JPH01131172A - アミン誘導体およびその塩、それらの製造法、並びにそれらを含有する抗潰瘍剤 - Google Patents

アミン誘導体およびその塩、それらの製造法、並びにそれらを含有する抗潰瘍剤

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JPH01131172A
JPH01131172A JP63205047A JP20504788A JPH01131172A JP H01131172 A JPH01131172 A JP H01131172A JP 63205047 A JP63205047 A JP 63205047A JP 20504788 A JP20504788 A JP 20504788A JP H01131172 A JPH01131172 A JP H01131172A
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平井 嗣郎
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平野 洋志
Hirotoshi Arai
荒井 博敏
Hisanari Shibata
柴田 久就
Yoshikazu Kusayanagi
草柳 賀一
Kazuhiko Hashiba
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    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、つぎの式[■]: 「式中、Rは4−ヒドロキシルフェニル、4−力ルバモ
イルフェニルまたは3−メタンスルホニルアミノフェニ
ル基を示す。」 で表わされるアミン誘導体およびその塩並びにこれらを
含有する抗潰瘍剤に関する。
本発明の目的は、優れた抗潰瘍効果を発揮するとともに
低毒性でかつ安定性が高いなどの優れた性質を有する式
[I]で表わされる新規なアミン誘導体およびその塩並
びにこれらを含有する抗潰瘍剤を提供することにある。
[従来の技術] 本発明者らは、ヒスタミンH2抑制作用を有する化合物
が消化性潰瘍の治療に有用であることに着目し、鋭意研
究した結果、ヒスタミンH2受容体においてヒスタミン
と競合的に拮抗する新規なアミン誘導体を見出し、特許
出願した(特開昭59−88458号、特開昭60−9
7958号)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これらの特許出願明細書中に具体的に記
載された化合物は抗潰瘍効果、安定性などの点でいまだ
十分とはいえなかった。このため、より優れた抗潰瘍効
果を発揮し、安定性の高い化合物の開発が望まれていた
[課題を解決するための手段] このような状況下において、本発明者らは、鋭意研究を
重ねた結果、式[I]で表わされる新規化合物が所期の
目的を達成することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
以下、本発明化合物について詳説する。
本発明化合物は、つぎの式[工]: 「式中、Rは4−ヒドロキシルフェニル、4−カルバモ
イルフェニルまたは3−メタンスルホニルアミノフェニ
ル基を示す。」 で表わされるアミン誘導体およびその塩である。
本発明の式[I]のアミン誘導体の塩としては、たとえ
ば、塩酸、臭化水素酸、リン酸などの無機酸との塩;酢
酸、プロピオン酸、シュウ酸、クエン酸、乳酸、マレイ
ン酸、コハク酸、酒石酸、マンデル酸、p−トルエンス
ルホン酸、スルファミン酸などの有機酸との塩:および
ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩などが
挙げられる。
また、本発明の式[I]のアミン誘導体およびその塩に
おいて、異性体(たとえば、幾何異性体、互変異性体、
光学異性体およびラセミ体など)が存在する場合、本発
明は、それらすべての異性体を包含し、ざらにすべての
結晶形および水和物にも及ぶものである。
本発明の式[I]のアミン誘導体およびその塩における
好ましい化合物としては、Rが4−ヒドロキシフェニル
基である式[I]のアミン誘導体およびその塩が挙げら
れる。
つぎに本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は、公知方法またはそれに準じた方法にし
たがって製造することができ、たとえば、以下に示す製
造工程により製造することができる。
(以下余白) に 五その堪 上の製造工程の式中において、R1はアミノ保護基を:
R1aはアシル基を;R2は脱@基を;RおよびR31
)は同一もしくは異なって置換されa ていてもよいアルキル、アリール基またはR3aとR3
bがいっしょになって0−フェニレンまたはQ−ナフチ
レン基を:Xはハロゲン原子を;YlおよびY2は同一
または異なって一〇−1−8−も牛 しくは −S−を示し、Rは前記したと同様の意味を有
する。
また、式[II]、[111]、[IVal、[IV 
bl、[V]  、  [VIコ 、  [■] 、 
 [IX]  、  [X]  、  [XI]または
[X[]の化合物の塩としては、式[I]の化合物の塩
で挙げたと同様の塩が挙げられる。
R1におけるアミノ基の保護基としては、たとえば、プ
ロテクティブ・グループ支・イン・オーガニック・シン
セシス([Protective  Groupsin
 Organic 5ynthesis] 、ティー・
ダブリュー・グリーン(T、 W、 Green )著
、1981年、ジョン ウィリー アンド サンズ社(
JOhn Wi ley & 5ons。
Inc、))などに記載のアミン保護基が挙げられる。
Rlaのアシル基としては、たとえば、ホルミル、アセ
チル、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロロ
アセデルなどのハロゲン原子で置換されていてもよいC
アルカノイルおよびペン1〜4 ジイルなどの70イル基が挙げられる。
R2の脱離基としては、具体的には、たとえば、メ、ト
キシ、エトキシなとのCアルコキシ基:1〜4 メチルチオ、エチルチオなどのCアルキル1〜4 チオ基;フェノキシ、ナフトキシ、0−ヒドロキシフェ
ノキシ、0−ヒドロキシナフトキシなどのアリールオキ
シ基:フェニルチオ、ナフチルチオ、0−メルカプトフ
ェニルチオ、0−メルカプトナフチルチオなどのアリー
ルチオ基:メタンスルフィニル、エタンスルフィニルな
どのCアル1〜4 キルスルフィニル基:ベンゼンスルフィニル、ナフタレ
ンスルフィニルなどのアリールスルフィニル基などが挙
げられ、これらの基は、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨ
ードなどのハロゲン原子:二トロ基;シアノ基;メチル
、エチルなどのCアルキル蟇;メトキシ、エトキシなど
の1〜4 01〜4アルコキシ基から選ばれる一つ以上の置°換基
で置換されていてもよい。
RおよびR3bにおけるアルキル基としては、a たとえば、メチル、エチルなどのCアルキ1〜4 ル基、アリール基としては、たとえば、フェニル、ナフ
チル基などが挙げられ、これらR3aおよびR3b並び
にR3aとR3bが一緒になって形成する〇−フェニレ
ン、O−ナフチレン基はR2で挙げたと同様の一つ以上
の置換基で置換されていてもよい。
つぎに、本発明化合物の製造方法を前記製造工程にした
がってざらに詳細に説明する。
(1)  式[II]の化合物またはその塩を通常知ら
