JPH011192A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH011192A
JPH011192A JP62-157054A JP15705487A JPH011192A JP H011192 A JPH011192 A JP H011192A JP 15705487 A JP15705487 A JP 15705487A JP H011192 A JPH011192 A JP H011192A
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bit line
sense amplifier
capacitor
potential
memory cell
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清広 古谷
和民 有本
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三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体記憶装置に関し、特に読み出し動作時
にビット線間に生じる電位差を充分に大きくすることに
よりセンスアンプの誤動作を防止できるようにした半導
体記憶装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の半導体記憶装置を示す回路図である。
メモリセルアレイ1は、多数のメモリセル2a。
2b・・・を備えている。例えば、メモリセル2aは、
キャパシタ3aとN ch< Nチャネル)−MOSF
ET4aからなり、第1ビット線5aとワード線6aに
接続されている。また、メモリセル2bは、キャパシタ
3bとNch−MOSFET4bからなり、第2ビット
線5bとワード線6bに接続されている。第1ビット線
5aおよび第2ビット線5bは互いに相補的な関係にあ
り、読み出し/再書き込み動作の初期段階では常に同電
位1/2Vooにブリ¥ヤージされる。
センスアンプ7は、第1ビット線5aと第2ビット線5
bとの間に接続されており、直列接続されたNch−M
OSFET8a、8bで構成された第1ラッチ回路9と
、直列接続されたPch(Pチャネル)−MO8FET
I Oa、1obr構成すれた第2ラッチ回路11を備
える。この場合、Nch−MOS F E T8 aは
、クロック信号φ1が印加される端子12と第1ビット
線5a間に介装され、Nch−MOSFETabは、端
子12と第2゜ピット線5b間に介装される。また、P
ch−MOSFET10aはクロック信号φ2が印加さ
れる端子13と第1ビット線5a間に介装され、Pch
−MOSFET10bは、端子13と第2ビット線5b
間に介装される。そして、Nch−MOSFET8aの
ゲートとPch−MOS F E T 10 aのゲー
トとが互いに接続されて、その接続点が第2ビット線5
bに接続されるとともに、N ch−M 08FET8
bのゲートとPch−MOSFET10bのゲートとが
互いに接続されて、その接続点が第1ビット線5aに接
続されている。
次に、この従来の半導体記憶装置における読み出し/再
書き込み動作を説明する。
いま、メモリセル2aのキャパシタ3aに電位Voが保
持されているものとして、その内容を読み出す場合につ
いて説明する。各Nch−MO3FET8a、8bの閾
値電圧を■  、各P ch−VthH O8FET10a、10bの閾値電圧をV  とthp する。
■ まず、第1ビット線5aおよび第2ビット線5bを
それぞれ1/2Vccにプリチャージする。
このとき、端子12に入力するクロック信号φ1は、φ
1 = ”2■CC−VthN ’端子13に入力する
クロック信号φ2は、φ2 = 1/2VCC+ IV
   1テアル。コツトき、Nch−MOSFEThp 8aのゲートと端子12間の電位差は、1/2Vcc−
(1/2Voo−VB、H) =■ths 、 Nch
−MOSFET8bのゲートと端子12間の電位差は1
/2Vcc−(1/2Voc−VthH)−V、hNl
PCh−MOSFET10aのゲートと端子13間の電
位差は1/2V  −(1/2V  +lV  I)−
−lcc      cc    thp Vtl、p l 、Pch−MO8FETI Obのゲ
