JPH01115967A - 活性エネルギー線硬化性被覆組成物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化性被覆組成物

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Publication number
JPH01115967A
JPH01115967A JP27335887A JP27335887A JPH01115967A JP H01115967 A JPH01115967 A JP H01115967A JP 27335887 A JP27335887 A JP 27335887A JP 27335887 A JP27335887 A JP 27335887A JP H01115967 A JPH01115967 A JP H01115967A
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JP
Japan
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acid
resin
acrylate
meth
parts
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Application number
JP27335887A
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English (en)
Inventor
Koji Sato
孝二 佐藤
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は活性エネルギー線硬化性被覆組成物に関するも
のであり、詳しくは紫外線もしくは電子線等の照射によ
り硬化し、しかも、印刷適性等に優れた活性エネルギー
線硬化性被覆組成物に関するものである。
(従来の技術) 近年、活性エネルギー線による硬化性被覆組成物の研究
はさかんにおこなわれており、その中でも印刷インキ、
クリヤーワニス、塗料、接着剤、フォトレジスト等の分
野では実用化が進められている。これらはラジカル重合
性を有するラジカル重合性モノマーおよびプレポリマー
と、必要に応じてラジカル重合開始剤、R料からなって
おり、プレポリマーとしてはアルキッドアクリレート 
ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウ
レタン変性アクリレート等が、またモノマーとしては、
ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加体ジアクリ
レート、ネオペンチルグリコールジアクリレート トリ
メチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロー
ルメタンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトール
へキサアクリレート、アルキルフェノールアルキレンオ
キサイド付加体モノアクリレート等が用いられていた。
しかし、これらの化合物を用いた硬化性被覆組成物は例
えば、印刷インキに用いた場合、印刷時の汚れ、インキ
の乳化により転移不良が生じる事が多い。
これは活性エネルギー線硬化性被覆組成物中の樹脂の分
子量が低いためと考えられる。従って、これらの硬化性
被覆剤の適用範囲を狭めているのが実状であった。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明は、これらの欠点を改良すべく鋭意研究の結果、
硬化性、印刷適性に優れた。活性エネルギー線硬化性被
覆剤を発明するに至った。
すなわち。
(A)エポキシエステル樹脂またはアルキッド樹脂に、
ラジカル重合性二重結合を有するモノマーを、前記樹脂
に対し30重量%以下で溶解させ、さらに必要に応じて
熱重合開始剤を用いて、加熱重合させてなる樹脂。
(B)ラジカル重合性二重結合を有するモノマー。
(C)必要に応じてラジカル重合開始剤。
を含む活性エネルギー線硬化性被覆組成物に関するもの
である。
本発明(A)のエポキシエステル樹脂とは、エポキシ化
合物と一個カルボン酸との反応物であり、エポキシ基ま
たはそれが反応して生じた2級水酸基のエステル化反応
によって生じた反応生成物をいう。
また、エポキシ化合物とは1分子中に1個以上のエポキ
シ基を有するグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリ
シジルエステル型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エ
ポキシ樹脂、綿状脂肪族エポキシ樹脂、脂環族エポキシ
樹脂等である。
グリシジルエーテル型エポキシ樹脂としては、ビスフェ
ノールAジグリシジルエーテル、ビスフェノールAジ−