れた方法で、アミノ保護基によって保護することにより
式[111]の化合物またはその塩を製造することがで
きる。
(2)  式[I[1]の化合物またはその塩をハロゲ
ン化することにより式[IValの化合物またはその塩
を製造することができる。
ハロゲン化は、たとえば、アクタ・キミ力・アカデミア
・サイエンティオテム・ハンガリカ[Acta、Chi
mi、Acad、Sci、Hung、 、29(1)、
9l−98(1961)] 、テトラヘドロン・レター
ズ[Tetrahedron Lett、 、 4.3
39(1979)]、ジャーナル・オブ・オーガニック
・ケミストリー[J、0r(1゜Chem、3!!!、
3044(1971)1などに記載の方法またはそれに
準じた方法にしたがって行うことができる。
(3)  式[I[I]の化合物またはその塩を約等モ
ル量のアシル化剤を用い、通常のアシル化に付すことに
よって式[IVblの化合物またはその塩を製造するこ
とができる。
(4)  式[I[]の化合物またはその塩を、2倍当
量以上のアシル化剤を用い、通常のアシル化に付すこと
によって式[IVclの化合物を製造することができる
以上のようにして得られた式[IValの化合物または
その塩、式[IVblの化合物またはその塩および式[
IVclの化合物(以後、これらの化合物を式[IV]
の化合物と総称する)は、単離することなく、そのまま
つきの反応に使用してもよい。
(5)  式[IV]の化合物に、塩基の存在下または
不存在下、2−アミノエタンチオールまたはその塩を反
応させることにより、式[VIの化合物またはその塩を
I!造することができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさない溶媒であれば特に限定されないが、たとえば、
塩化メチレン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素
類;アセトニトリルなどのニトリル類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサンなどのエーテル類;メタノール、エタ
ノールなどのアルコール類SN、N−ジメチルホルムア
ミドなどのアミド類;酢酸などのカルボン酸;または水
などが挙げられ、これらの溶媒を二種以上混合して使用
してもよい。
また、必要に応じて用いられる塩基としては、たとえば
、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエチルアミンお
よび1,8−ジアザビシクロ[5,4,01ウンデク−
7−エン(DBU)などが挙げられる。
2−アミノエタンチオールまたはその塩および必要に応
じて用いられる塩基の使用量は、式[IV]の化合物に
対し、それぞれ等モル以上であればよい。
反応温度および反応時間は特に限定されないが、通常、
この反応は一20〜100℃で、1分〜12時間実施す
ればよい。
(6)  式[VIの化合物もしくはその塩または式[
X]の化合物もしくはその塩に、式[VI]の化合物を
反応させることにより、式[VI[]の化合物もしくは
その塩または式[X1]の化合物もしくはその塩をそれ
ぞれI!造することができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさない溶媒であれば特に限定されないが、たとえば、
ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類
;アニソールなどのエーテル類;塩化メチレン、クロロ
ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;アセトニトリルな
どのニトリル類:N、N−ジメチルホルムアミドなどの
アミド類;酢酸エチルなどのエステル類;またはメタノ
ール、エタノール、2−プロパツールなどのアルコール
類などが挙げられ、これらの溶媒を二種以上混合して使
用してもよい。
また、式[v1]の化合物の使用量は、式[VIの化合
物もしくはその塩または式[X]の化合物もしくはその
塩に対し、それぞれ等モル以上である。
式[VI]の好ましい化合物としては、たとえば、ジメ
チルメタンスルホニルイミドジチオカーボネート、ジフ
ェニルメタンスルホニルイミドカーボネートまたは2−
メタンスルホニルイミノ−1゜3−ベンゾジオキソール
などが挙げられる。
反応温度および反応時間は特に限定されないが、通常、
この反応は一10〜150℃で、1分〜24時間実施す
ればよい。
また、式[V[]の化合物もしくはその塩または式[X
I]の化合物もしくはその塩は単離することなくつぎの
反応に使用することもできる。
(7)  式[VI]の化合物もしくはその塩または式
[XI]の化合物もしくはその塩に、塩基の存在下また
は不存在下、式[■]の化合物またはその塩を反応させ
ることにより、式[IX]の化合物もしくはその塩また
は式(′A]の化合物もしくはその塩をそれぞれ製造す
ることができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさない溶媒であれば特に限定されないが、たとえば、
ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類
;アニソールなどのエーテル類:塩化メチレン、クロロ
ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;アセトニトリルな
どのニトリル類:酢酸エチルなどのエステル類;N、N
−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミ
ドなどのアミド類ニジメチルスルホキシドなどのスルホ
キシド類;またはメタノール、エタノール、2−プロパ
ツールなどのアルコール類などが挙げられ、これらの溶
媒を二種以上混合して使用してもよい。
また、必要に応じて用いられる塩基としては、たとえば
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機塩基:およ
び酢酸カリウム、トリエチルアミン、テトラメチルグア
ニジンなどの有機塩基が挙げられる。
式[■]の化合物またはその塩および必要に応じて用い
られる塩基の使用量は、式[■]の化合物もしくはその
塩または式[)a]の化合物もしくはその塩に対し、そ
れぞれ等モル以上である。
反応温度および反応時間は特に限定されないが、通常、
この反応は20〜150℃で、30分〜24時間実施す
ればよい。
(8)  式[IX]の化合物またはその塩のアミン保
護基を脱離することにより、式[I]の化合物またはそ
の塩を製造することができる。具体的には、たとえば、
プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シ
ンセシス[Pr0teCtiVe GrOupSin 
organic 5ynthesisl 、ティー・ダ
ブリュー・グリーン(T、 W、 Green)著、1
981年、ジョン ウィリー アンド サンズ社(Jo
hn Wi Iey & 5ons。
Inc、 )などに記載の方法またはそれに準じた方法
にしたがって行うことができる。
(9) (i)  式[X[]の化合物またはその塩に
、メチルアミンまたはその塩およびホルムアルデヒドま
たはパラホルムアルデヒドを反応させることにより、式
[I]の化合物またはその塩を製造することができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさない溶媒でおれば特に限定されないが、たとえば、