ートと端子13間の電位差は1/2Voo−(1/2V
Co+lV   1)=−IV   Iであり、Nch
−MO8thp       thp FET8a、8bおよびPch−MOS F E T 
10a、 1QbはすべてOFFである。
■ ワード線6aを“HTlレベルに立ち上げると、第
1ビット線5aaの電位は、 1 + Ca / C5 だけ変化する。ここで、C8は第1ビット線5aの浮遊
容量、C8はキャパシタ3aの静電容量である。すなわ
ち、キャパシタ3aの電位と第1ビット線5aの電位と
が均衡し、第1ビット線5aの電位は、1/2■ccか
ら(172Vco+ΔV)に変化する。V  > 1/
2VCCのとき例えばVD=VCCのときには、Δ■〉
0であるから、第1ビット線5aの電位は(1/2Vo
。+ΔV)まで上昇する。
これに対して第2ビット線5bの電位は1/2■o。
のままである。
このとき、Nch−MOS F E T8 aのゲート
電位は第2ビット線5bの電位1/2■ooと等しく、
またクロック信号φ1の電位は(1/2Voc−■  
)であるから、Nch−MOSFET8aのthN ゲートと端子12間の電位差は、1/2Vo。−(1/
2v −■  )=■  となる。マタNch−CCt
hN       thN MO8FET8bのゲート電位は第1ビット線5aの電
位(1/2Vcc+ΔV)と等しいから、そのゲートと
端子12間の電位差は、(172Voo+Δv)−(1
72Voo−■thN)=へV 十V tt+Nとなる
。一方、Pch−MOS F E T 10 aのゲー
ト電位は第2ビット線5bの電位1/2Vooと等しく
、またクロック信号φ の電位が(1/2VC,+1V
   l)であるから、そのゲートと端子13間hp の電位差は、1/2Vo。−(1/2Vcc+l ■t
hp  l )=−IV   lとなる。また、Pch
−MO8FEhp T10bのゲート電位は第1ビット線5aの電位(1/
2Voo+ΔV)と等しいから、そのゲートと端子13
間の電位差は、(1/2Vo。+ΔV)−(1/2V 
 +lV   l)=ΔV−IV   lとcc   
   thp               thpな
る。
■ 次に上記■の動作の直後に、クロック信号φ の電
位を(1/2V  −V   )’からOボルトI  
       CCthN に降下するとともに、クロック信号φ2の電位を(1/
2V+l’V   l)からVccに上昇させる。
cc      thp すると、■で述べたNch−MOS F E T8 a
におけるソース・ゲート間電圧とNch−MO8FET
8bにおけるソース・ゲート間電圧の関係からNch−
MOS、FET8bがNch−MO3FET8aより強
くオン状態になる一方、同じ<Pch−MOSFET1
0aにおけるソース・ゲート間電圧とPch−MOS 
F E T 10 bにおけるソース・ゲート間電圧の
関係からPch−MOS F E T 10 aがPc
h−MOS F E T 10 bより強くオン状態に
なる。その結果、第2ビット線5bはN’ch−MO3
FET8bを介してOボルトに放電されるとともに、第
1ビット線5aはPch−MOS F E T 10a
を介して電源電位V。0に充電される。
以上のように、第1ビット線5aの電位がV。0に上昇
するのに対し、第2ビット線5bの電位がOボルトとな
り、両ビット線5a、5b間の電位差がΔ■から■。0
まで増大するため、センスアンプ7からは高い電圧が出
力される。
一方、第1ビット線5aの電位がV。0に上昇したこと
から、メモリセル2aにおけるキャパシタ3aの電位は
元の■。Cまで復帰する。すなわち、メモリセル2aの
読み出しのためにワード線6aを゛H″レベルにした初
期においてはキャパシタ3aの電位はVD=VCCから
(1/2Vcc+ΔV)に降下してしまうが、それにも
かかわらず、センスアンプ7の機能によってこのキャパ
シタ3aは再び元の電位V。0まで上昇復帰し、再書き
込みが行なわれ、その記憶内容が保持される。
次に、メモリセル2aのキャパシタ3aの電位voとし
て0が保持されていたときも、上記とほぼ同様の動作が
行なわれる。ただし、V、=Oの場合は、メモリセル2
aの読み出しによって第1ビット線5aの電位が、1/