βメチルグリシジルエーテル、ビスフェノールFジグリ
シジルエーテル、ビスフェノールSジグリシジルエーテ
ル、さらに前記グリシジルエーテル化合物のε−カプロ
ラクトン付加物、ビスフェノールA、SまたはFのアル
キレンオキサイド付加物のグリシジルエーテル、 (ア
ルキル)フェノールノボラックグリシジルエーテル、ポ
リアルキレンのグリコールポリグリシジルエーテル、エ
ポキシウレタン樹脂等がある。また、グリシジルエステ
ル型エポキシ樹脂として、フタル酸、アジピン酸、ダイ
マー酸のような二塩基酸ジグリシジルエステル、トリメ
リット酸のような三塩基酸トリグリシジルエステルがあ
る。また、グリシジルアミン型エポキシ樹脂としてはト
リグリシジルイソシアネート等がある。
また、線状脂肪族エポキシ樹脂としてはエポキシ化ポリ
ブタジェン、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油等
があり、脂環族エポキシとしては3.4−エポキシシク
ロヘキシルメチル3.4エポキシシクロヘキサン力ルポ
キシレート、ビス(3,4エポキシ、シクロヘキシル)
等を挙げることができる。
さらに−価カルボン酸とはラジカル重合結合を有しない
一個カルボン酸とラジカル重合性二重結合を有する一個
カルボン酸とがある。
ラジカル重合性二重結合を有しない一個カルボン酸とし
ては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、バレリアン酸
、トリメチル酢酸、カプロン酸、n−メブタン酸、カプ
リル酸、ペラルゴン酸、メトキシ酢酸、ヤシ油脂肪酸、
パルミチン酸、ステアリン酸。
オレイン酸、リノール酸、ルルン酸等の脂肪族カルボン
酸、安息香酸、アルキル安息香酸、アルキルアミノ安息
香酸、フェニル酢酸、ハロゲン化安息香酸、アニス酸、
ベンゾイル安息香酸、ナフトエ酸等の芳香族カルボン酸
、ロジン、水添加ロジン等がある。さらには前述の二価
カルボン酸と、−価エルコールまたは一個のアルコール
性水酸基と、−価アルコールまたは一個のアルコール性
水酸基を残したエステル化物とのエステル化物がある。
エポキシ化合物とラジカル重合性を有しない一個カルボ
ン酸との反応は1例えば、攪拌機付4つロフラスコで1
00〜200℃、好ましくは130〜170℃の間で行
われる。さらに窒素ガスまたは炭酸ガス等の不活性ガス
気流下で、必要に応じて反応溶媒を使用することもある
。また、触媒としてはアミン系のものが使用される。ま
た、エポキシ開環後の水酸基とラジカル重合性を有しな
い一個カルボン酸との反応が行われることもあり、その
反応は200〜300℃、好ましくは220〜260℃
の間で不活性ガス気流下で反応触媒を使用して行う。
反応の有無は上記−価カルボン酸の残存率で判定する。
エポキシ化合物と上記−価カルボン酸との反応モル比は
エポキシ化合物のエポキシ基1個に対し。
−価カルボン酸1モル以上反応させる。しかし、エポキ
シ化合物とm個カルボン酸との反応物(生成物)には1
分子当り平均0.1個以上、好ましくは1個以上の水酸
基を含有させる。
又ラジカル二重結合を有するm個カルボン酸とは(メタ
)アクリル酸、ソルビン酸、桂皮酸、ビニール酢酸、ク
ロトン酸等をいう。
エポキシ化合物とラジカル二重結合を有するm個カルボ
ン酸との反応は攪拌機付4つロフラスコで80〜120
℃で行なわれる。
さらに空気吹き込み下で必要に応じてアミン系の反応触
媒が使用される。又ハイドロキノン、メトキノン等の重
合禁止剤が使用される。
エポキシ化合物と上記−価カルポン酸との反応モル比は
エポキシ化合物のエポキシ基1個に対しm個カルボン酸
0.1〜1モル反応させる。又ラジカル二重結合を有し
ないm個カルボン酸と併用して使用してもよい。
本発明のアルキッド樹脂とは、多価アルコールに架橋剤
としての多価カルボン酸と変性剤としてm個カルボン酸
をエステル化反応させるものである。
多価アルコールとして、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、トリプロピレングリコール。
ポリプロピレングリコール、ブチレンゲリコール。
ペンチルグリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサ
ンジオール、グリセリン、ジグワセリン。トリメチロヒ
ルプロパン、ジトリメチロールプロパン。
トリメチロールエタン、ジトリメチロールエタンテトラ
メチロールメタン、ジペンタエリスリトール。
ポリシクロペンタジェンジアリルアルコールコポリマー
、スピログリコール、ビスフェノールAエチレンオキサ
イド付加体、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付
加体、ビスフェノールFエチレンオキサイド付加体、ビ
スフェノールFプロピレンオキサイド付加体(アルキレ
ンオキサイドの付加モル数はビスフェノールの水酸基1
個に対し1通常1〜2モルである。)、水添加ビスフェ