n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭
化水素類;塩化メチレン、クロロホルムなどのハロゲン
化炭化水素類ニアセトニトリルなどのニトリル類;酢酸
エチルなどのエステル類;メタノール、エタノール、2
−プロパツールなどのアルコール類;ジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アニソールなどの
エーテル類;または酢酸などのカルボン酸類などが挙げ
られ、これらの溶媒を二種以上混合して使用してもよい
メチルアミンの塩としては、たとえば、塩酸、臭化水素
酸、硫酸などの鉱酸との塩が挙げられる。
メチルアミンまたはその塩およびホルムアルデヒドまた
はバラホルムアルデヒドの使用量は、式[XI[]の化
合物またはその塩に対し、それぞれ等モル以上である。
反応温度および反応時間は特に限定されないが、通常、
この反応は10〜150℃で、10分〜48時間実施す
ればよい。
(it)  また、別法として式[X[]の化合物また
はその塩に、酸の存在下、1.3.5−トリメチル−ト
リメチレントリアミンを反応させることにより、式[I
]の化合物またはその塩を製造することもできる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさない溶媒であれば特に限定されないが、たとえば、
n−へキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類:
塩化メチレン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素
類;アセトニトリルなどのニトリル類;酢酸エチルなど
のエステル類;メタノール、エタノール、2−プロパツ
ールなどのアルコール類;またはジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類などが
挙げられ、これらの溶媒を二種以上混合して使用しても
よい。
この反応に使用される酸としては、たとえば、塩化水素
、臭化水素などの鉱酸、メタンスルホン酸、ベンゼンス
ルホンa、p−トルエンスルホン酸などスルホン酸類な
どの有機酸などが挙げられる。
1.3.5−トリメチル−トリメチレントリアミンおよ
び酸の使用量は、式[X1]の化合物またはその塩に対
し、それぞれ等モル以上および3倍モル以上である。
反応温度および反応時間は特に限定されないが、通常、
この反応は10〜150℃で、10分〜48時間実施す
ればよい。
このようにして得られた式[I]のアミン誘導体または
その塩は通常の操作、たとえば、再結晶、濃縮、抽出、
光学分割、カラムクロマトグラフィーなどにより容易に
単離採取することができる。
さらに、式[I]のアミン誘導体の塩は、遊離体から常
法によって容易に得ることができる。
つぎに、式[I]のアミン誘導体およびその塩の薬理作
用について述べる。
試験化合物 [I]酸分泌抑制作用(幽門結紮法) シエイらの方法fH,5hay et al :Ga5
tro−enteroloOV、 5.43(1945
) ]に準じた。
1群6〜7匹のウィスター(Wistar)系ラット(
雄、190〜230g)を24時間絶食させた後、エー
テル麻酔下に幽門部を結紮し、薬剤を十二指腸内投与し
た。ついで、腹壁を縫合した後、ただちにヒスタミン2
5m!J/KFIを背部皮下に投与した。
3時間後に層殺し、噴門部を結紮して胃を摘出した。胃
液を遠心分離し、胃液優を測定した。この胃液1威を1
)H7,Oを終点として0.1N水酸化ナトリウム水溶
液で滴定した。
胃酸分泌抑制率は次式により求めた。
胃酸分泌抑制率(%)= なお、薬剤はジメチルスルホキザイド(DH3O)に溶
解させ、蒸留水で0.25%D)180水溶液となるよ
うに希釈した。また、対照群には0.25%0830水
溶液を投与した。
その結果を表−1に示す。
(以下余白) 表−1 注) ** p<0.01 * p<0.05[2]急
性毒性 ICR系マウス(雄、27〜30g>に薬剤を静脈内投
与し、アップ・アンド・ダウン法によりLD5Q値を求
めた。
その結果を表−2に示す。
(以下余白) 表−2 表−16よび2から明らかなように、式[I]のアミン
誘導体およびその塩は、優れた酸分泌抑制作用を有し抗
潰瘍作用が優れていること、低毒性であり、安全域が広
いなどの優れた性質を有する。ざらに式[I]のアミン
誘導体およびその塩は、安定性にも優れた化合物である
また、式[I]のアミン誘導体またはその塩を含有する
抗潰瘍剤は、常法にしたがって、たとえば、錠剤、硬カ
プセル剤、軟カプセル剤、顆粒剤、散剤、細粒剤、乳剤
、トローチ剤、軟青、坐剤、注射剤、懸濁剤、乳剤、点
滴剤、シロップ剤などに製剤化し、経口または非経口的
経路で投与することができるが、とくに経口投与が好ま
しい。
経口または非経口投与に適した種々の形態に製剤化する
には、通常使用される無毒性の賦形剤、結合剤、滑沢剤
、崩壊剤および坐剤基剤などの添加物を使用することが
でき、さらに必要に応じて等張化剤、安定化剤、分散剤
、酸化防止剤、着色剤、香味剤および緩衝剤などの添加
物を使用することもできる。
また、治療上有用な他の薬剤を含有させることもできる
式[工]のアミン誘導体またはその塩の投与量および投
与回数は、経口または非経口投与で、−般に成人で1日
当り111!I/に!1〜10mg/KFIを1回から
4回投与するが、投与経路、患者の年齢、体重および症
状の違いにより投与量および投与回数は、これを適宜変
更することができる。
[発明の効果] 叙上の如く、本発明化合物[I]は優れた抗潰瘍作用を
有し、しかも毒性が低いので、潰瘍の治療に有利に使用
することができる。
[実施例] つぎに、本発明を参考例、実施例および製剤例を挙げて
説明する。
なお、溶媒の混合比は特に断りのない限り容量比である
また、カラムクロマトグラフィーにおける担体はメルク
社製のシリカゲル[キーゼルゲル60、アート、773
4(Kieselgel 60.八rt、7734) 
]を用いた。
参考例1 炭酸ジフェニル2679および五塩化リン2983を混
合し、生成するオキシ塩化リンを留去しながら160℃
で15時間反応させた。反応終了俊、ざらに、減圧下に
オキシ塩化リンおよび五塩化リンを留去し、得られたジ
クロロジフェノキシメタンに、無水酢酸エチル600I
rilおよびメタンスルホンアミド148gを加え、8
時間還流した。これを冷却した後、これにn−ヘキサン
11を加えて、析出結晶を濾取し、水洗した後乾燥し、
融点124〜125.5℃を示すジフェニルメタンスル
ホニルイミドカーボネート1799 (収率49%)を
得た。
参考例2 メタンスルホンアミド53.4gJよび2,2−ジクロ
ロ−1,3−ベンゾジオキソール89.4 ’jを無水
酢酸エチル4007に加え、7時間還流した。これの反
応液を冷却した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた
残留物にベンゼン200m1を加え、これを10分間還
流した後、攪拌しながら、徐々に冷却して至温まで下げ
て、析出する結晶を濾取し、ベンゼン、水および2−プ
ロパツールで順次洗浄し、2−メタンスルホニルイミノ
−1,3−ベンゾジオキソール83g(収率83%)を
得た。
融点;161〜163℃(酢酸エチルより再結晶)実施
例1 (1)  5−N−メチルアミノメチル−2−フランメ
タノール14.1 gおよびピリジン8.97を含む塩
化メチレン140dの溶液に4〜5℃でクロルギ酸2.