2VooからΔVだけ降下する。一方、第2ビット線5
bの電位は1/2■ooに保持されたままである。その
結果、クロック信号φ の電位を(1/2V  −V 
  )からOI         CCthN ボルトに降下するとともに、クロック信号φ2の電位を
(1/2 Vcc+ l ■thp l )からVcc
に上昇させると、上記の場合とは逆にNch−MO8F
ETSaがNch−MO3FET8bより強くオン状態
になる一方、Pch−MOSFET10bがPch−M
OSFET10aより強くオン状態になる。
ソノ結果、第1ビット線5a1.tNch−MO8FE
T8aを介してOボルトに放電されるとともに、第2ビ
ット線5bはPch−MOS F E T 10 bを
介して電源電位■。0に充電される。こうしてセンスア
ンプ7により、両ビット線5a、5bの電位がΔ■から
V。0まで増大されて出力される。なお、第1ビット線
5aがOボルトに下降復帰した時点で、メモリセル2a
の再書き込みが行なわれ、キャパシタ3aにOボルトが
保持される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の半導体記憶装置においては、センス
アンプ7の動作の初期において、ラッチ回路9を構成し
ている2個のNch−MOS F E T8a、8b1
3よびラッチ回路11を構成している2個のPch−M
OSFET10a、10bのそれぞれのゲートとソース
間の電位がΔVだけ異なること、すなわち、対のMOS
FETのドレインのコンダクタンスが異なることを利用
してその初期動作を行なわせている。したがって、セン
スアンプ7に誤動作を起こさせないためには、センスア
ンプ7に与えるべき電位差として所定値以上のビット線
間電位差(上側の場合はΔ■)を確保する必要がある。
ところが、半導体記憶装置が高集積化し、セル面積が小
さくなると、キャパシタの容量C8が減少したり、ビッ
ト線に接続されるメモリセルの数が増加してビット線の
浮遊客足C8が増加したりするので、既述の(1)式で
表われるビット線間電位差 1千CB/C8 が小さくなってしまう。この場合、従来では、所定値の
ビット線間電位差へVを確保するために、メモリセルと
して3次元構造のメモリセルを使用し、キャパシタの溝
をより深くすることによってキャパシタ容量C8を増加
させたり、メモリセルアレイを分割してビット線の長さ
をより短くしてビット線の浮遊容量C8を小さくしたり
する必要があった。
しかしながら、半導体チップにキャパシタとして深い溝
を掘ると製造工程が非常に複雑になるという不都合や、
メモリセルを分割すると、分割したアレイごとにセンス
アンプを作る必要があってチップ面積が増大するという
不都合が生じるという問題があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、高集積化のためにセル面積が小さい場合でも
、読み出し時に生じるビット線間電位差、すなわち、セ
ンスアンプに与えるべき電位差を、キャパシタ容量の増
大とかビット線浮遊容量の減少とかの手段以外の手段に
よって所定値以上に確保でき、セル面積が小さい場合で
あってもセンスアンプの誤動作を防止できる半導体記憶
装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイか
ら導出されて互いに相補する第1ビット線および第2ビ
ット線とを備え、これら両ビット線間に接続され、メモ
リセルに対する読み出し信号の印加時に前記両ビット線
間に生じる電位差を増幅するとともに、読み出しに伴う
前記メモリセルへの再書き込みレベルを保証するセンス
アンプを備えた半導体記憶装置の構成を前提とする。そ
して、このような半導体記憶装置において、読み出し信
号印加時の両ビット線間に生じる電位差を増幅してセン
スアンプに出力するプリアンプをメモリセルアレイとセ
ンスアンプとの一間に挿入しである。
加えて、プリアンプを次のように構成しである。
すなわち、プリアンプは、第1ビット線電位を昇圧する
昇圧用キャパシタと、第2ビット線電位を降圧する降圧
用キャパシタと、昇圧用キャパシタおよび降圧用キャパ
シタのそれぞれを第1ビット線と第2ビット線との間に
接続する第1のスイッチング手段と、昇圧用キャパシタ
をセンスアンプの一方の入力端子に対して正方向に直列