ノールA、水添加ビスフェノールF等である。
なお、ビスフェノール類に対するアルキレンオキサイド
の付加は、オートクレーブ中にビスフェノール類と、触
媒としての水酸化ナトリウム約0.5重量%(アルキレ
ンオキサイドを含めた全仕込み量に対して)を仕込み、
アルキレンオキサイドを徐々に仕込み、160℃、5k
g/cJ以下で反応させ、ゲージ圧0.1kg/aJ以
下で終点とする。
多価カルボン酸、すなわち2個以上のカルボキシル基を
有する有機化合物はシュウ酸、マロン酸、コハク酸、ア
ルキルコハク酸、グルタル酸、マレイン酸またはそれら
の酸無水物、フマル酸、アジピン酸。
ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
03K−DASL−12,03K−DASL−20,0
3D−DASB−12,03K−DASB−20,03
D−DAUL−20,03K−DAUB−20(O3K
シリーズは間材製油(製)長鎖二塩基酸)、アマニ油脂
肪酸や桐油脂肪酸等のダイマー酸などの脂肪族ジカルボ
ン酸、O−フタル酸、水添加0−フタル酸、ハイミック
酸、メチルハイミック酸、ジフェン酸、トリメリット酸
、ピロメリット酸、ナフタリン酸、ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸およびそれらの酸無水物、イソフタル酸、
テレフタル酸、ヘミメリト酸、トリメシン酸、ブレニド
酸。
メロファン酸、ベンゼンペンタカルボン酸、ベンゼンヘ
キサカルボン酸、ホモフタル酸、o、m、p−フェニレ
ンニs酸、o−フェニレン酢酸−β−プロピオン酸等の
芳香族多価カルボン酸、ロジンのダイマー酸等が挙げら
れる。
又、−価カルボン酸とはすでに述べたラジカル二重結合
を有しない、又有するm個カルボン酸を示す。
次にその反応方法について述べる。
攪拌機4つロフラスコに多価アルコールと多塩基酸、−
塩基酸を官能基比(OH/C0OH基比> 0゜5〜2
.0の間で仕込みさらに必要に応じて不活性反応溶媒を
入れ、窒素又は炭酸ガス等の不活性ガスを吹き込みなが
ら反応湿度80〜300℃好ましくは150〜260℃
で理論量の90%以上反応させる。
反応は酸価で追うのがよい。
又、−塩基酸がラジカル二重結合型をもったー塩基酸2
例えば(メタ)アクリル酸、ソルビン酸桂皮酸、ビニー
ル酢酸、クロトン酸を反応させる場合は多価アルコール
と多塩基酸、−塩基酸のエステル化反応させた残OH化
合物と80〜120 ’Cで行う。
その際必要に応じて空気吹き込み下で塩酸、硫酸。
P−)ルエンスルホン酸等の反応触媒、ハイドロキノン
等の重合禁止前を用いる。
又本発明(B)のモノマーとしてはメチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート。
プロピル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、アミル(メタ)
アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチ
ル(メタ)アクリレート、カプリル(メタ)アクリレー
ト、デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)ア
クリレート、ミリスチル(メタ)アクリレート、セチル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、アルキルフェノー
ルのアルキレンオイサイド付加物の(メタ)アクリレー
ト。
シクロヘキシル(メタ)アクリレート等の1官能モノマ
ーが挙げられる。さらに2官能以上のモノマーとしてエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート。
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート プロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート。
プチレノゲリコールジ(メタ)アクリレート、ペンチル
グリコール(メタ)アクリレートネオベンチルグリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピパリルヒドロ
キシピパレートジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート。
(ジ)グリセリントリ (メタ)アクリレート、ジグリ
セリンアルキレンオキサイドテトラ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンアルキレンオキサイドトリ
 (メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテ
トラ(メタ)アクリレート ジトリメチロールプロパン