2.2−トリクロロエチルエステル23.5 gを60
分間を要して滴下し、同温度で30分間攪拌した後、反
応液を水100m1に導入した。有@層を分取し、これ
を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留
去し、得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒、ベンゼン:酢酸エチル=2:1)で精製し、油
状の5−[N−メチル−N−(2,2,2−トリク[1
0エトキシカルボニル)アミノメチル]−2−フランメ
タノール16.4g(収率50%)を得た。
NHR(CDCl2)δ値: 2.15(1N、bs)、3.00(31,S)、4.
47(2H,s)。
4、55 (2M、 S)、 4.76(2N、 S)
、 6.21 (2+1.5)(2)N−クロロコハク
酸イミド7.269を塩化メチレン100m1に溶解さ
せ、5〜10’Cでジメチルスルフィド4.18WJ1
を滴下し、同温度で30分間攪拌した。これに5〜10
℃で5−[N−メチル−N−(2,2,2−トリクロロ
エトキシカルボニル)アミノメチル]−2−フランメタ
ノール16.49を含む塩化メチレン溶液30mを20
分間を要して滴下し、同温度で1時間攪拌した後、その
反応液を氷水100威に導入した。有機層を分取し、こ
れを飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。
別に2−アミノエタンチオール・塩酸塩5.88gを含
むメタノール溶液15v41に窒素雰囲気下、水冷しな
がらナトリウムメトキシドのメタノール溶液(28%W
/W)20.0gを滴下した。ついで、これに5〜10
℃で先に19られた乾燥有機層を20分間を要して滴下
した後、30分間攪拌しながら徐々に室温まで昇温させ
た。反応液を氷水100 mに導入し、有機層を分取し
た。有機層に水70rrilを加え、6N塩酸でp旧、
5に調整した。ざらに、有機層を分取し、減圧下に溶媒
を留去した後、残留物を水100Inlに溶解させた。
この水溶液を酢酸エチルで洗浄し、水層を5N水酸化ナ
トリウム水溶液でp旧1に調整した後、酢酸エチル15
0dで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去し、
油状の2−[(5−[N−メチル−N−(2,2,2−
トリークロロエトキシカルボニル)アミノメチル]−2
−フリル)メチルチオ]エチルアミン15.6g(収率
80%)を得た。
NHR(CDCl2)δ値; 1.45(2H,s)、2.45〜2.95(4H,m
)、3.01(3N、s)。
3.68(2H,s)、4.47(2tl、s)、4.
77(211,S)。
6、16(2H,m) (3)  一方、ジフェニルメタンスルホニルイミドカ
ーボネート13.8gをアセトニトリル50ru1に溶
解させ、水冷下、2− [(5−[N−メチル−N−(
2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル)アミノメ
チル]−2−フリル)メチルチオ]エチルアミン17.
79を加え、10分間攪拌した。これにDL−オクトパ
ミン10.9g、酢酸カリウム2.39.2−プロパツ
ール10mおよびトリエチルアミン16.5−を加え、
2時間速流した。得られた反応液を冷却した後、水18
0 dおよび酢酸エチル180rIII!を加え、有機
層を分取し、これを1N塩酸および飽和食塩水で順次洗
浄し、減圧下に溶媒を留去した。得られた残留物をカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ベンゼン:酢酸エチ
ル=1:3)で精製し、油状のN−[2−ヒドロキシ−
2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−N′−メタ
ンスルホニル−N” −[2−([5−[N−メチル−
N−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル)ア
ミノメチル]−2−フリル]メチルチオ)エチル]グア
ニジン26.9g(収率90%)を得た。
N)IR(CDCl2)δ値: 2.45〜2.85 (2H,m) 、 2.84(3
8,s)、 2.98(3H,s)。
3.10〜3.60(4H,m)、 3.67(2M、
 s)、 4.43(2H,s)。
4.55〜4.95(IN、m)、4.72(2H,s
)、6.17(2tl、s)。
8、77、7.13(4H,ABQ、 J=8.2H2
)同様にして、つどの化合物を得た。
ON−[2−(4−カルバモイルフェニル)−2−ヒト
ロキシエチル]−N′−メタンスルホニル−N” −[
2−([5−[N−メチル−N−(2゜2.2−トリク
ロロエトキシカルボニルメチル]ー2ーフリル]メチル
チオ)エチル]グアニジン ON−[2−ヒドロキシ−2− (3− (メタンスル
ホニルアミノ)フェニル)エチル]−N=−メタンスル
ホニル−N” − [2− ( [5− [N−メチル
−N− (2,2.2−トリクロロエトキシカルボニル
)アミンメチル]ー2ーフリル]メチルチA)エチル]
グアニジン (4)  N−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキ
シフェニル)エチル]−N”−メタンスルホ具ルーN”
 − [2− ( [5− [N−メチル−N−(2,
2.2−トリクロロエトキシカルボニルアミノメチル]
−2−フリルコメチルチオ)エチル]グアニジン26.