接続するとともに降圧用キャパシタをセンスアンプの他
方の入力端子に対して負方向に直列接続する第2のスイ
ッチング手段とから構成されている。
(作用〕 この発明においては、読み出し信号印加時に、プリアン
プにおける昇圧用キャパシタが正方向に充電されるとと
もに、降圧用キャパシタが負方向に充電される。次いで
、充電された昇圧用キャパシタがセンスアンプの一方の
入力端子に対して正方向に接続され、センスアンプの一
入力端子の電位を昇圧用キャパシタの充電電圧分だけ上
界させるとともに、充電された降圧用キャパシタがセン
スアンプの他の一入力端子に対して負方向に接続され、
センスアンプの他の一入力端子の電位を降圧用キャパシ
タの充電電圧分だけ降下させる。
すなわち、センスアンプの一入力端子を昇圧するだけで
なく、他の一入力端子を降圧するため、読み出し信号印
加初期のビット線間電位差よりも大きな電位差をセンス
アンプの両端に与えることになり、センスアンプの両端
の電位差が従来例に比べて大幅に増加する。したがって
、高集積化のためにセル面積が小さい場合でも、キャパ
シタ容吊の増大とかビット線浮遊容量の減少とかの手段
によらず、センスアンプに与えるべき両端電位差として
所定値以上の電位差が確保される。
〔実施例〕
′第1図はこの発明の一実施例を示す半導体記憶装置の
回路図であり、第1図において、従来例に係る第4図に
示した符号と同一の符号は、この実施例においても、そ
の符号が示す部品1部分等と同様のものを指す。また、
特記しない限り、配置。
接続関係等についてもこの実施例と従来例とは同様の構
成を有している。この実施例において、従来例と異なっ
ている構成は、次のとおりである。
メモリセルアレイ1内のいずれかのメモリセルに対して
読み出し信号を印加したときに第1ビット線5aと第2
ビット線5bとの間に生じる電位差ΔVを増幅してセン
スアンプ7に出力するプリアンプ14がメモリセルアレ
イ1とセンスアンプ7との間に挿入されている。
このプリアンプ14の構成を説明すると、プリアンプ1
4は、第1ビット線5aの電位を昇圧するための1つの
昇圧、用キャパシタC1と、第2ビット線5bの電位を
降圧するための2つの降圧用キャパシタC2,C3と、
昇圧用キャパシタC1と直列に接続されて第1ビット線
5aと第2ビット線5bとの間に介装される第1スイツ
チング素子S と、降圧用キャパシタC2の両側に直列
に接続されて両ビット線5a、5b間に介装される第2
.第3のスイッチング素子S、S3.!:、もう1つの
降圧用キャパシタC3と直列に接続されて両ビット線5
a、5b間に介装される第4スイツチング素子S4と、
メモリセルアレイ1とプリアンプ14とを継断するため
に第1ビット線5a。
第2ビット線5bにおのおの挿入された第5.第6のス
イッチング素子S 、S と、メモリセル2aと第5ス
イツチング素子S5との接続点と昇圧用キャパシタC1
の負極端子との間に挿入された第7スイツチング素子S
7と、メモリセル2bと第6スイツチング素子S6との
接続点と降圧用キャパシタC2の正極端子との間に挿入
された第8スイツチング素子S8と、降圧用キャパシタ
Cの負極端子と降圧用キャパシタC3の正極端子との間
に挿入された第9スイツチング素子S9とから構成され
ている。第1ないし第9のスイッチング素子s  −s
9はいずれもNch−MO8FETで構成されている。
第1ないし第6のスイッチング素子81〜S6のゲート
には、クロック信号φ3を入力する制御線15aが共通
に接続され、第7ないし第9のスイッチング素子$7〜
S9のゲートには、クロック信号φ4を入力する制御W
a15bが共通に接続されている。
図中、16a、16bはセンスアンプ7の第1゜第2の
入力端子、17a、17bはセンスアンプ7の第1.第
2の出力端子、C6はメモリセルアレイ1側における第
1.第2のビット線5a、5bの浮遊容置、OAはセン
スアンプ7の入力容量である。ビット線5a、5bの浮
遊容量CBは、昇圧用キャパシタC1、降圧用キャパシ
タC2゜C3の各静電容量に比べて充分に大きく、また
、センスアンプ7の入力容量CAは押圧用キャパシタC
1、降圧用キャパシタC2,C3の各静電容量に比べて
充分に小さい。
その他の構成は従来例と同様であるので、説明を省略す
る。
次に動作を説明する。