アルキレンオキサイドテトラ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ジトリ
メチロールエタントリ (メタ)アクリレート、トリメ
チロールエタンアルキレンオキサイドトリ (メタ)ア
クリレート、ジトリメチロールエタンアルキレンオキサ
イドテトロ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメ
タンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリト
ールヘキサ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAア
ルキレンオキサイビジ(メタ)アクリレート、ビスフェ
ノールFアルキレンオキサイドラ(メタ)アクリレート
、ジヒドロキシベンゼンアルキレンオキサイドジ(メタ
)アクリレート、トリヒドロキシベンゼンアルキレンオ
キサイドジ(メタ)アクリレート、水添加ビスフェノー
ルAジ(メタ)アクリレート、水添加ビスフェノールF
ジ(メタ)アクリレート水添加ビスフェノールAアルキ
レンオキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、水添加
ビスフェノールFアルキレンオキサイド付加体ジ(メタ
)アクリレート等が挙げられる。さらにその他にラクト
ン付加体のモノマーが挙げられる。すなわち、ポリエチ
レングリコールポリラクトネートジ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールボリラクトネートジ(メ
タ)アクリレート、アルキレングリコールポリラクトネ
ートジ(メタ)アクリレートグリセリンポリラクトネー
トトリ (メタ)アクリレート。
ジグリセリンポリラクトネートテトラ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパンポリラクトネートトリ 
(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテト
ラ (メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールポリ
ラクトネートテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールポリラクトネートへキサアクリレート等の
各ポリオールラクトネートポリアクリレートである。な
お、上記モノマーのラクトンはT−ブチロラクトン8−
バレロラクトン、ε−カプロラクトン等のエステルの官
能基−CO−O−を環内に含む化合物である。
又これらのモノマーとエポキシエステル樹脂又はアルキ
ンド樹脂は80〜120℃で溶解させる。これらモノマ
ーと樹脂比は30/70以下、好ましくは10/90以
下(以下とは七ツマー比を少なくすることを意味する)
にする。モノマーがこれらより多いとゲル化能が強すぎ
て硬化性被覆組成物を作るさいに添加するモノマーと溶
解しなくなってしまうからである。熱重合させるには、
これらのモノマーと樹脂を仕込み、必要に応じて熱重合
開始剤1例えば過酸化ベンゾイル等のパーオキサイド系
、アゾビスイソブチロニトリル、テトラメチルチウラム
ジスルフィド等が使用され、80〜150℃の間で行な
われる。また必要に応じて熱重合反応の成長を止めるの
にハイドロキノン、メトキノン等の重合禁止剤が使われ
る事もある。
さらに本発明(B)のラジカル二重結合を有するモノマ
ーとは本発明(A)で述べたラジカル二重結合を有する
モノマーが使用される。
本発明の被覆剤の使用において、活性エネルギー線が紫
外線である場合には、光増感剤、すなわちラジカル重合
開始剤(ラジカル重合促進剤も)(C)を添加する必要
があり、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、α−アクリルベンゾイン等のベンゾイン系増感剤、
ベンゾフェノン、p−メチルベンゾフェノン、p−クロ
ロベンゾフェノン。
テトラクロロベンゾフェノン、0−ベンゾイル安香酸メ
チル、アセトフェノン等のアリールケトン系増感剤、4
.4−ビスジエチルアミノベンゾフェノン。
p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、p−ジメチル
アミノアセトフェノン等のジアルキルアミノアリールケ
トン光増感剤、チオキサントン、キサントンおよびその
ハロゲン置換体等の多環カルボニル系増感剤が挙げられ
、これらの単独もしくは適宜組み合せにより用いること
もできる。これらの光増感剤は組成物中に1〜30重量
%の範囲で用いることができるが、好ましくは0〜15
重量%の範囲であることが望ましい。
活性エネルギー線硬化性インキ組成物とするには上記希
釈フェスに通常は顔料を分散させるが、この方法は特に
限定されることなく、三本ロール、ボールミル等の常法
の分散方法において行うことができる。また、有機、無