99をテトラヒドロフラン370dに溶解させ、0.5
Mリン酸第−カリウム水溶液320dおよび活性亜鉛末
42gを加え、室温で3時間攪拌した。反応液を5N水
酸化ナトリウム水溶液でDH9.8に調整した後、酢酸
エチル370dで抽出した。゛減圧下に抽出液の溶媒を
留去し、得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(
溶出溶媒;クロロホルム:メタノール:アンモニア水=
85:15:1)で精製し、ざらに95%エタノール水
溶液で再結晶し、融点146.5〜147℃を示すN−
[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)エ
チル]−N−−メタンスルホニル−N”−[2−( [
5− (メチルアミノ)メチル−2−フリル]メチルチ
オ)エチル]グアニジン12.6g(収率65%)を得
た。
IR(にBr) cm” : 1580,1255.1
105NHR(d6−0830)δ値: 2.24(3H,s)、2.35〜2.65(2H,m
)、2.74(3N、 S)。
3、00〜3.50(4N、 m) 、 3.56(2
H,s) 、 3.74(2H,s) 。
4、50〜4.80(IN、 m) 、 6.15 (
2H,m) 。
6、71,7.18(48,ABQ、 J=8゜5l−
12)同様にして、つぎの化合物を得た。
oN−[2−(4−カルバモイルフェニル)−2−ヒド
ロキシエチル]−N”−メタンスルホニル−N” −[
2−([5−(メチルアミノ)メチル−2−フリルコメ
チルチオ)エチル]グアニジン聞R(d6−D)IsO
)δ値; 2.25(3M、s)、2.35〜2.65(2H,m
)、2.74(3N、s)。
2.9o〜3.60(4H,m)、3.57(2H,s
)、3.75(2tl、s)。
4.65〜5.00(IH,m) 、 6.18(2H
,m) 。
7、45.7.86(4H,ABq、 J=8.2Hz
)o N −’ [2−ヒドロキシ−2−(3−(メタ
ンスルホニルアミノ)フェニル)エチル]−N′−メタ
ンスルホニル−N”−C2−([5−(メチルアミノ)
メチル−2−フリルコメチルチオ)エチルコグアニジン NHR(CDCl2)δ値; 2、25(3H,S)、2.55〜2.85(2tl、
 m)、2.86(3H,S)。
2.97(3M、 s)、 3.10〜3.70(4M
、 m)、 3.61 (21−1,s) 。
3.69(2N、S)、4.70〜5.00(IN、m
)、6.10(2tl、s)。
7、00〜7.40(4N、m) (5)  N−[2−(4−カルバモイルフェニル)−
2−ヒドロキシエチル]−N−−メタンスルホニル−N
” −[2−([5−(メチルアミノ)メチル−2−フ
リルコメチルチオ)エチル]グアニジン239gを95
%エタノール1430威に溶解させ、シュウ酸46.8
9を95%エタノール水溶液240威に溶解させた溶液
を加えた。これに種晶2.5gを加え、40℃で3時間
、ざらに至温で3時間攪拌した。
−夜装置した後、析出結晶を濾取し、N−[2−(4−
カルバモイルフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−N
′−メタンスルホニル−N”−[2−([5−(メチル
アミノ)メチル−2−フリルコメチルチオ)エチル]グ
アニジン・シュウ酸塩(1:1)257 g(収率91
%)を得た。
融点:142,5〜145.5℃(95%エタノール水
溶液から再結晶) N)IR(D20)δ値; 2、62(2tf、 t、 J=6.4)12)、2.
73(3H,S)、2.85(3N、 S)3、34(
2H,t、 J=6.4Hz)、 3.61 (2H,
d、 J=5.8Hz)。
3、77(2H,s)、 4.26(2H,s)、 5
.05(IH,t、 J=5.8Hz)8、34.6.
60(2N、 ABQ、 J=3.4Hz) 。
?、54,7.87(41,八Bq、J=8.3Hz)
0同様にして、溶媒としてメタノール:エタノール=1
:2.5の混合液および酸として98%オルトリン酸を
用いて、N−[2−(4−カルバモイルフェニル)−2
−ヒドロキシエチル]−N=−メタンスルホニル−N”
 −[2−([5−(メチルアミノ)メチル−2−フリ
ルコメチルチオ)エチルコグアニジン・リンwim(1
:1)を得た。(収率95%) 融点=140〜142℃(エタノール:酢酸=4:1か
ら再結晶) 聞旧D20)δ値; 2.63(2H,t)、2.71(3tl、S)、2.
81<311.S)。
3、11 (3H,s)、 3.36(2H,t)、 
3.58(211,d)。
3、79(2H,s) 、 4.25 (2H,s)、
 4.97(1N、 t)。
6、35.6.59(2tl、 ABq、 J=3.1
Hz) 。
7.16〜7.68(4N、m) 0同様にして、N−12−ヒドロキシ−2−(3−(メ
タンスルホニルアミノ)フェニル)エチル]−N−−メ
タンス・ルホニルーN″−[2−([5−(メチルアミ
ノ)メチル−2−フリルコメチルチオ)エチル]グアニ
ジン・塩酸塩(無定形状)を得た。
NMR(D20)δ値: 2.63(2H,t)、2.71(3H,S)、2.8
1(3N、S)。
3、11 (3H,s) 、 3.36(2H,t)、
 3.58(2H,d)。
3.79(2H,S) 、 4.25(2tl、 s)
 、 4.97(1tl、 t)。
6.35,6.59(2H,八Bq、J=3.1H2)
7、16〜7.68(41,m) 実施例2 (1)2−メタンスルホニルイミノ−1,3−べンゾジ
オキソール42.6gを塩化メチレン126dに懸濁さ
せ、10〜15℃で2−[(2−フリル)メチルチオ]
エチルアミン31.4gを滴下し、同温度で30分間攪
拌した。この反応液にベンゼン250 Iniを加え、
30分間攪拌した後、析出結晶を濾取し、N−[2−(
(2−フリル)メチルチオ)■チル]−O−(2−ヒド
ロキシフェニル)−N′−メタンスルホニルイソ尿素6
5.5g(収率88%)を得た。
融点:110〜111.5℃(酢酸エチルより再結晶)
NHR(CDCl2)δ値; 2、76(2N、 S) 、 2.88(3H,S) 
、 3.35〜3.85(2H,m)。
3、75(2H,s)、 6.24(211,m) 、
 6.75〜7.25 (4H,m) 。
7.31(IH,m) (2)  N−[2−((2−フリル)メチルチオ)エ
チル]−0−(2−ヒドロキシフェニル)−N′−メタ
ンスルホニルイソ尿m 5.Og、DL−オクトパミン
2.9gおよび酢酸カリウム660mgをアセトニトリ
ル50威に加え、50分間還流した。得られた反応液を
冷却した後、減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物に
酢酸エチル50dおよび水3゜dを加え、2N@酸で1
)H2,Oに調整した。有機層を分取し、これを飽和食
塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下に溶媒を留去した。得られた残留物をカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=2:
3)で精製し、融点109〜112.5℃を示すN−[
2−((2−フリル)メチルチオ)エチル]−N”−[
2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)エチ
ル]−N“−メタンスルホニルグアニジン2.89 (
収率51%)を得た。
N)IR(d6−[))130)δ値;2.57(2H
,m)、2.75(3H,s)、3.10〜3.50(
4H,m)。
3、80(2tl、 S) 、 4.50〜4.90(
IH,m)、 6.34(2H,S)。
6、74.7.20(4H,ABQ、 J=8.3H2
)、 7.55(IN、 S)同様にして、つぎの化合
物を得た。
oN−[2−((2−フリル)メチルチオ)エチル]−
N−−[2−ヒドロキシ−2−(3−(メタンスルホニ
ルアミノ)フェニル)エチル]二N11−メタンスルホ
ニルグアニジン NMR(CDCl2)δ値: 2、45〜2.80(2H,m) 、 2.83(3H
,s) 、 2.93(3N、 s)。
3.05〜3.65(4H,m)、3.68(2H,S
)。
4゜65〜5.05 (1[t、 m) 、 6.21
 (2H,m) 。
7、00〜7.50(5H,m) ON−[2−(4−カルバモイルフェニル)−2−ヒト
ロキシエチル]−N−−[2−((2−フリル)メチル
チオ)エチル]−N”−メタンスルホニルグアニジン NHR(d6−DH3O)δ値: 2、44〜2.56(2H,m) 、 2.74(3H
,s)。
3、10〜3.50(4H,m) 、 3.79(2H
,s) 。
4、70〜4.94(IN、 m)、 6.26〜6.