メモリセルアレイ1およびセンスアンプ7の動作は基本
的には従来例と同様である。
半導体記憶装置におけるプリアンプ14の動作について
第2図および第3図に基づいて説明する。
第2図(a)、 (b)はプリアンプ14の動作説明図
、第3図は動作説明に供するタイムチャートである。
なお、メモリセル2aのキャパシタ3aに電位Voが記
憶されているものとし、その内容を読み出す場合につい
て説明する。各Nch−MO8FETの閾値電圧をVt
hN1各Pch−MOS F E Tの閾値電圧をVt
hpとする。
■ まず、第1ビット線5aおよび第2ビット線5bを
それぞれV、(例えば1/2VCC)にプリチャージす
る。このとき、端子12に入力するクロック信号φ1は
、φ1 = ”2VCC−VthN 1端子13に入力
するクロック信号φ2は、φ2=1/2V+lV   
lである。このとき、N ch−cc      th
p MO8FET8a、8bおよびPch−MO8FET1
0a、10bはすべて0FI4ある。
■ 時刻で1において、ワード線6aを゛H″レベルに
立ち上げて、キャパシタ3aに記憶されている情報を読
み出す。このときクロック信号φ3は゛H′°レベルで
あるから、第2図(a)に示すように、Nch−MOS
FETである第1ないし第6のスイッチング素子81〜
S6は導通している。また、クロック信号φ4は゛ビル
レベルであるから、第7ないし第9のスイッチング素子
87〜S9は非導通状態である。
上記の読み出し動作により、第1ビット線5aおよびセ
ンスアンプ7の第1入力端子16aの電位は■、からv
P+ΔVに変化する。一方、第2ビット線5bおよびセ
ンスアンプ7の第2入力端子16bの電位は、■、に保
持されたままである。
ところで、昇圧用キャパシタC1の正極端子は第5スイ
ツチング素子S5を介して第1ビット線5aに接続され
ており、負極端子は第1スイツチング素子S および第
6スイツチング素子S6を介して第2ビット線5bに接
続されている。したがって、第1ビット線5a(7)電
位がVP+ΔVに変化すると、第2ビット線5bの電位
が■、であり、かつ、C(昇圧用キャパシタC1の容f
Mcc8であることから、その電位差ΔVt−U圧用キ
ャパシタC1が充電される。
また、降圧用キャパシタC2の正極端子は第2スイツチ
ング素子S2および第5スイツチング素子S5を介して
第1ビット線5aに接続されており、負極端子は第3ス
イツチング素子S3および第6スイツチング素子S6を
介して第2ビット線5bに接続されている。したがって
、降圧用キャパシタC2もビット線間電位差ΔVで充電
される。
また、降圧用キャパシタC3の正極端子は第4スイツチ
ング素子S4および第5スイツチング素子S5を介して
第1ビット線5aに接続されており、負極端子は第6ス
イツチング素子S6を介して第2ビット線5bに接続さ
れている。したがって、降圧用キャパシタC3もビット
線間電位差Δ■で充電される。
■ 次に時刻t2において、クロック信号φ3を“L 
I+レベルにする。このときクロック信号φ4も“L”
レベルであるから、スイッチング素子81〜S9のすべ
てが非導通となる。
■ 次いで、時刻t3において、クロック信号φ4のみ
を“H”レベルにすると、第2図(b)に示すように、
第7ないし第9のスイッチング素子$7〜S9が導通す
る。第7スイツチング素子S7の導通によってセンスア
ンプ7の第1出力端子16aは、昇圧用キャパシタC1
および第7スイツチング素子S7を介して第1ビット線
5aに°直列に接続される。第1ビット線5aの電位は
■P+ΔVであり、昇圧用キャパシタC1の充電電圧は
Δ■であり、その充電電圧Δ■の方向はセンスアンプ7
に対して正方向である。したがって、センスアンプ7の
第1出力端子16aの電位は(VP+Δ■)+へV=V
、+2Δ■となる。−方、第8および第9のスイッチン
グ素子S8゜S9の導通によってセンスアンプ7の第2
出力端子16bは、降圧用キャパシタC3、第9スイツ
チング素子S9、降圧用キャパシタC2および第8スイ
ツチング素子S8を介して第2ビット線5bに直列に接
続される。第2ビット線5bの電位は■Pであり、雨降
圧用キャパシタC2,C3の充電電圧はおのおのΔ■で
、その合成電圧は2ΔVである。その合成電圧2ΔVの
方向はセンスアンプ7に対して負方向である。したがっ
