれを握持している
場合であっても、握持部から手を離すことなく、安全に
ブレーキ操作をすることができる。 もちろん、この発明の範囲は上述した実施例に限定され
るものではなく、ハンドルそれぞれ自体の形状は様々に
設計変更が可能であるし、主ブレーキ操作手段および副
ブレーキ装置手段の構成もさらに種々変更可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の自転車用ハンドルの第一の実施例を
示す全体斜視図、第2図は第1図の■−■線拡大断面図
、第3図は第2図のm−m線断面図、第4図は第二握持
部に設けられるブレーキレバーの一例の構造を示す縦断
面図、第5図は第二握持部を握持した乗車姿勢を示す略
示図、第6図は本願発明の第二の実施例を示す全体斜視
図、第7図は第6図の■−■線拡大断面図、第8図は第
7図に関連する作動説明図、第9図は第7図の■−■線
断面図、第10図は本願発明の第三の実施例を示す全体
斜視図、第1)図は第10図のxr−XI線拡大断面図
、第12図は第三の実施例の他の態様の全体斜視図、第
13図は本願発明の第四の実施例を示す全体斜視図、第
14図は第13図のXIV−XIV線拡大断面図、第1
5図は本願発明の第五の実施例の全体斜視図、第16図
は本願発明の第六の実施例を示す全体斜視図である。 1・・・ハンドルポスト、6a、6b・・・主ハンドル
杆部、7a、7b・・・副握持部、8a、8b・・・主
握持部、9a・・・主ブレーキ操作手段(主ブレーキレ
バー)、22・・・副ブレーキ操作手段(副ブレーキレ
バー)、W・・・操作ケーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハンドルポストから左右方向外方に延び、かつ主
    握持部をもつ左右一対の主ハンドル杆部を備える自転車
    用ハンドルにおいて、上記各主ハンドル杆部の前方に位
    置する副握持部を形成する一方、 上記主握持部に主ブレーキ操作手段を、副 握持部に副ブレーキ操作手段をそれぞれ設け、一端がブ
    レーキ本体に連結された操作ケーブルの他端部および中
    間部を、上記主ブレーキ操作手段と副ブレーキ操作手段
    の一方および他方にそれぞれ連携したことを特徴とする
    、自転車用ハンドル。
JP62291578A 1987-11-13 1987-11-17 自転車用ハンドル Pending JPH01132487A (ja)

Priority Applications (3)

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JP62291578A JPH01132487A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 自転車用ハンドル
US07/259,912 US4930798A (en) 1987-11-13 1988-10-19 Bicycle handle assembly
IT8848534A IT1235144B (it) 1987-11-13 1988-11-08 Assieme di manubrio di bicicletta

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JP62291578A JPH01132487A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 自転車用ハンドル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0238391U (ja) * 1988-09-06 1990-03-14

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