41 (2N、 m)。
7.55(IH,m)、7.44,7.87(4H,八
BQ、 J=8.3NZ)(3)  メチルアミン・塩
酸塩240mgを37%(w/w)ホルマリン水溶液0
.27IrIlに溶解させ、これに空温でN−[2−(
(2−フリル)メチルチオ)エチル]−N=−[2−ヒ
ドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−
N”−メタンスルホニルグアニジン500iyを溶解さ
せたテトラヒドロフラン溶液2.5戒を加え、同温度で
5時間攪拌した。この反応液を水30m1に導入し、1
N水酸化ナトリウム水溶液でpH9,5に調整した後、
酢酸エチルおよびテトラヒドロフランの混合液(1:1
)50rn1で2回抽出した。抽出液を合わせ、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去し、
得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒
;クロロホルム:メタノール:アンモニア水=85:1
5:1)で精製し、N−[2−ヒドロキシ−2−(4−
ヒドロキシフェニル)エチル]−N=−メタンスルホニ
ル−N” −[2−([5−(メチルアミン)メチル−
2−フリルコメチルチオ)エチル]グアニジン220m
1 (収率40%)を得た。
この化合物の物性値(融点、IRおよびNHR)は、実
施例1で得られた化合物の物性値と一致した。
実施例3 1.3.5−トリメチル−トリメチレントリアミン31
0myを含むテトラヒドロフラン溶液10mffに、叶
トルエンスルホン酸・−水和物1.3gおよびN−[2
−((2−フリル)メチルチオ)エチル]−N”−[2
−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル
]−N“−メタンスルホニルグアニジン1.0gを加え
、室温で3時間攪拌した。
この反応液を水30dに導入し、1N水酸化ナトリウム
水溶液でpH9,5に調整した後、酢酸エチルおよびテ
トラヒドロフランの混合液(1:1)5Mで2回抽出し
た。抽出液を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物をカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒:クロロホルム:メタノー
ル:アンモニア水=85:15: 1 )で精製し、N
−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)
エチル]−N′−メタンスルホニル−N” −[2−(
[5−(メチルアミノ)メチル−2−フリルコメチルチ
オ)エチル]グアニジンa4om9<m率40%)を得
た。
この化合物の物性値(融点、IRおよびNMR)は、実
施例1で得られた化合物の物性値と一致した。
実施例4 (1)  5−N−メチルアミノメチル−2−フランメ
タノール15.3gおよびトリエチルアミン36.1d
を含む塩化メチレン150m1の溶液に−30〜−20
℃でトリクロロアセチルクロリド45.29を1時間を
要して滴下し、同温度で30分間撹拌した。反応液を冷
水100 mlに導入した後、有機層を分取し、これを
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
つぎに、2−アミノエタンチオール・塩酸塩18.4g
を含む酢酸溶液28m1に先に1昇られた乾燥有機層を
室温で添加し、5時間還流した。この反応液を氷水15
0 ml!に導入し、5〜10′Cで5N水酸化ナトリ
ウム水溶液でpH9,5に調整した後、有機層を分取し
、これを飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、得られた有機層にシュウ酸(無水>9.72g
を含むエタノール溶液200威を滴下し、常圧下で塩化
メチレンを留去した後、析出した結晶をi戸数し、2−
 [(5−[N−メチル−N−(トリクロロアセチル)
アミノメチル]−2−フリル)メチルチオ]エチルアミ
ン・シュウ酸塩(1: 1 )30.1!? (収率6
4%)を得た。
融点:138〜139.5°C(エタノールより再結晶
)NMR(d6−DMSO)  δ[直;2.40〜3
.30(4H,m)、3.23(3N、s)、3.81
(2H,s)。
4.68(2H,S)、6.32(2M、5)(2) 
  2− [(5−[N−メチル−N−(トリクロロア
セチル)アミノメチル]−2−フリル)メチルチオ]エ
チルアミン・シュウ酸塩(1:1)43.69を塩化メ
チレン180 rnlおよび水250m1に添加し、さ
らに10〜15℃で5N水酸化力リウム水溶液38m4
!を滴下し、溶解させた。ついで、有機層を分取し、こ
れを10%食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。
つぎに、この溶液にジフェニルメタンスルホニルイミド
カーボネート29.1 gを水冷下に加え、30分間撹
拌した後、減圧下に塩化メチレンを留去した。得られた
残留物に2−プロパツール200 Inl1を加え、析
出した結晶を枦取し、N−メタンスルホニル−N−−[
2−([5−[N−メチル−N−(トリクロロアセチル
)アミノメチル]−2−フリル]メチルチオ)エチル]
−〇−フェニルイソ尿素48.9g(収率90%)を得
た。
融点:85〜87℃(2−プロパツールより再結晶)N
HR(C[)C13)δ値; 2、76(2M、 t、 J=6.3Hz) 、 2.