て、センスアンプ7の第2の出力端子16bの電位はV
−2ΔVとなる。
その結果、センスアンプ7が増幅すべき初期のビット線
間電位差は(VP+2ΔV)−(V、−2Δv)=4Δ
Vとなる。すなわち、読み出し信号印加のために生じた
ビット線間電位差ΔVがプリアンプ14によって4倍に
増幅されてセンスアンプ7に入力される。
したがって、高集積化のためにセル面積が小さくなり、
キャパシタの容量C8が減少したり、ビット線に接続さ
れるメモリセルの数が増加してビット線の浮遊容ff1
C8が増加し、その結果、読み出し時におけるビット線
間電位差へVの値が小さくなっても、それを4倍に増幅
してセンスアンプ7に入力するため、センスアンプ7の
動作を確実なものとし、誤動作を生じさせない。
したがって、従来例のように、キャパシタ容量の増加の
ためにキャパシタ溝を深くする結果、製造工程の複雑を
招いたり、ビット線浮遊容量の減少を図るためにメモリ
セルアレイを分割してビット線の長さを短くする結果、
分割したアレイごとにセンスアンプを作らなければなら
なくてチップ面積が増大するといった不都合を招かずに
すむ。
なお、時刻t4以降の動作は従来とほぼ同様である。す
なわち時刻t4においてクロック信号φ1が0ボルトに
降下するとともにクロック信号φ が■。0に上昇する
と、△■が正の場合には、センスアンプ7のN’ch−
MO8FETabとPch−MOSFET10aが導通
して、第1入力端子16aが電m電位V。0に充電され
るとともに第2入力端子16bがOボルトに放電され、
逆に△■が負の場合には、センスアンプ7のNch−M
O5FET8aとPch−MOSFET10bが導通し
て、第1入力端子16 a h< Oボルトに放電され
るとともに、第2入力端子16bが電源電位■。0に充
電される。この後、時刻t5においてクロック信号φ3
を「1」」レベルに立ち上げクロック信号φ4をrLJ
レベルに立ち下げると、第1ないし第6のスイッチング
素子$1〜S6が導通し、第7ないし第9のスイッチン
グ素子87〜S9が非導通となるため、第1ビット線5
aの電位が電源電位■co(△Vが正の場合)又はOボ
ルト(△■が負の場合)となり、キャパシタセル3aに
元の記憶内容が再書き込みされる。この後、時刻t6に
おいて、ワード線6aがrLJレベルに立ち下がると、
メモリセル2aのMO8FET4aが非導通状態となり
、初期状態に復帰する。
ところで、センスアンプ7の初期増幅時においては、第
4図に示す従来例では、ΔVが正の場合、第1ピツト線
5aはV、+△V、第2ビット15bはvPであって、
nch−MO8FET8a、8bのソース・ゲート間電
圧はそれぞれV  と△hN V + V thNとなり、nch−MO8FETab
がオンとなるが、Pch  MOSFET10a、10
bのソース・ゲート間電圧はそれぞれ−IV   Iむ
hp と(ΔV−IV   l)となり、両方ともオンしhD ない。これに対し、本実施例では、△■が正の場合、第
1入力端子16aはv、+2ΔV、第2入力端子16b
はVP−2Δ■であって、pch−MOSFET10a
、10bのソース・ゲート間電圧がそれぞれ−(2Δv
+1vthp1)と(2ΔV−IV   l)となり、
Pch−MOS F E T 1thρ OaがオンでPch−MO8FETI Obがオフ状態
となる。すなわち、センスアンプの初期増幅時において
、nch−MO8FET8a、8bで構成されるラッチ
回路とnch−MO8FETI Oa。
10bで構成されるラッチ回路の両方が動作するのでセ
ンス動作が高速化されるという利点も得られる。△■が
負の場合も、上記と同様にセンス動作の高速化が図れる
なお、この発明は、そのプリアンプとしては、第1図に
示した回路構成のものだけでなく、読み出し信号印加時
の両ビット線間に生じる電位差に基づいて、センスアン
プの一入力端子に対しては昇圧し、他の一入力端子に対
しては降圧するものであればどのようなものであっても
よい。また、ビット線間電位差の増幅度は4倍である必
要はなく、高集積化に対応した倍率を定めればよい。ま
た、昇圧用キャパシタおよび降圧用キャパシタの個数は
任意に定めることができるとともに、降圧用キャパシタ
の個数は必ずしも昇圧用キャパシタの個数の2倍にする
必要はない。ただし、2倍にした場合には、センスアン