機1体質顔料の他に、必要に応じて可塑剤、界面活性剤
、熱重合禁止剤等を添加することができる。勿論、顔料
を使用していないインキ組成物があってもよい。さらに
本発明の効果を阻害しない範囲で他の樹脂を併用するこ
とも可能である。
以下製造例、実施例を示す。数字は重量部を示す。
製造例1 エピコート1004 (シェル化学■製エポキシ樹脂)
1600部 水添加ロジン            1320部トリ
エチレンジアミン            3部キジロ
ール             150部を攪拌機付4
つロフラスコに仕込み、窒素ガス気流下で150℃、1
時間反応させる。さらに徐々に昇温し、240°C,8
時間反応させ酸価5.0になったので冷却、脱溶媒しく
み出した。
これを樹脂aとする。
製造例2 エピコート1004 (シェル化学■製エポキシ樹脂)
1600部 水添加ロジン            1320部トリ
エチレンジアミン            3部キジロ
ール             150部を攪拌機付4
つロフラスコに仕込み、窒素ガス気流下で150°c、
  1時間反応させる。さらに徐々に昇温し、240℃
、8時間反応させ酸価5゜Oになったので、冷却、脱溶
媒し90″CでモノマーABPE−4150部、過酸化
ベンゾイル15部を仕込み。
100℃で、3時間反応させハイドロキノン3部を添加
溶解し、くみ出した。
これを樹脂すとする。
製造例3 エポトートYDCN702(東部化成0@タレゾールノ
ボラ・7クエボキシ樹脂)1150部t−ブチル安息香
酸          890部トリエチレンジアミン
            2部キジロール      
       100部を攪拌機付4つロフラスコに仕
込み、窒素ガス気流下で150℃、1時間反応させる。
さらに徐々に昇温し、240℃、6時間反応させ酸価4
.8になったので冷却、脱溶媒しくみ出した。
これを樹脂Cとする。
製造例4 エボトートYDCN702 (東部化成■クレゾールノ
ボラックエポキシ樹脂>        1150部t
−ブチル安息香酸          890部トリエ
チレンジアミン           2部キジロール
             100部を攪拌機付4つロ
フラスコに仕込み、窒素ガス気流下で150℃、1時間
反応させる。さらに徐々に昇温し、240℃、6時間反
応させ酸価4.8になったので冷却、脱溶媒し90’C
でモノマーTMPTA100部 アゾビスイソブチロニトリル       10部を仕
込み、100℃で、3.5時間反応させメトキノン3部
を添加溶解し、くみ出した。
これを樹脂dとする。
製造例5 トリメチロールプロパン        268部無水
フタル酸             148部ステアリ
ン酸             504部0−ベンゾイ
ル安息香酸        406部キジロール   
           75部を攪拌機付4つロフラス
コに仕込み、窒素ガス気流下で200℃、7時間反応さ
せ酸価4.8になったので冷却、脱溶媒しくみ出した。
これを樹脂eとする。
製造例6 トリメチロールプロパン        268部無水
フタル酸              148部ステア
リン酸             504部0−ベンゾ
イル安息香酸        406部キジロール  
            75部を攪拌機付4つロフラ
スコに仕込み、窒素ガス気流下で200℃、7時間反応
させ酸価4.8になったので冷却、脱溶媒し、90℃で
モノマーTMPEOA50部 テトラメチラムチオスルフィド      15部を仕
込み110℃で3時間反応させくみ出した。
これを樹脂fとする。
製造例7 ペンタエリスリトール          272部ド
デセニル無水コハク酸        266部ノニー
ル酸              632部トルエン 
               50部を攪拌機付4つ
ロフラスコに仕込み、窒素ガス気流下で200℃、7時
間反応させ酸価468になったので冷却し、90℃でハ
イドロキノン     1部アクリル酸       
        130部p−トリエンスルホン酸  
        10部を仕込み100℃で7時間反応
させ酸価が18になったので、脱溶媒し、くみ出した。
これを樹脂gとする。
製造例8 ペンタエリスリトール          272部ド
デセニル無水コハク酸        266部ノニー
ル酸              632部トルエン 
               50部を攪拌機付4つ
ロフラスコに仕込み、窒素ガス気流下で200℃、7時
間反応させ酸価4.8になったので冷却し、90℃でハ
イドロキノン     1部アクリル酸       
        130部p−)リエンスルホン酸  
        10部を仕込み100℃で7時間反応
させ酸価が18になったので、脱溶媒し、さらにモノマ
ーTMMT50部、過酸化ベンゾイル3部を仕込み10