85 (3H,s)、 3.27(311,s)3、4
0〜3.75 (2tl、 m) 、 3.73(2H
,s)、 4.64 (2N、 s)。
6、12〜6.25(2tl、 m)、 7.00〜7
.41 (5H,m)(3)N−メタンスルホニル−N
”−[2−([5−[N−メチル−N−(トリクロロア
セデル)アミノメチル]−2−フリルコメチルチオ)エ
チル]−〇−フェニルイソ尿素32.67、DL−オク
トパミン13.8g、トリエチルアミン21dおよび酢
酸カリウム2.949をアセトニトリル160Inlに
加え、窒素雰囲気下、1時間還流した。得られた反応液
を冷却した後、減圧下に溶媒を留去し、残留物に酢酸エ
チル250 mlおよび水150 mlを加え、ざらに
2N塩酸でpH2,0に調整した後、有機層を分取し、
これを飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた残留物を
カラムクロマトグライー(溶出溶媒;ベンゼン:酢酸エ
チル=1:2)で精製し、N−[2−ヒドロキシ−2−
(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−N”−メタンス
ルホニル−N″−[2−([5−[N−メチル−N−(
トリクロロアセチル)アミノメチル]−2−フリル]メ
チルチオ)エチル]グアニジン29.99(収率83%
)を得た。
N)IR(CDCI3’)δ値; 2.40〜2.95(2H,m)、2.81 (3H,
S)。
3、05〜3.80(4H,m)、 3.26(3tl
 s)、 3.66(2N、 s)。
4、40〜4.95 (IH,m)、 4.60(2N
、 S) 。
6、10〜8.30(2H,m)。
6、75.7.11 (4H,ABq、 J=8.5H
2)(4)  N−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒド
ロキシフェニル)エチル]−N=−メタンスルホニル−
N” −[2−([5−[N−メチル−N−(トリクロ
ロアセチル)アミンメチル]−2−フリル]メチルチオ
)エチル]グアニジン9.4gを窒素雰囲気下、エタノ
ール8dおよび1N水酸化ナトリウム水溶液47dに溶
解させ、室温で2時間撹拌した。得られた反応液を水冷
下、6N塩酸で1)89.7に調整した後、これに種晶
を加え、室温で4時間攪拌した。析出結晶をン戸数し、
N−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル
)エチル]−N′−メタンスルホニル−N”−[2−(
[5−(メチルアミノ)メチル−2−フリルコメチルチ
オ)エチル]グアニジン6.09 (収率84%)を得
た。
この化合物の物性値(融点、It?およびNHR)は、
実施例1で得られた化合物の物性値と一致した。
実施例5 (1)  ジフェニルメタンスルホニルイミドカーボネ
ート11.6gを塩化メチレン40威に溶解させ、これ
に水冷下、2− [(5−[N−メチル−N−(2,2
,2−トリクロロエトキシカルボニル)アミノメチル]
−2−フリル)メチルチオ]エチルアミン15gを加え
、10分間撹拌した後、減圧下に溶媒を留去した。得ら
れた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ベ
ンゼン:酢酸エチル=2:1)で精製し、油状のN−メ
タンスルホニル−N”−[2−([5−[N−メチル−
N−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニルアミ
ノメチル]ー2ーフリル]メチルチオ)エチル]ー〇ー
フェニルイソ尿素17.8g(収率78%)を得た。
NHR(CDCl2 )δ値; 2、 77(2N, t,J=6. 4Hz)、2. 
86(3H, S)。
3、 00(3N, s) 、 3. 40〜3. 7
5 (2H, [11) 。
3、 73(2tl,S) 、 4. 45 (2N,
 S) 、4. 77(2H, S)。
6、 16(2H, s) 、 7. 00 〜7. 
45 (5H, m)(2)N−メタンスルホニル−N
”−[2−( [5−[N−メチル−N−(2.2.2
−トリクロロエトキシカルボニル ーフリル]メチルチオ)エチル]ー0ーフェニルイソ尿
素5.4gをジメチルスルホキシドll’dに溶解させ
、これにS(+)オクトパミン([α]。
=+57.4° (C=1.0.I N塩酸))2.’
lを加え、窒素雰囲気下、室温で10時間撹拌した。得
られた反応液に酢酸エチル50rr11を加え、0.5
N塩酸および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られ
だ残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ベン
ゼン:酢酸エチル=1:3)で精製し、油状のS (+
) −N− [2−ヒドロキシ−2−く4−ヒドロキシ
フェニル)エチル]−N=−メタンスルホニル−N” 
− [2− ( [5− [N−メチル−N−(2,2
.2−トリクロロエトキシカルボニル)アミノメチルコ
ー2ーフリルコメチルチオ)エチル]グアニジン5.2
 9 (収率86%)を得た。
[α], =+6.5° (C=1,メタノール)同様
にして、S(+)−オクトパミンの代わりにR(−)−
オクトパミン([α]。=−55、1。
(C=1.0、I N°塩酸))を用いて、R (−)
 −N−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)エチル]−N”−メタンスルホニル−Nfl−[
2− ( [5−[N−メチル−N− (2,2.2−
トリクロロエトキシカルボニル)アミノメチルコー2ー
フリル]メチルチオ)エチル]グアニジン    −を
得た。
(3)  S (十) −N− [2−ヒドロキシ−2
−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−N′−メタン
スルホニル−N” −[2−([5−[N−メチル−N
−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル)アミ
ノメチル]−2−フリル]メチルチA)エチル]グアニ
ジンを実施例1(4)と同様の処理をしてS (−)−
N−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル
)エチル]−N”−メタンスルホニル−N″−12−(
[5−(メチルアミノ)メチル−2−フリルコメチルチ
オ)エチル]グアニジンを得た。
[α]。=−6,6° (C=1.0.I N塩酸)同
様にして、つぎの化合物を得た。
oR(+) −N −[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒ
ドロキシフェニル)エチル]−N−−メタンスルホニル
−N” −[2−([5−(メチルアミノ)メチル−2
−フリルコメチルチオ)エチル]グアニジン [α]。=+6.3° (C=1.0.I N塩酸)実
施例6 メチルアミン・塩酸塩250mgおよび95%パラホル
ムアルデヒド170mgをメタノール1.5 dに加え
、90分加熱還流した。これに室温で、N−2−[((
2−フリル)メチルチオ)エチル]−N−一[(2−ヒ
ドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル))エチル]
−N“−メタンスルホニルグアニジン500m3を溶解
させたメタノール溶液1.5dを加え、同温度で2日間
撹拌した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物に水