プの一入力端子の昇圧値と他の一入力端子の降圧値とを
等しくできる。
さらにセンスアンプとしては、ビット線間電圧差の増幅
によって動作の高速化が行なわれるものが好ましいが、
これに限るものではない。また、メモリセルやプリアン
プにおいてNch−MOSFETを用いたが、Pch−
MOSFETを用いて逆相のクロックでドライブしても
よい。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、第1ビット線電位を昇
圧する昇圧用キャパシタと、第2ビット線電位を降圧す
る降圧用キャパシタと、昇圧用キャパシタおよび降圧用
キャパシタのそれぞれを第1ビット線と第2ビット線と
の間に接続する第1のスイッチング手段と、昇圧用キャ
パシタをセンスアンプの一入力端子に対して正方向に直
列接続するとともに降圧用キャパシタをセンスアンプの
他の一入力端子に対して負方向に直列接続する第2のス
イッチング手段とからなるセンスアンプを設けることに
より、センスアンプの一入力端子を昇圧用キャパシタの
充電電圧分界圧するだけでなく、他の一入力端子を降圧
用キャパシタの充電電圧分降圧するため、読み出し信号
印加初期のビット線間電位差よりも大きな電位差をセン
スアンプの両端に与えることができ、センスアンプの両
端の電位差を大幅に増加させることができる。したがっ
て、キャパシタ容量の増大とかビット線浮遊容量の減少
とかの手段によらなくても、センスアンプに与えるべき
電位差(ビット線間電位)として充分大きな値の電位差
を確保して、セル面積が小さい場合であってもセンスア
ンプの誤動作を防止でき、結局、半導体記憶装置の顕著
な高集積化を促進することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である半導体記憶装置の回
路図、第2図はプリアンプの動作説明図、第3図は動作
説明に供するタイムチャート、第4図は従来の半導体記
憶装置の回路図である。 図において、1はメモリセルアレイ、2aはメモリセル
、5aは第1ビット線、5bは第2ビット線、7はセン
スアンプ、14はプリアンプ1、C1は昇圧用キャパシ
タ、02は降圧用キャパシタ、Cは降圧用キャパシタ、
Slは第1スイッチング素子、S2は第2スイツチング
素子、S3は第3スイツチング素子、S4は第4スイツ
チング素子、S5は第5スイツチング素子、S6は第6
スイツチング素子、S7は第7スイツチング素子、S 
は第8スイツチング素子、S9は第9スイツチング素子
である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メモリセルアレイから導出されて互いに相補する
    第1ビット線および第2ビット線と、これら両ビット線
    間に接続され、メモリセルに対する読み出し信号の印加
    時に前記両ビット線間に生じる電位差を増幅するととも
    に、読み出しに伴う前記メモリセルへの再書き込みレベ
    ルを保証するセンスアンプと、 前記メモリセルアレイと前記センスアンプとの間に挿入
    され、前記読み出し信号印加時の両ビット線間に生じる
    電位差を増幅して前記センスアンプに出力するプリアン
    プとを備えた半導体記憶装置において、 前記プリアンプが、 前記第1ビット線電位を昇圧する昇圧用キャパシタと、
    前記第2ビット線電位を降圧する降圧用キャパシタと、
    前記昇圧用キャパシタおよび降圧用キャパシタのそれぞ
    れを前記第1ビット線と前記第2ビット線との間に接続
    する第1のスイッチング手段と、前記昇圧用キャパシタ
    を前記センスアンプの一方の入力端子に対して正方向に
    直列接続するとともに前記降圧用キャパシタを前記セン
    スアンプの他方の入力端子に対して負方向に直列接続す
    る第2のスイッチング手段とから構成されていることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  2. (2)前記降圧用キャパシタの個数が前記昇圧用キャパ
    シタの2倍である特許請求の範囲第1項記載の半導体記
    憶装置。
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