0℃で3時間反応させ、くみ出した。
これを樹脂りとする。
父上記樹脂とモルマー等を用い活性エネルギー線硬化製
被覆組成物を作製した。
以下重量平均分子量とその組成物の処方を表に示す。
(工大下金fE) (注−1)製造例2組成物処方中で使用のモノマーAB
PE−4:ビスフェノールA4モルエチレンオキサイド
付加体ジアクリレート TMPTA:)リメチロールプロパントリアクリレート TMPEOA : トリメチロールプロパン3モルエチ
レンオキサイド付加体トリアクリレ ート TMMTA :テトラメチロールメタンテトラアクリレ
ート 光増感剤=4.4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェ
ノン/ベンゾフェノン−215 顔 料:ファイネスレッドF2BW:東洋インキ製造■
製紅顔料 実施例1 表−1に示す被覆組成物(印刷インキ)、すなわち、比
較例サンプル1〜5.実施例サンプル6〜10をWOR
Dハイデルベルグで印刷し、印刷時の非画線部への汚れ
、水中(注−2)を測定した(表=2)。
(注−2)水中:印刷機に湿し水の量をコントロールす
る装置を設けて測定した。数字は湿し水の債を表す目盛
りで特に単位はない。
表中下限の数字は水の量を少なくしていった時の汚れの
発生した水の量を表す。また、上限の数字は水の量を多
くしていった場合にインキが乳化して転移不良になった
水の量を表す。
実施例2 実施例−1で印刷した被覆組成物を比較例サンプル1〜
4.実施例サンプル6〜9について80W/口の強度を
有する高圧水銀灯2灯の下10cmのところをコンベヤ
ーにのせ100m/分照射した。又比較例サンプル5.
実施例サンプル10についてはカーテンビーム型電子線
照射装置を用い3Mradで照射した。いずれも硬化し
ていた。
「発明の効果」 本発明の活性エネルギー線硬化製被覆組成物は従来知ら
れている被覆剤に比べ、実施例1.実施例2に示されて
いるように印刷効果がよく、活性エネルギー線硬化製被
覆組成物の適用範囲を広めることができる。
手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和62年特許願第273358号2
、発明の名称 活性エネルギー線硬化性被覆組成物3、
補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  東京都中央区京橋二丁目3番13号4、補正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 (1)明細書第1O頁第12〜13行の「多塩基酸」を
「多価カルボン酸」に訂正する。
(2)明細書第10頁第13行の「−塩基酸」を「−価
カルボン酸」に訂正する。
(3)明細書第11頁第6行のr (B)Jを「(A)
Jに訂正する。
(4)明細書第15頁第10行の「被覆剤」を「被覆組
成物」に訂正する。
(5)明細書第21頁第17行の「拘束」を「高速」に
訂正する。
(6)明細書第23頁の表−1において、実施例サンプ
ル10の合計欄にrloo、OJを挿入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)エポキシエステル樹脂またはアルキッド樹脂
    に、ラジカル重合性二重結合を有するモノマーを、前記
    樹脂に対し30重量%以下で溶解させ、さらに必要に応
    じて熱重合開始剤を用いて、加熱重合させてなる樹脂、 (B)ラジカル重合性二重結合を有するモノマー、 (C)必要に応じてラジカル重合開始剤、 を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化性被覆組
    成物。 2、上記(A)のモノマーが、エポキシエステル樹脂ま
    たはアルキッド樹脂に対し10重量%以下である特許請
    求の範囲第1項記載の活性エネルギー線硬化性被覆組成
    物。
JP27335887A 1987-10-30 1987-10-30 活性エネルギー線硬化性被覆組成物 Pending JPH01115967A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017538793A (ja) * 2014-09-26 2017-12-28 ザ ケマーズ カンパニー エフシー リミテッド ライアビリティ カンパニー 表面効果組成物のための非フッ素化モノマー及び非フッ素化ポリマー

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JP2017538793A (ja) * 2014-09-26 2017-12-28 ザ ケマーズ カンパニー エフシー リミテッド ライアビリティ カンパニー 表面効果組成物のための非フッ素化モノマー及び非フッ素化ポリマー

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