2011112を加え、5N水酸化ナトリウム水溶液で
1)H9,6に調整した後、酢酸エチルおよびテトラヒ
ドロフランの混合溶媒(1:1)3oyで2回抽出した
。抽出液を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後
、減圧下に溶媒を留去した。得られた残留物をカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒:クロロホルム:メタノー
ル:アンモニア水=85:15:1)で精製し、N−[
2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)エチ
ル] −N−−メタンスルホニル−N″−[2−([5
−(メチルアミノ)メチル−2−フリルコメチルチオ)
エチルコグアニジン220my(収率40%)を得た。
この化合物の物性値(融点、IRおよびN)IR)は、
実施例1で得られた化合物の物性値と一致した。
実施例7 (1)  N−[2−((2−フリル)メチルチオ)エ
チル]−N”−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキ
シフェニル)エチル]−N”−メタンスルホニルグアニ
ジン5,61gおよび4− (N、N−ジメチルアミノ
)ピリジン1.759を塩化メチレン20rnRおよび
N、N−ジメチルホルムアミド5.6In1の混合溶媒
に溶解させ、この溶液に−35〜−25℃でベンゾイル
クロライド2.009を含む塩化メチレン溶液8dを3
0分間を要して滴下し、同温度で30分間撹拌した。得
られた反応液を水30r111および飽和食塩水30威
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減
圧下に溶媒を留去し、得られた残留物をカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:ベンゼン:酢酸エチル=1:1
)で精製し、N−[2−(4−ベンゾイルオキシフェニ
ル)−2−ヒドロキシエチル] −N ′−[2−((
2−フリール)メチルチオ)エチル]−N”−メタンス
ルホニルグアニジン5.409 (収率77%)を得た
NMR(CDCl2 >δ値; 2、69(2H,t)、 2.88(3N、 S)、 
3.10〜3.55 (4H,m) 。
3.73(2tl、S)、4.90(it(、m)、6
.15〜6.35(2N、m)。
7.10〜7.70(8H,m)、8.05〜8.30
(2H,m)(2)  メチルアミン・塩酸塩2.11
9および95%パラホルムアルデヒド1.48gにメタ
ノール10dを加え、1.5時間還流した。反応液を冷
却した後、これにN−12−(4−ベンゾイルオキシフ
ェニル)−2−ヒドロキシフェルコーN−−[2−((
2−フリル)メチルチオ)エチル]−N”−メタンスル
ホニルグアニジン5.409を含むメタノール溶液15
mを加え、室温で24時間撹拌した。これに酢酸エチル
50rniおよび水50dを加え、水冷下、5N水酸化
ナトリウム水溶液でpH9,6に調整した後、有機層を
分取し、これに水30威を加え、水冷下、2N塩酸でp
H,5に調整した。ついで、水層を分取し、クロロホル
ム507を加え、水冷下、5N水酸化ナトリウム水溶液
でpH9,6に調整して有機層を分取し、飽和食塩水3
0m1で洗浄した後、減圧下に溶媒を留去した。1qら
れた油状物をメタノール50m1に溶解させ、これにナ
トリウムメトキシドのメタノール溶液(28%w/w)
2.0 qを加え、窒素雰囲気下、空温で1時間撹拌し
た。得られた反応液に水冷下、4N塩酸−エタノール溶
液2.6InIlを加え、同温度で15分間撹拌した。
減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物をカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール:
アンモニア水=85:15:1)で精製し、N−[2−
ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]
−N′−メタンスルホニル−N”−[2−([5−(メ
チルアミノ)メチル−2−フリルコメチルチオ)エチル
]グアニジン3.579 (収率75%)を得た。
この化合物の物性値(融点、IRおよびNHR)は、実
施例1で得られた化合物の物性値と一致した。
製剤例1 N−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル
)エチル]−N=−メタンスルホニル−N” −[2−
([5−(メチルアミン)メチル−2−フリルコメチル
チオ)エチル]グアニジン759、アビセルpi(10
2(@結晶セルロース:旭化成社製)15g、コリトン
CL(クロスリンクドポリビニルピロリドン:バスフ社
製)297、アドソリダ−101(無水ケイMニア0イ
ンド産1製)29g、ステアリン酸3gおよびステアリ
ン酸マグネシウム1.53を均一に混合し、常法にした
がってスラッグ打錠した。得られたスラッグ錠を扮砕し
、24メツシユスクリーンで篩過した。得られた粉末に
コリトンCL(クロスリンクドボリヒ二ルピ叱ノドン:
バスフ社1)4.489、アドソリダ−102(無水タ
イ酸=70インド産業製)5.76g、アビセルpH3
02(微結晶セルロース:旭化成社製)4.9gおよび
ステアリン酸マグネシウム2.389を添加混合し、1
錠当たり170mHに打錠して錠剤を得た。
製剤例2 N−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル
)エチル]−N−−メタンスルホニル−N”−[2−(
[5−(メチルアミン)メチル−2−フリルコメチルチ
オ)エチル]グアニジン103およびし一アスパラギン
M5gを注射用精製水200 mに懸濁させ、撹拌しな
がら1N@酸で1)H5,5±0.5に調整し、溶解さ
せた後、これにD−マンニトール253を溶解させ、無
菌濾過(0,22胸フイルター)した。炉液をバイアル
瓶に2dずつ充填し、常法にしたがって凍結乾燥させて
注射用バイアルを得た。
仄 二

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 「式中、Rは4−ヒドロキシルフェニル、4−カルバモ
    イルフェニルまたは3−メタンスルホニルアミノフェニ
    ル基を示す。」 で表わされるアミン誘導体およびその塩。
  2. (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 「式中、Rは4−ヒドロキシルフェニル、4−カルバモ
    イルフェニルまたは3−メタンスルホニルアミノフェニ
    ル基を示す。」 で表わされるアミン誘導体およびその塩を含有する抗潰
    瘍剤。
JP63205047A 1987-08-28 1988-08-18 アミン誘導体およびその塩、それらの製造法、並びにそれらを含有する抗潰瘍剤 Granted JPH01131172A (ja)

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DK476788A DK476788A (da) 1987-08-28 1988-08-26 Aminderivater og salte heraf, fremgangsmaade til fremstilling heraf og praeparater indeholdende disse forbindelser
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